JP2760770B2 - 内部が複雑な形状のプラスチック射出成形中空製品の製造方法とこれに用いる水溶性中子 - Google Patents

内部が複雑な形状のプラスチック射出成形中空製品の製造方法とこれに用いる水溶性中子

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JP2760770B2 JP7340111A JP34011195A JP2760770B2 JP 2760770 B2 JP2760770 B2 JP 2760770B2 JP 7340111 A JP7340111 A JP 7340111A JP 34011195 A JP34011195 A JP 34011195A JP 2760770 B2 JP2760770 B2 JP 2760770B2
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    • B29C33/52Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with means for, or specially constructed to facilitate, the removal of articles, e.g. of undercut articles soluble or fusible
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    • B29C45/4457Removing or ejecting moulded articles for undercut articles using fusible, soluble or destructible cores

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は曲管や各種バルブ、水栓
その他の内部が複雑な形状の中空製品をプラスチックに
より効率的且つ低コストで生産できるようにした内部が
複雑な形状のプラスチック射出成形中空製品の製造方法
とこれに用いる水溶性中子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば各種バルブや弁、水栓
などの曲管のように内部が複雑な形状の中空製品は、逆
テーパ部分などが存在するためプラスチックを材料とす
る射出成形法で成形することはできないものとして鋳物
に依存してきたが、最近では軽量化および低コスト化を
目的として鋳物に代わりプラスチックで成形することが
検討されつつある。
【0003】ところが、プラスチックの射出成形法にお
いては、逆テーパ部分などが存在すると抜け勾配等の関
係から一体成形することができないため、それぞれ部分
的に成形した多部品を後工程で接着して一体化する必要
があり、多数の金型を必要とするうえに生産工程も多く
なるという問題点や、一体成形でないために接着部の強
度が劣るという問題点があり、更には生産コストも高く
なるという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは上記のような従来の問題点を解決して、各
種バルブや弁、水栓などの内部が複雑な形状の中空製品
をプラスチック射出成形法により一体成形を行うように
して少ない工程数で効率的かつ軽量で高品質のプラスチ
ック製中空製品を生産することができ、更には金型点数
が少なくて生産コストも大幅に安くすることができる内
部が複雑な形状のプラスチック射出成形中空製品の製造
方法とこれに用いる水溶性中子を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、水溶性プラスチックを主材とす
る中空状の水溶性外殻体内にこの水溶性外殻体が水によ
り溶融されるときに溶融または崩壊される保形芯体を充
填した二重構造の水溶性中子を射出成形用の成形型内に
セットし、成形型と水溶性中子との間に形成されるキャ
ビティにプラスチック成形材料を射出成形したのち前記
水溶性中子が一体化されたプラスチック成形体を脱型
し、脱型後は水洗により水溶性外殻体を溶融させるとと
もに保形芯体を溶融または崩壊させて二重構造の水溶性
中子をプラスチック成形体の内部より除去することを特
徴とする内部が複雑な形状のプラスチック射出成形中空
製品の製造方法と、水溶性プラスチックを主材とする中
空状の水溶性外殻体の内部にこの水溶性外殻体が水によ
り溶融されるときに溶融または崩壊される保形芯体を充
した二重構造のものとしてあることを特徴とする内部
が複雑な形状のプラスチック射出成形中空製品の製造に
用いる水溶性中子とよりなるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図中1は一対の割型より
なるプラスチックバルブ射出成形用の成形型、2は予め
所定形状に成形された水溶性中子である。この水溶性中
子2は、成形型1内にセットされて型内に所定形状のキ
ャビティを形成し、このキャビティにプラスチック材料
が射出成形された後においては最終的に脱型後の成形体
から水洗により除去されるものであり、熱可塑性のポリ
ビニルアルコールのような水溶性プラスチック(例え
ば、日本合成化学工業株式会社製の商品名「エコマティ
AX」)を主材とする中空状の水溶性外殻体3の内部に
この水溶性外殻体3が水により溶融されるときに溶融ま
たは崩壊される剛性のある保形芯体4を充填してあるも
のである。なお、この保形芯体4は粉状若しくは粒状若
しくは小塊状のセラミック、プラスチック、金属、木材
の1種または2種以上を充填材4aとしてこれを水溶性
糊料4bで固化することにより水溶性外殻体3の内部で
剛性を有するようにした二重構造のものである。
【0007】また、前記した水溶性プラスチックを主材
とする水溶性外殻体3は成形後において水により溶解さ
れ、しかも、安価で加工容易なものが好ましいので、ポ
リビニルアルコールを単味で使用する外、ポリビニルア
ルコールにセラミック、プラスチック、金属、木材の粉
末の1種または2種以上を混合したものを用いるものと
し、一方、保形芯体4は常時はこの水溶性外殻体3を内
部より補強して射出圧に耐えるに十分な剛性を保持する
が、水溶性外殻体3が水により溶融されるときには溶融
または崩壊される性質があり、しかも、安価に提供でき
るものが好ましいので、図3に示されるように粉状若し
くは粒状若しくは小塊状のセラミック、プラスチック、
金属、木材の1種または2種以上を充填材4aとしてこ
れを水溶性糊料4bで固化したものが一般に使用され
る。
【0008】しかして、このような水溶性中子2を使用
して内部が複雑な形状の中空樹脂製品を製造しようとす
るときは、先ず、前記水溶性中子2を成形型1内に所定
形状のバルブ成形用のキャビティを残してセット後、常
法に従いキャビティ内にプラスチック成形材料を射出成
形して型内に水溶性中子2を包蔵一体化された成形体を
成形する。次に、成形型1を開いて水溶性中子2が包蔵
一体化されている成形体を脱型したうえこの成形体1を
水温が25℃以上とした水槽10内へ入れると、成形体
1に包蔵一体化されている水溶性中子2は、先ず水溶性
プラスチックからなる水溶性外殻体3が溶融除去され
る。そして、この水溶性外殻体3の溶融に伴い水溶性外
殻体3の内部にあった保形芯体4は水溶性糊料4bが溶
けて充填材4aの固着状態が解かれてバラバラになり、
成形体1の複雑な中空内部より容易に排出されることと
なる。この結果、内部が所定寸法とおりの高品質で複雑
な形状を有する中空製品がプラスチック射出成形法によ
り容易に成形されることとなる。
【0009】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明方法によれば、内部が複雑な形状の高品質の中空樹脂
製品を射出成形法により一体成形を行うことにより少な
い工程数で効率的に量産でき、しかも、金型点数が少な
くなるので生産コストも大幅に安くすることができるこ
ととなり、また、本発明に係る水溶性中子は、上記の製
造方法を適切に実施可能にするものであり、しかも、水
溶性プラスチックを主材とする中空状の水溶性外殻体は
保形芯体の保持機能と成形体の内面を平滑面に成形する
機能を有する程度まで肉薄にできるので使用樹脂量が少
量で省資源効果があるうえに保形芯体はセラミック、プ
ラスチック、金属、木材などの粉状物や粒状物或いは小
塊物などの入手用意で安価な材料で充分足りるので低コ
ストで提供できるなど種々の利点がある。よって本発明
は従来の問題点を一掃した内部が複雑な形状のプラスチ
ック射出成形中空製品の製造方法とこれに用いる水溶性
中子として、産業の発展に寄与するところは極めて大で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】水溶性中子を成形型にセットしてプラスチック
材料を射出成形した状態において示す本発明方法の1例
の工程説明図である。
【図2】成形体を水槽中で水洗して水溶性中子を溶融除
去した状態において示す本発明方法の1例の工程説明図
である。
【図3】本発明の水溶性中子の一例を示す要部の拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 成形型 2 水溶性中子 3 水溶性外殻体 4 保形芯体 4a 充填材 4b 水溶性糊料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 33/52,45/40 B22C 1/00,3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性プラスチックを主材とする中空状
    の水溶性外殻体内にこの水溶性外殻体が水により溶融さ
    れるときに溶融または崩壊される保形芯体を充填した二
    重構造の水溶性中子を射出成形用の成形型内にセット
    し、成形型と水溶性中子との間に形成されるキャビティ
    にプラスチック成形材料を射出成形したのち前記水溶性
    中子が一体化されたプラスチック成形体を脱型し、脱型
    後は水洗により水溶性外殻体を溶融させるとともに保形
    芯体を溶融または崩壊させて二重構造の水溶性中子をプ
    ラスチック成形体の内部より除去することを特徴とする
    内部が複雑な形状のプラスチック射出成形中空製品の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 水溶性プラスチックを主材とする中空状
    の水溶性外殻体(3) の内部にこの水溶性外殻体(3) が水
    により溶融されるときに溶融または崩壊される保形芯体
    (4) を充填した二重構造のものとしてあることを特徴と
    する内部が複雑な形状のプラスチック射出成形中空製品
    の製造に用いる水溶性中子。
  3. 【請求項3】 水溶性外殻体(3) が、ポリビニルアルコ
    ールまたはポリビニルアルコールとセラミック、プラス
    チック、金属、木材の粉末の1種または2種以上との混
    合物よりなる請求項2に記載の内部が複雑な形状のプラ
    スチック射出成形中空製品の製造に用いる水溶性中子。
  4. 【請求項4】 保形芯体(4) が、粉状若しくは粒状若し
    くは小塊状のセラミック、プラスチック、金属、木材の
    1種または2種以上を充填材(4a)として水溶性糊料(4b)
    で固化したものである請求項2または3に記載の内部が
    複雑な形状のプラスチック射出成形中空製品の製造に用
    いる水溶性中子。
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