JPH0366509A - 穴加工装置 - Google Patents

穴加工装置

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JPH0366509A
JPH0366509A JP19956889A JP19956889A JPH0366509A JP H0366509 A JPH0366509 A JP H0366509A JP 19956889 A JP19956889 A JP 19956889A JP 19956889 A JP19956889 A JP 19956889A JP H0366509 A JPH0366509 A JP H0366509A
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JP
Japan
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hole
tool holder
blade portion
chips
dust collector
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JP19956889A
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Inventor
Hideki Kubota
窪田 英毅
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、被加工材の穴加工時に生成される切屑が、
加工した穴の壁面を擦過することなく穴の外に搬出され
るようにした穴加工装置に関する。
【従来の技術】
ドリルを用いて被加工材に穴加工を施す際に生じる一つ
の問題として、ドリルが被加工材から削り取った切屑が
穴の壁面を擦過して傷を付けるという問題があり、穴の
壁面が平滑であることを望む場合には、切屑を穴から速
やかに排出する何らかの手段が採られる。このような切
屑排出手段として、BTA方式あるいはエジェクタドリ
ル方式として知られている手段が一般的である。 第2図は、切屑排出手段を備えた従来の穴加工装置を示
すもので、この装置は、刃部10、ボーリングバー11
、中ぐり台12、圧力頭および圧力台13、主軸台14
、高圧パイプライン15、切削油剤ポンプ16、タンク
17、切屑パケット18およびマグネチックセパレータ
19を備える。 被加工材20は主軸台14にセットされ、刃部10によ
って穴加工される。 この穴加工によって生じた切屑21は、切削油剤ポンプ
16から高圧パイプライン15を介して刃部10先端に
圧送された切削油剤によって、加工されている穴からボ
ーリングバー11および切屑パケット18を経てマグネ
チックセパレータ19に搬送される。ここで、切削油剤
から切屑が分離され、切削油剤だけがタンク17に送ら
れ、再使用される。
【発明が解決しようとする課題】
従来の穴加工装置は以上のように構成されているので、
加工された穴から切屑を効果的に排出するために、切削
油剤を高圧で循環させるための復雑な機構が必要とされ
、装置そのものが大がかりとなり、その利用は一部の専
用機に限られている。 さらに、多層プリント配線板に代表されるような複合材
に小径の深穴を形成する際に伴う解決困難な問題として
、またその生産効率を著しく低下させる原因として、穴
加工過程において発生する微細化した切屑による、穴壁
面の平滑度の劣化とスミアとがある。 この発明の目的は、上記のような従来の穴加工装置の欠
点を解消するためになされたもので、切削油剤を高圧で
循環させるのに必要な複雑な機構なしに加工中の穴から
効果的に排出することができるようにした穴加工装置を
提供することである。
【課題を解決するための手段】
この発明によれば、穴加工用刃部を支持するツールホル
ダとして中空なパイプ状のものが使用され、このツール
ホルダの中心孔が集塵機のような吸引手段の吸引側に接
続される。
【作 用】
この発明の穴加工装置において、吸引手段によってツー
ルホルダの中心孔の内部が減圧されると、外部の空気が
ツールホルダおよび刃部と被加工材との間の間隙を通し
て穴内に吸引され、ついでツールホルダの中心孔から集
塵機に向かう気流が生じ、この気流によって穴内の切屑
が集塵機に運ばれる。大気圧と異なる圧力が作用するの
は、ツールホルダの中心孔から集塵機に至る限られた部
分のみであり、しかもこの圧力はマイナス圧力であるの
で、高圧を利用する場合に比べて、圧力保持のための機
構はきわめて簡単なものでよい。また加工中の穴の周囲
に通常の切削油剤もしくは冷却剤を存在させておけば、
これら切削油剤もしくは冷却剤と空気との混合物が穴内
に吸引されることになり、加工をより円滑にする効果も
得られる。
【実施例】
以下にこの発明の一実施例を図面にしたがって説明する
。 第1図において、1は先端に開口1aを有する刃部、2
は刃部1を取り付けたツールホルダで、このツールホル
ダ2は、ストレートシャンク部31を有するコレットチ
ャック3に同軸的に取り付けられている。 ストレートシャンク部31は、その軸方向の長さのほぼ
中央において壁を貫通する流通孔32を有し、この流通
孔32を有する部分において、エアホルダ4によって回
転可能に支持されている。 エアホルダ4は、流通孔32をはさんで相互に対向する
位置に配置された2つの気密ベアリング41を有する気
密な箱体の構造のもので、その内部に、流通孔32に連
通する室42を形成している。 そして、この室42は、バイブ43およびエアホース4
4を介して、集塵機(図示せず)の吸引側に接続される
。符号5はバイブ43の部分でエアホルダ4を支持する
ための位置決めブロックを示す。 刃部1は、通常のねじれ刃ドリルの主切れ刃にチップブ
レーカを設けた上でこれを適当な長さに切断して、これ
よりも僅かに直径の小さいツールホルダ2に接合した構
造のもので、第1図は、この刃部lによって被加工材7
に穴加工を行っている状況を示している。刃部1がその
軸方向の長さよりも深く被加工材7内に進入した状態で
は、形成された穴の直径は、ツールホルダ2の直径より
も幾分大きく、したがってこの両者間には空隙が形成さ
れる。 刃部1の先端部は、ツールホルダ2、コレットチャック
3、流通孔32、エアホルダ4、バイブ43およびエア
ホース44を介して、集塵機の吸引側に接続されている
ので、被加工材7の周囲に存在する空気は、この空隙を
通して吸引され、ここに生じた気流によって、刃部1の
チップブレーカによって破断された切屑8は、形成され
た穴の壁面の方には向かわず、先端の開口1aから刃部
lの内部に吸引され、前記の糸路を経て集塵機に回収さ
れる。
【発明の効果】
以上に説明したようにこの発明によれば、被加工材に穴
加工を行う際に、刃によって破断された切屑が刃部と穴
の壁面との間に介在することなく、刃部の先端から外部
に排出されるので、形成された穴の壁面が切屑によって
傷つけられることがなく、平滑な壁面を有する穴を形成
することができる。そしてこの切屑の排出は、刃部先端
からの吸引によって行われるので、第2図に示した従来
の装置と異なり、装置はきわめて簡単な構成のものでよ
い。また形成される穴の周囲に、必要に応じて、気体状
の切削油剤もしくは冷却剤、あるいは液状の切削油剤も
しくは冷却剤となる物質をミスト状にして供給すれば、
この切削油剤もしくは冷却剤が刃部先端に吸引され、穴
加工の作業性がさらに向上する。 この発明の装置は、その簡単な構成のために、穴加工用
の単機能はもちろん、汎用としてのNC工作機械にも容
易に適用することが可能であり、と(に多層プリント配
線板に代表される複合材の小径の深穴加工において、微
細化した切屑による大壁面の平滑度の劣化の原因を全く
解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による穴加工装置の縦断面
図、第2図は従来の穴加工装置の構成を示す系統図であ
る。 図において、1は刃部、2はツールホルダ、3はコレラ
トチセック、31はストレートシャンク部、32は流通
孔、4はエアホルダ、5は位置決めブロックである。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パイプ状のツールホルダと、このツールホルダの一端に
    取り付けられ、前記ツールホルダの中心孔に連通する開
    口を先端部に有する刃部と、前記ツールホルダの中心孔
    に接続された吸気手段とを備え、前記刃部の回転によっ
    て被加工材に形成された穴の内部から前記刃部の開口お
    よび前記ツールホルダの中心孔を介して切屑を外部に排
    出するように構成した穴加工装置。
JP19956889A 1989-08-01 1989-08-01 穴加工装置 Pending JPH0366509A (ja)

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JPH0366509A true JPH0366509A (ja) 1991-03-22

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