JPH0365072A - 超音波モータの増減速装置 - Google Patents
超音波モータの増減速装置Info
- Publication number
- JPH0365072A JPH0365072A JP1196559A JP19655989A JPH0365072A JP H0365072 A JPH0365072 A JP H0365072A JP 1196559 A JP1196559 A JP 1196559A JP 19655989 A JP19655989 A JP 19655989A JP H0365072 A JPH0365072 A JP H0365072A
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- JP
- Japan
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- ultrasonic motor
- rotor
- casing
- stator
- ultrasonic
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- Pending
Links
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims abstract description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、超音波モータを複数個使用し、高トルクで増
減速させられるようにした超音波モータの増減速装置に
関する。
減速させられるようにした超音波モータの増減速装置に
関する。
「従来の技術」
従来の電動モータを増速あるいは減速させる場合、歯車
を組合せた増速機や減速機を電動モータに連結させてい
る。
を組合せた増速機や減速機を電動モータに連結させてい
る。
また超音波モータを増速あるいは減速させる場合も、や
はり増速機や減速機を連結させている。
はり増速機や減速機を連結させている。
「発明が解決しようとする課題」
従来、超音波モータを動力源にして、被駆動装置を減速
あるいは増速しで駆動しようとすると、超音波モータと
別個に減速機や増速機が必要になる。従って被駆動装置
を駆動させるための装置は大きな配置スペースを要し、
駆動源である超音波モータが小型であるのに装置全体で
は大型になってしまうという問題点があった。
あるいは増速しで駆動しようとすると、超音波モータと
別個に減速機や増速機が必要になる。従って被駆動装置
を駆動させるための装置は大きな配置スペースを要し、
駆動源である超音波モータが小型であるのに装置全体で
は大型になってしまうという問題点があった。
そこで本発明は、減速あるいは増速機構を複数個の超音
波モータと一体に組込んで小型化するとともに、高速お
よび低速時に高トルクが得られることを目的とする。
波モータと一体に組込んで小型化するとともに、高速お
よび低速時に高トルクが得られることを目的とする。
「課題を解決するための手段」
本発明の超音波モータの増減速装置は、固定子に生じた
進行波によりロータを回転できるようにした超音波モー
タを複数個使用し、各超音波モータを1つのケーシング
に固定するとともに、各超音波モータの回転軸と出力軸
との間に歯車機構を設けて、ロータの回転を減速あるい
は増速しで出力軸に伝達させるようにしたものである。
進行波によりロータを回転できるようにした超音波モー
タを複数個使用し、各超音波モータを1つのケーシング
に固定するとともに、各超音波モータの回転軸と出力軸
との間に歯車機構を設けて、ロータの回転を減速あるい
は増速しで出力軸に伝達させるようにしたものである。
ロータの回転を減速させるためには、複数の超音波モー
タの各回転軸に小径歯車を取付け、各小径歯車を大径の
出力用内歯歯車にかみ合わせればよい。
タの各回転軸に小径歯車を取付け、各小径歯車を大径の
出力用内歯歯車にかみ合わせればよい。
またロータの回転を増速させるためには、複数の超音波
モータの各回転軸に大径歯車を取付け、各大径歯車の間
に配置されて各大径歯車にかみ合される小径歯車を設け
、この小径歯車に出力軸を取付ければよい。
モータの各回転軸に大径歯車を取付け、各大径歯車の間
に配置されて各大径歯車にかみ合される小径歯車を設け
、この小径歯車に出力軸を取付ければよい。
「作用」
上記手段の超音波モータの増減速装置は、ロータの回転
が歯車機構を介して出力軸に伝達されるので、その伝達
で減速あるいは増速される。また減速あるいは増速機構
が超音波モータと共に1つのケーシングに一体に組込ま
れるので、低速あるいは高速の動力源を小型の装置で得
ることができる。さらに、超音波モータを複数個組込ん
でいるので、出力が高トルクとなる。
が歯車機構を介して出力軸に伝達されるので、その伝達
で減速あるいは増速される。また減速あるいは増速機構
が超音波モータと共に1つのケーシングに一体に組込ま
れるので、低速あるいは高速の動力源を小型の装置で得
ることができる。さらに、超音波モータを複数個組込ん
でいるので、出力が高トルクとなる。
「実施例」
本発明の超音波モータの減速機構を第1〜3図により説
明する。
明する。
本実施例では3つの超音波モータlを1つのケーシング
2に等間隔で組込んでいるが、モータを3つに限るもの
ではない。各超音波モータlの回転軸1aにそれぞれ小
径歯車3が取付けられ、それらは同一平面上に配置され
る。3つの小径歯車3の外周に出力用の内歯歯車4が配
置され、この内歯歯車はその側板から突出した回転軸5
がケーシング2に軸受6を介して保持される。3つの小
径歯車3はそれぞれ内歯歯車4にかみ合わされ、小径歯
車3の回転力が内歯歯車4に減速されて伝達されるよう
になっている。
2に等間隔で組込んでいるが、モータを3つに限るもの
ではない。各超音波モータlの回転軸1aにそれぞれ小
径歯車3が取付けられ、それらは同一平面上に配置され
る。3つの小径歯車3の外周に出力用の内歯歯車4が配
置され、この内歯歯車はその側板から突出した回転軸5
がケーシング2に軸受6を介して保持される。3つの小
径歯車3はそれぞれ内歯歯車4にかみ合わされ、小径歯
車3の回転力が内歯歯車4に減速されて伝達されるよう
になっている。
本実施例では、内歯歯車4の側板に軸受6とは逆側から
出力軸7が突設されるが、この出力軸7の代りに内歯歯
車4の外周に外歯を設けて出力させるようにしてもよい
。またケーシング2を出力軸7の近くまで延長させ、そ
の延長部に軸受を設けて出力軸7を保持するようにすれ
ば、出力軸7の保持状態が安定する。
出力軸7が突設されるが、この出力軸7の代りに内歯歯
車4の外周に外歯を設けて出力させるようにしてもよい
。またケーシング2を出力軸7の近くまで延長させ、そ
の延長部に軸受を設けて出力軸7を保持するようにすれ
ば、出力軸7の保持状態が安定する。
次に前記各超音波モータの構成を第3図により説明する
。超音波モータlは基板10上に円盤状のステータ11
が重ねられ、さらにその上に、ライナ材を接着したロー
タ12が重ねられる。ステータ11にはロータ側とは逆
の面に分極された多数の圧電素子13が接着され、それ
らは駆動用高周波の%波長の間隔をあけて2組に分けら
れる。それぞれの組の圧電素子に互いに90°位相差の
ある高周波電圧を印加することにより、ステータ11に
進行波が発生するようになっている。そしてロータ12
はステータ11の進行波により回転するようになってい
る。なお、ロータ12は回転軸1aに固定したバネ材1
4によりステータ11に圧接され、ロータ12が回転し
たときはバネ材14を介して回転軸1aも一体に回転す
るようになっている。また回転軸1aの両端はそれぞれ
軸受により保持されている。
。超音波モータlは基板10上に円盤状のステータ11
が重ねられ、さらにその上に、ライナ材を接着したロー
タ12が重ねられる。ステータ11にはロータ側とは逆
の面に分極された多数の圧電素子13が接着され、それ
らは駆動用高周波の%波長の間隔をあけて2組に分けら
れる。それぞれの組の圧電素子に互いに90°位相差の
ある高周波電圧を印加することにより、ステータ11に
進行波が発生するようになっている。そしてロータ12
はステータ11の進行波により回転するようになってい
る。なお、ロータ12は回転軸1aに固定したバネ材1
4によりステータ11に圧接され、ロータ12が回転し
たときはバネ材14を介して回転軸1aも一体に回転す
るようになっている。また回転軸1aの両端はそれぞれ
軸受により保持されている。
次に本発明の超音波モータの増速機構を第4.5図によ
り説明する。本実施例も、3つの超音波モータlを1つ
のケーシング2に等間隔で組込んで固定する。各超音波
モータlの回転軸1aにそれぞれ大径歯車21が取付け
られ、それらは同一平面上に配置される。3つの大径歯
車21で囲まれた中央部に、出力用の小径歯車22が配
置され、それは3つの大径歯車21にかみ合わされて増
速回転されるようになっている。小径歯車22の支軸2
3は、軸受24を介してケーシング2に回転可能に保持
される。また小径歯車22の支軸23側とは逆側に出力
軸24が突設されるが、支軸23を延長させてケーシン
グ2を貫通させ、その突出部を出力軸としてもよい。な
お、本実施例は、超音波モータを3つ使用したが、その
数に限定するものでない。
り説明する。本実施例も、3つの超音波モータlを1つ
のケーシング2に等間隔で組込んで固定する。各超音波
モータlの回転軸1aにそれぞれ大径歯車21が取付け
られ、それらは同一平面上に配置される。3つの大径歯
車21で囲まれた中央部に、出力用の小径歯車22が配
置され、それは3つの大径歯車21にかみ合わされて増
速回転されるようになっている。小径歯車22の支軸2
3は、軸受24を介してケーシング2に回転可能に保持
される。また小径歯車22の支軸23側とは逆側に出力
軸24が突設されるが、支軸23を延長させてケーシン
グ2を貫通させ、その突出部を出力軸としてもよい。な
お、本実施例は、超音波モータを3つ使用したが、その
数に限定するものでない。
「発明の効果」
本発明の超音波モータの増減速装置は、複数個の超音波
モータを1つのケーシング内に組込むとともに、増減速
の歯車機構もケーシングに一体に組込むので小型化させ
ることができる。特に超音波モータは薄型であるので小
型化が容易であり、しかも複数個の超音波モータを組込
んでいるので高トルクの出力を得ることができる。
モータを1つのケーシング内に組込むとともに、増減速
の歯車機構もケーシングに一体に組込むので小型化させ
ることができる。特に超音波モータは薄型であるので小
型化が容易であり、しかも複数個の超音波モータを組込
んでいるので高トルクの出力を得ることができる。
第1図は本発明の超音波モータの減速装置の側面断面図
、第2図は同装置の平面断面図、第3図は超音波モータ
の断面図、第4.5図は超音波モータの増速装置の側面
断面図と平面断面図である。
、第2図は同装置の平面断面図、第3図は超音波モータ
の断面図、第4.5図は超音波モータの増速装置の側面
断面図と平面断面図である。
Claims (3)
- (1)固定子の一方の面に圧電素子を設け、固定子の他
方の面にロータをバネ材により圧接し、固定子に生じる
進行波によりロータを回転させるように超音波モータを
構成し、このように構成した複数個の超音波モータを1
つのケーシングに固定するとともに、各超音波モータの
ロータに連結した回転軸とケーシングに保持した出力軸
とをギヤ構造で歯車結合し、ロータ回転に対して出力軸
を増減速させられることを特徴とする超音波モータの増
減速装置。 - (2)固定子の一方の面に圧電素子を設け、固定子の
他方の面にロータをバネ材により圧接し、固定子に生じ
る進行波によりロータを回転させるように超音波モータ
を構成し、このように構成した複数個の超音波モータを
1つのケーシングに固定するとともに、各超音波モータ
のロータに回転軸を介してそれぞれ小径歯車を取付け、
各小径歯車をケーシングに保持した大径の出力用内歯歯
車にかみ合せたことを特徴とする超音波モータの減速装
置。 - (3)固定子の一方の面に圧電素子を設け、固定子の他
方の面にロータをバネ材により圧接し、固定子に生じる
進行波によりロータを回転させるように超音波モータを
構成し、このように構成した複数個の超音波モータを1
つのケーシングに固定するとともに、各超音波モータの
ロータに回転軸を介して大径歯車を取付け、各大径歯車
の間に配置されて各大径歯車にかみ合される小径歯車を
ケーシングに保持し、この小径歯車に出力軸を取付けた
ことを特徴とする超音波モータの増速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1196559A JPH0365072A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 超音波モータの増減速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1196559A JPH0365072A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 超音波モータの増減速装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0365072A true JPH0365072A (ja) | 1991-03-20 |
Family
ID=16359748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1196559A Pending JPH0365072A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 超音波モータの増減速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0365072A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007141891A1 (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Apm Corporation | マルチ駆動モータ |
JP2010264568A (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-25 | Takamaru Kogyo Kk | 2軸ポジショナー |
JP2014241713A (ja) * | 2013-05-14 | 2014-12-25 | キヤノン株式会社 | 超音波モータの駆動制御装置および駆動制御方法 |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP1196559A patent/JPH0365072A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007141891A1 (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Apm Corporation | マルチ駆動モータ |
JP2007325479A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Apm Corp | マルチ駆動モータ |
JP2010264568A (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-25 | Takamaru Kogyo Kk | 2軸ポジショナー |
JP2014241713A (ja) * | 2013-05-14 | 2014-12-25 | キヤノン株式会社 | 超音波モータの駆動制御装置および駆動制御方法 |
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