JPH0369052A - ガイドローラ - Google Patents

ガイドローラ

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JPH0369052A
JPH0369052A JP1205446A JP20544689A JPH0369052A JP H0369052 A JPH0369052 A JP H0369052A JP 1205446 A JP1205446 A JP 1205446A JP 20544689 A JP20544689 A JP 20544689A JP H0369052 A JPH0369052 A JP H0369052A
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flange
roller
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groove
space
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JP1205446A
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Hiroyuki Kanbe
博之 神戸
Kazunori Okamura
岡村 和典
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Nippon Chemi Con Corp
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Nippon Chemi Con Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、移送されるビデオテープ等の磁気記録テー
プの案内に用いられるガイドローラに関する。
〔従来の技術〕
従来、移送される磁気記録テープを案内するガイドロー
ラでは、磁気記録テープが懸けられるローラ本体の端部
にローラ本体の回転を円滑にするためのフライホイール
としての機能を持つフランジが取り付けられている。磁
気記録テープに直接接触するローラ本体は、磁気記録テ
ープに対する磁気的な影響を回避するため、ポリアセタ
ール等の難接着性の合成樹脂で形成され、また、フラン
ジは真鍮等の非磁性体で形成されている。
そして、このように、材質が異なる上、難接着性を持つ
ため、ローラ本体及びフランジは、溶着や接着剤による
結合がし難く、従来から圧入による機械的な結合が行わ
れてきた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、圧入による機械的な結合は、結合した時点で
は高度な結合状態が得られるが、材質の相違によって膨
張係数が異なる場合には、長時間の使用による温度変化
を受けると、両者間の結合強度が低下し、或いは、ロー
ラ本体とフランジとが分離してしまう等、信頼性が低い
ものであった。
そこで、この発明は、材質が異なる上、難接着性の部材
間の結合強度を高めたガイドローラの提供を第1の目的
とする。
また、この発明は、ローラ本体とフランジとの結合領域
を拡大し、両者間の結合強度を高めたガイドローラの提
供を第2の目的とする。
そして、この発明は、結合媒体として用いる接着材料の
回り込みを良好にし、ローラ本体とフランジとの結合の
信頼性を高めたガイドローラの提供を第3の目的とする
〔課題を解決するための手段〕
(請求項1) この発明のローラは、第1の目的を達成するため、支持
軸に支持されるローラ本体の周面部にフランジを取り付
けてなるガイドローラにおいて、前記ローラ本体の外周
面に形成された第1の溝部と、この第1の溝部に対応し
て前記フランジの内周面に形成された第2の溝部と、こ
れら第1及び第2の溝部が成す空間部に注入された接着
材料の硬化によって形成されて、前記ローラ本体と前記
フランジを固定する固定部材とを備えたものである。
(請求項2) また、この発明のガイドローラは、第2の目的を達成す
るため、前記第1及び第2の溝部は円環状に形成され、
これら第1及び第2の溝部が成す円環状の空間部に注入
した接着材料の硬化によって前記固定部材を円環状に形
成したものである。
(請求項3) そして、この発明のガイドローラは、第3の目び第2の
溝部が成す前記空間部に前記接着材料を注入する注入孔
を前記ローラ本体又は前記フランジに形成し、前記空間
部内の空気を排出させる排気孔を前記フランジ又は前記
ローラ本体に形成したものである。
〔作  用〕
(請求項1) ローラ本体の外周面に第1の溝部が形成され、この第1
の溝部に対応してフランジの内周面に第2の溝部が形成
されているので、第1及び第2の溝部によってローラ本
体及びフランジに跨がる空間部が形成されることになる
そして、この空間部に嫌気性接着剤等の接着材料を注入
し、その接着材料の硬化によって、その空間部に応じた
固定部材が形成される。接着材料は、合成樹脂等からな
るので、その硬化によって相当な機械的強度を持つ固定
部材に変化するのである。この場合、空間部で形成され
た固定部材は、ローラ本体とフランジとが非結合材料で
形成されていたとしても、何れか一方に接着し、しかも
、両者間に跨がって形成される。したがって、固定部材
の介在によって、ローラ本体とフランジとが強固に固定
される。
(請求項2) また、第1及び第2の溝部をローラ本体及びフランジの
全周に亘る溝部を以て構成すれば、その空間内に形成さ
れる固定部材は、空間部によって円環状を成すのである
。この結果、ローラ本体とフランジとの結合範囲が拡大
されるので、両者間の結合強度が増強される。
(請求項3) そして、ローラ本体とフランジとの間に形成される空間
部に接着材料を注入する注入孔とともに、接着材料の注
入時の空気を排出する排気孔を形成すれば、接着材料の
注入が円滑に行われ、空間部内に一様に接着材料を回り
込ませることができ、固定状態の信頼性を高めることが
できる。
特に、接着材料に嫌気性接着剤を用いた場合、その接着
剤の硬化の条件として空間部内から酸素を除去すること
が不可欠であるが、排気孔の形成によってその酸素を外
気に十分に排気することができ、固定部材の硬化を促進
し、信頼性の高いローラ本体及びフランジの結合関係が
得られる。
〔実 施 例〕
以下、この発明を図面に示した実施例を参照して詳細に
説明する。
第1図及び第2図は、この発明のガイドローラの一実施
例を示す。
移送される磁気記録テープ等の帯状体が懸けられるロー
ラ本体2は、ポリアセタール等の難接着性の合成樹脂等
で形成されて円筒状を威し、内部に貫通させた支持軸4
によって回転可能に支持される。支持軸4には、ローラ
本体2の下端側を載せて支持する段部42を中途部に設
けて径大部44及び径小部46が形成されている。そし
て、ローラ本体2には段部22を設けて径小部及び径大
部からなる支持孔24が形成されている。
また、ローラ本体2から突出させた支持軸4の径小部4
6の端部側には溝部48が形成されており、この溝部4
8には、ストッパとして止め輪6が嵌め込まれ、支持軸
4からローラ本体2の飛び出しが防止されている。
そして、ローラ本体2には、ローラ本体2に取り付けら
れるフランジ8の支筒部80に対する挿入部26が形成
されている。この挿入部26には、第1の溝部28が形
成され、この実施例の場合、溝部28は挿入部26の外
周面に一定幅で全周に亘って形成されている。
フランジ8は、ローラ本体2に懸けられた磁気記録テー
プの縁部側を支持するとともに、ローラ本体2に対して
フライホイールとしての機能を持つものであり、真鍮等
の比重の高い非磁性体金属で形成されている。このフラ
ンジ8には、円盤部81の一面側の中央に支筒部80が
形成され、その他面側に中心部側を肉厚にするとともに
円環状を成すスカート部82が形成されている。そして
、支筒部80の外周面は、ローラ本体2とほぼ同径に形
成され、その内部にはローラ本体2の挿入部26を挿入
するための挿入孔83が形成されている。この挿入孔8
3の内壁面には、ローラ本体2側の溝部28に対応する
第2の溝部84が形成され、この実施例の場合、溝部8
4は溝部28に対応して挿入孔83の全周壁面に形成さ
れている。
また、各溝部28.84に対し、接着材料として例えば
、嫌気性接着剤(以下単に接着剤という)を注入するた
めの注入孔85が形成されているとともに、その接着剤
の注入の際に、溝部28.84内の空気を外気に放出す
るための排気孔86が形成されている。
したがって、ローラ本体2とフランジ8との間には、第
3図に示すように、各溝部28.84によって密閉され
た空間部10が形成され、この空間部10には、接着剤
12を注入するノズル14の先端部を注入孔85に挿入
して接着剤12を矢印Pで示すように圧送すれば、注入
された接着剤12が満たされ、その硬化によって固定部
材としての固定環16が形成される。この場合、空間部
lO内の不要な空気は矢印Qで示すように排気孔86か
ら外気に排出される。この結果、接着剤12は酸素から
遮断されて硬化が進み、固定環16を成す。そして、こ
の固定環16は、接着剤12から構成されるので、例え
ば、ローラ本体2側に強固に固着されている。
以上の構成とすれば、ローラ本体2とフランジ8とがそ
れぞれ別個の材料で形成され、難接着材料で形成された
としても、溝部28.84が成す空間部10に注入され
た接着剤12の硬化によって固定環16が形成されるの
で、ローラ本体2とフランジ8とを強固に固定すること
ができる。特に、接着剤12の硬化によって形成された
固定環16は、高い硬度を持つので、ローラ本体2とフ
ランジ8との間に作用する剪断力に十分に耐えることが
できる。しかも、両者間の結合強度が、固定環16との
密着強度に依存しないので、従来のような温度変化によ
る影響を受けることがなく、信頼性の高い結合状態が実
現される。
また、この実施例のように、溝部28.84をローラ本
体2及びフランジ8に全周に亘って形成し、固定環16
が円環状を威しているので、高い機械的強度が実現され
る。
そして、固定環16を形成するための接着剤12の注入
は、フランジ8側に形成されている注入孔85から容易
に注入することができ、固定作業の簡略化とともに、接
着剤12の注入時、空間部10内の不要な空気を排気孔
86から排出することができ、接着剤12の硬化を可及
的速やかに行うことができ、信頼性の高い固定環16を
形成することができる。
なお、前記実施例では、溝部28.84を全周に亘って
形成したが、第4図に示すように、ローラ本体2及びフ
ランジ8に部分的に溝部28.84を形成し、円弧状を
成す空間部10に接着剤12を注入して硬化させ、前記
実施例のスリーブ状の固定環16に代えてブロック状を
成す固定部17を形成してもよい。この場合、フランジ
8側に接着剤12の注入孔85が形成され、ローラ本体
2側に排気孔86が形成されている。
また、実施例では、ローラ本体2に合成樹脂、フランジ
8に金属を用いた場合について示したが、この発明は、
ローラ本体2を金属、フランジ8を合成樹脂で形成した
場合についても適用できる。
また、ローラ本体2側に注入孔85を形成し、フランジ
8に排気孔86を形成しても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、次のような効
果が得られる。
(a)  ローラ本体及びフランジの間に形成された溝
部による空間部に接着材料を注入して硬化させた固定部
材の介在により、ローラ本体とフランジとを強固に結合
することができる。
0))  ローラ本体及びフランジの全周に亘る溝部を
以て構成すれば、その空間内に形成される固定部材は、
空間部によって円環状を成し、両者間の結合強度を高め
ることができる。
(C)  ローラ本体とフランジとの間に形成される空
間部に接着材料を注入する注入孔とともに、接着材料の
注入時の空気を排出する排気孔を形成したので、接着材
料の注入の円滑化とともに、空間部に接着材料を十分に
回り込ませることができ、ローラ本体とフランジとの結
合の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のガイドローラの一実施例を示す縦断
面図、 第2図は第1図に示したガイドローラの固定環を除いて
示した一部破断分解斜視図、 第3図は第1図に示したガイドローラにおけるローラ本
体とフランジとの間の空間部に対する接着材料の注入を
示す図、 第4図はこの発明のガイドローラの他の実施例を示す横
断面図である。 2・・・ローラ本体 4・・・支持軸 8・・・フランジ 10・・・空間部 12・・・接着剤(接着材料) 16・・・固定環(固定部材) 28・・・第1の溝部 84・・・第2の溝部 83 第 ■ 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持軸に支持されるローラ本体の周面部にフランジ
    を取り付けてなるガイドローラにおいて、前記ローラ本
    体の外周面に形成された第1の溝部と、 この第1の溝部に対応して前記フランジの内周面に形成
    された第2の溝部と、 これら第1及び第2の溝部が成す空間部に注入された接
    着材料の硬化によって形成されて、前記ローラ本体と前
    記フランジを固定する固定部材とを備えたことを特徴と
    するガイドローラ。 2、前記第1及び第2の溝部は円環状に形成され、これ
    ら第1及び第2の溝部が成す円環状の空間部に注入した
    接着材料の硬化によって前記固定部材を円環状に形成し
    たことを特徴とする請求項1記載のガイドローラ。 3、前記第1及び第2の溝部が成す前記空間部に前記接
    着材料を注入する注入孔を前記ローラ本体又は前記フラ
    ンジに形成し、前記空間部内の空気を排出させる排気孔
    を前記フランジ又は前記ローラ本体に形成したことを特
    徴とする請求項1記載のガイドローラ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4318738Y1 (ja) * 1964-03-25 1968-08-03
JPS6349305A (ja) * 1986-08-13 1988-03-02 Nisshin Steel Co Ltd 防眩性,光沢及びクリナビリテイに優れたステンレス冷延鋼板の製造方法

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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