JPH02159984A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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Publication number
JPH02159984A
JPH02159984A JP63310617A JP31061788A JPH02159984A JP H02159984 A JPH02159984 A JP H02159984A JP 63310617 A JP63310617 A JP 63310617A JP 31061788 A JP31061788 A JP 31061788A JP H02159984 A JPH02159984 A JP H02159984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
output shaft
stator
gear
ultrasonic motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63310617A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneji Ono
小野 恒二
Koichi Sueoka
末岡 興一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukoku KK
Original Assignee
Fukoku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukoku KK filed Critical Fukoku KK
Priority to JP63310617A priority Critical patent/JPH02159984A/ja
Publication of JPH02159984A publication Critical patent/JPH02159984A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、固定子に生じた進行波により、固定子に圧接
したロータを回転させるようにした超音波モータに関し
、特に、ロータの回転を減速あるいは増速しで出力軸に
伝達させるようにしたものである。
「従来の技術」 従来の超音波モータは、第3図に示すように圧電素子A
を円周状に取付けた固定子Bに摩擦材Cを介してロータ
Dを重ね、ロータDを固定子側に皿バネEにより圧接さ
せている0皿バネEは出力軸Fに固定され、ロータDの
回転にともなって皿バネEを介して出力軸Fも一体に回
転するようになカている。そして円周状の圧電素子を2
区分して、それぞれに90°位相差のある高周波電圧を
印加すると、固定子表面に進行波が生じ、その進行波を
ロータが受けて回転するようになっている。
また超音波モータを動力源にして、減速あるいは増速す
るときには、超音波モータの出力軸を減速機あるいは増
速機に連結させていた。
[発明が解決しようとする課題」 従来の超音波モータを動力源にして、被駆動装置を減速
あるいは増速しで駆動しようとすると、超音波モータと
別個に減速機や増速機が必要になり、被駆動装置を駆動
させるための装置スペースは大きなものになり、装置の
小型化という要求を満足させることができなかった。
そこで本発明は、減速あるいは増速機構を超音波モータ
に組込み、小型の装置で低速、あるいは高速駆動源を得
ることを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本発明の超音波モータは、固定子に生じた進行波により
ロータを回転できるようにし、そのロータと出力軸との
間に遊星歯車機構を設けて、ロータの回転を減速あるい
は増速しで出力軸に伝達させるようにしたものである。
ロータの回転を減速させるためには、ロータの外周部に
歯車状に歯溝を設け、ロータの歯溝外周に間隔をあけて
内歯歯車を設け、ロータの歯溝と内歯歯車との間に小径
歯車を介在させてロータの回転を内歯歯車に伝達させれ
ばよい。
またロータの回転を増速させるためには、ロータをリン
グ状に形成してその内周に歯溝を形成しロータの中心部
に出力軸を保持し、出力軸外周に歯溝を設けてロータと
出力軸の両歯溝間に小径歯車を介在させ、ロータの回転
を小径歯車介して出力軸に伝達させればよい。
「作用」 上記手段の超音波モータは、ロータの回転が遊星歯車機
構を介して出力軸に伝達されるので、その伝達で減速あ
るいは増速される。また減速あるいは増速機構が超音波
モータに一体に組み込まれるので、低速あるいは高速の
動力源を小型の装置で得ることができる。
「実施例」 本発明の超音波モータのうち減速機構を有す実施例を第
1図により説明する。
ケーシングlに固定した円盤状の固定子2は、その一方
の面の外周部に沿って圧電素子3が取付けられ、2区分
した圧電素子にそれぞれ90°位相差のある高周波電圧
を印加することにより、固定子2に進行波が生じるよう
になっている。固定子2の外周には放射状の多数の切溝
が設けられ、各切溝間の突条4によりその進行波を太き
(できるようになっている。
固定子2に円盤状のロータ5が重ねられ、ロータ5の外
周部が固定子2の進行波を受けて回転できるようになっ
ている。なお、固定子2とロータ5との接触部には摩擦
材が介在されるが、ロータ5を摩擦性のある材料で作成
すれば摩擦材は不要である。ロータ5は、固定子側と反
対の面が皿バネ6により固定子l側に押され、ロータ5
と固定子2との接触面に適切な圧接力が作用するように
なっている。皿バネ6がロータ5と接する面には摩擦材
7が介在され、皿バネ6の他方の中心部は、回転軸8の
鍔板9に突起を介して固定される。
なお、回転軸8はロータ5の中心孔と固定子lの中心孔
を貫通し、回転軸8における固定子1に接する部分に段
部を設けて固定子2の外側に対する位置規制をし、回転
軸8のロータ側端部は、保持&lOにスラスト軸受11
を介して保持されて、回転軸8の軸方向の位置ずれが規
制される。なお、保持板lOは支軸12を介してケーシ
ングlに固定され、またケーシングlと回転軸8との間
にラジアル軸受13が設けられる。
ロータ5は外周より少し内側の部分が肉厚に形成されて
、その肉厚部の外周面に歯車状に歯溝58が設けられる
。ロータ5の歯溝部分の外周に間隔をあけて内歯歯車1
4が配置されるとともに、ロータの歯溝5aと内歯歯車
14との間に適数個の小径歯車15を介在させ、ロータ
5の回転を小径歯車15を介して内歯歯車14に伝達で
きるようになっている。なお小径歯車15は前記支軸1
゛2に軸受を介して回転可能に保持される。また内歯歯
車14の中心部に出力軸16が取付けられ、出力軸16
は、ケーシングlに保持される軸受17に回転可能に保
持される。
次に増速機構を有する第2実施例を第2図により説明す
る。
この実施例は、第1実施例と同様に固定子2に生じた進
行波によりロータ20を回転させるようになっているが
、次の点で構成が異なる。
ロータ20がリング状に形成され、ロータ20の内周面
に内歯歯車状の歯溝20aが設けられる。また皿バネ6
を介してロータ20と一体に回転する回転軸21は、そ
れを保持する保持i10からロータ20の部分までの長
さとなるように短かく形成され、回転軸2■のロータ側
部分は出力軸22の端部の凹部に軸受23を介して保持
される。出力軸22はケーシング1の中心孔に軸受24
を介して保持され、出力軸22はその段部が軸受24に
係止されることにより回転軸21側と反対方向への位置
規制かされる。
また出力軸22におけるロータ20に相当する位置部分
の外周に歯車状の歯溝25が設けられる。そしてこの歯
溝25とロータ20の歯溝20aとの間に小径歯車26
を適数個かみ合せ、ロータの回転を小径歯車26と歯溝
25とを介して出力軸22に伝達するようになっている
。なお、小径歯車26の支軸は固定子1に保持した支持
板に保持される。
「発明の効果」 本発明の超音波モータは、ロータと出力軸との間に遊星
歯車機構を設けて、ロータの回転を内歯歯車に伝達させ
ているので、ロータの回転を出力軸に減速あるいは増速
して伝達させることができる。また超音波モータは減速
機構あるいは増速機構が一体に組込まれることになり、
低速あるいは高速動力源を、各種の装置に設ける場合に
大きなスペースを要しないので、装置の小型化が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の超音波モータの断面図、第2図は第2
実施例の超音波モータの断面図、第3図は従来の超音波
モータの断面図である。 2;固定子     5:ロータ 5a:歯溝     14:内歯歯車 15、小径歯車   16:出力軸 20:ロータ    22:出力軸 26:小径歯車 第1図 2固定子 第2図 出願人  株式会社 フ コ り 代理人  弁理士  牧 克 次

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定子の一方の面に圧電素子を設け、固定子の他
    方の面にロータをバネ材により圧接し、固定子に生じる
    進行波によりロータを回転させるようにした超音波モー
    タにおいて、ロータと出力軸間を遊星ギヤ構造で歯車結
    合して、ロータ回転を増減速して出力軸に伝達させるこ
    とを特徴とする超音波モータ。
  2. (2)固定子の一方の面に圧電素子を設け、固定子の他
    方の面に円盤状ロータをバネ材により圧接し、固定子に
    生じる進行波によりロータを回転させるようにした超音
    波モータにおいて、ロータの外周部に歯車状に歯溝を設
    け、ロータの歯溝部分の外周に間隔をあけて内歯歯車を
    設け、ロータの歯溝と内歯歯車との間に小径歯車を介在
    させて、ロータの回転を小径歯車を介して内歯歯車に減
    速伝達させることを特徴とする超音波モータ。
  3. (3)固定子の一方の面に圧電素子を設け、固定子の他
    方の面にロータをバネ材により圧接し、固定子に生じる
    進行波によりロータを回転させるようにした超音波モー
    タにおいて、ロータをリング状に形成してその内周に内
    歯歯車状に歯溝を設け、ロータの中心部に出力軸を保持
    し、出力軸外周に歯溝を設けて出力軸とロータの両歯溝
    間に小径歯車を介在させ、ロータの回転を小径歯車を介
    して出力軸に増速伝達させることを特徴とする超音波モ
    ータ。
JP63310617A 1988-12-08 1988-12-08 超音波モータ Pending JPH02159984A (ja)

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JP63310617A JPH02159984A (ja) 1988-12-08 1988-12-08 超音波モータ

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JP63310617A JPH02159984A (ja) 1988-12-08 1988-12-08 超音波モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02159984A true JPH02159984A (ja) 1990-06-20

Family

ID=18007417

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63310617A Pending JPH02159984A (ja) 1988-12-08 1988-12-08 超音波モータ

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JP (1) JPH02159984A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6991573B2 (en) * 2003-05-30 2006-01-31 Hyundai Motor Company Steering actuator of independent steer-by-wire system

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