JPH0371925A - 帯状体ないしパネルの屈曲方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は前成形または予成形可能な材料からなる、所定
長さの薄い一定の溝断面形状の帯状体ないしパネルに所
定の曲率半径をもつ縦方向の屈曲を与えるための帯状体
またはパネルの屈曲方法及び装置に関する。

この種の材料はライニング壁部及び天井に多く用いられ
、このため帯状体ないしパネルの材料に縦方向の屈曲を
形成することが必要となることがある。

そこで、各々の組が主ローラ及び支持ローラを有する送
り込みローラの組、送り出しローラの組及び中間ローラ
の組を含み、それによって送り込みローラの組及び送り
出しローラの組の主ローラが帯状体ないしパネルの一方
の面に係合し中間ローラの組の主ローラが帯状体ないし
パネルの反対側の面に係合するようにした装置をｍ１す
ることが提案されている。中間ローラの組は送り込みロ
ーラの組及び送り出しローラの組に対して偏倚しており
、主ローラの少なくとも１つまたは支持ローラの少なく
とも１つを駆動するために駆動手段が設けられる。この
ような装置は一般的には満足のいくものであるが、引続
いて屈曲したパネルを装着できるようにするために、選
択された０率半径がどのようであっても帯状体ないしパ
ネルの予成形された断面が常に正確に保持されるとは限
らない。断面または寸法形状にいかなる外れがあっても
パネルとしては認められないものになろつ。

公知の装置で一般的にパネルの断面形状を制御しようと
する際に、対向する支持ローラが各々の主ローラに付加
されてパネルの断面をその全ての臨界的領域において取
囲み支持する。しかしながら、パネルの材料の予期され
ない振舞いや反跳のために完全に満足のいく結果を与え
ることはこれまでにできなかった。与えられた曲率半径
のパネル断面に対する適切な補償は単に１種類のパネル
月料に対して良好であるに過ぎず、材料の厚さ、合金、
曲率における差違によりこの屈山の手法を一般的に用い
ることができなかった。

本発明によれば、送り込みローラの組ないし送り出しロ
ーラの組には、帯状体材料の各々の側方フランジの適応
空間をなす軸方向に間隔をおいた環状拡大部が各々設け
られ、上記空間の各々をなす環状拡大部が少なくとも対
応する側方フランジの外面の形状に順応する形状を有し
ていて対応するフランジの白い端部の前面に当接するか
、あるいはほぼ当接し、対応するフランジの送り込みロ
ーラの組及び送り出しローラの組の対応する適応空間の
体積及び形状が同じであるか、はぼ同じであるが送り出
しローラの組の適応空間の側部の軸方向に最も外側の点
の間の軸方向の距離は送り込みローラの対応する距離よ
り小さくなるようにすることが提案される。

この距離の減少によりパネルの断面を広い範囲のパネル
の材料及び曲率にわたって保持するのが可能であること
がわかっている。

距離の減少は比較的小さ（、送り込みローラの組と送り
出しローラの組との間で０．５〜４％の間であるのが好
ましい。

とごろが、本発明によって見かけ上非論理的な、不可能
と思われる形状及び寸法の制限によって非常に有効な範
囲内での全ての生じ得る反跳ないし材料の振舞いに対す
る補償がなされることがわかった。

中間ローラの組にはまた送り込みローラの組と同じ、ま
たはほぼ同じ適応空間をなす軸方向に間隔をおいた環状
拡大部が設けられるのがよく、これらの環状拡大部はそ
れらの間に、送り込みローラの組の対応する距離より小
さく、送り出しローラの組より大きい軸方向の距離を有
するのが好ましい。

適応空間をなす環状拡大部が相互に対して軸方向に調節
可能であり、それによってローラの組の部分をなす少な
くとも２つの適応空間の間の相互の距離が、対応する適
応空間の側部の外側の点の間の距離の減少割合を変更さ
せるべく調節可能であるように、少なくとも１つのロー
ラ組のローラは各々２つまたはそれ以上のローラ部分か
らなるのが望ましい。

本発明はまた永久的な変形が可能な材料からなる、ある
長さの、薄い、一定な、所定の形状のウェブ及び２つの
側方フランジを含む溝形断面形状の帯状体ないしパネル
に所定の縦方向の聞辛を与えるための方法にして、送り
込みローラの組、中間ローラの組及び送り出しローラの
組を通して帯状体を供給し、ローラの組の内の中間ロー
ラの組が他のローラの組に対して偏倚され、少なくとも
上記送り込みローラの組及び送り出しローラの組のロー
ラの一方に各々ローラの組の他方のローラとともに帯状
体ないしパネルの各々の側方フランジの適応空間を形成
する軸方向に間隔をおいた環状拡大部が設けられ、上記
空間が各々少なくともフランジの外側に順応する形状を
有していて上記フランジの２つの端部の前面に当接し、
あるいはほぼ当接し、送り込みローラの組及び送り出し
ローラの組の対応する適応空間の体積及び形状が同じ、
あるいはほぼ同じであるようにすることと、上記中間ロ
ーラの組の対応する空間の間の軸方向の距離をなす上記
環状拡大部の間の軸方向の距離または送り出しローラの
組の対応する距離を送り込みローラの組の対応する距離
に対して減少するように選択することと、帯状体ないし
パネルの長さを横切る方向に側方フランジの形状を長く
することによって、あるいは側方フランジまたは帯状体
ないしパネルの他の部分の形状の外的変形によって上記
減少が補償されないようにすることと、屈曲操作後の帯
状体ないしパネルのフランジ形状の自由端部の間の最短
の距離が屈曲操作前の対応する距離に等しい、またはほ
ぼ等しくなるようにした弧状形状の帯状体ないしパネル
を形成するように減少の量を帯状体ないしパネルの材料
、寸法または形状と必要な屈曲半径との関数として選択
することと、の各ステップからなる方法を提供するもの
である。

本発明がより容易に理解されるように、単なる例示とし
て添付図面を参照して以下に説明する。

第１図を参照すると、この装置は送り込みローラの組１
０、中間ローラの組１２及び送り出しローラの組１４を
含むことがわかる。

送り込みローラの組は宇ローラ１６及び支持ローラ１８
を、中間ローラの組は主ローラ２０及び２２を、また送
り出しローラの組１４は主ローラ２４及び支持ローラ２
６を含む。

ローラの組は調節されるように軸受組立体２８゜３０、
３２上で相互に対して調節可能になっている。

実際には矢印３５で示されるように左方から右方へ供給
される３４で示される帯状体材料に所望の曲率を与える
ためにローラの組１２だけ調節可能とすればよく、ある
いはローラの組１０及び１４の両方を調節可能とする必
要がある。

例えば第２図を参照すると、ローラの組１０は主ローラ
１６及び支持ローラ１８を含み、それらの間に帯状体材
料を通過させるための小さい間隙ができるようにしてい
るのがわかる。すなわち、支持ローラ１８は１対の軸方
向に間隔をおいた拡大部３６を有し、主ローラ１６は１
対の協働する環状側面３８を有する。この主ローラ１６
は軸方向の長さＢ１を有するものとして示され、また環
状の拡大部３６は軸方向の距離Ａ１だけ間隔をおいてい
るものとして示されており、この間隔Ａ１はもちろんＢ
１より大きく、１対の適応空間４０をなしている。

ここで第３図を参照すると、中間ローラの組１２の主ロ
ーラ２０にも環状拡大部４２が設けられ、支持ローラ２
２は環状拡大部４２とともに適応空間４６を形成する環
状側面４４を有することがわかるであろう。

第４図は送り出しローラの組１４が概ね送り込みローラ
の組１０と同様であり、支持ローラが環状拡大部４８を
、主ローラ２４が環状拡大部４８とともに適応空間５２
をなす環状側面５０を有することを示している。

それぞれの環状拡大部の間の距離Ａ１．Ａ２゜Ａ３は引
続くローラの組１０．１２．１４に向かって減少する。

各々の場合に各々の組の主ローラが８２ｍｍの直径を存
する本発明による特定の構造において、ＡＩ、Ａ２及び
Ａ３の距離はそれぞれ８４．８３．２及び８２ｍｍであ
る。

同様に主ローラの軸方向の長さＢｌ、Ｂ２゜Ｂ３は減少
し、この前述の実施例においてこれらの距離はそれぞれ
７４．７３．２及び７２．４ｍｍである。

これらの寸法は単に例示的なものであることがわかるで
あろう。距離Ａ１−Ａ３の減少は約１．９％であり、ま
た軸方向の長さＢ１〜Ｂ３の減少は約２，２％である。

この構造は選択された０率の大きさやパネル自体の材料
及び厚さが何であっても帯状体ないしパネルの材料の断
面が正確に保持されるようにするものであることがわか
っている。各々のローラの組の適応空間の寸法（体積及
び形状）はほぼ同じままでありパネル断面の寸法の対応
する部分に正確に一致することがわかる。理論的には最
初のパネルの寸法を超えるほどの寸法Ａ１−Ａ３及び寸
法Ｂ１〜Ｂ３の減少が生ずる図示の構造はあり得ないと
考えられるかもしれない。しかしながら、意外なことに
、この不可能と思われる形状の制限により全ての生じ得
る反跳ないし材料の振舞いが非常に有効な範囲において
補償されることになるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、ローラの組の軸を横切る断面で見た本発明に
よる屈曲装置の一実施例の概略側面図である。 第２図、第３図及び第４図は、それぞれ送り込みローラ
の組、中間ローラの組及び送り出しローラの組の正面図
である。 図面の浄書（内容に変更なし〉 ４ 手 続 補 正 書 平成２年特許願第１５４９８０号 ２、発明の名称 帯状体ないしパネルの屈曲ｈ゛法及び装置３、補正をす
る者 事件との関係　　特許出願人 住所 名　称　　ハンター・ダグラス・インターナショナル・
エヌ・ブイ ４、代理人 適正な図面 １６６−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、永久的な変形が可能な材料からなる、ある長さの薄
   い一定形状のウェブ及び２つの側方フランジを含む溝形
   断面形状の帯状体ないしパネルに所定の縦方向の曲率を
   与えるためのパネル屈曲方法にして、 送り込みローラの組（１０）、中間ローラの組（１２）
   及び送り出しローラの組（１４）を通して帯状体を供給
   し、該ローラの組の内の中間ローラの組（１２）が他の
   ローラの組に対して偏倚した位置にあり、少なくとも上
   記送り込みローラの組及び送り出しローラの組（１０、
   １４）のローラの一方に各々ローラの組の他方のローラ
   とともに帯状体ないしパネルの各々の側方フランジの適
   応空間（４０、５２）を形成する軸方向に間隔をおいた
   環状拡大部（３６、３８）が設けられ、上記空間が各々
   少なくとも上記フランジの外側に順応する形状を有して
   いて上記フランジの２つの端部の前面に当接し、あるい
   はほぼ当接し、上記送り込みローラの組及び送り出しロ
   ーラの組の対応する適応空間の体積及び形状が同じ、あ
   るいはほぼ同じであるようにすることと、上記中間ロー
   ラの組の適応空間（４６）の間の軸方向の距離（Ａ２）
   または上記送り出しローラの組の対応する距離（Ａ３）
   を、上記送り込みローラの組の対応する距離（Ａ１）に
   対して減少するように選択することと、 帯状体ないしパネルの長さを横切る方向に側方フランジ
   の形状を長くすることによって、あるいは側方フランジ
   または帯状体ないしパネルの他の部分の形状の外的変形
   によって上記減少が補償されないようにすることと、 屈曲操作後の帯状体ないしパネルのフランジ形状の自由
   端部の間の最短の距離が屈曲操作前の対応する距離に等
   しい、またはほぼ等しくなるようにした弧状形状の帯状
   体ないしパネルを形成するように減少の量を帯状体ない
   しパネルの材料、寸法または形状と必要な屈曲半径との
   関数として選択することと、 の各ステップからなることを特徴とする帯状体ないしパ
   ネルの屈曲方法。 ２、請求項１に記載の方法にして、上記送り込みローラ
   の組と送り出しローラの組との間の距離の減少が０．５
   〜４％であることを特徴とする帯状体ないしパネルの屈
   曲方法。 ３、請求項１または２に記載の方法にして、少なくとも
   送り込みローラの組の上記適応空間が屈曲すべき帯状体
   ないしパネルの形状の断面に正確に一致する大きさであ
   って上記側方フランジの前側端面が上記送り込みローラ
   の組及び送り出しローラの組の対向する部分に当接する
   ようにしたことを特徴とする帯状体ないしパネルの屈曲
   方法。 ４、永久的な変形が可能な材料からなる、ある長さの薄
   い一定形状のウェブ及び２つの側方フランジを含む溝形
   断面形状の帯状体ないしパネルに所定の縦方向の曲率半
   径を与えるためのパネル屈曲装置にして、送り込みロー
   ラの組（１０）と、送り出しローラの組（１４）と、中
   間ローラの組（１２）とからなり、各々のローラの組が
   主ローラ（１６、２０、２４）及び支持ローラ（１８、
   ２２、２６）を有し、それによって送り込みローラ及び
   送り出しローラの組（１０、１４）の主ローラ（１６、
   ２４）が帯状体ないしパネルの一方の面に係合し、中間
   ローラの組（１２）の主ローラ（２０）が帯状体ないし
   パネルの反対側の面に係合し、中間ローラの組（１２）
   の位置が送り込みローラの組及び送り出しローラの組（
   １０、１４）と少なくとも１つの主ローラまたは少なく
   とも１つの支持ローラを駆動する駆動手段に対して偏倚
   している上記装置において、少なくとも送り込みローラ
   の組及び送り出しローラの組（１０、１４）の主ローラ
   または支持ローラに該ローラの組の他方のローラととも
   に帯状体ないしパネルの側方フランジの各々の適応空間
   （４０、５２）を形成する軸方向に間隔をおいた環状拡
   大部（３６、３８）が各々設けられ、該環状拡大部が少
   なくとも対応する側方フランジの外面の形状に順応した
   形状を有する上記空間の各々を形成していて上記対応す
   るフランジの自由端部の前面に当接し、あるいはほぼ当
   接し、対応するフランジの送り込みローラの組及び送り
   出しローラの組の対応する適応空間（４０、５２）の体
   積及び形状が同じ、あるいはほぼ同じであるが上記送り
   出しローラの組の適応空間の側部の軸方向に最も外側の
   点の間の軸方向の距離（Ａ３）が上記送り込みローラの
   組の対応する距離（Ａ１）より小さくなるようにしたこ
   とを特徴とする帯状体ないしパネルの屈曲装置。 ５、請求項４に記載の装置にして、上記中間ローラの組
   のローラ（２０、２２）にはまた上記送り込みローラの
   組（１０）と同じ、またはほぼ同じ適応空間（４６）を
   形成する軸方向に間隔をおいた環状拡大部（４２）が設
   けられていることを特徴とする帯状体ないしパネルの屈
   曲装置。 ６、請求項５に記載の装置にして、上記中間ローラの組
   の適応空間の間の軸方向の距離（Ａ２）が上記送り込み
   ローラの組（１０）の対応する距離（Ａ１）より小さく
   、送り出しローラの組（１４）の対応する距離（Ａ３）
   より大きくなるようにしたことを特徴とする帯状体ない
   しパネルの屈曲装置。 ７、請求項６に記載の装置にして、上記送り込みローラ
   の組（１０）の対応する距離（Ａ１）に対する上記送り
   出しローラの組（１４）の距離（Ａ３）の減少が上記送
   り込みローラの組（１０）の距離（Ａ１）に対する上記
   中間ローラの組（１２）の対応する距離（Ａ２）の減少
   の約２倍であることを特徴とする帯状体ないしパネルの
   屈曲装置。 ８、請求項４〜７のいずれかに記載の装置にして、上記
   適応空間を形成する環状拡大部が一様な形状であり、上
   記環状拡大部の間の軸方向の距離が各ローラの対ごとに
   異なることを特徴とする帯状体ないしパネルの屈曲装置
   。 ９、請求項８に記載の装置にして、少なくとも１つの上
   記ローラの組のローラが各々２つまたはそれ以上のロー
   ラ部分からなり、上記対応する適応空間の側部の外側の
   点の間の距離の減少量を変更すべく、上記適応空間を形
   成する環状拡大部が相互に対して軸方向に調節され、そ
   れによって１つのローラの組の部分をなす少なくとも２
   つの適応空間の間の相互の距離が調節可能であるように
   したことを特徴とする帯状体ないしパネルの屈曲装置。 １０、請求項４〜９のいずれかに記載の装置にして、上
   記送り出しローラの組の適応空間の間の軸方向の距離（
   Ａ３）が上記送り込みローラの組の距離（Ａ１）より０
   ．５〜４％小さくなるようにしたことを特徴とする帯状
   体ないしパネルの屈曲装置。 １１、請求項４〜１０のいずれかに記載の装置にして、
   曲率半径を調節するために上記ローラの組の少なくとも
   一方の位置を他方のローラの組に対して変えるための位
   置調節手段（２８、３０、３２）をさらに含むことを特
   徴とする帯状体ないしパネルの屈曲装置。