JPH0369234A - データ通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、Ｉ　ＳＤＮサービスを含めたデータ通信サー
ビスを行う構内ディジタル電子交換機のデータ通信方式
に関し、特に異なるデータ変換方式間のデータ変換を行
うデータ通信方式に関するものである。

［従来の技術］ 従来のこの種の電子交換機におけるデータ通信方式を適
用した中継方式図を第３図に示す、同図において、３は
時分割スイッチ、５はディジタル中継線トランク回路、
１０〜１２はデータ端末装置、２０〜２２はデータ端末
インターフェース回路、４１．４２はデータ通信用デー
タ変換装置、４１１．４２１はデータ変換回路である。

そして、各データ通信用データ変換装置４１．４２内の
データ変換回路４１１，４２１は、それぞれ異なるデー
タ変換方式でデータ変換を行っているが、ともに１種類
の変換方式によるデータ変換しか行うことができない、
すなわち、例えばデータ端末装置１０がディジタル中継
線トランク回路５を介して対局のデータ端末装Ｒ（図示
せず）とデータ通信を行う場合は、データ通信用データ
変換装置４１内のデータ変換回路４１１が選択され、こ
こでデータ変換が行われる。

また、データ端末装置１１がデータ端末装置１２とデー
タ通信を行う場合は、データ通信用データ変換装置４２
内のデータ変換回路４２１が選択され、このデータ変換
回路４２１でデータ変換が行われる。なお、このデータ
変換回路４１１，４２１を選択する制御は、この電子交
換機内の中央制御装置（図示せず）のソフトウェア実行
により１ｉ１１御される。

［発明が解決しようとする課題１ 上述した従来のデータ通信方式は、ネットワークの中に
それぞれ異なる多くのデータ変換方式が存在する場合、
このそれぞれ異なるデータ変換方式に対応した多くのデ
ータ通信用データ変換装置を電子交換機内に設けなけれ
ばならず、電子交換機の規模が大きくなってシステム価
格が高価になるとともに、データ通信時にそれぞれ異な
るデータ変換方式を識別して対応するデータ通信用デー
タ変換装置毎に制御を行う電子交換機のソフトウェアが
複雑となり、誤制御を招いて結果的にデータ通信が確実
に行えないという問題があった。

［課題を解決するための手段］ このような課題を解決するために本発明のデータ通信方
式は、６４　ｋｂｐｓのデータ通信速度に変換されたデ
ータ端末装置からのデータを復元するとともにこの復元
されたデータを他の変換方式によりデータ変換する複数
のデータ変換手段と、時分割スイッチと複数のデータ変
換手段との間に設けられこの時分割スイッチの中の指定
されたチャンネルからのデータを分離してデータ変換手
段に送出しこのデータ変換手段からの再度変換されたデ
ータを多重化して指定されたチャンネルに送出する時分
割スイッチインターフェース手段と、データ変換手段に
より変換されたデータを再度変換するために指示された
データ変換手段を選択する組み合わせ選択手段と、時分
割スイッチインターフェース手段にチャンネルの指定を
行うとともに組み合わせ選択手段にデータ変換手段の選
択の指示を行う制御手段とを備えたものである。

［作用］ ６４　ｋｂｐｓのデータ通信速度に変換変換されたデー
タ端末装置からのデータは、時分割スイッチインターフ
ェース手段により分離されたのち、データ変換手段によ
り復元される。そして、この復元されたデータは、組み
合わせ選択手段により選択された他のデータ変換手段に
送出され、ここで他の変換方式に基づきデータ変換され
る。そしてこの変換されたデータは、時分割スイッチイ
ンターフェース手段により多重化され時分割スイッチに
送出される。

［実施例］ 次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明のデータ通信方式の一実施例を示すブロ
ック図である。同図において、４はデータ通信用データ
変換装置、６は時分割スイッチインターフェース回路、
７は制御回路、８は組み合わせ選択回路、９０，９１，
９ｎはデータ変換回路（データ変換手段〉である。

次に、第２図は、本発明のデータ通信方式を適用した中
継方式図である。同図の構成は、第１図のブロック図お
よび第３図のデータ通信方式の中継方式図において既に
説明したので、その説明を省略する。そして、データ通
信用データ変換回路４は、電子交換機内に一体化して設
けられ、この電子交換機に収容されたデータ端末装置１
０〜１２がデータ通信をするときに共通に利用されるも
のである。

次に、以上のように構成されたデータ通信方式の動作を
説明する。データ端末装置１０〜１２からのデータは、
それぞれこのデータ端末装置１０〜１２に接続されたデ
ータ端末インターフェース回路２０〜２２に到来し、デ
ータ端末インターフェース回路２０〜２２ではそれぞれ
このデータを入力して独自の変換方式で６４　ｋｂｐｓ
のデータ速度に変換する。そして、このデータ端末イン
ターフェース回路２０〜２２によるデータ変換方式には
、種々の変換方式が存在し、例えばＩＳＤＮで定義され
ているデータ通信時のレートアダブチ−ジョン方法、す
なわちＣＣＩＴＴ勧告のＶ、１１０およびＶ、１２０の
２通りのデータ速度変換方式が存在する。また、上記の
変換方式以外にも各装置および各システム毎に独自の変
換方式を有している。

そして、データ通信用データ変換装置４は、上記の種々
の速度変換方式のうちの特定の変換方式によるデータを
他の特定の変換方式によるデータに変換するものである
。すなわち、例えば特定の変換方式で６４　ｋｂｐｓに
速度変換されたデータ端末インターフェース回路２０か
らのデータをこれと変換方式が異なるデータ端末インタ
ーフェース回路２１に送信する場合は、次のようにして
データ変換が行われる。

すなわち、データ端末インターフェース回路２０を介す
るデータ端末装置ｊｌＯからの多重化されたチャンネル
データは、時分割スイッチ３を介して、これと接続され
た時分割スイッチインターフェース回路６に到来する。

そして、時分割スイッチインターフェース回路６では、
電子交換機の中央制御装置（図示せず）にＭ御された制
御回路７からチャンネル指示されてこのチャンネルデー
タを受信して分離し、この分離されたデータをこのチャ
ンネルに対応して接続されたデータ変換回路９０に送出
する。

そして、この分離されたデータを受信したデータ変換回
路９０では、このデータを元のデータ端末装置１０から
のデータに復元（逆変換）し、組み合わせ選択回路８に
送出する。一方、このとき中央制御装置に制御された制
御回路７は、組み合わせ選択回路８に対してデータ変換
の指示を行う、この指示に基づいて組み合わせ制御回路
８は、データ変換回路を選択して上記で受信したデータ
変換回路９０からのデータを例えばデータ変換回路９１
に送出する。そして、データ変換回路９１ではこのデー
タをデータ端末インターフェース回路２１の変換方式に
変換し時分割スイッチインターフェース回路６に送出し
て、多重化処理を行わせ時分割スイッチ３に送出させる
。この結果、この変換された多重化データは、データ端
末インターフェース回路２１を介してデータ端末装置１
１に送信される。

第２図の中継方式図は、自局内のデータ端末装置１０が
ディジタル中継線トランク回路５を介して対局のデータ
端末装置（図示せず〉とデータ通信を行う第１の例およ
び自局内のデータ端末装置１１．１２間でデータ通信を
行う第２の例を示している。

まず、第１の例について説明する。対局のデータ変換方
式と異なるデータ変換方式を有するデータ端末装置２０
に接続されたデータ端末装置１０からのデータは、時分
割スイッチ３を介してデータ通信用データ変換装置４に
送出され、ここでデータの変換が行われてディジタル中
継線トランク回路５に送出され、この結果このデータは
対局のデータ端末装置に送信されることになる。そして
、対局のデータ端末装置からのデータも同様にデータ通
信用データ変換装置４によって変換され、時分割スイッ
チ３およびデータ端末インターフェース回路２０を介し
てデータ端末装置１０に送信される。

次に、第２の例について説明する。データ端末装置１１
に接続されたデータ端末インターフェース回路２１のデ
ータ変換方式がデータ端末装置ｌ２と接続されたデータ
端末インターフェース回路２２のデータ変換方式と同一
であれば、データ通信用データ変換装置４を介さずに直
接データ端末装置１０とデータ端末装置１１との間でデ
ータ通信が行われが、双方のデータ変換方式が同一でな
ければ、データ端末装置■１からのデータはデータ通信
用データ変換装置４で変換されてデータ端末装Ｗ１２に
送信される。そして、データ端末装置１２からのデータ
もまたデータ通信用データ変換装置４で変換されデータ
端末装置ｔ１に送信される。

［発明の効果コ 以上説明したように本発明のデータ通信方式は、電子交
換機内に複数のデータ変換手段、時分割スイッチインタ
ーフェース手段、組み合わせ選択手段および制御手段を
一体化して設け、異なるデータ変換方式間のデータ通信
を行うように構成したので、電子交換機を小型化でき、
コストダウンが可能になるという効果がある。

また、時分割スイッチインターフェース手段および組み
合わせ選択手段を制御する制御手段に対して中央制御装
置の簡単なソフトウェア実行により制御するようにした
ので、確実なデータ通信が行えるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のデータ通信方式の一実施例を示すブロ
ック図、第２図はこのデータ通信方式を適用した中継方
式同第３図は従来のデータ通信方式を適用した中継方式
図である。 ３・・・−時分割スイッチ、４・・・・データ通信用デ
ータ変換装置、５・・・・ディジタル中継線トランク回
路、６・・・・時分割スイッチインターフェース回路、
７・・・・制御回路、８・・・・組み合わせ選択回路、
１０．１１・・・・データ端末装置、２０．２”１・・
・・データ端末インターフェース回路、９０．９１．９
ｎ・・・・データ変換回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＩＳＤＮサービスを含めたデータ通信サービスを時分割
   スイッチを介して行う構内ディジタル電子交換機におい
   て、 ６４ｋｂｐｓのデータ通信速度に変換されたデータ端末
   装置からのデータを復元するとともにこの復元されたデ
   ータを他の変換方式によりデータ変換する複数のデータ
   変換手段と、 前記時分割スイッチと複数のデータ変換手段との間に設
   けられ、この時分割スイッチの中の指定されたチャンネ
   ルからのデータを分離して前記データ変換手段に送出し
   このデータ変換手段からの再度変換されたデータを多重
   化して指定されたチャンネルに送出する時分割スイッチ
   インターフェース手段と、 前記データ変換手段により変換されたデータを再度変換
   するために前記複数のデータ変換手段の中の指示された
   データ変換手段を選択する組み合わせ選択手段と、 中央制御装置からの指示に基づいて前記時分割スイッチ
   インターフェース手段に前記チャンネルの指定を行うと
   ともに前記組み合わせ選択手段に前記データ変換手段の
   選択の指示を行う制御手段と を備え、電子交換機内に複数のデータ変換手段、時分割
   スイッチインターフェース手段、組み合わせ選択手段お
   よび制御手段を一体化して設け、異なるデータ変換方式
   間のデータ通信を可能にしたことを特徴とするデータ通
   信方式。