JPH0370753A - 変性澱粉を含有する、ポリマーをベースとするブレンド組成物 - Google Patents

変性澱粉を含有する、ポリマーをベースとするブレンド組成物

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JPH0370753A
JPH0370753A JP2184403A JP18440390A JPH0370753A JP H0370753 A JPH0370753 A JP H0370753A JP 2184403 A JP2184403 A JP 2184403A JP 18440390 A JP18440390 A JP 18440390A JP H0370753 A JPH0370753 A JP H0370753A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱及び圧力によって1寸法安定性と改善され
た物理特性を有する製品に成形可能なポリマー組成物及
び、これらの組成物を製造するために有用なプレミック
スに関する。これらの組成物及びプレミックスは、本明
細書で説明するように、構造変性(変性)された澱粉及
び他のポリマーからなる。
植物性製品において見られ、一定量の水を含有する天然
の澱粉が、高温下、密閉容器中で、ひいては高圧で処理
されると、溶融体を形成しうることは知られている。こ
の方法は、射出成形機又は押出し機において好都合に実
施することができる。澱粉は、ホッパーを介して回転中
の往復スクリュー上に供給される。原料物質はスクリュ
ー沿いに先端に向って移動する。この工程の間、バレル
の外面上の外部加熱器とスクリューの剪断作用によって
原料物質の温度が上昇する。供給部から出発して圧縮部
へと流れるにつれ、粒状の原料は徐々に溶融される。そ
して、溶融体の均質化が起こる計量部を通過しながらス
クリューの端部へと搬送される。先端部の溶融物質を射
出成形、押出し又は、熱可塑性溶融体を処理する他の公
知技術によってさらに処理して成形品を得ることができ
る。
ここに引用する欧州特許出願第84300940.8号
(公開第118240号)に記載されているこの処理法
は、実質的に変性された澱粉を与える。
上記の特許文献に記載されているように、こうなる理由
は、澱粉が、その成分のガラス転移温度及び融解温度よ
り高く加熱されるからである。
その結果、顆粒状澱粉の分子構造の融解・無秩序化が生
じ、実質的に変性された澱粉が得られる。
「変性(構造変性)澱粉」という表現は、そのような熱
可塑性溶融体の生成によって得られる澱粉を定義する。
さらに、変性澱粉、その製造方法及びその使用をより詳
細に記載する欧州特許出願の第88810455.1号
(公開第298,920号)。
第88810548.3号(公開第304.401号)
及び第89810046、6号(公開第326.517
号)をも引用する。これらの出願もまたここに引用例と
して含める。
本発明で使用される変性澱粉は、上述の欧州特許出願第
89810046.6号(公開第326.517号)に
記載されているように、示差走査熱分析(DSCI曲線
によって表される一定の吸熱転移分析が、酸化的熱分解
直前の一定の比較的鋭いピークが消失したということを
示すほどに、充分に高い温度で充分に長い時間加熱され
たものであることが好ましい。
変性澱粉は、新規であり、多数の用途に有用な材料であ
る6重要な特性はその生分解性である。
しかし湿り空気中では、変性澱粉は空気中の水分を吸収
してその水分含量を増加する。その結果、変性澱粉から
製造される成形品は、そのような条件下では、その寸法
安定性を失うおそれがある。
一方、低湿度下で、そのような成形品は乾燥し、脆くな
ることがある。
熱可塑性澱粉は、特有の一連の性質を有し、これらの性
質は非常に有用ではあるが、より軟質かつ弾性の、ある
いは、より硬質かつ靭性のポリマーが望まれる場合、そ
の有用性が制限されることがある。
上述のような熱可塑性澱粉は、押出しして多数の有用な
形状に成形することができる。しかし、加工時のパラメ
ーター、例えば水分、温度及び圧力は決定的であり、再
現可能な品質の製品を得るためには、これらを狭い範囲
に制御しなければならない、このことは、多数の用途に
ついてらう一つの欠点である。
これらの潜在的制限を克服するには、広い湿度範囲にわ
たって寸法安定性を増大させ;靭性(破断エネルギーと
して測定)を増大させ:弾性(伸びとして測定)を増大
させ;ポリマー剛性(ヤング率として測定)を低下させ
;硬度を増大させることが有用である。
加工許容範囲を拡大することにより、形状及び組成の多
様性が増大され、狭い範囲での制御の必要性が軽減され
る。したがって、溶融強度の制御を改善すること、例え
ば押出し、射出成形、インフレート法又は繊維成形につ
いての加工許容範囲を拡大し、他の基板への表面粘着力
及び接着力を制御することも同様に有用であろう。
従来の熱可塑性材料は、通常、水及び揮発性物質を用い
ずに加工される、疎水性で実質的に水不溶性のポリマー
である。それとは逆に、澱粉は水の存在下で溶融体を形
成するが、高温、すなわち240℃付近で分解する。し
たがって、そのような澱粉溶融体は、澱粉が上述のよう
に水の存在下で溶融体を形成することだけでなく、その
化学構造及び親水性の理由からも、熱可塑性成分として
、疎水性で実質的に水不溶性のポリマー物質ととちには
使用することはできないと予測されていた。
澱粉は、上記のように密閉容器中にて適切な湿度及び温
度条件で加熱されて変性澱粉の溶融体を形成するとき、
その加工に際し、疎水性で実質的に水不溶性の熱可塑性
ポリマーが形成する溶融体と実質的に相溶性となり、こ
れらの二種の溶融物質は、特にその溶融体が凝固した後
、それらの性質の面白い組合せを示すことが見いだされ
た。
一つの非常に重要な特徴は、そのような疎水性かつ熱可
塑性の物質とブレンドされたそのような変性澱粉が有す
る驚くほど改善された寸法安定性である。そのようなポ
リマー組成物は、ここに引用する係属中の欧州特許出願
第891110078.9号(公開第327.505号
)に記載されている。そのような組成物から製造された
製品は、変性澱粉のみから製造された製品を上回る寸法
安定性を有するが、上記出願に記載の組成物の物理特性
は、いくつかの最終用途について望まれるほど良好では
ない。
特に、変性澱粉組成物から製造された製品は、望まれる
機能を果たすのに充分な強度及び寸法安定性を保持する
とともに、廃棄された後もなお生分解性であるというこ
とが重要である。
本明細書に記載のような特定の疎水性かつ熱可塑性物質
とブレンドされたそのような変性澱粉から製造された製
品は、上述の制限を克服することに関して、それらの物
理特性のすべて又は一部ならびにそれらの溶融体の挙動
における驚くべき改善を示すということが見いだされた
。そのうえ、ここに記載のブレンドの多くは、ブレンド
なしの変性澱粉と比較すると、湿り空気中での大幅に改
善された寸法安定性を示すとともに、水との接触時の驚
くほど高い分解性を保持し、その結果、これが高い生分
解性に通じるということが思いがけなく見いだされた。
そのような特性を得るため、a)変性澱粉、63部分的
又は完全に塩の形態で存在するカルボキシル基を含有し
、それ以外の官能基を含有しないポリマー及びコポリマ
ーからなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物(以
下「成分b)Jと言う)及び、場合により、C)成分b
)として定義されたものとは異なる実質的に水不溶性の
ポリマー、からなるポリマー組成物を製造することが有
用であることが見いだされた。本発明は、その−態様で
は、変性澱粉及び成分b)を含む組成物に関する。この
組成物は、それ自体で最終製品を製造することにも有用
であるが、主として、実質的に水不溶性のポリマーと合
せるための「プレミックス」として有用である。第二の
態様では、本発明は、変性澱粉、成分b)及び少なくと
も一種の実質的に水不溶性のポリマー(成分c))の3
成分系組成物を含む、これらの組成物は、各成分の粉末
状混合物、溶融体又は固形物の形態であることができる
1本発明はまた、上述の組成物及びそれらから製造され
る成形品を製造及び使用する方法を含む。
本発明の第一の態様の組成物は、 a)変性澱粉及び b)部分的又は完全に塩の形態で存在するカルボキシル
基を含有し、それ以外の官能基を含有しないポリマー及
びコポリマーからなる群より選ばれる少なくと6一種の
化合物を含む。
このようなポリマーは、さらなる添加剤を任意に含有し
ていてもよい。
具体的には、本発明の第一の態様は、相当な寸法安定性
を有する製品へと成形可能なポリマー組成物であって、 a)変性澱粉及び b)部分的又は完全に塩の形態で存在するカルボキシル
基を含有し、それ以外の官能基を含有しないポリマー及
びコポリマーからなる群より選ばれる、該製品の物理特
性を改善する効果を示す量(以下、成分b)の「有効量
」と言う場合もある)で含まれる少なくとも一種の化合
物からなるポリマー組成物である。
このポリマー組成物は、 本明細書で成分b)として定義される化合物の定義に該
当しない実質的に水不溶性の熱可塑性ポリマーである、
少なくとも一種の成分C)をさらに含むことが好ましい
本発明は、上記のポリマー組成物を含むが、その形態は
それらの各成分の粉末状混合物の形態、溶融体の形態又
は凝固物の形態であってもよい。
成分b)は、ここに記載のように、澱粉と実質的に相溶
性であり、かつ、澱粉と成分b)の組合せに対しての成
分C)の相溶性を促進するように選択される。
さらに本発明は、該ポリマー組成物を溶融又は固形の形
態で製造する方法、該ポリマー組成物から成形品を製造
する方法及び該組成物から製造されるさらなる成形品に
関する。
本発明のポリマー組成物は、変性澱粉、成分b)ならび
に、場合により、成分C)及び何らかの添加剤を混合す
ることによって製造される。この混合物を密閉容器中に
て高温に加熱して均質な溶融体を得て、その溶融体から
成形品を形成することができる。
本発明のポリマー組成物を製造する代替方法は、変性さ
れるべき状態にある澱粉を、密閉容器中で、澱粉を変性
させて溶融体を形成させるに充分な時間をかけて高圧下
、高温に加熱し;成分b)ならびに他のポリマー及び/
又は添加剤を、そのような澱粉変性の前、途中あるいは
後で添加し:均質な溶融体が得られるまでこの混合物の
加熱を継続することからなる。成分b)ならびに、所望
により、成分C)及び他の添加剤を澱粉と合せ、この合
せたものを溶融体にすることが好ましい、澱粉は、この
混合の間に、完全に又は部分的に変性されるか、あるい
は、溶融体形成の間に変性が起きる。
本発明はさらに、制御された水分、温度及び圧力の条件
下、該ポリマー組成物を加工して熱可塑性溶融体とする
方法であって、いかなる公知の方法、例えば射出成形、
吹込(ブロー)成形、押出し成形、同時押出し成形、圧
縮成形、真空成形。
熱成形又は発泡である加工方法に関する。本明細書では
これらの方法すべてをまとめて「成形」と言う。
ここで使用される用語「澱粉」は、実質的に化学的改質
を受けていない澱粉、例えばアミロース及び/又はアミ
ロペクチンを主成分とする、天然植物起源の炭水化物を
含む、これらは種々の植物、例えばじゃがいも、米、タ
ピオカ、とうもろこし、えんどう豆ならびに穀物類、例
えばライ麦、オート麦及び小麦から抽出することができ
る。これらの源から得られる澱粉の混合物ら考慮される
。じゃがいも、とうもろこし、小麦又は米から得られる
澱粉が好ましい、さらに、物理的に改質された澱粉、例
えばゲル化又は調理された澱粉及び、酸価(pH)が変
更されている、例えば酸価を約3〜約6にまで下げるた
めに酸が添加されている澱粉をも含む、さらに含まれる
ものは、燐酸塩基と結合している、Ca”イオンもしく
は1g −’ 2イオンなどの二価イオンが部分的又は
完全に除去されている澱粉、あるいは、澱粉中に存在す
るイオンが同一の又は異なる一価もしくは多価のイオン
によって部分的又は完全に置換されている澱粉、例えば
じゃがいもの澱粉である。さらに、上記で引用の欧州特
許出願第89810046.6号(公開第326、51
7号)に記載のように、予備押出しされた澱粉を6含む
上述のように、例えば組成物の重量を基準として約5〜
約40重量%の範囲の水分を有する澱粉は、密閉容器中
で高温に加熱されると、酸化的熱分解に特有な吸熱変化
の直前に、一定の狭い吸熱転移を受けるということが見
いだされた。この−定の吸熱転移は、示差走査熱分析(
DSCIによって測定することができ、酸化的熱分解に
特有な吸熱の直前の一定の比較的鋭いピークによってD
SC図上で表される。このピークは、上述の一定の吸熱
転移が完了するとただちに消失する。用語「澱粉」はま
た、該一定の吸熱転移をすでに経ている、処理済みの澱
粉をも含む、そのような澱粉は、欧州特許出願第898
10046.6号(公開第326、517号)に記載さ
れている。
現在では、澱粉の変性は、ここで開示した範囲の水の存
在を必要とするが、本発明の組成物は、他の方法によっ
て、例えば水を使用することなく製造された変性澱粉の
使用をも考慮している。
そのような澱粉/水組成物の水分は、澱粉/水成分を基
準として約5〜約40重量%、とりわけ約5〜約30重
量%であることが好ましい、しかし、最終的に大気に暴
露される際の平衡状態に近い水分を有するこの材料を加
工するためには、澱粉/水成分を基準としての計算で1
0〜約22重量%、好ましくは約14〜約18重量%の
水分を加工において使用すべきであり、これが好ましい
成分b)は、以下より詳細に定めるように、塩の形態の
カルボキシル基を含有するポリマー及びコポリマーから
なる群より選ばれる化合物である。
このようなポリマー及びコポリマーはそれ自体公知であ
り、例えばr Encyclopaedia of P
olymerScience and Technol
ogyJ第14巻(IntersciencePubl
ication社、1971年)に記載されているよう
に、反復単位の数が個々のポリマー及びコポリマーにつ
いて異なる一般式を有することができる。
塩の形態におけるそのようなポリマーは、例えばアクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マ
レイン酸、イタコン酸、無水イタコン酸又はこのような
酸の混合物を重合させたのち、カルボキシル基の一部又
は全部を塩にすることによって得られる。
成分b)のポリマー及びコポリマーは、さらなる官能基
を含有しない0本明細書で使用される用語「官能基」は
、ヒドロキシ、アルコキシ、カルボキシアルキル、アル
キルカルボキシ、へ〇、ピロリジノ、アセタールなどの
ような、ポリマー鎖に結合していてもよい公知の極性基
をすべて含む。
成分b)のコポリマーは、さらに、該酸類が、官能基を
含有しない一種又はそれ以上の不飽和モノマーと共重合
しているものである。用語「官能基を含有しない不飽和
モノマー」には、例えば、エチレン、インブチレン、プ
ロピレンなとのアルケンがある。また、これは、本発明
の範囲内ではベンゼン核は官能基と見なされないので、
スチレンをも含む。
したがって、成分b)として有用である塩の形態におけ
るコポリマーは、塩の形態におけるカルボキシル基、さ
らには、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレ
イン酸、イタコン酸と、エチレン、ブチレン、イソブチ
レン、プロピレン、イソプレン、ブタジェン及び/又は
スチレン等のモノマーあるいはこの種の他の公知のモノ
マーとを共重合させたのち、これを塩にすることによっ
て得られる他の単位を含有する。そのようなコポリマー
は公知である。
好ましいものは、該酸類とエチレンとのコポリマー、例
えば塩の形態におけるエチレン/アクリル酸・コポリマ
ー又は、塩の形態におけるエチレン/ヌククリル酸・コ
ポリマーである。
本発明のポリマー及びコポリマーは、式:(式中1Mは
、一価もしくは多価の陽イオン、アンモニウム陽イオン
(NH4”)又は有機塩基陽イオンである) で表されるカルボキシレート基を含有する。
金属陽イオンとしてのMは、好ましくはアルカリ陽イオ
ン、好ましくはナトリウムイオンもしくはリチウムイオ
ン:二価イオン、例えばマグネシウムイオンらしくは亜
鉛イオン又は有機塩基陽イオン、例えば式: %式% らなるN”RIRlR,残基を有するアルキレンであり
、 RlRz及びR3は、互いに独立して、水素、アルキル
(C8〜C4)である1 で表されるちのである。
該有機塩基陽イオンはまた、陽電荷を帯びたピリジン残
基、カルバジル残基又はp−アミノ−フェニル残基であ
ることもできる。
好ましくは、Mはナトリウム又は亜鉛であるが、その場
合ポリマーは遊離カルボキシル基をも含有する。
カルボキシレート基を有するポリマー中のそのような反
復単位は、下記の各式によって例示することができる。
R′ す、 [式中、Rは、アルキル(CI ”CI8)又は、さR
oは、H,CH,、−CH,−COOH又は−C)1.
−COOMであMは、上で定めたとおりである) 好ましいコポリマーは、式(II)及び(III)で例
示されるような反復単位を含有するものである。
OOM CH。
−fcH,−CH,) −(CH,−CH−+    
   (Ill )OOM コポリマー中のカルボキシル及びカルボキシレート含有
モノマー成分の量は、コポリマーのタイプに依存する。
線量は、分子中のモノマー成分の総量を基準とした計算
で、一般に3モル%〜40モル%、好ましくは3.5モ
ル%〜30モル%、もつとち好ましくは3.5モル%〜
20モル%であろう。
カルボキシレートを形成するためのカルボキシル基の中
和度は、30%〜l口0%である。より好ましいものは
、40%〜90%の中和度である。
上述したように、成分a)及びb)からなるポリマー組
成物は、一種又はそれ以上の実質的に水不溶性の疎水性
ポリマー(成分C))及びさらなる添加剤を任意に含有
する。
成分C)は、実質的に水不溶性のポリマー又はそのよう
な実質的に水不溶性のポリマーの混合物である。成分C
)は、本発明の組成物から製造される製品の物理特性を
改善する、例えばそれから製造された最終製品の寸法安
定性を増大する、あるいは、生分解性の程度を調整する
効果を示す量(ここでは、この量を成分C)の「有効量
」と言う場合がある)で含まれることが好ましい。
ここで使用される「実質的に水不溶性の熱可塑性ポリマ
ー」は、室温でポリマー100グラムあたり10%未満
、好ましくは5%未満、より好ましくは2%未満の率で
水を吸収するポリマーである。
実質的に水不溶性の熱可塑性物質の例には、ポリオレフ
ィン、例えばポリエチレン(PE)、ポリイソブチレン
、ポリプロピレン;ビニルポリマー、例えばポリ(酢酸
ビニル);ポリスチレン;ポリアクリロニトリル(PA
NI :実質的に水不溶性のポリアクリレート又はポリ
メククリレート;ポリアセタール;熱可塑性重縮合物、
例えばポリアミド(PA) 、ポリエステル、ポリウレ
タン、ポリカーボネート、ポリ(アルキレンテレフタレ
ート);ボリアリールエーテル及び熱可塑性ポリイミド
ならびに高分子量の実質的に水不溶性又は結晶性のポリ
(酸化アルキレン)、例えば酸化エチレン及び酸化プロ
ピレンのポリマー又はコポリマーがある。
さらに含まれるちのは、公知の実質的に水不溶性の熱可
塑性コポリマー、例えばアルキレン/ビニルエステル・
コポリマー、好ましくはエチレン/酢酸ビニル・コポリ
マー(EVA) ;エチレン/ビニルアルコール・コポ
リマー(EVAL)  ;アルキレン/アクリレート又
はメタクリレート・コポリマー、好ましくはエチレン/
アクリル酸・コポリマー(EAAI :エチレン/エチ
ルアクリレート・コポリマー(EEAI ;エチレン/
メチルアクリレート・コポリマー(EMA) ; AB
Sコポリマー;スチレン/アクリロニトリル・コポリマ
ー(SAN) ;アクリル酸エステル/アクリロニトリ
ル・コポリマー;アクリルアミド/アクリロニトリル・
コポJマー:アミドエーテル、アミドエステルのブロッ
クコポリマー;ウレタンエーテル、ウレタンエステルの
ブロックコポリマーならびにそれら混合物がある。
これらの中で好ましいものは、好ましくは約95〜約2
20℃、より好ましくは約95〜約220℃、ちっとも
好ましくは約り5℃〜約190℃の範囲にセットされた
加工温度で溶融体を形成するものである。
さらに、好ましいものは、極性基、例えばエーテル基、
アミド基又はウレタン基を含むポリマーである。そのよ
うなポリマーには、エチレン、プロピレン又はインブチ
レンと、ビニル化合物とのコポリマー、例えばエチレン
/ビニルアルコール・コポリマー(EVAL) 、スチ
レン/アクリロニトリル・コポリマー(SANI ;ア
ミドエーテル、アミドエステルのブロックコポリマー;
ウレタンエーテル、ウレタンエステルのブロックコポリ
マー及びそれらの混合物がある。
このような実質的に水不溶性の熱可塑性ポリマーは、本
明細書に記載されるような、いかなる所望の量で添加し
てもよい。
そのようなポリマーは、いかなる公知の形態で使用して
もよい。それらの分子量もまた、当技術においては公知
である。比較的低分子量のそのようなポリマー(オリゴ
マー)を使用することも可能である。具体的な分子量範
囲の選択は、当業者には公知である最適化及び通常の実
施手法の問題である。
本発明に従う組成物においては、二種の成分a)及びb
)又は三種の成分a)、b)及びC)は加えると針表示
100%となり、以下%で提示される成分の数値は、こ
の計100%を表す。
変性澱粉:成分b)の比率は、約10 二90〜約99
二1、好ましくは約30:70〜約95:5の範囲であ
る。もっとも好ましい比率は、約50 : 50〜約9
0 : 10である。
変性澱粉:成分b)とC)の計の比率は、1:99〜9
9:1であることができる。しかしながら、変性澱粉が
最終物質の特性に顕著な影響を及ぼすことが好ましい。
したがって、変性澱粉は、全組成物の好ましくは少なく
とも約20重量%、より好ましくは少なくとも約40重
量%、もっとも好ましくは約60重量%〜約90重量%
の範囲で含まれる。
すなわち、成分b)とC)の総量は、全組成物の好まし
くは約80重量%以下、より好ましくは約60重量%以
下、もっとも好ましくは約40重量%〜約10重量%の
量で含まれる。
成分b)は比較的極性の強い物質である。この物質は、
本組成物中で成分C)と合さって機能する場合、極性が
弱い成分C)とよりち、極性が強い成分C)とのほうが
より容易に混合することができる。したがって、より極
性の強い成分C)を用いると、より極性の弱い成分C)
を用いる場合よりち少量の成分b)しか必要とされない
であろう。熟練した当業者であれば、成分b)とC)の
適切な比率を選択し、実質的に均質な溶融組成物を得る
ことができるであろう。
変性澱粉が水を含有するならば、この変性澱粉成分の割
合は、変性澱粉/水成分の量であり、すなわち水の重量
を含むことになる。
澱粉を変性に先立、ち以下に記する添加剤と混合し、連
続法に有用である易流動性の粉末を得て、成分b)及び
C)もしくは他の任意に添加される成分と混合する前に
変性及び粒状化してもよい。
添加される他の成分は、粒状化された変性澱粉と等しい
粒径に粒状化されることが好ましい。
しかし、天然澱粉あるいは予備押出し及び/又は変性さ
れた、粒状もしくは粉末状澱粉を、粉末状もしくは粒状
の添加剤及び/又はポリマー物質とともに、いかなる所
望の混合形態又は順序で加工することも可能である。
したがって、成分a)、b)及びC)ならびに他の従来
の添加剤は、標準的なミキサー中で混合させることが好
ましい、そして、この混合物を押出し機に通し、他の製
品への加工のための出発原料としてち有用である成形品
の一形態としての粒状物又はペレットを製造することが
できる。しかし、粒状化を避け、得られる溶融体を下流
側の装置を用いることにより直接加工して、インフレー
トフィルムを含むフィルム、シート、形材、管、細管、
発泡体又は他の成形品を製造することが可能である。シ
ートは熱成形に用いることができる。
充填剤、潤滑剤及び/又は可塑剤は変性前に澱粉に添加
することが好ましい。一方、着色剤ならびに成分b)、
c)及び前述した以外の添加剤は、変性の前、途中又は
後で添加することができる。
実質的に変性された澱粉/水成分、すなわち粒状物は、
澱粉/水成分の好ましくは約10〜約22重量%、より
好ましくは約12〜約19重量%、もつとち好ましくは
約14〜約18重量%の水分を有する。
上述の水分は、全組成物中の澱粉/水成分の重量に対す
る水の割合を表し、添加された実質的に水不溶性の熱可
塑性ポリマーの重量をち含むであろう全組成物自体の重
量に対する水の割合を表すものではない。
澱粉を変性させ、モして/あるいは、本発明に従う新規
なポリマー組成物の溶融体を形成させるためには、この
組成物を、押出し機のスクリュー・バレル中、変性及び
溶融体形成をもたらすに充分な時間をかけて適当に加熱
する。温度は、使用される澱粉の種により、好ましくは
105℃〜240℃、より好ましくは130℃〜190
℃の範囲である。この変性及び溶融体形成には、組成物
を密閉容器中で加熱する。密閉容器は、典型的な密閉容
器又は、射出成形装置又は押出し装置のスクリュー・バ
レルにおいて生じるような非溶融質の原料物質の封止作
用によって定められる容器であってもよい、この意味で
は、射出成形機又は押出し機のスクリュー・バレルは、
密閉容器であると理解されるべきである。密閉容器中で
生じる圧力は、使用される温度での水の蒸気圧に相当す
るが、当然ながら、スクリュー・バレル中で通常に起こ
るように、追加の圧力を加える、そして/あるいは、発
生させてもよい。好ましい加圧及び/又は発生圧は、押
出しにおいて生じる圧力の範囲内であり、それ自体、例
えば5〜150 XIO’N/m2、好ましくは5〜7
5X 10’ N7m”、とりわけ5〜50x 10’
 N7m”であることが公知である。こうして得られた
組成物が変性澱粉のみからなるのならば、これを、選択
した混合及び加工の手法に従ってさらなる成分と混合し
つる状態に粒状化し、変性澱粉/ポリマー出発原料から
なる粒状混合物を得て、これをスクリュー・バレルに供
給することができる。
しかし、ス)リュー・バレル中で得られる溶融体は、必
要な成分すべてをすでに含んでいるならば、射出成形に
よって適切な型へと直接成形する、すなわち最終製品へ
と直接さらなる加工を施すことができる。
スクリュー内で上述のようにして得られる粒状混合物を
、一般に約り0℃〜約240℃、好ましくは約り20℃
〜約220℃、より好ましくは約130℃〜約190℃
の範囲の温度に加熱する。好ましくは、そのような混合
物を、吸熱転移分析(DSCIが、澱粉の酸化的熱分解
に特有な吸熱の直前の一定の比較的鋭いピークが消失し
たということを示すまで、充分に高い温度で充分に長い
時間をかけて加熱する。
溶融体が形成される際の最小圧力は、該温度で生じる水
蒸気圧に相当する。この方法を上記で説明のような密閉
容器中で、すなわち、押出し又は成形工程において生じ
、0〜150 X 10’ N7m”、好ましくはO〜
75X 10’ N7m”、とりわけ0〜50×10’
 N/−であることがそれ自体公知である圧力の範囲で
実施する。
押出しによって成形品を形成する場合、圧力は上述のと
おりであることが好ましい6本発明に従う溶融体を例え
ば射出成形するならば、射出成形に通常使用される射出
圧力は、例えば300 XIO’N/m”〜3.000
 XIO’ N7m”、好ましくは700 XIO’N
/m” 〜2.200 X 10’ N7m”の範囲で
ある。
したがって、本発明は、 1)澱粉と、部分的又は完全に塩の形態で存在するカル
ボキシル基を含有し、それ以外の官能基を含有しないポ
リマー及びコポリマーからなる群より選ばれる少なくと
も一種の化合物とからなる混合物を得て: 2)該混合物を、密閉容器中で充分な温度及び圧力下、
該澱粉の変性を生じさせて溶融体を形成させるに充分に
長い時間にわたって加熱することからなる方法によって
形成される、熱可塑性変性澱粉の実質的に均質な溶融体
を提供する。
本発明はまた、 1)澱粉と、部分的又は完全に塩の形態で存在するカル
ボキシル基を含有し、それ以外の官能基を含有しないポ
リマー及びコポリマーからなる群より選ばれる少なくと
も一種の化合物(成分b))とからなる混合物を得て; 2)該混合物を、密閉容器中で充分な温度及び圧力下、
該澱粉の変性を生じさせて実質的に均質な溶融体を形成
させるに充分に長い時間にわたって加熱し; 3)該溶融体を成形品へと形成し; 4)該成形品を冷却して相当な寸法安定性を有する熱可
塑性製品とすることからなる方法によって形成される、
相当な寸法安定性を有する熱可塑性変性澱粉製品を提供
する。
上述の両方法のステップ1)によって得られる混合物は
、本明細書に記載のように、成分C)及び添加剤をさら
に含んでいてもよい。
多様な親水性ポリマーを添加剤として用いることができ
る。これらは、水溶性ポリマー及び水膨潤性ポリマーを
含む、そのようなものとして、動物性ゼラチン、植物性
ゼラチン、各種蛋白、例えばひまわり蛋白、大豆蛋白、
綿実蛋白、落花生蛋白、あぶらな蛋白、アクリル化蛋白
:水溶性多糖類、アルキルセルロース、ヒドロキシアル
キルセルロース及びヒドロキシアルキルアルキルセルロ
ース、例えばメチルセルロース、ヒドロキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシブチ
ルメチルセルロース、セルロースエステル及びヒドロキ
シアルキルセルロースエステル、例えばセルロースアセ
チルフタレーh (CAP)、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースフタレ−)−(HPMCP) :澱粉から
得られる同様な公知のポリマー;水溶性又は水膨潤性の
合成ポリマー、例えばポリアクリレート、ポリメタクリ
レート、ポリビニルアルコール、セラックならびに他の
同様なポリマーがある。
好ましいものは合成ポリマーであり、もつと6好ましい
ものは、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリ
ビニルアルコールである。
そのような親水性ポリマーは、澱粉/水成分を基準とし
て約50重量%まで、好ましくは約30重量%まで、も
っとも好ましくは約5重量%〜約20重量%で、任意に
添加することができる。何らかの親水性ポリマーを添加
する場合には、組成物中の水の適量を決定する際に、澱
粉とともにその質量を考慮すべきである。
他の有用な添加剤には、例えば補助剤、充填剤、潤滑剤
、離型剤、可塑剤、発泡剤、安定剤、着色剤、顔料、増
量剤、改質剤、流動加速剤及びこれらの混合物がある。
充填剤の例には、全成分の総重量を基準として約0.0
2〜約50重量%、好ましくは約0.20〜約20重量
%の濃度で含まれる無機充填剤、例えばマグネシウム、
アルミニウム、ケイ素、チタンなどの酸化物がある。
潤滑剤の例としては、全組成物の重量を基準として約0
.1〜約5重量%、好ましくは約0.1〜約3重量%の
濃度で含めることができるアルミニウム、カルシウム、
マグネシウム及び錫のステアリン酸塩ならびにタルク、
シリコーンなどがある。
可塑剤の例には、全成分の総重量を基準として約0.5
〜約15重量%、好ましくは約0.5〜約5重量%の濃
度で添加される。低分子のポリ(酸化アルキレン)、例
えばポリ(エチレングリコール)、ポリ(プロピレング
リコール)、ポリ(エチレン−プロピレングリコール)
;低分子量の有機可塑剤、例えばグリセロール、ペンタ
エリトリット、グリセロールモノアセテート、グリセロ
ールジアセテートもしくはグリセロールトリアセテート
;プロピレングリコール、ソルビトール、ジエチルスル
ホコハク酸ナトリウムなどがある0着色剤の例には、公
知のアゾ染料、有機らしくは無機の顔料又は天然着色剤
がある。無機顔料が好ましく、例えば鉄又はチタンの酸
化物があり、それ自体公知であるこれらの酸化物は、全
成分の重量を基準として約0.001〜約IO重量%、
好ましくは約0.5〜約3重量%の濃度で添加される。
澱粉物質の流動特性を改善するための化合物、例えば水
素化された形態であることが好ましい動物性又は植物性
の脂肪、とりわけ室温で固形であるものを、さらに添加
してもよい。
これらの脂肪は、50℃以上の融点を有することが好ま
しい、好ましいものは、C52−1Cl4−C+s−及
びC+a−脂肪酸のトリグリセリドである。
これらの脂肪は、増量剤又は可塑剤を加えることなく、
単独で添加することができる。
これらの脂肪は、単独で、あるいは、モノグリセリド及
び/又はジグリセリドあるいはホスファチド、とりわけ
レシチンととちに好都合に添加することができる。モノ
グリセリド及びジグリセリドは、上述の種の脂肪、すな
わちC1,−C14−1C+a−及びCI8−脂肪酸か
ら誘導することが好ましい。
使用される脂肪、モノグリセリド、ジグリセリド及び/
又は1ノシチンの総量は、澱粉と添加される親水性ポリ
マーの総重量の約5M量%まで、好ましくは約0.5〜
約2重量%の範囲である。
この物質は、酸化防止剤などの安定剤、例えばチオビス
フェノール、アルキリデンビスフェノール、第2級芳香
族アミン;光安定剤、例えば紫外線吸収剤、紫外線消光
剤;ヒドロペルオキシド分解剤;遊離基掃去剤;微生物
に対する安定剤をさらに含んでいてもよい。
本発明の組成物は、密閉容器中で、すなわち水分及び圧
力が制御された条件で加熱されると、熱可塑性溶融体を
形成する。そのような溶融体を、例えば射出成形、吹込
成形、押出し及び同時押出しく棒、管及びフィルム押出
し)、圧縮成形、発泡のための従来の装置を用いること
により、従来の熱可塑性物質と同様に加工して公知の製
品を製造することができる。製品には、ビン、シート、
フィルム、包装材料、管、棒、積層フィルム、袋、バッ
グ、医薬用カプセル、顆粒、粉末又は発泡体がある。
例えば、これらの組成物を用い、周知の方法によって低
密度包装材料C例1発泡体)を製造することができる。
所望により、従来の発泡剤を用いてもよいし、あるいは
、一定の組成物については水自体が発泡剤として作用す
ることができる。組成及び加工条件を変化させることに
よって、連続気泡の発泡体及び独立気泡の発泡体を望み
どおりに製造することができる。本組成物から製造され
たこれらの発泡体は、本発明に従う成分b)及びC)を
含有していない澱粉から製造された発泡体と比較して改
善された特性(例:寸法安定性、耐湿性など)を示すで
あろう。
これらの組成物は、活性物質の担体物質とじて使用して
もよく、活性成分、例えば医薬品及び/又は農薬として
活性な化合物、例えば殺虫剤と混合し、これらの成分を
後で故山して適用するために使用してもよい。得られる
押出し物質を粒状化又は加工して微粉末にすることがで
きる。
下記の各実施例は、本発明をより詳細に説明及び例示す
るためのものであるが、各請求項によって定められるそ
の範囲を限定すべきものではない。
東急盟ユ (al水分I5.1%を含むじゃがいも澱粉9.500
gを高速ミキサーに入れ、5urlyn 8528とし
てDuPont社から販売の、エチレン90重量%及び
メタクノル酸10重量%を含むエチレン/メタクリル酸
・コポリマーナトリウム塩(成分b) ) 425g、
Boeson l/PとしてBoehringer  
Ingelheim社から販売の水素化脂肪(潤滑・離
型剤) 80.75gならびに、Metarin Pと
してLucas Meyer社から販売の溶融体流動加
速剤(レシチン) 40.37gを撹拌しながら添加し
た。最終混合物の水分は14.3%であった。
(bl  fa)の下で製造された混合物10.000
gを、ホッパーを介して、Werner k Pfle
iderer社製の連動回転ダブルスクリユー型押出し
機(Continua37型〕に供給した。
バレルの4区分の温度分布は、20°C−180℃−1
80℃−80℃であった。
混合物の生産率を8 kg/hr  (スクリュー速度
は200rpm)として押出しを実施した。水を注入口
がら2.1kg/hrの流量で添加した。押出しの間の
この物質の水分は32%であった。押出し機の最後の区
分で、500 mbarに減圧して水の一部を水蒸気と
して除去した。
この粒状物の水分は室温での平衡後で16.9%である
と測定された。
(c)  (b)の下で得られた予備ブレンドされた混
合物の粒状物(H20含有率: 16.9%)を、ホッ
パーを介して、射出成形機Arburg 329−21
0−750に供給し、引張り試験用の試料を製造した。
バレルの温度分布は、90℃−175℃−175℃−1
75℃であった。
射出重量は7.9g、滞留時間は450秒、射出圧力は
2,090バール、背圧は80バール、そしてスクリュ
ー速度は180rpmであった。
このようにして製造された引張り試験用試料を、任意の
標準条件として、耐候試験キャビネット中、50%R,
H,で5日間かけて状態調整した。
この試験用試料は標準DIN形状(DIN第53455
号)を有していた。
(dl状態調整された引張り試験用試料をZwick引
張り試験装置上でその応力/ひすみ挙動について試験し
た。
毎分10mmの伸び率を用いて試料を室温で測定した。
結果を表1に示し、成分b)及びC)を含めずに同様な
方法で加工した同一の澱粉から得られた引張り試験用試
料についての結果と比較した。
友1 ブレンドなし澱粉  22      325実施例1
      27      3653      2
9      3404      57      
4105      62      3156   
   63      3307      28  
    3808      24      310
9      69      48510     
250      90011      48   
   57512      80      490
丈立旦l 各成分の比率を表2に示すように変更した以外は、実施
例1を同様に繰り返した。比較のため、実施例1をブレ
ンドNo、 1として示す6友1 2      50:50      100:03 
     60:40       99:14   
   70:30       50:15     
 80:20       20:1実施例1   9
1.5:8.5     1ol16      90
:10        1:17      94:6
        1:108      98:2  
      1:509      99:l    
     1:99射出成形されたポリマーは、ブレン
ドなし澱粉のポリマーより6靭性かつ湿り空気に対して
抵抗性であった。屈曲時の破断に対する抵抗として測定
される靭性は、ブレンド9からブレンド2へと、エチレ
ン/メタクリル酸・コポリマーナトリウム塩(Surl
yn  8528)の含有量の合計での増加に伴いなが
ら増大した。湿り雰囲気中での軟化に対する抵抗は、ブ
レンドなしの澱粉と比較して、すべての場合において改
善されているが、ブレンド1.4.5及び6の抵抗がと
りわけ良好であった。これらの結果は、予想外の組合せ
が性能における改良をもたらすことを示している。
夫五盟ユ (a)水分15%を含むじゃがいも澱粉8.900gを
高速ミキサーに入れ、5urlyn 8528としてD
u Pant社から販売の、エチレン90重量%及びメ
ククリル酸10重量%を含むエチレン/1メタクリル酸
・コポリマーナトリウム塩(成分b ) ) 765g
、 EscoreneULO2020としてExxon
社から販売の、エチレン80モル%及び酢酸ビニル20
モル%を含むエチレン/酢酸ビニル・コポリマー(成分
C))85g、Lupolen 2410 TとしてB
ASF社から販売のポリエチレン(成分c) )  8
5g、 Boeson VPとしてBoehringe
rIngelheim社から販売の水素化脂肪(潤滑・
離型剤)75.7gならびに、Metarin Pとし
てLucas Meyer社から販売の溶融体流動加速
剤(レシチン) 37.8gを撹拌しながら添加した。
最終混合物の水分は13%であった。
(bt  (alの下で製造された混合物10.000
gを、ホッパーを介して、■erner & Pfle
iderer社製の連動回転ダブルスクリユー型押出し
機(Continua37型)に供給した。
バレルの4区分の温度分布は、20℃−180°C−1
80℃−80℃であった。
混合物の生産率を8.7kg/hr (スクリュー速度
は200rpm)として押出しを実施した。水を注入口
から2.1kg/hrの流量で添加した。押出しの間の
この物質の水分は31%であった。押出し機の最後の区
分で、400 mbarに減圧して水の一部を水蒸気と
して除去した。
この粒状物の水分は室温での平衡後で16.9%である
と測定された。
(cl  (b)の下で得られた予備ブレンドされた混
合物の粒状物(H20含有率: 16.9%)を、ホッ
パーを介して、射出成形機Arburg 329−21
0−750に供給し、引張り試験用の試料を製造した。
バレルの温度分布は、90℃−165℃−165℃−1
65℃であった。
射出重量は7.6g、滞留時間は450秒、射出圧力は
2.100バール、背圧は80バール、そしてスクリュ
ー速度は180rpmであった。
このようにして製造された引張り試験用試料を、任意の
標準条件として、耐候試験キャビネット中、50%R,
H,で5日間かけて状態調整した。
この試験用試料は標準DIN形状(DIN第53455
号)を有していた。
(d)状態調整された引係り試験用試料を、実施例1に
記載のように、Zwick引張り試験装置上でその応力
/ひずみ挙動について試験した。結果を表1に示す。
笈凰思1 (a)水分15%を含むじゃがいも澱粉5.000gを
高速ミキサーに入れ、5urlyn 8528としてD
u Pant社から販売の、エチレン90重量%及びメ
タクリル酸10重量%を含むエチレン/メタクリル酸・
コポリマーナトリウム塩(成分b) ) 4.250g
、水素化脂肪(潤滑・離型剤)であるBoeson V
P 42.5gならびに、溶融体流動加速剤(レシチン
)であるMetarin P 21.3gを撹拌しなが
ら添加した。最終混合物の水分は7.4%であった。
(b)  (a)の下で製造された混合物9.000g
を、ホッパーを介して、実施例1に記載のものと同じ連
動回転ダブルスクリユー型押出し機に供給した。以下の
温度分布:20℃−220℃−220℃−80℃で混合
物の押出しを実施した。押出し実験にあたっての他のパ
ラメーターは次のとおりであった。
生産率: 8 kg/hr スクリュー速度: 2DOrprtr 水添加率: 2.1kg/hr 減圧(最終区分)  : 70mbar押出しの間の水
分:26.7% この粒状物の水分は室温での平衡後で17,1%である
と測定された。
(C1(blの下で得られた粒状物を、実施例1の(C
1に記載のものと同じ射出成形機を用いて加工した。バ
レルの温度分布は、90°C−175℃−175”C−
175℃であった。加工にあたっての他のパラメーター
は次のとおりであった。
射出重量: 6.4g 滞留時間:450秒 射出圧カニ 1,100バール 背圧=80バール スクリュー速度: 180rpm このようにして製造された引張り試験用試料を状態調整
し、実施例1の(dlに記載のように、Zwick引張
り試験装置上で試験した。
結果を表1に示す。
罠凰皿旦 fa)水分15.2%を含むじヤがいち澱粉4.000
gを高速ミキサーに入れ、5urlyn 8528とし
てDuPont社から販売の、エチレン90重量%及び
メタクリル酸10重量%を含むエチレン/メタクリル酸
・コポリマーナトリウム塩(成分b) ) 1.700
g、Escorene ULO2020としてExxo
n社から販売の、エチレン80モル%及び酢酸ビニル2
0モル%を含むエチレン/酢酸ビニル・コポリマー(成
分C))2.550g、 Lupolen 2410T
としてBASF社から販売のポリエチレン(成分C) 
) 850g、水素化脂肪(潤滑・離型剤)であるBo
eson VP 34gならびに、溶融体流動加速剤(
レシチン)であるMetarin P17gを撹拌しな
がら添加した。最終混合物の水分は5.3%であった。
(bl  (alの下で製造された混合物s、 000
gを、ホッパーを介して、実施例1に記載のものと同じ
連動回転ダブルスクリユー型押出し機に供給した。
以下の加工時のパラメーターで混合物の押し出しを実施
した。
温度分布二20℃−180°C−180℃−80℃生産
率: 8.4kg/hr スクリュー速度: 200rpm 水添加率: 2.1kg/hr 減圧(最終区分)  : 450mbar押出しの間の
水分:25% この粒状物の水分は室温での平衡後で13.9%であっ
た。標準のミキサー中で撹拌しながら水を噴霧すること
により、この粒状物の水分を17%にまで調整した。
(c)(b)の粒状物を、実施例1のものと同じ射出成
形機を用いて加工した。加工時のパラメーターは次のと
おりであった。
温度分布二90℃−175℃−175℃−175℃射出
116g 滞留時間=450秒 射出圧カニ825バール 背圧=80バール スクリュー速度: 180rpm このようにして製造された引張り試験用試料を状態調整
し、実施例1の(dlに記載のZwick引張り試験装
置上で試験した。
結果を表1に示す。
裏五盟旦 fa)水分15.1%を含むじゃがいも澱粉4.000
gを高速ミキサーに入れ、5urlyn 8528とし
てDuPont社から販売の、エチレン90重量%及び
メタクリル酸10重量%を含むエチレン/メタクリル酸
・コポリマーナトリウム塩(成分b) ) 5.100
g、水素化脂肪(潤滑・離型剤)であるBoeson 
VP 34gならびに、溶融体流動加速剤(レシチン)
であるMetarin P 17gを撹拌しながら添加
した。R終部合物の水分は5%であった。
(bl  (alの下で製造された混合物9,000g
を、ホッパーを介して、実施例1に記載のちのと同じ連
動回転ダブルスクリユー型押出し機に供給した。
以下の加工時のパラメーターで混合物の押し出しを実施
した。
温度分布:20℃−180℃−180℃−80℃生産率
: 8.3kg/hr スクリュー速度: 200rpm 水添加率: 2.5kg/hr 減圧(最終区分)  : 300mbar押出しの間の
水分+27.6% この粒状物の水分は室温での平衡後で16,4%であっ
た・ (C1fbl下で得られた粒状物を、実施例1の(cl
 に記載のものと同じ射出成形機を用いて加工した。加
工時のパラメーターは次のとおりであった。
温度分布:90℃−175℃−175℃−175℃射出
重量:6g 滞留時間:450秒 射出圧カニ 1.100バール 背圧:80バール スクリュー速度: 180rpm このようにして製造された引張り試験用試料を状態調整
し、実施例1の(d)に記載のZwick引張り試験装
置上で試験した。
結果を表1に示す。
丈鑑班ユ (a)水分15.1%を含むじゃがいも澱粉9.000
gを高速ミキサーに入れ、5urlyn 8940とし
てDuPont社から販売の、エチレン85重量%及び
メタクリル酸10重量%を含もエチレン/メタクリル酸
・コポリマーナトリウム塩(成分b))ll150g、
水素化脂肪(潤滑・離型剤)であるBoeson VP
 76.5gならびに、溶融体流動加速剤(レシチン)
であるMetarin P 38.3gを撹拌しながら
添加した。最終混合物の水分は12.9%であった。
(bl  (alの下で製造された混合物9.000g
を、ホッパーを介して、実施例1に記載のものと同じ連
動回転ダブルスクリユー型押出し機に供給した。
以下の加工時のパラメーターで混合物の押し出しを実施
した。
温度分布:20℃−80℃−80℃−80℃生産率: 
8.6kg/hr スクリュー速度: 200rpm 水添加率: 2.1kg/hr 減圧(最終区分)  : 30mbar押出しの間の水
分:31% この粒状物の水分は室温での平衡後で15.6%であっ
た。標準のミキサー中で撹拌しながら水を噴霧すること
により、この粒状物の水分を17%にまで調整した。
(c)  fb)の下で得られた粒状物を、実施例1の
(cl に記載のものと同じ射出成形機を用いて加工し
た。加工時のパラメーターは次のとおりであった。
温度分布:90℃−1658C−165℃−165℃射
出重量: 7.9g 滞留時間=450秒 射出圧カニ 2.020バール 背圧:80バール スクリュー速度: 180rpm このようにして製造された引張り試験用試料を状態調整
し、実施例1のfd)に記載のZwick引張り試験装
置上で試験した。
結果を表1に示す。
裏思貝旦 (al水分15.0%を含むじゃがいも澱粉8,900
gを高速ミキサーに入れ、5urlyn 8940とし
てDuPont社から販売の、エチレン85重量%及び
メタクリル酸15重量%を含むエチレン/メタクリル酸
・コポリマーナトリウム塩(成分b) ) 765g、
Airvol 540SとしてAir Product
s社から販売の、酢酸ビニル11〜13モル%及びビニ
ルアルコール87〜89モル%を含むビニルアルコール
/酢酸ビニル・コポリマー(成分c ) ) 85g 
、 Degalan G−6としてDegussa社か
ら販売のポリメチル(メタクル−ド)(成分c))85
g、水素化脂肪(潤滑・離型剤)であるBoeson 
VP 75.7gならびに、溶融体流動加速剤(レシチ
ン)であるMetarin P37.8gを撹拌しなが
ら添加した。最終混合物の水分は13.3%であった。
fbl  (a)の下で製造された混合物9.000g
を。
ホッパーを介して、実施例1に記載のものと同じ連動回
転ダブルスクリユー型押出し機に供給した。
以下の加工時のパラメーターで混合物の押し出しを実施
した。
温度分布:20℃−80°C−180℃−150℃生産
率: 9.3kg/hr スクリュー速度: 200rplII 水添加率: 4.1kg/hr 減圧(最終区分)  : 40mbar押出しの間の水
分:42.7% この粒状物の水分は室温での平衡後で13.5%であっ
た。
(C)  (blの下で得られた粒状物を、実施例1の
(C1に記載のものと同じ射出成形機を用いて加工した
。加工時のパラメーターは次のとおりであった。
温度分布=90℃−175℃−175°C−175℃射
出重量: 7.8g 滞留時間:450秒 射出圧カニ 1.830バール 背圧二80バール スクリュー速度: 180rpm このようにして製造された引張り試験用試料を状態調整
し、実施例1のfd)に記載のZwick引張り試験装
置上で試験した6 結果を表1に示す。
丈思盟ユ (a)水分15.0%を含むじゃがいも澱粉3.000
gを高速ミキサーに入れ、5urlyn 8940とし
てDuPont社から販売の、エチレン85重量%及び
メタクリル酸15重量%を含むエチレン/メタクリル酸
・コポリマーナトリウム塩(成分b) ) 5.950
g。
水素化脂肪(潤滑・離型剤)であるBoeson VP
25.5gならびに、溶融体流動加速剤(レシチン)で
あるMetarin P 12.8gを撹拌しながら添
加した。最終混合物の水分は8.4%であった。
(bl  (alの下で製造された混合物9.000g
を、ホッパーを介して、実施例1に記載のものと同じ連
動回転ダブルスクリユー型押出し機に供給した。
以下の加工時のパラメーターで混合物の押し出しを実施
した。
温度分布:20℃−80℃−100℃−80℃生産率:
 7.9kg/hr スクリュー速度: 200rpm 水添加率: 1.1kg/hr 減圧(J%終区分)  : 25mbar押出しの間の
水分: 19.5% 従来のミキサー中で撹拌しながら水を噴霧することによ
り、この粒状物の水分を15.8%から17%に調整し
た。
(c)  (b)の下で得られた粒状物を、実施例1の
(cl に記載のものと同じ射出成形機を用いて加工し
た。加工時のパラメーターは次のとおりであった。
温度分布:90℃−165℃−165℃−165°C射
出重量二6g 滞留時間:450秒 射出圧カニ 1,100バール 背圧二80バール スクリュー速度: 180rpm このようにして製造された引張り試験用試料を状態調整
し、実施例1の(dlに記載のZwick引張り試験装
置上で試験した。
結果を表1に示す。
叉箆園旦 fa)水分15%を含むじやがいち澱粉2.10.0g
を高速ミキサーに入れ、溶融状のエチレン/アクリル酸
・コポリマーであるDow Chemica1社のPr
imacor5980を水酸化ナトリウム溶液で中和す
ることによって製造した、エチレン80重量%及びアク
リル酸20重量%を含むエチレン/アクリル酸・コポリ
マーナトリウム塩(成分b ) ) 765g、 Pe
baxMa−4011としてAtochem社から販売
の熱可塑性ポリアミド弾性体5,950g、 Boes
on VPとしてBoehringer Ingelh
eim社から販売の水素化脂肪(潤滑・離型剤) 18
gならびに、Metarin PとしてLucas M
eyer社から販売の溶融体流動加速剤(レシチン)9
gを撹拌しながら添加した。最終混合物の水分は6.5
%であった。
(bl  falの下で製造された混合物8.000g
を、ホッパーを介して、Werner & Pflei
derer社製の連動回転ダブルスクリユー型押出し機
(Continua37型)に供給した。
バレルの4区分の温度分布は、20℃−80℃−240
℃−180℃であった。
混合物の生産率を8 kg/hr  (スクリュー速度
は20Orpm)として押出しを実施した。水を注入口
から1.8kg/hrの流量で添加した。押出しの間の
この物質の水分は23.3%であった。押出し機の最後
の区分で、500 mbarに減圧して水の一部を水蒸
気として除去した。
この粒状物の水分は室温での平衡後で7%であると測定
された。従来のミキサー中で撹拌しながら水を噴霧する
ことにより、この粒状物の水分を17%にまで調整した
(cl  (blの下で得られた予備ブレンドされた混
合物の粒状物(H20含有率=17%)を、ホッパーを
介して、射出成形機Arburg 329−210−7
50に供給し、引張り試験用の試料を製造した。バレル
の温度分布は、90℃−165℃−165℃−165°
Cであった。
射出重量は6.7g、滞留時間は450秒、射出圧力は
460バール、背圧は80パール、そしてスクリュー速
度は180rpmであった。
このようにして製造された引張り試験用試料を、任意の
標準条件として、耐候試験キャビネット中、50%R,
H,で5日間かけて状態調整した。
この試験用試料は標準DIN形状(D工N第53455
号)を有していた。
fd+dl調整された引張り試験用試料を、実施例1に
記載のように、Zwick引張り試験装置上でその応力
/ひずみ挙動について試験した。
結果を表1に示す。
笈&思旦 (al水分15.1%を含むじゃがいも澱粉8,900
gを高速ミキサーに入れ、5urlyn 8660とし
てDuPant社から販売の、エチレン90重量%及び
メタクリル酸10重量%を含もエチレン/メタクリル酸
・コポリマーナトリウム塩(成分b) ) 3.022
g、水素化脂肪(潤滑・離型剤)であるBoeson 
VP75、65gならびに、溶融体流動加速剤(レシチ
ン)であるMetarin P 37.82gを撹拌し
ながら添加した。最終混合物の水分は11,2%であっ
た。
(bl  (alの下で製造された混合物9.000g
を、ホッパーを介して、Leistritz社の連動回
転ダブルスクリユー型押出し機(LSM 34GL型)
に供給した。以下の温度分布=25°C−90℃−15
0℃−120’C−95℃−90℃で混合物の押出しを
実施した。押出し実験にあたっての他のパラメーターは
次のとおりであった。
生産率: 11.5kg/hr スクリュー速度: 120rpm 水添加率: 4.6kg/hr 減圧(最終区分)  : 200mbar押出しの間の
水分: 39.2% この粒状物の水分は室温での平衡後で173%であると
測定された6 (c)  (b)の下で得られた粒状物を、射出成形機
Kloeckner Ferromatic FM 6
0を用いて加工した。
バレルの温度分布は、90℃−155℃−155℃−1
55℃であった。加工にあたっての他のパラメーターは
次のとおりであった。
射出重量=20g 滞留時間1450秒 射出圧カニ767パール 背圧二80バール スクリュー速度+ 18Orpm この引張り試験用試料は、標準ISO形状(rs。
R527号)を有していた。この試料を状態調整し、実
施例1の(dlに記載のように、2w1ck引張り試験
装置上で試験した。
結果を表1に示す。
X凰園■ (a)水分15%を含むじゃがいも澱粉8.900gを
高速ミキサーに入れ、5urlyn 8660としてD
u Pant社から販売の、エチレン90重量%及びメ
タクリル酸10重量%を含むエチレン/メタクリル酸・
コポリマーナトリウム塩(成分b ) ) 6.044
g、水素化脂肪(潤滑・離型剤)であるBoeson 
VP 75.65gならびに、溶融体流動加速剤(レシ
チン)であるMetarin P 37.82gを撹拌
しながら添加した。最終混合物の水分は8.9%であっ
た。
fbl  (a)の下で製造された混合物9.000g
を、ホッパーを介して、実施例11に記載のものと同じ
連動回転ダブルスクリユー型押出し機に供給した。
以下の加工時のパラメーターで混合物の押し出しを実施
した。
温度分布=25℃・−90℃−150℃−170℃−1
20℃−95℃−90℃ 生産率: 11.5kg/hr スクリュー速度: 12Orpm 水添加率: 4.6kg/hr 減圧(最終区分)  : 200mbar押出しの間の
水分: 37.6% この粒状物の水分は室温での平衡後で17.4%であっ
た。
(cl  (blの粒状物を、実施例11のものと同じ
射出成形機を用いて加工した。加工時のパラメーターは
次のとおりであった。
温度分布=90℃−155℃−155℃−155°C射
出重量: 20g 滞留時間:450秒 射出圧力=441バール 背圧二80バール スクリュー速度: 180rpm このようにして製造された引張り試験用試料(ISO形
状: R527号)を状態調整し、実施例1の(dl 
に記載のZwick引張り試験装置上で試験した。
結果を表1に示す。
!息量□ ステップ(a)の混合物にBASF社のポリエチレン、
Lupolen 2410T 302gを添加して、実
施例11を同様に繰り返した。射出成形されたポリマー
は。
屈曲時の破断に対する抵抗としての判定では、ブレンド
なし澱粉のポリマーよりも靭性であった。
丈血因月 fal水分15.1%を含むじゃがいも澱粉8.900
gを高速ミキサーに入れ、溶融状のエチレン/アクリル
酸・コポリマーであるDow Chemica1社のP
rimacor 5980を水酸化ナトリウム溶液で中
和することによって製造した、エチレン80重量%及び
アクリル酸20重量%を含むエチレン/アクリル酸・コ
ポリマーナトリウム塩(成分b) ) 510g、Ve
stamid L−1700としてHuels Che
mie社から販売のナイロン12(成分C) ) 51
0g、水素化脂肪(潤滑・離型剤)であるBoeson
 VP 75.65gならびに、溶融体流動加速剤(レ
シチン)であるMetarin P37、82gを撹拌
しながら添加した。最終混合物の水分は13.4%であ
った。
(b)  (alの下で製造された混合物9.000g
を、ホッパーを介して、実施例1に記載のちのと同じ連
動回転ダブルスクリユー型押出し機に供給した。
以下の加工時のパラメーターで混合物の押し出しを実施
した。
温度分布:20℃−80℃−190℃−190°C生産
率: 9.1kg/hr スクリュー速度: 20Orpm 水添加率: 2.9kg/hr 減圧(最終区分)  : 40mbar押出しの間の水
分: 37.6% この粒状物の水分は室温での平衡後で9.9%であった
。標準のミキサー中で撹拌しながら水を噴霧することに
より、この粒状物の水分を17%にまで調整した。
(c)  (blの下で得られた粒状物を、実施例1の
(c)に記載のものと同じ射出成形機を用いて加工した
。加工時のパラメーターは次のとおりであった。
温度分布:90’C−175℃−175℃−175℃射
出重量二8g 滞留時間:450秒 射出圧カニ 2,220バール 背圧二80パール スクリュー速度: 180rpm 相当する射出成形されたポリマーブレンドは、屈曲時の
破断に対する抵抗としての判定では、ブレンドなし澱粉
のポリマーよりも靭性であった。
丈&汎址 (al水分15.1%を含むじゃがいち澱粉8.000
gを高速ミキサーに入れ、溶融状のPrimacor 
5980(エチレン80重量%、アクリル酸20重量%
)を水酸化ナトリウム溶液で中和することによって製造
した、エチレン/アクリル酸・コポリマーナトリウム塩
(成分b) ) 765g、 Airvol 540S
としてAir Products社から販売のビニアル
コール/酢酸ビニル(ビニルアルコール87〜89モル
%、酢酸ビニル11〜13モル%)コポリマー(成分C
))425g、 Degalan G−6としてDeg
ussa社から販売のポリ(メチルメタクリレート)(
成分C))425g、水素化脂肪(潤滑・離型剤)であ
るBoesonVP 68g及び、溶融体流動加速剤(
レシチン)であるMetarin P 34gを撹拌し
ながら添加した。最終混合物の水分は12.4%であっ
た。
(b)  (a)の下で製造された混合物9.000g
を、ホッパーを介して、実施例1に記載のものと同じ連
動回転ダブルスクリユー型押出し機に供給した。
以下の加工時のパラメーターで混合物の押し出しを実施
した。
温度分布=20℃−80℃−180℃−1506C生産
率: 9.3kg/hr スクリュー速度: 20Orpm 水添加率: 4.1kg/hr 減圧(最終区分)  : 40mbar押出しの間の水
分:42.1% この粒状物の水分は室温での平衡後で13.5%であっ
た、標準のミキサー中で水を噴霧することにより、この
粒状物の水分を17%にまで調整した。
(c)(b)の下で得られた粒状物を、実施例1のfc
)に記載のものと同じ射出成形機を用いて加工した。加
工時のパラメーターは次のとおりであった。
温度分布=90℃−175℃−175℃−175℃射出
重量: 7.8g 滞留時間:450秒 射出圧カニ 1,850バール 背圧゛:80バール スクリュー速度: 180rpm 相当する射出成形されたポリマーブレンドは、屈曲時の
破断に対する抵抗としての判定では、ブレンドなし澱粉
のポリマーよりも靭性てあった。
丈血園■ ポリエチレン(成分b))である1upolen241
0Tの代りに、 BASF社から販売のポリスチレン、
Po1ystyrol 144−C425gを用いて、
実施例13を繰り返した。
相当する射出成形されたポリマーブレンドは、屈曲時の
破断に対する抵抗としての判定では、ブレンドなし澱粉
のポリマーよりち靭性であった。
罠血皿■ (i) じゃがいも澱粉(H20含有率:15%)を8
、000gに増量し、(iil熱可塑性ポリアミド弾性
体(成分c))であるPebax Ma−4011の代
りに、DOW (J1emica1社の熱可塑性ポリウ
レタン弾性体、Pe1lethane 2103−80
−Ae 1,360gを用いた以外は、実施例10を同
様に繰り返した。
相当する射出成形されたポリマーブレンドは、屈曲時の
破断に対する抵抗としての判定では、ブレンドなし澱粉
のポリマーよりも靭性であった。
裏血園旦 水分を22%に調整し、カッターをグイ前面から取り外
したことを除き、実施例1のステップ(at及び(b)
を繰り返した。過剰な水の蒸発の結果として発泡した、
連続する押出し物を得た。この発泡体を30〜40mm
の長さに裁断すると、荒充填用の包装絶縁材料として有
用なものが得られた。
宜1劃1 実施例2〜17の各射出成形操作の間、発泡体を形成す
る用途を例示するための実験を行った。
実施例1のステップ(al 、 (b)及び(clに記
載のようにして溶融物質を得て、これを、各場合につき
、密閉型中に射出成形するのではなく、外気中に押出し
した(ステップ(C) ) 、各場合において、その物
質を包装用の荒充填材として有用である発泡押出し物へ
と転換した。
丈五園銭 実施例1からの粒状物とポリスチレンとを30:70の
重量部の比率で混合し、実施例19に従って処理した。
得られた発泡押出し物は、構造用フオームをはじめとす
る多様な用途に適当である、非常に微細かつ均一な気泡
構造を有していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 相当な寸法安定性を有する製品へと成形可能な組成
    物であって、 a)変性澱粉及び b)部分的又は完全に塩の形態で存在するカルボキシル
    基を含有し、それ以外の官能基を含有しないポリマー及
    びコポリマーからなる群より選ばれる、該製品の物理特
    性を改善する効果を示す量で含まれる少なくとも一種の
    化合物からなることを特徴とする組成物。 2 成分b)の化合物が、アクリル酸、メタクリル酸、
    クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸
    及び無水イタコン酸からなる群より選ばれる少なくとも
    一種のモノマーを重合させたのち、カルボキシル基の一
    部又は全部を塩にすることによって得られる請求項1記
    載の組成物。 3 成分b)の化合物が、アクリル酸、メタクリル酸、
    クロトン酸、マレイン酸及びイタコン酸からなる群より
    選ばれる少なくとも一種のモノマーと、エチレン、ブチ
    レン、イソブチレン、プロピレン、イソプレン、ブタジ
    エン及びスチレンからなる群より選ばれる少なくとも一
    種のモノマーとを重合させたのち、それを塩にすること
    によって得られる請求項1記載の組成物。 4 該コポリマーが、塩の形態におけるエチレン/アク
    リル酸・コポリマー又は、塩の形態におけるエチレン/
    メタクリル酸・コポリマーである請求項3記載の組成物
    。 5 成分b)のポリマー又はコポリマーが、式:−CO
    OM (式中、Mは、一価もしくは多価の陽イオン、アンモニ
    ウム陽イオン(NH_4^+)又は有機塩基陽イオン、
    好ましくはアルカリ陽イオン、マグネシウムイオン又は
    亜鉛イオン、とりわけナトリウムイオンである) で表されるカルボキシレート基を含有する請求項1〜4
    のいずれか一項に記載の組成物。 6 コポリマー中のカルボキシル及びカルボキシレート
    含有モノマーの量が、モノマー成分の総量を基準とした
    計算で、3モル%〜80モル%、好ましくは3モル%〜
    40モル%、より好ましくは3.5モル%〜30モル%
    、もっとも好ましくは3.5モル%〜20モル%である
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。 7 中和度が約40〜約90%である請求項6記載の組
    成物。 8 変性澱粉:成分b)の重量%比が約1:99〜約9
    9:1である請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成
    物。 9 変性澱粉が全組成物の約50重量%〜約99重量%
    の量で含まれている請求項8記載の組成物。 10 変性澱粉が、澱粉総含量の約5重量%〜約40重
    量%、好ましくは約10重量%〜約22重量%の水分を
    有する請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。 11 成分b)として定められた化合物の定義に該当し
    ない実質的に水不溶性の熱可塑性ポリマーからなる成分
    c)がさらに含まれている請求項1〜10のいずれか一
    項に記載の組成物。 12 該成分c)が、ポリオレフィン、ビニルポリマー
    、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリアクリレ
    ート、ポリメタクリレート、ポリアセタール、熱可塑性
    重縮合物、ポリアリールエーテル、熱可塑性ポリイミド
    、実質的に水不溶性又は結晶性のポリ(酸化アルキレン
    )ならびにそれらの混合物からなる群より選ばれる請求
    項11記載の組成物。 13 成分c)が、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
    リイソブチレン、ポリ(塩化ビニル)、ポリ(酢酸ビニ
    ル)、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリ
    ウレタン、ポリカーボネート及びポリ(アルキレンテレ
    フタレート)からなる群より選ばれる請求項12記載の
    組成物。 14 成分c)が、アルキレン/ビニルエステル・コポ
    リマー、アルキレン/アクリレート又はメタクリレート
    ・コポリマー、ABSコポリマー、スチレン/アクリロ
    ニトリル・コポリマー、アルキレン/無水マレイン酸・
    コポリマー、部分的に加水分解されたポリアクリレート
    又はポリメタクリレート;アクリレート及びメタクリレ
    ートの部分的に加水分解されたコポリマー、アクリル酸
    エステル/アクリロニトリル・コポリマー及びそれらの
    水解物、アクリルアミド/アクリロニトリル・コポリマ
    ー;アミドエーテル、アミドエステルのブロックコポリ
    マー;ウレタンエステルのブロックコポリマーならびに
    それらの混合物からなる群より選ばれる請求項11記載
    の組成物。 15 成分c)が、エチレン/酢酸ビニル・コポリマー
    (EVA)、エチレン/ビニルアルコール・コポリマー
    (EVAL)、エチレン/アクリル酸・コポリマー(E
    AA)、エチレン/エチルアクリレート・コポリマー(
    EEA)、エチレン/メタクリレート・コポリマー(E
    MA)、スチレン/アクリロニトリル・コポリマー(S
    AN)、エチレン/無水マレイン酸・コポリマー;アミ
    ドエーテル、アミドエステルのブロックコポリマー;ウ
    レタンエーテル、ウレタンエステルのブロックコポリマ
    ー及びそれらの混合物からなる群より選ばれる請求項1
    4記載の組成物。 16 成分b)とc)の総量が、全組成物の約1重量%
    〜約99重量%、好ましくは約10重量%〜約80重量
    %、もっとも好ましくは約10重量%〜約40重量%を
    構成する請求項11〜15のいずれか一項に記載の組成
    物。 17 補助剤、充填剤、潤滑剤、離型剤、可塑剤、発泡
    剤、安定剤、増量剤、改質剤、流動加速剤、着色剤、顔
    料及びそれらの混合物からなる群より選ばれる一種又は
    それ以上の物質がさらに含まれている請求項1〜16の
    いずれか一項に記載の組成物。 18 農薬として活性な化合物をさらに含む請求項1〜
    17のいずれか一項に記載の組成物。 19 溶融体ブレンドである請求項1〜18のいずれか
    一項に記載の組成物。 20 冷却されて凝固したブレンドである請求項1〜1
    8のいずれか一項に記載の組成物。 21 微粒状、粒状又はペレット状の形態における請求
    項20記載の組成物。 22 1)澱粉と、部分的又は完全に塩の形態で存在す
    るカルボキシル基を含有し、それ以外の官能基を含有し
    ないポリマー及びコポリマーからなる群より選ばれる、
    該製品の物理特性を改善する効果を示す量で含まれる少
    なくとも一種の化合物とからなる混合物を得て; 2)該混合物を、密閉容器中で充分な温度及び圧力下、
    該澱粉の変性を生じさせて実質的に均質な溶融体を形成
    させるに充分なほど長い時間にわたって加熱し; 3)該溶融体を成形品へと形成し; 4)該成形品を冷却させて相当な寸法安定性を有する熱
    可塑性製品とすることを特徴とする方法によって、請求
    項1〜18、20及び21のいずれか一項に記載の組成
    物から形成される、相当な寸法安定性を有する熱可塑性
    変性澱粉製品。 23 澱粉の変性が、その融点及びガラス転移温度を超
    える温度で実施される請求項22記載の製品。 24 澱粉の変性が、約105℃〜約240℃、好まし
    くは約130℃〜約190℃の温度で実施される請求項
    22又は23記載の製品。 25 溶融体が、適用温度下での水蒸気の発生を回避す
    るに必要な最低圧から約150×10^5N/m^2ま
    での圧力下で形成される請求項24記載の製品。 26 澱粉が酸化的熱分解に特有なその吸熱変化の直前
    に一定の狭い吸熱転移を受けるまで熱及び圧力が維持さ
    れる請求項25記載の製品。 27 粒状物、ペレット又は粉末である請求項22〜2
    6のいずれか一項に記載の製品。 28 容器、ビン、管、棒、包装材料、シート、発泡体
    、フィルム、袋、バッグ及び医薬用カプセルからなる群
    より選ばれる成形品を形成するためにさらに溶融及び加
    工される請求項27記載の製品。 29 さらなる溶融及び加工が、発泡、フィルム形成、
    圧縮成形、射出成形、吹込成形、押出し成形、同時押出
    し成形、真空成形、熱成形及びそれらの組合せからなる
    請求項28記載の製品。 30 1)澱粉と、部分的又は完全に塩の形態で存在す
    るカルボキシル基を含有し、それ以外の官能基を含有し
    ないポリマー及びコポリマーからなる群より選ばれる、
    該製品の物理特性を改善する効果を示す量で含まれる少
    なくとも一種の化合物(成分b))とからなる混合物を
    得て: 2)該混合物を、密閉容器中で充分な温度及び圧力下、
    該澱粉を変性させて溶融体を形成させるに充分なほど長
    い時間にわたって加熱することを特徴とする方法によっ
    て、請求項1〜18、20及び21のいずれか一項に記
    載の組成物から形成される、熱可塑性変性澱粉の実質的
    に均質な溶融体。 31 澱粉の変性が、約105℃〜約240℃、好まし
    くは約130℃〜約190℃の温度で実施される請求項
    30記載の溶融体。 32 適用温度下での水蒸気の発生を回避するに必要な
    最低圧から約150×10^5N/m^2までの圧力下
    で形成される請求項31記載の溶融体。 33 澱粉が酸化的熱分解に特有なその吸熱変化の直前
    に一定の狭い吸熱転移を受けるまで熱及び圧力が維持さ
    れる請求項32記載の溶融体。
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