JPH04248400A - 発電機の自動電圧制御装置 - Google Patents

発電機の自動電圧制御装置

Info

Publication number
JPH04248400A
JPH04248400A JP3001543A JP154391A JPH04248400A JP H04248400 A JPH04248400 A JP H04248400A JP 3001543 A JP3001543 A JP 3001543A JP 154391 A JP154391 A JP 154391A JP H04248400 A JPH04248400 A JP H04248400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
generator
reactive power
change
operating state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3001543A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Sato
理 佐藤
Tomoo Katauri
伴夫 片瓜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3001543A priority Critical patent/JPH04248400A/ja
Publication of JPH04248400A publication Critical patent/JPH04248400A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発生した電力を昇圧変圧
器を介して電力系統へ供給する発電機の端子電圧を所定
の値に自動的に制御する自動電圧制御装置に係り、特に
発電機の能力を十分に把握して電力品質向上に最大限に
寄与させ得るようにした発電機の自動電圧制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、この種の自動電圧制御装置を、
発電所と送電系統とが接続された系統に適用した場合の
構成例を示す単線結線図である。図5において、発電機
1により発生した電力は、昇圧変圧器2で電力系統の所
用電圧に昇圧され、電力系統3へ供給される。一方、発
電機1の端子電圧および端子電流は、発電機1の出力端
側に設置した計器用変圧器4および計器用変流器5で検
出され、それぞれ自動電圧制御器(AVR)6に入力さ
れる。また、上記所定値に相当する電圧設定値を設定す
る電圧設定器7からの電圧設定値も、自動電圧制御器6
に入力される。さらに、自動電圧制御器6では、計器用
変圧器4からの発電機1端子電圧が、電圧設定器7から
の電圧設定値と比較され、両者の偏差に基づいて発電機
励磁電源9を調整して発電機界磁巻線10へ励磁電流を
供給することにより、発電機1の端子電圧が所定の値に
自動的に制御される。ここで、電圧設定器7による電圧
設定値の設定は、手動にて、あるいは無効電力制御装置
等の別途設けられる制御装置からの指令によって行なわ
れるが、いずれの場合でも、発電機1は、および図6に
示すような発電機許容出力曲線20内で運転される必要
がある。図6において、曲線a〜bは励磁電流制限曲線
、曲線b〜cは電機子電流制限曲線、曲線c〜dは固定
子鉄心端温度制限により決まる発電機運転制限曲線であ
り、発電機1はこれらの制限曲線で囲まれる領域abc
da内で運転されなければならない。なお、上記計器用
変流器5からの発電機1端子電流は、自動電圧制御器6
において発電機許容出力曲線20を求めるために用いら
れるものである。このように、発電機1は、許容電圧変
動範囲、発電機許容出力特性内で運転されているが、発
電機1の運転状態は、電力系統の条件によって変化する
。たとえば、図7に示すように、同一発電機電圧に対し
て、電力系統インピーダンスが小さい場合には、大きい
場合に比べて発電機無効電力が大きくなる。また、図8
に示すように、同一発電機電圧に対して、電力系統イン
ピーダンスが小さい場合には、大きい場合に比べて定態
安定度は大きくなる。
【0003】しかしながら、従来では、発電所側におい
ては、電力系統の運転状態が把握できないため、発電機
1端子電圧を目標値へ変化させる途中で発電機無効電力
制限に引っ掛かり、発電機1端子電圧を目標値に制御で
きなかったりする問題が生じていた。また、自動電圧制
御装置には、通常、発電機の低励磁を制限して、発電機
を鉄心端の過熱から保護する不足励磁制限装置(以下、
UELと称する)や、電力動揺に対し位相補償を行なっ
て制御効果を増す電力系統安定化装置(以下、PSSと
称する)が付加されていることが多く、これらの定数設
定に当たっては、電力系統インピーダンスを考慮する必
要があるが、従来では代表的な電力系統運転状態での数
値を用いて、各定数の設定を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
自動電圧制御装置においては、電力系統の運転状態の変
化を十分に考慮していないことから、発電機の能力を十
分に把握することができず、電力品質向上に十分に寄与
させることができないという問題があった。本発明の目
的は、発電機の能力を十分に把握して電力品質向上に最
大限に寄与させることが可能な極めて信頼性の高い発電
機の自動電圧制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明では、発生した電力を昇圧変圧器を介して電
力系統へ供給する発電機の端子電圧を所定の値に自動的
に制御する自動電圧制御装置を、所定値に相当する電圧
設定値を設定する電圧設定手段と、電圧設定値を任意ま
たはある周期毎に発生させるように電圧設定手段を駆動
する電圧設定駆動手段と、発電機の端子電圧、端子電流
、および昇圧変圧器の二次側電圧をそれぞれ検出する電
気量検出手段と、電気量検出手段により検出された電気
量に基づいて、電圧設定駆動手段による電圧設定値の変
化に伴って変化する発電機無効電力変化分および昇圧変
圧器二次側電圧変化分を演算する運転状態偏差演算手段
と、運転状態偏差演算手段により演算された発電機無効
電力変化分と昇圧変圧器二次側電圧変化分、および発電
機定数、昇圧変圧器定数に基づいて、系統運転状態を示
す系統インピーダンスおよび仮想無限大母線電圧を演算
する系統運転状態推定手段と、系統運転状態推定手段に
より演算された演算結果に基づいて、発電機電圧制御を
行なった場合の発電機無効電力変化分、および発電機無
効電力制御を行なった場合の発電機電圧変化分を演算し
、これらを許容範囲内に収めることにより到達可能な電
圧目標値を設定する電圧目標値設定手段と、電圧設定手
段による電圧設定値または電圧目標値設定手段による電
圧目標値と、電気量検出手段により検出された発電機端
子電圧との偏差に基づいて、発電機励磁電源を調整する
自動電圧制御手段とを備えて構成している。
【0006】
【作用】従って、本発明の発電機の自動電圧制御装置に
おいては、以上のような手段を備えたことにより、発電
所は常にまたは任意に系統側の運用状態を把握すること
ができるため、従来では実現できなかった発電機の系統
運用貢献度合を増して発電機の能力を十分に把握し、電
力品質向上に寄与させることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0008】図1は、本発明による自動電圧制御装置を
、発電所と送電系統とが接続された系統に適用した場合
の構成例を示す単線結線図であり、図5と同一部分には
同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部
分についてのみ述べる。すなわち、本実施例の自動電圧
制御装置は、計器用変圧器11、および図示二点鎖線で
示すように、電圧設定器駆動回路12と、信号入力回路
13と、運転状態演算回路14と、記憶回路15と、運
転状態偏差演算回路16と、系統運転状態推定回路17
と、電圧目標値設定回路18とを、図5に加えて備えた
ものである。ここで、計器用変圧器11は、昇圧変圧器
2の二次側電圧を検出するものである。また、電圧設定
器駆動回路12は、電圧設定値を任意またはある周期毎
に発生させるように電圧設定器7を駆動するものである
。さらに、信号入力回路13は、計器用変圧器4,11
からの電圧信号、自動電圧制御器6を介して計器用変流
器5からの電流信号を入力するものである。一方、運転
状態演算回路14は、信号入力回路13にて入力された
電圧信号、電流信号に基づいて、発電機無効電力を演算
するものである。また、記憶回路15は、運転状態演算
回路14により演算された発電機無効電力、および計器
用変圧器11からの電圧信号を記憶するものである。 さらに、運転状態偏差演算回路16は、運転状態演算回
路14からの発電機無効電力、電圧信号と、記憶回路1
5に記憶されている発電機無効電力、電圧信号とに基づ
いて、電圧設定器駆動回路12による電圧設定値の変化
に伴って変化する発電機無効電力変化分および昇圧変圧
器二次側電圧変化分を演算するものである。また、系統
運転状態推定回路17は、運転状態偏差演算回路16に
より演算された発電機無効電力変化分と昇圧変圧器二次
側電圧変化分、およびあらかじめ記憶された発電機定数
、昇圧変圧器定数に基づいて、系統運転状態を示す系統
インピーダンスおよび仮想無限大母線電圧を演算するも
のである。さらに、電圧目標値設定回路18は、系統運
転状態推定回路17により演算された演算結果に基づき
、発電機電圧制御を行なった場合の発電機無効電力変化
分、および発電機無効電力制御を行なった場合の発電機
電圧変化分を演算し、これらを許容範囲内に収めること
により到達可能な電圧目標値を設定し、電圧設定器7に
対して出力するものである。
【0009】次に、以上のように構成した自動電圧制御
装置の作用について説明する。発電機1の出力端側に設
置した計器用変圧器4、計器用変流器5で検出された発
電機1の端子電圧、端子電流、および昇圧変圧器2の二
次側に設置した計器用変圧器11で検出された昇圧変圧
器2の二次側電圧は、信号入力回路13へ入力される。 そして、運転状態演算回路14では、信号入力回路13
により入力された電圧信号、電流信号に基づいて、発電
機無効電力が演算され、この演算された発電機無効電力
、および計器用変圧器11からの電圧信号は、記憶回路
15に記憶される。一方、電圧設定器駆動回路12によ
り、電圧設定器7を任意またはある周期毎に駆動し、電
圧設定値を変更して発電機1端子電圧の上げまたは下げ
操作を行ない、上記と同様にして発電機1の端子電圧、
端子電流、および昇圧変圧器2の二次側電圧が、信号入
力回路13へ入力される。そして、運転状態演算回路1
4では、信号入力回路13により入力された電圧信号、
電流信号に基づいて、発電機無効電力が演算される。次
に、運転状態偏差演算回路16では、記憶回路15に記
憶されている状態変化前の発電機無効電力、電圧信号と
、運転状態演算回路14からの状態変化後の発電機無効
電力、電圧信号とに基づいて、電圧設定器駆動回路12
による電圧設定値の変化に伴なう発電機無効電力変化分
および昇圧変圧器二次側電圧変化分が演算される。すな
わち、状態変化前の発電機無効電力をQG1、昇圧変圧
器二次側電圧をVT1、状態変化後の発電機無効電力を
QG2、昇圧変圧器二次側電圧をVT2とすると、その
変化量はそれぞれ ΔQG =QG1−QG2 ΔVT =VT1−VT2 にて表わされる。次に、系統運転状態推定回路17では
、運転状態偏差演算回路16により演算された発電機無
効電力変化分ΔQG と昇圧変圧器二次側電圧変化分Δ
VT 、およびあらかじめ記憶された発電機定数、昇圧
変圧器定数に基づいて、系統運転状態を示す系統インピ
ーダンスおよび仮想無限大母線電圧が演算される。以下
、この点について詳述する。図2は、図1における発電
機1、昇圧変圧器2、電力系統3の等価回路を示す図で
ある。図2において、VG は発電機端子電圧、PG 
は発電機有効電力、QGは発電機無効電力、Xt は昇
圧変圧器インピーダンス、nは昇圧変圧器変圧比、VT
 は昇圧変圧器二次側電圧、Xl は送電線インピーダ
ンス、VB は仮想無限大母線電圧である。また、VG
 とVB は位相差δを有している。かかる状態で、後
掲する数1の(1)式〜(3)式が求まる。ここで、発
電機端子電圧を変化させた場合の諸量を求めると、後掲
する数1の(4)式および(5)式に示すようになる。 ここで、ΔQG ・VG は、発電機端子電圧VG を
変化させることによる発電機無効電力QG の変化分、
ΔVT・VG は、発電機端子電圧VG を変化させる
ことによる昇圧変圧器二次側電圧VT の変化分をそれ
ぞれ意味している。このようにして、系統運転状態推定
回路17では、後掲する数1の(5)式により後掲する
数1の(6)式となって系統インピーダンスXl が求
められ、また後掲する数1の(4)式に代入することに
より、後掲する数1の(7)式にて仮想無限大母線電圧
VB が求められるため、この(6)式および(7)式
に従って系統運転状態を示す系統インピーダンスXl 
、および仮想無限大母線電圧VB が演算される。次に
、電圧目標値設定回路18では、後掲する数1の(4)
式を用いることにより、系統運転状態推定回路17によ
り演算された演算結果に基づいて、ΔVGの発電機電圧
制御を行なった場合の発電機無効電力変化分ΔQG 、
および発電機無効電力制御を行なった場合の発電機電圧
変化分ΔVG が演算され、これらを許容範囲内に収め
ることにより到達可能な電圧目標値が設定され、これが
電圧設定器7を通して自動電圧制御器6に入力される。 これにより、自動電圧制御器6では、計器用変圧器4か
らの発電機1端子電圧が、電圧目標値設定回路18から
の電圧目標値と比較され、両者の偏差に基づいて発電機
励磁電源9を調整して発電機界磁巻線10へ励磁電流を
供給することにより、発電機1の端子電圧が目標の値に
自動的に制御される。
【0010】上述したように、本実施例の自動電圧制御
装置は、電圧設定値を任意またはある周期毎に発生させ
るように電圧設定器7を駆動する電圧設定器駆動回路1
2と、発電機1の端子電圧信号、昇圧変圧器2の二次側
電圧信号、発電機1の端子電流信号を入力する信号入力
回路13と、信号入力回路13にて入力された電圧信号
、電流信号に基づいて、発電機無効電力を演算する運転
状態演算回路14と、運転状態演算回路14により演算
された発電機無効電力、および計器用変圧器11からの
電圧信号を記憶する記憶回路15と、運転状態演算回路
14からの発電機無効電力、電圧信号と、記憶回路15
に記憶されている発電機無効電力、電圧信号とに基づい
て、電圧設定器駆動回路12による電圧設定値の変化に
伴って変化する発電機無効電力変化分および昇圧変圧器
二次側電圧変化分を演算する運転状態偏差演算回路16
と、運転状態偏差演算回路16により演算された発電機
無効電力変化分と昇圧変圧器二次側電圧変化分、および
あらかじめ記憶された発電機定数、昇圧変圧器定数に基
づいて、系統運転状態を示す系統インピーダンスおよび
仮想無限大母線電圧を演算する系統運転状態推定回路1
7と、系統運転状態推定回路17により演算された演算
結果に基づき、発電機電圧制御を行なった場合の発電機
無効電力変化分、および発電機無効電力制御を行なった
場合の発電機電圧変化分を演算し、これらを許容範囲内
に収めることにより到達可能な電圧目標値を設定し、電
圧設定器7に対して出力する電圧目標値設定回路18と
から構成したので、電力系統の運転状態を推定すること
ができるため、発電機1の能力を十分に把握して電力品
質向上に最大限に寄与させることが可能となり、極めて
信頼性の高い自動電圧制御装置を得ることができる。
【0011】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、次のようにしても同様に実施できるものであ
る。 (a)上記実施例では、系統運転状態推定回路17の推
定結果を用いて、発電機無効電力と発電機端子電圧との
関連を推定したが、その結果に基づいて他の制御装置に
指令を出力するようにしてもよい。例えば、目標発電機
電圧に対する発電機無効電力が、発電機許容範囲を外れ
る場合には、原動機の出力制御装置に出力減少指令を与
えることが考えられる。 (b)UELやPSS等の電力系統の状態によって設定
値の変わる定数を、系統運転状態推定回路17の推定結
果を用いて変更するようにしてもよい。図3は、UEL
特性設定の一例を示す図である。図3において、発電機
定態安定度限界21が、発電機許容出力曲線20より発
電機運転範囲を制限する場合には、発電機定態安定度限
界21を基準にUEL特性の設定を行なうことになり、
電力系統インピーダンスによってUEL特性が変化する
。 (c)電圧設定器7を任意または周期的に駆動して、発
電機1の端子電圧を上げまたは下げ操作した結果の図4
に示すような発電機端子電圧インディシャル応答波形か
ら、下記の計算例のように励磁制御系の制動トルクDを
求め、これが所要値を満たしているか否かで、自動電圧
制御装置と電力系統安定化装置との組合わせの制動効果
を確認することができる。       減衰定数α=−(1/T)loge (P
2 /P1 )      制動トルクD=2Mα  
                         
                       ただ
し、M=(タービン+発電機)の合成単位慣性定数
【0
012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
力系統の運転状態を推定するようにしたので、発電機の
能力を十分に把握して電力品質向上に最大限に寄与させ
ることが可能な極めて信頼性の高い発電機の自動電圧制
御装置が提供できる。
【0013】
【数1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動電圧制御装置を発電所と送電
系統とが接続された系統に適用した場合の一実施例を示
す単線結線図。
【図2】同実施例における発電機、昇圧変圧器、電力系
統の等価回路を示す図。
【図3】UEL特性設定の一例を示す図。
【図4】発電機端子電圧インディシャル応答波形の一例
を示す図。
【図5】従来の自動電圧制御装置を、発電所と送電系統
とが接続された系統に適用した場合の構成例を示す単線
結線図。
【図6】発電機許容出力特性を示す図。
【図7】発電機許容出力特性と電力系統インピーダンス
の関係を示すを示す図。
【図8】発電機定態安定度と電力系統インピーダンスの
関係を示す図。
【符号の説明】
1…発電機、2…昇圧変圧器、3…電力系統、4…計器
用変圧器、5…計器用変流器、6…自動電圧制御器、7
…電圧設定器、9…発電機励磁電源、10…発電機界磁
巻線、11…計器用変圧器、12…電圧設定器駆動回路
、13…信号入力回路、14…運転状態演算回路、15
…記憶回路、16…運転状態偏差演算回路、17…系統
運転状態推定回路、18…電圧目標値設定回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  発生した電力を昇圧変圧器を介して電
    力系統へ供給する発電機の端子電圧を所定の値に自動的
    に制御する自動電圧制御装置において、前記所定値に相
    当する電圧設定値を設定する電圧設定手段と、前記電圧
    設定値を任意またはある周期毎に発生させるように前記
    電圧設定手段を駆動する電圧設定駆動手段と、前記発電
    機の端子電圧、端子電流、および前記昇圧変圧器の二次
    側電圧をそれぞれ検出する電気量検出手段と、前記電気
    量検出手段により検出された電気量に基づいて、前記電
    圧設定駆動手段による前記電圧設定値の変化に伴って変
    化する発電機無効電力変化分および昇圧変圧器二次側電
    圧変化分を演算する運転状態偏差演算手段と、前記運転
    状態偏差演算手段により演算された発電機無効電力変化
    分と昇圧変圧器二次側電圧変化分、および発電機定数、
    昇圧変圧器定数に基づいて、系統運転状態を示す系統イ
    ンピーダンスおよび仮想無限大母線電圧を演算する系統
    運転状態推定手段と、前記系統運転状態推定手段により
    演算された演算結果に基づいて、発電機電圧制御を行な
    った場合の発電機無効電力変化分、および発電機無効電
    力制御を行なった場合の発電機電圧変化分を演算し、こ
    れらを許容範囲内に収めることにより到達可能な電圧目
    標値を設定する電圧目標値設定手段と、前記電圧設定手
    段による電圧設定値または前記電圧目標値設定手段によ
    る電圧目標値と、前記電気量検出手段により検出された
    発電機端子電圧との偏差に基づいて、発電機励磁電源を
    調整する自動電圧制御手段と、を備えて成ることを特徴
    とする発電機の自動電圧制御装置。
JP3001543A 1991-01-10 1991-01-10 発電機の自動電圧制御装置 Pending JPH04248400A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3001543A JPH04248400A (ja) 1991-01-10 1991-01-10 発電機の自動電圧制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3001543A JPH04248400A (ja) 1991-01-10 1991-01-10 発電機の自動電圧制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04248400A true JPH04248400A (ja) 1992-09-03

Family

ID=11504438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3001543A Pending JPH04248400A (ja) 1991-01-10 1991-01-10 発電機の自動電圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04248400A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199848A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Mitsubishi Electric Corp 同期発電機の励磁制御装置
KR100980266B1 (ko) * 2008-06-03 2010-09-06 삼성중공업 주식회사 전압 제어 방법 및 장치
JP2021005940A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 三菱電機株式会社 制御システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199848A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Mitsubishi Electric Corp 同期発電機の励磁制御装置
KR100980266B1 (ko) * 2008-06-03 2010-09-06 삼성중공업 주식회사 전압 제어 방법 및 장치
JP2021005940A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 三菱電機株式会社 制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7345456B2 (en) Power system stabilizer providing excitation limiter functions
JP5307333B2 (ja) 風力発電施設運転方法
US7224081B2 (en) Voltage control for wind generators
CN103541860B (zh) 用于自适应地控制风电场涡轮机的方法和装置
US4064419A (en) Synchronous motor KVAR regulation system
JP5508796B2 (ja) 電源システム制御方法及び電源システム制御装置
US10161385B2 (en) Method for controlling a wind park
US20110043186A1 (en) Method for controlling a grid voltage
RU2599983C2 (ru) Способ управления работой блока питания энергией и контроллер для блока питания
US20220085609A1 (en) Power-System Stabilization System and Power-System Stabilization Method
JPH04248400A (ja) 発電機の自動電圧制御装置
US11527890B2 (en) Method for feeding electrical power into an electrical supply network
US10868427B2 (en) Method for feeding electrical power into an electrical supply network
US9292063B2 (en) On-load tap changer control method for a power excitation chain, related unit and power excitation chain comprising such unit
JPH09312934A (ja) 電力系統システムの電力系統安定化装置
CA1115344A (en) Voltage regulator for a.c. generator
WO2001099268A1 (fr) Dispositif et procede de commande de l'excitation
JP7475773B2 (ja) 電力変換装置
US20240110531A1 (en) Closed-loop control device for closed-loop control of a power assembly including an internal combustion engine and a generator having an operative drive connection to the internal combustion engine, closed-loop control arrangement having such a closed-loop control device, power assembly and method for closed-loop control of a power assembly
JP2000259268A (ja) 静止形無効電力補償装置
JP2950606B2 (ja) 可変速揚水発電システムの電圧制御装置
JP3610550B2 (ja) 同期発電機の自動電圧調整器
Ray et al. Robust PID Controllers for Automatic Generation in Power System with Parametric Uncertainties
JPH0576277B2 (ja)
KR20220012560A (ko) 비상발전기를 이용한 유도전동기의 소프트 스타트 시스템 및 이를 구비한 비상발전기