JPH0366921A - 回転力伝達手段 - Google Patents

回転力伝達手段

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JPH0366921A
JPH0366921A JP1201455A JP20145589A JPH0366921A JP H0366921 A JPH0366921 A JP H0366921A JP 1201455 A JP1201455 A JP 1201455A JP 20145589 A JP20145589 A JP 20145589A JP H0366921 A JPH0366921 A JP H0366921A
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
rotational force
bodies
central axis
divided
Prior art date
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Pending
Application number
JP1201455A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadatomo Kuribayashi
定友 栗林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
K Seven Co Ltd
Original Assignee
K Seven Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0366921A publication Critical patent/JPH0366921A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は原動軸側から従動軸側へと回転力を伝達する手
段に関し、特に原動軸側と従動軸側とを可撓的に結合し
且つダンパー効果を有する回転力伝達手段に関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]各種回
転力伝達機構において原動軸側と従動軸側とが継手等の
回転力伝達手段により結合される。
ところで、回転力伝達に際しては原動軸側の回転数ムラ
や従動軸側の負荷変動にともない継手等の結合部におい
て応力変動が生ずることがある。
回転力伝達手段には、この様な変動を吸収して円滑な駆
動力伝達を行なうことが要求される。そこで、たとえば
バネを利用した可撓継手が利用される。
しかして、この様な可撓継手では、応力変動時にバネの
特性に基づき振動が発生することがあり、これは回転力
伝達において好ましくない影響を与える。
そこで、本発明は、振動を急速に減衰させるダンパー効
果を有し、小型化が可能で、製造が容易な回転力伝達手
段を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、上記の如き目的は、 中心軸に関する周辺部と中央部との間で回転力の伝達を
行なう回転力伝達手段であって、上記中心軸に対し直交
する様に複数の板状体が接触して積層配置せしめられて
おり、全板状体の周辺部どうし及び中央部どうしがそれ
ぞれ原動軸側及び従動軸側の一方及び他方に接続されて
おり、各板状体は上記中心軸のまわりの周方向に関し複
数の部分に分割されており、該各分割部分には上記中心
軸と同軸の筒状面に沿う切込みが周方向に関し両側から
互い違いに形成されており、しかも隣接する板状体どう
しで対応部分の上記切込みが周方向に逆向きに形成され
ていることを特徴とする、回転力伝達手段、 により、また、 中心軸に関する周辺部と中央部との間で回転力の伝達を
行なう回転力伝達手段であって、上記中心軸に対し直交
する様に複数の板状体が接触して積層配置せしめられて
おり、全板状体の周辺部どうし及び中央部どうしがそれ
ぞれ原動軸側及び従動軸側に接続されており、各板状体
は上記中心軸のまわりの周方向に関し複数の部分に分割
されており、該各分割部分には上記中心軸と同軸の筒状
面に沿う切込みが周方向に関し両側から互い違いに形成
されており、しかも隣接する板状体どうしで対応部分の
上記切込みが周方向に同じ向きに形成されており且つ対
応する分割部分が周方向に関しずれて配列せしめられて
いることを特徴とする、回転力伝達手段、 により、達成される。
[実施例] 以下、図面を参照しながら本発明の具体的実施例を説明
する。
第1図は本発明による回転力伝達手段の一実施例を示す
分解斜視図であり、第2図はその組立状態を示す斜視図
である。
これらの図において、2は原動軸端部であり、4は従動
軸端部である。2aは原動軸回転中心であり、4aは従
動輪回転中心であり、これらは合致しており、本発明で
いう中心軸に相当する。原動軸端部2にはフランジ部3
が設けられている。
また、従動軸端部にはスプライン部材5が固定されてい
る。
上記原動軸端部フランジ部3には押え板6がボルト止め
されており、該押え板6と押え板8,9との間に円板状
体集合体10がボルト止めされている*10a〜10d
は該集合体を構成する多数の円板状体のうちの一部であ
る。全円板状体は上記回転中心2a、4aに直交する面
内に配置されている。
円板状体10aは、その外周部には上記ボルト止めのた
めの孔12が周辺部均等に3箇所に配置されている。円
板状体10aの中心部には上記スプライン部材5と噛み
合うスプライン14が形成されている。
上記円板状体10aには、外周部と中心部との間におい
て、ちょうど上記孔12に対応する位置にあり且つの回
転中心2a、4aに対し放射状の3つの分割線16a〜
16cにより分割された、3つの扇形の分割部分18a
〜18cが形成されている。
分割部分18aには周方向に関する両側から互い違いに
切込み20が形成されている。該切込みは上記回転中心
2a、4aと同軸の円筒状面に沿って形成されている。
従って、該分割部分18aは中央部から周辺部まで蛇行
する部材により接続されていることになる。
他の分割部分18b、18cも上記分割部分18aと同
様な形態である。
更に、他の円板状体10b〜10d等は上記円板状体1
0aと同等のものである。但し、配置姿勢は交互に逆向
きである。即ち、円板状体10cは上記円板状体10a
と同一の姿勢で配置されている。これに対し、第1図に
示されている様に。
円板状体10b、10dはちょうど上記円板状体10a
、10cを裏返した姿勢で配置されている。即ち、10
a、10cと10b、10dとは原動軸側から従動軸側
へと至る蛇行経路の方向性が互いに逆である。10a〜
10d以外の円板状体の配置も同様であり、10aの配
置姿勢と10bの配置姿勢とが交互に表われる様になっ
ている。
円板状体集合体10は一方の側に押え板6が密着され且
つ他方の側に押え板8,9が密着されており、これら円
板状体集合体10及び押え板6゜8.9の外周部が3本
のボルトにより止められている。そして、この状態で全
円板状体の中央部のスプライン14が上記従動軸側のス
プライン部材5と噛み合っている。
本実施例において、原動軸端部2が回転すると、その回
転力は円板状体集合体10の外周部及び押え板6,8.
9に伝達され、更に各円板状体の各分割部分、該各円板
状体中央部のスプライン14及びスプライン部材5を経
て、従動軸端部4へと伝達される。この際に、上記各円
板状体の各分割部分は蛇行形状の弾性体として機能し、
従動軸側の負荷変動等の際に、該蛇行形状部分がたわみ
を発生する。
本′実施例において、円板状体の材質としては、上記の
様な蛇行形態とされたときに適度の可撓性を示すもの(
例えばバネ鋼)を用いることができる。
第3図(a)、(b)は該負荷変動時における円板状体
の蛇行形状部分の挙動の概略説明図である。
第3図(a)は円板状体10aを従動軸側から見た図で
あり、第3図(b)は円板状体fobを従動軸側から見
た図である。これらの図は対応する分割部分を示してい
る。20は切込みである。
原動軸は矢印Aの向きに回転するものとし、従動軸の負
荷が急増する時を考えると、このとき各分割部分には、
図中時計回りのモーメントが作用する。この結果、第3
図(a)に示される様に、円板状体10aの分割部分の
左側の3つの端部22a、22b、22cのうちの22
bは外向き(矢印)に変位するが22a、22cは変位
しない。
また、該分割部分の右側の2つの端部24a、24bは
内向き(矢印)に移動する。他方、第3図(b)に示さ
れる様に、円板状体10bの分割部分の左側の2つの端
部26a、26bは図中外向き(矢印)に変位する。ま
た、該分割部分の右側の3つの端部28a、28b、2
8cのうちの28bは内向き(矢印)に変位するが28
a、28Cは変位しない。
従って、従動軸側負荷変動時には、円板状体10aの分
割部分端部22 a、 22 c、 24 a、 24
bと円板状体10bの分割部分端部26a、26 b、
 28 a、 28 cとの間にそれぞれ相対速度が発
生するので、これらの間に摩擦力が発生し、変位が抑制
される。
本実施例は上記円板状体10aの配置姿勢のものと上記
円板状体10bの配置姿勢のものとの交互配列からなる
ので、これらの間において上記変位抑制がなされ、かく
して急激な負荷変動等に伴う振動は十分に減衰せしめら
れ、良好なダンパー効果が奏される。
また、本実施例においては、使用する円板状体の数に応
じて、所望のたわみ特性を自由に設定できる利点もある
そして、本実施例の回転力伝達手段は、単一種類の円板
状体を多数用意しておけば、所望のたわみ特性や伝達ト
ルクに応じて必要枚数を用いることにより、容易に製造
することができる。
更に、本実施例においては、若干の軸偏心にも対応する
ことができる。
上記実施例では、隣接する円板状体の分割部分が対応す
る様に配列しているが、隣接する円板状体の分割部分を
周方向に関しずらして配列することもでき、この場合も
同様の効果が得られる。
尚、本実施例において、原動軸側の押え板6の外周にギ
ヤを取付けておき、該ギヤと噛み合うギヤを原動軸に取
付けておくことにより、ギヤ結合にて回転力を伝達する
こともできる。
第4図は上記実施例の変形例を示す部分分解斜視図であ
る。本図において、上記第1図におけると同様の部材に
は同一の符号が付されている。
本変形例では、10a〜10d等の円板状体は全て同等
であり、ボルト止めのための孔12が周辺部均等に6箇
所に配置されている。そして、本例では、円板状体は全
て同一の向きに配列されており、但し、図示される様に
、全体が同一の配置姿勢ではなく、周方向に順次60度
ずつずれた配置姿勢となっている。
これによって、従動軸側負荷変動等の際には、隣接する
円板状体の対応する部分間に相対速度が発生するので、
これらの間に摩擦力が発生し、上記実施例において説明
したと同様に、急激な負荷変動等に伴う振動は十分に減
衰せしめられ、良好なダンパー効果が奏される。
[発明の効果] 以上の様に、本発明の回転力伝達手段によれば、板状体
の各分割部分を蛇行形状の弾性体として機能させ且つ該
板状体を複数所定の姿勢で積層配列しているので、良好
なダンパー効果が得られ、また小型化の達成が容易とな
る。更に、予め上記板状体を用意しておけば、必要に応
じて所要の数だけ用いることにより容易に所望のたわみ
特性のものを製造することができる。
4 :  0 0 2 6 8 0 従動軸端部、 二円板状体集合体、 a〜10d:円板状体、 :孔、    14ニスプライン、 a=16c:分割線、 a〜18c:分割部分、 :切込み。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回転力伝達手段の一実施例を示す
分解斜視図であり、第2図はその組立状態を示す斜視図
である。 第3図(a)、(b)は負荷変動時における円板状体の
蛇行形状部分の挙動の概略説明図である。 第4図は上記実施例の変形例を示す部分分解斜視図であ
る。 2:原動軸端部、 第 2 図 第 図 (Q) 第 図 (b) 8C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中心軸に関する周辺部と中央部との間で回転力の
    伝達を行なう回転力伝達手段であって、上記中心軸に対
    し直交する様に複数の板状体が接触して積層配置せしめ
    られており、全板状体の周辺部どうし及び中央部どうし
    がそれぞれ原動軸側及び従動軸側の一方及び他方に接続
    されており、各板状体は上記中心軸のまわりの周方向に
    関し複数の部分に分割されており、該各分割部分には上
    記中心軸と同軸の筒状面に沿う切込みが周方向に関し両
    側から互い違いに形成されており、しかも隣接する板状
    体どうしで対応部分の上記切込みが周方向に逆向きに形
    成されていることを特徴とする、回転力伝達手段。
  2. (2)全板状体が同等であり且つ隣接するものどうしで
    中心軸に関し互いに逆向きに配列されている、請求項1
    に記載の回転力伝達手段。
  3. (3)板状体が円板状である、請求項1に記載の回転力
    伝達手段。
  4. (4)中心軸に関する周辺部と中央部との間で回転力の
    伝達を行なう回転力伝達手段であって、上記中心軸に対
    し直交する様に複数の板状体が接触して積層配置せしめ
    られており、全板状体の周辺部どうし及び中央部どうし
    がそれぞれ原動軸側及び従動軸側に接続されており、各
    板状体は上記中心軸のまわりの周方向に関し複数の部分
    に分割されており、該各分割部分には上記中心軸と同軸
    の筒状面に沿う切込みが周方向に関し両側から互い違い
    に形成されており、しかも隣接する板状体どうしで対応
    部分の上記切込みが周方向に同じ向きに形成されており
    且つ対応する分割部分が周方向に関しずれて配列せしめ
    られていることを特徴とする、回転力伝達手段。
  5. (5)全板状体が同等であり且つ円板状である、請求項
    4に記載の回転力伝達手段。
JP1201455A 1989-08-04 1989-08-04 回転力伝達手段 Pending JPH0366921A (ja)

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