JPH0740318Y2 - スイッチ機能付コネクタ - Google Patents

スイッチ機能付コネクタ

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JPH0740318Y2
JPH0740318Y2 JP1990024649U JP2464990U JPH0740318Y2 JP H0740318 Y2 JPH0740318 Y2 JP H0740318Y2 JP 1990024649 U JP1990024649 U JP 1990024649U JP 2464990 U JP2464990 U JP 2464990U JP H0740318 Y2 JPH0740318 Y2 JP H0740318Y2
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press
ring
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ground
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は相手コネクタを嵌合することによって駆動さ
れるスイッチ機能を備えたコネクタの改良に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 ある種の家庭用VTR(ビデオテープレコーダ)では、ス
イッチ機能付コネクタに相手コネクタが挿入されると、
スイッチ機能付コネクタに付属されたスイッチがオン、
オフされ、これにより相手コネクタの嵌合を検出して、
関連回路をスイッチ機能付コネクタに切換接続すること
が行われる。ところで、最近のVTRのめざましい普及の
反面その小形化、経済化の要求が益々厳しくなり、上記
スイッチ機能付コネクタについてもこの事情は全く同様
である。これらの要求に対処できるか否かが製造メーカ
にとって事業の浮沈につながる重大な問題となってい
る。この考案はこのような背景のもとになされたもので
あり、その目的とするところは、スイッチ機能付コネク
タの小形化と経済化である。
「課題を解決するための手段」 (1)この考案は、ボデイと、第1、第2アースカバー
と、複数のコンタクトとより成るスイッチ機能付コネク
タであって、 上記ボデイは、合成樹脂より成り、その前面より後方に
向けて、相手コネクタのアースカバーを挿入するための
リング状穴が、上記ボデイの中心軸線の周りに形成さ
れ、そのリング状穴の奥面より上記ボデイの後端板を貫
通して、上記第1、第2アースカバーを圧入するための
第1、第2係止孔が上記中心軸線を含む平面に対して対
称に形成され、上記リング状穴に囲まれた部分に、上記
コンタクトを圧入するための複数のコンタクト用孔が前
後方向に貫通して形成され、 上記第1、第2アースカバーは、金属弾性体より成り、
上記ボデイのリング状穴より僅かに小さな曲率の半円筒
部と、その半円筒部の一方の半円状の端縁より突設され
た圧入片と、その圧入片の突端より突設された端子とよ
り構成され、 上記第1、第2アースカバーは、上記圧入片を上記第1
または第2係止孔に圧入することにより、上記リング状
穴の上記中心軸線より遠い方の周面側に片寄って取付け
られ、上記第1、第2アースカバーの隣接する半円筒部
間に、互いに分離する間隔が形成され、 上記第1、第2アースカバーの内周面と上記リング状穴
の上記中心軸線に近い方の周面との間に相手コネクタの
アースカバーを挿入するための間隔が形成される。
(2)上記(1)項において、上記第1、第2アースカ
バーの圧入片の突端より端子を突設する代わりに、上記
半円筒部より直接端子を上記中心軸線を含む平面と平行
に突設させ、 上記ボデイのリング状穴を囲む周壁に、それぞれ上記第
1、第2係止孔と対応して、上記リング状穴とボデイの
底面とを連通する第1、第2スリットを、上記ボデイの
前面より後方に向けて、上記中心軸線を含む平面に対し
て対称かつ平行に形成し、 上記第1、第2アースカバーの変更後の端子を上記ボデ
イの底面の上記第1、第2スリットより外部に導出さ
せ、 上記コンタクトをL字状に折り曲げて構成し、その一端
を上記ボデイの底面より外部に導出させるようにしても
よい。
「実施例」 この考案の実施例を第1図乃至第5図を参照して説明す
る。この考案では、第1図、第2図に示すように、ボデ
イ1に圧入する円筒状のアースカバーが半円筒状の第1
アースカバー2と第2アースカバー3とに二分割され、
相手コネクタの挿入によって閉成されるスイッチの接片
としても利用される。即ち、相手コネクタを嵌合させる
ことによって、相手コネクタのアースカバー(図示せ
ず)がそれら分割された第1、第2アースカバー2,3に
接触し、それらカバー間が閉成され、両カバーに設けた
端子間より接点信号が取り出される。なお、第1、第2
アースカバー2,3はボデイ1の前面より、ソケットコン
タクト4はボデイ1の背面からそれぞれ圧入される。
ボデイ1は合成樹脂によりほゞ円柱状に形成され、第3
図に示すように、前面より後方に向けて相手コネクタの
円筒状のアースカバーを挿入するためのリング状穴5
が、ボデイ1の中心軸線lの周りに形成され、そのリン
グ状穴5の奥面よりボデイ1の後端板を貫通して第1、
第2アースカバー2,3を圧入するためのぼゞ円弧状の第
1、第2係止孔6,7が中心軸線lを含む平面、つまり第
3図Aにおいて中心軸線lを含む垂直な平面に対して左
右対称に形成される。
ボデイ1のリング状穴5に囲まれた中心部8に、ソケッ
トコンタクト4をボデイの背面より圧入されるための複
数のコンタクト用孔9がボデイの前後方向に貫通して形
成される。
第1、第2アースカバー2,3は金属弾性体で同一形状に
構成される。第4図に示すように、第1アースカバー2
は半円筒部2aと、その一方の半円状端縁の中央より突設
された圧入片2bと、圧入片2bの突端の中央より突設され
た端子2cとにより構成される。半円筒部2aはボデイ1の
リング形穴5より僅かに小さな曲率半径とされる。半円
筒部2aの中央に、半円筒部のバネ性を調節する角孔2dが
形成される。その角孔2dの一辺より圧入片2bの中間にま
たがって板面の一部が円筒内面より外面側に僅かに切り
起こされて、切起し片2eが形成される。また圧入片2bの
両側縁に圧入用の突起2fが突設される。半円筒部2aの他
方の半円状の端部はふちに行くほど外側に押し出されて
テーパ部2gが形成される。(第2アースカバー3につい
ても上記と同様である。) 第1、第2アースカバー2,3は、圧入片2b,3bをそれぞれ
第1、第2係止孔6,7に圧入されて、リング形穴5の中
心軸線lより遠い方の周面側に片寄って取付けられる。
隣接する半円筒部2a,3a間には、互いを分離する適当な
間隔が形成される。
また、第1、第2アースカバー2,3の内周面と、リング
形穴5の中心軸線lに近い方の周面との間に、相手コネ
クタの円筒状のアースカバーを挿入するための間隔が形
成される。
アースカバー2,3は既に述べたようにリング穴5の曲率
半径より僅かに小さくされ、また第4図では分からない
が、半円筒部2a,3aは圧入片2b,3bに近いほど半径が小さ
くなりように、内側に僅かに絞り込むように形成されて
いる。これらにより、相手コネクタのアースカバーに対
する十分な保持力を得るとともに、相手コネクタを挿入
するにつれてその保持力が高められるようにしている。
変形実施例 この考案の変形実施例を第5図乃至第7図に、第1図乃
至第4図と対応する部分に同じ符号を付し、重複説明を
省略する。この実施例ではボデイは直方体状とされ、ア
ースカバー2,3及びコンタクト4の端支部がボデイの底
面側に導出され、基板実装型として構成されている。
第4図では、第1アースカバー2の圧入片2bの突端より
端子2cを突設させたが、第5図の実施例では第7図に示
すように半円筒部2aより直接端子2hを中心軸線lを含む
平面と平行に突設させる。この例では、端子2hの突端に
U字状の凹部2iが形成されて、端子2hは二股に分岐さ
れ、それぞれの外側縁に抜け止め用の突起2jが形成され
る。
また、第6図に示すように、ボデイ1はほゞ直方体状と
され、ボデイ1のリング状穴5を囲む周壁に、それぞれ
第1、第2係止孔6,7と対応して、リング状穴5とボデ
イの底面を連通する第1、第2スリット21,22がボデイ
の前面より後方に向けて、上記中心軸線を含む平面に対
して対称かつ平行に形成される。
第1、第2アースカバー2,3はリング状穴5に装着さ
れ、その端子2h,3hはボデイ1の底面において、第1、
第2スリット21,22より外部に導出される。
ソケットコンタクト4は長手方向の中間でほゞ直角に折
り曲げられており、その半部がボデイ1の背面よりコン
タクト用孔9に圧入され、他半部の先端はボデイ1の底
面より外部に導出されて半田付用の端子4aとされる。
これまでの説明では、コンタクト4がソケットコンタク
トであるものとしたが、この考案はその場合に限らず、
コンタクトがピンコンタクトであって、その前端がボデ
イ1の前面より突出していてもよい。
「考案の効果」 以上述べたように、この考案によれば、従来の円筒状の
アースカバーが第1、第2アースカバー2,3に分割さ
れ、それぞれが、相手コネクタを嵌合させることによ
り、互いに導通状態とされ、従来のスイッチ機能付コネ
クタのスイッチ接片の代わりに用いられる。従って、従
来のスイッチ接片は不要となり、構成部品が少なくなっ
た分だけ部品代及び組立工数がともに低減され、コネク
タの経済化が達成できるとともに小形化が図られる。
本願考案では、第1、第2アースカバー2,3の半円筒部2
a,3aの半径が、ボデイ1のリング状穴5より僅かに小さ
くされ、圧入片2b,3bに近いほど小さくなるように、内
側に僅かに絞り込まれている。これらの構成によって、
本願考案では、第1、第2アースカバー2,3に接触片な
どの特別の部材を設けずに、簡単な構造で相手コネクタ
のアースカバーとの接続の信頼性と十分な保持力が得ら
れる。
また、相手コネクタのアースカバーを挿入するのに要す
る力は、半円筒部2a,3aの上記絞り込みによって挿入初
期では比較的小さくできるので、挿入を行い易く、挿入
が進むにつれて必要な挿入力は大きくなるが、挿入(移
動)にはずみがついているので容易に行える。つまり相
手コネクタの挿入が行い易くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の分解斜視図、第2図A,B及
びCはそれぞれ第1図の実施例の正面図、側面図及びA
−A断面図、第3図A,B及びCはそれぞれ第1図のボデ
イ1の正面図、B−B断面図及びC−C断面図、第4図
は第1図の第1アースカバー2を示す図で、Aは正面
図、Bは左側面図、Cは右側面図、DはA−A断面図、
第5図はこの考案の変形実施例を示す図で、Aは正面
図、BはA−A断面図、Cは底面図、第6図は第5図の
ボデイ1を示す図で、Aは正面図、BはA−A断面図、
Cは底面図、第7図は第5図の第1アースカバー2を示
す図で、Aは正面図、Bは左側面図、Cは右側面図であ
る。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボデイと、第1、第2アースカバーと、複
    数のコンタクトより成り、相手コネクタが挿入されて、
    相手コネクタと第1、第2アースカバーとの接触によ
    り、接点信号を取り出すスイッチ機能付コネクタであっ
    て、 上記ボデイは、合成樹脂より成り、その前面より後方に
    向けて、相手コネクタのアースカバーを挿入するための
    リング状穴が、上記ボデイの中心軸線の周りに形成さ
    れ、そのリング状穴の奥面より上記ボデイの後端板を貫
    通して、上記第1、第2アースカバーを圧入するための
    第1、第2係止孔が上記中心軸線を含む平面に対して対
    称に形成され、上記リング状穴に囲まれた部分に、上記
    コンタクトを圧入するための複数のコンタクト用孔が前
    後方向に貫通して形成され、 上記第1、第2アースカバーは、金属弾性体より成り、
    上記ボデイのリング状穴より僅かに小さな曲率半径をも
    つ半円筒部と、その半円筒部の一方の端縁より突設され
    た圧入片と、その圧入片の突端より突設された端子とよ
    り構成され、上記半円筒部の径は上記圧入片に近づくに
    つれて小さくされ、 上記第1、第2アースカバーは、上記圧入片を上記第1
    または第2係止孔に圧入することにより取付けられ、上
    記第1、第2アースカバーの隣接する半円筒部間に、互
    いに分離する間隔が形成され、 上記第1、第2アースカバーの内周面と上記リング状穴
    の上記中心軸線に近い方の周面との間に相手コネクタの
    アースカバーを挿入するための間隔が形成され、 相手コネクタの挿脱により、上記第1、第2アースカバ
    ーの上記端子間に、閉成または開放となる接点信号が得
    られることを特徴とする、 スイッチ機能付コネクタ。
  2. 【請求項2】請求項(1)において、上記第1、第2ア
    ースカバーの圧入片の突端より端子を突設する代わり
    に、上記半円筒部より直接端子を上記中心軸線を含む平
    面と平行に突設させ、 上記ボデイのリング状穴を囲む周壁に、それぞれ上記第
    1、第2係止孔と対応して、上記リング状穴とボデイの
    底面とを連通する第1、第2スリットを、上記ボデイの
    前面より後方に向けて、上記中心軸線を含む平面に対し
    て対称かつ平行に形成し、 上記第1、第2アースカバーの変更後の端子を上記ボデ
    イの底面の第1、第2スリットより外部に導出させ、 上記コンタクトをL字状に折り曲げて構成し、その一端
    を上記ボデイの底面より外部に導出させたことを特徴と
    する、 スイッチ機能付コネクタ。
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JP2009076295A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Emuden Musen Kogyo Kk S端子コネクタ

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