JPH0368410A - セラミックフィルターの製造方法 - Google Patents

セラミックフィルターの製造方法

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JPH0368410A
JPH0368410A JP1202608A JP20260889A JPH0368410A JP H0368410 A JPH0368410 A JP H0368410A JP 1202608 A JP1202608 A JP 1202608A JP 20260889 A JP20260889 A JP 20260889A JP H0368410 A JPH0368410 A JP H0368410A
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JP
Japan
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grains
particles
ceramic filter
alumina
zirconia
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Application number
JP1202608A
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Inventor
Motoi Yasuda
安田 基
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a業上の利用分野) 本発明は食品、飲料及び医薬品等の生産工程において用
いるセラミックフィルターの製造方法に関する。
(従来の技術) 食品工業や医薬品工業にあっては従来からセラミックフ
ィルターを用いて限外濾過等を行い、原液中の不要物質
の除去や、原液中の所定物質の濃度を高めるようにして
いる。
斯かるセラよツクフィルターはその使用に伴って種々の
有機物により漸次目詰まりし濾過性能が低下する。そこ
で逆洗浄等によって目詰まりを防止しているが、スチー
ムによってフィルターの殺菌を行うと有機物(タンパク
貿)が熱によってゲル化して固着するため十分に洗浄で
きず、このためNaOHによるアルカリ洗浄を行ってい
る。しかしながらアルカリ洗浄を行うとセラミックフィ
ルターは主成分としてのl 203の他にSi2.KN
aO等のガラス成分を含んでいるので、これらのガラス
成分が溶出し、フィルターの強度を低下せしめる。
そこで特開昭63−197510号にあっては、A角、
0.に対し、所定の割合でMgO及びz「02を含有せ
しめることで耐アルカリ性を高めることを提案している
一方、セラミックフィルターに要求される特性としては
、透過流束及び濾過性能が大でしかも機械的な強度にも
優れることである。このため特開昭63−242340
号にも開示されるような非対称膜、即ち比較的組織の粗
い支持体層の一面に薄い緻密層を形成したフィルターが
知られている。
(発明が解決しようとする課題) 特開昭63−197510号に開示される技術で、気孔
の平均径が10μm程度の支持体を製造する場合、以下
の如き問題がある。
気孔径を10μm程度とするには支持体を構成するアル
ミナ粒子の径を20〜30μmとしなければならず、こ
のような粗大なアルよす粒子を焼結させるには高温(1
800℃以上)で焼結させなければならず、特殊な炉を
必要としコスト的に不利がある。尚、この点に関し特開
昭63−197510号の開示内容では気孔径が15μ
mのフィルターを1500℃で焼結した例を挙げている
が、このような低い温度で焼成した場合には使用に耐え
得る機械的強度が得られない。そこで焼結助剤を用いて
焼成温度を低くすることが考えられるが、単に骨材とし
てのアルミナ粒子にジルコニア等の焼結助剤を混合した
だけでは均一性に欠け、十分な効果が得られない。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本発明は、特開昭63−4272
8号等に開示される表面融合技術を利用してアルミナ粗
粒子とジルコニア徴粒子を混合せしめることで、アルミ
ナ粗粒子の表面にジルコニア徴粒子を均一に融合付着せ
しめ、この粉体を用いてセラミックフィルターを製造す
るようにした。
(作用) 焼結助剤としてのジルコニア徴粒子が表面に均一に付着
したアルよす粒子を用いることで、1800℃より低い
温度で焼結せしめることができ、しかも耐アルカリ性に
優れたセラミックフィルターとすることができる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明方法によって製造したセラミックフィル
ターの一例を示す斜視図であり、セラミックフィルター
1は厚さ約1mmで長さ約200mmの円筒状をなし、
外側を平均気孔径が約10μmの支持体2とし、この支
持体2の内側を平均気孔径が小さな薄い緻密層3として
いる。そして実施例としては前記支持体2の製造につい
て以下に述べる。
先ず原料としては骨材としてのアルミナ(^℃20、)
粗粒子と焼結助剤としてのジルコニア(ZrOz)徴粒
子を用意する。ここでアルミナ粗粒子の粒径は目的とす
るセラミックフィルター(支持体)の平均気孔径に応じ
選定し、平均気孔径を10μm程度とする場合には、ア
ルミナ粗粒子は20〜30μmの平均粒径をもつものと
する。
そして以上のアルミナ粗粒子とジルコニア徴粒子とを第
2図に示す如き表面融合装置内に入れて処理する。
即ち、表面融合装置はドラム状ケーシング4内にインナ
ーピース5を配置し、ケーシング4を回転せしめるか、
ケーシング4とインナーピース5との回転速度を異なら
せることによりインナーピース5によりケーシング4内
に入れたアルミナ粗粒子6及びジルコニア徴粒子7を圧
縮するとともに局部摩擦を生ぜしめ、これらの粒子表面
を活性化し、メカノケミカルの作用により第3図に示す
ようにアルミナ粗粒子6の表面にジルコニア徴粒子7を
均一に融合付着せしめる。
次いで上記の徴粒子からなる粉体に成形助剤として例え
ばメチルセルロースを8wt%及び水を添加して混練し
、これを成形した後乾燥せしめ、乾燥した成形体を焼成
することで前記支持体2を得る。尚、実施例としては非
対称のセラミックフィルターを示したがこれに限らない
。またフィルターの形状も円筒状に限らず、平原、螺旋
状等任意である。
次に焼結助剤(Zr(h)の割合を変えて焼成した場合
の具体的な実施例の試験結果を以下の[表コ及び第4図
に示す。
尚、試験に供した試料は外径6m+a、内径4mm、長
さ40mmの素材を押出し成形し、この素材を乾燥して
1730℃及び1800℃で焼成した後、気孔径、気孔
率及び耐アルカリ性を評価した。また耐アルカリ性の試
験は約60℃に加熱した20%NaOH水溶液中に試料
を20時間浸漬した後に曲げ強度を測定することによっ
て行った。
(以下余白) [表1 前記した[表]中の試料No、19〜23については、
アルミナ粗粒子とジルコニア徴粒子を単に混合し表面融
合(メカノフュージョン)を行わなかった原料を用いた
例を示している。また第4図には試料NO,1〜19ま
でのジルコニア徴粒子の割合と耐アルカリ性の関係を示
すグラフである。
これら[表]及び第4図からも分るように、セラミック
フィルターの原料として、アルよす粗粒子表面にジルコ
ニア徴粒子を融合付着せしめたものを用い、且つジルコ
ニアの割合を6〜16wt%以内にすることで、173
0℃と従来よりかなり低い温度であり、かつ平均気孔径
を大きくしても、500kg/c−以上と十分な耐アル
カリ性を発揮し得ることが分る。
(発明の効果〉 以上に説明したように本発明によれば、表面融合技術を
利用して骨材となるアルミナ粗粒子表面に焼結助剤とな
るジルコニア徴粒子を均一に融合付着せしめ、これを原
料としたので焼結温度をそれ程高くしなくとも大きな粒
径のアルミナ粒子の焼結を行え、且つガラス成分の溶出
も抑えることができ耐アルカリ性が大巾に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法によって製造したセラミックフィル
ターの全体斜視図、第2図は表−面融合装置の概略図、
第3図はアルミナ粗粒子の表面にジルコニア徴粒子が融
合付着した状態を示す図、第4図はジルコニアの割合と
耐アルカリ性との関係を示すグラフである。 尚、図面中1はセラミックフィルター 2は支持体層、
4は表面融合装置のケーシング、5はインナーピース、
6はアルよす粗粒子、7はジルコニア徴粒子である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 骨材となるアルミナ粗粒子に対し焼結助剤とし
    てのジルコニア徴粒子を6〜16wt%添加し、アルミ
    ナ粗粒子を圧縮・摩擦することでアルミナ粗粒子表面を
    活性化してジルコニア徴粒子をアルミナ粗粒子表面に均
    一に融合せしめ、次いでこのアルミナ粗粒子からなる粉
    体に成形助剤及び水を加えて混練して成形体とし、この
    成形体を乾燥せしめた後焼結するようにしたことを特徴
    とするセラミックフィルターの製造方法。
  2. (2) 前記アルミナ粗粒子の平均粒径は20〜30μ
    mであることを特徴とする請求項(1)に記載のセラミ
    ックフィルターの製造方法。
JP1202608A 1989-08-04 1989-08-04 セラミックフィルターの製造方法 Pending JPH0368410A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272908A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Nikko Co Ltd 生コンクリートの回収水の冷却システム
CN105747263A (zh) * 2016-03-02 2016-07-13 苏州华冲精密机械有限公司 用于食品原料加工机器

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JP2006272908A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Nikko Co Ltd 生コンクリートの回収水の冷却システム
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