JPH036513Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH036513Y2 JPH036513Y2 JP1984126372U JP12637284U JPH036513Y2 JP H036513 Y2 JPH036513 Y2 JP H036513Y2 JP 1984126372 U JP1984126372 U JP 1984126372U JP 12637284 U JP12637284 U JP 12637284U JP H036513 Y2 JPH036513 Y2 JP H036513Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation speed
- propeller shaft
- vehicle
- state
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 17
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
一般に4WD車では、フリ−ホイ−ルハブをも
ちいており、2WDで使用される際には駆動車を
ドライブシヤフトから切り離して余分な負荷がか
からないようにされてている。このようなフリ−
ホイ−ルハブを有した4WD車において、誤つた
4WD操作がなされると、フリ−ホイ−ルハブの
ラチエツチング現象やフリ−ホイ−ルハブがロツ
クされない状態での4WD切換えといつた不具合
を生じさせていた。
ちいており、2WDで使用される際には駆動車を
ドライブシヤフトから切り離して余分な負荷がか
からないようにされてている。このようなフリ−
ホイ−ルハブを有した4WD車において、誤つた
4WD操作がなされると、フリ−ホイ−ルハブの
ラチエツチング現象やフリ−ホイ−ルハブがロツ
クされない状態での4WD切換えといつた不具合
を生じさせていた。
そこで本考案は、これら不具合を解消するた
め、切換スウイツチ、車速センサ、及びプロペラ
シヤフト回転数検知センサからの信号によつて現
状を判断し、4WDへのの切換えが適切に行なわ
れるように制御するコントロ−ラを有した4WD
車に関するものである。
め、切換スウイツチ、車速センサ、及びプロペラ
シヤフト回転数検知センサからの信号によつて現
状を判断し、4WDへのの切換えが適切に行なわ
れるように制御するコントロ−ラを有した4WD
車に関するものである。
従来の技術
従来の4WD車は、エンジンに変速機が接続さ
れ、2段副変速機を介して2WDと4WDの切換ク
ラツチなどトランスフア及び変向器であるベベル
ギヤ等を追加設置されたものであつた。そして、
トランスフアの操作によつて2WDと4WDに切換
えるパ−トタイム式4WDシステムが採用されて
いた。このパ−トタイム式4WDシステムの2WD
と4WDの切換えは副変速機の2段の4WDH/L
切換レバ−がボタンスウイツチとして設けられ、
そのスウイツチ操作により切換ソレノイドを励磁
し、アクチユエ−タが作動されトランスフアによ
る2WDまたは4WDの切換えを行われるものであ
つた。そして、これらの殆どの4WD車がそうで
あるように、フリ−ホイ−ルハブが2WD時従動
輪となる車輪に装着され、2WD時にはこのフリ
ーホイールハブをフリー状態にして、2WD時の
従動輪側の駆動系がバツクドライブされることを
防止し、燃費の低減や2WD時の操安性の向上が
図れるものとなつていた。
れ、2段副変速機を介して2WDと4WDの切換ク
ラツチなどトランスフア及び変向器であるベベル
ギヤ等を追加設置されたものであつた。そして、
トランスフアの操作によつて2WDと4WDに切換
えるパ−トタイム式4WDシステムが採用されて
いた。このパ−トタイム式4WDシステムの2WD
と4WDの切換えは副変速機の2段の4WDH/L
切換レバ−がボタンスウイツチとして設けられ、
そのスウイツチ操作により切換ソレノイドを励磁
し、アクチユエ−タが作動されトランスフアによ
る2WDまたは4WDの切換えを行われるものであ
つた。そして、これらの殆どの4WD車がそうで
あるように、フリ−ホイ−ルハブが2WD時従動
輪となる車輪に装着され、2WD時にはこのフリ
ーホイールハブをフリー状態にして、2WD時の
従動輪側の駆動系がバツクドライブされることを
防止し、燃費の低減や2WD時の操安性の向上が
図れるものとなつていた。
考案が解決しようとする問題点
しかし、フリ−ホイ−ルハブを有する4WD車
において、フリ−ホイ−ルハブのロツクは走行中
でも行われ、ロツクを解除するために車を停止さ
せて後退しなければならないオ−トフリ−ホイ−
ルハブを有した4WD車では、走行中に誤つて
4WDへ切換える操作を行つてしまつた場合、プ
ロペラシヤフトが回転して回転していなかつた駆
動輪のドライブシヤフトを回転させ、オ−トフリ
−ホイ−ルハブにラチエツチング現象を生じるな
どの不具合があつた。また、フリ−ホイ−ルハブ
の操作を、ドライバ−が車を停止させ、車外に出
て行わねばならなかつたマニユアルフリ−ホイ−
ルハブを有した4WD車では、フリ−ホイ−ルハ
ブがロツク状態にされていないとき、切換スウイ
ツチを4WDに切換えても確実に4WDとならない
といつた不具合があつた。
において、フリ−ホイ−ルハブのロツクは走行中
でも行われ、ロツクを解除するために車を停止さ
せて後退しなければならないオ−トフリ−ホイ−
ルハブを有した4WD車では、走行中に誤つて
4WDへ切換える操作を行つてしまつた場合、プ
ロペラシヤフトが回転して回転していなかつた駆
動輪のドライブシヤフトを回転させ、オ−トフリ
−ホイ−ルハブにラチエツチング現象を生じるな
どの不具合があつた。また、フリ−ホイ−ルハブ
の操作を、ドライバ−が車を停止させ、車外に出
て行わねばならなかつたマニユアルフリ−ホイ−
ルハブを有した4WD車では、フリ−ホイ−ルハ
ブがロツク状態にされていないとき、切換スウイ
ツチを4WDに切換えても確実に4WDとならない
といつた不具合があつた。
なお、ラチエツチング現象とは、フリ−ホイ−
ルハブを構成するスライドギヤとハウジングのギ
ヤとが噛合つていない状態で互いの回転数に差が
あるときに起きるギヤ鳴りをいい、回転数の差が
約150rpm以上で発生する。
ルハブを構成するスライドギヤとハウジングのギ
ヤとが噛合つていない状態で互いの回転数に差が
あるときに起きるギヤ鳴りをいい、回転数の差が
約150rpm以上で発生する。
問題点を解決するための手段
そこで、上述の問題点を解決するために、本考
案の四輪駆動車は、フリ−ホイ−ルハブを有する
パ−トタイム式の四輪駆動車において、車速セン
サと、トランスフアの状態により駆動力の伝達が
断接されるプロペラシヤフト回転数検知センサ
と、モ−ド切換スウイツチと、上記トランスフア
を4WD状態及び2WD状態に切換えるアクチユエ
−タと、上記車速センサと上記プロペラシヤフト
回転数検知センサと上記モ−ド切換スウイツチと
からなる検出信号を受け、上記モ−ド切換スウイ
ツチが4WD状態にあるときに上記車速センサの
検出車速が0Km/hであるか上記プロペラシヤフ
ト回転数検知センサの検出回転数が基準回転数以
上であることを検知すると上記アクチユエ−タへ
4WD状態への切換駆動信号を出力するコントロ
−ラとを備えたものである。
案の四輪駆動車は、フリ−ホイ−ルハブを有する
パ−トタイム式の四輪駆動車において、車速セン
サと、トランスフアの状態により駆動力の伝達が
断接されるプロペラシヤフト回転数検知センサ
と、モ−ド切換スウイツチと、上記トランスフア
を4WD状態及び2WD状態に切換えるアクチユエ
−タと、上記車速センサと上記プロペラシヤフト
回転数検知センサと上記モ−ド切換スウイツチと
からなる検出信号を受け、上記モ−ド切換スウイ
ツチが4WD状態にあるときに上記車速センサの
検出車速が0Km/hであるか上記プロペラシヤフ
ト回転数検知センサの検出回転数が基準回転数以
上であることを検知すると上記アクチユエ−タへ
4WD状態への切換駆動信号を出力するコントロ
−ラとを備えたものである。
作 用
従つて、本考案の四輪駆動車は、車速センサ、
プロペラシヤフト回転数検知センサ、及びモ−ド
切換スウイツチからの信号によつて、モ−ド切換
スウイツチが4WDであり、車速を0Km/h、又
はプロペラシヤフト回転数検知センサの検出回転
数が基準回転数以上であることを検知し、4WD
に切換える信号をアクチユエ−タに発信してトラ
ンスフアを切換える。
プロペラシヤフト回転数検知センサ、及びモ−ド
切換スウイツチからの信号によつて、モ−ド切換
スウイツチが4WDであり、車速を0Km/h、又
はプロペラシヤフト回転数検知センサの検出回転
数が基準回転数以上であることを検知し、4WD
に切換える信号をアクチユエ−タに発信してトラ
ンスフアを切換える。
実施例
以下、図示により実施例を説明すると、第1図
に示す如く、車速センサ1、プロペラシヤフト回
転数検知センサ2、及びモ−ド切換スウイツチ3
により、車速、プロペラシヤフト回転数、及びボ
タンスウイツチであるモ−ド切換スウイツチの開
閉モ−ドを検知する。車速はパルス信号として演
算手段4により演算され、0Km/hであるかどう
かを車速判定手段5により判定する。また、プロ
ペラシヤフト回転数検知センサ2よりの回転数
は、パルス信号として演算手段6により演算した
上で、予め記憶させたプロペラシヤフトの基準回
転数以上であるかどうかをプロペラシヤフト回転
数判定手段7りより判定する。こうして判定され
た結果の信号と、ボタンスウイツチなどモ−ド保
持機能を有するモ−ド切換スウイツチ3の開閉モ
−ドがモ−ド判断手段8によつて判断された信号
とを、ゲ−ト回路である切換モ−ド信号出力判断
手段9に入力し、切換スウイツチ3の位置が閉の
4WDモ−ドにあり、車速が0Km/hでかつプロ
ペラシヤフト回転数が基準回転数以下のとき、及
び、車速が0Km/hでない走行状態でかつプロペ
ラシヤフト回転数が基準回転数以上であるとき
は、トランスフアを4WDに切換えられるように
ソレノイド10が励磁する信号を発生するコント
ロ−ラCを有した4WD車である。
に示す如く、車速センサ1、プロペラシヤフト回
転数検知センサ2、及びモ−ド切換スウイツチ3
により、車速、プロペラシヤフト回転数、及びボ
タンスウイツチであるモ−ド切換スウイツチの開
閉モ−ドを検知する。車速はパルス信号として演
算手段4により演算され、0Km/hであるかどう
かを車速判定手段5により判定する。また、プロ
ペラシヤフト回転数検知センサ2よりの回転数
は、パルス信号として演算手段6により演算した
上で、予め記憶させたプロペラシヤフトの基準回
転数以上であるかどうかをプロペラシヤフト回転
数判定手段7りより判定する。こうして判定され
た結果の信号と、ボタンスウイツチなどモ−ド保
持機能を有するモ−ド切換スウイツチ3の開閉モ
−ドがモ−ド判断手段8によつて判断された信号
とを、ゲ−ト回路である切換モ−ド信号出力判断
手段9に入力し、切換スウイツチ3の位置が閉の
4WDモ−ドにあり、車速が0Km/hでかつプロ
ペラシヤフト回転数が基準回転数以下のとき、及
び、車速が0Km/hでない走行状態でかつプロペ
ラシヤフト回転数が基準回転数以上であるとき
は、トランスフアを4WDに切換えられるように
ソレノイド10が励磁する信号を発生するコント
ロ−ラCを有した4WD車である。
そして、この四輪駆動車は、第2図に示す如
く、車速センサ1、プロペラシヤフト回転数検知
センサ2、及びモ−ド切換スウイツチ3のモ−ド
の信号を前記コントロ−ラCにより制御出力し、
その出力がソレノイド10の励磁によりアクチユ
エ−タ11を作動させ、4WD切換クラツチなど
トランスフア12を駆動させて、エンジン13か
らの駆動トルクを、変速機14、モ−ド切換スウ
イツチのH/L切換レバ−15によつてH/L切
換をする副変速機16を経て、4WD側にトラン
スフアが切換えられていれば、プロペラシヤフト
17、リヤデイフアレンシヤル18を介して後輪
19に伝達するように構成されている。
く、車速センサ1、プロペラシヤフト回転数検知
センサ2、及びモ−ド切換スウイツチ3のモ−ド
の信号を前記コントロ−ラCにより制御出力し、
その出力がソレノイド10の励磁によりアクチユ
エ−タ11を作動させ、4WD切換クラツチなど
トランスフア12を駆動させて、エンジン13か
らの駆動トルクを、変速機14、モ−ド切換スウ
イツチのH/L切換レバ−15によつてH/L切
換をする副変速機16を経て、4WD側にトラン
スフアが切換えられていれば、プロペラシヤフト
17、リヤデイフアレンシヤル18を介して後輪
19に伝達するように構成されている。
なお、20は前輪21に駆動トルクを伝達させ
るフロントデイフアレンシヤルである。
るフロントデイフアレンシヤルである。
次に、第3図のフロ−チヤ−トに基いてコント
ロ−ラCの作用を説明する。車速が0Km/hでか
つプロペラシヤフトが停止(プロペラシヤフトの
回転数が基準回転数以下の状態を「停止」と呼称
する)のとき、及び車速が0Km/hでない状態、
すなわち走行中でかつプロペラシヤフトが停止せ
ずに回転(プロペラシヤフトの回転数が基準回転
数以上の状態を「回転」と呼称する)をしている
ときには、モ−ド切換スウイツチ3のモ−ドが
4WDに設定されているとアクチユエ−タ11を
作動させてトランスフアを4WD側に切換える。
しかし、走行中であつてもプロペラシヤフトが停
止していると、モ−ド切換スウイツチ3のモ−ド
に関係なくトランスフアが2WDに切換えられる
ように制御信号を出力するものである。
ロ−ラCの作用を説明する。車速が0Km/hでか
つプロペラシヤフトが停止(プロペラシヤフトの
回転数が基準回転数以下の状態を「停止」と呼称
する)のとき、及び車速が0Km/hでない状態、
すなわち走行中でかつプロペラシヤフトが停止せ
ずに回転(プロペラシヤフトの回転数が基準回転
数以上の状態を「回転」と呼称する)をしている
ときには、モ−ド切換スウイツチ3のモ−ドが
4WDに設定されているとアクチユエ−タ11を
作動させてトランスフアを4WD側に切換える。
しかし、走行中であつてもプロペラシヤフトが停
止していると、モ−ド切換スウイツチ3のモ−ド
に関係なくトランスフアが2WDに切換えられる
ように制御信号を出力するものである。
第4図Aにより、具体的制御回路の一実施例を
説明する。車速センサで検出されたパルス信号
は、修正された後、演算出力する車速検出回路か
ら車速が0Km/hのときは電圧Hの信号を、また
走行中のときは電圧Lの信号を発信する。プロペ
ラシヤフト回転数検知センサで検出されたパルス
信号は、修正された後、演算出力するプロペラシ
ヤフト回転数検知回路から500rpm以上の回転数
があるときに(以後回転という)電圧Lの信号
を、また500rpm以下の回転数があると(以後停
止という)電圧Hの信号を出力する。これらの出
力信号がEx−OR回路に入力された後の出力と、
モ−ド切換スウイツチが開にされると2WDモ−
ドとなつて電圧Hの信号が、または閉にされると
4WDモ−ドとなつて電圧Lの信号が各々NOT回
路に入力された後の出力とが、AND回路に入力
される。その結果として、AND回路の二次側に
は第4図Bに示す真理値表の如くの信号が出力さ
れ、ソレノイドが励磁してアクチユエ−タを作動
させ、トランスフアが切換えられる。
説明する。車速センサで検出されたパルス信号
は、修正された後、演算出力する車速検出回路か
ら車速が0Km/hのときは電圧Hの信号を、また
走行中のときは電圧Lの信号を発信する。プロペ
ラシヤフト回転数検知センサで検出されたパルス
信号は、修正された後、演算出力するプロペラシ
ヤフト回転数検知回路から500rpm以上の回転数
があるときに(以後回転という)電圧Lの信号
を、また500rpm以下の回転数があると(以後停
止という)電圧Hの信号を出力する。これらの出
力信号がEx−OR回路に入力された後の出力と、
モ−ド切換スウイツチが開にされると2WDモ−
ドとなつて電圧Hの信号が、または閉にされると
4WDモ−ドとなつて電圧Lの信号が各々NOT回
路に入力された後の出力とが、AND回路に入力
される。その結果として、AND回路の二次側に
は第4図Bに示す真理値表の如くの信号が出力さ
れ、ソレノイドが励磁してアクチユエ−タを作動
させ、トランスフアが切換えられる。
従つて、上述した四輪駆動車においては、
2WDから4WDへの切換えが、停車中(車速が0
Km/h)、または、走行中でプロペラシヤフトが
基準回転数以上のとき(フリ−ホイ−ルハブがロ
ツクされた状態)にのみ実施できるようになる。
このため、停車時に2WDから4WDへトランスフ
アをシフトして発進すると自動的にフリ−ホイ−
ルハブがロツクされるオ−トフリ−ホイ−ルハブ
を装着している4WD車が、ギヤの噛合い不良に
よるラチエツチング現象を起こすことはない。ま
た、オ−トフリ−ホイ−ルハブ及びマニユアルフ
リ−ホイ−ルハブのいずれが装着されている
4WD車の場合であつても、フリ−ホイ−ルハブ
が確実にロツクされていないと走行中の切換えを
することができないため、4WDへの切換えが確
実にできないといつた従来の不具合を解消するこ
とができる。
2WDから4WDへの切換えが、停車中(車速が0
Km/h)、または、走行中でプロペラシヤフトが
基準回転数以上のとき(フリ−ホイ−ルハブがロ
ツクされた状態)にのみ実施できるようになる。
このため、停車時に2WDから4WDへトランスフ
アをシフトして発進すると自動的にフリ−ホイ−
ルハブがロツクされるオ−トフリ−ホイ−ルハブ
を装着している4WD車が、ギヤの噛合い不良に
よるラチエツチング現象を起こすことはない。ま
た、オ−トフリ−ホイ−ルハブ及びマニユアルフ
リ−ホイ−ルハブのいずれが装着されている
4WD車の場合であつても、フリ−ホイ−ルハブ
が確実にロツクされていないと走行中の切換えを
することができないため、4WDへの切換えが確
実にできないといつた従来の不具合を解消するこ
とができる。
考案の効果
以上の結果、フリ−ホイ−ルハブを有するパ−
トタイム式の4WD車において、誤つて切換スウ
イツチの切換えが4WD側に行われても、車速及
びプロペラシヤフトの回転数を検知して支障がな
いと判断された後にトランスフアを切換える為、
オ−トフリ−ホイ−ルハブの場合ではラチエツチ
ング現象の防止を容易にすることができ、マニユ
アルフリ−ホイ−ルハブの場合ではロツクされな
いときの4WDへの切換えを防止することができ、
燃費の低減や操案性の向上が図れる。
トタイム式の4WD車において、誤つて切換スウ
イツチの切換えが4WD側に行われても、車速及
びプロペラシヤフトの回転数を検知して支障がな
いと判断された後にトランスフアを切換える為、
オ−トフリ−ホイ−ルハブの場合ではラチエツチ
ング現象の防止を容易にすることができ、マニユ
アルフリ−ホイ−ルハブの場合ではロツクされな
いときの4WDへの切換えを防止することができ、
燃費の低減や操案性の向上が図れる。
第1図は、本考案のフリ−ホイ−ルハブ付
4WD車におけるコントロ−ラの機能を実現する
構成ブロツク図であり、第2図はコントロ−ラに
より切換える4WD車の全体図であり、第3図は
コントロ−ラのソフトウエアを示すフロ−チヤ−
トである。第4図Aはコントロ−ラの回路図であ
り、第4図Bはその真理値表である。 1……車速センサ、2……プロペラシヤフト回
転数検知センサ、3……モ−ド切換SW、5……
車速判定手段、7……プロペラシヤフト回転数判
定手段、8……モ−ド判断手段、9……切換モ−
ド信号出力判断手段、10……ソレノイド、11
……アクチユエ−タ、12……4WD切換クラツ
チ、16……副変速機、17……プロペラシヤフ
ト。
4WD車におけるコントロ−ラの機能を実現する
構成ブロツク図であり、第2図はコントロ−ラに
より切換える4WD車の全体図であり、第3図は
コントロ−ラのソフトウエアを示すフロ−チヤ−
トである。第4図Aはコントロ−ラの回路図であ
り、第4図Bはその真理値表である。 1……車速センサ、2……プロペラシヤフト回
転数検知センサ、3……モ−ド切換SW、5……
車速判定手段、7……プロペラシヤフト回転数判
定手段、8……モ−ド判断手段、9……切換モ−
ド信号出力判断手段、10……ソレノイド、11
……アクチユエ−タ、12……4WD切換クラツ
チ、16……副変速機、17……プロペラシヤフ
ト。
Claims (1)
- フリ−ホイ−ルハブを有するパ−トタイム式の
四輪駆動車において、車速センサと、トランスフ
アの状態により駆動力の伝達が断接されるプロペ
ラシヤフトの回転状態を検知するプロペラシヤフ
ト回転数検知センサと、モ−ド切換スウイツチ
と、上記トランスフアを4WD状態及び2WD状態
に切換えるアクチユエ−タと、上記車速センサと
上記プロペラシヤフト回転数検知センサと上記モ
−ド切換スウイツチとからの検出信号を受け、上
記モ−ド切換スウイツチが4WD状態にあるとき
に上記車速センサの検出車速が0Km/hであるか
上記プロペラシヤフト回転数検知センサの検出回
転数が基準回転数以上であることを検知すると上
記アクチユエ−タへ4WD状態への切換駆動信号
を出力するコントロ−ラとを備えた四輪駆動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12637284U JPS6142330U (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 四輪駆動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12637284U JPS6142330U (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 四輪駆動車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6142330U JPS6142330U (ja) | 1986-03-18 |
JPH036513Y2 true JPH036513Y2 (ja) | 1991-02-19 |
Family
ID=30685046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12637284U Granted JPS6142330U (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 | 四輪駆動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6142330U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0615303B2 (ja) * | 1986-07-11 | 1994-03-02 | ダイハツ工業株式会社 | 2輪・4輪駆動切換機構の制御装置 |
JP2679113B2 (ja) * | 1988-06-10 | 1997-11-19 | スズキ株式会社 | 4輪駆動制御装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5780926A (en) * | 1980-11-11 | 1982-05-20 | Fuji Heavy Ind Ltd | Transfer directing device of four-wheel driving car |
JPS59109430A (ja) * | 1982-12-15 | 1984-06-25 | Fuji Heavy Ind Ltd | パ−トタイム式4輪駆動車の切換制御装置 |
-
1984
- 1984-08-22 JP JP12637284U patent/JPS6142330U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5780926A (en) * | 1980-11-11 | 1982-05-20 | Fuji Heavy Ind Ltd | Transfer directing device of four-wheel driving car |
JPS59109430A (ja) * | 1982-12-15 | 1984-06-25 | Fuji Heavy Ind Ltd | パ−トタイム式4輪駆動車の切換制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6142330U (ja) | 1986-03-18 |
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