JPH0367884A - エレベータ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、そのいずれもがエレベータのかごと整列して
いない頭上索車装置を有するエレベータ装置に関する。

特に、本発明は、その原動力をエレベータの釣合重りに
設けられたリニアモータから導く上うなエレベータ装置
　ｌｌ’２に関する。

〔従来の技術〕

米国特許第４，４０２，３８６号には、エレベータの釣
合重りに設けられたリニアモータによって駆動されるエ
レベータ装置が開示されている。そのモータの電機子は
、エレベータホイスト通路に国定された極である。釣合
重り及びエレベータかごを接続しているロープを支えて
いる索車は、けん引索車ではなく、単なる案内索車であ
る。従って、上述のエレベータシステムにおける索車は
駆動モータに接続されていない。さらに、かごの下方あ
るいは上方のいずれにも機械室を持つ必要がない。

〔発明が解決すべき課題〕

世界の幾つかの地域では、安全規約によって、頭上索車
をかごルーフ真上のホイスト通路に設置してはならない
ことになっている。これらの規約との適合を図ることは
、非常に複雑なロービング装置を必要とする。その代表
的なものは、かごの床下方のかごフレームに、２個の索
車を設けることである。その場合、２／ｌロービング比
が用いられる。この装置は、複雑である上、余分な索車
と余分なロープを必要とするので、高価となる欠点があ
る。

本発明の目的は、ホイスト通路内の頭上索車がかごのル
ーフから横方向にオフセットされている」゛−レベータ
装置ｌｖＩ′４：打シ共することにある。１本発明の他
の１’＋的は、［ｌ−プかビームを介してかごに接続さ
れ、そのヒートの両端がかご側壁の外側にあるようなエ
レベータ製置を提供することにある。

本発明のさらに他の１−１的は１、ロープをかごガイド
レールから遠ざけるように頭上索車が妃♂Ｉされている
エレベータ製置”’２をＪＲ（Ｊ’：することにある、
。

本発明のさらに他の目的は、ロープに対する張力ｈｌｉ
償を自動的に与えるために、ビームをかごに関節で取り
付けることのできるエレベータ製置を提供ケることにあ
る。

〔課題を解決するための手段及び作用］本発明は、かご
のルーフ真上に頭−ヒ素車を使用しない工Ｉノベータか
ごのロービングシステムに関するものである。このエレ
ベータは、エレベータ装置の釣合重りに設けられたリニ
アモータによって、駆動されるリニアモータエレベータ
である。

ロープは、釣り合い重りの両側部に締結され、かごのル
ーフ」一方のかごフＬ／−ムに設けられたビーム（梁）
両端で、そのかごに締結されている。ビームの両端は、
ホイスト通路内のかごの側壁の外側に存在する。それに
よって、ロープの進行路はかご側壁の外側になっている
。ビー１２は、かごの対称横断垂直面に対して曲がって
配置されている。それによってビームは、かごの重力軸
の中心を通過する。そのビームの外側端の一方は、上述
の対称面の前部であり、その他方は、後部である。従っ
て、ホイスト通路内の側面かごガイドレールの通路は、
ロープと接触することはない。かごの各側に１対の、併
せて２対の頭」二索車がある。かごロープがその−１−
を通る一方の素中は、一方のかごガイドレールの後部に
あり、他方は、他方のかごガイドレールと同一平面にあ
る軸回りに回転するように取り付けられている。ロープ
ビームは、かごと釣合重りを接続している一組のロープ
間のロープ張力を自動的に調節するように、かご上部に
関節で取り付けることもできる。従って、索車は、かご
ルーフから横方向にオフセットされている。

また、ホイス）・通路の両側が、かごガイドレールと干
渉せずにロープが進行するように用いられている。

〔実施例〕

第１図を参照する。第１図には、本発明に係る〔１−ピ
ングンステムを用いているホイスト通路、かご、及び釣
合重りの概略構成が示されている。

ホイスト通路は、符号２によって示されている。

ホールドアは符号４によって、かごは符号６、そしてか
ごドアは符号８によってそれぞれ示されている３、エレ
ベータにたいして駆動力を与えるリニアモータ１２を有
している釣合重り１０（１、ホイスト通路内の極１１（
第２図参ｆｆｆｉ）　Ｉ−を、ホールドア４から最も離
れたホイスト通路内に対抗して−に一方及び下方移動す
る様に、取付けられている。

中心線Ｉ４は、かご２の重心を含む、かご６の対称横断
面を示している。ガイドレール１６は、ホイスト通路内
でのかごの動きを案内するために、対称面１４内にある
ホイスト通路側壁に設けられている。ビーム（梁）！８
は、かご６のルーフよたはその上方に取付けられ、対称
面１４に関して曲がる様にしてルーフ上に配置されてい
る。ビーム１８の一端２０は、対称面Ｉ４の一方側に存
在し、左手側ロープアレイをかご６に取付けるための手
段を与えている。一方、ビーム１８の他端２２は、対称
面１４の反対側に存在し、右手側ロープアレイをかご６
に取付けるための手段を与えている。左手側ロープアレ
イは、２４の位置で、釣合重り１０に取付けられ、右手
側ロープアレイは、２６の位置で、釣合重り１０に取付
けられている。

ビームＩ８は、ブラケット２８等の手段によってかご６
に国定されている。また、ロープの張力を自動的に調整
したい場合には、ビーム１８をブラケット２８に関節で
取付けることもできる。

第２図は、ホイスト通路２内の左右索車対の配置を示し
ている。左手側で、索車３０及び３２は、ホイスト通路
の上方に取付けられている。索車３０は、ロープアレイ
をビーム端２０から直接」一方に案内するように八って
いて、ノミＴかごガイトレール」一方でロープアレイを
索車３２に供給している。そのロープは、索車３２から
釣合重り取付は点２４へ、直接下方に供給されている。

従って、ロープは、第３図に示されている様に、ガイド
レールとかごの係合と干渉することなく、左側かごガイ
ドレールを通過する。

ホイスト通路の右手側では、索車３４は、右手ロープア
レイをビーム端２２から直接上方に持って行き、それを
第２索ボ３６−ｉ：に供給している。

そのロープアレイは、索車３６から釣合重り１０の端部
２６に向かって直接下降している。索車３４は、ホイス
ト通路の右手側で、対称面１４の後部方向に取付けられ
ている。従って、右手ロープアレイは、対称面１４から
後方にオフセットされた空間エンベロープ内で、かご６
から釣合重り１０に供給される。それに上って、右手ロ
ープアレイは、第４図に示されている様に、右手かごガ
イドレールとかご６の係合と干渉することがない。

本発明のロービングシステムは、複雑ではなく、最垣の
ロープを使用していることが容易に胛前されよう。索車
は、ホイスト通路上方に取付けられているが、かごルー
フのずぐ上方ではない。ロープは、かごとホイスト通路
ガイドレール間の係合と干渉することなく、かごと釣合
重りを相互接続するように、左右に配置されている。曲
がりかごビームを使用することによって、索車によって
ロープをかご前部からかごガイドレールの後部に持ちＬ
げさせている３、よた、ヒーノ、が対称面の中心軸すな
わち重心に沿ってかごに接続されるようにしている。必
要な場合には、ロープアレイに対する張力が自動的に調
節さるように、かごビームがかごに関節で取り付けられ
る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、極めて簡単な機構で、ホイスト通路内
の頭上索車がかごルーフから横方向にオフセットされて
いるので、余分な索車と余分なロープを必要とせず、安
価むエレベータ製置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、かご及び釣合重りの上部からホイスト通路を
通して見下したニジベータシステム上部の平面図、第２
図は、第１図と同様の図であって、ホイスト通路内の高
架シーブの配置を示ず図、第３図は、第２図の右側から
左方向を見たホイスト通路、かご、及び釣合重りの側面
図、第４図は、第３図と同様の図であって、第２図の左
側から右方向を見た側面図である。 ２・・・ホイスト通路、　　４・・・ホールドアロ・・
・かご、　　８・・・かごのドア１０・・・釣合重り、
　　１２・・・リニアモータ１６・・・ガイドレール、
−１８・・・ビーム（粱）３０．３２・・・索車 ＪＦＪｆＧ−４１ ＪＦＪＩ−Ｇ−３

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）側壁とドアを有するかご、釣合重り、かごと釣合
   重りを相互接続しているロープ、装置に原動力を与える
   ために、かご及び釣合重りの一方に設けられたリニアモ
   ータ、ホイスト通路の上部端に設けられた第１及び第２
   の索車組、及び上記かごの外側の位置で上記ロープを上
   記かごに締結するために、上記かごに取り付けられた手
   段を有し、上記各索車組は、上記かごの側面部に取り付
   けられ、上記各索車組は、かごが移動する間中ホイスト
   通路内のかご及び釣合重りを案内するために、上記ロー
   プと係合し、上記締結手段は、上記かご側壁に直角でか
   つかごの重心を含む想像上の垂直面内のかごのドア側に
   配置され、かつ上記かごの側壁の一方の外側にある第１
   ロープ締結区域を形成し、さらに上記締結手段は、上記
   かごのドアから離れている上記想像上の垂直面側に配置
   され、かつ上記かごの側壁の他方の外側にある第２ロー
   プ締結区域を形成し、それによって上記ロープが上記想
   像面から空間的に離れた前後通路に沿ってホイスト通路
   内のかごから伸びていることを特徴とするエレベータ装
   置。
2. （２）請求項１に記載のエレベータ装置において、上記
   ロープは、上記かごの反対側で上記釣合重りに取り付け
   られていることを特徴とするエレベータ装置。
3. （３）請求項２に記載のエレベータ装置において、上記
   ロープを締結するため上記かごに取り付けられた手段は
   、上記かごに取り付けられかつ上記想像面に対して曲が
   って配置されたビームから構成され、上記ビームの一端
   は、上記釣合重りから離れた上記想像面の側で上記かご
   の側壁の外側に配置されていて、上記ビームの他端は、
   上記釣合重り方向の上記想像面の側で上記かごの反対側
   の側壁の外側に配置されていることを特徴とするエレベ
   ータ装置。
4. （４）請求項３に記載のエレベータ装置において、上記
   ビームは、上記かごの重心と整列した位置で上記かごに
   締結されていることを特徴とするエレベータ装置。
5. （５）請求項４に記載のエレベータ装置において、上記
   ビームは、上記ロープの張力を自動的に調節するように
   作用するピボット結合によって上記かごに締結されてい
   ることを特徴とするエレベータ装置。
6. （６）側壁とドアとルーフを有するかご、上記かごルー
   フの上方に配置されかつ上記かごの重心と垂直方向に整
   列した位置で上記かごに接続されたビーム、上記かごに
   隣接している上記ホイスト通路内の釣合重り、上記ビー
   ムの両端部及び上記釣合重りに接続されたロープ、上記
   かご及び上記釣合重りに対して原動力を与えるために上
   記釣合重りに設けられたリニアモータ、上記かごのルー
   フの上方でかつ上記かごの側壁の一方から外方向にオフ
   セットして上記ホイスト通路内に設けられた第１の対の
   ガイド索車、及び上記かごのルーフの上方でかつ上記か
   ご側壁の反対側の一方から外方向にオフセットして上記
   ホイスト通路内に設けられた第２の対のガイド索車を有
   し、上記ビームの両端は上記かごの側壁の外側に配置さ
   れ、上記第１の対の索車の一方は、上記ロープの１つを
   上記ビームの一端から直接上方に案内するように配置さ
   れ、上記第１の対の索車の他方は、上記索車の一方から
   のロープを受け、該ロープを上記釣合重りの一端上に直
   接下方に案内するように配置され、上記第２の対の索車
   の一方は、上記ロープの他のものを上記ビームの反対側
   の一端から直接上方に案内するように配置され、上記第
   ２の対の索車の他方は、上記索車の一方からのロープを
   受け、該ロープを上記釣合重りの他端上に直接下方に案
   内するように配置され、それによって上記釣合重り及び
   ロープは、上記かごのルーフ真上には存在しないホイス
   ト通路の領域内に配置されていることを特徴とするエレ
   ベータ装置。
7. （７）請求項６に記載のエレベータ装置において、上記
   ビームの一端が、上記かごの重心を含む上記かごの想像
   上の対称横断垂直面のドア側に存在し、上記ビームの他
   端が、上記想像面の釣合重り側に存在することを特徴と
   するエレベータ装置。
8. （８）請求項７に記載のエレベータ装置において、さら
   に、かごガイドレールが、上記想像面内のホイスト通路
   に設けられていることを特徴とするエレベータ装置。
9. （９）請求項７に記載のエレベータ装置において、自動
   的にロープ張力を調整するために、上記ビームが上記か
   ごに旋回可能に設けられていることを特徴とするエレベ
   ータ装置。