JPH0365292A - 溶解アルミニウムを含有する水の無毒化方法 - Google Patents

溶解アルミニウムを含有する水の無毒化方法

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JPH0365292A
JPH0365292A JP2154118A JP15411890A JPH0365292A JP H0365292 A JPH0365292 A JP H0365292A JP 2154118 A JP2154118 A JP 2154118A JP 15411890 A JP15411890 A JP 15411890A JP H0365292 A JPH0365292 A JP H0365292A
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aluminum
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silicate
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James Derek Birchall
ジエームス・デリツク・バーシヤル
Michael J Walker
マイケル・ジヨン・ウオーカー
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Imperial Chemical Industries Ltd
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    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
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    • C02F1/5236Treatment of water, waste water, or sewage by flocculation or precipitation of suspended impurities using inorganic agents

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水の処理方法に関する。特に本発明は酸性の水
(acidic water)の環境に対する許容性及
び飲料水としての許容性を改善するための酸性の水の処
理方法に関する。
酸性の水、例えばいわゆる酸性雨を集めることによって
得られる酸性の水は溶解したアルミニウムを含有してお
り、そしてその濃度は湖や川の魚類に対して有害な濃度
であることが知られておりまたある種の専門家により樹
木の根のごとき根に対しても有害な濃度であると考えら
れている。また、腎臓透析に使用される水中に、溶解し
た(不安定な、1alile)アルミニウムが存在する
ことは患者に危険であり、この患者が神経系の病気や骨
の病気になることがあることも知られている。
アルミニウムは中性又はアルカリ性の水には本質的に不
溶性であるが、その溶解性は水の酸性度が増大するにつ
れて(すなわち、水のpHが低下するにつれて)増大す
る。6又はそれ以下のpF[においては、アルミニウム
は有毒な(毒性を示す程度の)濃度まで溶解しそして酸
性の水中に存在するアルミニウムは、′例えば、酸性の
水とアルミニウムを含有する岩石とが接触することによ
りあるいは水処理装置内でミョウバンのごときアルミニ
ウム塩を凝集剤として使用することによりもたらされ得
るものである。
魚類及び樹木に対するアルミニウムの有害な影響は酸性
の水の酸性度を減少させ(pl(を上昇させ)、それに
よって、水に対するアルミニウムの溶解度を減少させる
ことによって最小限にし得ることも知られている。従っ
て、酸性の湖、河、小川及びこれらが流入する流域を処
理する場合、水をアルカリ金属又はアルカリ土金属炭酸
塩のごときアルカリで処理することが一般的に行われて
いる。アルカリ金属を含有するアルカリよりもカルシウ
ムを含有するアルカリが好ましいが、これは、カルシウ
ムイオンは魚類の水中の不純物に対する耐性を増大させ
るという有益な効果を有すると考えられるからである。
最も一般的に使用されているアルカリは石灰石の形の炭
酸カルシウムである。
酸性の水をアルミニウムに関して大過剰の珪素を生成さ
せるのに十分な量の(珪酸の形の)珪素で処理すること
により、酸性の水中に溶解しているアルミニウムを無毒
性にすることができ、従って、環境に対するアルミニウ
ムの有害な影響を減少させることができる。珪素による
無毒化(detoxifieation)の程度は、酸
性の水をアルカリ単独で処理することにより得られるも
のより大きくかつ水のptiの増大により影響を受けな
い。しかしながら、水のpHを増大させ、一方、珪素(
又は珪酸)を水に溶解させることが好ましい。
本発明によれば、溶解したアルミニウムを含有する水を
無毒化するにあたり、上記溶解アルミニウム含有水に珪
素の供給源(珪酸)とアルカリの供給源とを下記の量、
すなわち、溶解アルミニウム含有水がl!!当り、少な
くとも40ミクロモル(micromole)の溶解し
た珪素を含有するような量であってかつ上記溶解アルミ
ニウム含有水中の珪素とアルミニウムの比が6=1.好
ましくは、10:1より大きくなるような量で溶解させ
ることを特徴とする、溶解アルミニウムを含有する水の
無毒化方法が提供される。珪素供給源の量は、溶解アル
ミニウム含有水が溶解した珪素を1l当り、少なくとも
100ミクロモル含有するような、量であることが好ま
しい。
珪素とアルカリについて別々の供給源を使用するか、又
は、所望ならば、珪素とアルカリ共通の供給源を使用し
得る。使用し得る珪素供給源の例はアルカリ金属珪酸塩
及びアルカリ土金属珪酸塩である。ある場合には、砂、
石英及びある種のクレイのごとき溶解が遅いあるいは溶
解が極めて遅い珪素供給源を使用し得る。使用し得るア
ルカリ供給源は石灰、水和石灰、生石灰、石灰石、白亜
及びホワイチング(whiting)である。
例えば、水中のアルカリに対する珪素の濃度を、珪素と
アルカリの共通の供給源を単独で使用することによって
は得られない濃度まで増大させることを希望する場合に
は、珪素とアルカリの共通の供給源と珪素の別個の供給
源とを組合せた場合のごとく、珪素供給源の1種又はそ
れ以上とアルカリ供給源の1種又はそれ以上との混合物
を使用し得る。本発明で使用するための混合物の特定の
例は石灰及び/又は石灰石とアルカリ金属珪酸塩との混
合物である。
少なくともある量の珪素とアルカリは、例えばアルカリ
金属珪酸塩であるか又はアルカリ土金属珪酸塩であり得
る、同一の供給源によって提供されることか好ましい。
水硬性珪酸カルシウム(hydraulic calc
ium 5ilicate)は好ましい処理剤であり、
これはジー及びトリ珪酸カルシウム、2CaO・SiO
□及び3CaO・SiO□からなるセメント相である珪
酸カルシウム水硬性セメントクリンカ−の形で容易に入
手される。実質的な割合の水硬性珪酸カルシウムを含有
するボルトランドセメントも使用し得る;かかるセメン
トはしばしばアルミン酸カルシウムも含有しており、こ
のアルミン酸カルシウムは、水中に溶解した追加的なア
ルミニウムを提供することがあるという理由で望ましく
ないものである;しかしながら、この追加的な溶解アル
ミニウムの存在は、水が1l当り、少なくとも40ミク
ロモル、好ましくは少なくとも 100ミクロモルの珪
素を含有している限り許容され得る。
pHか5.5及びそれ以上のかつ溶解アルミニウムを含
有する酸性の水中に珪素(珪酸)を溶解させることによ
り、一般に無毒性であるアルミノ珪酸塩錯化合物(co
mplex aluminosilicate 5pe
cies)か形成される。
前記したごとく、水(溶解アルミニウム含有水)中の珪
素ニアルミニウムの比は少なくとも6:I、好ましくは
、少なくとも10:lとすべきであり、上記の水中の珪
素含有量は1l当り、少なくとも40ミクロモル、好ま
しくは、少なくとも100ミクロモルとすべきである。
珪素の供給源(及び水のpHを上昇させるためのアルカ
リの供給源)としてセメントクリンカ−を使用した場合
には、セメントクリンカ−はアルミノ珪酸カルシウムで
あるため、アルミニウムも水に添加される。
セメントクリンカ−は、ある場合には珪素とアルミニウ
ムを約7=1までの比で含有し得るが、典型的には、珪
素とアルミニウムを約3.45:1の比で含有している
。従って、典型的なセメントクリンカ−(比3.45:
1)を使用した場合には、水中の全アルミニウム(クリ
ンカーから添加されるものも含めて)を無毒化するのに
十分な珪素を水中に提供することができない。従って、
追加の珪素をアルカリ金属珪酸塩又はアルカリ土金属珪
酸塩のごとき水溶性珪酸塩の形でセメントクリンカ−に
添加することが好ましい。追加の珪酸塩をセメン1−ク
リンカー中に配合して珪素に富む粉末を得るか又は処理
すべき水に別個に添加することができる。
pH5,5及びそれ以上の酸性の水に十分な蓋の珪素(
珪酸)を溶解させることにより、不溶性アルミノシリケ
ートイモゴライト(imogolite)を形成する際
の中間体であるアルミノ珪酸塩錯化合物が形成されると
考えられる。これらの中間体は長時間溶解した状態にあ
るが、最終的に(よコロイド状固体として沈澱し得る。
従って水中の残留アルミニウムの含有量は大きいもので
あり得るが、春性を示す形のアルミニウムは非常に低い
もの、例えば、[I!当り、lミクロダラムという・低
さのものであり得る。コロイド状固体として沈澱するア
ルミノ珪酸塩錯化合物は所望ならば除去し得るが、これ
らの化合物は水酸化アルミニウムと比較して生物学的有
効性が低く従って水中に残留させ、徐々に沈降させ得る
水をセメントクリンカ−のごとき水硬化珪酸カルシウム
で処理するにあたっては、珪酸塩が溶解せずにセメント
が形成されることを防止するために、珪酸塩と接触する
水のpHが約9.0以下であることそしてこのpHが約
9.0以下に保持されることか重要である。水のpHを
約10以上に上昇させた場合には、珪酸塩中で硬化反応
が生起し、セメントが形成される;しかしながら、PH
が約9.0以下に留まっている場合には、硬化反応が抑
制され、珪酸塩の溶解が徐々に生起する。例えば、少量
の水を水硬性珪酸カルシウムと混合した場合には、水の
pi(が急速に約12.0まで上昇して硬化反応が生起
し、その結果、セメントが生成しそして非常に少量、例
えば1 ppmのシリカしか水に溶解しない。
しかしながら、大容量の水例えば水:固体の比が200
:1又はそれ以上となる容量の水を存在させた場合には
、pHは9.0以下に留まり、硬化反応は阻止されそし
て多量のシリカが水に溶解する。例えばpI(6におい
ては、溶解シリカの量は130〜150ppmという大
きさであり得る。
従って、セメントの形成を生起させずに珪酸カルシウム
を溶解させるためには、珪酸カルシウムに近接する水の
pHを約9.0以下に保持すべきである。このことは大
過剰の水を存在させることにより(しかしながら、水が
余りにも多い場合には溶液が稀釈され、そのため、水1
l当り、珪素40ミクロモルという珪素の最小所望濃度
が得られないであろう)及び/又は攪拌することによっ
て珪酸塩に隣接する静止層を存在させないことにより及
び/又は珪酸塩の床に水を通送することにより達成し得
る。流速の大きい河川の水の場合には大きな顆粒の珪酸
塩を使用することができ、一方、流れの遅い河川の場合
にはより小さい顆粒を使用すべきである。水が静止して
いるか又は実質的に静止しておりそして攪拌を行うこと
ができないか又は不適当である湖の水を処理するのに有
用な方法は、珪酸塩を微細な粉末の形で水の表面に噴霧
するかあるいは拡展させそして珪酸塩を水中にゆっくり
沈降させることである。
珪酸塩上での静止水層の形成を回避することができない
環境にある水を処理するためには、すなわち例えば、過
剰の水か存在しないかあるいは実質的に水の流れが存在
しない酸性の土壌を処理する場合には、硬化抑制添加剤
を含有する珪酸塩製剤が必要である。かかる製剤におい
ては硬化が抑制され従って、製剤化されていない(硬化
抑制剤を含有していない)水硬性珪酸カルシウムの場合
に許容されるものより高いpHにおいても珪酸塩を溶解
させることができる。実際、かかる製剤は、処理すべき
水の(局部的な) pHに関係なしに使用し得る。
水硬性珪酸カルシウムの硬化を阻止又は抑制するのに適
当な添加剤としては、例えば、スクロース及びラフィノ
ースのごとき砂糖(sugar)が挙げられる。製剤を
調製するためには、微粉砕した水硬性珪酸塩を砂糖の溶
液と混合しついで得られた硬化製品を適当な粒子寸法に
粉砕する。
前記したごとに、本発明によれば、溶解アルミニウムを
含有する水を処理する方法であって、アルミニウムと溶
解珪素(珪酸)とを錯体化(complex) L、一
方、アルカリを添加することによって水のpHを上昇さ
せる(酸性度を低下させる)ことにより、有毒なアルミ
ニウムの濃度を1l当りl ミクログラムという低さま
で減少させる方法が提供される。
水硬性珪酸カルシウムと接触する水のpHの影響とセメ
ントの形成を招来する硬化反応を防止する必要性とを例
示するために、種々のpH値で処理された水中の溶解珪
素(シリカとして)の量を第1表に示す。
第1表 一スを用いて製剤化した同一の水硬性珪酸カルシウムを
用いて処理した水について測定したカルシウム:シリカ
の比を第2表に示す。
第2表 セメントの形成を招来する硬化反応を防止する必要性を
例示するために、保護されていない(硬化抑制剤を添加
していない)水硬性珪酸カルシウムを用いて処理した水
と、前記したごときスクロ本発明の実施例を以下に示す
実施例! 1、18ma+以下の粒度を有するセメントクリンカ−
の試料を塩酸でpH3,0に酸性化した、2.5ml/
分の流率の水中に装入した。pH1溶解珪素(シリカと
して分析)及びSi/lの比を分析するのに十分な量の
物質を得るために、水を100分間に亘って集めた。試
料量1.2.3及び4gのセメントクリンカ−について
得られた結果を下記の表に示す。
ceo+ent)を実施例1で述べたものと同様の酸性
の水流中での試験により評価した。得られた結果を下記
の表に示す。
上記の結果は、全ての試験において、水の酸性度を低下
させる(pHを上昇させる)ために酸性の水に酸性の水
にセメントクリンカ−を溶解させることにより、高い溶
解珪素(SiOz)濃度と10より著しく大きい5il
Al比とが得られることを示している。
実施例2 350rd/kgの比表面積を有するまで粉砕した普通
ボルトランドセメント(ordinary partl
and上記の結果は、セメントが溶解してpHを上昇さ
せそして高いシリカ濃度とSi/At比比が得られるこ
とを示している。
実施例3 実施例2で使用した普通ボルトランドセメントと1重量
%のスクロースとの乾燥混合物を湿潤させ、混合しつい
で硬化させた。得られた固体を粗大な粉末に粉砕しつい
で実施例1で述べた酸性水流中での試験にかけた。結果
を下記の表に示す。
実施例4 90%が75μm以下の粒度を有する生石灰(ICI等
級5G90)30重量%を乾燥したガウルト(Gaul
t)クレイと混合しついで湿潤させついで直径約3mm
の押出ペレットを形成させた。このペレットを1000
°Cで短時間焼成して水中での物理的な不安定性を除去
しついで実施例1で述べた酸性水流中での試験にかけた
。結果を下記の表に示す。
実施例5 実施例4と同様の方法で30重量%生石灰/タルク混合
物を調製しついで酸性水流中での試験にかけた。この生
成物はクレイ中の、より少量のアルミニウムを含有して
おり、予想されたごとく、これを使用することによりS
i/At比が改善された。
結果を下記の表に示す。
実施例6 実施例4及び5と同様に、30重量%生石灰/ケイソウ
土混合物を調製しついで酸性水流中での試験を行った。
結果を下記の表に示す。
溶解珪素についての結果は100μm/j7の目標濃度
に対しては限界的であったが、予想さたごこく、アルミ
ニウム濃度は低く、Si/AI!比は高かった。
実施例7 粉砕した石灰石、珪酸すトリウム粉末及び普通ボルトラ
ンドセメントの混合物を水と混合してベーストを形成さ
せついで一夜、硬化させた。硬化試料を粉砕して粗大な
粉末(1,4mm以下)としついで実施例1で述べた水
流中での試験にかけた。
結果を下記の表に示す。
実施例8 A−セメント、B−セメント/スクロース、C−石灰/
クレイ及びD−生版/タルクを使用して、魚類に対する
毒性を検討した。
20μM/1のアルミニウムを含有する水に化合物A−
Dを溶解珪素が概略500μM/I!どなるように添加
した。これらの水を、E−20μM/I!のアルミニウ
ムだけを含有する水、F−500μM/lの珪酸ナトリ
ウムを含有する水、G−イオン交換によりナトリウムイ
オンを水素で置換した同様の溶液及びH/l−20μM
#?のアルミニウムを含有する両方のタイプの珪酸塩溶
液からなる対照と比較した。全ての水試料を硝酸を用い
てpH5に調節した。
各々の水の試料101を収容した3個の水槽を準備し、
24時間平衡化しついで各々の水槽に、予め2日間餌を
与えずかつpH5の水中で24時間で馴化した、20匹
のカワマス稚魚(0,5〜1.0g)を放流した。24
時間内での累積死亡数は下記の通りであった。
pH5の非処理水を使用した対照試験では24時間内に
1〜3匹の魚が死亡した。
魚を放流する前と後の水の成分を分析した:その結果を
下記の表に示す。分析を行なう前に全ての試料を0.2
μmフィルターを通して濾過した。
*数字は3個の試験の平均値である。
これらの結果から、化合物A−Dからの溶解珪素含有量
は500μM/lの目標濃度に達していないか、それに
も拘わらず、魚の死亡に対する影響は大きいことか判る
魚の死亡数についての結果は溶解アルミニウムの濃度が
1l当り20μM/fの場合には24時間以内に魚か全
部死亡し、一方、水中に珪素とアルカリを溶解させた場
合には、珪素/アルミニウムの比か約lOを越えるとき
は、アルミニウムの毒性が実質的に除去されることを示
している。
各々の槽からの3匹の魚について組織学的な検討(hi
stology)を行った結果、普通ボルトランドセメ
ントに暴露された少数の魚において痕跡のアルミニウム
か認められたことを除いて、エラの組織上には多量のア
ルミニつムは認められなかった。
各々の槽からの3匹の魚の組織の消化(tissue−
digestion)の結果から、下記のごとき全アル
ミニウム濃度か得られた: 水単独及び水/Si     l〜2μg/g Al2
OμMアルミニウム単独   lOμg/gAI120
μMアルミニウム +500μMSi    1.5〜2μg/g A47
20μMアルミニウム +化合物A−D2 〜3μg/g A!!実施例8は、
処理A−Dは珪素化合物とアルカリの溶解により酸性の
水中のアルミニウムの毒性を除去するのに有効であるこ
とを示している。
手続析i′j正書(自発) 平成2年7月25日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶解したアルミニウムを含有する水を無毒化するに
    あたり、上記溶解アルミニウム含有水に珪素の供給源と
    アルカリの供給源とを下記の量、すなわち、溶解アルミ
    ニウム含有水が1l当り、少なくとも40ミクロモルの
    溶解した珪素を含有するような量であってかつ上記溶解
    アルミニウム含有水中の珪素とアルミニウムの比が6:
    1より大きくなるような量で溶解させることを特徴とす
    る、溶解アルミニウムを含有する水の無毒化方法。 2、溶解アルミニウム含有水中の溶解珪素の量が1l当
    り、少なくとも100ミクロモルである、請求項1に記
    載の方法。 3、溶解アルミニウム含有水中の珪素とアルミニウムの
    比が10:1より大きい、請求項1又は2に記載の方法
    。 4、珪素とアルカリの共通の供給源を使用する、請求項
    1〜3のいずれかに記載の方法。5、珪素とアルカリの
    共通の供給源は水硬性珪酸カルシウムである、請求項4
    に記載の方法。 6、水硬性珪酸カルシウムはセメントクリンカーである
    、請求項5に記載の方法。 7、水硬性珪酸カルシウムはボルトランドセメントであ
    る、請求項5に記載の方法。 8、珪素の追加的供給源を使用する、請求項4〜7のい
    ずれかに記載の方法。 9、硬化抑制添加剤を水硬性珪酸カルシウムに混合する
    、請求項5〜8のいずれかに記載の方法。 10、硬化抑制添加剤は砂糖である請求項9に記載の方
    法。
JP2154118A 1989-06-14 1990-06-14 溶解アルミニウムを含有する水の無毒化方法 Pending JPH0365292A (ja)

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GB898913643A GB8913643D0 (en) 1989-06-14 1989-06-14 Water treatment process
GB898917495A GB8917495D0 (en) 1989-07-31 1989-07-31 Water treatment process
GB8917495.7 1989-07-31

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KR (1) KR910000540A (ja)
CN (1) CN1029951C (ja)
AT (1) ATE97639T1 (ja)
AU (1) AU633585B2 (ja)
CA (1) CA2019010A1 (ja)
DE (1) DE69004745T2 (ja)
DK (1) DK0403244T3 (ja)
ES (1) ES2048972T3 (ja)
GB (1) GB9012977D0 (ja)
IE (1) IE64077B1 (ja)
LV (1) LV11171B (ja)
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