JPH0596409A - 難削材の加工方法 - Google Patents
難削材の加工方法Info
- Publication number
- JPH0596409A JPH0596409A JP25632991A JP25632991A JPH0596409A JP H0596409 A JPH0596409 A JP H0596409A JP 25632991 A JP25632991 A JP 25632991A JP 25632991 A JP25632991 A JP 25632991A JP H0596409 A JPH0596409 A JP H0596409A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing liquid
- processing
- machining
- core drill
- spindle
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】加工液の飛散を防止し、保護対策を容易にし得
るようにした難削材の加工方法を提供する。 【構成】難削材で形成された被加工物8を加工液9中に
浸漬した状態で、工具の軸心部から加工液9を供給しつ
つ、被加工物8に工具3を切り込ませて加工を行う。
るようにした難削材の加工方法を提供する。 【構成】難削材で形成された被加工物8を加工液9中に
浸漬した状態で、工具の軸心部から加工液9を供給しつ
つ、被加工物8に工具3を切り込ませて加工を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、セラミック
ス、ガラス等の難削材で形成された被加工物の加工方法
に関するものである。
ス、ガラス等の難削材で形成された被加工物の加工方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】難削材で形成された被加工物を加工する
場合、その加工点には多量の熱が発生し、工具の寿命を
短くしたり、加工精度を低下させている。このため、加
工点に多量の加工液を供給して、加工点の温度上昇を押
えることが必要になる。しかし、穴明け加工などでは、
その加工点に外部から多量の加工液を供給することが困
難であるため、一般に、油穴付きドリル(以下、コアド
リルという)を使用し、コアドリルの軸心部から加工点
に、高圧の加工液を供給することが行われている。
場合、その加工点には多量の熱が発生し、工具の寿命を
短くしたり、加工精度を低下させている。このため、加
工点に多量の加工液を供給して、加工点の温度上昇を押
えることが必要になる。しかし、穴明け加工などでは、
その加工点に外部から多量の加工液を供給することが困
難であるため、一般に、油穴付きドリル(以下、コアド
リルという)を使用し、コアドリルの軸心部から加工点
に、高圧の加工液を供給することが行われている。
【0003】しかし、コアドリルが被加工物に切り込む
際に、あるいは加工中の穴から噴出した加工液が、液滴
状のままあるいは霧となって周囲に飛散し、作業環境を
汚染したり、周囲にある機械装置を損傷させることがあ
る。
際に、あるいは加工中の穴から噴出した加工液が、液滴
状のままあるいは霧となって周囲に飛散し、作業環境を
汚染したり、周囲にある機械装置を損傷させることがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、コアドリル
を使用する機械装置においては、加工液の飛散を防止す
るように、加工部を覆うカバーの設置などの保護対策が
必要になる。そして、このカバーも、加工液の供給圧力
の高さに応じて大きくすることが必要となり、機械装置
が大型化すると共に、作業性を低下させる要因になって
いる。
を使用する機械装置においては、加工液の飛散を防止す
るように、加工部を覆うカバーの設置などの保護対策が
必要になる。そして、このカバーも、加工液の供給圧力
の高さに応じて大きくすることが必要となり、機械装置
が大型化すると共に、作業性を低下させる要因になって
いる。
【0005】本発明の目的は、前記の事情に鑑み、加工
液の飛散を防止し、保護対策を容易にし得るようにした
難削材の加工方法を提供することにある。
液の飛散を防止し、保護対策を容易にし得るようにした
難削材の加工方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、加工液中に被加工物を浸漬した
状態でコアドリルによる加工を行う。
め、本発明においては、加工液中に被加工物を浸漬した
状態でコアドリルによる加工を行う。
【0007】
【作用】加工液中でコアドリルから加工液を噴出させる
ことにより、噴出した加工液のエネルギーが加工部を覆
う加工液に吸収され、加工液の飛散を防止することがで
きる。したがって、保護対策を容易にすることができ
る。
ことにより、噴出した加工液のエネルギーが加工部を覆
う加工液に吸収され、加工液の飛散を防止することがで
きる。したがって、保護対策を容易にすることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1にもとづい
て説明する。図1において、1はスピンドルユニット
で、図示しないコラムに矢印Z方向に移動可能に支持さ
れている。2は軸心に加工液供給用の穴が形成されたス
ピンドルで、スピンドルユニット1に回転可能に支持さ
れ、図示しないモータにより回転駆動される。3はコア
ドリルで、スピンドル2の一端に設けられたチャックに
着脱可能に支持されている。
て説明する。図1において、1はスピンドルユニット
で、図示しないコラムに矢印Z方向に移動可能に支持さ
れている。2は軸心に加工液供給用の穴が形成されたス
ピンドルで、スピンドルユニット1に回転可能に支持さ
れ、図示しないモータにより回転駆動される。3はコア
ドリルで、スピンドル2の一端に設けられたチャックに
着脱可能に支持されている。
【0009】4は加工槽で、図示しないXYテーブルに
固定されている。5は加工液供給用の配管、6は加工液
排出用の配管で、それぞれ加工槽4と図示しない加工液
供給装置に接続されている。7は取り付け台で、加工槽
4に固定されている。8は被加工物で、取り付け台7に
着脱可能に固定されている。9は加工液である。
固定されている。5は加工液供給用の配管、6は加工液
排出用の配管で、それぞれ加工槽4と図示しない加工液
供給装置に接続されている。7は取り付け台で、加工槽
4に固定されている。8は被加工物で、取り付け台7に
着脱可能に固定されている。9は加工液である。
【0010】このような構成で、温度調整された加工液
9を配管5から加工槽4へ供給すると共に、配管6から
加工液供給装置へ戻すように循環させる。同時に、スピ
ンドル2を通してコアドリル3の先端から、加工液9を
噴出させる。
9を配管5から加工槽4へ供給すると共に、配管6から
加工液供給装置へ戻すように循環させる。同時に、スピ
ンドル2を通してコアドリル3の先端から、加工液9を
噴出させる。
【0011】この状態で、スピンドルユニット1を下降
させ、コアドリル3を被加工物8切り込ませる。コアド
リル3から噴出した加工液9が、加工槽4内に供給され
た加工液9の中で被加工物8に衝突するため、液滴状あ
るいは霧状になって飛散するのを防止することがでる。
させ、コアドリル3を被加工物8切り込ませる。コアド
リル3から噴出した加工液9が、加工槽4内に供給され
た加工液9の中で被加工物8に衝突するため、液滴状あ
るいは霧状になって飛散するのを防止することがでる。
【0012】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、被加
工物を加工液中に浸漬した状態で、工具の軸心部から加
工液を供給しつつ、被加工物に工具を切り込ませて加工
を行うようにしたので、加工液の飛散を防止することが
でき、保護対策を容易にすることができる。また、作業
環境や作業性の低下を防止することができる。
工物を加工液中に浸漬した状態で、工具の軸心部から加
工液を供給しつつ、被加工物に工具を切り込ませて加工
を行うようにしたので、加工液の飛散を防止することが
でき、保護対策を容易にすることができる。また、作業
環境や作業性の低下を防止することができる。
【図1】本発明による加工状態を示す正面図。
3 コアドリル、 8 被加工物、 9 加工液。
Claims (1)
- 【請求項1】難削材で形成された被加工物を加工液中に
浸漬した状態で、工具の軸心部から加工液を供給しつ
つ、被加工物に工具を切り込ませて加工を行うことを特
徴とする難削材の加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25632991A JPH0596409A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 難削材の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25632991A JPH0596409A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 難削材の加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0596409A true JPH0596409A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17291163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25632991A Withdrawn JPH0596409A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 難削材の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0596409A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002066801A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-05 | Canon Inc | 切削加工方法及び光学素子及び光学素子成形用金型 |
JP2017205852A (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-24 | 株式会社ジェイテクト | ハブユニットの製造方法 |
CN111331170A (zh) * | 2020-04-20 | 2020-06-26 | 湖州隆升机械有限公司 | 一种自动夹持和冷却的圆形工件自动打孔装置 |
JP2021034391A (ja) * | 2019-08-13 | 2021-03-01 | 株式会社ディスコ | 円形基板の形成方法 |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP25632991A patent/JPH0596409A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002066801A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-05 | Canon Inc | 切削加工方法及び光学素子及び光学素子成形用金型 |
JP2017205852A (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-24 | 株式会社ジェイテクト | ハブユニットの製造方法 |
JP2021034391A (ja) * | 2019-08-13 | 2021-03-01 | 株式会社ディスコ | 円形基板の形成方法 |
CN111331170A (zh) * | 2020-04-20 | 2020-06-26 | 湖州隆升机械有限公司 | 一种自动夹持和冷却的圆形工件自动打孔装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |