JPH0371367A - 金融機関窓口運用方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金融機関の営業店窓口取引での顧客誘導方式
に係り、特に窓口取引終了時の顧客呼び出しに好適な金
融機関窓口運用方式に関する。

〔従来技術〕

一般に金融機関での窓口取引における取引終了時の顧客
呼び出し方法は、取引受付時に窓口のテラーが受付番号
札を顧客に交付し、取引終了の際にその受付番号札の受
付番号によりテラー自身が顧客を呼び出している。また
、現金自動取引装置に係る顧客誘導方式については、特
開昭６３−１５０７９２号公報に記載されているように
、各自動取引装置の可能取引科目、取扱い媒体、取扱い
金種（取扱う現金の種類）、使用状態等を表示パネルで
表示し、顧客を適当な自動取引装置に誘導する方式にな
っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術においては、顧客は取引受付時から取引終
了までの間、取引受付時にテラーに交付された受付番号
札を持ち、取引のたびに毎回変わる受付番号を常に意識
しながら、自分の番号が呼び出されるのを待たなければ
ならず、また、呼び出された受付番号を聞き間違える事
が起こりやすく、一方呼び出すテラーの側からすれば、
取引終了毎に受付番号を呼び出さなければならず手間が
かかるという問題があった。

本発明の目的は、取引終了顧客の自動的な顧客氏名の音
声出力による呼び出しを行う金融機関窓口運用方式を提
供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、顧客情報ファイル顧客氏名１ロ座番号等と
共に顧客氏名音声コードを格納しておき、窓口装置によ
る取引業務に伴って、顧客氏名２口座番号等と共に顧客
氏名音声コードを読み出し音声出力することによって達
成される。

〔作　用〕

窓口装置による取引業務に伴って、顧客情報ファイルか
ら顧客氏名音声コードを読み出し音声出力することによ
って、取引終了顧客を正確に窓口に誘導することができ
るとともに、テラーの顧客呼び出しにかかる手間を省く
ことができる。

〔実施例〕

以下、本発明による一実施例を図面を用いて詳細に説明
する。

第１図は本発明の全体システム構成を示す図であり、顧
客氏名の音声出力による呼出しを行なう呼出装置３と、
窓口取引を行なう窓口装置５と、呼出装置３と窓口装置
５を制御する端末制御装置４からなる営業店システム１
と、ホストコンピュータ６と顧客情報ファイル７からな
るホストシステム２からなり、端末制御装置４とホスト
コンピュータ６は回線８で結ばれる。

第２図は端末制御装置４からホストコンピュータ６に対
して回＆に８により送信される取引間合せ電文９の内容
を示す図であり、少なくとも顧客口座番号１０が含まれ
る。

第３図はホストコンピュータ６から端末制御装置４に対
して回ｆｉ８により送信される取引回答電文１１の内容
を示す図であり、少なくとも顧客口座番号１０と顧客氏
名１２及び顧客氏名音声コード１３が含まれる。

第４図は顧客情報ファイル７のレコードフォーマットを
示す図であり、少なくとも顧客ごとに顧客口座番号ｌＯ
と顧客氏名１２及び顧客氏名音声コード１３が含まれる
。

第５図は本発明の処理の流れを示すフローチャートであ
り、−点鎖線の右側はホストシステム２での処理を、ま
た左側は営業店システム１での処理を示している。

次に本発明の詳細な説明する。

営業店システム１の窓口装置５では顧客の口座番号１０
が記載された伝票（図示せず）を元にした、テラーによ
る入力によって現金入出金、振込等の取引受付処理を行
なう（２０）。窓口装置５は取引受付をしたのちに端末
制御装置４を介して顧客口座番号１０を含む取引間合せ
電文９を回線８によりホストコンピュータ６に送信する
（２１）。

ホストコンピュータ６は該取引間合せ電文９により入出
金、振込等の取引に関するホストの処理をする（２２）
とともに、顧客情報ファイル７から顧客口座番号１０に
対応するレコードを参照し、顧客氏名１２と顧客氏名音
声コード１３を検索する（２３）。取引、に関するホス
トの処理結果は、顧客口座番号１０．［［客氏名１２及
び顧客氏名音声コード１３を含む取引回答電文１１とし
てホストコンピュータ６かも回線８により端末制御装置
４を介して窓口装置Ｓに対して送信される（２４）。

窓口装置５は該取引回答電文１１により取引終了処理を
する（２５）とともに、取引回答電文１１に含まれる顧
客氏名音声コード１３を端末制御装置４を介して呼出装
置３に送る（２６）。呼出装置３は顧客氏名音声コード
１３を音声出力によって顧客の呼出しを行う（２７）。

本発明においては、以上のように取引終了処理（２５）
を行った後に呼び出しく２７）を行う方法の他に、窓口
装置５での取引終了処理（２５）が極めて短時間で終わ
るような場合には、ホストシステム２から取引回答電文
１１が営業店システム１へ送信されてきたらすぐに顧客
を窓口に呼び出しても顧客を待たせることが少ないので
、窓口装置５で取引終了処理（２５）を行うのと同時に
、呼出装置３に顧客氏名音声コード１３を送信１（２６
）、呼び出しく２７）を行う方法もある。

更に、以上２つの方法のように呼び出しく２７）を自動
的に行う他に、窓口装置５での取引終了処理（２５）が
終わってテラーが顧客を呼び出したい時に、テラーが窓
口装置５に設けられたキーを押す事によって、顧客氏名
音声コード１３が呼出装置３に送られ、顧客氏名を呼び
出すようにして、＝顧客氏名の呼び出しのタイミングを
任意にテラーが指定できるようにする方法もある。

また、本発明は上記実施例のような営業店システム１と
ホストシステム２からなり、顧客情報ファイル７をホス
トシステム２に保有するオンラインシステムの他に、営
業店システム１ごとに顧客情報ファイル７を保有し、単
体で処理を行うシステムにおいても実施可能である。

本実施例によれば、テラーが窓口終了処理をすると同時
に自動的に顧客氏名を音声によって呼び出すことができ
、それによって顧客を正確に窓口に誘導できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、窓口取引終了時に顧客の氏名の呼び出
しを自動的に行うことができるので、顧客にしてみれば
、受付番号を常に意識する必要がなく、聞き間違いも起
こりにくく、また自分が取引終了者であることを容易に
認識でき、またテラーにしてみれば、取引終了ごとに顧
客を呼び出す手間が省けると共に、正確に顧客を窓口に
誘導することかできるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の全体システム構成を示す図、第２図は
取引間合せ電文の内容を示す図、第３図は取引回答電文
の内容を示す図、第４図は第１図の顧客情報ファイル７
のレコードフォーマットの詳細を示す図、第５図は本発
明の処理の流れを示すフローチャートである。 符号の説明 １・・・営業店システム、２・・・ホストシステム、３
・・・呼出装置、４・・・端末制御装置、５・・・窓口
装置、６・・・ホストコンピュータ、７・・・顧客情報
ファイル、８・・・回線。 為　Ｉ　巨 稟　３　侶 稟　４−　図 稟　２　面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 現金入出金、振込等の業務を行う金融機関データ処理シ
   ステムにおいて、顧客情報を格納した顧客情報ファイル
   に顧客氏名音声コードを格納し、窓口装置による取引業
   務に伴って前記ファイルから前記顧客氏名音声コードを
   読出し音声出力することを特徴とする金融機関窓口運用
   方式。