JPH0364180A - 上下２段式リアビデオプロジェクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は２台のプロジェクタ本体を使用し各プロジェク
タ本体が画面の半分ずつを投射するようにした上下２段
式リアビデオプロジェクタに関する。

（従来の技術） 従来、テレビジョン受像機等においては、大画面化の要
求から、スクリーンに映像光を投射するビデオプロジェ
クタが用いられている。このようなビデオプロジェクタ
には、映像光をスクリーンの前面側に投射するフロント
タイプ（前面投射式）のものと、投射光をスクリーンの
背面側から投射するリアタイプ（背面投射式〉のものが
ある。

ところで、近年、２台のプロジェクタ本体を使用し各プ
ロジェクタ本体が画面の半分ずつを投影することにより
、画面の大型化を図ったビデオプロジェクションシステ
ムが開発されている。ここで、プロジェクタ本体とは、
Ｒ（赤）、Ｇ（緑）。

Ｂ（青）３本の投射管及びこれに接続した投射レンズ系
から構成されるもので、３本の投田管を別に設けた受像
回路にて駆動し映像光を投射するようになっている。

第２図は従来の上下２段式のリアビデオプロジェクタの
構成を示す説明図である。

この図に示すビデオプロジェクタ１は、キャビネット２
の内部に画面の上半分を投射する上段プロジェクタ本体
３と画面の下半分を投射する下段プロジェクタ本体４を
備え、またキャビネット２の前面側に両面の上半分を映
し出す上段スクリーン５と画面の下半分を映し出す下段
スクリーン６を備えており、上段、下段の各プロジェク
タ本体３．４からの映像光をそれぞれ直接上段、下段の
各スクリーン５，６に背面投射するように構成されてい
る。なお、上段、下段の各プロジェクタ本体３．４は図
示しない受像回路にて駆動されるようになっている。

ところで、上記従来の上下２段式リアビデオプロジェク
タには、次のような問題がある。

即ち、キャビネット２の奥行き寸法Ｌｌはプロジェクタ
本体（図ではプロジェクタ本体４）の投射路１１ｔＴ１
で決まってしまうため、奥行き寸法Ｌｌを短くできない
という問題がある。また、調整作業や清掃作業を行うた
めに、プロジェクタ本体３．４それぞれについてメンテ
ナンススペースＡ１、Ａ２が必要であるが、このメンテ
ナンススペースＡ１　、Ａ２はプロジェクタ本体３．４
の配設位置に対応して４；ルビネット２背面の上下二カ
所に分散するために、調整時等の作業が複数箇所となり
かつ作業位首も高く作業効率が悪いという問題があった
。

（発明が解決しようとするｓ１題） 上記の如く、従来の上下２段式のリアビデオプロジェク
タでは、キャビネットの奥行き寸法が、プロジェクタ本
体の投射距離に対応して必要であり短くできないと共に
、２台のプロジェクタ本体のそれぞれに対してメンテナ
ンススペースが必要であり、作業性が悪いという問題が
あった。

そこで、本発明は上記の問題に鑑み、主１１ビネツトを
据え付ける場合のスペースが少なくて済むように、牛ヤ
ビネットの奥行き寸法を極力短くすることができ、ざら
にメンテナンススペースを適宜の位置にし、作業効率を
改善することができる上下２段式リアビデオプロジェク
タを提供することを目的とするものである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明の上下２段式リアビデオプロジェクタは、キャビ
ネット内に、第１．第２のプロジェクタ本体からの映像
光をそれぞれ反射し上段、下段の各スクリーンに投影す
る反射手段を配設した構成とするものである。

（作用） 上記の構成とすれば、第１．第２のプロジェクタ本体か
らの映像光はそれぞれの反射手段で折り返されて上段、
下段のスクリーンへ導かれるため、従来のようにキャビ
ネットの奥行き寸法がプロジェクタ本体の投射距離によ
って決まってしまうことはなく、大幅に奥行き寸法を減
少することができる。しかも、反射手段の配設位置を工
夫することにより、第１．第２のプロジェクタ本体のメ
ンテナンススペースを作業性の良い適宜の位置にするこ
とができる。

（実施例） 以下、図面に示した実施例に基づいて本発明を説明する
。

第１図は本発明の一実施例の上下２段式すアビデオブＯ
ジェクタの構成を示す説明図である。

この図に示すビデオプロジェクタ１１は、キャビネット
１２の内部に上段プロジェクタ本体１３と下段プロジェ
クタ本体１４を備え、またキャビネット１２の前面側に
上段スクリーン１５と下段スクリーン１６を備え、さら
にキャビネット１２内にミラー１７，１８．１９を備え
ており、上段プロジェクタ本体１３からの映像光をミラ
ー１７に反射させて上段スクリーン１５へ投影し、下段
プロジェクタ本体１４からの映像光を２枚のミラー１８
．１９に反射させて下段スクリーン１６へ投影するよう
に構成されている。なお、上段、下段の各プロジェクタ
本体１３．１４は、Ｒ，Ｇ。

８３本の投射管及びこれに接続した投射レンズ系から構
成されるもので、キャビネット１２内の図示しない受像
回路にて駆動されることは従来例と同様である。

上記のように、上下２段式リアビデオプロジェクタにお
いてミラー１７．１８．１９を用いることによって、下
段プロジェクタ本体１４をキトビネット１２の床面に近
くに配置でき、上段プロジェクタ１３を下段プロジェク
タ１４の周辺近くに配置することができるので、調整等
のために必要なメンテナンススペースを図示Ａの一カ所
に（キャビネット１２の背面側下方に）まとめることが
できる。また、キャビネット１２の奥行き寸法しは第２
図の奥行き寸法’Ｌ　１に比べ約１／２と非常に短くづ
ることかできる。

［発明の効果］ 以上述べたように本発明によれば、キャビネットの奥行
き寸法が従来の奥行き寸法に比べて非常に短くなり、据
付はスペースを大幅に改善できる。また、メンテナンス
スペースについても作業上適当な高さの位置となり、２
台のプロジェクタ本体に対し同時に調整等の作業を行う
ことも可能となり、作業効率を大幅に改善できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の上下２段式リアビデオプロ
ジェクタの構成を示す説明図、第２図１よ従来の上下２
段式リアビデオプロジェクタの構成を示す説明図である
。 １１・・・上下２段式リアビデオプロジェクタ、１２・
・・キャビネット、 １３・・・上段プロジェクタ本体、 １４・・・下段プロジェクタ本体、 １５・・・上段スクリーン、１６・・・下段スクリーン
、１７．１８．１９・・・ミラー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 筐体内に第１、第２のプロジェクタ本体を備え、それぞ
   れのプロジェクタ本体から、筐体の前面側に配置した上
   段、下段のスクリーンに対し、画面の半分ずつを投影す
   る上下２段式リアプロジェクタにおいて、 前記筐体内に、前記第１、第２のプロジェクタ本体から
   の映像光をそれぞれ反射し前記上段、下段のスクリーン
   に投影する反射手段を設けたことを特徴とする上下２段
   式リアビデオプロジェクタ。