JPH0363983A - テープカウンタ - Google Patents

テープカウンタ

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JPH0363983A
JPH0363983A JP19888489A JP19888489A JPH0363983A JP H0363983 A JPH0363983 A JP H0363983A JP 19888489 A JP19888489 A JP 19888489A JP 19888489 A JP19888489 A JP 19888489A JP H0363983 A JPH0363983 A JP H0363983A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第5図) D発明が解決しようとする問題点(第6図〜第8図) E問題点を解決するための手段 2作用 G実施例(第1図〜第4図) (G1)テープカウンタの計数原理(第1図)(G2)
第1実施例(第2図及び第3図)(G3)第2実施例(
第4図) (G4)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明はテープカウンタに関し、特にテープ状記録媒体
の記録再生装置に適用して好適なものである。
B発明の概要 本発明は、リール回転情報に基づいてテープカウント量
を換算するテープカウンタにおいて、単位カウント量が
常に一定に保たれるように換算係数を修正するようにし
たことにより、カウント精度を向上させることができる
C従来の技術 従来テープ状記録媒体例えば磁気テープの送り量を検出
する手段として第5図に示すように、供給リール2及び
巻取り−ル5の回転速度を表す周波数発信機出力(FC
出力)に基づいて換算演算処理するものが提案されてい
る。
第5図において、供給リール2及び巻取り−ル5はそれ
ぞれハブ半径rを有し、全長り及び厚みdのテープ3が
供給リール2及び巻取リール5間に巻装されている。
ここで供給リール2に巻装されているテープ3の外周ま
での半径をR3、角速度をω8、テープ巻装断面積を3
.(斜線によって示す部分)とし、また巻取り−ル5に
巻装されているテープ3の外周までの半径をR?、角速
度をω7、テープ断面積をSt  (斜線によって示す
部分)とし、さらに録再時の走行速度をV、テープ全走
行時間をTとすれば、理論上、 RTω7=R8ω、=V        ・・・・・・
(1)L−vT                ・・
・・・・ (2)ST =z  (R,”−r”)  
     ”” (3)S3 =tt  (Rs”−r
”)       ・” (4)Sア+S、−dL ・・・・・・ (5) の関係がある。
また、テープ3が全て供給リール2に巻装されている状
態から走行を開始し、現在に至るまでの時間t(以下テ
ープ走行時間と呼ぶ)とテープ3が全て供給リール2か
ら巻取り−ル5に巻装されるのに必要な時間T(以下テ
ープ全走行時間Tと呼ぶ)との比は、巻き取られたテー
プ量Sア及び全テープ量ST+S、の比に等しくなると
いう関係があるので、 が得られ、(6)式に(1)〜(5)式を代入して変形
すると、 が得られ、さらに(7)式の関係から巻取側テープ半径
Rtは、 として求めることができる。
同様にして供給側テープ半径R3は、 として求めることができる。
そこで巻取側及び供給側リール回転周波数Tt及びS、
は、巻取側及び供給側テープ半径R7及びR1に基づい
て次式 かくして求められたテープ走行時間tの時点におけるリ
ール回転周波数T1及びS、に定数値でなる換算係数J
及びKをそれぞれ重み付けした後足し合わせれば、単位
カウント′WkXtはXt  −J−Tt+に一3t 
     ・・・・・・ (12)として求めることが
できる。
(10) (11) を演算することにより求めることができる。
D発明が解決しようとする問題点 ところが第6図に示すように、テープ走行時間tを横軸
にとってグラフとして表した場合、(10)式及び(1
1)式のリール回転周波数Tt及びSLは、テープ走行
時間tの経過に従ってそれぞれ単調減少及び単調増加す
ると共に、テープ走行時間tがテープ全走行時間Tに対
してt=T/2になったとき互いに等しい値になり、か
つこの時点を中心軸として左右対称の特性曲線になる。
従って(12)式において、換算係数として定数Jを周
波数の高いリール回転周波数TL (又はSL)に乗算
すると同時に、換算係数として定数Kを周波数の低いリ
ール回転周波数SL (又はTt)に乗算した後互いに
加算すると、1−0ないし 1−T/2の期間において
J−Tt+に一3tとなり、かつt−T/2ないしt−
Tの期間において、J・St+に’−Ttとなることに
より、単位カウント景Xtは第7図において実線で示す
ように、 時点t−T/2を中心軸として左右対称(時
間の経過に従って前後対称)かつ下に凸の特性曲線とし
て表わされる。すなわち単位カウント!txtは時間t
の経過に応じて変動する結果となっている。
ところが従来のテープカウンタにおいては、カウント値
を、単位カウント景Xtを時間tについて積分すること
により求めているので、単位カウント誤差、が変動すれ
ば、これに応じて時間tに対するカウント値の変化率が
変動し、その結果第8図に示すように、カウント値のカ
ウント誤差はテープ走行時間tに応じて増減し、正確な
テープ走行時間tを表示できない問題がある。
また従来のテープカウンタはテープのmiによってもカ
ウント誤差が大幅に変わり、使用者が正確なテープ残量
を知り得ないという問題があった。
この問題を解決する方法として、テープから再生したテ
ープ送り量検出信号に基づいてテープ送り量を検出する
ことも考えられるが、このようにすると信号が記録され
ていないテープについてそのテープ走行位置及びテープ
残量を知ることができない問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、リール回
転情報に基づいてテープカウントiを換算するにつき、
従来の場合と比較して一段と高い精度でテープ送り量を
検出することができるテープカウンタを提案しようとす
るものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため第1の発明においては、リ
ール回転情報に基づいてテープ送り量を検出するテープ
カウンタ11において、供給り−ル12のリール回転周
波数31と供給リール12側の換算係数Ktとを掛け合
わせ、巻取り−ル15のリール回転周波数Ttと巻取リ
ール15側の換算係数Jlとを掛け合わせた後、2つの
乗算値Kt  −3t 、Jc  ・T、を足し合わせ
ることにより単位カウントff1X、   (−に、 
 ・St+JtTt)を算出する積算回路部17と、単
位カウント量X、を、テープ送り量によらず一定値に保
つように、供給リール12側の換算係数Kt及び巻取り
−ル15側の換算係数Jlをテープ送り量に基づいて補
正する供給リール12側の換算係数補正手段163及び
巻取り−ル15側の換算係数補正手段16Tと、積算回
路部17より送出される桁上り信号S7に基づいてテー
プ送り量をカウントするカウンタ18とを設けるように
する。
第2の発明においては、リール回転情報に基づいてテー
プ送り量を検出するテープカウンタ11において、供給
リール12のリール回転周波数S1と供給リール12側
の換算係数Ktとを掛け合わせることにより、又は、巻
取り−ル15のリール回転周波数T1と巻取リール15
例の換算係数Jlとを掛け合わせることにより単位カウ
ント量X、(=に、  ・St又はJt’Tt)を算出
する積算回路部17と、単位カウントffl x tを
、テープ送り量によらず一定値に保つように、供給リー
ル12例の換算係数Kt又は巻取り−ル15側の換算係
数Jtをテープ送り量に基づいて補正する供給リール1
2側の換算係数補正手段16S又は巻取り−ル15側の
換算係数補正手段16Tと、積算回路部17より送出さ
れる桁上り信号S7に基づいてテープ送り量をカウント
するカウンタ18とを設けるようにする。
1作用 第1の発明において、換算係数KtSJ、の値をテープ
送り量に基づいて補正することにより、換算係数Kt、
Jt及びリール回転周波数SL、Ttにより算出される
単位カウンタ18 x tを一定値に保つことができ、
その積分値でなるカウント値をテープ走行時間tに比例
するように修正し得ることにより、磁気テープ13の正
確な位置を表すことができる精度の高いテープカウンタ
を実現できる。
また第2の発明においては、換算係数Kt (又は−r
t)の値をテープ送り量に基づいて補正することにより
、換算係数Kt (又はJt)及びリール回転周波数S
t  (又はT1)により算出される単位カウントft
xtを一定値に保つことができ、その積分値でなるカウ
ント値をテープ走行時間tに比例するように修正し得る
ことにより、磁気テープ13の正確な位置を表すことが
できる精度の高いテープカウンタを実現できる。
G実施例 (G1)テープカウンタの計数原理 本発明においては原理上、第1図の曲線JtsKtに示
すように、時点tにおけるリール回転周波数’rt、 
st  ((10)式、(11)式によって表される)
及び換算係数Jl、K、について、単位カウンhIX&
が時間に関係なく一定値を維持する条件を求め、これを
実現するような換算演算処理を実行する。
この実施例の場合、次式 %式%(13) (14) によって時間の経過に従って一定値になるような関係を
満足する換算係数Kt及びJ、を求める。
(14)式において、T1いS txはリール回転周波
数Tt 、Stの導関数である。
(13)式及び(14)式を満足する換算係数に1、J
tが存在すれば、換算係数Kt、Jtはリール回転周波
数Tt、Sc及びその導関数T tXs S txを用
いて、次式 (15) (16) として求められる。
ここで、テープ3が定速送りで読み書きする記録媒体の
ときには、リール回転周波数S、 、T。
はテープ走行時間を及びテープの種類によって決まる係
数a、bを用いて、次式 (17) %式%(18) という式で与えられる。
リール回転周波数SL及びT、を表す(17)式及び(
18)式を(15)式、(16)式に代入して整理する
と、換算係数Kt、Jtはテープ走行時間tを用いて、 として求められ、m算係数KtSJ、は、第1図におい
てテープ走行時間tを横軸にとって表すように、t=T
/2に対して左右対称な特性曲線として表すことができ
る。
そこで単位カウンタ18.は、リール回転周波数St、
Tt及び換算係数Kt、Jtを用いて、次式 %式%(21) に(17)式及び(18)式並びに(19)式及び(2
0)式を代入して求めることができる。
(21)式により求めることができる単位カウント11
X、はテープ走行時間tの経過に従ってほぼ一定値を維
持し得、従ってこれを積分することにより得られるテー
プ送り量のカウント結果は良好な直線性を示す。
(G2)第1実施例 第2図において、11は全体として磁気テープ記録再生
装置のテープカウンタを示し、周波数検出a19s及び
19Tにおいて供給リール12及び巻取り−ル15から
検出したリール回転周波数S、及びTtと、換算係数演
算部16S及び16Tから送出される換算係数Kt及び
JL  (テープ走行時間tと共に変化する)とに基づ
いて積算回路部17において、次式 %式%(22) に従って単位カウントアツプを演算する。
積算回路部17は、(22)式により算出された単位カ
ラン)ftXtを順次加算し、加算値ΣXtが所定計数
値になるごとに桁上り信号S7を送出し、この桁上り信
号S7に基づいてカウンタ18のカウント値をカウント
するようになされている。
また、この加算値ΣXtは初期設定信号Sllによりテ
ープ送り開始時における磁気テープ13の現在位置(す
なわちテープ走行時間t)に基づいて設定されるように
なされている。
積算回路部17は、周波数検出器193及び19Tにお
いて検出された供給リール12及び・巻取リール15の
リール回転周波数S、及びTtをそれぞれリール回転周
波数信号S3及びS4として入力し、この信号S3及び
S4を受けるごとに(22)式に基づく演算を実行する
この実施例の場合換算係数に1及びJtはテープ走行時
間tに対する特性曲線を一次関数で折れ締約に近似した
近似特性曲線上の値として表されている。
カウンタ18は、桁上り信号S7が入力されると、磁気
テープ13が順方向に送られている場合にはカウント値
を例えば、−秒ずつカウントアツプし、逆方向に送られ
ている場合にはカウント値を一秒ずつカウントダウンす
る。
かくしてカウンタ18は初期設定部21から与えられる
初期設定信号S12によってカウント値をテープ送り開
始時における現在位置を示す値に設定した後、カウント
動作を開始し、やがてカウント値が近似特性曲線の折れ
線の傾きが変化する値になるごとに換算係数演算部16
3及び又は16Tの設定値を新たに設定し直すための再
設定信号S8Aを初期設定部21に送出する。
またカウンタ18はカウント値信号38Bを表示装R2
0に送出し、表示装置20は現在のテープ走行時間tを
表示板上に表示する。
回転周期検出部22は周期検出器23S及び23Tにお
いて供給リール12及び巻取リール15のリール回転周
期を検出してリール回転周期信号S1及びS2を送出す
ると共に、現在位置検出部24においてリール回転周期
1/St及び1/Ttを演算することによりテープ送り
開始時における磁気テープ13の現在位置を検出して、
現在位置信号S9を初期設定部21に送出する。
初期設定部21は現在位置信号S9を入力すると、テー
プ送り開始時の現在位置に基づいて、換算係数演算部1
63.16T、積算回路部17及びカウンタ18に対し
て初期設定信号5IOA、5IOBSSIOXA、5I
OXBSSl 1及びS12を与える。また、カウンタ
18より再設定信号S8Aを入力すると初期設定信号5
LOA、5LOB、5IOXA、5lOXB及びSll
によって換算係数演算部16S、16T及び積算回路部
17をカウント値に基づいた新たな値に再設定する。
換算係数演算部163及び16Tは第3図に示すように
、補正量ホールド回路30及び換算係数演算回路31を
有し、それぞれ換算係数に1及びJtを算出する。
換算係数演算部16Sの補正量ホールド回路30は、積
算回路部17の桁上り信号S7を受けてその都度、保持
している換算係数変化M(すなわちテープ走行時間tに
おける近似特性曲線の傾き)Δに1を補正信号S5とし
て換算係数演算回路31に送出する。
すなわち補正量ホールド回路30は、初期設定信号5I
OAが入力されると、保持している換算係数変化量Δに
1を新たな値に設定すると共に、当該新たに設定された
vA算係数変化量ΔKtを換算係数演算回路31に補正
信号S5として送出する。また換算係数演算回路31は
桁上り信号S7を入力するごとに、保持している換算係
数Ktを換算係数信号S6及び36Xとして積算回路部
17に送出すると共に、保持している換算係数Ktを補
正信号S5により新たな換算係数Ktに書き換えて保持
する。
かくして換算係数演算回路31は、初期設定信号5IO
Bが入力されると保持している換算係数に、を新たな値
に設定保持し、これを換算係数信号S6として積算回路
部17に送出すると共に補正信号S5に基づいて単位時
間当り変化量ΔK。
を従来の換算係数に1に加算して新たな換算係数Ktに
設定保持する。
換算係数演算部16Tは換算係数演算部163と同一の
構成を有し、従って換算係数演算部16Sと同様にして
桁上り信号S7を入力するごとに、補正量ホールド回路
30に保持されている換算係数変化量ΔJ、を補正信号
S5Xとして換算係数演算回路31に送出すると同時に
、換算係数Jtを換算係数演算回路31より積算回路1
7にS6Xとして送出する。
また換算係数演算部16Tは初期設定信号510XAを
入力すると補正量ホールド回路30に保持されている換
算係数変化量ΔJtを新たな値に設定した後、補正信号
S5Xとして送出すると共に初期設定信号5IOXBの
入力に基づいて換算係数演算回路31の換算係数Jtを
新たな値に設定して積算回路部17に換算係数信号36
Xとして送出する。
さらに換算係数演算回路31は換算係数信号S6Xを送
出した後補正信号S5に基づいて換算係数Jlの値を補
正する。
以上の構成において、カセットテープ装着部にカセット
型の磁気テープ13を装着した状態において記録再生装
置が順方向再生モード(又は順方向早送りモード)に設
定されると、磁気テープ13は供給リール12側から巻
取リール15側へ順方向に走行される。
この再生モードにおいて、回転周期検出部22はテープ
走行開始時の現在位置を検出して初期設窓部21、カウ
ンタ18を介して表示装置20に現在位置(例えば1時
間3分28秒)を表示させると同時に、初期設定部21
を介して換算係数演算部16S、16Tにテープ現在位
置における換算係数に、及びJtを設定さセると共に、
積算回路部17の加算値ΣXtの値を設定する。このと
き積算回路部17は、リール回転周波数信号S3及びS
4によって入力されたリール回転周波数St及びTtか
ら(22)式に基づいて単位カウント量X、を算出し、
その加算値ΣXtに加算する。
やがて加算値ΣX1に桁上りが生ずると積算回路部17
は桁上り信号S7によってカウンタ18をカウントアツ
プさせると同時に、内部において単位カウントWkXt
を一定に保つように換算係数Kt及びJtを更新する。
積算回路部17はリール回転周波数信号S3及びS4の
入力を受けるごとに、かかる動作を繰り返す。
やがて換算係数演算部16S及び又は16Tの補正量ホ
ールド回路30の補正量が変化する時点に到達したこと
をカウンタ18が検出すると、初期設定部21は初期設
定信号5IOA、5LOB及び又は5IOXA、5IO
XBによって補正量ホールド回路30及び換算係数演算
回路31の値(換算係数変化量ΔKt  (ΔJt)及
び換算係数Kt (Jt)を近似特性曲線の値に沿う値
に補正更新し、これにより単位カウント量Xtを常に一
定に保つように動作する。
これに対して記録再生装置が逆方向再生モード(又は逆
方向早送りモード)に設定されると、順方向に磁気テー
プを走行させる場合と同様にして、テープ現在位置に基
づいて換算係数Kt、Jtが設定され、積算回路部17
において単位カウンタ18.が求められ、その加算値Σ
Xtに桁上りが判別されると、カウンタ18のカウント
値がカウントダウンされると同時に換算係数演算部16
S及び16Tの値が更新される。
以上の構成によれば、テープ走行時間tによらず、単位
カウント量Xtが一定値を保つように換算係数Kt及び
J、を補正することができることにより、カウント値の
直線性を向上させ得、その結果テープ送り量に比例した
正確なカウント値を得ることができる。
また、単位カウントアツプ、はり−ル回転周波数S、、
Jtによって求めることができることにより、テープの
種類や、テープ位置情報を記録しているか否かによらず
高精度のテープカウント結果を得ることができる。
(G3)第2実施例 第4図は第2の実施例を示すもので、この場合のテープ
カウンタ11は、第2図との対応部分に同一符号を付し
て示すように、供給リール12側だけに周波数検出器1
93、換算係数演算部16S及び回転周期検出部22を
設けたことを除いて第2図と同様の構成を有する。
この実施例において、積算回路部17の単位あラン)t
X、はり−ル回転周波数St及び換算係数に、から、次
式 %式% (23) として算出される。
ここで換算係数に、は、単位カウント1txtをテープ
走行時間tによらず一定値に保つ値でなる特性曲線を折
れ線で近似した近似特性曲線上の値になるようになされ
ている。
以上の構成によれば供給リール12の回転情報のみによ
る簡易な構成によって、テープ走行時間tによらず単位
カウント量Xtが一定の値を保つように換算係数Ktを
補正することができ、これによりカウント値の直線性が
向上され、テープ送り量に比例した正確なカウント値を
得ることができる。
(G4)他の実施例 (1)上述の実施例においては、換算係数演算手段とし
て桁上り信号S7を入力するごとに補正量ΔKt及びΔ
Jtを従来の値に加算することにより換算係数に、及び
J、を更新する換算係数演算部16S及び16Tを設け
た場合について述べたが、これに代え、テープ送り量に
対応する補正量を記憶したメモリ手段を設け、テープ走
行時間tに対応する値を順次読み出して積算回路部17
に送出することにより、単位カウント量Xtを算出する
ようにしても良い。
(2)第2実施例においては、単位カウント量Xtを算
出する手段として供給リール12側のリール回転周波数
St及び換算係数に%を用いた場合について述べたがこ
れに代え、巻取り−ル15側のリール回転周波数Tt及
び換算係数Jtを用いるようにしても良い。
(3)上述の実施例においては、テープ送り量と対応す
るテープ走行時間tに基づいて、単位カウント量X1を
常に一定に保つように修正する換算係数Kt及びJtと
して、特性曲線を折れ線で近似した近似特性曲線上の値
をとるようにしたが、これに代え、特性曲線上の値や、
他の近−似方法による近似特性曲線上の値をとるように
構成しても同様の効果を得ることができる。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、換算係数をテープ送り量
によって補正することにより単位カウント量を常に一定
に保つことができ、テープ送り量に対する直線性の優れ
たテープカウンタを容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は換算係数の特性を示す特性曲線図、第2図は本
発明によるテープカウンタの第1の実施例を示すブロッ
ク図、第3図は換算係数演算部の構成を示すブロック図
、第4図は本発明によるテープカウンタの第2の実施例
を示すブロック図、第5図は単位カウント量の算出原理
の説明に供する路線図、第6図はリール回転周波数の特
性曲線図、第7図は単位カウント量の特性曲線図、第8
図はカウント誤差の説明に供する特性曲線図である。 11・・・・・・テープカウンタ、12・・・・・・供
給リール、13・・・・・・磁気テープ、14・・・・
・・キャプスタンモータ、15巻取リール、16S、1
6T・・・・・・換算係数演算部、17・・・・・・積
算回路部、18・・・・・・カウンタ、19S、19T
・・・・・・周波数検出器、20・・・・・・表示装置
、21・・・・・・初期設定部、22・・・・・・回転
周期検出部、233.23T・・・・・・周期検出器、
24・・・・・・現在位置検出部、30・・・・・・補
正量ホールド回路、31・・・・・・換算係数演算回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リール回転情報に基づいてテープ送り量を検出す
    るテープカウンタにおいて、 供給リールのリール回転周波数と上記供給リール側の換
    算係数とを掛け合わせ、巻取リールのリール回転周波数
    と上記巻取リール側の換算係数とを掛け合わせた後、上
    記2つの乗算値を足し合わせることにより単位カウント
    量を算出する積算回路部と、 上記単位カウント量を、テープ送り量によらず一定値に
    保つように、上記供給リール側の換算係数及び上記巻取
    リール側の換算係数をテープ送り量に基づいて補正する
    上記供給リール側の換算係数補正手段及び上記巻取リー
    ル側の換算係数補正手段と、 上記積算回路部より送出される桁上り信号に基づいてテ
    ープ送り量をカウントするカウンタとを具えることを特
    徴とするテープカウンタ。
  2. (2)リール回転情報に基づいてテープ送り量を検出す
    るテープカウンタにおいて、 供給リールのリール回転周波数と上記供給リール側の換
    算係数とを掛け合わせることにより、又は、巻取リール
    のリール回転周波数と上記巻取リール側の換算係数とを
    掛け合わせることにより単位カウント量を算出する積算
    回路部と、 上記単位カウント量を、テープ送り量によらず一定値に
    保つように、上記供給リール側の換算係数又は上記巻取
    リール側の換算係数をテープ送り量に基づいて補正する
    上記供給リール側の換算係数補正手段又は上記巻取リー
    ル側の換算係数補正手段と、 上記積算回路部より送出される桁上り信号に基づいてテ
    ープ送り量をカウントするカウンタとを具えることを特
    徴とするテープカウンタ。
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