JPH0365973B2 - - Google Patents

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JPH0365973B2
JPH0365973B2 JP57101418A JP10141882A JPH0365973B2 JP H0365973 B2 JPH0365973 B2 JP H0365973B2 JP 57101418 A JP57101418 A JP 57101418A JP 10141882 A JP10141882 A JP 10141882A JP H0365973 B2 JPH0365973 B2 JP H0365973B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はX線による被写体の透過像をI.Iで受
像しI.I出力像を光学系を介してテレビカメラで
撮像してモニター面上に表示するX線透視撮影装
置に関するものである。
[発明の技術的背景] 第1図は従来のアンダーチユーブ型X線透視撮
影装置の1例を示すもので、患者1が載置された
天板2をはさんでX線管装置3と映像装置4が対
向している。X線管装置3はX線管球5とX線絞
り6から成り、映像装置4はスポツト撮影装置7
とイメージインテンシフアイア(以下I.Iと称す
る)8と図示されない光学系とX線テレビカメラ
10から成つている。
X線管球5で発生したX線は、X線絞り6で必
要なX線束に絞られ患者1を透過してI.I8の入
力面に患者の像を投映する。I.Iの出力像はX線
テレビカメラで撮像され図示されないX線テレビ
モニター面上に透視像として表示される。そし
て、適当な時にスポツト撮影装置7を働かせてX
線フイルムに直接撮影をする方式となつている。
この際、天板2又は、X線管装置3と映像装置4
の対になつたものは、上下、左右あるいは前後に
動いて患者1の影響位置や拡大率が変えられるこ
とが出来る。又、装置全体が図示されない回転架
台によつて回転するようにもなつている。
第2図は第1図のアンダーチユーブ型に対して
オーバーチユーブ型であり構成及び作用はほとん
ど同じである。
第3図において、装置システム全体を操作制御
するシステム制御器11によつてX線制御器12
が制御され、高圧発生器13によつてX線管球5
に高電圧が印加されてX線が発生する。又、シス
テム制御器11によつてX線絞り6、スポツト撮
影装置7や撮影台駆動装置14が制御されて装置
の機械的なものすべてが駆動される。又、加速電
源15は、I.I8に加速用高電圧を印加する電源
である。X線テレビカメラ10はカメラコントロ
ーラ16によつて制御されX線テレビモニター1
7に透視像を表示する。さらに装置によつてはコ
ンピユータを内蔵した画像処理装置18が組込ま
れ、X線テレビカメラ10によつて撮影した像を
メモリーに貯えてエンハンスメントなどの適当な
処理をしてX線テレビモニター17に表示した
り、ライトペン19を使用してX線テレビモニタ
ー面の静止画と対話形式で領域指定して1部を拡
大してX線テレビモニター17に表示するROI処
理などが行なわれる。
[背景技術の問題点] ここでこのROI処理は1瞬時の静止画を計算機
処理で拡大しているのみで連続曝射による透視像
を動画で扱つているのではない。従つて、X線テ
レビモニター面上に表示された動的な透視像で必
要な領域が1部分でよい場合、システム制御器1
1の操作でX線絞り6と天板2あるいは、X線管
装置3と映像装置4の対を動かして患者被曝を低
減させていた。この方法では操作も複雑で、面倒
であり、X線テレビモニター面上の像の視野も小
さくて正確で適格な診断がし難い欠点がある。
又、患者処理能力の向上すなわち診断時間の短縮
の為にも、画質の向上と自動化が強く望まれてい
たが従来装置はこの要望に対して不十分である。
[発明の目的] 本発明は、前記事情に鑑みてなされたものでX
線テレビモニター面上の透視像にライトペンで領
域指定を行なう事により、自動的にその領域サイ
ズにX線絞りが絞られ、かつ領域の中心がX線束
の中心と一致するように天板又はX線管装置と映
像装置の対が動き、さらにI.I受像面を最大限に
使用すべくX線管装置、天板、映像装置の相対距
離が変わり、I.Iの有効入力サイズが変わり、又、
X線テレビモニター面を最大限に使うべくX線テ
レビカメラの撮像管の光導電面のビームスキヤン
領域を変えるようにして、患者被曝を低減すると
共に、画像の解像力を向上させ、かつ、診断の為
の観察を容易にしたX線透視撮影装置を提供する
ものである。
[発明の概要] 本発明はX線による被写体の透過像をI.Iで受
像し、I.I出力像を光学系を介してテレビカメラ
で撮像してモニター面上に表示するX線透視撮影
装置において、モニター面上で対話形式で感心の
ある領域を指定する事により自動的にその領域サ
イズにX線絞りが絞られ、かつ領域の中心がX線
束の中心と一致するように天板又はX線管とI.I
の対が動き、さらにI.I受像面を最大限に使用す
べくX線管、天板、I.Iの相対距離が変わり、I.I
の有効入力サイズが変わり、又、モニター面を最
大限に使うべくテレビカメラの撮像管の光導電面
のビームスキヤン領域を変えるようにしたもので
ある。
今、第4図に模式的に示すようにX線テレビモ
ニター面に出力されたI.I出力像Pの部分像Aを
詳細に更に観察したい場合に、ライトペンで部分
像Aを指定した後、第5図に示すように指定され
た領域の拡大像としての画像Bを表示できるよう
にしたものである。
[発明の実施例] 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を
説明する。第6図において、第3図に示す従来装
置と同一構成部については同一番号を付すもので
ある。
第6図において、画像拡大制御装置20の作用
によりライトペン19でX線テレビモニター面上
の透視像と対話形式で領域指定することによりカ
メラコントローラ16のビーム走査用の同期信号
を利用して位置を検出し、その位置に相当するデ
ジタル信号をシステム制御器11、I.I加速電源
15、カメラコントローラ16にフイードバツク
してX線絞り6を指定した領域サイズに絞り、領
域の中心がX線束の中心と一致するように天板又
は、X線管装置と映像装置の対が動き、さらにI.
I受像面を最大限に使用すべくX線管装置、天板、
映像装置の相対距離を変えてI.I8の有効入力サ
イズを変え又、X線テレビモニター面を最大限に
使うべくX線テレビカメラ10の撮像管の光導電
面のビームスキヤン領域を変えるようになつてい
る。
すなわち最初に透視した時の初期状態が第7図
のような配置であつた場合、X線テレビモニター
面上での領域指定により自動的に第8図の如くX
線絞りが絞られ、天板又はX線管装置と映像装置
の対が動き、かつ、X線管装置、天板、映像装置
の相対距離が変り、I.Iの有効入力サイズとX線
テレビカメラのビームスキヤン領域を縮小するよ
うになつている。
次に画像拡大制御装置20の具体的構成及び動
作を詳細に説明する。画像拡大制御装置20は第
9図に示すように、領域検出回路81、X線絞り
駆動制御信号回路82、Y軸絞り駆動制御信号回
路83、X軸天板駆動制御信号回路84、Y軸天
板駆動制御信号回路85、I.I前後動制御信号回
路86、I.I加速電源制御信号回路87、カメラ
ビームスキヤン制御信号回路88、及び前記各制
御信号の順序選択するマルチプレクサー89、
D/Aコンバーター90、さらに前記アナログ信
号を各ホールド回路に順次送り出すマルチプレク
サー91、各ホールド回路92〜98、各差動増幅
器99〜105から成つている。
又、画像拡大制御装置20は、それぞれの制御
回路に相当する駆動用モータ106〜112及び
駆動による変化量を検出するポテンシヨメータ1
13〜119に接続されている。
領域検出回路81はカメラコントローラからの
ビーム走査用同期信号とライトペンによるX線テ
レビモニター面からの検出信号が入力し指定領域
の位置が計算される。
X線テレビモニター面でのビームスキヤンは第
10図の如く、飛越走査が行なわれているのが一
般的である。すなわち図中実線で示すビームスキ
ヤンが1フイールドなされると次は実線の間の破
線で示すビームスキヤンが1フイールドなされ、
この前後の2フイールドで1フレームの画面を構
成している。
第10図の如きビームスキヤンを行なわせる為
には第11図の如き同期信号が使われる。すなわ
ち、Aの類の信号水平同期信号であつて水平1本
1本の同期をとる為のものである。Bの類の信号
は垂直同期信号であつて1フイールドに1回最後
の水平ビーム信号の後に挿入されている。Cの類
の信号は各絵素の同期信号である。Cは2つのA
信号間に700個あり、Aは2つのB信号間に263個
あり、Bは毎秒60個ある。要するにX線テレビモ
ニター面の絵素は縦に525個、横に700個並んでい
るのである。
結局、X線テレビモニター面の座標位置検出に
おいて、X座標検出は第11図の指定位置のC信
号がA信号とA信号の間の何番目(1−700)の
信号かを検出し、Y座標検出は第11図の指定位
置直前のA信号がB信号とB信号の間の何番目
(1〜525)の信号かを検出するものである。
以下、画像拡大制御装置の各制御信号回路にお
ける演算回路は公知のものであるので説明は省き
原理と作用のみについて述べる。
今、ライトペンによる指定領域を第10図の四
角のA領域とする。最初に指定する水平幅用ライ
トペンの指示位置のX座標をそれぞれX1、X2と
し、次に指定する垂直用ライトペンの指示位置の
Y座標をそれぞれY1、Y2とする。ここでX座
標、Y座標とも1〜512とする。なぜなら第4図
で明らかなように、I.Iは円形であるので実際の
X線テレビモニター面の1部しか利用できないか
らであり又、ビーム本数の525本よりも512を採用
する方が計算機処理上好都合だからである。
まず患者のX線被爆低減の為にX線絞りを指定
領域の大きさに絞る回路を考える。第9図におい
てX軸絞り駆動制御信号回路82に領域検出回路
81から信号X1、X2が順次入力されると|X2−
X1|なる計算が行なわれマルチプレクサー89
を通してD/Aコンバータ90で|X2−X1|に
対応したX軸絞り駆動制御電圧を発生しマルチプ
レクサー91を通し、ホールド回路92に送られ
る。ホールド回路92の電圧はX軸絞りの発信信
号となり、X軸絞りに連動しているポテンシヨメ
ータ113からの受信信号と共に差動増幅器99
に入りその出力によつてX軸絞り駆動モータ10
6を駆動してX軸絞りを指定の大きさにまで絞
る。Y軸絞りに関してはY軸絞り駆動制御信号回
路83に領域検出回路81から信号Y1、Y2が順
次入力されると|Y2−Y1|なる計算が行なわれ
てマルチプレクサー89を通してD/Aコンバー
タ90で|Y2−Y1|に対応したY軸絞り駆動制
御電圧を発生しマルチプレクサー91を通し、ホ
ールド回路93に送られる。ホールド回路93の
電圧はY軸絞りの発信信号となり、Y軸絞りに連
動しているポテンシヨメータ114からの受信信
号と共に差動増幅器100に入りその出力によつ
てY軸絞り駆動モータ107を駆動してY軸絞り
を指定の大きさにまで絞る。
次に指定領域がX線テレビモニター面の中央に
来るようにする回路を考える。X軸天板駆動制御
信号回路84に領域検出回路81から信号X1、
X2が順次入力されると、|X1+X2|/2なる計
算が行なわれてマルチプレクサー89を通して
D/Aコンバータ90で|X2+X1|/2に対応
したX軸天板駆動制御電圧を発生してマルチプレ
クサー91を通し、ホールド回路94に送られ
る。ホールド回路94の電圧はX軸天板の発信信
号となり、X軸天板に連動しているポテンシヨメ
ータ115からの受信信号と共に差動増幅器10
1に入りその出力によりX軸天板駆動モータ10
8を駆動してX軸天板を指定領域がビーム中心に
来るようにする。Y軸天板に関しては、Y軸天板
駆動制御信号回路85に領域検出回路81から信
号Y1、Y2が順次入力されると、|Y1+Y2|/2
なる計算が行なわれてマルチプレクサー89を通
してD/Aコンバータ90で|Y1+Y2|/2に
対応したY軸天板駆動制御電圧を発生しマルチプ
レクサー91を通し、ホールド回路95に送られ
る。ホールド回路95の電圧はY軸天板の発信信
号となり、Y軸天板に連動しているポテンシヨメ
ータ116からの受信信号と共に差動増幅器10
2に入りその出力によつてY軸天板駆動モータ1
09を駆動してY軸天板を指定領域がビーム中心
に来るようにする。
尚、前記X線絞り駆動と天板駆動の発信信号に
おいて後述のI.I前後動が関係している訳でI.I前
後動に連動しているポテンシヨメータ117の信
号をそれぞれの差動増幅器99,100,10
1,102のバイアス電圧として与えられる事に
より補正している。
次に、指定領域に絞られたX線束が出来るだけ
広いI.I面を照射して、解像力を上げるために装
置配列上の拡大率を上げるべくI.I前後動を制御
する回路を考える。I.I前後動制御信号回路86
に領域検出回路81から信号X1、X2、Y1、Y2
が順次入力されると、 √(2−1)2+(2−1)2/512なる計算が行
なわれ、さらに、 √(2−1)2+(2−1)2/512=L2/L1なる
L2が計算される。ここではL1は第12図の如く
X線管焦点とI.I受像面までの距離の初期値であ
り、L2は今回、拡大率を上げるべく求める距離
である。尚、ここで構造的に可能な最大距離を
L0としておく。I.I前後動制御信号回路86から
のL2信号はマルチプレクサー89を通してD/
Aコンバータ90でL2に対応したI.I前後動制御
電圧を発生しマルチプレクサー91を通し、ホール
ド回路96に送られる。ホールド回路96の電圧
はI.I前後動の発信信号となり、I.I前後動に連動
しているポテンシヨメータ117からの受信信号
と共に差動増幅器103に入りその出力によつて
I.I前後動モータ110を駆動して指定領域のX
線束が最大限I.Iの受像面を使える位置までI.Iを
移動させる。すなわち第13図の如く、最初透視
した状態での指定領域をAとした場合、今回の制
御拡大率を上げてI.I受像面Pに内接する領域B
とするのである。こうする事により、X線像の分
解能は一段と向上する。ここで一つの問題があ
り、I.I前後動制御信号回路86で計算されたL2
が最大値L0より大きい場合は当然、I.I前後動は
L0までしか移動させられなく指定領域を第13
図の内接する領域Bにまで拡大することが出来な
い。従つてその場合は、拡大不足分をI.Iの加速
電源を制御する事により分解能を上げることにす
る。第9図I.I加速電源制御信号回路87に、前
記I.I前後動駆動信号回路86からの信号L2が入
力されると、L2とL0が比較されL2の方がL0より
大きい場合のみL2/L0が計算されてマルチプレ
クサー89を通してD/Aコンバータ90で
L2/L0に対応したI.I加速電源制御電圧を発生し
マルチプレクサー91を通し、ホールド回路97
に送られる。ホールド回路97の電圧はI.I加速
電源の高電圧設定の発信信号となり、高電圧設定
のスライダツク等に連動しているポテンシヨメー
タ118からの受信信号と共に差動増幅器104
に入り、その出力によつて高電圧設定のスライダ
ツク等の駆動モータ111を駆動してI.Iの有効
受像面を縮少すべく高電圧を下げる。
こうしてI.I前後動による拡大率の増大の不足
分による分解能不足をI.I出力面の有効使用によ
つて補える。ここでL2がL0より大きくない場合
は初期の加速電源のポテンシヨメータ118から
の受信信号に合致した発信信号を発するようにし
ておけば終始高電圧は一定していて問題はない。
ここで又、一つ問題がありI.I加速電源制御信
号回路87で計算されたL2/L0がI.I加速電源の
定格高電圧範囲を越える値である場合、すなわち
仮に高電圧値がI.Iサイズに比例しI.Iサイズの規
格が9〜5であつたとするとL2/L0が9/5よ
り大きい値である場合、その不足分をX線テレビ
カメラのビームスキヤンを制御する事により分解
能を上げる事をする。
第9図カメラビームスキヤン制御信号回路88
に前記I.I加速電源制御信号回路87からの信号
L2/L0が入力されるとL2/L0とI.I加速電源制御
による規定のI.Iサイズの比R(例えば9/5I.Iの
場合9/5)を比較する。L2/L0≦Rの場合、
すなわちI.I加速電源を制御して指定領域がI.I入
力面に内接するサイズまで有効なI.I入力面を縮
少出来る場合、 |X2−X1|/|Y2−Y1| ≧700/525の時 512|X2−X1| /√(2−1)2+(2−1)2/700 ……(1) |X2−X1|/|Y2−Y1| <700/525の時 512|Y2−Y1| /√(2−1)2+(2−1)2/525 ……(2) L2/L0>Rの場合、すなわちI.I加速電源を制
御しても指定領域がI.I入力面に内接するように
有効なI.I入力面を充分縮少出来ない場合、 |X2−X1|/|Y2−Y1| ≧700/525の時 RL0/L2×512|X2−X1| /√(2−1)2+(2−1)2/700 ……(3) |X2−X1|/|Y2−Y1| <700/525の時 RL0/L2×512|Y2−Y1| /√(2−1)2+(2−1)2/525 ……(4) 以上の如き4種いずれかの計算がなされる。も
う少し説明を加えるならば第14図aの如く指定
領域を拡大しI.I入力面に内接させた時、指定領
域の横と縦の比がモニター面の横と縦の比4/3
より大きい場合、モニター面を最大有効に使う為
には第14図bの如くモニター面を横幅一満まで
使うようにカメラをビームスキヤンを縮少するの
である。第14図aにてI.Iに内接した指定領域
の横幅は|X2−X1|×512/√(2−1)2+(2
−Y1)2個の絵素に相当するのでこれを第14図
bの如く700絵素に広げる為には前記(1)の値にま
でカメラのビームスキヤンを縮少しなければなら
ない。
同様に第15図aの如く指定領域を拡大しI.I
入力面に内接させた時、指定領域の横と縦の比が
モニター面の横と縦の比4/3より小さい場合、
モニター面を最大有効に使う為には第15図bの
如くモニター面を縦幅一満まで使うようにカメラ
のビームスキヤンを縮小するのである。第15図
aにてI.Iに内接した指定領域の縦幅は |Y2−Y1|×512/√(2−1)2+(2−
Y1)2個の絵素に相当するのでこれを第15図b
の如く525絵素に広げる為には前記(2)の値にまで
カメラのビームスキヤンを縮少しなければならな
い。L2/L0>Rかつ指定領域の横と縦の比がモ
ニター面の横と縦の比4/3より大きい場合、I.
Iの前後動とI.I加速電源の制御をしても第14図
aの如く指定領域をI.I有効入力面に内接させる
事が出来ず指定領域の横幅は |X2−X1|×512/√(2−1)2+(2−
Y1)2×L2/L0R個の絵素に相当するのでこれを
第14図bの如く700絵素に広げる為は前記(3)の
値にまでカメラのビームシキヤンを縮少しなけれ
ばならない。同様にL2/L0>Rかつ指定領域の
横と縦の比がモニター面の横と縦の比4/3より
小さい場合、I.Iの前後とI.I加速電源の制御をし
ても第15図aの如く指定領域をI.I有効入力面
に内接させる事が出来ず指定領域の縦幅は|X2
−X1|×512/√(2−1)2+(2−1)2×
L2/L0R個の絵素に相当するものでこれを第1
5図bの如く525絵素に広げる為には前記(4)の値
にまでカメラのビームスキヤンを縮少しなければ
ならない。
こうして(1)〜(4)いずれかの計算がなされてマル
チプレクサー89を通してD/Aコンバータ90
で前記(1)〜(4)の信号に対応したカメラビームスキ
ヤン制御電圧を発生してマルチプレクサー91を
通し、ホールド回路98に送られる。ホールド回
路98の電圧はカメラビームスキヤン制御の発信
信号となりカメラコントローラ内のビームスキヤ
ン設定用可変抵抗等に連動するポテンシヨメータ
119からの受信信号と共に差動増幅器105に
入りその出力によつてビームスキヤン設定用可変
抵抗駆動用モータ112を駆動してカメラの光導
電面のビームスキヤン領域を縮少させるのであ
る。
[発明の効果] 以上詳述した本発明によれば、表示画面上で所
望の領域を任意に指定するだけで指定領域の拡大
画像が表示されるので正確で適性な診断が可能に
なる、簡単な操作で明瞭な拡大画像が表示される
ので、診断時間も速くなり患者処理能力が向上す
る、迅速な診断が可能になるため患者への被曝線
量低減に役立つ等の多大な効果を奏することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来のX線透視撮影装置の概
略構成を示す図、第3図は従来のX線透視撮影装
置の概略的ブロツク図、第4図、第5図は本発明
のX線透視撮影装置の動作を具体的表示例によつ
て説明するための図、第6図は本発明によるX線
透視撮影装置の概略的ブロツク図、第7図、第8
図は本発明によるX線透視撮影装置におけるX線
管装置、映像装置の動作を説明するための図、第
9図は本発明のX線透視撮影装置の一構成要素で
ある画像拡大制御装置の構成を示した図、第10
図、第11図、第14図及び第15図は本発明の
X線透視撮影装置の画像拡大制御装置の制御に基
づく具体的表示を概略的に説明するための図、第
12図、第13図は、本発明のX線透視撮影装置
の画像拡大制御装置の制御によるX線管−I.Iの
動作及び表示画面上の表示領域の関係を説明する
ための図である。 5……X線管、6……X線絞り、8……イメー
ジインテンシフアイヤー、19……ライトペン、
20……画像拡大制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 X線管からのX線を特定照射野に制限するX
    線絞りを有するX線管装置と、前記曝射X線の被
    検体透過像を光学像に変換するイメージインテン
    シフアイヤーと、このイメージインテンシフアイ
    ヤーによつて得られた光学像を撮像して映像信号
    を得るテレビカメラと、このテレビカメラによつ
    て得られた映像信号に基づき前記透過像を表示す
    る表示装置と、この表示装置上に表示された前記
    透過像の領域を指定する領域指定手段と、この領
    域指定手段によつて得られた指定領域の位置信号
    を以つて前記指定領域画像を表示画面上の所定領
    域に拡大表示するべく前記X線管装置、イメージ
    インテンシフアイヤーの相対的位置を制御すると
    共に前記テレビカメラのビームスキヤン領域を制
    御する画像拡大制御装置を備えたことを特徴とす
    るX線透視撮影装置。
JP57101418A 1982-06-15 1982-06-15 X線透視撮影装置 Granted JPS58218949A (ja)

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