JPH0369829B2 - - Google Patents
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- JPH0369829B2 JPH0369829B2 JP8416783A JP8416783A JPH0369829B2 JP H0369829 B2 JPH0369829 B2 JP H0369829B2 JP 8416783 A JP8416783 A JP 8416783A JP 8416783 A JP8416783 A JP 8416783A JP H0369829 B2 JPH0369829 B2 JP H0369829B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tread
- side end
- attached
- arc
- end surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 210000001520 comb Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はエスカレータ、電動道路などのマンコ
ンベアに係り、特にらせん階段状のエスカレータ
や円弧状の電動歩道に好適なマンコンベアの踏段
に関する。
ンベアに係り、特にらせん階段状のエスカレータ
や円弧状の電動歩道に好適なマンコンベアの踏段
に関する。
第１図に示すように、多数個の踏段１が上下の
固定床２間をらせん形状に配列されて上昇または
下降するらせん階段状のエスカレータはすでに公
知である。このようならせん階段状のエスカレー
タにおいては、欄干３及び外装４もらせん形状に
形成される。
固定床２間をらせん形状に配列されて上昇または
下降するらせん階段状のエスカレータはすでに公
知である。このようならせん階段状のエスカレー
タにおいては、欄干３及び外装４もらせん形状に
形成される。
このらせん階段状のエスカレータの各踏段１は
第２図に示すように、その踏面が扇形状なして、
その両側端に踏段ローラ５Ａ，５Ｂを備え、これ
らの各踏段ローラ５Ａ，５Ｂは、その同一側端の
もの５Ａ，５Ｂ，…同志及び５Ｂ，５Ｂ，…同志
がチエンまたはリンクなどの連結具６Ａ，６Ｂに
よつて相互に連結されている。
第２図に示すように、その踏面が扇形状なして、
その両側端に踏段ローラ５Ａ，５Ｂを備え、これ
らの各踏段ローラ５Ａ，５Ｂは、その同一側端の
もの５Ａ，５Ｂ，…同志及び５Ｂ，５Ｂ，…同志
がチエンまたはリンクなどの連結具６Ａ，６Ｂに
よつて相互に連結されている。
ところで、踏段１はその踏面を形成する踏板が
扇形状をなし、かつ円弧に沿つて移動するので、
踏板の踏面となる多数の棧７とこれらの間の溝も
移動方向に沿う円弧状に形成される。しかしなが
ら、扇形状をなす踏板の棧７が円弧状になると、
棧１本毎の円弧の曲率が変わつてくる。すなわ
ち、扇形状をなす踏板の内周側から外周側へ向か
つて棧７の曲率半径がR1からR2へと少しずつ大
きくなるので、踏板の踏面の製作がきわめて面倒
になる。また、踏板の棧の曲率半径によつてエス
カレータのらせんの曲率半径も決まつてしまうの
で、曲率半径の異なる各種仕様のらせん階段状の
エスカレータを製作しようとするたびに、これら
に適合する曲率半径の棧をもつ踏板を設計し、製
作しなければならず、コストアツプとなる欠点が
あつた。
扇形状をなし、かつ円弧に沿つて移動するので、
踏板の踏面となる多数の棧７とこれらの間の溝も
移動方向に沿う円弧状に形成される。しかしなが
ら、扇形状をなす踏板の棧７が円弧状になると、
棧１本毎の円弧の曲率が変わつてくる。すなわ
ち、扇形状をなす踏板の内周側から外周側へ向か
つて棧７の曲率半径がR1からR2へと少しずつ大
きくなるので、踏板の踏面の製作がきわめて面倒
になる。また、踏板の棧の曲率半径によつてエス
カレータのらせんの曲率半径も決まつてしまうの
で、曲率半径の異なる各種仕様のらせん階段状の
エスカレータを製作しようとするたびに、これら
に適合する曲率半径の棧をもつ踏板を設計し、製
作しなければならず、コストアツプとなる欠点が
あつた。
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を除
き、円弧の曲率が異なる各種の仕様に容易に適合
し得る安価なこの種マンコンベアを提供すること
にある。
き、円弧の曲率が異なる各種の仕様に容易に適合
し得る安価なこの種マンコンベアを提供すること
にある。
この目的を達成するため、本発明は、円弧状の
マンコンベアに使用される踏段の踏板における奥
行寸法、つまり移動方向の幅寸法がマンコンベア
の円弧の曲率半径に比べて十分に小さいことに着
目し、踏板に形成する棧と溝を直線状にしたこと
を特徴とする。
マンコンベアに使用される踏段の踏板における奥
行寸法、つまり移動方向の幅寸法がマンコンベア
の円弧の曲率半径に比べて十分に小さいことに着
目し、踏板に形成する棧と溝を直線状にしたこと
を特徴とする。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第３図は本発明の一実施例に係る踏段部分の上
面図である。踏段８は、その上面、つまり踏板の
踏面が従来の扇形状に代えて台形状に形成される
とともに、その棧１０とこれらの間の溝１１が直
線状に形成され、その直線状をなす両側端８ａ，
８ｂが曲率半径R1，R2（R1＜R2）の円弧状のス
カートガードハネル９Ａ，９Ｂに沿うように、こ
れらの間に配列されている。踏段８の奥行寸法、
つまり移動方向の幅寸法は、その両側端でL1と
L2のように異なる（L1＜L2）が、これらの寸法
L1，L2はいずれもスカートガードパネル９Ａ，
９Ｂの円弧の曲率半径R1，R2に比べて十分に小
さいので、スカートガードパネル９Ａ，９Ｂに対
向する踏段８の両側端８ａ，８ｂを直線状に形成
しても、これらの直線とこれらの直線に対向する
スカートガードパネル９Ａ，９Ｂの円弧の一部分
との形状の差はきわめて僅かである。したがつ
て、前記のように両側端８ａ，８ｂ、棧１０及び
溝１１が直線状に形成された台形の踏段８を円弧
状のスカートガードパネル９Ａ，９Ｂに沿つて配
列しても、大きな円弧に沿つて配列しても、大き
な円弧に沿つて小さい幅に分割された多数個の踏
段８が角数の多い多角形を形成することになり、
円弧にきわめて近似した形となるので、円弧とほ
とんど同じにみることができ、実用上問題はな
い。
面図である。踏段８は、その上面、つまり踏板の
踏面が従来の扇形状に代えて台形状に形成される
とともに、その棧１０とこれらの間の溝１１が直
線状に形成され、その直線状をなす両側端８ａ，
８ｂが曲率半径R1，R2（R1＜R2）の円弧状のス
カートガードハネル９Ａ，９Ｂに沿うように、こ
れらの間に配列されている。踏段８の奥行寸法、
つまり移動方向の幅寸法は、その両側端でL1と
L2のように異なる（L1＜L2）が、これらの寸法
L1，L2はいずれもスカートガードパネル９Ａ，
９Ｂの円弧の曲率半径R1，R2に比べて十分に小
さいので、スカートガードパネル９Ａ，９Ｂに対
向する踏段８の両側端８ａ，８ｂを直線状に形成
しても、これらの直線とこれらの直線に対向する
スカートガードパネル９Ａ，９Ｂの円弧の一部分
との形状の差はきわめて僅かである。したがつ
て、前記のように両側端８ａ，８ｂ、棧１０及び
溝１１が直線状に形成された台形の踏段８を円弧
状のスカートガードパネル９Ａ，９Ｂに沿つて配
列しても、大きな円弧に沿つて配列しても、大き
な円弧に沿つて小さい幅に分割された多数個の踏
段８が角数の多い多角形を形成することになり、
円弧にきわめて近似した形となるので、円弧とほ
とんど同じにみることができ、実用上問題はな
い。
この実施例によれば、踏板の棧及び溝を直線状
にしたので、その製作がきわめて容易であり、安
価に製作することができる。しかも、らせんの曲
率半径が異なる各種仕様のエスカレータに対して
も、単に両側端における幅寸法L1，L2を曲率半
径に応じて適宜変化させることにより、容易に適
合することができる。
にしたので、その製作がきわめて容易であり、安
価に製作することができる。しかも、らせんの曲
率半径が異なる各種仕様のエスカレータに対して
も、単に両側端における幅寸法L1，L2を曲率半
径に応じて適宜変化させることにより、容易に適
合することができる。
ところで、前記のように踏段８の両側端８ａ，
８ｂを直線状に形成すると、これに対向するスカ
ートガードパネル９Ａ，９Ｂが円弧状であるた
め、一方の側端８ａとスカートガードパネル９Ａ
との間には円弧状にへこんだ内側隙間１２Ａが、
また他方の側端８ｂとスカートガードパネル９Ｂ
との間には円弧状にふくらんだ外側隙間１２Ｂが
それぞれできる。これらの隙間１２Ａ，１２Ｂ
は、踏段８の移動方向、すなわち前後方向におい
て異なつているが、前記のようにその差はきわめ
て小さく、一般的には特に問題となることはな
い。しかし、エスカレータのらせんの曲率半径
R1，R2が小さくなつてくると、安全上無視でき
なくなる。
８ｂを直線状に形成すると、これに対向するスカ
ートガードパネル９Ａ，９Ｂが円弧状であるた
め、一方の側端８ａとスカートガードパネル９Ａ
との間には円弧状にへこんだ内側隙間１２Ａが、
また他方の側端８ｂとスカートガードパネル９Ｂ
との間には円弧状にふくらんだ外側隙間１２Ｂが
それぞれできる。これらの隙間１２Ａ，１２Ｂ
は、踏段８の移動方向、すなわち前後方向におい
て異なつているが、前記のようにその差はきわめ
て小さく、一般的には特に問題となることはな
い。しかし、エスカレータのらせんの曲率半径
R1，R2が小さくなつてくると、安全上無視でき
なくなる。
そこで、第４図の実施例では、前記内側及び外
側隙間１２Ａ，１２Ｂの形状にそれぞれ合致する
形状の補助踏板、つまり側端面が円弧状凹面に形
成された内側補助踏板１３Ａ及び側端面が円弧状
凸面に形成された外側補助踏板１３Ｂを踏段８の
内側端８ａ及び外側端８ｂにそれぞれ着脱自在に
取付けている。これらの各補助踏板１３Ａ，１３
Ｂは、例えばプラスチツク製として黄色などの判
別し易い色に着色し、かつ前記棧１０及び溝１１
の一部をこれに形成することもできる。
側隙間１２Ａ，１２Ｂの形状にそれぞれ合致する
形状の補助踏板、つまり側端面が円弧状凹面に形
成された内側補助踏板１３Ａ及び側端面が円弧状
凸面に形成された外側補助踏板１３Ｂを踏段８の
内側端８ａ及び外側端８ｂにそれぞれ着脱自在に
取付けている。これらの各補助踏板１３Ａ，１３
Ｂは、例えばプラスチツク製として黄色などの判
別し易い色に着色し、かつ前記棧１０及び溝１１
の一部をこれに形成することもできる。
この実施例によれば、踏段８の踏面を従来と同
様に扇形状とし、踏段８とスカートガードパネル
９Ａ，９Ｂとの間の隙間を最小限必要な一定の幅
寸法として、エスカレータの安全性を向上するこ
とができる。また、らせんの曲率半径が異なる各
種仕様のエスカレータに対しても、各補助踏板１
３Ａ，１３Ｂを交換することにより容易に対応す
ることができる。
様に扇形状とし、踏段８とスカートガードパネル
９Ａ，９Ｂとの間の隙間を最小限必要な一定の幅
寸法として、エスカレータの安全性を向上するこ
とができる。また、らせんの曲率半径が異なる各
種仕様のエスカレータに対しても、各補助踏板１
３Ａ，１３Ｂを交換することにより容易に対応す
ることができる。
踏段８は第５図に示すように矢印ｐ方向に進行
して、エスカレータの乗降口で、固定床２の下方
へ入るとき、その棧１０が固定床２の踏段８に隣
接する端部に取付けられたくし１４と噛み合う
が、第５図に示す如く踏段８の前後端で棧１０と
くし１４が良好に噛み合うように、これらの芯を
合わせておくと、踏段８がさらに進行して第６図
に示すように、踏段８の前後方向の中央で棧１０
とくし１４が噛み合う位置まできたとき、これら
の芯がずれる。これは、踏段８がらせん形の円弧
に沿つて移動するのに対して、踏段８の棧１０及
び溝１１が直線状に形成されているため、踏段８
の前後方向の中央で円弧と弦のずれが最大となる
からである。このずれは小さいので、棧１０のピ
ツチ、つまり溝１１の幅寸法を少し大きくすれば
実用上問題はないが、棧１０のピツチを小さくし
たときには、前記ずれが生じると棧１０とくし１
４とが互に接触する恐れがあるため、常時ずれが
生じないようにする必要がある。そして、このた
めには、棧１０とくし１４の芯が常時一致するよ
うに、これらを相対的に左右に移動させればよい
が、くし１４は固定床２にしつかりと固定してお
くことが安全上望ましいので、第７図に示す如
く、踏段８を、これがくし１４に進入して行くに
つれて横方向外方へ移動し、前後方向の中央部を
越えたあたりから反対に横方向内方へ移動して元
の位置に戻るようにしてやることが必要となる。
して、エスカレータの乗降口で、固定床２の下方
へ入るとき、その棧１０が固定床２の踏段８に隣
接する端部に取付けられたくし１４と噛み合う
が、第５図に示す如く踏段８の前後端で棧１０と
くし１４が良好に噛み合うように、これらの芯を
合わせておくと、踏段８がさらに進行して第６図
に示すように、踏段８の前後方向の中央で棧１０
とくし１４が噛み合う位置まできたとき、これら
の芯がずれる。これは、踏段８がらせん形の円弧
に沿つて移動するのに対して、踏段８の棧１０及
び溝１１が直線状に形成されているため、踏段８
の前後方向の中央で円弧と弦のずれが最大となる
からである。このずれは小さいので、棧１０のピ
ツチ、つまり溝１１の幅寸法を少し大きくすれば
実用上問題はないが、棧１０のピツチを小さくし
たときには、前記ずれが生じると棧１０とくし１
４とが互に接触する恐れがあるため、常時ずれが
生じないようにする必要がある。そして、このた
めには、棧１０とくし１４の芯が常時一致するよ
うに、これらを相対的に左右に移動させればよい
が、くし１４は固定床２にしつかりと固定してお
くことが安全上望ましいので、第７図に示す如
く、踏段８を、これがくし１４に進入して行くに
つれて横方向外方へ移動し、前後方向の中央部を
越えたあたりから反対に横方向内方へ移動して元
の位置に戻るようにしてやることが必要となる。
第８図及び第９図は踏段８を前記のように横方
向に移動させるための一具体例を示すものであ
る。各踏段８の踏板１５を支える下枠体１６にお
ける両側端のほぼ中央部に案内ローラ１７Ａ，１
７Ｂが取付けられるとともに、これらの案内ロー
ラ１７Ａ，１７Ｂをらせんの円弧軌道に沿つて案
内する案内レール１８Ａ，１８Ｂが固定側に敷設
されている。いま案内ローラ１７Ａ，１７Ｂは、
踏段８の棧１０とくし１４が噛み合い始めるとき
には案内レール１８Ａ，１８Ｂのａ，Ａ点に位置
し、噛み合いが終るときにはｃ，Ｃ点に位置し、
またこれらの中間つまり踏段８の前後方向の中央
で噛み合うときにはｂ，Ｂ点に位置するものとす
ると、通常の円弧軌道上にあるａ，Ａ点からｂ，
Ｂ点へ進むにつれて次第に通常の円弧軌道よりも
外側に移動し、ｂ，Ｂ点に達したときには最も外
側にずれ、その後は次第に内方に向かい、ｃ，Ｃ
点では再び通常の円弧軌道に戻るようにしてやれ
ば、前記のように棧１０とくし１４の芯は常時一
致し、良好な噛み合い状態が得られる。したがつ
て、前記案内レール１８Ａ，１８Ｂは案内ローラ
１７Ａ，１７Ｂをこのような軌道に沿つて移動さ
せ得るように、噛み合い位置で円弧の外方側へふ
くらんだ形状となつている。
向に移動させるための一具体例を示すものであ
る。各踏段８の踏板１５を支える下枠体１６にお
ける両側端のほぼ中央部に案内ローラ１７Ａ，１
７Ｂが取付けられるとともに、これらの案内ロー
ラ１７Ａ，１７Ｂをらせんの円弧軌道に沿つて案
内する案内レール１８Ａ，１８Ｂが固定側に敷設
されている。いま案内ローラ１７Ａ，１７Ｂは、
踏段８の棧１０とくし１４が噛み合い始めるとき
には案内レール１８Ａ，１８Ｂのａ，Ａ点に位置
し、噛み合いが終るときにはｃ，Ｃ点に位置し、
またこれらの中間つまり踏段８の前後方向の中央
で噛み合うときにはｂ，Ｂ点に位置するものとす
ると、通常の円弧軌道上にあるａ，Ａ点からｂ，
Ｂ点へ進むにつれて次第に通常の円弧軌道よりも
外側に移動し、ｂ，Ｂ点に達したときには最も外
側にずれ、その後は次第に内方に向かい、ｃ，Ｃ
点では再び通常の円弧軌道に戻るようにしてやれ
ば、前記のように棧１０とくし１４の芯は常時一
致し、良好な噛み合い状態が得られる。したがつ
て、前記案内レール１８Ａ，１８Ｂは案内ローラ
１７Ａ，１７Ｂをこのような軌道に沿つて移動さ
せ得るように、噛み合い位置で円弧の外方側へふ
くらんだ形状となつている。
また、第１０図及び第１１図は踏段８を横方向
に移動させるための他の具体例を示すものであ
る。この例では、固定側における棧１０とくし１
４との噛み合い位置に案内ローラ１９Ａ，１９Ｂ
が設置されるとともに、下枠体１６の両側端に、
側端面が円弧状凸面に形成された内側案内部材２
０Ａと側端面が円弧状凹面に形成された外側案内
部材２０Ｂがそれぞれ取付けられている。したが
つて、踏段８は、その両側端の案内部材２０Ａ，
２０Ｂと固定側の案内ローラ１９Ａ，１９Ｂによ
り、前記の具体例と同様に、各踏段８の棧１０と
くし１４の噛み合いの始めと終りでは通常の円弧
軌道上にあり、その中間では次第に外側へ向つた
後に内側へ戻るように、案内され、常に棧１０と
くし１４の芯が一致し、良好な噛み合い状態が得
られる。なお、前記実施例ではらせん状のエスカ
レータに適用した場合について説明したが、本発
明はこれに限らず、円弧状の電動道路にも同様に
適用できることは勿論である。
に移動させるための他の具体例を示すものであ
る。この例では、固定側における棧１０とくし１
４との噛み合い位置に案内ローラ１９Ａ，１９Ｂ
が設置されるとともに、下枠体１６の両側端に、
側端面が円弧状凸面に形成された内側案内部材２
０Ａと側端面が円弧状凹面に形成された外側案内
部材２０Ｂがそれぞれ取付けられている。したが
つて、踏段８は、その両側端の案内部材２０Ａ，
２０Ｂと固定側の案内ローラ１９Ａ，１９Ｂによ
り、前記の具体例と同様に、各踏段８の棧１０と
くし１４の噛み合いの始めと終りでは通常の円弧
軌道上にあり、その中間では次第に外側へ向つた
後に内側へ戻るように、案内され、常に棧１０と
くし１４の芯が一致し、良好な噛み合い状態が得
られる。なお、前記実施例ではらせん状のエスカ
レータに適用した場合について説明したが、本発
明はこれに限らず、円弧状の電動道路にも同様に
適用できることは勿論である。
以上説明したように、本発明によれば、複数個
の踏段を円弧状に配列したマンコンベアにおい
て、各踏段の踏板における複数の棧及び溝を踏段
の移動方向に沿う直線状に形成したので、その踏
板の製作がきわめて容易になり、この種のマンコ
ンベアを安価に提供することができる。しかも、
円弧の曲率半径が異なる各種仕様のエスカレータ
に対しても容易に適合させることができる。
の踏段を円弧状に配列したマンコンベアにおい
て、各踏段の踏板における複数の棧及び溝を踏段
の移動方向に沿う直線状に形成したので、その踏
板の製作がきわめて容易になり、この種のマンコ
ンベアを安価に提供することができる。しかも、
円弧の曲率半径が異なる各種仕様のエスカレータ
に対しても容易に適合させることができる。
第１図はらせん状エスカレータの概略構成を示
す斜視図、第２図は従来のらせん状エスカレータ
の踏段部分を示す上面図、第３図及び第４図は本
発明の各実施例に係るらせん状エスカレータの踏
段部分を示す上面図、第５図〜第７図は踏段の棧
と固定床のくしとの噛み合い状態を示す上面図、
第８図および第９図は踏段を横方向に移動させる
ための一具体例を示す上面図及び正面図、第１０
図及び第１１図は踏段を横方向に移動させるため
の他の具体例を示す上面図及び正面図である。 ２…固定床、８…踏段、８ａ，８ｂ…踏段の側
端、１０…踏板の棧、１１…踏板の溝、１３Ａ，
１３Ｂ…補助踏板、１４…固定床のくし、１５…
踏板、１７Ａ，１７Ｂ…案内ローラ、１８Ａ，１
８Ｂ…案内レール、１９Ａ，１９Ｂ…案内ロー
ラ、２０Ａ，２０Ｂ…案内部材。
す斜視図、第２図は従来のらせん状エスカレータ
の踏段部分を示す上面図、第３図及び第４図は本
発明の各実施例に係るらせん状エスカレータの踏
段部分を示す上面図、第５図〜第７図は踏段の棧
と固定床のくしとの噛み合い状態を示す上面図、
第８図および第９図は踏段を横方向に移動させる
ための一具体例を示す上面図及び正面図、第１０
図及び第１１図は踏段を横方向に移動させるため
の他の具体例を示す上面図及び正面図である。 ２…固定床、８…踏段、８ａ，８ｂ…踏段の側
端、１０…踏板の棧、１１…踏板の溝、１３Ａ，
１３Ｂ…補助踏板、１４…固定床のくし、１５…
踏板、１７Ａ，１７Ｂ…案内ローラ、１８Ａ，１
８Ｂ…案内レール、１９Ａ，１９Ｂ…案内ロー
ラ、２０Ａ，２０Ｂ…案内部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 両側端の幅寸法が互に異なる複数個の踏段を
円孤状に配列したマンコンベアにおいて、前記各
踏段の踏板における複数の棧と溝を、前記踏段の
移動方向に沿う直線状に形成したことを特徴とす
るマンコンベア。 ２ 特許請求の範囲第１項において、前記各踏段
の踏板における幅寸法の大きい側端に、側端面が
円弧状凸面に形成された第１の補助踏板を取り付
け、また幅寸法の小さい側端に、側端面が円弧状
凹面に形成された第２の補助踏板を取付け、前記
踏板と第１及び第２の補助踏板によつて前記踏段
の踏面を扇形状に形成したことを特徴とするマン
コンベア。 ３ 特許請求の範囲第１項において、前記各踏段
の両側端の下部中央に案内ローラを取付け、この
案内ローラに接して各踏段を円弧状に移動するよ
うに案内する円弧状案内レールにおける、前記踏
板の棧及び溝と固定床のくし部とが噛み合う位置
に対応する部分を、その他の部分よりも円弧の外
方側へふくらませたことを特徴とするマンコンベ
ア。 ４ 特許請求の範囲第１項において、前記各踏段
における幅寸法の大きい側端の下部に、側端面の
中央がへこんだ第１の案内部材を取付け、また幅
寸法の小さい側端の下部に、側端面の中央がふく
らんだ第２の案内部材を取付け、前記各踏段の棧
及び溝と固定床のくし部とが噛み合う位置に対応
する固定部に、第１及び第２の案内部材にそれぞ
れ接する案内ローラを設けたことを特徴とするマ
ンコンベア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8416783A JPS59212379A (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | マンコンベア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8416783A JPS59212379A (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | マンコンベア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59212379A JPS59212379A (ja) | 1984-12-01 |
| JPH0369829B2 true JPH0369829B2 (ja) | 1991-11-05 |
Family
ID=13822934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8416783A Granted JPS59212379A (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | マンコンベア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59212379A (ja) |
-
1983
- 1983-05-16 JP JP8416783A patent/JPS59212379A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59212379A (ja) | 1984-12-01 |
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