JP3244940U - 駆動ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】レシオカバレッジが広い駆動ユニットを提供する。【解決手段】駆動ユニット100は、電気モータ2、駆動プーリ装置3、ベルト4、及び従動プーリ装置5を有している。従動プーリ装置は、駆動プーリ装置からトルクが伝達され、前進回転方向及び後進回転方向に回転するように構成され、固定シーブ、可動シーブ、固定ボス、可動ボス、及びピンを有する。可動シーブは、固定シーブと対向して配置される。固定ボスは、固定シーブから軸方向に延びる。可動ボスは、係合溝を有する。係合溝は、径方向に貫通するとともに軸方向に延びる。可動ボスは、可動シーブから軸方向に延びる。可動ボスは、固定ボスに対して径方向外側に配置される。ピンは、固定ボスから径方向外側に突出する。ピンは、係合溝内に配置される。係合溝は、第1面及び第2面を有する。第1面は、前進回転方向を向くとともに軸方向に平行に延びる。第2面は、後進回転方向を向く。【選択図】図1

Description

本考案は、駆動ユニットに関するものである。
近年、電気モータを駆動源とする自動二輪車が提案されている。例えば、特許文献1には、電気モータを含む駆動ユニットをスイングアームによって支持する自動二輪車が開示されている。
特開2011-152901号公報
電気モータを駆動源とする自動二輪車又は自動三輪車の駆動ユニットにおいて、レシオカバレッジを広くしたいという要望がある。そこで、本考案の課題は、レシオカバレッジを広くすることのできる駆動ユニットを提供することにある。
第1態様に係る駆動ユニットは、電気モータ、駆動プーリ装置、及び従動プーリ装置を備える。駆動プーリ装置は、電気モータと接続される。従動プーリ装置は、駆動プーリ装置からトルクが伝達される。従動プーリ装置は、前進回転方向及び後進回転方向に回転するように構成される。従動プーリ装置は、固定シーブ、可動シーブ、固定ボス、可動ボス、及びピンを有する。可動シーブは、固定シーブと対向して配置される。固定ボスは、固定シーブから軸方向に延びる。可動ボスは、係合溝を有する。係合溝は、径方向に貫通するとともに軸方向に延びる。可動ボスは、可動シーブから軸方向に延びる。可動ボスは、固定ボスに対して径方向外側に配置される。ピンは、固定ボスから径方向外側に突出する。ピンは、係合溝内に配置される。係合溝は、第1面及び第2面を有する。第1面は、前進回転方向を向くとともに軸方向に平行に延びる。第2面は、後進回転方向を向く。
この構成によれば、電気モータにプーリ装置を取り付けているため、レシオカバレッジを広くすることができる。また、上記駆動ユニットは、駆動源が電気モータであるため、電気モータを逆回転させることによって車両を後進させることができる。ここで、第1面が軸方向に平行に延びているため、車両を後進させるために従動プーリを逆回転させても、固定シーブと可動シーブとの間の距離が広がることはない。このため、電気モータの出力するトルクを安定して駆動輪へと伝達することができる。
第2態様に係る駆動ユニットは、第1態様に係る駆動ユニットにおいて、次のように構成される。第2面は、軸方向に平行に延びる。
第3態様に係る駆動ユニットは、第1態様に係る駆動ユニットにおいて、次のように構成される。第2面は、軸方向に傾斜して延びる。
第4態様に係る駆動ユニットは、第1から第3態様のいずれかに係る駆動ユニットにおいて、次のように構成される。ピンは、第1面と対向する平面部を有する。
第5態様に係る駆動ユニットは、第1から第4態様のいずれかに係る駆動ユニットにおいて、次のように構成される。可動ボスは、可動シーブから軸方向第1側に延びる。ピンは、係合溝内において軸方向第1側に配置される。
本考案によれば、レシオカバレッジを広くすることができる。
駆動ユニットの断面図。 従動プーリ装置の断面図。 第2固定ボス、可動ボス、及びピンの側面図。 変形例に係る係合溝の図。 変形例に係るピンの図。
以下、本実施形態に係る駆動ユニット100について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、特に断りがない限り、軸方向とは、従動プーリ装置5の回転軸Oが延びる方向であり、周方向とは、回転軸Oを中心とした円の周方向であり、径方向とは、回転軸Oを中心とした円の径方向である。前進回転方向とは、車両を前進させる際に、各部材が回転する方向を意味する。また、後進回転方向とは車両を後進させる際に、各部材が回転する方向を意味する。
<駆動ユニット>
図1に示すように、駆動ユニット100は、電気モータ2、駆動プーリ装置3、ベルト4、及び従動プーリ装置5を有している。駆動ユニット100は、自動二輪車又は自動三輪車に搭載されている。駆動ユニット100は、駆動輪(図示省略)を駆動するように構成されている。
<電気モータ>
電気モータ2は、駆動ユニット100の駆動源として機能する。電気モータ2は、例えば、交流同期モータである。なお、駆動ユニット100は、駆動源として電気モータ2のみを有している。すなわち、駆動ユニット100は、駆動源としての内燃機関を有していない。本実施形態では駆動ユニット100は内燃機関を有していないが、発電のために使用される内燃機関を有していてもよい。
電気モータ2は、モータケース21、ステータ22、ロータ23、及び第1出力シャフト24を有している。本実施形態における電気モータ2は、いわゆるインナーロータ型のモータである。電気モータ2は、電気モータ2の回転速度を制御するためのインバータ(図示省略)を有している。
モータケース21は、プーリケース30に固定されており、回転不能である。このモータケース21内に、ステータ22及びロータ23が収容されている。
ステータ22は、モータケース21の内周面に固定されている。ステータ22は回転不能である。ロータ23は、回転可能に配置されている。ロータ23は、ステータ22の内側に配置される。ステータ22は、ロータ23と間隔をあけて配置されている。
第1出力シャフト24は、ロータ23と一体的に回転する。第1出力シャフト24は、駆動プーリ装置3に向かって延びている。第1出力シャフト24は、複数のベアリングによって回転可能に支持されている。
<駆動プーリ装置>
駆動プーリ装置3は、電気モータ2と接続されている。すなわち、電気モータ2が出力したトルクが駆動プーリ装置3に伝達される。駆動プーリ装置3は、第1固定シーブ31、第1可動シーブ32、第1固定ボス33、及び複数のウエイトローラ34を有している。
第1固定シーブ31と第1可動シーブ32とは互いに対向するように配置されている。第1固定シーブ31は駆動プーリ装置3の軸方向に移動不能である。一方で、第1可動シーブ32は、第1固定シーブ31に接近及び離間するように移動可能である。
第1固定ボス33は、第1固定シーブ31から電気モータ2に向かって延びている。第1固定ボス33は、第1固定シーブ31と一体的に回転する。また、第1固定ボス33は、第1可動シーブ32と一体的に回転する。第1可動シーブ32は、第1固定ボス33上を駆動プーリ装置3の軸方向においてスライドする。第1固定ボス33は、円筒状である。第1出力シャフト24は、第1固定ボス33内を延びている。第1固定ボス33は、第1出力シャフト24と一体的に回転する。なお、第1固定ボス33と第1出力シャフト24とは、他の部材を介して接続されていてもよい。
複数のウエイトローラ34は、第1可動シーブ32を第1固定シーブ31に向かって押圧するように構成されている。具体的には、電気モータ2が回転して駆動プーリ装置3が回転すると、ウエイトローラ34に遠心力が生じ、ウエイトローラ34は駆動プーリ装置3の径方向外側に移動する。この結果、ウエイトローラ34は、第1可動シーブ32を第1固定シーブ31に向かって押圧する。
<ベルト>
ベルト4は、駆動プーリ装置3と従動プーリ装置5とに掛けられている。ベルト4は、駆動プーリ装置3と従動プーリ装置5との間でトルクを伝達する。
<従動プーリ装置>
図2に示すように、従動プーリ装置5は、第2固定シーブ51(固定シーブの一例)、第2固定ボス52(固定ボスの一例)、第2可動シーブ53(可動シーブの一例)、可動ボス54、スプリング55、カバー56、支持部材57、ナット58、及び複数のピン59を有している。従動プーリ装置5は、駆動プーリ装置3からトルクが伝達される。すなわち、駆動プーリ装置3からのトルクが従動プーリ装置5にベルト4を介して伝達される。従動プーリ装置5は、回転軸Oを中心に、前進回転方向及び後進回転方向に回転するように構成される。すなわち、電気モータ2が前進回転方向に回転することによって、従動プーリ装置5は、前進回転方向に回転する。この結果、車両は前進する。また、電気モータ2が後進回転方向に回転することによって、従動プーリ装置5が後進回転方向に回転する。この結果、車両は後進する。
第2固定シーブ51は、回転軸Oを中心に回転するように配置されている。第2固定シーブ51は、軸方向に移動しないように固定されている。
第2固定シーブ51は、円板状である。第2固定シーブ51の対向面511は、径方向の外側にいくにしたがって、第2可動シーブ53から離れるように傾斜している。なお、第2固定シーブ51の対向面511は、第2可動シーブ53と対向する面である。
第2固定ボス52は、円筒状であって、第2固定シーブ51から軸方向に延びている。詳細には、第2固定ボス52は、第2固定シーブ51から軸方向第1側(図2の右側)に延びている。第2固定ボス52は、第2固定シーブ51と一体的に回転する。本実施形態では、第2固定ボス52は第2固定シーブ51と別部材によって形成されている。第2固定ボス52は、第2固定シーブ51に固定されることによって、第2固定シーブ51と一体的に回転する。なお、第2固定ボス52は、第2固定シーブ51と一つの部材によって構成されていてもよい。
第2固定ボス52の先端部521は、他の部分よりも外径が小さい。この第2固定ボス52の先端部521の外周面に、ネジ部が形成されている。このネジ部に、支持部材57が取り付けられる。また、支持部材57を固定するために、ネジ部にナット58が螺合している。なお、第2固定ボス52の先端部521とは、軸方向の第1側の端部である。
第2出力シャフト60は、第2固定ボス52の内部を、軸方向に延びている。第2出力シャフト60は、例えば駆動輪にトルクを伝えるためのシャフトである。第2出力シャフト60と第2固定ボス52とは一体的に回転する。具体的には、第2出力シャフト60は、第2固定ボス52にスプライン端合している。
第2可動シーブ53は、回転軸Oを中心に回転するように配置されている。第2可動シーブ53は、軸方向において第2固定シーブ51と対向するように配置されている。第2可動シーブ53は、第2固定シーブ51に対して、軸方向の第1側に配置されている。第2可動シーブ53は、軸方向に移動するように配置されている。第2可動シーブ53は、軸方向に移動することによって、第2固定シーブ51に対して接近及び離間する。
第2可動シーブ53は、円板状である。第2可動シーブ53の対向面531は、径方向の外側にいくにしたがって、第2固定シーブ51から離れるように傾斜している。
第2可動シーブ53の対向面531は、第2固定シーブ51と対向する面である。第2固定シーブ51の対向面511と、第2可動シーブ53の対向面531とは、間隔をあけて対向している。第2固定シーブ51の対向面511と、第2可動シーブ53の対向面531とによって、V溝が形成されている。第2可動シーブ53が軸方向に移動することによって、V溝の溝幅が変わる。このV溝内において、ベルト4が配置されている。なお、第2固定シーブ51の対向面511と、第2可動シーブ53の対向面531とによって、ベルト4を挟持している。
可動ボス54は、第2可動シーブ53から軸方向に延びている。詳細には、可動ボス54は、第2可動シーブ53から軸方向の第1側に延びている。可動ボス54は、第2可動シーブ53と一体的に回転する。また、可動ボス54は、第2可動シーブ53と一体的に軸方向に移動する。本実施形態では、可動ボス54と第2可動シーブ53とは、別部材によってそれぞれ形成されており、互いに固定されている。なお、可動ボス54と第2可動シーブ53とは一つの部材で形成されていてもよい。
可動ボス54は、円筒状である。可動ボス54は、第2固定ボス52に対して径方向外側に配置されている。すなわち、第2固定ボス52は、可動ボス54内を延びている。
可動ボス54は、例えば、金属製である。具体的には、可動ボス54は、鋼製又はアルミニウム合金製である。より具体的には、可動ボス54は、炭素鋼及び合金鋼よりなる群から選ばれる少なくとも一種によって形成される。
図3は、第2固定ボス52、可動ボス54、及びピン59を示す図である。図2及び図3に示すように、可動ボス54は、複数の係合溝541を有している。例えば、本実施形態では、3つの係合溝541を有している。各係合溝541は、互いに周方向に間隔をあけて配置されている。好ましくは、各係合溝541は、周方向において等間隔に配置されている。
各係合溝541は、可動ボス54を径方向に貫通している。係合溝541は、軸方向に延びている。
各係合溝541は、第1面542と第2面543とを有している。詳細には、係合溝541を画定する面は、第1面542と第2面543とを有している。第1面542と第2面543とは、対向している。
第1面542は、前進回転方向を向いている。すなわち、第1面542は、係合溝541を画定する面のうち、前進回転方向を向く面である。このため、後進時において、特に後進の加速時において、第1面542は、ピン59によって押圧される。
第1面542は、軸方向に平行に延びている。すなわち、前進回転方向と直交する方向に延びている。このため、第1面542がピン59によって押圧されることに起因して可動ボス54が軸方向に移動することはない。なお、全ての係合溝541の第1面542は、軸方向に平行に延びている。
第2面543は、後進回転方向を向いている。すなわち、第2面543は、係合溝541を画定する面のうち、後進回転方向を向く面である。このため、前進時において、特に前進の加速時において、第2面543は、ピン59によって押圧される。
第2面543は、軸方向に平行に延びている。すなわち、前進回転方向と直交する方向に延びている。このため、第2面543がピン59によって押圧されることに起因して可動ボス54が軸方向に移動することはない。
可動ボス54は、一対の取付溝544を有している。取付溝544は可動ボス54の外周面上を周方向に延びている。取付溝544は、環状である。一対の取付溝544は、軸方向に互いに間隔をあけて配置されている。係合溝541は、一対の取付溝544の間に配置されている。この取付溝544に、Oリング545が取り付けられる。
各ピン59は、第2固定ボス52から径方向外側に突出し、各係合溝541内に配置されている。特に限定されるものではないが、例えば、ピン59と第1面542との間隔は、0~0.5mm程度である。なお、ピン59と第2面543との間隔も同様である。
駆動ユニット100が作動していないとき、すなわち、車両の停止状態のとき、ピン59は、係合溝541内において軸方向第1側に配置されている。なお、係合溝541内において軸方向第1側に配置されるとは、係合溝541の軸方向における中心を基準に、第1側の領域に配置されていることを言う。各ピン59は、軸方向における位置は互いに同じである。すなわち、各ピン59は、同一円周上に配置されている。ピン59は、機械構造用炭素鋼鋼材、機械構造用合金鋼(SCM等)又は焼結材などによって構成されている。
図2に示すように、スプリング55は、圧縮した状態で、第2可動シーブ53と支持部材57との間に配置されている。スプリング55は、第2可動シーブ53を軸方向に付勢する。詳細には、スプリング55は、軸方向において、第2可動シーブ53を第2固定シーブ51に向かって付勢する。すなわち、スプリング55は、第2可動シーブ53を軸方向の第2側に付勢する。これによって、第2固定シーブ51と第2可動シーブ53とが、ベルト4を挟持する。スプリング55は、例えばコイルスプリングとすることができる。スプリング55は、可動ボス54を囲むように、可動ボス54の径方向外側に配置されている。
カバー56は、円筒状である。カバー56は、可動ボス54に対して、径方向外側に配置される。すなわち、可動ボス54は、カバー56内を延びている。カバー56は、径方向において、可動ボス54とスプリング55との間に配置される。
カバー56は、カバー本体部561と、フランジ部562とを有している。カバー本体部561は、可動ボス54を覆うように構成されている。詳細には、カバー本体部561は、係合溝541を覆うように構成されている。カバー本体部561と可動ボス54との間は、一対のOリング545によってシールされている。このため、係合溝541内にグリスを封入することができる。また、第2固定ボス52と可動ボス54との間をシールするため、一対のシール部材546が設けられている。各シール部材546は、例えばリップシールである。
フランジ部562は、カバー本体部561の端部から径方向外側に突出している。詳細には、カバー本体部561の軸方向第2側の端部に、フランジ部562が形成されている。フランジ部562は、軸方向において、スプリング55と第2可動シーブ53との間に配置されている。このように、フランジ部562が、スプリング55と第2可動シーブ53とによって挟まれているため、カバー56は可動ボス54に対して軸方向に移動しない。すなわち、カバー56は可動ボス54と一体的に移動する。
[変形例]
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案はこれらに限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、以下の各変形例は、基本的には同時に適用することができる。
(a)上記実施形態では、第1面542と第2面543との両方の面が軸方向に平行に延びていたが、係合溝541の構成はこれに限定されない。例えば、図4に示すように、第1面542は軸方向に平行に延びる一方で、第2面543は軸方向に傾斜して延びていてもよい。具体的には、第2面543は、後進回転方向を向くとともに、軸方向の第1側を向くように傾斜している。第2面543がこのように傾斜しているため、前進の加速時において、ピン59が第2面543を軸方向第2側に向かって押圧する。この結果、第2可動シーブ53が第2固定シーブ51に近付く方向に移動し、ベルト4を強固に挟み込むことができる。
(b)上記実施形態では、ピン59は、円柱状であったが、ピン59の形状はこれに限定されない。例えば、図5に示すように、ピン59は、第1平面部591を有していてもよい。第1平面部591は、第1面542と対向している。なお、ピン59は、第2平面部592を有していてもよい。第2平面部592は、第2面543と対向している。このようにピン59は、角柱状であってもよい。
2 :電気モータ
3 :駆動プーリ装置
5 :従動プーリ装置
51 :第2固定シーブ
52 :第2固定ボス
53 :第2可動シーブ
54 :可動ボス
541 :係合溝
542 :第1面
543 :第2面
59 :ピン
591 :第1平面部
100 :駆動ユニット

Claims (5)

  1. 電気モータと、
    前記電気モータと接続される駆動プーリ装置と、
    前記駆動プーリ装置からトルクが伝達され、前進回転方向及び後進回転方向に回転するように構成される従動プーリ装置と、
    を備え、
    前記従動プーリ装置は、
    固定シーブと、
    前記固定シーブと対向して配置される可動シーブと、
    前記固定シーブから軸方向に延びる固定ボスと、
    径方向に貫通するとともに軸方向に延びる係合溝を有し、前記可動シーブから軸方向に延び、前記固定ボスに対して径方向外側に配置される可動ボスと、
    前記固定ボスから径方向外側に突出し、前記係合溝内に配置されるピンと、
    を有し、
    前記係合溝は、前記前進回転方向を向くとともに軸方向に平行に延びる第1面と、前記後進回転方向を向く第2面と、を有する、
    駆動ユニット。
  2. 前記第2面は、軸方向に平行に延びる、
    請求項1に記載の駆動ユニット。
  3. 前記第2面は、軸方向に傾斜して延びる、
    請求項1に記載の駆動ユニット。
  4. 前記ピンは、前記第1面と対向する平面部を有する、
    請求項1に記載の駆動ユニット。
  5. 前記可動ボスは、前記可動シーブから軸方向第1側に延び、
    前記ピンは、前記係合溝内において軸方向第1側に配置される、
    請求項1に記載の駆動ユニット。
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