JPH0363273A - ピリドベンゾインドール、その製造方法及びそれを含有する組成物 - Google Patents

ピリドベンゾインドール、その製造方法及びそれを含有する組成物

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JPH0363273A
JPH0363273A JP2148448A JP14844890A JPH0363273A JP H0363273 A JPH0363273 A JP H0363273A JP 2148448 A JP2148448 A JP 2148448A JP 14844890 A JP14844890 A JP 14844890A JP H0363273 A JPH0363273 A JP H0363273A
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    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ピリドベンゾインドール誘導体、その製法及
びそれを含有する組成物に関する。
本発明による式 [式中、Rは、水素或いは炭素数1又は2のアルキルを
示し、 alkは、炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレン基
を示し、 !。
[式中、Rは水素又はアルキル(1又は2C)であり、
alkは直鎖又は分岐鎖アルキレン(2〜4C)であり
、R1は水素又はアルキル(I又は2C)であり、R2
はヒドロキシル又はメトキシであり、そしてR3はメチ
ル又はエチルである] のピリドベンゾインドール及びその酸付加塩は抗ms剤
として有用である。
ヨーロッパ特許願第239.476号には、式ロック(
D ucroq)ら、J、ヘト、ケム(Hat。
Chem、 ) 、12 (5) 、 963 (19
75)又はch、s、 リー(L ee)ら、ヘテロサ
イクルズ(Heterocycles) 、上皇(7)
、1081(1981)の文献に記述されているが、そ
の治療学的活性は言及されていない。
本発明は、特に有利な抗腫瘍性を示す式1式中、R,及
びR,は中でも水素原子であり、R2は水素原子或いは
ヒドロキシル又はアルコキシ基を示し、R3及びR4は
特にアルキル基であり、そしてnは2〜4である] の抗腫瘍活性を示すγ−カーポリン誘導体が記述されて
いる。
更に他のピリドインドール誘導体が、c、ダクR。
[式中、Rは、水素或いは炭素数1又は2のアルキルを
示し、 alkは、炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレン基
を示し、 R□は水素或いは炭素数1又は2のアルキルを示し、 R2は、ヒドロキシル又はメトキシを示し、そして R3は、炭素数1又は2のアルキルを示す]の新規なピ
リドベンゾインドール化合物及びその酸付加塩及び適当
ならばその水和物及びその異性体形並びにこれらの混合
物を提供する。
本発明によれば、式(I)の化合物は、式t [式中、R1は上述の通りである] のクロロ誘導体から、式 %式%() [式中、alk及びRは上述の通りである]のアミンを
作用させ、次いで適当ならば得られた式 [式中、R,R,SR3及びalkは上述の通りである
] のメトキシ化生成物を9−ヒドロキシピリド[4゜3−
b1ベンゾ[elインドール化合物に転化することによ
って得られる。
式(I[I)のアミンと式(II)のクロロ誘導体との
反応は、随時不活性な有機溶媒中において又は溶媒を用
いずに、過剰のアミンの存在且つ好ましくは窒素下に、
反応混合物の還流温度ないし250℃(即ちオートクレ
ーブ中)の温度で行なわれる。
脱メチル化は、分子の残りの部分に影響しないいずれか
公知の方法で行なうことができる。
R,が窒素原子である式(n)のクロロ誘導体は、対応
する式 [式中、R1は上述の通りである] のピリドンから、塩素化剤を作用させることによって製
造しうる。
この操作は、一般に有機溶媒例えばニトリル(例えばア
セトニトリル)中、3級アミン(例えばジエチルアニリ
ン又はジメチルアニリン)の存在下に、オキシ塩化燐又
はハロゲン化燐誘導体から選択される塩素化剤を75〜
90℃(反応混合物の還流温度)の温度で用いることに
よって行なわれる。この反応は、好ましくは窒素下に行
なわれる。
RIがアルキル基である一般式(II)の生成物は、R
1が水素原子の生成物を、例えば炭酸カリウムの存在下
に適当なハロゲン誘導体を作用させてアルキル化するこ
とにより製造することができる。
3 [式中、R8は上述の通りである] のヒドラジンから、C,H,=ユエン(N guyen
)及びE、ビサニ(B isagni) 、T etr
ahedron土2.(8)、2203 (1986)
に記述されている方法と同様にして、熱的フィッシャー
反応を用いることにより製造することができる。
式(V)のヒドラゾンは、4−ヒドラジノ−5−メチル
(またはエチル)−1H−2−ピリドンを6−メトキシ
−2−テトラロンと縮合させることによって製造される
。この反応は、一般に有機溶媒例えばアルコール(例え
ばエタノール)中、反応混合物の還流温度で行なわれる
6−メドキシテトラロンは、J、 Am、 Chen+
Sos、82.2573 (1960)に記述されてい
る方法で製造しうる。
4−ヒドラジノ−5−メチル−IH−2−ピリドンは、
C,H,ニュエン及びE、ビサニ、テトラヘドロン、±
1(8)、2203 (1986)に記述されている方
法に従って製造することができる。
式(I)のピリドベンゾインドール誘導体は、結晶化ま
たはクロマトグラフィーで精製できる。
本発明のピリドベンゾインドール誘導体は、有機溶媒中
において酸を作用させることにより酸付加塩に転化でき
る。塩は、随時溶液の濃縮後に沈殿する。これは、テ過
又は傾斜によって単離しうる。
製薬学的に許容しうる塩としては、無機酸の付加塩例え
ば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、燐酸塩、或いは有機
酸の付加塩例えば酢酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩
、マレイン酸塩、フマル酸塩、メタンスルホン酸塩、l
)−トルエンスルホン酸塩、イセチオン酸塩、又はこれ
らの化合物の置換誘導体塩を挙げることができる。
本発明によるピリドベンゾインドール及びその塩は、水
和物の形で存在しうる。これらの水利形も本発明の範囲
に含まれる。
更に記号alkが枝分かれアルキレン基である場合、ピ
リドベンゾインドール誘導体は、異性体形をもつ。これ
らの異性体形も本発明の範囲に含まれる。
式(1)の化合物は、抗腫瘍剤として特に有用である。
この抗腫瘍性は、T、H,コーベット(CorbeLt
)ら、I nvestigational  N ew
  D rug14.207〜220 (1986)j
こ記述されている方法に従い、示差細胞毒試験において
、特に15μg/ディズクに近い濃度で観察された。
マウスに移植した腫瘍、特に白血病P2S5の場合、本
発明の薬剤は腹腔内投与により5〜20mg/kgの投
与群で活性のあることがわかった。
上述の示差細胞毒試験において、下記の実施例1〜6に
記述する生成物は、15μg/ディスクの濃度で用いた
時、白血病L1210及び頑強な腫瘍PO,及びC31
に対して次の活性を示した。
試験した頑強な腫瘍は生物学者にとって十分公知である
、腫瘍POsは膵臓の腺ガンであり、腫瘍C3,は結腸
の腺ガンである。結果はそれぞれの場合阻止単位で示し
である。阻止単位は、ガン細胞の生長を阻止した面積の
尺度に相当する。これはl阻止単位−30μとして表示
される。
本化合物の、最大許容投与量として表示されるマウスに
おける毒性は、腹腔内投与の場合、lO〜20mg/k
gであった。
抗腫瘍活性のために特に興味のあるピリドベンゾインド
ール化合物は、式(I)において、Rが水素又はメチル
であり、 alkは、炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレン基
であり、 R3がは水素又はメチルであり、 R8がヒドロキシルであり、そして R1がメチル又はエチルである、 のもの及びその塩及び適当ならばその水和物である。
Rがメチルであり、 alkは、炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレン基
であり、 R+かは水素又はメチルであり、 R8がヒドロキシルであり、そして R1がメチルである、 ピリドベンゾインドール化合物及びその塩及び適当なら
ばその水和物であり、特に [(3−ジメチルアミノ)プロピル] −1−アミノ−
9−ヒドロキシ−4−メチル−5H−ピリド[4,3−
blベンゾ[6]インドール及びその塩並びに水利形、
そして 1−(3−ジメチルアミノ−2−メチルプロピル)アミ
ノ−9−ヒドロキシ−4−メチル−5H−ピリド[4,
3−b]ベンゾ[e]インドール及びその塩並びjこ水
和形 である。
次の実施例は本発明を例示する。
実施例1 撹拌機を備え且つアルゴン下に維持された500ccの
丸底反応フラスコに、l−[(3−ジメチルアミノ)プ
ロピルコアミノ−9−メトキシ−4−メチル−5H−ピ
リド[4,6−blベンゾ[e]インドール(8,7g
)を臭化水素酸(220cc。
d−1,47,47%)と共に仕込んだ。
沸とう時に均一になるこの混合物を4時間還流下に加熱
し、減圧下に濃縮乾固した。この固体残留物を水(80
0cc)に溶解し、28%水性アンモニア(85cc)
を滴々に添加してアルカリ性にし、樹脂沈澱物を生成せ
しめた。
得られた混合物に酢酸エチル(800cc)を添加した
。全体を1時間撹拌し、濾過して少量の不溶性の両分を
除去した。有機相を傾斜し、母液を酢酸エチル(2X4
00cc)で抽出した。この有機相を硫酸ナトリウムで
乾燥し、濾過し、動物炭(16〜20g)で処理して脱
色し、そして濾過し、濃縮乾固した。
固体残留物をアセトン(80cc)中に入れ、1時間撹
拌し、濾過し、次いで冷アセトン(2×15 cc)で
洗浄した。アセトンでの処理を1回繰返してベージュ−
黄色の粉末(6,3g)を得た。融点−216〜218
℃、l−[(3−ジメチルアミノ)プロピル】アミノ−
3−ヒドロキシ−4−メチル−5H−ピリド[4,3−
b]ベンゾ[elインドールに相当。
沸とうメチルエチルケトン中メタンスルホン酸(6,4
g、3当量)の溶液に沸とうメチルエチルケトン中1−
[(3−ジメチルアミノ)プロピルコアミノ−9−ヒド
ロキシ−4−メチル−5H−ビリド[4,3−blベン
ゾ[eFインドール(7,5g)の溶液を添加し、混合
物を還流下に5分間保った。不溶性の樹脂状物が生成し
た。これは18時間にわたって撹拌していると徐々に灰
色の粉末に壊れた。この固体を濾別し、メチルエチルケ
トンで洗浄し、迅速に五酸化燐を含むデシケータ中に入
れた。減圧(15mmHg)下に18時間後、1−[(
3−ジメチルアミノ)プロピル]アミノ]−9−ヒドロ
キシ−4−メチル−5H−ピリド[4,3−b]ベンゾ
[8]インドールジメタンスルホネート(11,7g、
97%)を得た。融点=245〜255℃。
沸とうメタノール(150cc)中1−[(3−ジメチ
ルアミノ)プロピルコアミノ−9−ヒドロキシ−4−メ
チル−5H−ピリド[4,3−blベンゾ[el イン
ドール(670mg)の溶液を、塩酸を飽和させたメタ
ノール(100cc)中に注いだ。この溶液を30cc
まで濃縮し、アセトン(60cc)を添加した。沈澱を
15分後に冷時濾過し、アセトンで洗浄し、迅速に真空
下のデシケータ中に入れた。この結果1−[(3−ジメ
チルアミノ)プロピルコアミノ−9−ヒドロキシ−4−
メチル−5H−ピリド[4,3−b] −ベンゾ[el
インドール2塩酸塩水利物(1,5H,O)の微結晶(
620mg、72%)を得た。融点−250〜260℃
(分解)。
沸とうアセトン(lone)中1−[(3−ジメチルア
ミノ)プロピルコアミノ−9−ヒドロキシ−4−メチル
−5H−ピリド[4,3−b]ベンゾ[el インドー
ル(350mg)を沸とうアセトン(30cc)中マレ
イン酸(350mg、3当量)の溶液中に注いだ。そし
て混合物を終夜室温下に栓つきフラスコ中に放置した。
得られた固体を濾別し、アセトンで洗浄し、真空下に1
8時時間計て、l−[(3−ジメチルアミノ)プロピル
コアミノ−9−ヒドロキシ−4−メチル−5H−ビリ)
’[4,3−b]ベンゾ[e]インドールジマレエート
を得た。融点204〜206°C01−[(3−ジメチ
ルアミノ)プロピルコアミノ−9−メトキシ−4−メチ
ル−5H−ピリド[4,3−b]ベンゾ[elインドー
ルは次のようにして製造した。
l−クロル−9−メトキシ−4−メチル−5H−ピリド
[4,3−b]ベンゾ[e]インドール(7゜2 gs
 24ミリモル)を、大過剰の3−ジメチルアミノプロ
ピルアミンを含有する500ccのフラスコ中に入れ、
還流、窒素下に撹拌しながら72時間加熱した(シリカ
ゲルプレートで検査してクロロ誘導体が完全に消失)。
過剰のジアミンを水浴上減圧下に蒸発させ、残留物を水
中に入れ、次いで水性アンモニアでアルカリ性にした。
生成した固体を濾別し、水洗し、塩化メチレン中に入れ
、そして水性アンモニア(lOcc)を添加した水(1
50cc)で洗浄した。
有機溶液を乾燥し、濾過し、そして蒸発させて純粋(T
LC)な1−[(3−ジメチルアミノ)プロピルコアミ
ノ−9−メトキシ−4−メチル−5H−ピリド[4,3
−b]ベンゾ[elインドール(8,7g)に相当する
固体残留物を得た。
l−クロル−9−メトキシ−4−メチル−5H−ピリド
[4,3−blベンゾ[e]インドールは次のように製
造した: 磁気撹拌機、滴下濾斗、凝縮器を備え且つ窒素下に保持
されたlQの丸底フラスコに、9−メトキシ−4−メチ
ル−2H,5H−ピリド[4,3−b]ベンゾ[el−
1−インドール(12,2g、43ミリモル)、アセト
アミド(10,4g1172ミリモル)、ベンジルトリ
エチルアンモニウムクロライド(40g% 172ミリ
モル)、アセトニトリル(110cc)及び新しく精留
したジエチルアニリン(28cc、172ミリモル)を
導入した。
精留したオキシ塩化燐(200cc)を滴下濾斗から漸
次添加した。この時発熱反応が観察された。
この混合物を還流下に10時間加熱した。この間均−な
反応段階を経た後、沈澱が現れた。指示した時間の後、
これを70℃まで加熱した水浴上及び減圧(15mmH
g)下に濃縮乾固した。
得られた残留物に氷水(300cc)を添加し、そして
2分間良く撹拌した混合物を沸とうするまで加熱した。
黄色の沈澱が生成し、これを冷時濾別し、冷水で洗浄し
た。この沈澱を蒸留水(300cc)中に入れ、混合物
を水性アンモニアで冷状態にアルカリ性にした。全体を
1時間撹拌しながら放置し、沈澱を濾別し、水洗した。
薄層クロマトグラフィーは予期する化合物1r−0,5
)の存在と痕跡量の出発化合物1r−0,36)の存在
を示した( S i Ox、CH,(1−EtOH9/
l)。予期する生成物をアルコールから結晶化した。即
ちこれは非常に貧弱にしか溶解しないで黄色の針状物を
与えた(12g、92%)、融点〉270℃(Rf−0
,58、シリカ・プレート、純粋な酢酸エチル溶離剤)
9−メトキシ−4−メチル−2H,5H−ピリド[4,
3−b]ベンゾ[e]インドール−1−オンは次のよう
に製造した: N−4−(5−メチル−IH−2−ピリドニル)N’−
2−(6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナ
7タレニリデン)ヒドラジン(31g。
0.1モル)及びジフェニルエーテル(lQ)全4氾の
3ツロフラスコ中で混合し、次いで全体を良く撹拌し、
窒素下に保ちながら40分間還流下に加熱した。混合物
は均一になり、褪色した。次いで加熱を停止して200
°Cまで冷却させ、出発化合物の転化率を調べた。撹拌
を継続しながら、ジフェニルエーテル(100cc)中
に懸濁させた10%パラジウム担持炭(5g)を注意し
つつ(発泡と水素の遊離)漸次添加し、この新しい混合
物を再び還流下に40分間加熱した。この冷却した混合
物にヘキサン(20を添加し、生成した沈殿を濾別し、
次いでヘキサンで洗浄した。これを沸とう酢酸(I Q
>中に入れ、濾過してパラジウム担持炭を除去し、これ
を沸とう酢酸(50〜100 cc)で1回洗浄した。
−緒にした濾液を500ccまで濃縮し、冷却後に得た
固体を濾別し、沸とうアセトンで洗浄し、乾燥して淡黄
色の結晶を得た。融点−260℃、予期した僅かに水和
した9−メトキシ−4−メチル−2H,5H−ピリド[
4,3−blベンゾ[elインドルー1−オン[Rf−
0,36、シリカプレート、9 / l CH2Cα、
/EOH混合物添加剤]に相当。
N−4−(5−メチル−IH−2−ピリドニル)N’−
2−(6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナ
フタレニリデン)ヒドラジン(1次のようして製造した
: 無水エタノール(600cc)中4−ヒドラジノー5−
メチルーIH−2−ピリドン(13,9g、0゜1モル
)の混合物を還流するまで加熱した。沸とうして均一に
なつt;溶液に6−メトキシ−2−テトラロン(11,
3g、0.12モル)を添カロし、急に不均一になった
混合物を4時間30分還流下に加熱した。生成した沈澱
を濾別し、沸とうエタノール(400cc)中に入れた
。この時ヒドラゾンは非常にわずかしか溶解せず、次1
.Xでこれを冷時濾過して無色の微結晶(15,7g、
98%)を得た。融点−240〜250℃(分解)。
実施例2 (R,S)−1−(3−ジメチルアミノ−2−メチルプ
ロピル)アミノ−9−メトキシ−4−メチル−5H−ピ
リド[4,3−blベンゾ[elインドールジマレエー
ト(3g)を水に溶解し、これに水性アンモニアを添加
した。塩化メチレン(3X100cc)で抽出し、乾燥
し、濃縮乾固した後、対応する遊離の塩基を得、これを
そのまま次の合皮に使用した。
(R,S)−1−(3−ジメチルアミノ−2−メチルグ
ロビル)アミノ−9−メ°トキシー4−メチルー5H−
ピリド[4,3−blベンゾ[8Fインドールを、実施
例1と同様の方法で操作することにより臭化水素酸(1
20cc、d=1.47.47%)中に入れた。
4時間還流下に加熱し、冷却させた後、沈澱が現われた
。この反応混合物を減圧下に濃縮乾固し、残留物に水(
200cc)を添加し、そして得られた溶液を濾過して
、少量の不溶性物質を除去した。
この濾液にトリエチルアミン(20cc)及び製水性ア
ンモニア(30cc)を添加し、次いで塩化メチレン(
200cc)を添加した。室温で1時間撹拌した後、混
合物を塩化メチレン(4X 100cc)で抽出し、乾
燥し、濃縮乾固した。
固体残渣をアルミナのクロマトグラフィーに供し、塩化
メチレン(500cc)、塩化メチレン及びエタノール
の97−3混合物(lOl及び塩化メチレン及びエタノ
ールの80−20混合物(112)で流出を行なった。
流出物の最後のIQに相当する両分を集め、濃縮乾固し
た。このようにして粗(R,S)−1−(3−ジメチル
アミノ−2−メチルプロピル)−アミノ−9−ヒドロキ
シ−4−メチル−5H−ピリド[4,3−blベンゾ[
e]インドール(2、1g)を得た。
得られた生成物をアセトン(200cc)に溶解し、沸
騰するまで加熱し、沸とうアセトン(50cc)中マレ
イン酸(2,1g、3当量)の溶液を添加した。この混
合物をその半分の容量まで濃縮し、冷却させた。このよ
うにして(R,S) −1−(3−ジメチルアミノ−2
−メチルプロピル)アミノ−9−ヒドロキシ−4−メチ
ル−5H−ピリド[4゜3−blベンソ[elイントー
ルジマレエート(2゜25g)を得た。融点215〜2
20℃。
(R,S)−1−(3−ジメチルアミノ−2−メチルプ
ロピル)−アミノ−3−メトキシ−4−メチル−5H−
ピリド[4,3−blベンゾIs]インドールジマレエ
ートは次のように製造した:l−クロロー9−メトキシ
ー4−メチル−5H−ピリド[4,3−blベンゾ[,
3]インドール(2゜1g)を3−ジメチル上アノ−2
−メチルプロピルアミンと共にオートクレーブ中で16
時間180℃まで加熱した。
操作を実施例1に記述した条件下に行ない、混合物を水
性アンモニアでアルカリ性にし、塩化メチレン中に入れ
、塩化メチレン(1,!l)を溶出剤とするアルミナで
のクロマトグラフィーに供した。濃縮乾固した後、得ら
れた残留物をアセトン(60cc)に溶解し、アセトン
(50cc)に溶解したマイレン酸(2,5g、3当量
)と共に2分間加熱した。冷却及び沈澱後、(R,5)
−1−(3−ジメチルアミノ−2−メチルプロピル)ア
ミノ−9−メトキシ−4−メチル−5H−ピリド[4゜
3−b1ベンゾ[e]コインドールレエート(3゜2g
)を得た。融点−180’o。
実施例3 1−[(3−ジメチルアミノ)プロピル]アミノー9−
メトキシ−4,5−ジメチルピリド[4゜3−blベン
ゾ[e]インドールトリメタンスルホネート水利物(2
H10)を出発物質とする以外実施例2と同様の方法を
用いることにより、融点−135〜150℃の1−[(
3−ジメチルアミノ)プロピル]アミノー9−ヒドロキ
シ−4,5−ジメチルピリド[4,3−b]ベンゾ[e
]インドールジメタンスルホネート水和物(1,5H,
O)を収率95%で得た。
l−クロル−9−メトキシ−4,5−ジメチルピリド[
4,3−b]ベンゾ[81インドールを出発物質とする
以外実施例2に記述したようにして、1−[(3−ジメ
チルアミノ)プロピルコアミノ−9−メトキシ−4,5
−ジメチルピリド[4,3−blベンゾ[e1インドー
ルトリメタンスルホネート水和物(2H,O)を得た。
この生成物は86%の収率で得られた。融点−115〜
125°C01−クロロ−9−メトキシ−4,5−ジメ
チルピリド[4,3−blベンゾ[elインドール(1
次のようにして製造した: l−クロル−3−メトキシ−4−メチル−5H−ピリド
[4,3−b]ベンゾ[eコインドール(15ミリモル
)をジメチルホルムアミド(lOOcc)に溶解し、炭
酸カリウム(16,6g、120ミリモル)の存在下に
撹拌しながら室温で15時間ヨウ化メチル(1,15c
c、18ミリモル)で処理した。この反応混合物を減圧
下に濃縮乾固した。
残留物を水中に入れ、塩化メチレンで抽出した。
この溶液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮乾固した。
固体残留物をエタノールで再結晶して、白色針状晶のl
−クロロ−9−メトキシ−4,5−ジメチル−ピリド[
4,3−b]ベンゾ[e]インドールを収率86%で得
た。融点−185〜187℃。
及凰豊1 撹拌機を備え且つアルゴン下に維持された250ccの
丸底反応フラスコに、l−[(2−ジメチルアミノ)プ
ロピルコアミノ−9−メトキシ−4−メチル−5H−ピ
リド[4,6−blベンゾ[elインドール(8,7g
)を臭化水素酸(80cc、d−1,47,47%)と
共に仕込んだ。
沸とう時に均一になるこの混合物を5時間還流下に加熱
し、減圧下に濃縮乾固した。この固体残留物を水(40
0cc)に溶解し、28%水性アンモニア(18cc)
を滴々に添加してアルカリ性にし、樹脂状沈澱物を生成
せしめた。
得られた混合物に酢酸エチル(200cc)を添加した
。全体を終夜撹拌し、濾過した。有機相を分離し、母液
を酢酸エチル(2X100cc)で抽出した。この有機
相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、動物炭(4g)
で処理して脱色し、そして濾過し、濃縮乾固した。
固体残留物をアセトン(30cc)及び無水エタノール
(50cc)中に入れ、そして均質な混合物を無水エタ
ノール(30cc)中マイレン酸(3当量)の溶液中に
熱時濾過し、溶媒の蒸発及び残留物のアセトン中への投
入後に1−[(2−ジメチルアミノ)エチル〕アミノー
〇−ヒドロキシー4−メチル−5H−ピリド[4,3−
b]ベンゾ[elインドールジマレエートを得た。融点
−210℃。
3工程に対する収率、lt換、ジメチル化及び塩への転
化は76%であった。
1− [(2−ジメチルアミノ)エチルコアミノ−9−
メトキシ−4−メチル−5H−ピリド[4゜3−b]ベ
ンゾ[8] インドールは次のように製造した: l−クロル−9−メトキシ−4−メチル−5H−ピリド
[4,3−blベンゾ[6]インドール(2g)を、2
−ジメチルアミノエチルアミン(20cc。
大過剰)を含有する50ccの丸底7ラスコに入れ、窒
素下且つ撹拌しながら16時間還流(120℃)下に加
熱した(クロロ誘導体の完全な消失、シリカ・プレート
で確認)。
過剰なジアミンを沸とう水浴上で減圧下に留去し、残渣
を水中に入れ、次いで水性アンモニアでアルカリ性にし
た。生成した固体を濾別し、水洗し、塩化メチレン中に
入れ、水(150cc)及び水性アンモニア(10cc
)で洗浄した。
この有機溶液を乾燥し、濾過し、濃縮乾固して1−[(
2−ジメチルアミノ)エチルコアミノ−9−メトキシ−
4−メチル−5H−ピリド[4゜3−blベンゾ[el
 インドールマレエート番こ相当する固体残留物を得た
。融点−184″0゜笈星里亙 撹拌機を備え且つアルゴン下に維持されIこ25Qcc
の丸底反応フラスコに、1−[(3−アミノ)プロピル
コアミノ−9−メトキシ−4−メチル−5H−ピリド[
4,6−blベンゾ[8] インドール(1,9g) 
を臭化水素ra (70cc、 d= 1.47.47
%)と共に仕込んだ。
沸とう時に均一になるこの混合物を5時間30分還流下
に加熱し、減圧下に濃縮乾固しIこ。この固体残留物を
水(200cc)に溶解し、28%水性アンモニア(2
0cc)を滴々に添加してアルカリ性にし、樹脂状沈澱
物を生成せしめた。
得られた混合物に酢酸エチル(200cc)及びエタノ
ール(50cc)を添加した。全体を1時間撹拌し、濾
過して少量の不溶性の画分を除去した。
有機相を傾斜し、母液を酢酸エチル(2XIO0CC)
で抽出した。この有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾
過し、動物炭(4g)で処理して脱色し、そして濾過し
、濃縮乾固した。
固体残留物をアセトン(30cc)中に入れ、15分間
撹拌し、濾過し、次いで冷アセトン(2×10cc)で
洗浄して、水1.3分子の水和した1−[(3−アミノ
)プロピル]−アミノー9−ヒドロキシ−4−メチル−
5H−ピリド[4,3−b]ベンゾ[,9]インドール
に相当する固体(1,5g、80%)を得た。このジマ
レエートはエタノール−アセトン混合物から再結晶によ
り132〜136℃で溶融した。
1−[(3−アミノ)プロピルコアミノ−9−メトキシ
−4−メチル−5H−ピリド[4,3=blベンゾ[θ
]インドールは次のように製造した:クロロ誘導体(2
,5g)を3−アミノプロピルアミンの250ccの丸
底7ラスコ(大過剰)中に入れ、そして窒素下に撹拌し
なから18時間160℃に加熱した(クロロ誘導体の゛
完全な消失、シリカプレートで確認)。
過剰なジアミンを減圧下に沸とう水浴上で留去し、残留
物を水中に入れ、次いで水性アンモニアでアルカリ性に
した。生成した固体を濾別し、水洗し、デシケータ中で
乾燥して予期する化合物に相当する固体生成物(2,8
g)を得た。
過剰なマレイン酸の存在下に無水エタノール中で製造さ
れ且つアセトンで洗浄したジマレエートはl−[(3−
アミノプロピル)アミノゴー9−メトキシ−4−メチル
−5H−ピリド[4,3−b]ベンゾ[6]インドール
のモノ水和塩に相当した。
融点−170”o。
実施例6 撹拌機を備え且つアルゴン下に維持された250ccの
丸底反応フラスコに、l−[(3−ジメチルアミノ)プ
ロピルJアミノー4−エチルー9−メトキシ−5H−ピ
リド[4,3−blベンゾ[eJインドール(遊離の塩
基)を臭化水素酸(66cc%d=1.47.47%)
と共に仕込んだ。
沸とう時に均一になるこの混合物を5時間還流下に加熱
し、減圧下に濃縮乾固した。この固体残留物を水(20
0cc)に溶解し、28%水性アンモニア(15cc)
を滴々に添加してアルカリ性にし、樹脂状沈澱を生成せ
しめた。
得られた混合物に酢酸エチル(200cc)を添加した
。全体を1時間撹拌した。有機層を傾斜し、母液を酢酸
エチル(2X100cc)で抽出した。
この有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、動物炭
(52)で処理した脱色し、そして濾過し、濃縮乾固し
た。
固体残渣をアセトン(40cc)中に入れ、沸とうアセ
トン(40cc)中マレイン酸(2,5,?)で処理し
た。1−[(3−ジメチルアミノ)プロピルコアミノ−
4−エチル−9−ヒドロキシ−5H−ピリド[4,3−
b]ベンゾ[e]インドニルジマレエート(2,31、
収率;3工程、即ち置換−説メチル化−塩への転化l二
対して72%)を濾別し、乾燥してクリーム色の微結晶
を得た。
融点−154℃。
1−[(3−ジメチルアミノ)プロピルコアミノ−4−
エチル−9−メトキシ−5H−ピリド[4,3〜b]ベ
ンゾ[el インドールは次のようにして製造した。
l−クロル−4−エチル−9−メトキシ−5H−ビリド
[4,3−blベンゾEe]インドール(22)を、大
過剰の3−ジメチルアミノプロピルアミン(40cc)
を含有する250ccのフラスコ中に入れ、還流、窒素
下に撹拌しながら72時間加熱した(シリカゲルプレー
トで検査してクロロ誘導体が完全に消失)。
過剰のジアミンを水浴上減圧下に蒸発させ、残渣を水中
に入れ、次いで水性アンモニアでアルカリ性にした。生
成した固体を濾別し、水洗し、塩化メチレン中に入れ、
そして水性アンモニア(10cc)を添加した水(15
0cc)で洗浄した。有機溶液を乾燥し、濾過し、そし
て蒸発させて予期した1−[(3−ジメチルアミノ)プ
ロピル1アミノ−4−エチル−9−メトキシ−5H−ピ
リド[4,3−blベンゾ[elインドールに相当する
固体残留物を得た。
普通の条件下に生成する対応するジマレエートは154
℃で溶融した。
l−クロル−4−エチル−,9−メトキシ−5H−ピリ
ド[4,3−b]ベンゾ[e ]インドールは次のよう
に製造した: 磁気撹拌機、滴下濾斗、凝縮器を備え且つ窒素下に保持
されたlQの丸底フラスコに、9−メトキシ−4−エチ
ル−2H,5H−ピリド[4,3−b]ベンゾ[el 
−1−インドール(62)及び乾燥エタノール、ベンジ
ルトリエチルアンモニウムクロライド(19,2,? 
)、アセトアミド(5゜II’)、アセトニトリル(6
0cc)及び新しく精留したジエチルアニリン(13,
27)を導入した。
精留したオキシ塩化燐(96cc)を滴下濾斗から漸次
添加した。この時発熱反応が観察された。
この混合物を還流下に6時間30分加熱した。この間均
一な反応段階を経た後、沈澱が現れた。指示した時間の
後、これを70℃まで加熱した水浴上及び減圧(15m
mH,9)下に濃縮乾固した。
得られた残渣に氷水(600cc)を添加し、そして2
時間良く撹拌した混合物を沸とうするまで加熱した。冷
却後黄色の沈澱が生威し、これを冷時濾別し、冷水で洗
浄した。この沈澱を蒸留水(500cc)中に入れ、混
合物を水性アンモニアで冷状態にアルカリ性にした。全
体を1時間30分撹拌しながら放置し、沈澱を濾別し、
水洗した。これをアルコールから再結晶して、■−クロ
ルー4−エチルー3−メトキシ−5H−ピリド[4,3
−b]ベンゾ[e]インドールの黄色針状物(4゜61
)を得た。融点−260℃(収率62%)。
9−メトキシ−4−エチル−2H,5H−ピリド[4,
3−b]ベンゾ[e]インドルーl−オンは次にように
製造した: N−4−(5−エチル−IH−2−ピリドニル)N’−
2−(6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナ
フタレニリデン)ヒドラジン(14,5,9)及びジフ
ェニルエーテル(350cc)をlQの3ツロ7クスコ
中で混合し、次いで全体を良く撹拌し、窒素下に保ちな
がら30分間還流下に加熱した。
混合物は均一になり、褪色した。次いで加熱を停止して
200°Cまで冷却させ、出発化合物の転化率ヲ調べた
:メルク社シリカプレート、塩化メチレン−エタノール
(8/2容量比)流出物(Rfヒドラゾン−0,5、R
f中間体化合物−〇、8)。
撹拌を継続しながら、ジフェニルエーテル(20CC)
中に懸濁させたlO%パラジウム担持炭(2))を注意
しつつ(発泡と水素の遊離)漸次添加し、この新しい混
合物を再び還流下に30分間加熱した(中間体化合物の
消失)(Rf−0,35、シリカ−純粋な酢酸エチル;
予期する生成物、Rf−0,58)。この冷却した混合
物にヘキサン(400cc)を添加し、生成した沈澱を
濾別し、次いでヘキサンで洗浄した。これを沸とう酢酸
(350cc)中に入れ、濾過してパラジウム担持炭を
除去し、これを沸とう酢酸(2X30cc)で1回洗浄
した。−緒にした濾液を150ccまで濃縮し、冷却後
に得た固体を濾別し、沸とうアセトンで洗浄し、乾燥し
て淡黄色の結晶を得た。(13,72、定量的収率、融
点>260’O)。水和した9−メトキシ−4−エチル
−28,5H−ピリド[4,3−b]ベンド[el −
1−インドロンに相当(融点〉260°C)。
N−4−(5−エチル−1H−2−ピリドニル)N’−
2−(6−ノドキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナ
フタレニリデン)ヒドラジンは次のようにして製造した
: 無水エタノール(250cc)中4−ヒドラジノー5−
エチル−I H−2−ピリドン(72)の混合物を還流
するまで加熱した。沸とうして均一になった溶液に6.
−メトキシ−2−テトラロン(9゜32)を添加し、そ
して急に不均一になった混合物を4時間30分還流下に
加熱した。(ヒドラジンの消失、メルク社シリカプレー
トでのTLCにより確認、塩化メチレン−エタノール展
開剤7/3容量比、Rf−0,75)。生成した沈澱を
濾別し、エタノール(loOcc)中に入れた。ヒドラ
ジンはこれに貧弱にしか溶解しなかった。次いでこれを
冷時濾過してN−4−(5−エチル−IH−2−ピリド
ニル)N’−2−(6−メトキシ−1,2,3,4−テ
トラヒドロナ7タレニリデン)ヒドラジンの無色の結晶
(12,1&、85%)を得た。融点−135〜140
℃(分解)。
4−ヒドラジノ−5−エチル−IH−2−ピリドンは次
のようにして製造した: 窒素下に置かれ且つ磁気撹拌機及び凝縮器を備えた反応
フラスコ中において4−ヒドロキシ−5−エチル−IH
−2−ピリドン(122)、エチレングリコールモノエ
チルエーテル(40cc)及びヒドラジン水和物(l 
l cc)を中和した。
全体を撹拌しながらすべてで4日間、還流下に加熱した
終夜冷却下に放置した後、得られた固体を濾別し、冷無
水エタノール(l Occ)で洗浄し、乾燥して4−ヒ
ドラジノ−5−エチル−1H−2−ピリドンl水和物(
7,1,59%)を得た。融点−130〜132°0(
分解)。
4−ヒドロキシ−5−エチル−IH=2−ピリドンはM
、レグラパーレンド(Legraverend)、C9
H,グイエン(Nguyen)、A、ツエリアル(Z6
rial)及びE、ビサニ(Bisagni)、ヌクレ
オサイズ・アンド・ヌクレオサイズ(Nucleost
des and Nucleotides) 5.12
5〜134 (1986)に記述されている。
本発明は、一般式(I)の化合初歩くとも1種を活性成
分として純粋な状態で(遊離の形又は塩の形で)或いは
1つ又はそれ以上の製薬学的に許容しうる希釈剤又は助
剤と組合せて含有する製薬学的組成物も提供する。これ
らの組成物は非経口的に使用することができる。
非経口投与のための組成物は、水性又は非水性の無菌溶
液、懸濁液又は乳液であってよい。プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール又ハ植物油、特にオリプ油
、及び注射しうる有機エステル例えばオレイン酸エチル
は溶剤又は担体として使用しうる。これらの組成物は、
助剤特に湿潤剤、乳化剤又は分散剤も含有しうる。殺菌
は種々の方法で、例えばバクテリア学的フィルターを用
いて、殺菌剤をm酸物中に導入することにより、照射に
より、又は加熱により行なうことができる。
組成物は、無菌の固体組成物の形で製造することができ
、これを使用時点において無菌水又はいずれか他の注射
しうる無菌媒体に溶解する。
人間の治療において、本発明の薬剤は特に消化器系のガ
ン、肺ガン、こう丸又は卵巣のガンの処置に、及び頭及
び首のガンの処置に有利である。
一般に専門家は、午令、体重及び処置すべき個体にかか
わるすべての他の因子の関数として最も適当であると考
える投薬量を決定するであろう。
好適な投与法は静脈内である。指針によれば、本発明に
よる薬剤は、処置当り30〜200m、9/112の割
合で静脈内的に人間に投与しうる。
次の実施例は本発明の組成物を例示する。
実施例 1−((3−ジメチルアミノ)プロピル]アミノー9−
ヒドロキシ−4−メチル−5H−ピリド[4,3−bl
ベンゾ[elインドール2塩酸塩水和物(1,5H!0
)(6,44,9)を含む溶液を、この生成物を病原苗
のない生理学的溶液中に100ccを得るのに十分な量
で溶解することによって製造しI;。
得られた溶液をアンプル当り2CCの割合で無菌的にア
ンプルに分配した。次いでアンプルを封じた。この時各
アンプルはl−[(3−ジメチルアミノ)プロピル]ア
ミノー9−ヒドロキシ−4−メチル−5H−ピリド[4
,3−blベンゾ[e]インドール100−を含有した

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは、水素或いは炭素数1又は2のアルキルを
    示し、 alkは、炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレン基
    を示し、 R_1は水素或いは炭素数1又は2のアルキルを示し、 R_2は、ヒドロキシル又はメトキシを示し、そして R_3は、炭素数1又は2のアルキルを示す]のピリド
    ベンゾインドール化合物及びその酸付加塩及び適当なら
    ばその水和物及びその異性体形並びにこれらの混合物。 2、Rが水素又はメチルであり、 alkは、炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレン基
    であり、 R_1がは水素又はメチルであり、 R_2がヒドロキシルであり、そして R_3がメチル又はエチルである、 特許請求の範囲第1項記載のピリドベンゾインドール化
    合物及びその塩及び適当ならばその水和物及びその異性
    体形並びにこれらの混合物。 3、Rがメチルであり、 alkは、炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレン基
    であり、 R_1がは水素又はメチルであり、 R_2がヒドロキシルであり、そして R_3がメチルである、 上記1のピリドベンゾインドール化合物及びその異性体
    形並びにこれらの混合物。 4、1−[(3−ジメチルアミノ)プロピル]アミノ−
    9−ヒドロキシ−4−メチル−5H−ピリド[4,3−
    b]ベンゾ[e]インドールである特許請求の範囲第1
    項記載のピリドベンゾインドール化合物及びその塩並び
    に水和物。 5、1−(3−ジメチルアミノ−2−メチルプロピル)
    アミノ−9−ヒドロキシ−4−メチル−5H−ピリド[
    4,3−b]ベンゾ[e]インドールである特許請求の
    範囲第1項記載のピリドベンゾインドール化合物及びそ
    の塩、水和物及び異性体形並びにこれらの混合物。 6、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは、水素或いは炭素数1又は2のアルキルを
    示し、 alkは、炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレン基
    を示し、 R_1は水素或いは炭素数1又は2のアルキルを示し、 R_2は、ヒドロキシル又はメトキシを示し、そして R_3は、炭素数1又は2のアルキルを示す]のピリド
    ベンゾインドール化合物及びその酸付加塩及び適当なら
    ばその水和物及びその異性体形並びにこれらの混合物を
    製造する方法において、式H_2N−alk−N(R_
    2) [式中、alk及びRは、上述の通りである]のアミン
    を式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1及びR_3は、上述の通りである]のク
    ロロ誘導体と反応させ、そして得られた式▲数式、化学
    式、表等があります▼ [式中、R_1及びR_3は上述の通りである]のメト
    キシル化生成物を、適当ならば9−ヒドロキシピリド[
    4,3−b]ベンゾ[e]インドール誘導体に転化し、
    更に随時得られた生成物を酸付加塩に転化することを特
    徴とする方法。 7、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは、水素或いは炭素数1又は2のアルキルを
    示し、 alkは、炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレン基
    を示し、 R_1は水素或いは炭素数1又は2のアルキルを示し、 R_2は、ヒドロキシル又はメトキシを示し、そして R_3は、炭素数1又は2のアルキルを示す]のピリド
    ベンゾインドール化合物及びその酸付加塩及び適当なら
    ばその水和物及びその異性体形並びにこれらの混合物を
    含んでなる抗腫瘍剤として有用な製剤。
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