JPH036820Y2 - - Google Patents
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- JPH036820Y2 JPH036820Y2 JP16127685U JP16127685U JPH036820Y2 JP H036820 Y2 JPH036820 Y2 JP H036820Y2 JP 16127685 U JP16127685 U JP 16127685U JP 16127685 U JP16127685 U JP 16127685U JP H036820 Y2 JPH036820 Y2 JP H036820Y2
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、ラジエータ冷却用の冷却フアン(以
後メインフアンと呼ぶ)、吸込み電動フアン(以
後吸込みサブフアンと呼ぶ)、それに押込み電動
フアン(以後押込みサブフアンと呼ぶ)を組合
せ、そのときのラジエータ通過風量を増加させた
フアンシユラウドに関する。
後メインフアンと呼ぶ)、吸込み電動フアン(以
後吸込みサブフアンと呼ぶ)、それに押込み電動
フアン(以後押込みサブフアンと呼ぶ)を組合
せ、そのときのラジエータ通過風量を増加させた
フアンシユラウドに関する。
[従来の技術]
高性能エンジンの開発に伴ない、エンジンから
の発熱量は増加する傾向にあり、エンジン冷却水
を冷却するラジエータの冷却負荷が高まる。ラジ
エータにおける冷却効果を上げさせるために、メ
インフアン以外にサブフアンを追加して設ける技
術が知られている。たとえば、メインフアンに吸
込みサブフアンを設ける技術は実開昭58−32124
号公報、実開昭58−33725号公報に開示されてお
り、メインフアンに押込みサブフアンを設ける技
術は特開昭59−211714号公報、特開昭59−10727
号公報、特開昭58−135315号公報に開示されてい
る。
の発熱量は増加する傾向にあり、エンジン冷却水
を冷却するラジエータの冷却負荷が高まる。ラジ
エータにおける冷却効果を上げさせるために、メ
インフアン以外にサブフアンを追加して設ける技
術が知られている。たとえば、メインフアンに吸
込みサブフアンを設ける技術は実開昭58−32124
号公報、実開昭58−33725号公報に開示されてお
り、メインフアンに押込みサブフアンを設ける技
術は特開昭59−211714号公報、特開昭59−10727
号公報、特開昭58−135315号公報に開示されてい
る。
しかし、従来知られているのはメインフアンに
1つのサブフアンを組み合わせる技術としての場
合のフアンシユラウドの構造までであつて、メイ
ンフアンに2つのサブフアンを組み合わせる技術
は末だ開示がなく、したがつてその場合における
フアンシユラウドの構造にいたつてはなんら研究
がおこなわれていないのが現状ある。
1つのサブフアンを組み合わせる技術としての場
合のフアンシユラウドの構造までであつて、メイ
ンフアンに2つのサブフアンを組み合わせる技術
は末だ開示がなく、したがつてその場合における
フアンシユラウドの構造にいたつてはなんら研究
がおこなわれていないのが現状ある。
[考案が解決しようとする問題点]
ラジエータ部における冷却効果を上げるため
に、第5図に示すようにラジエータ1とエンジン
2との間にメインフアン3を設け、該メインフア
ン3と同軸状にラジエータ1の前方に押込みサブ
フアン4を配設し、さらにラジエータ1より後方
でメインフアン3より外れた位置に吸込みサブフ
アン5を配設した、3組のフアン構造をとつてみ
ることとした。このような3組フアン構造は、従
来にない新しいものであるが、このような新構造
が、ラジエータ冷却性能を向上させて実用的であ
るか否かは、それに対して設けられるフアンシユ
ラウド6によつて、各フアン間の流れの干渉が防
止され、ラジエータの通過風量を増加できるか否
かにかかつている。第5図は、実開昭58−32124
号公報、実開昭58−33725号公報等に開示の2個
のフアンに対する現行フアンシユラウド6を、上
記のような3組のフアンに単に組み合わせた状態
を示している。しかし、第5図のような構造で
は、実際にテストをしてみたところ、各フアン間
の流れの干渉が起り、とくに断面矩形状シユラウ
ド6a内におけるメインフアン3に吸われる流れ
7と吸込みサブフアン5に吸われる流れ8との干
渉、およびメインフアン3と吸込みサブフアン5
とを区画しているシユラウド6b出口におけるメ
インフアン3から送り出された流れ9と吸込みサ
ブフアン5から送り出された流れ10との干渉が
ひどく、これらの干渉によつてラジエータを通過
する風量が落ち、せつかく3個のフアンを設けて
も効率が悪いことが判明した。
に、第5図に示すようにラジエータ1とエンジン
2との間にメインフアン3を設け、該メインフア
ン3と同軸状にラジエータ1の前方に押込みサブ
フアン4を配設し、さらにラジエータ1より後方
でメインフアン3より外れた位置に吸込みサブフ
アン5を配設した、3組のフアン構造をとつてみ
ることとした。このような3組フアン構造は、従
来にない新しいものであるが、このような新構造
が、ラジエータ冷却性能を向上させて実用的であ
るか否かは、それに対して設けられるフアンシユ
ラウド6によつて、各フアン間の流れの干渉が防
止され、ラジエータの通過風量を増加できるか否
かにかかつている。第5図は、実開昭58−32124
号公報、実開昭58−33725号公報等に開示の2個
のフアンに対する現行フアンシユラウド6を、上
記のような3組のフアンに単に組み合わせた状態
を示している。しかし、第5図のような構造で
は、実際にテストをしてみたところ、各フアン間
の流れの干渉が起り、とくに断面矩形状シユラウ
ド6a内におけるメインフアン3に吸われる流れ
7と吸込みサブフアン5に吸われる流れ8との干
渉、およびメインフアン3と吸込みサブフアン5
とを区画しているシユラウド6b出口におけるメ
インフアン3から送り出された流れ9と吸込みサ
ブフアン5から送り出された流れ10との干渉が
ひどく、これらの干渉によつてラジエータを通過
する風量が落ち、せつかく3個のフアンを設けて
も効率が悪いことが判明した。
本考案は、上記のようなメインフアン、押込み
サブフアン、吸込みサブフアンの3個のフアンの
組み合せ構造をとつた場合における、フアン間の
流れの干渉を抑制し、ラジエータ通過風量を大な
らしめることのできるフアンシユラウドの構造を
提供することを目的とする。
サブフアン、吸込みサブフアンの3個のフアンの
組み合せ構造をとつた場合における、フアン間の
流れの干渉を抑制し、ラジエータ通過風量を大な
らしめることのできるフアンシユラウドの構造を
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記目的に沿う本考案のフアンシユラウドは、
ラジエータとエンジンとの間に設けられたメイン
フアンとメインフアンと同軸状でかつラジエータ
前方に設けられた押込みサブフアンとラジエータ
より後方でかつメインフアンより外れた位置に設
けられた吸込みサブフアンとの3組のフアンに対
してラジエータ後方に設けられたフアンシユラウ
ドであつて、ラジエータからメインフアン側に内
部断面矩形状の筒状をなして延びメインフアン側
の端部に端板を有する第1のシユラウドと、前記
端板からさらにメインフアン側にメインフアンの
周囲を囲むように筒状に延びる第2のシユラウド
と、前記端板から吸込みサブフアン側に吸込みサ
ブフアンの周囲の少なくとも1部を囲むように延
びる第3のシユラウドと、第1のシユラウドの断
面矩形状の筒状部内でメインフアンに吸われる領
域と吸込みサブフアンに吸われる領域とを区画す
るようにラジエータから端板にわたつて延びる第
4のシユラウドとを有しているものから成る。
ラジエータとエンジンとの間に設けられたメイン
フアンとメインフアンと同軸状でかつラジエータ
前方に設けられた押込みサブフアンとラジエータ
より後方でかつメインフアンより外れた位置に設
けられた吸込みサブフアンとの3組のフアンに対
してラジエータ後方に設けられたフアンシユラウ
ドであつて、ラジエータからメインフアン側に内
部断面矩形状の筒状をなして延びメインフアン側
の端部に端板を有する第1のシユラウドと、前記
端板からさらにメインフアン側にメインフアンの
周囲を囲むように筒状に延びる第2のシユラウド
と、前記端板から吸込みサブフアン側に吸込みサ
ブフアンの周囲の少なくとも1部を囲むように延
びる第3のシユラウドと、第1のシユラウドの断
面矩形状の筒状部内でメインフアンに吸われる領
域と吸込みサブフアンに吸われる領域とを区画す
るようにラジエータから端板にわたつて延びる第
4のシユラウドとを有しているものから成る。
[作用]
上記フアンシユラウドは、現行フアンシユラウ
ドに、さらに第3のシユラウドと第4のシユラウ
ドが追加して設けられた構造となつている。
ドに、さらに第3のシユラウドと第4のシユラウ
ドが追加して設けられた構造となつている。
第4のシユラウドは、第1のシユラウドの断面
矩形状の筒状部内において、押込みサブフアンに
よつて押込められたエアが吸込みサブフアンに流
れるのを防ぎかつ吸込みサブフアン前方のエアが
まわり込んでメインフアンに流れるのを防ぎ、両
エアの流れが第1のシユラウド内で衝突して流れ
の干渉を生じるのを防止している。
矩形状の筒状部内において、押込みサブフアンに
よつて押込められたエアが吸込みサブフアンに流
れるのを防ぎかつ吸込みサブフアン前方のエアが
まわり込んでメインフアンに流れるのを防ぎ、両
エアの流れが第1のシユラウド内で衝突して流れ
の干渉を生じるのを防止している。
第3のシユラウドは吸込みサブフアンから流れ
出たエアがエンジン側にまわり込んで流れるのを
防止し、メインフアンから流れ出たエアと吸込み
サブフアンから流れ出た流れの干渉を防止してい
る。
出たエアがエンジン側にまわり込んで流れるのを
防止し、メインフアンから流れ出たエアと吸込み
サブフアンから流れ出た流れの干渉を防止してい
る。
第3のシユラウドと第4のシユラウドを設ける
ことによつて、従来とくに問題となつていた部分
の流れ干渉が防止でき、流れの抵抗を減少できる
のでラジエータの通過風量を増大でき、冷却性能
の向上がはかられる。
ことによつて、従来とくに問題となつていた部分
の流れ干渉が防止でき、流れの抵抗を減少できる
のでラジエータの通過風量を増大でき、冷却性能
の向上がはかられる。
[実施例]
以下に、本考案に係るフアンシユラウドの望ま
しい例を、図面を参照して説明する。
しい例を、図面を参照して説明する。
第1図は3個のフアンとフアンシユラウドとの
関係を、第2図ないし第4図はフアンシユラウド
の構造を示している。まず、第1図において、フ
ロントエンジンリヤドライブ車のラジエータ11
とエンジン12との間にはメインフアン13が設
けられている。メインフアン13と同軸状(ほぼ
同軸状である場合も含む)でかつラジエータ11
の前方には、押込みサブフアン14が配設されて
おり、メインフアン13とオフセツトした位置で
かつラジエータ11後方には、吸込みサブフアン
15が配設されている。吸込みサブフアン15は
エンジン12前方から外れた位置にあり、かつメ
インフアン13より若干前方にある。メインフア
ンはエンジンを動力としたフアンであり、他の2
つのフアンは電動フアンである。このように、フ
アンが3個設けられることが前提となり、以下の
フアンシユラウドの構造が提案される。
関係を、第2図ないし第4図はフアンシユラウド
の構造を示している。まず、第1図において、フ
ロントエンジンリヤドライブ車のラジエータ11
とエンジン12との間にはメインフアン13が設
けられている。メインフアン13と同軸状(ほぼ
同軸状である場合も含む)でかつラジエータ11
の前方には、押込みサブフアン14が配設されて
おり、メインフアン13とオフセツトした位置で
かつラジエータ11後方には、吸込みサブフアン
15が配設されている。吸込みサブフアン15は
エンジン12前方から外れた位置にあり、かつメ
インフアン13より若干前方にある。メインフア
ンはエンジンを動力としたフアンであり、他の2
つのフアンは電動フアンである。このように、フ
アンが3個設けられることが前提となり、以下の
フアンシユラウドの構造が提案される。
第1図ないし第4図に示すようにラジエータ1
1には、後方に向つて、すなわちエンジン12側
に向つて第1のシユラウド16が取付けられる。
第1のシユラウド16は垂直面で切つた内部断面
が矩形状の筒状体16bを成しており、ラジエー
タ11後端面からエンジン12側に延び、エンジ
ン12迄到らない位置で止まり、筒状体16bの
後端部に平板状の、ただしフアン部は開口した端
板16aを有するものから成る。端板16aはラ
ジエータ11に平行に延びている。端板16aか
らメインフアン13側に、メインフアンの周囲を
囲むように、内部断面が円形の筒状体から成る第
2のフアンシユラウド17が延びている。第2の
シユラウド17はメインフアン13を前後方向に
ほぼ半分の長さにわたつてかぶる。
1には、後方に向つて、すなわちエンジン12側
に向つて第1のシユラウド16が取付けられる。
第1のシユラウド16は垂直面で切つた内部断面
が矩形状の筒状体16bを成しており、ラジエー
タ11後端面からエンジン12側に延び、エンジ
ン12迄到らない位置で止まり、筒状体16bの
後端部に平板状の、ただしフアン部は開口した端
板16aを有するものから成る。端板16aはラ
ジエータ11に平行に延びている。端板16aか
らメインフアン13側に、メインフアンの周囲を
囲むように、内部断面が円形の筒状体から成る第
2のフアンシユラウド17が延びている。第2の
シユラウド17はメインフアン13を前後方向に
ほぼ半分の長さにわたつてかぶる。
第1のシユラウド16の端板16aには、吸込
みサブフアン15側にすなわちエンジン12側
に、吸込みサブフアン15の少なくとも一部を囲
むように、第3のシユラウド18が延びている。
第3のシユラウド18は断面が円形の筒状体から
なり、吸込みサブフアン15とメインフアン13
との間にある部分18aだけが他の部分18bよ
りもエンジン12側に長く延びている。吸込みサ
ブフアン15自体は一部が端板16aよりエンジ
ン側にあり残りは第1のシユラウド16内にあ
る。第3のシユラウド18は吸込みサブフアン1
5の端板16aよりエンジン12側にある部分の
周囲をとり囲んでいる。第3のシユラウド18の
うち長い部分18aの先端は吸込みサブフアン1
5よりもエンジン12側にあり、残りの部分18
bの先端は吸込みサブフアン15のエンジン側端
部よりもラジエータ11側にある。
みサブフアン15側にすなわちエンジン12側
に、吸込みサブフアン15の少なくとも一部を囲
むように、第3のシユラウド18が延びている。
第3のシユラウド18は断面が円形の筒状体から
なり、吸込みサブフアン15とメインフアン13
との間にある部分18aだけが他の部分18bよ
りもエンジン12側に長く延びている。吸込みサ
ブフアン15自体は一部が端板16aよりエンジ
ン側にあり残りは第1のシユラウド16内にあ
る。第3のシユラウド18は吸込みサブフアン1
5の端板16aよりエンジン12側にある部分の
周囲をとり囲んでいる。第3のシユラウド18の
うち長い部分18aの先端は吸込みサブフアン1
5よりもエンジン12側にあり、残りの部分18
bの先端は吸込みサブフアン15のエンジン側端
部よりもラジエータ11側にある。
第1のシユラウド16の筒状体16b内部に
は、ラジエータ11と端板16aとの間にわたつ
て、第4のシユラウド19が設けられている。第
4のシユラウド19は、第3のシユラウド18の
長い部分18aの前方で吸込みサブフアン15の
中心を中心として弧状に延びる部分19aと、そ
こから上方に直線上に延びて第1のシユラウド1
6の筒状体16bの上辺まで延びる部分19b
と、弧状部分19aの下端からシユラウド16の
筒状体16bの吸込みサブフアン15下端側のコ
ーナ迄直線状に延びる部分19cとから成る。3
つの部分19a,19b,19cは1枚のプレー
トから成り、第1のシユラウド16内を、該プレ
ートがない場合にメインフアン13に吸われる領
域と吸込みサブフアン15に吸われる領域とに区
画している。すなわち第4のシユラウド19があ
ることによつて、各々のフアン13,15が吸う
領域が最も自然にかつ理想的に区画、分離され
る。上記のプレート19a.19b.19cの区画形
状は、試験によつて決められたものである。
は、ラジエータ11と端板16aとの間にわたつ
て、第4のシユラウド19が設けられている。第
4のシユラウド19は、第3のシユラウド18の
長い部分18aの前方で吸込みサブフアン15の
中心を中心として弧状に延びる部分19aと、そ
こから上方に直線上に延びて第1のシユラウド1
6の筒状体16bの上辺まで延びる部分19b
と、弧状部分19aの下端からシユラウド16の
筒状体16bの吸込みサブフアン15下端側のコ
ーナ迄直線状に延びる部分19cとから成る。3
つの部分19a,19b,19cは1枚のプレー
トから成り、第1のシユラウド16内を、該プレ
ートがない場合にメインフアン13に吸われる領
域と吸込みサブフアン15に吸われる領域とに区
画している。すなわち第4のシユラウド19があ
ることによつて、各々のフアン13,15が吸う
領域が最も自然にかつ理想的に区画、分離され
る。上記のプレート19a.19b.19cの区画形
状は、試験によつて決められたものである。
つぎに、上記のように構成されたフアンシユラ
ウドにおける作用について説明する。
ウドにおける作用について説明する。
メインフアン13はエンジン回転中常時回転す
るが、電動フアンである押込みサブフアン14、
吸込みサブフアン15は、モータがオンされたと
き、たとえばクーラがオンされてエンジン水温が
上つたとき等のみに回転される。
るが、電動フアンである押込みサブフアン14、
吸込みサブフアン15は、モータがオンされたと
き、たとえばクーラがオンされてエンジン水温が
上つたとき等のみに回転される。
3個のフアンが回転したとき、本考案のフアン
シユラウドによつて互の流れの干渉が次のように
抑制される。
シユラウドによつて互の流れの干渉が次のように
抑制される。
第4のシユラウド19は、第1のシユラウド1
6の筒状部16b内において、押込みサブフアン
14によつて押込められたエア20が吸込みサブ
フアン15に流れるのを防ぎ、かつ吸込みサブフ
アン15の前方のエア21がメインフアン13側
にまわり込んで流れるのを防ぎ、両エアの流れ2
0,21が第1のシユラウド16内で、第5図で
示した従来のように干渉し合うことを抑制する。
したがつて、押込みサブフアン14によつて押込
まれたエアはスムーズにメインフアン13に流
れ、吸込みサブフアン15前方にあるエアはスム
ーズに吸込みサブフアン15に流れ、両流れが干
渉することはない。
6の筒状部16b内において、押込みサブフアン
14によつて押込められたエア20が吸込みサブ
フアン15に流れるのを防ぎ、かつ吸込みサブフ
アン15の前方のエア21がメインフアン13側
にまわり込んで流れるのを防ぎ、両エアの流れ2
0,21が第1のシユラウド16内で、第5図で
示した従来のように干渉し合うことを抑制する。
したがつて、押込みサブフアン14によつて押込
まれたエアはスムーズにメインフアン13に流
れ、吸込みサブフアン15前方にあるエアはスム
ーズに吸込みサブフアン15に流れ、両流れが干
渉することはない。
第3のシユラウド18は、とくに長さの長い部
分18aは、メインフアン13が流れ出たエア2
2が吸込みサブフアン15後方に流れるのを防
ぎ、吸込みサブフアン15から流れ出たエア23
がエンジン12側に流れるのを防止し、両流れ2
2,23が第5図で示した従来のように干渉し合
うことを、防止する。
分18aは、メインフアン13が流れ出たエア2
2が吸込みサブフアン15後方に流れるのを防
ぎ、吸込みサブフアン15から流れ出たエア23
がエンジン12側に流れるのを防止し、両流れ2
2,23が第5図で示した従来のように干渉し合
うことを、防止する。
これら流れの干渉防止によつて、流れ抵抗は激
減し、ラジエータ11を通るエアの量が増し、冷
却効率が向上する。
減し、ラジエータ11を通るエアの量が増し、冷
却効率が向上する。
[考案の効果]
したがつて、本考案のフアンシユラウドによる
ときは、メインフアン、吸込みサブフアン、押込
みサブフアンの3個のフアンを組み合せた場合に
おける各フアンの間の空気流の干渉を防止でき、
3個のフアンと最適形状のフアンシユラウドとの
組み合わせによつて、ラジエータ通過風量を増加
させることができ、3個のフアンの組み合わせ構
造の実現化をはかることができる。
ときは、メインフアン、吸込みサブフアン、押込
みサブフアンの3個のフアンを組み合せた場合に
おける各フアンの間の空気流の干渉を防止でき、
3個のフアンと最適形状のフアンシユラウドとの
組み合わせによつて、ラジエータ通過風量を増加
させることができ、3個のフアンの組み合わせ構
造の実現化をはかることができる。
第1図は本考案のフアンシユラウドを適用した
3個のフアンとフアンシユラウドとの組合わせ構
造の配置関係図、 第2図は第1図のうちフアンシユラウドのみを
後方から見たときの正面図、第3図は第2図のフ
アンシユラウドの側面図、第4図は第2図のフア
ンシユラウドの斜視図、第5図は3個のフアンに
現行の2個のフアンに対するフアンシユラウドを
適用した場合のフアンとフアンシユラウドの配置
関係図、である。 11……ラジエータ、12……エンジン、13
……メインフアン、14……押込みサブフアン、
15……吸込みサブフアン、16……第1のシユ
ラウド、17……第2のシユラウド、18……第
3のシユラウド、19……第4のシユラウド。
3個のフアンとフアンシユラウドとの組合わせ構
造の配置関係図、 第2図は第1図のうちフアンシユラウドのみを
後方から見たときの正面図、第3図は第2図のフ
アンシユラウドの側面図、第4図は第2図のフア
ンシユラウドの斜視図、第5図は3個のフアンに
現行の2個のフアンに対するフアンシユラウドを
適用した場合のフアンとフアンシユラウドの配置
関係図、である。 11……ラジエータ、12……エンジン、13
……メインフアン、14……押込みサブフアン、
15……吸込みサブフアン、16……第1のシユ
ラウド、17……第2のシユラウド、18……第
3のシユラウド、19……第4のシユラウド。
Claims (1)
- ラジエータとエンジンとの間に設けられたメイ
ンフアンとメインフアンと同軸状でかつラジエー
タ前方に設けられた押込みサブフアンとラジエー
タより後方でかつメインフアンより外れた位置に
設けられた吸込みサブフアンとの3組のフアンに
対してラジエータ後方に設けられたフアンシユラ
ウドであつて、ラジエータからメインフアン側に
内部断面が矩形状の筒状をなして延びメインフア
ン側の端部に端板を有する第1のシユラウドと、
前記端板からさらにメインフアン側にメインフア
ンの周囲を囲むように筒状に延びる第2のシユラ
ウドと、前記端板から吸込みサブフアン側に吸込
みサブフアンの周囲の少なくとも1部を囲むよう
に延びる第3のシユラウドと、第1のシユラウド
の断面矩形状の筒状部内でメインフアンに吸われ
る領域と吸込みサブフアンに吸われる領域とを区
画するようにラジエータから端板にわたつて延び
る第4のシユラウドとを有していることを特徴と
するフアンシユラウド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16127685U JPH036820Y2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16127685U JPH036820Y2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6271335U JPS6271335U (ja) | 1987-05-07 |
JPH036820Y2 true JPH036820Y2 (ja) | 1991-02-20 |
Family
ID=31087439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16127685U Expired JPH036820Y2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH036820Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0716027Y2 (ja) * | 1988-09-16 | 1995-04-12 | 三菱自動車工業株式会社 | ファンシュラウド |
JP2007298028A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-11-15 | Calsonic Kansei Corp | 車両用熱交換器 |
-
1985
- 1985-10-23 JP JP16127685U patent/JPH036820Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6271335U (ja) | 1987-05-07 |
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