JPH037024A - 自家発電装置の並列運転制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、自家発電装置の並列運転制御方法に関する。

Ｂ１発明の概要 本発明は、受電電力と自家発電装置の並列運転制御シス
テムにおいて、通常時受電電力量（Ｐ１）と需要電力中
の不規則運転される変動負荷に生ずる増加変動電力量（
Ｐ　ｔｕ）の最大値（Ｐ　ｔｕ−１４−Ｘ）との和が契
約電力量（Ｐ１）より小で且つ通常時受電電力量（Ｐ１
）と前記変動負荷に生ずる減少変動電力量（ｐｔｏ）の
最大値（Ｐ　ｔｏ−Ｍ−Ｘ）の差がＯより大なる条件が
成立するように通常時受電電力量（ｐｔ）を設定するこ
ととし前記増加または減少変動電力ｍ　（ｐｔｏまたは
ｐ　、Ｄ）の増減に応じて通常時受電電力量（Ｐυを調
整することにより、契約電力量の超過及び逆潮流を生ず
ることなく、高い運転効率で発電装置を運転しうるよう
にするものである。

である。

Ｃ６従来の技術 並列運転における発電機の負荷分担は原動機の負荷特性
（速度調定率）により定まる。このため、自家発電機を
負荷により周波数の変化することがない電力会社配電線
（受７Ｉｉ電源）と並列運転すると、受電電源と自家用
発電機の負荷特性は、第５図に示すイと口のような特性
になる。ここで、負荷；４が２０から２，５に変化した
とすると、増加した負荷［１０，５は全て受電側に増加
として現われる。また負荷量が２．０から１．５に減少
した場合には受電側の負担電力のみが０，５減すること
になる。

一般に、電力会社配置［線等と並列運転する自家用発電
設備は、電力会社線への電力の逆潮流が生じないように
運転しなければならない。とごろで、負荷には、連続的
に運転される定電力部分と、圧縮機、揚水ポンプ５エレ
ベータのように、日常的に不規Ｉｌｌに運転される変動
電力部分がある。

ディーゼルエンジン等で代表される自家用発電装置の原
動機の電力負荷変動に対応する調速制御の時間遅れが大
きいことから、受ｍｓ力と並列運転する自家発電装置の
出力は、当該施設の定電力部分を分担することとしてい
る。また、受電側への逆潮流を避けるため、日常的に変
化する負荷量の最大値以上の負荷量が受電側に掛かるよ
うにしている。

Ｄ９発明が解決しようとする課題 このように受電電力を確保することは、消費電力量の変
化が大きい需要家において、当該需要家のもつ最大変動
負荷ｆｆｉ　Ｐ　ｔｕ　’　ＭａＸおよび７ｏ’ｘａｘ
を基準に受電電力量を設定することから、結果的に発電
機に掛ける負荷量が減少し、自家発電設備は低い運転効
率で運転しなければならないことになる。

本発明は、従来技術の有するこのような実状に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、受電側へ
の逆潮流を生ずることなく、高い運転効率で自家発電設
備を運転することができる自家発電装置の並列運転制御
方法を提供することにある。

Ｅ１課題を解決するだめの手段 上記目的を達成するために、本発明における自家発電装
置の並列運転制御方法は、電源系統に併入する自家発電
装置を備え当該需要電力を受電電力とその発電電力とに
よって分担供給させる自家発電装置の並列運転制御シス
テムにおいて、通常時受電電力量（Ｐ１）と需要電力中
の不規則運転される変動負荷に生ずる増加変動電力ｒｈ
　（ｐｔ。）の最大値（ｐ　ｔｕ・□Ｘ）との和が契約
電力量（ｐｓ）より小で且つ通常待受ＴＬ電力１ｔ（Ｐ
１）と前記変動負荷に生ずる減少変動電力量（ｐｔＤ）
の最大値（Ｐ、、・□Ｘ）の差が０より大なる条件が成
立するように通常時受１ｒｉ電力ｆｉｔ（Ｐ１）を設定
することとし前記増加または減少変動電力量（Ｐ、ｕま
たはＰｌＤ）の増減に応じて通常時受電電力ｍ（Ｐ１）
を調整するものである。

である。

Ｆ８作用 Ｐ＋＋Ｐ’！ｕ−ｘａｘ＜Ｐ＊　　　　−＝−＝ｍＰ、
−Ｐ、Ｄ−、１１ｘ〉０　　　・・・・・・・・・（２
）ただし、Ｐｌ・通常時受電電力量 Ｐ、：契約電力量 Ｐｔｕ−□Ｘ：増加変動電力量の最大値Ｐ　ｆＤ”Ｎａ
Ｘ　：減少変動電力量の最大値上記（＋）式の条件を満
足すれば、負荷が変動増加しても、受電電力量が契約電
力量を超過することはない。

また、上記（２）式の条件を満足すれば、負荷が変動減
少しても、受電電力ｍが負となることはないので、逆潮
流を生ずることはない。

したがって、上記（１）、（２）式を共に満足するよう
に、増加または減少変動電力量Ｐ＊ｕまたはＰｒｏの増
減に応じて通常時受電電力量Ｐ１を調整することにより
、高い運転効率で自家用発電装置を運転することができ
る。

Ｇ、実施例 本発明の実施について図面を参照して説明する。

第１図は、需要家電力設備の概略を示す構成図である。

第１図において、！は受電回路、２は受電電源と並列運
転される発電装置、３は負荷回路で、受電回路Ｉには受
電電力検出器５が設けられ、この検出器５の検出信号が
入力される電力制御装置６により、発電機８を駆動する
エンジン９の制御用電動機７を制御し、発電電力を制御
するようになっている。なお、第１図中、４は計器用変
流変圧器、１０は遮断器、１１はベース負荷、１２は変
動負荷を示す。

この受電電源及び発電装置の負荷特性は、第２図のイ及
び口のようになる。第２図において、通常時受電電力量
Ｐ１を受電している成る時刻の消費電力量がＡ−Ｂであ
るとすると、受電電力Ｐ。

はＡ−０１発電出力は０−Ｂとなる。

この状態において、増加変動電力量ｐｔｕが生じると、
受ｔｉ電源負荷特性イにより、増加変動電力Ｗｋ　Ｐ　
ｍｕを受電電源が負担することになる。このまま増加変
動電力量Ｐ１を受電電源に負担させては通常時受電電力
！ｌ　Ｐ　Ｉを超えた状況を継続するので、電力制御装
置６は受電電力検出器５の信号に基づいて発電装置２の
出力調整を行って、発電出力をＢからＢ′へ増加させ、
受電電力を通常時受電電力量Ｐ１となるように制御する
。

この通常時受電電力量Ｐ、の設定は、負荷電力の変動を
考慮して次のように行う。

受１ｉ電力量Ｐ１、契約電力量Ｐｓ、需要電力中の不規
則運転される変動負荷に生ずる増加変動電力ｍｐｔ、、
、このＰｔｕの最大値Ｐｗｕ−ｘａｘ＋上記変動負荷に
生ずる減少変動電力’ＩＬＰｔｏ、このＰｔｏの最大値
Ｐ　ｔｏ　”　ｓａｇとして、第３図（ａ）、（ｂ）に
示すように、 （ａ）負荷電の場合、Ｐ　３＞　Ｐ　＋＋　Ｐ　ｍｕ”
　＞ｌａＸの関係にする。

ただし、Ｐｌｕの加わったときＰ、を超えないようにす
る。

（ｂ）負荷減の場合、ＰＩ−Ｐ、ｌ、・。１〉０の関係
にする。

ただし、Ｐｔｏがあったとき、逆潮流を生じないように
する。

上記（ａ）及び（ｂ）の条件を満たせば、負荷増により
受電電力が契約電力量ｐ３を超えることなく、また負荷
減により逆潮流を生ずることがなくなるので、増加また
は減少変動電力量ｐｔｕまたは７ｏの増減に応じ、通常
時電力量Ｐ、を上記（ａ）。

（ｂ）両条件を満足するように、電力制御装置６で設定
する。

上記制御による電力の変動状況及びＰｌの調整範囲は、
変動負荷の大きさにより概ね第４図のようになる。

Ｈ８発明の効果 本発明は、」二連のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。

■工場等の操業に伴う負荷変動に合わせて受電電力量を
制御することができるので、自家用発電装置の負荷を増
大させることができ、発電装置の運転効率が向上する。

■通常時受電電力量と増加変動電力量の最大値の和が契
約電力量を超えないように通常時受電電力量が調整され
るので、負荷変動により受電電力が契約電力量を超える
ことがない。

■通常時受電電力量と減少変動電力量の差が負とならな
いように通常時受電電力量が調整されるので、負荷変動
により受電電源側への逆潮流を生ずることがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す需要家電力設備の概略構
成図、第２図は受電電力と発電出力との関係を示す説明
図、第３図は通常時受電電力量と負荷変動待受電電力量
の関係を示す説明図、第４図は電力の変動状況と通常時
受電電力量のＪＭ整範囲を示す概念図、第５図は従来受
電電力と発電出力との関係を示す説明図である。 ｌ・・・受電回路、２・・・発電機設備、３・・・負荷
回路、４・・・受電電力検出器、６・・・電力制御装置
、８・・・発電機。 第１図 第２図 外２名 第４ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電源系統に併入する自家発電装置を備え当該需要
   電力を受電電力とその発電電力とによって分担供給させ
   る自家発電装置の並列運転制御システムにおいて、 通常時受電電力量（Ｐ＿１）と需要電力中の不規則運転
   される変動負荷に生ずる増加変動電力量（Ｐ＿２＿Ｕ）
   の最大値（Ｐ＿２＿Ｕ・＿Ｍ＿ａ＿Ｘ）との和が契約電
   力量（Ｐ＿３）より小で且つ通常時受電電力量（Ｐ＿１
   ）と前記変動負荷に生ずる減少変動電力量（Ｐ＿２＿Ｄ
   ）の最大値（Ｐ＿２＿Ｄ・＿Ｍ＿ａ＿Ｘ）の差が０より
   大なる条件が成立するように通常時受電電力量（Ｐ＿１
   ）を設定することとし前記増加または減少変動電力量（
   Ｐ＿２＿ＵまたはＰ＿２＿Ｄ）の増減に応じて通常時受
   電電力量（Ｐ＿１）を調整することを特徴とした自家発
   電装置の並列運転制御方法。