JPH037145Y2 - - Google Patents

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JPH037145Y2
JPH037145Y2 JP7368584U JP7368584U JPH037145Y2 JP H037145 Y2 JPH037145 Y2 JP H037145Y2 JP 7368584 U JP7368584 U JP 7368584U JP 7368584 U JP7368584 U JP 7368584U JP H037145 Y2 JPH037145 Y2 JP H037145Y2
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mold
foam
foam molding
cylindrical
auxiliary
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JP7368584U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は発泡成形用型の改良に関するものであ
る。
本考案は発泡性熱可塑性樹脂粒子を原料とし
て、表面に多数個の凸部を有する筒状発泡成形体
を製造するために利用される。
(従来技術) 表面に多数個の凸部を有する発泡成形体を得る
発泡成形用型として、実公昭59−7073号公報に示
された如きものがあり、このものは第2図に示す
如く、蒸気導入管、冷却水管および排出管等(何
れも図示せず)をそれぞれ接続した箱形の発泡体
成形用金型1a,1bからなり、成形用金型1
a,1b内部にはそれぞれ蒸気室2a,2bが形
成され、成形用金型1a内の表皮形成面3aには
二分割された半筒状の凹溝4が形成され、さらに
凹溝4には多数個の凹部5,5が設けられてい
る。
他方、前記成形用金型1b内の表皮形成面3b
には半筒状の凸条6が形成され、成形用金型1
a,1bを型締めすると、表皮形成面3a,3b
間にキヤビテイ7を形成する。
(従来技術の問題点および技術分析) 発泡体成形用金型1a,1bを型締めし、表皮
形成面3a,3b間に形成されたキヤビテイ7に
発泡性熱可塑性樹脂粒子を充填し、発泡成形を行
ない、表面に多数個の凸部を有する半筒状の発泡
成形体8を形成し、次いで2個の半筒状発泡成形
体8,8を組立て接合して、筒状発泡成形体を一
体成形する。半筒状発泡成形体8は発泡成形後、
成形体8の両端部が外側に広がり、さらに接合に
際して成形体8の端面に接着剤を介在させるため
半径方向に変形し、所望の内径および外径を有す
る筒状発泡成形体を形成できないという問題があ
る。
(技術的課題) そこで、本考案は表面に多数個の凸部を有し、
かつ内径および外径の寸法精度の良好な筒状発泡
成形体を得ることをその技術的課題とするもので
ある。
(技術的手段) 上記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、内周面に多数個の凹部を有する筒状体と
導入管および排出管を接続し、かつ対向する一体
の開口を有する箱状体とからなる主型と、導入管
および排出管を接続したフランジ体と有底筒状体
とからなる第1補助型と、押出し部材を付設した
板状体とからなる第2補助型とから構成された発
泡成形用型を使用することである。
(技術的手段の作用) 上記技術的手段は次のように作用する。
すなわち、主型と第1補助型とを型締めし、キ
ヤビテイ内へ発泡性熱可塑性樹脂粒子を充填し、
次いで主型と第2補助型とを型締めし、前記粒子
を蒸気によつて加熱し、発泡成形を行ない、その
後発泡成形用型および発泡成形体を冷却し、次い
で第1補助型を取り外すとともに、第2補助型を
筒状体内に挿通し、発泡成形体を押圧して主型か
ら離型する。
(本考案によつて生じた特有の効果) 本考案は次の特有の効果を生じる。すなわち、
出来上つた筒状発泡成形体に切削加工を施すこと
によつても、本考案の前記技術的課題を解決する
ことができるが、これでは極めて作業性が悪く、
多大の手数を要するという別の問題を生じる。こ
れに対して、本考案は主型に第1補助型と第2補
助型とを設け、発泡成形用型の型締め、型開き、
発泡成形体の取り出しを行なうので、作業性良好
で製造が行ない易くなり、生産性が著しく向上す
る。
(考案の実施態様) 筒状体の凹部は、0.2〜0.6mmであり、0.2mm未
満では発泡成形体の表面に凸部が形成できず、
0.6mmを越えると発泡成形体を主型から離型で
きない。
筒状体は円柱状、または角柱状に形成され、
その内周面に多数個の凹部を設けて構成する。
(実施例) 以下、上記技術的手段の具体例を示す実施例に
ついて説明する。
第1図に本考案に係る発泡成形用型11を示
し、成形用型11は主型12と第1補助型13と
第2補助型14とからなり、主型12は内周面に
多数個の凹部15,15を有する円筒部12aと
導入管16aおよび排出管17a課接続し、かつ
対向する一対の開口を有する箱状部12bとから
なり、円筒部12aと箱状部12bとの間に蒸気
室18aが形成されている。第1補助型13は導
入管16bおよび排出管17bを接続したフラン
ジ部13aと有底円筒部13bとからなり、フラ
ンジ部13aと有底円筒部13bとの間に蒸気室
18bが形成され、第2補助型14は押出し部1
4aを付設した円板部14bから形成されてい
る。主型12と第1補助型13あるいは主型12
と第1補助型13と第2補助型14とを型締めし
たとき、型内にキヤビテイ19が形成される。
上記の如き発泡成形用型11を使用して発泡成
形体を作製するには、主型12と第1補助型13
とを型締めし、キヤビテイ19内へ発泡性熱可塑
性樹脂粒子を充填し、次いで主型12と第2補助
型14とを型締めした後、導入管16a,16b
を介して蒸気室18a,18bに蒸気を送り込み
発泡性熱可塑性樹脂粒子を加熱発泡させ、発泡成
形後、水蒸気による加熱を停止し、次いで導入管
16a,16bを介して冷却水を蒸気室18a,
18bに流入させ、発泡成形用型11および発泡
成形体20を冷却し、その後第1補助型13を取
り外すとともに第2補助型14を円筒部12a内
に挿通し、発泡成形体20を押圧して主型12か
ら離型することにより表面に多数個の凸部を有す
る円筒状発泡成形体20を得ることができる。
本実施例の発泡成形用型によれば、表面に多数
個の凸部を有する円筒状発泡成形体を容易に作製
することができ、しかも発泡成形体の内径および
外径の寸法精度も良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る発泡成形用型の縦断面
図、第2図は従来の発泡成形用型を示す縦断面図
である。 11……発泡成形用型、12……主型、12a
……筒状体、12b……箱状体、13……第1補
助型、13a……フランジ体、13b……有底筒
状体、14……第2補助型、14a……押出し部
材、14b……板状体、15……凹部、16a,
16b……導入管、17a,17b……排出管、
19……キヤビテイ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 キヤビテイ内へ充填した発泡性熱可塑性樹脂
    粒子を蒸気によつて加熱発泡させて発泡成形体
    を得る発泡成形用型において、内周面に多数個
    の凹部を有する筒状体と導入管および排出管を
    接続し、かつ対向する一対の開口を有する箱状
    体とからなる主型と、導入管および排出管を接
    続したフランジ体と有底筒状体とからなる第1
    補助型と、押出し部材を付設した板状体とから
    なる第2補助型とから構成されたことを特徴と
    する発泡成形用型。 2 筒状体の凹部が、0.2〜0.6mmである実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の発泡成形用型。
JP7368584U 1984-05-18 1984-05-18 発泡成形用型 Granted JPS60184624U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7368584U JPS60184624U (ja) 1984-05-18 1984-05-18 発泡成形用型

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JP7368584U JPS60184624U (ja) 1984-05-18 1984-05-18 発泡成形用型

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Publication Number Publication Date
JPS60184624U JPS60184624U (ja) 1985-12-07
JPH037145Y2 true JPH037145Y2 (ja) 1991-02-22

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