JPH0371019A - 工業用記録計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプロセスのアナログ信号を記憶する工業用記録
計に関し、特にアナログ信号を記録とともに着脱可能な
ハードディスク装置を設け、アナログ信号の長期間の記
憶を可能とした記録計に関するものである。

［従来の技術］ 従来の工業用Ａｔ　Ｍ　１ｉｌ（ｊ、アナログ４　ｉ　
’；を入力し、記録紙にペンまたはインクまたは感熱式
で記録していた。また、アナログ人力信号をフロッピー
デイスクヘ記憶していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は記録紙がフロッピーディスクにしかデー
タが記録されず以下の問題点があった。

（１）記録紙のみの場合−度記録したデータを、後日、
別の形式、例えば帳票のような形で記録する場合、記録
紙から数値を読みとるため、手間及び読み取り誤差が発
生する。

（２）フロッピーディスクに記憶する場合、記憶容量が
小さい為、記憶点数及び記憶時間が制限され、フロッピ
ーディスクの交換の為のメンテナンス周期が短かい。

（３）アナログ入力信号をデータとして補助記憶装置に
記憶する場合、アナログ入力信号以外に、瞬時値、平均
値、最大値、最小値などのデータ種別および、取り込み
の時刻又はサンプル周期のデータの記憶を必要とし、こ
のため記憶容量に対する記憶期間が１／３と短くなる。

本発明の目的は、記録紙以外にアナログ信号を記憶し、
−度記録した後でも、長期間のデータの記録および再処
理可能な記録計を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、アナログ信号を記憶するデータメモリとハ
ードディスク装置（Ｈ／Ｄ）を設け、同一データ上にア
ナログ入力信号値、入力信号種別。

サンプル周期種別を記憶することにより達成される。

〔作用〕

マイクロプロセッサを用いた制御演算部はアナログ信号
を取り込み、記録部で記録可能のとき、アナログ信号を
記録する。制御演算部は先に取り込んだ信号を入力信号
種別、サンプル周期種別とともにデータメモリ及びハー
ドディスク装置へ記憶する。記憶したデータを記録紙へ
記録する場合は該当する時刻のデータサンプル周期種別
から算出し、読み出し入力信号種別に対応し、記録する
。

ハードディスク装置は着脱可能とし、ハードディスク装
置自体に例えばＳＣ８Ｉインタフェースを設け、別途計
算機で接続可能とし、計算機にて帳票などのデータ処理
を行うことにより、記録紙以外に補助記憶装置を用い、
データ処理可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。アナ
ログ入力信号を選択するマルチプレクサ１、アナログ入
力信号をディジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換部２．記
録計前面に設けられたスイッチ９の信号を取り込むＤＩ
部１０．年り月／日。

時：分：秒を計時するタイマ８．計時値及びアナログ入
力信号をディジタル表示する前面表示器１１に表示を行
う表示部１２．アナログ入力信号より記録紙への印字デ
ータやデータＲＡＭ１３゜ハードディスク（Ｈ／Ｄ）ユ
ニットの記憶データを作成するマイクロプロセッサを用
いた制御演算部３．制御演算部のシステムプログラムを
格納するＲＯＭ４．制御演算部の処理データを格納する
ＲＡＭ５．制御演算部で作成された印字データに従い記
録紙７へ印字し、紙送りを行う記録部６゜制御演算部で
作成された記憶データを計時データとともに記憶するデ
ータＲＡＭ１３、停電時デーりＲＡＭの内容を保持する
電池１４、データＲＡＭに記憶されたデータを定期的に
格納するため、Ｈ／Ｄインタフェース１５およびＨ／Ｄ
を着脱可能とするコネクタ１６を介して接続されるＨ／
Ｄユニット１７よりなる。Ｈ／Ｄユニット１７はコネク
タ１６で切離され、例えばコンピュータ（ｐｃ）と接続
し、記憶されたデータをコンピュータで処理し、帳票の
形でプリンタへ印字することも可能である。

第２図に制御演算部の動作フロー図を示す。人力処理に
アナログ入力信号のＡ／Ｄ変換変換子−タ入力と前面キ
ースイッチ入力とタイマの計時データ入力を行う。次に
記録周期が判定し、記録周期なら記録部にてアナログ入
力信号を記録する。

次に記憶周期かの判定を行い、記憶周期ならデータＲＡ
Ｍにアナログ入力信号値、入力信号種別、サンプル周期
種別を記憶する。８附が変わった場合、年月日を変更し
た場合および停復電発生などで時刻が相違した場合、計
時データを記憶する。

データＲＡＭは例えばリングメモリの構成としデ−タの
オーバフローを防ぐ。次にＩ−Ｉ　／　Ｉ）格納周期か
の判定を行い、周期ならデータＲＡＭに格納された記憶
データをＨ／Ｄへ格納する。このときＨ／Ｄ装着かの判
定を行い、未装着なら装着状態になるまでｉ（／　ｉ）
格納処理を待つ。次に前面表示処理を行い、入力処理で
入力した、アナログ人カイ４号および計時データを表示
する。以」二の処理を演算周期毎に実行する。また、す
てにＨ／　Ｄに格納されたデータを読み出す場合、Ｉ−
Ｉ　／　Ｄデータ記録かの判定を行い記録時には指定さ
れた年り月、目、時刻のデータをサンプル周期種別及び
計時データを用いて、該当する年月１１の）（／　Ｉ）
データを呼び出し、記録を行う。

第３図にＨ／　Ｄに書き込むデータを示す。先頭に開始
年のデータ及び補助記憶装置の番号を記憶する（ＹＥＡ
Ｒ）。次に月６日データ（ＴＩＭＥ）および信号データ
（ＤＡ、ＴＡ）が記憶される。月／１ヨデータ及び信号
データの区別は先頭の３ビツトがＯのとき月／日データ
、それ以外を信号データとする。月／日データにおいて
年の算７１５はｙｙ（年）＝ＹＥＡＲ（先頭の開始年）
＋ΔＹＥＡＲで求める。これにより、時刻（年４月９口
）を１−ワードデータで構成可能となる。また、ＴＩＭ
、Ｅデータの最後のピッ１−が１の時、コマンドとし、
例えばサンプル周期種別に対する、時間指定に使用する
。信号データは先頭の２ビツトをサンプル周期種別とし
、 コニ：サンプル周期１　Δｔ１ｓ ］０：サンプル周期２　Δｔ２ｓ Ｏ］：同一のサンプル周期　Δｔ３＝ｏｓを表わす。こ
れにより日の途中での、記憶周期をある期間のみ短くし
、相苅的に時間軸を仔意に拡大できる。信号の現時刻は 秒＝分計算の余り分 で求める。次に入力信号種別を示す。

００：瞬時値 ０１：平均値 １０：最大値 ｌ］−：最小値 を表わす。次にアナログ入力値を示す。ピッ１〜数を最
小限とするため、アナログ入力−１０，０〜１１０．０
％に対し、記憶時に１０％加算し、０．０〜］、２０．
０％（正規化して０〜］−２００）で記憶する。読み出
し時は１０％分減算し、アナログ入力値を求める。

入力信号が多チャンネルある場合は、サンプル周期種別
０１とし、入力信号種別が同一のものが複数発生により
識別する。又コマンドにより予め指定しても良い。以上
により最小限の記憶数でアナログ入力信号をＨ／Ｄに記
憶することが可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、アナログ入力信号
を長期間にわたりＨ／Ｄに記憶、読み出− し可能な工業用記録計を実現できる。また、Ｈ／Ｄ未装
着時にもデータＲ，Ａ、　Ｍへ、アナログ入力（８号デ
ータは記憶されるのでデータの欠落の発生しない記録計
を実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の工業用記録計の構成間、第２図は動作
フロー図、第３図はデータ構成図を示す。 １・・・マルチプレクサ、２・・Ａ／Ｄ変換部、３　制
御演算部、４・・ＲＯＭ、５・ＲＡ、　Ｍ、６・龍録部
、７・・記録紙、８　・タイマ、１０・・・Ｄ１部、１
２表示部、１３　・データＲＡＭ、１４・・・電池、１
５・・Ｈ／　Ｄインタフェース、１６・コネクタ、１７
第 ２ 図 図 ≦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、アナログ信号を入力し、Ａ／Ｄ変換し、マイクロプ
   ロセッサにて演算処理を行い、入力したアナログ信号を
   トレンドまたはロギング記録する工業用記録計において
   、アナログ信号の記憶装置として大容量の補助記憶装置
   を設け、アナログ信号を記憶するとともに、記憶したデ
   ータを読み出し、再度記録紙へ書くことを可能にしたこ
   とを特徴とする工業用記録計。 ２、請求項第１項記載の工業用記録計において、大容量
   の補助記憶装置をハードディスクとしハードディスク装
   置を着脱可能とし、データメモリを設け、ハードディス
   ク取り外し時は、データメモリにアナログ信号を記録し
   、ハードディスク装着時、データメモリより、ハードデ
   イスクへ記憶したデータを転送し、データ欠落なきこと
   を特徴とする工業用記録計。 ３、請求項第１項記載の工業用記録計において、補助記
   憶装置に書き込むデータにおいて、１つのデータをアナ
   ログ入力信号値、データ種別、入力信号のサンプル周期
   種別に分割し、入力信号値とその種別内容を同一ワード
   上に記録可能とすることにより、入力信号当たりの記憶
   に必要なデータ数を減少させ、補助記憶装置の記憶容量
   に対する記憶可能期間を増大させたことを特徴とする工
   業用記録計。