JP3606105B2 - 投写型表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像情報に応じて光学像を形成する電気光学装置と、形成された光学像を拡大投写する投写レンズとを備えた投写型表示装置に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、光源と、その光源から出射される光束を画像情報に応じて光学像を形成する電気光学装置と、この電気光学装置で形成された画像を拡大投写する投写レンズとを備えた投写型表示装置が知られている。
【0003】
このような投写型表示装置は、会議、学会、展示会等でのマルチメディアプレゼンテーションに広く利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、投写型表示装置は、プレゼンテーション用の会議室等に設置された状態で維持されることもあるが、必要に応じて持ち込まれたり、終了時に他の場所に移して保管する場合もある。従って、持ち運びを容易にするために携帯性を向上させる必要があり、一層の小型化および薄型化が要望されている。
【0005】
本発明の目的は、小型化および薄型化を促進できる投写型表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の投写型表示装置は、画像情報に応じて光学像を形成する電気光学装置と、形成された光学像を拡大投写する投写レンズとを備えた投写型表示装置であって、前記電気光学装置の上方に配置され、当該電気光学装置を冷却する冷却ファンを備え、前記投写レンズは、複数のレンズと、これら複数のレンズを所定の軸に沿って固定する筒状体とを備え、前記複数のレンズのうち、少なくとも当該投写レンズの投写方向に対して最も基端側に配置されるレンズ、および、前記筒状体の前記投写方向の基端側は、前記冷却ファンの位置に応じて切り欠かれた形状とされていることを特徴とする。
【0007】
このような本発明においては、投写レンズの投写方向基端側のレンズ、および、筒状体の投写方向基端側を、冷却ファンの配置位置に応じて切欠き、略平坦面としているので、投写レンズを支持する部材の高さ寸法を小さくすることが可能となり、また、例えば、投写レンズの基端側近傍に配置される電気光学装置の上方に、冷却ファンを当該レンズに触れることなく載せることが可能となる。これにより、当該投写レンズを有する投写型表示装置の高さ寸法を小さくできるとともに、投写型表示装置の内部に別途冷却ファンの収納スペースを設ける必要がなくなり、当該投写型表示装置の小型化および薄型化が図れるようになる。
【0008】
例えば、画像情報に応じて光学像を形成する電気光学装置の画像形成領域の中心を、投写レンズの軸の延長線と前記光変調装置との交点よりも下方に配置すれば、当該電気光学装置からの光学像は、当該軸の下方から入射されるとともに、投写レンズを通過して当該軸の上方に広がるように投写される。これにより、投写方向に対して最も基端側に配置されたレンズの上端側を切り欠いても、何ら問題なく、当該光学像が投写面上に拡大投写されるようになる。
【0009】
以上において、投写レンズの筒状体の外周面にその径方向外側に突出するフランジが当該筒状体の基端面よりも先端側に形成されている場合、上記構成の発明を採用すると、有効である。
【0010】
すなわち、このようなフランジを有する投写レンズでは、フランジを支持体にねじ止め固定すると、支持体に投写レンズの基端を挿入するための開口を形成しなければならない。従って、このようにレンズの上端を切り欠いているので、支持体の開口を小さくでき、支持体を小型化できる。
【0011】
また、このように投写レンズを支持体に固定すると、投写レンズの重心位置に近い位置で固定でき、支持体への投写レンズの固定が安定する。
【0013】
以上において、前記投写レンズの基端側を支持する支持体を有し、この支持体には、前記投写レンズの基端部分の形状に応じて形成され、当該レンズが挿入される開口部が設けられていることが望ましい。
【0014】
このようにすれば、通常の円形のレンズと異なり、支持体に対する開口部の占める割合をすくなくすることができ、支持体を薄くしても、十分な強度を確保することができる。
【0015】
また、前記電気光学装置を構成する光変調装置の画像形成領域の中心は、前記投写レンズの軸の延長線と前記光変調装置との交点よりも下方に配置されていることが望ましい。
【0016】
このようにすれば、前述したように、当該光学像が下方から入射されるとともに、投写レンズを通過して上方へ向かって出射される。これにより、投写方向に対して最も基端側に配置されたレンズの上端側を切り欠いても、何ら問題なく、当該光学像が投写面上に拡大投写されるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
(1)装置の全体構成
図1には、本実施形態に係る投写型表示装置1の概略斜視図が示されている。
【0019】
投写型表示装置1は、光源としての光源ランプから出射された光束を赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色に分離し、これらの各色光束を、電気光学装置を構成する液晶パネルを通して画像情報に対応させて変調し、変調した後の各色の変調光束をプリズム(色合成光学系)により合成して、投写レンズ6を介して投写面上に拡大表示する形式のものである。各構成部品は筐体としての外装ケース2の内部に収納されている。
【0020】
(2)外装ケースの構造
外装ケース2は、基本的には、装置上面を覆うアッパーケース3と、装置底面を構成するロアーケース4と、背面部分を覆うリアケースとから構成され、アッパーケース3およびロアケース4がマグネシウムダイキャスト製で、リアケースが樹脂製である。
【0021】
アッパーケース3の上面の略中央右側(正面から見て右側)には、空気取入口240が設けられ、この空気取入口240は、樹脂製のフィルタ交換蓋241で覆われている。このフィルタ交換蓋241には、外部からの取り入れた空気を装置内部へ冷却空気として導入するためのスリット状の開口241Aが形成され、当該フィルタ交換蓋241の内側には、エアフィルタ(図示略)が設けられている。このフィルタ交換蓋241をアッパーケース3の上面側から着脱することで、内部のエアフィルタを交換することが可能である。
【0022】
アッパーケース3およびロアーケース4の前面には、装置内部の空気を排出する通気口としての排気口160が形成されている。
【0023】
このような外装ケース2の空気取入口240寄りの側面および背面には、図示しない外部電力供給用のACイントレットや各種の入出力端子群が配置されている。
【0024】
(3)装置の内部構造
図2ないし図4には、投写型表示装置1の内部構造が示されている。
【0025】
これらの図に示されるように、装置1の内部には、投写レンズ6の一側方に間隔を開けて配置された光源ランプユニット8、これらの投写レンズ6および光源ランプユニット8の間に配置されたて光学系を構成する光学ユニット10、光学ユニット10内の電気光学装置925を駆動するドライバーボード(図示略)、装置1全体を制御するメインボード(図示略)の他、ACインレットからの電力を変圧して光源ランプユニット8や、ドライバーボード、メインボード、電気光学装置925の上方に配置された冷却ファン17、光源ランプユニット8の前方に配置された排気ファン(図示略)などに供給する電源ユニット(図示略)を備えている。なお、この電源ユニットは、装置1内の配置スペースを勘案して複数に分割して構成されてもよい。
【0026】
光源ランプユニット8は、投写型表示装置1の光源部分を構成するものであり、図5にも示されるように、光源ランプ181および凹面鏡182からなる光源183と、この光源183を収納するランプハウジング(図示略)とを有している。このような光源ランプユニット8は、前述した冷却ファン17からの冷却空気や、外装ケース2と投写レンズ6との間の隙間から吸引される冷却空気で冷却される。冷却空気は、先ず、吸引された直後に電気光学装置925等を冷却し、この後に装置1内部の略全域を冷却するように左方側に流れ、最終的にはその大部分が光源ランプユニット8内を通って排気ファン(図示略)により、排気口160から排気される。従って、排気ファンの直前に光源ランプユニット8が配置されていることにより、その内部の光源183を大量の冷却空気で効率よく冷却することが可能である。
【0027】
光学ユニット10は、光源ランプユニット8から出射された光束を、光学的に処理して画像情報に対応した光学像を形成するユニットであり、照明光学系923、色光分離光学系924、電気光学装置925、および色光合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム910とを含んで構成される。電気光学装置925およびクロスダイクロイックプリズム910以外の光学ユニット10の光学素子は、上下のライトガイド901,902の間に上下に挟まれて保持された構成となっている。尚、これらの上ライトガイド901、下ライトガイド902は一体とされて、ロアーケース4の側に固定ネジにより固定されている。ここで、図3は、下ライトガイド902から外した上ライトガイド901を反転させてその内部を示した図である。
【0028】
直方体状のクロスダイクロイックプリズム910は、図4に示されるように、下ライトガイド902の上面側に固定ネジにより固定されている。また、電気光学装置925を構成する各液晶パネル925R、925G、925Bは、クロスダイクロイックプリズム910の3側面に固定部材を介して固定されている。
【0029】
さらに、図示は省略されているが、電気光学装置925の各液晶パネル925R、925G、925Bを駆動・制御するためのドライバーボードが光学ユニット10の上方に配置され、光学ユニット10の後方に、投写型表示装置1全体を制御する制御回路が形成されたメインボードが立設配置される。従って、メインボードとドライバーボードとは互いに直角に配置されて電気的に接続される。また、前述の入力端子群が設けられたAVボードがメインボードと同様に立設配置され、このメインボードに電気的に接続される。
【0030】
(4)光学系の構造
次に、投写型表示装置1の光学系即ち光学ユニット10の構造について、図5に示す模式図に基づいて説明する。
【0031】
上述したように、光学ユニット10は、照明光学系923と、ダイクロイックミラー941,942と、反射ミラー943とを含む色光分離光学系924と、反射ミラー971,972、入射側レンズ954、リレーレンズ973を含むリレー光学系927と、3枚のフィールドレンズ951,952,953と、3枚の液晶パネル925R,925G,925Bと、クロスダイクロイックプリズム910と、投写レンズ6とを備えている。液晶パネル925R,925G,925Bの光入射側面には、それぞれ入射側偏光板960B,960G,960Rが配置されている。また、光出射側には、それぞれ出射側偏光板961B,961G,961Rが配置されている。
【0032】
照明光学系923は、略平行な光束を出射する光源183と、第1のレンズアレイ921と、第2のレンズアレイ922と、重畳レンズ932と反射ミラー931とを備えている。照明光学系923は、3枚の液晶パネル925R,925G,925Bの画像形成領域をほぼ均一に照明するためのインテグレータ照明光学系である。
【0033】
光源183は、放射状の光線を出射する放射光源としての光源ランプ181と、光源ランプ181から出射された放射光をほぼ平行な光線束として出射する凹面鏡182とを有している。光源ランプ181としては、ハロゲンランプやメタルハライドランプ、高圧水銀ランプが用いられることが多い。凹面鏡182としては、放物面鏡や楕円面鏡を用いることが好ましい。
【0034】
第1のレンズアレイ921は、略矩形状の輪郭を有する小レンズ9211がM行N列のマトリクス状に配列された構成を有している。各小レンズ9211は、光源から入射された平行な光束を複数の(すなわちM×N個の)部分光束に分割し、各部分光束を第2のレンズアレイ922の近傍で結像させる。各小レンズ9211の輪郭の形状は、液晶パネル925R,925G,925Bの画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定されている。例えば、液晶パネルの画像形成領域のアスペクト比(横と縦の寸法の比率)が4:3であるならば、各小レンズのアスペクト比も4:3に設定する。
【0035】
第2のレンズアレイ922も、第1のレンズアレイ921の小レンズ9211に対応するように、小レンズ9221がM行N列のマトリクス状に配列された構成を有している。第2のレンズアレイ922は、第1のレンズアレイ921から出射された各部分光束の中心軸(主光線)が重畳レンズ932の入射面に垂直に入射するように揃える機能を有している。さらに、重畳レンズ932は、複数の部分光束を3枚の液晶パネル925R,925G,925B上で重畳させる機能を有している。また、フィールドレンズ951,952,953は、液晶パネル925R,925G,925Bに照射される各部分光束をそれぞれの中心軸(主光線)に平行な光束に変換する機能を有する。なお、第2のレンズアレイ922は、図5に示されるように、反射ミラー931を挟んで第1のレンズアレイ921に対して90度傾いて配置されている。反射ミラー931は、第1のレンズアレイ921から出射された光束を第2のレンズアレイ922に導くために設けられている。照明光学系の構成によっては、必ずしも必要としない。例えば、第1のレンズアレイ921および光源が第2のレンズアレイ922に平行に設けられていれば必要ではない。
【0036】
図5に示す光学ユニット10において、光源183から出射された略平行な光束は、インテグレータ光学系を構成する第1と第2のレンズアレイ921,922によって、複数の部分光束に分割される。第1のレンズアレイ921の各小レンズ9211から出射された部分光束は、重畳レンズ932によって、液晶パネル925R,925G,925Bの画像形成領域上で概ね重畳される。その結果、各液晶パネル925R,925G,925Bは、面内分布がほぼ均一な照明光によって照明される。
【0037】
色光分離光学系924は、2枚のダイクロイックミラー941,942と、反射ミラー943とを備え、重畳レンズ932から出射される光を、赤、緑、青の3色の色光に分離する機能を有している。第1のダイクロイックミラー941は、照明光学系923から出射された光束の赤色光成分を反射させるとともに、青色光成分と緑色光成分とを透過する。第1のダイクロイックミラー941によって反射された赤色光は、反射ミラー943で反射され、フィールドレンズ951を通って赤色用の液晶パネル925Rに達する。このフィールドレンズ951は、第2のレンズアレイ922から出射された各部分光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換する。他の液晶パネル925G,925Bの前に設けられたフィールドレンズ952,953も同様である。
【0038】
第1のダイクロイックミラー941を透過した青色光と緑色光のうちで、緑色光は第2のダイクロイックミラー942によって反射され、フィールドレンズ952を通って緑色用の液晶パネル925Gに達する。一方、青色光は、第2のダイクロイックミラー942を透過し、入射側レンズ954、リレーレンズ973および反射ミラー972を備えたリレー光学系927を通り、さらにフィールドレンズ953を通って青色光用の液晶パネル925Bに達する。なお、青色光にリレー光学系927が用いられているのは、青色光の光路の長さが他の色光の光路の長さよりも長いため、光の拡散等による光の利用効率の低下を防止するためである。すなわち、入射側レンズ954に入射した部分光束をそのまま、フィールドレンズ953に伝えるためである。
【0039】
液晶パネル925Rの光入出射面側には、入射側偏光板960Rと、出射側偏光板961Rとがそれぞれ配置されている。入射側偏光板960Rは、入射した光のうち特定の偏光光のみを透過する。液晶パネル925Rは、与えられた画像情報に従って、入射側偏光板960Rから出射された赤色光の偏光光を変調する。出射側偏光板961Rは、液晶パネル925Rから出射した変調光のうち、特定の偏光光のみを透過する。
【0040】
液晶パネル925G,925Bの光入出射面側にも、入射側偏光板960G,960Bと、出射側偏光板961G,961Bとがそれぞれ配置されている。なお、本実施形態の液晶パネル925R,925G,925Bとしては、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として用いたものを採用できる。
【0041】
クロスダイクロイックプリズム910は、3色の色光を合成してカラー画像を形成する色光合成光学系としての機能を有している。クロスダイクロイックプリズム910には、赤光を反射する誘電体多層膜と、青光を反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に形成されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成される。
【0042】
クロスダイクロイックプリズム910によって構成された光は、投写レンズ6の方向に出射される。投写レンズ6は、この合成光を投写スクリーン等の投写面上に投写して、カラー画像を表示する投写手段としての機能を有する。
【0043】
(5)投写レンズの構造
図6ないし図8には、投写レンズの構造が示されている。
【0044】
投写レンズ6は、図4に示したように、その基端側を支持する支持体としてのヘッド板64を介して下ライトガイド902に固定されている。この投写レンズ6は、複数のレンズ61を所定の軸60に沿って配置し、入力された光学像を拡大投写するものである。複数のレンズ61は、複数の部材によって構成される筒状体66の内部に固定されている。投写レンズ6の投写方向に対して基端側近傍には、当該筒状体66の外周面から径方向外側に向かって突出する矩形状のフランジ62が形成されている。このフランジ62は、投写レンズ6の基端面よりも先端側に形成されている。
【0045】
複数のレンズ61のうち、投写方向に対して最も基端側配置されたレンズ61Aは、その上端側が切り欠かれた形状となっている。また、レンズ61Aの形状に合わせて、筒状体66も上端側が切り欠かれた形状とされている。そして、レンズ61Aの側面のうち、切り欠かれた形状とされた部分以外の部分は、筒状体66によって覆われる。さらに、レンズ61Aの側面のうち、切り欠かれた形状とされた部分は、遮光性を有する板体67で覆われ、投写レンズ6の内部への塵埃の侵入や光漏れが防止されるようになっている。板体67はレンズ61Aのレンズ面の外周に沿った枠部分67Aを有し、この枠部分67Aは3つのネジ68によって筒状体66に固定されている。なお、上端側が切り欠かれたレンズ61Aの枚数は、投写レンズ6に形成されるフランジ62の位置によって設定されるようになっている。
【0046】
また、投写レンズ6は、当該基端側を支持する支持体としてのヘッド板64を介して下ライトガイド902に固定されている。このヘッド板64は、フランジ62の輪郭よりも一回り大きい矩形状に形成されたものである。ヘッド板64には、レンズ61Aの外周の形状に応じて開口部65が形成され、この開口部65に投写レンズ6の基端部が挿入される。
【0047】
ここで、本実施形態の投写レンズでは、基端側のレンズ61Aの上端側が切り欠かれた形状となっているので、通常の円形のレンズ61の場合と異なり、開口部65の面積を少なくすることができる。従って、ヘッド板64の高さ寸法を小さくすることができる。さらに、当該ヘッド板64の面積に対する開口部65の占める面積の割合を少なくすることができるため、ヘッド板64の厚さを薄くすることが可能となる。さらにまた、図2からわかるように、レンズ61Aの上端側が切り欠かれた形状となっているので電気光学装置925の上方に冷却ファン17を配置する際に、レンズ61Aの上の領域も利用することができる。従って、、冷却ファン17の上端が、ヘッド板64の上端縁から突出しないようになっている。
【0048】
ここで、電気光学装置925を構成する光変調装置としての液晶パネル925R,925G,925Bの画像形成領域の中心Pは、図8に示されるように、投写レンズ6の軸60の延長線と液晶パネル925R,925G,935Bとの交点Qよりも下方に配置されている。
【0049】
液晶パネル925R,925G,925Bからの光学像は、クロスダイクロイックプリズム910を通過して軸60の下方から投写レンズ6に入射されるとともに、当該投写レンズ6を通過して当該軸60の上方に広がるように投写されるようになっている。
【0050】
(6)実施形態の効果
前述のような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
【0051】
すなわち、レンズ61Aの上端側を切欠き、略平坦面としているので、投写レンズ6を支持するヘッド板64の高さ寸法が小さくなる。また、投写レンズ6の基端側近傍に配置された電気光学装置925の上方に冷却ファン17を配置する際に、レンズ61Aの上の領域も利用することができる。これにより、投写型表示装置1の高さ寸法を小さくして装置1を薄型化できるとともに、当該投写型表示装置1の内部に別途冷却ファン17の収納スペースを設ける必要がなくなり、装置1を小型化できる。
【0052】
また、液晶パネル925R,925G,925Bの画像形成領域の中心Pを投写レンズ6の軸の延長線と液晶パネル925R,925G,935Bとの交点Qよりも下方に配置しているので、当該液晶パネル925R,925G,925Bから構成された光学像は、クロスダイクロイックプリズム910を通過して軸60の下方から入射され、投写レンズ6を通過して軸60の上方に広がるように投写される。これにより、レンズ61Aの上端側を切り欠いても、何ら問題なく、光学像を投写面上に拡大投射できる。
【0053】
さらに、ヘッド板64に、レンズ61Aの形状に応じて開口部65を形成したので、通常の円形のレンズ61の場合と異なり、ヘッド板64に対する開口部65の占める割合を少なくすることができ、ヘッド板64を薄くしても、十分な強度を確保することができる。
【0054】
(7)実施形態の変形
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、以下に示すような変形をも含むものである。
【0055】
前記実施形態では、上端側が切り欠かれたレンズの枚数は、投写方向に対して最も基端側に配置されたレンズ61Aの1枚であったが、これに限らず、複数枚であってもよい。この際、レンズの枚数は、投写レンズ6に形成されたフランジ62の位置によって設定され、液晶パネル925R,925G,925Bからの光学像に影響を及ぼさない程度に設定されていることが望ましい。
【0056】
また、前記実施形態では、ヘッド板は、矩形状に形成されていたが、これに限らず、円形状および他の形状に形成されるものでもよく、すなわち、投写レンズを支持できる形状であればどのような形状のものであってもよい。
【0057】
前記実施形態では、電気光学装置925は、TFT駆動の液晶パネル925R、925G、925Bから構成されていたが、これに限らず、他の駆動方式から構成される光変調装置を備えた投写型表示装置に本発明を採用してもよい。
【0058】
さらに、前記実施形態では、電気光学装置925は、3枚の液晶パネル925R,925G,925Bから構成されていたが、これに限らず、1枚、2枚の液晶パネルから構成される光変調装置に本発明を採用してもよい。
【0059】
そして、前記実施形態では、電気光学装置925を構成するパネルは液晶素子から構成されていたが、液晶以外のプラズマ素子、マイクロミラーを用いたデバイスパネルから構成される光変調装置を備えた投写型表示装置に本発明を採用してもよい。
【0060】
また、前記実施形態における電気光学装置925は、光束R,G,Bを透過して変調する形式のものであったが、これに限らず、入射した光を反射しつつ変調して出射する反射型の光変調装置を備えた投写型表示装置に本発明を採用してもよい。
【0061】
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
【0062】
【発明の効果】
前述のような本発明によれば、レンズの上端側が切欠かれた形状とされているので、投写レンズを支持する部材の高さ寸法を小さくすることが可能となり、また、投写レンズの基端側近傍に配置される電気光学装置の上方に、冷却ファン等を配置する際に、レンズの上の領域も利用することが可能となる。これにより、当該投写レンズを有する投写型表示装置の高さ寸法を小さくして装置を薄型化できるとともに、投写型表示装置の内部に別途冷却ファン等の収納スペースを設ける必要がなくなり、当該投写型表示装置を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る投写型表示装置を示す外観斜視図である。
【図2】前記実施形態における投写型表示装置の内部構造を示す斜視図である。
【図3】前記実施形態における投写型表示装置の内部構造を示す斜視図である。
【図4】前記実施形態における投写型表示装置の内部構造を示す斜視図である。
【図5】前記実施形態における光学系の構造を説明するための模式図である。
【図6】前記実施形態における投写レンズを示す斜視図である。
【図7】前記実施形態における投写レンズを示す縦断面図である。
【図8】前記実施形態における光学像を示す図である。
【符号の説明】
1 投写型表示装置
2 筐体である外装ケース
6 投写レンズ
8 光源
61,61A レンズ
64 ヘッド板
65 開口部
925 電気光学装置
925R,925G,925B 光変調装置である液晶パネル
Claims (4)
- 画像情報に応じて光学像を形成する電気光学装置と、形成された光学像を拡大投写する投写レンズとを備えた投写型表示装置であって、
前記電気光学装置の上方に配置され、当該電気光学装置を冷却する冷却ファンを備え、
前記投写レンズは、複数のレンズと、これら複数のレンズを所定の軸に沿って固定する筒状体とを備え、
前記複数のレンズのうち、少なくとも当該投写レンズの投写方向に対して最も基端側に配置されるレンズ、および、前記筒状体の前記投写方向の基端側は、前記冷却ファンの位置に応じて切り欠かれた形状とされていることを特徴とする投写型表示装置。 - 請求項1に記載の投写型表示装置において、
前記筒状体の外周面には、その径方向外側に向かって突出するフランジが形成され、
このフランジは、当該筒状体の基端面よりも先端側に形成されていることを特徴とする投写型表示装置。 - 請求項1または請求項2に記載の投写型表示装置において、
前記投写レンズの基端側を支持する支持体を有し、
この支持体には、前記投写レンズの基端部分の形状に応じて形成され、当該投写レンズが挿入される開口部が設けられていることを特徴とする投写型表示装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の投写型表示装置において、
前記電気光学装置を構成する光変調装置の画像形成領域の中心は、前記投写レンズの軸の延長線と前記光変調装置との交点よりも下方に配置されていることを特徴とする投写型表示装置。
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