JPS61297035A - 筒状部材の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、筒状の部材が別々に形成され、一方の筒状
部材に他方の筒状の部材を挿入、接着する形式の筒状部
材の製造方法齋と関するものである。

〔従来の技術〕

筒状の部材と、メタル部材とが別々に形成され、メタル
部材を筒Ｖの部材内面に挿入、接着する筒状のメタルの
製造方法を例にとって説明する。

第５図は従来の取付具の一例を示マ斜視図、第６図ｊｅ
ｔ第５図のＭ−１線による断面図、第７図。

第８図は従来の方法で製造されたメタルを説明するため
のもので、第７図はそのメタルの正面因、第８図は第７
図の■−■線による断面図である。

図において、メタル（２）は円筒状のものを４分割した
ように形成され外筒（１）の内面（ｌａ）とメタル（２
）の外面（２ａ）に接着剤を塗布し所要の温度と加圧力
のちとに接着されている。この外筒（１）とメタル（２
）の接着に際しては第５図、第６図に示すような取付具
を用いて行っていた。この構造はメタル（２）の円面に
適当なスキマをもって挿入できる寸法に加工され１こ筒
状取付具（３）は内面にテーパ部（８ａ）を有し、テー
パ状取付具（４）の外面テーパ部（４ａ）と同一面では
め合っており、中心部のボルト穴（４ａ月と貫通して挿
入されγこポルｌ−（５）とす・ント（６）とにより軸
方向に若干移動できるようになっている。この移動憂こ
ともなって筒状取付具（３）の両端部に切込まれｆニス
９９９部（８ｂ）が押広げられ、筒状取付具（３）の外
径を大きくするのでメタル（２）を内面から押しつけ、
外筒（１）の内面（１ａ）とメタル（２）の外面（２＆
）との間に所定の圧力を与えることができるものである
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のメタル製造方法は、以上のように行なわれていＴ
コので、筒状取付具（３）の内面にテーパ加工を、両端
にスリワリ部（８ｂ）の加工を必要とし、筒状取付具（
３）の内側に入るテーパ状取付具は左右に２個必要で、
部品数が多い上に工数のかかる部品で取付具全体として
高価なものとなるという問題点があつ１こ。

この発明は上記のような問題点を解消する１こめになさ
れｆコもので部品数は１個で加工も簡単となる取付具を
用いて、筒状部材本体と、内部部材とを接着し筒状部材
を得ることを目的としている。

〔問題点を解決する１こめの手段〕 この発明に係る筒状部材の製造方法は、筒状部・　　　
（３） 材木体の内径部と、筒状の内部材の外径部との間に接着
剤を塗布しＴコ後、筒状部材本体の内径部に内部材を挿
入し１こ後、この挿入された内部材の内径部に、上記筒
状部材本体、内部材より熱膨張率の大きい材質により形
成された軸吠の取付具を挿入し１こ後、筒杖部材本体、
内部材および取付具を加熱し、この取付具からの筒状部
材本体、内部材に熱膨張量の差に応じ１こ加圧力によっ
て筒状部材本体と内部材とが固着されたものである、 〔作用〕 この発明においては、筒状部材本体の内径部と、筒状の
内部材の外径部との間に接着剤を塗布し１こ後、筒状部
材本体の内径部に筒状の内部材を挿入し、仁の筒状部材
本体、内部材より熱膨張率の大きい材質により形成さ；
ｔｌ、ｙ、＝軸状の取付具を挿入しＴコ後、筒状部材本
体、内部材、および取付具が加熱されることによって取
付具からの筒状部材本体。

内部材に熱膨張率量の差に応じ１こ加圧力が働いて、筒
状部材本体と内部材とが接着・固定される。

〔発明の実施例〕

第１図、第２図はこの発明のメタルを製造するのに用い
られる軸状の取付具で、第１図は正面図、第２図は側面
図である、そして、第８図、第４図に示すように内部材
となるメタル（２）は円筒状のものを４分割し１こよう
に形成され、筒状部材本体となる外筒（１）の内面（］
ａ）とメタル（２）の外面（２ａ）に熱硬化性樹脂剤が
塗布され、後メタル（２）が外筒（１）の内面（］ａ）
に挿入される、第１図、第２図に示されている軸状の取
付具（７）は、上記外筒（１）、メタル（２）の材質よ
り熱膨張率の大きい、例えば鉄系に対して銅系を選定し
、この輪状の取付具（７）の外径寸法は、上記メタル（
２）の内径寸法に対して小さく、すきまばめとなるよう
形成されている。そしてこの軸状の取付具（７）をメタ
ル（２）の内面に挿入する。後、外筒（１）、メタル（
２）および取付具（７）を加熱する、このときの加熱温
度は、メタル（２）の外面（２ａ）および外筒（１）の
内面（１ａ）に塗布し１こ熱硬化性樹脂剤が硬化する硬
化温度程度をと加熱する。すると外筒（１）、およびメ
タル（２）も膨張するが、上記軸状の取付具（７）はさ
らに、それ以上膨張することとなり、外筒（１）、メタ
ル（２）、取付具（７）の熱膨張量の差に応じｆこ加圧
力が生じて、外筒（１）とメタル（２）とが加圧、固定
される。

なお、上記実施例では加熱温度は熱硬化性樹脂剤が硬化
する硬化温度程度に加熱しｙ＝が、加熱。

加圧は所要加熱温度において、外筒（１）およびメタル
（２）も膨張するか軸状の取付具（７）は、さζにそれ
以上膨張するので、あらかじめその温度での加圧量より
逆算して常温時の取付具（７）の寸法を決めておき、こ
の取付具（７）の寸法によっては硬化温度程度に加熱し
なくてもよい。

まＴコ、上記実施例ではメタルの製造方法１とついて述
べｆこが、外周が一体構造で、その内面に複数個の部品
を加熱、加圧接着を行なう場合のすべての部品、および
構造物に利用できる。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明し１ことおり、筒状部材の内径部と
、筒状の内部材の外径部との間に接着剤を塗布し１こ後
、筒状部材本体の内径部に内部材を挿入しＴコ後、この
挿入されＴこ内部材の内径部に、上記筒状部材本体、内
部材より熱膨張率の大きい材質により形成されＴ二軸状
の取付具を挿入し１こ後、筒状部材本体、内部材に熱膨
張量の差に応じ１こ加任力によって筒状部材本体と′内
部材とが固着されるので、部品数を少なくかつ工数がか
が＾ない単純な形状の部品を用いて、安価な筒状部材を
得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図はこの発明の一実施例１こよるメタルの
製造方法に用いられる取付金を示し、第１図は取付金の
正面図、第２図は側面図、第８図。 第４図はこの発明の一実施例による方法で製造され１こ
メタルを説明する１こめのもので、第８図はそのメタル
の正１ｌｉＩ図、第４図は第８図のＷ−１１／線による
断面図、第５図、第６図は従来の一実施例によるメタル
の製造方法に用いられる取付金を示し、第５図は取付金
の斜視図、第６図は第５図のＭ−■線による断面図、第
７図、第８図は従来の方法で製造さｔ＋γこメタルを説
明するｔこめのもので、第７図はそのメタルの正面図、
第８１は第７図の■−■線による断面図である。 図において、（１）は外筒、（２）はメタル、（７）は
取付具である。 なお、各図中、同一符号は同一ま１こは相当部分を示す
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 筒状部材本体の内径部と、筒状の内部材の外径部との間
   に接着剤を塗布した後、筒状部材本体の内径部に内部材
   を挿入した後、この挿入された内部材の内径部に、上記
   筒状部材本体、内部材より熱膨張率の大きい材質により
   形成された軸状の取付具を挿入した後、筒状部材本体、
   内部材および取付具を加熱し、この取付具からの筒状部
   材本体、内部材に熱膨張率量の差に応じた加圧力によっ
   て筒状部材本体と内部材とが固着されてなることを特徴
   とする筒状部材の製造方法。