JPH03698Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH03698Y2 JPH03698Y2 JP1985068128U JP6812885U JPH03698Y2 JP H03698 Y2 JPH03698 Y2 JP H03698Y2 JP 1985068128 U JP1985068128 U JP 1985068128U JP 6812885 U JP6812885 U JP 6812885U JP H03698 Y2 JPH03698 Y2 JP H03698Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- metal
- contact piece
- connector
- annular groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 47
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 47
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 17
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 3
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 230000005405 multipole Effects 0.000 description 1
- 231100000989 no adverse effect Toxicity 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 考案の目的
(産業上の利用分野)
この考案は電気コネクタの技術分野において利
用されるもので、特に電磁波障害を防御するため
のシールド接続を有する電気コネクタに関する。
用されるもので、特に電磁波障害を防御するため
のシールド接続を有する電気コネクタに関する。
(従来の技術)
この種のコネクタとしては、実開昭59−76081
号あるいは実開昭59−79986号に開示されている
形式のものが知られている。両者ともにシールド
に関しては、円筒殻状のカバーメタルを設けた点
で同様であるので前者について説明すると、コネ
クタレセプタクルのカバーメタルは切欠を有する
楕円形状となつており、この楕円の長軸方向の内
径寸法は、プラグのカバーメタルの外径にほぼ等
しく、短軸方向の内径寸法はプラグのカバーメタ
ルの外径より小さく設定されている。このカバー
メタルは絶縁ボデイの環状凹溝内に装着される。
そして相手コネクタプラグとの結合の際には、該
コネクタプラグのカバーメタルの外周が、カバー
メタルの短軸方向の内周面に当接してカバーメタ
ル601を直径方向に弾性変形させて結合するよ
うになつている。このようにカバーメタル相互が
接触することにより、両者は電気的に接触するよ
うになつて電磁波障害の防御をなす。しかしこの
ような従来の構成のものには、次のような問題点
がある。
号あるいは実開昭59−79986号に開示されている
形式のものが知られている。両者ともにシールド
に関しては、円筒殻状のカバーメタルを設けた点
で同様であるので前者について説明すると、コネ
クタレセプタクルのカバーメタルは切欠を有する
楕円形状となつており、この楕円の長軸方向の内
径寸法は、プラグのカバーメタルの外径にほぼ等
しく、短軸方向の内径寸法はプラグのカバーメタ
ルの外径より小さく設定されている。このカバー
メタルは絶縁ボデイの環状凹溝内に装着される。
そして相手コネクタプラグとの結合の際には、該
コネクタプラグのカバーメタルの外周が、カバー
メタルの短軸方向の内周面に当接してカバーメタ
ル601を直径方向に弾性変形させて結合するよ
うになつている。このようにカバーメタル相互が
接触することにより、両者は電気的に接触するよ
うになつて電磁波障害の防御をなす。しかしこの
ような従来の構成のものには、次のような問題点
がある。
レセプタクルのカバーメタルは楕円形となつ
ているため、プラグのカバーメタルを結合する
際には、当接面積が非常に大きく結合力が大で
ありコネクタの挿入力および引抜力には大きな
力を要し、コネクタの挿抜が困難である。換言
すれば、カバーメタル拡径のための剛性が大き
すぎる。
ているため、プラグのカバーメタルを結合する
際には、当接面積が非常に大きく結合力が大で
ありコネクタの挿入力および引抜力には大きな
力を要し、コネクタの挿抜が困難である。換言
すれば、カバーメタル拡径のための剛性が大き
すぎる。
なおかつ小型で多極コネクタの場合は小型で
しかも形状が複雑となるのでカバーメタルと絶
縁ボデイの環状凹溝とは、加工精度上両者を完
全同一中心(同心円)にすることは非常に困難
である。このため両者が非同心円のままで相手
プラグコネクタのカバーメタルを結合する際に
はカバーメタル相互の当接面積がバラついた
り、片寄りとなりコネクタ相互の結合力がさら
に大となりコネクタの挿抜がより困難となり、
最悪の場合にはコネクタが結合しなくなること
もある。また上述の環状凹溝とカバーメタルを
完全同心円とすれば上述の欠点は多少少なりと
も解消することになるので両者を完全同心円に
するには両者の加工精度を超高度にしなくては
ならないが、その場合は非常に高価となつてし
まうという欠点が生じる。
しかも形状が複雑となるのでカバーメタルと絶
縁ボデイの環状凹溝とは、加工精度上両者を完
全同一中心(同心円)にすることは非常に困難
である。このため両者が非同心円のままで相手
プラグコネクタのカバーメタルを結合する際に
はカバーメタル相互の当接面積がバラついた
り、片寄りとなりコネクタ相互の結合力がさら
に大となりコネクタの挿抜がより困難となり、
最悪の場合にはコネクタが結合しなくなること
もある。また上述の環状凹溝とカバーメタルを
完全同心円とすれば上述の欠点は多少少なりと
も解消することになるので両者を完全同心円に
するには両者の加工精度を超高度にしなくては
ならないが、その場合は非常に高価となつてし
まうという欠点が生じる。
また上述のの欠点を少しでも解消するため
に、従来は環状凹溝の底面に設けられているカ
バーメタルの端子を受け入れる受け入れ溝の横
断面は、該端子の横断面より大とされ、カバー
メタル全体を環状凹溝内で遊ばせガタをもたせ
るようにしている。このようにすることにより
上述の両者が同心円で加工されていてなくても
相手プラグを結合した場合カバーメタルがガタ
の範囲で自由に動き環状凹溝の心円と一致する
ようになり上述の欠点を解消するようになる
が、しかしその場合においてもレセプタクルを
回路基板に取付けて使用する場合は次のような
欠点を有しているものである。すなわちレセプ
タクルのカバーメタルの端子は基板のスルーホ
ールに挿入されて基板の裏側より半田固定され
る。一方絶縁ボデイと固定的に設定された接触
ピンも、カバーメタルの端子と同様に基板の裏
側に半田固定される。その際カバーメタルの端
子は受け入れ溝との間にガタがあるためカバー
メタルの中心と絶縁ボデイの環状凹溝の中心と
が互いに一致しない状態となり両者は非同心円
となつたまま、カバーメタルが固定される虞れ
がある。その場合にも、上述と同様に当接面積
がバラツキ、片寄りとなり挿抜力が大となりコ
ネクタの挿抜がより困難となり、最悪の場合に
はコネクタが結合しなくなるということもあ
る。
に、従来は環状凹溝の底面に設けられているカ
バーメタルの端子を受け入れる受け入れ溝の横
断面は、該端子の横断面より大とされ、カバー
メタル全体を環状凹溝内で遊ばせガタをもたせ
るようにしている。このようにすることにより
上述の両者が同心円で加工されていてなくても
相手プラグを結合した場合カバーメタルがガタ
の範囲で自由に動き環状凹溝の心円と一致する
ようになり上述の欠点を解消するようになる
が、しかしその場合においてもレセプタクルを
回路基板に取付けて使用する場合は次のような
欠点を有しているものである。すなわちレセプ
タクルのカバーメタルの端子は基板のスルーホ
ールに挿入されて基板の裏側より半田固定され
る。一方絶縁ボデイと固定的に設定された接触
ピンも、カバーメタルの端子と同様に基板の裏
側に半田固定される。その際カバーメタルの端
子は受け入れ溝との間にガタがあるためカバー
メタルの中心と絶縁ボデイの環状凹溝の中心と
が互いに一致しない状態となり両者は非同心円
となつたまま、カバーメタルが固定される虞れ
がある。その場合にも、上述と同様に当接面積
がバラツキ、片寄りとなり挿抜力が大となりコ
ネクタの挿抜がより困難となり、最悪の場合に
はコネクタが結合しなくなるということもあ
る。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は、上述の従来のコネクタの有していた
問題点を解決し、コネクタの結合において、挿抜
力のバラツキが少なく安定し、しかも小さくされ
ており、またレセプタクリルを基板に半田固定し
てもシールド接続に悪影響を及ぼすことのないシ
ールド構造を有する電気コネクタを提供するもの
である。
問題点を解決し、コネクタの結合において、挿抜
力のバラツキが少なく安定し、しかも小さくされ
ており、またレセプタクリルを基板に半田固定し
てもシールド接続に悪影響を及ぼすことのないシ
ールド構造を有する電気コネクタを提供するもの
である。
(2) 考案の構成
(問題点を解決するための手段及び作用)
本考案は、上述の問題点の解決のために、絶縁
ハウジングに相手コネクタの外筒部を受け入れる
ため前部に開口した環状凹溝を設け、該凹溝内で
は、円筒部と接触片とを有するシールド体がその
外周面と上記環状凹溝の内周面を互に接触するよ
うにして保持され、上記接触片は円筒部の後縁か
ら延出しかつ半径内方側にて上記前部に向け屈曲
形成されて、相手方コネクタの受入時にその外筒
部を上記円筒部の内周面で接触支持しかつ上記外
筒部の内周面に設けられた金属フードに接触片が
弾圧接触するようになつており、さらにシールド
体はハウジングの後部スリツトより突出して回路
基板に取付けられるための脚部を有している、 ことにより構成される。
ハウジングに相手コネクタの外筒部を受け入れる
ため前部に開口した環状凹溝を設け、該凹溝内で
は、円筒部と接触片とを有するシールド体がその
外周面と上記環状凹溝の内周面を互に接触するよ
うにして保持され、上記接触片は円筒部の後縁か
ら延出しかつ半径内方側にて上記前部に向け屈曲
形成されて、相手方コネクタの受入時にその外筒
部を上記円筒部の内周面で接触支持しかつ上記外
筒部の内周面に設けられた金属フードに接触片が
弾圧接触するようになつており、さらにシールド
体はハウジングの後部スリツトより突出して回路
基板に取付けられるための脚部を有している、 ことにより構成される。
コネクタの結合に際しては、環状凹溝内に相手
コネクタの外筒部が挿入されると、該外筒部はそ
の外周面が円筒部の円周面と接触して支持され、
ばね性を有する接触片が相手コネクタの外筒部の
内周面に設けられた金属シールドに接触して完全
にシールドがなされる。そのとき、接触片は片持
ちのやわらかいばねとして作用し相手コネクタの
金属フードとの接触面積も一定とされ小さくされ
ているので、コネクタの挿抜力は小さくて安定し
ており、コネクタの着脱はきわめて楽になりシー
ルド接続は信頼度の高いものとなる。
コネクタの外筒部が挿入されると、該外筒部はそ
の外周面が円筒部の円周面と接触して支持され、
ばね性を有する接触片が相手コネクタの外筒部の
内周面に設けられた金属シールドに接触して完全
にシールドがなされる。そのとき、接触片は片持
ちのやわらかいばねとして作用し相手コネクタの
金属フードとの接触面積も一定とされ小さくされ
ているので、コネクタの挿抜力は小さくて安定し
ており、コネクタの着脱はきわめて楽になりシー
ルド接続は信頼度の高いものとなる。
(実施例)
以下本考案の実施例を添付図面にもとづいて説
明する。
明する。
第1図は本考案の一実施例としての電気コネク
タ(レセプタクル)で、絶縁ハウジング3より金
属フード1を取り出した一部破断した斜視図であ
り、第2図は、該金属フードを絶縁ハウジング内
に組み込んだ状態の半断面図である。
タ(レセプタクル)で、絶縁ハウジング3より金
属フード1を取り出した一部破断した斜視図であ
り、第2図は、該金属フードを絶縁ハウジング内
に組み込んだ状態の半断面図である。
1はシールド体としての金属フードで該金属フ
ードは、本実施例の場合、円筒部を周方向に二分
した形態の半円筒形の一対の金属フード10及び
10′とで形成されている。一方の金属フード1
0は、主に半円筒部11、脚部12及び接触片1
3で構成されている。半円筒部11は、その先端
(上部)が相手プラグコネクタの外筒を受け入れ
易くするために外側に丸みをもつて曲げられてお
り、中間部には後述する絶縁ハウジングの環状凹
溝に設けられた段部と当接する段部14が設けら
れている。半円筒部11の下部には、脚部12が
下方に向けて延出しており、該脚部12の中間部
には絶縁ハウジングの環状凹溝内に挿入された際
に抜け止めとなる舌片15が内側に突出屈曲され
ており、その下方にはシールド電線を半田付け接
続するための結線穴16が設けられている。ま
た、半円筒部11の下部で脚部12に隣接した位
置にはほぼ180度折り曲げられ上方を向いた接触
片13が形成されている。該接触片13は逆くの
字状に形成され、そのほぼ中央部には、ばね性を
よくするためのスリツト17が設けられており、
該接触片の先端(上端)18は自由端とされ指先
形状となつていて、また半円筒部11との間に相
手プラグの外筒を容易に受け入れられるように内
側に折曲されている。19は相手プラグの外筒に
設けられている金属フードとシールド接触するた
めの接触頂部である。
ードは、本実施例の場合、円筒部を周方向に二分
した形態の半円筒形の一対の金属フード10及び
10′とで形成されている。一方の金属フード1
0は、主に半円筒部11、脚部12及び接触片1
3で構成されている。半円筒部11は、その先端
(上部)が相手プラグコネクタの外筒を受け入れ
易くするために外側に丸みをもつて曲げられてお
り、中間部には後述する絶縁ハウジングの環状凹
溝に設けられた段部と当接する段部14が設けら
れている。半円筒部11の下部には、脚部12が
下方に向けて延出しており、該脚部12の中間部
には絶縁ハウジングの環状凹溝内に挿入された際
に抜け止めとなる舌片15が内側に突出屈曲され
ており、その下方にはシールド電線を半田付け接
続するための結線穴16が設けられている。ま
た、半円筒部11の下部で脚部12に隣接した位
置にはほぼ180度折り曲げられ上方を向いた接触
片13が形成されている。該接触片13は逆くの
字状に形成され、そのほぼ中央部には、ばね性を
よくするためのスリツト17が設けられており、
該接触片の先端(上端)18は自由端とされ指先
形状となつていて、また半円筒部11との間に相
手プラグの外筒を容易に受け入れられるように内
側に折曲されている。19は相手プラグの外筒に
設けられている金属フードとシールド接触するた
めの接触頂部である。
他方の金属フード10′は、上記一方の金属フ
ード10から接触片13を取り除いた構成となつ
ている点で相違し他は同一なので詳細説明は省略
する。
ード10から接触片13を取り除いた構成となつ
ている点で相違し他は同一なので詳細説明は省略
する。
絶縁ハウジング30は、主に外筒部31と、絶
縁保持部32および両者間に形成される環状凹溝
33とで構成されている。
縁保持部32および両者間に形成される環状凹溝
33とで構成されている。
外筒部31には、その前端(上部)に円形状の
鍔部34が設けられ、その下部には、後述するナ
ツトを螺合するためのねじ部35が設けられてい
る。絶縁保持部32にはクンタクト3Aを保持す
るための保持孔36が複数個設けられており、環
状凹溝33は前記金属フード1が挿入され保持さ
れるための溝であり該凹溝の中間部には金属フー
ド10および10′の段部14,14′が当接して
下方への抜け止めとされる底面37が設けられ、
さらに該底面37には、金属フードの脚部12,
12′に対応する位置に該脚部12,12′を挿入
させるための狭くされたスリツト状の脚部溝39
が設けられている。環状凹溝33の底面の裏側に
は、脚部12,12′に設けられている舌片15,
15′を掛止する、掛止段39′が形成されてい
る。40は該レセプタクルを取付パネル(図示せ
ず)に取付けるための六角ナツト40であり、4
5は該六角ナツトと取付パネルの中間に位置して
取付パネルや六角ナツトを傷付けないためのワツ
シヤーである。
鍔部34が設けられ、その下部には、後述するナ
ツトを螺合するためのねじ部35が設けられてい
る。絶縁保持部32にはクンタクト3Aを保持す
るための保持孔36が複数個設けられており、環
状凹溝33は前記金属フード1が挿入され保持さ
れるための溝であり該凹溝の中間部には金属フー
ド10および10′の段部14,14′が当接して
下方への抜け止めとされる底面37が設けられ、
さらに該底面37には、金属フードの脚部12,
12′に対応する位置に該脚部12,12′を挿入
させるための狭くされたスリツト状の脚部溝39
が設けられている。環状凹溝33の底面の裏側に
は、脚部12,12′に設けられている舌片15,
15′を掛止する、掛止段39′が形成されてい
る。40は該レセプタクルを取付パネル(図示せ
ず)に取付けるための六角ナツト40であり、4
5は該六角ナツトと取付パネルの中間に位置して
取付パネルや六角ナツトを傷付けないためのワツ
シヤーである。
また50は、相手コネクタプラグであり、外筒
51は絶縁材で作られ、その外筒51の内側に金
属材で形成された金属フード52が一体的に形成
されているものである。
51は絶縁材で作られ、その外筒51の内側に金
属材で形成された金属フード52が一体的に形成
されているものである。
上記実施例の金属フード1は一方のみ半円筒部
接触片を設けたが、それだけに限定することなく
他方の半円筒部に設けてもよく、また接触片は半
円筒部の外側に形成してもよい。さらに、金属フ
ード1は2分割されているが、これも一体的に形
成してもよい。
接触片を設けたが、それだけに限定することなく
他方の半円筒部に設けてもよく、また接触片は半
円筒部の外側に形成してもよい。さらに、金属フ
ード1は2分割されているが、これも一体的に形
成してもよい。
(3) 考案の効果
以上のごとく、本考案は金属シールド部材の接
触部をやわらかいばね性をもつて構成しているた
め、相手コネクタとの結合において、シールド部
材相互の当接面積も一定で安定とされており、コ
ネクタ相互の結合力は小さくてすみ、多極コネク
タであつても、あるいは小型コネクタで指先にそ
れ程力が加えられないものであつても容易に挿入
及び引抜きが可能とされる。しかも、その挿入の
引抜きの際に、多少力が横方向に加わつても円筒
部がハウジングの環状凹部で支持されているので
容易に変形することはない。また、さらには結線
側を回路基板に半田付け固定した場合であつて
も、金属シールド部材の接触部には悪影響は全く
ないので、半田付け固定のためにコネクタの結合
力が大となつたり結合ができなくなつたりという
不都合はなくなる。
触部をやわらかいばね性をもつて構成しているた
め、相手コネクタとの結合において、シールド部
材相互の当接面積も一定で安定とされており、コ
ネクタ相互の結合力は小さくてすみ、多極コネク
タであつても、あるいは小型コネクタで指先にそ
れ程力が加えられないものであつても容易に挿入
及び引抜きが可能とされる。しかも、その挿入の
引抜きの際に、多少力が横方向に加わつても円筒
部がハウジングの環状凹部で支持されているので
容易に変形することはない。また、さらには結線
側を回路基板に半田付け固定した場合であつて
も、金属シールド部材の接触部には悪影響は全く
ないので、半田付け固定のためにコネクタの結合
力が大となつたり結合ができなくなつたりという
不都合はなくなる。
第1図は本考案の一実施例の電気コネクタをそ
の各部材を分離した状態で示す斜視図、第2図は
第1図のものを組込み基板に半田固定した状態の
半断面図である。 1……シールド体(金属フード)、12……脚
部、13……接触片、30……絶縁ハウジング、
33……環状凹溝。
の各部材を分離した状態で示す斜視図、第2図は
第1図のものを組込み基板に半田固定した状態の
半断面図である。 1……シールド体(金属フード)、12……脚
部、13……接触片、30……絶縁ハウジング、
33……環状凹溝。
Claims (1)
- 絶縁ハウジングに相手コネクタの外筒部を受け
入れるため前部に開口した環状凹溝を設け、該凹
溝内では、円筒部と接触片とを有するシールド体
がその外周面と上記環状凹溝の内周面を互に接触
するようにして保持され、上記接触片は円筒部の
後縁から延出しかつ半径内方側にて上記前部に向
け屈曲形成されて、相手方コネクタの受入時にそ
の外筒部を上記円筒部の内周面で接触支持しかつ
上記外筒部の内周面に設けられた金属フードに接
触片が弾圧接触するようになつており、さらにシ
ールド体はハウジングの後部スリツトより突出し
て回路基板に取付けられるための脚部を有してい
ることを特徴とする電気コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985068128U JPH03698Y2 (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985068128U JPH03698Y2 (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61184285U JPS61184285U (ja) | 1986-11-17 |
JPH03698Y2 true JPH03698Y2 (ja) | 1991-01-11 |
Family
ID=30602598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985068128U Expired JPH03698Y2 (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03698Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0740318Y2 (ja) * | 1990-03-12 | 1995-09-13 | ホシデン株式会社 | スイッチ機能付コネクタ |
JP3675134B2 (ja) * | 1997-10-21 | 2005-07-27 | 矢崎総業株式会社 | シールドコネクタ |
JP4474235B2 (ja) | 2004-08-11 | 2010-06-02 | 日本圧着端子製造株式会社 | コネクタ |
JP4605591B2 (ja) * | 2004-12-14 | 2011-01-05 | 株式会社アイペックス | 電気コネクタ |
JP6227715B1 (ja) * | 2016-06-08 | 2017-11-08 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5678B2 (ja) * | 1973-01-26 | 1981-01-06 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5678U (ja) * | 1979-06-15 | 1981-01-06 | ||
JPS5976081U (ja) * | 1982-11-15 | 1984-05-23 | 星電器製造株式会社 | コネクタソケツト |
-
1985
- 1985-05-10 JP JP1985068128U patent/JPH03698Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5678B2 (ja) * | 1973-01-26 | 1981-01-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61184285U (ja) | 1986-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6234827B1 (en) | Electrical connector shield with dual function of mechanical locking and electrical shielding continuety | |
US4795352A (en) | Microcoaxial connector family | |
US4684199A (en) | Connector plug | |
JPH0129988Y2 (ja) | ||
US5662480A (en) | Surface mount type coaxial connector connecting coaxial cable to substrate | |
US5362244A (en) | Socket having resilient locking tabs | |
KR100682774B1 (ko) | 동축 전기 커넥터 | |
JPH05174883A (ja) | ソケット型コンタクト | |
JPH0298075A (ja) | 電気コネクタ | |
US5911603A (en) | Single piece electrical receptacle terminal for mating with a pin contact | |
JPH056755U (ja) | 面実装形高周波同軸コネクタ構造 | |
JPH03698Y2 (ja) | ||
US4262987A (en) | Electrical connector | |
JP3306009B2 (ja) | 電子機器用同軸プラグ | |
JP2001110527A (ja) | シールド型コネクタ | |
JPH0546231Y2 (ja) | ||
JPH0317359B2 (ja) | ||
JPS6157666B2 (ja) | ||
JPH09245908A (ja) | コネクタ及びコネクタ組立用部品 | |
JPH05266951A (ja) | 同軸コネクタの嵌合構造 | |
JPS5812389Y2 (ja) | 音響機器用コネクタ | |
JP2001023716A (ja) | 端子金具 | |
JP2546752Y2 (ja) | 同軸コネクタ・接栓 | |
JPH0224222Y2 (ja) | ||
JPS6015269Y2 (ja) | ソケツト |