JPH036619Y2 - - Google Patents

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JPH036619Y2
JPH036619Y2 JP1987010372U JP1037287U JPH036619Y2 JP H036619 Y2 JPH036619 Y2 JP H036619Y2 JP 1987010372 U JP1987010372 U JP 1987010372U JP 1037287 U JP1037287 U JP 1037287U JP H036619 Y2 JPH036619 Y2 JP H036619Y2
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hose
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、潅水機、薬剤散布機等に備えるホ
ース巻取器において、リールに巻取るホースを自
動的に案内するホース自動案内装置に係るもので
ある。
(従来の技術) 従来のこの種のホース巻取器におけるホース自
動案内装置は、リールの後方に正逆駆動する送り
ねじ棒を横架し、ホースを上記送りねじ棒に当
て、そのねじの案内によりホースを自動的に横送
りしてリールに巻取るようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のホース巻取器におけるホース自動案
内装置においては、 (1) リールにおけるホースの巻取径が変わるに従
つて送りねじ棒の回転数を変えなければならな
いから、送りねじ棒の駆動装置の構造が複雑と
なる。
(2) リールに巻取るホースの太さが制限される。
等の点に問題がある。
(問題点を解決するための手段) そこで、この考案は、上記の問題点を解決する
ために、そろばん玉状の案内輪1とホース案内ロ
ーラ2とを上下に並架するフレーム3を先端に設
けた左右方向への平行リンク機構aの基端取付金
4を、リール5の機枠6の後方横杆7に前後回転
自在に軸支8し、上記のホース案内ローラ2の下
部にホースbを係合し、リール5へのホースbの
巻取り時に先端フレーム3、両側のリンク21お
よび基端取付金4より成る装置を前方へ弾力的に
押圧してその先端フレーム3の案内輪1をリール
5に巻取られたホース6上に接触させる。
(作用) リール5を駆動すれば、順次リール5に巻取ら
れたホースbの側面により案内輪1が側方へ押圧
され、平行リンク機構aが作動してフレーム3が
案内輪1および案内ローラ2と一体で側方へ平行
に移動しながらホースbは案内ローラ2に誘導さ
れてリール5に螺旋状に巻取られてゆく。
(実施例) 第1図乃至第3図に示すこの考案の一実施例に
ついてその構造を説明すれば、cは自動潅水機の
動力移動車を示し、9は移動車cの台車で、その
前後の車軸10の両側のフランジ付き車輪11を
レール12上に係合して載せ、図示してないが台
車9上には正逆回転モータを搭載すると共に、そ
の正逆回転モータの切替えスイツチの作動杆13
を台車9の前後へ突出させ、一方、その作動杆1
3に対向してレール12の前後端部上に当てを設
ける。14は台車9の中間部に架設した中間軸で
ある。なお、図示してないが台車9上の正逆回転
モータと前後の車軸10および中間軸14を、切
替えスイツチを介して適宜伝動機構により連結す
ると共に、台車9の走行によつて作動杆13が交
互にレール12の前後の当てに当ると、正逆回転
モータの切替えスイツチが切替わつて台車9は自
動的にレール12上を往復動するように構成す
る。
6は台車9上に設けた機枠で、その後方中間部
にリール5をパイプ状リール軸15により架設
し、該リール軸15および中間軸14の一側突出
部は、それらにそれぞれ取付けたラチエツト付き
スプロケツト16、トルクリミツタ付きスプロケ
ツト17を備えたチエン伝動機構18により連結
する。
19は機枠6の後方横杆7の中央部に固定した
受台で、これに基端取付金4を軸杆8により前後
回転自在に枢着すると共に、該軸杆8に嵌合した
巻きスプリング20によつて基端取付金4を前方
へ弾圧する。3は先端フレームで、これにそろば
ん玉状の大径の案内輪1と、小径のホース案内ロ
ーラ2とを上下の直列に並架し、先端フレーム3
の後片と基端取付金4とを両側のリンク21によ
り連結すると共に、その先端フレーム3、基端取
付金4、両側のリンク21が左右方向への平行リ
ンク機構aを構成するようになす。
22は機枠6の前方の中央上端に設けた支軸、
23は吊り台で、その上端筒体24を支軸22に
回転自在に嵌着して垂下し、中間部に多頭ノズル
付きブーム25を両側へ突出させて取付け、下端
上にはバツテリ26を搭載する。而して、図示し
てないがブーム25の中央部とリール軸15の他
端とをホースにより連結し、バツテリ26と台車
9の正逆回転モータとには主スイツチを介装した
電気回路を構成する。
bはホースで、その先端をリール軸15に連通
し、基端は図示してないが地上等に設置したポン
プに連結する。
次にその作用を説明する。
第1図に示すように、ホースbをフレーム3内
に挿通し案内ローラ2の下部に係合して離放すれ
ば、スプリング20による基端取付金4の前方へ
の弾圧によつて案内輪1がリール5に巻取られた
ホースb上に接触する。
而して、移動車cをレール12の後端に位置さ
せ、一方、ポンプを駆動すると、水がホースb、
リール軸15、ホースおよびブーム25内を経て
そのブーム25のすべてのノズルから噴霧され
る。
(A) そこで、モータの主スイツチを入れれば、該
モータが正回転し、その原動軸から伝動機構を
経て車軸10が駆動され車輪11が正回転して
移動車cは前進する。それと同時に、中間軸1
4が駆動され、該中間軸14からチエン伝動機
構18を介しリール軸15に動力が伝達されて
リール5は第1図の矢印と反対方向へ回転す
る。従つて、ホースbがリール5から繰出され
ながら移動車cはレール12上をゆつくりと前
進し、ブーム25によつて育苗箱等に均等に潅
水する。
(B) 而して、移動車cがレール12の前端に至つ
てその作動杆13が前方の当てに当ると、作動
杆13の移動によりモータの切替えスイツチが
切替わつてモータが逆回転するから、車輪11
およびリール5は上記と反対方向へ回転する。
従つて、第1図に示すようにホースbをリール
5に巻取りながら移動車cがレール12上をゆ
つくりと後進し、上記と同様にブーム25によ
つて育苗箱等に均等に潅水する。
その際、第3図に示すように、ホースbがリ
ール5に巻取られてゆくに従い、順次そのリー
ル5に巻取られたホースbによつて案内輪1が
一側へ押送され、平行リンク機構aが作動して
案内輪1、案内ローラ2およびフレーム3が一
体で一側へ平行に移動し、その案内ローラ2に
よるホースbの誘導によつてホースbはリール
5に緩みなく、順序よく、平らな螺旋状に巻取
られてゆく。
而して、ホースbがリール5の一側端まで幅
一杯巻取られると、そのホースbによる案内輪
1の一側への押圧に案内輪1のそろばん玉状が
相俟つて、自動的にスプリング20の弾力に抗
して平行リンク機構aが軸杆8を支点とし適宜
に後方へ回転して案内輪1がリール5に巻取ら
れたホースb上に乗上る。
その後、リール5の一側端においてリール5
に巻取られるホースbが二重になると、自動的
に平行リンク機構aが上記と同様に作動して案
内輪1が上記二重目に巻取られたホースb上に
乗上つた後、そのそろばん玉状の誘導にスプリ
ング20の弾力が相俟つて案内輪1は二重目に
巻取られたホースbの他側に至り前進してリー
ル5に巻取られた一重目のホースb上に接触す
る。
従つて、その後は、順次そのリール5に二重
目に巻取られたホースbによつて案内輪1が他
側へ押送され、リール5への上記一重目のホー
スbの巻取りにおけると同様に作用してホース
bはリール5に巻取られたホースb上に重な
り、リール5に二重になつて順序よく平らな螺
旋状に巻取られる。
而して、ホースbがリール5にその他側端ま
で巻取られると、平行リンク機構aおよび案内
輪1が上記リール5の一側端におけると同様に
作動し、リール5にはホースbが三重目に巻取
られると共に、案内輪1が上記のリール5に三
重目に巻取られたホースbの一側に至つて二重
目に巻取られたホースb上に接触するから、そ
の後は最初のホースbの巻取りにおけると同様
に作用してリール5へのホースbの三重目の巻
取りが行われる。
以下、自動的に順次上記作用が繰返されてホ
ースbがリール5に緩みなく、その幅一杯に順
序よく、平らな螺旋状の多重状態に巻取られ
る。
(C) 而して、移動車cがレール12の後端に至つ
てその作動杆13が後方当てに突当れば、作動
杆13の移動によりモータの切替スイツチが切
替わつてモータが正回転するから、移動車cは
上記と反対にレール12上をゆつくり前進して
前記(A)と同様に作用する。
以下、自動的に順次上記(A),(B)の作用が繰返
され、移動車cがレール12上をゆつくりと往
復動して育苗箱等への潅水作業が行われる。
第4図乃至第6図に示すこの考案の他の実施
例についてその構造を説明すれば、aは平行リ
ンク機構で、その取付金4を受台19に軸杆8
により前後回転自在に枢着する。27はフレー
ム3の一側中間部より後方へ突設した腕金で、
これに適当間隔を設けてホース案内ローラ2
8,29を並架すると共に、ホース案内ローラ
2,28,29はそれらにホースbが屈曲状態
に掛けわたされるように配置する。その他の符
号は第1図乃至第3図におけると同一部分を示
す。
この構造のものにおいても、ホースbを案内
ローラ2の下部から案内ローラ28の上部、案
内ローラ29の下部にわたり第4図に示すよう
に屈曲状態に掛けわたして上記実施例と同様に
作業を開始すると、 (A) 移動車cが前進するときには、ホースbが繰
出されれば、案内輪1、案内ローラ2,28,
29、腕金27付きフレーム3、平行リンク機
構a〔以下これを単にフレーム3等と言う。〕
が、それらの自重、およびホースbの案内ロー
ラ2,28,29との屈曲抵抗により第4図に
示す状態から軸杆8を支点とし後方へ回転して
垂下し、その状態においてホースbが案内ロー
ラ2,28,29を回転させながらリール5か
ら繰出される。
(B) 移動車cが後進するときには、リール5への
ホースbの巻取りが開始されると、ホースbの
案内ローラ2,28,29との屈曲抵抗によ
り、フレーム3等が上記状態からそれらの自重
に抗し軸杆8を支点として上記と反対に前方へ
回転し、第4図に示すように案内輪1がリール
5に弾力的に接触保持される。
従つて、上記と同様に作用してホースbがリー
ル5に緩みなく、その幅一杯に順序よく、平らな
螺旋状の多重状態に巻取られる。
なお、ホースbに上記水に代えて薬剤を送り込
めば、薬剤散布を行うことができる。
また、このホース自動案内装置は、他の種類の
ホース巻取器に取付けても、上記と同様に作用す
る。
(考案の効果) この考案のホース巻取器におけるホース自動案
内装置は、下記のような顕著な効果を有する。
(1) ホースがリールに緩みなく、その幅一杯に順
序よく、一方に片寄ることなく、平らの多重状
態に巻取られる。従つて、 (イ) リールに余分なスペースを必要としないか
ら、必要限の小さなリールで有効に作用して
取扱い上便利である。
(ロ) ホースが潰れて通水不能となることが無
い。
(ハ) ホースの繰出し時にリールに巻取られてい
るホースが崩れてその巻取りが緩み、それに
よつてホースに挟まる現象が引起されること
がないから、レール上を走行する自動潅水機
等においては、側方への余分の力が掛るよう
なことはなくて脱輪を招くおそれが無い。
(ニ) ホースの太さが若干違つていても、それに
は無関係で対応できる。
(2) 自動的に軽快円滑に作動する。
(3) 構造は簡単で、容易安価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るホース巻取
器を備えた自動潅水機の縦断側面図、第2図は平
面図、第3図はそのリールへのホースの巻取り状
態を示す説明後面図、第4図はこの考案の他の実
施例に係るホース巻取器を備えた自動潅水機の要
部の側断面図で、リールへのホースの巻取り時に
おける状態を示す。第5図は平面図、第6図はそ
のホース案内部の後面図である。 a……平行リンク機構、b……ホース、1……
案内輪、2……ホース案内ローラ、3……先端フ
レーム、4……基端取付金、5……リール、6…
…機枠、7……後方横杆、8……軸杆、21……
リンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. そろばん玉状の案内輪とホース案内ローラとを
    上下に並架する先端フレームと基端取付金とを両
    側のリンクにより連結すると共に、その先端フレ
    ーム、基端取付金および両側のリンクが左右方向
    への平行リンク機構を構成するようになし、上記
    の基端取付金をリールの機枠の後方横杆に前後回
    転自在に軸支し、上記ホース案内ローラの下部に
    ホースを係合し、上記のリールへのホース巻取り
    時に先端フレーム、両側のリンクおよび基端取付
    金より成る装置を前方へ弾力的に押圧しその先端
    フレームの案内輪をリールに巻取られたホース上
    に接触させてなるホース巻取器におけるホース自
    動案内装置。
JP1987010372U 1987-01-26 1987-01-26 Expired JPH036619Y2 (ja)

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JP1987010372U JPH036619Y2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26

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JPS63119574U JPS63119574U (ja) 1988-08-02
JPH036619Y2 true JPH036619Y2 (ja) 1991-02-19

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6402896B2 (ja) * 2014-05-23 2018-10-10 学校法人立命館 巻取装置
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