JPS59227681A - 曲線エスカレ−タのステツプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は曲縁エスカレータのステップの改良に関する
ものである。

まず、第１図から第５図によって曲線エスカレータおよ
びその従来のステップを説明する。

第１図、第２図は曲線エスカレータを示し、これらの図
中、１は平面が扇形状のステップであり、これらのステ
ップｌは多数が平面円弧状の無端に連結され、かつ中間
部が建物の上、下階床間に傾斜して配設されて上下方向
に移動されるように枠体２に支持されている。この枠体
２上に立設された欄干３が上記ステップエの両側に接す
るように配置され、欄干３上には移動手摺４がステップ
ｌと同期して移動されるように停会、支持されている。

なお、第１図中、Ｏはスｊツブｌ、枠体２゜移動手摺４
などに形成される円弧状曲線部の中心すなわちステップ
１０回動中心である。

第３図、第４図は第１図、第２図に示す曲線エスカレー
タのステップを示す。第３図、第４図中、５はステップ
１０踏板、５ａは踏板５に形成されたり’Ｊ　　Ｆ、６
は踏板５０前後方向一端部に幅方向すなわちステップの
回転半径方向に市って固定したデマコム、６ａはデマコ
ム６に形成されたりＩＪ−）％７は踏板５の他端部に固
定されたライザ、７ａはライザ７に形成されたクリート
である。また、８は踏板５およびライザ７の裏面側に固
定されたブラケット、９はブラケット８に軸支された駆
動軸であり、駆動軸９のブラケット８両側に突出した部
分には無端状のステップチェーンｉｏとステップローラ
１１とがそれぞれ取付けられ、さらにブラケット８には
追従ローラ１２がステップローラ１１と前後方向に位置
を異ならせて取付けられている。そして、ステップｌは
、ステップチェーンｌＯが駆動装置で駆動されることに
より、ステツブローラ１１．追従ローラ１２がそれぞれ
のガイドレールに支持されて踏板５面が水平を保って移
動される。

第５図は隣接ステップの噛合い状態を示す。第５図中、
ＡｌｔＢＩはデフコム６のクリート６ξ基端のステップ
（ロ）転生径方向外側、内側の位置、Ａ、、Ｂ、はライ
ザ７のクリ−）７ａ先端の同方向外側、内側位置、Ａｓ
、Ｂｍはデフコム６のクリ−）６ａ先端の同方向外側、
内側位置、Ａ４ｊＢ−はライザ７のクリート７ａ基端の
同方向外側、内側位置を示し、上記位１１　Ａ　１　と
Ｂ１１Ａ４　とＢａｙ人、と８８２人、とＢ４を結ぶ線
の延長はステップ１の回動中心０を通過するように形成
され、クリート７ａ、６ａは回動中心０を中心とした同
心円弧状にライブ７、デフコム６の端面から突出してい
る。なお、第５図中０．．０．はクリ）７ａ、６ａの噛
合い基準線である。

したがって、以上のように構成された従来のステップｌ
のライデフ、デフコム６のクリート７ａ。

６ａはいずれもステップ回転半径の外側のものから内側
になるにつれて＠会い部の突出高さが低くなり、隣接ス
テップ１，１のライザ７のクリート７ａとデフコム６の
クリート６ａとの噛合い深さは、外側が深く内側が浅く
なる。このため、ステップｌが曲線エスカレータの中間
傾斜部から上端水平部に移行する間の彎曲部を上昇移動
する時に、り！Ｊ　　）７ａ、６ａの高さが低く隣接ス
テップのクリートとの噛会い深さが浅いステップ回転半
径の内側部分では、踏板５に乗っている人のゴム靴など
の履物が前方ステップのライザ７のクリート７ａに接触
し、ライザ７とダマコム６０間に引込まれて危険になり
易いという問題がある。

この発明は、上述した問題を解決しようとするもので、
隣接ステップのライザのクリートとデフコムのクリート
との噛合い深さをステップ回転半径と無関係に一定化す
ることにより、ステップが彎曲部を上昇移動する時に乗
客の履物がライブとデフコムの間に引込まれる恐れを少
なくして安全性を向上させた曲線エスカレータのステッ
プを提供することを目的としている。

以下、この発明の一実施例を第６図、第７図によって説
明する。

第６図、第７図中、第３図から第５図と同一符号は同一
または相当部分を示し、この実施例では、隣接ステップ
１，１のライザ７のクリ−）７ａとデフコム６のりＩＪ
−）　６　ａの噛合い基準線ＯＫ　。

０１２と平行に、クリ−）　６　ａ基端の外側、内側の
位置Ａ、、Ｂ、、クリ−）７ａ先端の外側、内側の位置
Ａ、、Ｂ、、りＩＪ　−）　６　ａ先端の外側。

内側の位置Ａ、、Ｂ、およびりｊＪ　−）　７　ａ基端
の外側、内側の位置に４ｓＢ４を結ぶ巌をそれぞれ形成
することで、噛合い部のりＩＪ　−トロ　ａの突出高さ
およびりＩＪ　−ドア　ａの突出高さをステップ回転半
径方向にそれぞれ等しくし、ライザ７のクリ−ドア　ａ
とデフコム６のりｊＪ　−トロ　ｇの噛合い深さを、ス
テップ回転半径方向と無関係に、すなわちスｔツブ幅方
向の各部で等しくしである。また、クリート７ａ、６ａ
の噛合い部はライザ７、デフコム６の前後端からそれぞ
れ直角に直線状に突出させである。

なお、この実施例の上述した以外の構成は、第３図から
第５図に示す従来のステップと同様であり、またこの実
施例によるステップは第１図、第２図に示す曲線エスカ
レータのように少なくとも中間傾斜部の投影平面が円弧
状の曲線エスカレータに用いるものである。

以上説明したとおり、この発明による曲線エスカレータ
のステップは、ライブのクリートの高さと、踏板の一端
部に固定されたデフコムのクリートの高さをステップの
回転半径の内側のものから外側のものまでそれぞれ等し
く形成し、隣接ステップのライブのクリートとデフコム
のクリートの噛合い深さを上記回転半径と無関係に一定
化したので、ステップが曲線エスカレータの中間傾斜部
と上端水平部の間の彎曲部を上昇移動する時にステップ
回転半径の内側部分でも、ライブのクリートとデフコム
のクリートの噛合い深さを十分に深（することができ、
乗客などの履物がライザとデフコムとの間に引込まれる
恐れが少なく安全性が高い。また、この発明のステップ
は、隣接ステップのクリートの噛合い基準線に対し、ラ
イブ、デフコムのクリートの先端および基端の回転半径
の内側、外側位置を結ぶ線を平行にすればよいため、容
易に製作できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は曲線エスカレータの一例を示す正面図、第２図
は同平面図、第３図は従来のステップを示す平面図、第
４図は同正面図、第５図は従来のステップのクリートの
噛会い状態を示す原理説明用平面図、第６図はこの発明
の一実施例によるステップの複数の噛合い状態を示す要
部の平面図、第７図はこの発明の一実施例によるステッ
プのクリートの噛合い状態を示す原理説明用平面図であ
る。 １・・・ステップ、５・・・踏板、６・・・デフコム、
６ａ・・・クリート、７・・・ライザ、７ａ・・・クリ
ート。 なお、図中同一部分または相当部分は同一符号により示
す。 代理人　大　岩　増　雄（ほか２名） ｔ　１　図 ？　２　図 ／　　２イ − ２ 矛４図 ２　ａ　ｌ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ライブのクリートの昼さと踏板の一端に固定されたデマ
   コムのクリートの高さを、ステップの回転半径の内側の
   ものから外側のものまでそれぞれ等しく形成し、隣接ス
   テップのライザのクリートとデマコムのクリートの噛合
   い深さを上記回転半径と無関係に一定化したことを特徴
   とする曲線エスカン−夕のステップ。