JPH036640Y2 - - Google Patents

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JPH036640Y2
JPH036640Y2 JP16605086U JP16605086U JPH036640Y2 JP H036640 Y2 JPH036640 Y2 JP H036640Y2 JP 16605086 U JP16605086 U JP 16605086U JP 16605086 U JP16605086 U JP 16605086U JP H036640 Y2 JPH036640 Y2 JP H036640Y2
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JP
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workbench
trolley
turntable
operating
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JP16605086U
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JPS6371200U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 本考案はブームの先端に取付けられた作業台上
に走行操作装置を備えた自走式高所作業車の走行
方向表示装置に関するものである。
(2) 従来の技術 ターンテーブルの旋回により台車と作業台の位
置関係が変わる自走式高所作業車の作業台上に走
行方向の表示装置を設けることは実開昭58−
106399号公報に記載されているように従来より公
知である。
(3) 考案が解決しようとする問題点 しかし、従来の走行方向表示装置は走行操作装
置の操作方向と台車の進行方向の認識がしにくい
ばかりでなく、作業台を首振作動させると表示装
置に表示された方向と台車の進行方向が一致しな
くなるという問題があつた。
(4) 問題点を解決するための手段 本考案は、上記の問題点を解決するために、走
行可能な台車上にターンテーブルを設け、このタ
ーンテーブルに起伏自在に取付けたブームの先端
に垂直軸を中心にして首振可能な作業台を平衡保
持し、この作業台に台車の走行操作装置を備えた
自走式高所作業車において、ターンテーブルの旋
回位置を検出する旋回位置検出器と、作業台の首
振位置を検出する首振位置検出器と、旋回位置検
出器及び首振位置検出器からの信号により作業台
に対する台車の前後方向の成す角度を算出する演
算器と、演算器からの信号により走行操作装置の
各操作位置における台車の進行方向を示す表示器
とを備えたものである。
(5) 作 用 上記の構成により、作業台上の走行操作装置の
操作方向と台車の走行方向が一致する位置からタ
ーンテーブルの旋回及び(または)作業台の首振
により台車と作業台の位置関係が変わると、演算
器により作業台に対する台車の前後方向の成す角
度が算出され、表示器には常に走行操作装置の各
操作位置における台車の進行方向が表示される。
(6) 実施例 以下、図面により本考案の実施例について説明
する。
第2図及び第3図に示すように、自走式高所作
業車は、一対の操舵輪2と一対の駆動輪3によつ
て支持された台車1の上面に旋回リング4を介し
てターンテーブル5が旋回自在に設けられ、この
ターンテーブル5にはブーム6の基部が枢支さ
れ、ブーム6は内蔵された伸縮装置(図示せず)
により伸縮するとともに、起伏シリンダ7の伸縮
により起伏する。ブーム6の先端には作業台8が
平衡状態に保持されるように取付けられ、作業台
8はブーム6への取付け部の垂直軸を中心に首振
作動する。作業台8には操作装置9が備えられ、
台車1の移動、ターンテーブル5の旋回、ブーム
6の伸縮及び起伏、並びに作業台8の首振は作業
台8上から操作装置9を操作することにより行わ
れ、ターンテーブル5にはターンテーブルの旋回
位置を検出する旋回位置検出器10が備えられ、
作業台8には作業台の首振位置を検出する首振位
置検出器11が備えられている。
第1図に示すように、旋回位置検出器10及び
首振位置検出器11は演算器12に連結され、演
算器12は操作装置9に取付けられた表示器14
に連結されており、演算器12において、ターン
テーブル5の旋回位置と作業台8の首振位置から
台車1の前後方向と平行な直線に対して作業台8
の中心線が成す角度が算出され、表示器14は、
走行操作装置である走行操作レバー13の横に取
付けられ、液晶デイスプレイにより表示される一
対の矢印14a,14bを演算器12によつて算
出された角度と同角度反対方向へ回転させ、停
止、前進及び後退を行う走行操作レバー13の切
換え位置に対応して台車1の走行方向を表示する
ものである。
上記の構成により、第3図のIに示す、ブーム
6を台車1の前後方向と平行に台車の後部に位置
させ、作業台8を中立位置にした基準状態におい
ては、ターンテーブル5の旋回角度と作業台8の
首振角度が共に0度となるため、台車1の前後方
向と平行な直線に対して作業台8の中心線が成す
角度も0度となり、表示器14の矢印14a,1
4bは第4図に示すように、走行操作レバー13
の操作方向と一致する方向を指し示し、走行操作
レバー13の操作により台車1は表示器14の矢
印14a,14bの方向に走行する。
次に、第3図のに示すように、ターンテーブ
ル5を基準状態から右側へ45度旋回させ、作業台
8を中立位置から右側へ45度首を振つた状態にお
いては、台車1の前後方向と平行な直線に対して
作業台8の中心線が成す角度が右側へ90度になる
ため、表示器14の矢印14a,14bはそれぞ
れ左側へ90度回転し、第1図に示すように、走行
操作レバー13の操作方向と直行する方向を指し
示し、走行操作レバー13の操作により台車1は
表示器14の矢印14a,14bの方向に走行す
る。
(7) 考案の効果 以上のように、本考案によれば、走行操作装置
の操作位置と対応して台車の走行方向が表示され
るため、走行操作装置の操作方向と台車の進行方
向の認識が容易であるとともに、作業台を首振作
動させても表示装置に表示された方向と台車の進
行方向が一致するため、作業台が首振作動する高
所作業車の誤操作が防止され、本考案は、作業台
が首振作動する自走式高所作業車の安全性向上に
有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は走行方
向表示装置の構成を示す説明図、第2図は自走式
高所作業車の側面図、第3図は同平面図、第4図
は表示器の平面図である。 10……旋回位置検出器、11……首振位置検
出器、12……演算器、13……走行操作レバー
(走行操作装置)、14……表示器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行可能な台車上にターンテーブルを設け、こ
    のターンテーブルに起伏自在に取付けたブームの
    先端に垂直軸を中心にして首振可能な作業台を平
    衡保持し、この作業台に台車の走行操作装置を備
    えた自走式高所作業車において、ターンテーブル
    の旋回位置を検出する旋回位置検出器と、作業台
    の首振位置を検出する首振位置検出器と、旋回位
    置検出器及び首振位置検出器からの信号により作
    業台に対する台車の前後方向の成す角度を算出す
    る演算器と、演算器からの信号により走行操作装
    置の各操作位置における台車の進行方向を示す表
    示器とを備えたことを特徴とする自走式高所作業
    車の走行方向表示装置。
JP16605086U 1986-10-28 1986-10-28 Expired JPH036640Y2 (ja)

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JP16605086U JPH036640Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

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JP16605086U JPH036640Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

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JPS6371200U JPS6371200U (ja) 1988-05-13
JPH036640Y2 true JPH036640Y2 (ja) 1991-02-19

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JP16605086U Expired JPH036640Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

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JP7109994B2 (ja) * 2018-05-25 2022-08-01 株式会社アイチコーポレーション 高所作業車の安全装置

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