JPH0365999B2 - - Google Patents

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JPH0365999B2
JPH0365999B2 JP57047038A JP4703882A JPH0365999B2 JP H0365999 B2 JPH0365999 B2 JP H0365999B2 JP 57047038 A JP57047038 A JP 57047038A JP 4703882 A JP4703882 A JP 4703882A JP H0365999 B2 JPH0365999 B2 JP H0365999B2
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JP
Japan
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thread
bobbin
sewing machine
feed dog
walls
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JP57047038A
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JPS5812685A (ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B63/00Devices associated with the loop-taker thread, e.g. for tensioning

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はミシンに使用される糸処理装置に関
し、特に本縫いミシンのボビンから糸を引出す機
構に関する。
本縫いミシンに対して、ボビンから縫目形成に
使用する糸を引出すための装置を設けることは周
知である。特に本縫いミシンにおいて送り歯によ
つて作動し得る機構を設け、ボビンから糸を引出
すようにすることは周知である。このような機構
は例えば昭和55年1月8日付、シンガー会社の米
国特許第4182258号“本縫いミシンに対するボビ
ン糸制御装置”に記載されている。しかしながら
ボビンから糸を引出すために使用されていた在来
の機構は複雑であり、したがつて機械を高価なも
のとしていた。なおこのような機構は縫目をセツ
トする時の糸の引張力だけに頼るものであり、た
とえば前記特許に記載されているように、糸引出
し部材を糸引出し方向と異なる方向に動かすよう
になつているから、ミシンの種々の糸処理部材に
望ましからざる力を加え、それによつて縫目にし
わを発生させるようなことがあつた。
本発明の主なる目的は本縫いミシンに使用する
ための構造の簡単な、したがつて安価な改良ボビ
ン糸引出し装置を供することである。
本発明の他の目的は改良ボビン糸引出し装置に
して、縫目をセツトする時に糸引出し部材を調整
するために糸の引張力に頼ることを要しない糸引
出し装置を備えた本縫いミシンを供することであ
る。
本発明の他の目的および利点は次に添付図面に
よつて説明する実施例により明らかとなる。
本発明による本縫いミシンは細長い可撓部材を
有し、該可撓部材はその一端だけ固定され、かつ
送り歯の下方を延びるように配置され、該送り歯
が下降する時にこの送り歯と係合し、かつそれに
よつて撓曲されるようになつている。ボビンと針
との間に固定壁が設けられ、前記細長い部材が撓
曲する時にその1部分が下向きに前記固定壁の間
に入り、それによつてホビン糸を前記部材の下と
壁の上とを通して前記壁の間隙に入るように引出
し、次の縫目形成時に使用し得るように準備され
る。送り歯が上昇する時に前記細長い部材はゆる
みかつボビン糸から離れる。前記固定壁はなるべ
くは、内部にボビンを回転自在に支持しているボ
ビンケースの上に設けられ、前記細長い部材の装
着端がボビンケースに拘束部材に固定されるよう
にし、かつこの細長い部材の反対端が前記拘束部
材内の溝孔によつて案内されるようにすることが
望ましい。
図において参照数字10は本縫いミシンの頭端
部を表わし、この頭端部の中で針棒12が垂直往
復運動を行う。ミシン針14は前記針棒12に固
定され、これとと共に往復運動を行うようになつ
ている。図示の如く頭端部10は押え棒16を担
持し、かつ該押え棒は針14によつて加工物が縫
われる時にこの加工物を押え付けるための押え1
8を担持している。
糸20は縫目を形成するために針14に供給さ
れ、かつ軸24によつて回転せしめられる糸輪取
器22は周知の態様で針と共働し、針糸と20と
静止ボビンケース30内に回転自在に装架された
ボビン28から供給される糸26とによつて材料
25の中に本縫い目を形成するようになつてい
る。本縫い縫目を形成するために前記の如き糸輪
取器が針と共働する態様の詳細はたとえば昭和33
年12月2日付、R.E.Johnsonの米国特許第
2862468号、“飾り縫いミシン”に記載されてい
る。
本発明によればミシンには可撓ボビン糸引出し
部材32が設けられ、この部材は送り歯34の下
を延び、該送り歯によつて作動されるようになつ
ている。図示の如くボビン糸引出し部材32はそ
の一端においてねじ36により部材38に装着さ
れ、該部材はねじ40,42によつてミシンのベ
ツド44に固定されている。部材32の反対端部
46は部材38内の溝孔48を通つて延び、かつ
これによつて案内されている。ボビン糸引出し部
材32はなお部材38に固定された溝孔付き柱5
0の中を案内されている。
ボビンケース30には隔置された直を壁54,
56が形成され、これらの壁はその間に糸受入れ
樋58を画定している。部材38はブリツジ部分
60を有し、該ブリツジ部分は壁54にまたが
り、それによつてボビンケースの回転を拘束して
いる。図示の細長い可撓部材32はブリツジ60
およびねじ36の間において部材38の上方に位
置する部分62と、ブリツジ60および溝孔48
の間において部材38の上方に位置する部分64
とを有している。細長い部材38はなおブリツジ
60の端部のまわりを延びる部分66を有し、該
部分は前記糸受入れ樋58と整合するようになつ
ている。
送り歯34は針14の下において材料を前進せ
しめ、かつ普通に行われる如く垂直成分を有する
ほぼだ円形の通路に沿つて運動する。送り歯の加
工物送り運動は制御装置によつて決定され、この
制御装置はたとえば昭和47年9月8日付、シンガ
ー会社の米国特許第3527183号、“ミシンの加工物
送り機構”に記載されている型のものとなすこと
ができる。第3図はこのような加工物送り制御装
置を示すもので、この装置はミシン内に装架され
た送り棒68を有し、該送り棒が相互に垂直な方
向に振動し、送り歯34に実質的に垂直な運動と
水平な運動とを与えるようになつている。前記送
り歯はブラケツト70によつて担持され、該ブラ
ケツトは送り棒内に軸持された枢動ピン72に装
着されている。ミシン枠内に軸持されかつミシン
の針作動機構と同期して駆動されるベツド軸74
はエキセン76およびリフトカム78を回転させ
る。リフトカムは固定短軸82に枢着された二又
レバー80およびリンク84を通して送り棒に垂
直運動を与える。横送り運動はエキセン76、ピ
ツトマン86、枢動ピン88、摺動ブロツク9
0、送り調整ブロツク92およびリンク94によ
つて送り棒に与えられる。送り調整ブロツク92
が垂直位置にある時は送りは零となり、これに反
し第3図に示される如く垂直に対して時計方向位
置にある時は材料に前進送りを与え、かつブロツ
ク92が垂直位置から時計方向に移動した量に比
例する縫目長さを与える。垂直に対する調整ブロ
ツクの反対方向位置は材料の送りを逆にし、かつ
縫目の長さはブロツク92が垂直から反時計方向
に移動した距離に比例する。前記調整ブロツク9
2は軸96によつて位置決めすることができ、こ
の軸はさらに手動的に操作し得る縫目長さ選択器
98等によつて位置決めすることができる。
ボビン糸26はボビン28からボビンケース糸
調子装置100を通つて延びる。前記装置から発
出した糸はボビンの頂部および前記ボビンケース
壁54,56の上を通り、しかも前記細長い糸引
出し部材32の下方部分を通り、次に針板104
内の開口106を通つて上昇する。供給スプール
から出た針糸20は普通の糸調子装置(図示せ
ず)および天びん腕108を通つた後、針14の
めど110を通つて延びる。
縫製作業が行われる時には針14、糸輪取器2
2および送り歯34が同期して作動し、かつ縫製
せんとする材料に本縫い縫目を形成する。この時
の動作はすべて前述の米国特許第2862468号に記
載されていると同じ態様で行われるが、ただ異な
る点は縫目に対するボビン糸が本発明にしたがつ
て、前記細長い可撓部材32の動作により供給さ
れることである。送り歯が前進送りまたは逆進送
りの化合物送り運動を終了すれば、ボビン糸26
はボビンケース壁54,56(第4図および5
図)の間で緊張される。次いで可撓部材32がゆ
るめられる。しかしながら送り歯が加工物送り位
置を越えて下降すれば、部材38のブリツジ60
の相対する側において112,114に示される
如く、部材32の上に下向きに作用し、かつ部材
を撓曲させる。部材32の部分62はボビン糸と
係合し、かつボビンケース壁54,56間の樋5
8の中に下向きに入り、係合した糸をボビン(第
5図および7図)から引出し、続いて縫目が形成
される時に使用されるようにする。
送り歯34はその最低位置を越えた後、加工物
送り方向と反対の方に移動し、次に上昇してから
再び加工物送り方向の運動を開始する。送り歯が
上昇する時に、糸引出し部材32はゆるみ、かつ
その部分66がボビン糸から上方に離れ、樋58
内のボビン糸に一時的にゆるみを与える。送り歯
が加工物送り方向に移動する時に、普通の態様で
天びん腕108の動作によつて縫目がセツトさ
れ、かつ前記ゆるんだボビン糸はその上の針糸の
糸輪を引くことによつて樋から引出される。この
糸はボビンケース壁54,56の間隙を横切つて
強く引かれ、したがつて前記部材32が送り歯3
4によつて下向きに動かされる時に、再び糸がこ
の細長い糸引出し部材32と係合するように準備
される。
以上の説明は本発明の好適な実施例に関するも
のであり、本発明は特許請求の範囲内において種
種の変型を行い得るものと解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるボビン糸引出し装置を備
えたミシンの一部断面で示した立面図;第2図は
実質的に第1図の線2−2に沿つて取られた頂面
図;第3図は本発明のボビン糸引出し装置の構造
を示す展開透視図;第4図は第2図の線4−4に
沿つて取られた断面図で、本発明による糸引出し
装置が弛緩している状態を示す図;第5図は撓曲
状態にある引出し部材を示す、第4図と同様な
図;第6図は第2図の線6−6に沿つて取られた
図で、弛緩状態にある糸引出し部材を示す図;第
7図は弛緩状態にある引出し部材を示す、第6図
と同様な図である。 22:糸輪取器、28:ボビン、30:ボビン
ケース、32:糸引出し部材、34:送り歯、3
8:部材、54,56:直立壁、58:樋、6
0:ブリツジ、90:送り調整ブロツク、96:
調整ブロツク、100:糸調子装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上下動を伴う送り歯により針の下で水平方向
    に移動される材料に縫い目を形成するのに使用す
    る糸を保持するボビンから糸が引き出されるミシ
    ンにおいて、 ボビンケースは回転可能にボビンを支持し、固
    定され間隔をおかれた壁がボビンと針との間に配
    置され、 弾性部材は送り歯の下に延びて送り歯の下方の
    運転中に送り歯と係合する部分と前記間隔をおか
    れた壁の間の空間で下向きに移動する部分とを有
    しそれらの間で弾性変形し、前記壁の間の空間内
    の弾性部材の部分と前記壁の間でボビンから糸を
    引き出して前記固定壁の間の空間内に糸を引込
    み、弾性部材は送り歯の上方の運転中に撓みが解
    除され糸から離れて行く、事を特徴とするミシ
    ン。 2 特許請求の範囲第1項によるミシンであり、
    固定部材は、弾性部材を案内する開口を有し、固
    定部材は前記壁の一方から張り出すブリツジ部分
    を供え、弾性部材はその各々の端部の間でブリツ
    ジ部分を越えて又固定部材を越えて延び、下方の
    運転中の送り歯はブリツジ部分の相対する側上で
    弾性部材と係合する、ミシン。 3 特許請求の範囲第2項によるミシンであり、
    固定部材上に弾性部材の為の追加の案内装置を有
    する、ミシン。
JP57047038A 1981-07-13 1982-03-24 本縫いミシン Granted JPS5812685A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/282,306 US4399761A (en) 1981-07-13 1981-07-13 Resilient bobbin thread pull-off member for lockstitch sewing machine
US282306 1981-07-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5812685A JPS5812685A (ja) 1983-01-24
JPH0365999B2 true JPH0365999B2 (ja) 1991-10-15

Family

ID=23080907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57047038A Granted JPS5812685A (ja) 1981-07-13 1982-03-24 本縫いミシン

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US (1) US4399761A (ja)
JP (1) JPS5812685A (ja)

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US4399761A (en) 1983-08-23
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