JPH03631Y2 - - Google Patents

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JPH03631Y2
JPH03631Y2 JP13102686U JP13102686U JPH03631Y2 JP H03631 Y2 JPH03631 Y2 JP H03631Y2 JP 13102686 U JP13102686 U JP 13102686U JP 13102686 U JP13102686 U JP 13102686U JP H03631 Y2 JPH03631 Y2 JP H03631Y2
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、管継手等により接続される管体の端
部に装着される管端装着部材に関し、特に、内外
面のいずれか一方もしくはその両方が平坦でな
く、かつ、外径公差が大きな管体例えば帯状体を
螺旋状に巻回して製造されたコルゲート管、リブ
付き管等を接続配管する際に好適に使用される管
端装着部材に関するもである。
(従来の技術) 集排水用の有孔管やケーブル保護管等の用途に
使用されるコルゲート管を市販の継手(例えば
DV継手、VU継手等)に接続する場合には第6
図aに図示するように、コルゲート管5の外周面
形状と同様の内周面形状を有し、該コルゲート管
5の管端部に外挿される拡径部42と、継手3の
受口部に内挿される縮径部41とが一体に連結さ
れてなる特殊なアダプター4が一般に使用されて
いる。
一方、第6図bに図示すように内面被覆鋼管7
を継手3に接続する際、管端部の防食と水密性向
上を目的として断面略コの字形の合成樹脂製のキ
ヤツプ6を内面被覆鋼管7の管端部に装着するこ
とが一般に知られている。
このように接すべき管体の端部に断面略コの字
形のキヤツプを装着する技術は特公昭41−16344
号公報にも開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述したアダプターは拡径部と
縮径部とを備えるため大きなものとならざるを得
ず非常に嵩張り、また、接続状態において接続ラ
インがA・Bの2ケ所において看取されるため外
観上好ましくないという問題点があつた。そこで
このようなアダプターに代えて内面被覆鋼管等に
用いられている断面略コの字形のキヤツプを使用
することが検討されたが、この場合、コルゲート
管やリブ付管は製造上外径寸法を精確に管理しづ
らく、外径公差が大きくなるので、その管端に装
着するキヤツプとしてはその外径公差に対応する
種々の大きさのものを用意しておかなければなら
ないという問題点がある。また、その外径公差を
許容すべくキヤツプのコの字の隙間寸法を大きく
すると、接続部での止水性能を確保することが極
めて困難となり、その確保のため多量の接着剤を
使用しなければならないという不具合点が存在す
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述した従来技術の問題点を解決
し、内外面のいずれか一方もしくはその両方が平
坦でなく、かつ外径公差の大きな管体であつても
市販の継手を用いて水密性良く接続することので
きる管端装着部材を提供することを目的とするも
のであつて、その要旨は、 管体の端部外周面に掛止される外筒と、その内
周面に掛止される内筒と、該外筒と該内筒とを連
結し上記管体の端面を被覆する連結環とが一体に
結合されてなる合成樹脂製の環状部材であつて、 外径公差範囲内の中央外径値を有する管体の管
壁の中央径と前記連結環の中央径とがほぼ等し
く。
かつ、前記連結環の内幅寸法が前記管体の外径
公差寸法と壁厚寸法との和にほぼ等しく、 かつ、前記外筒が内筒側に向かつたてくびれ、
前記内筒が外筒側に向かつたくびれ、 かつ、各くびれ頂点の径方向の間隔が前記管体
の壁厚寸法と外径公差寸法との差に等しいかそれ
より小なる ことを特徴とする管端装着部材に存する。
(実施例) 以下に本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案の管端装着部材の一実施例の使
用態様を一部切欠き断面で示した正面図であつ
て、1は管端装着部材、2は外周面に螺旋状のリ
ブ21を有するリブ付き管、3は継手を示す。
管端装着部材1は塩化ビニル樹脂等の合成樹脂
からなるものであつて、ブロー成形等により形成
される。管端装着部材1と、それが装着される管
体(リブ付き管2)との寸法関係を第2図を参照
して詳細に説明する。管端装着部材1は内筒12
側に向かつて左右対称に断面「く」の字形状にく
びれた外筒11、外筒11側に向かつて左右対称
に断面「く」の字形状にくびれた内筒12及び該
外筒11と該内筒12とを一体に結合する連結環
13からなつている。
ここで、連結環13の外径から外筒11の壁厚
の2倍を差し引いた寸法、即ち外筒11の内径最
大値をDとし、連結環13の内幅寸法をAとし、
外筒11と内筒12との最小間隙寸法、即ち各く
びれ頂点の径方向の間隔をBとする。
また、装着されるリブ付き管2の壁厚寸法をβ
とし、、外径公差をαとする(従つて外径の公差
範囲はDo±αとなる)。
本考案の管端装着部材1においては、上記諸寸
法の関係が以下の通りとなつている。
外径公差範囲内の中央外径値Doを有する管
体2の管壁の中央径と前記連結環13の中央径
とがほぼ等しい。
即ち、Do−βD−A 連結環13の内幅寸法Aが外径公差寸法αと
壁厚寸法βとの和にほぼ等しい。
即ち、Aα+β 各くびれ頂点の径方向の間隔Bが壁厚寸法β
と外径公差寸法αとの差に等しいか、それより
小さい。
即ち、B≦β〜α 以下に、前述した寸法関係を考案するに至つた
過程を第3図も参照して簡単に説明する。
第3図aは、外径公差内において最大の外径を
有するリブ付き管2′を装着した状態を一部切欠
き断面で示した正面図であり、第3図bは、外径
公差内において最小の外径を有するリブ付き管
2″を装着した状態を一部切欠き断面で示した正
面図であつて、A1及びA2は連結環からくびれ部
までの外筒周面部及び内筒周面部をそれぞれ示
す。
まず、規格値通りに製造されたリブ付き管2を
外筒11と内筒12との間隙のほぼ中央に挿入で
きるための条件として、 Do−βD−A ……(1) が必要となる。
次に、管端装着部材1が最大外径のリブ付き管
2′(第3図aの場合)及び最小外径のリブ付き
管2″を装着できるための条件として、 DDo+2α ……(2) D−2A(Do−2α)−2β ……(3) が必要となる。
条件(2)の場合には、A1部がほぼ平行となり、
リブ付き管2′の外周面に対して、広面積かつ押
圧力を有して密接する。
また、条件(3)の場合には、A2部がほぼ平行と
なり、リブ付き管2″の内周面に対して、広面積
かつ押圧力を有して密接する。
更に、最大径のリブ付き管2′を装着した場合
(第3図a)でも、内筒12の内面がリブ付き管
2′の内周面に接触するための条件として、 β≧A−A−B/2 ……(4) が必要となる。
この条件(4)は、最小径のリブ付き管2″を装着
した場合(第3図b)でも、外筒11の内面がリ
ブ付き管2″の外周面に接触するための条件と同
一である。
更に、公差内において中央外径寸法を有するリ
ブ付き管2を装着した場合でも、外筒11の内面
及び内筒12の内面が共にそれぞれリブ付き管2
の外周面及び内周面に接触するための条件とし
て、 B≦β ……(5) が必要となる。
前記した乃至の要件を満足することによ
り、上述の条件(1)乃至条件(5)がすべて満たされる
ことになる。
次に、本考案の管端装着部材1の使用態様を第
1図及び第3図を参照して説明する。
まず、管端装着部材1のコの字内部に接着剤を
塗布し、リブ付き管2をその内部に挿入する。こ
の際、接着剤が充分に固化するまで管端装着部材
1の外筒11及び内筒12は挿入されたリブ付き
管2の外周面及び内周面を挟圧するので、該管端
装着部材1はリブ付き管2の端部に強固にかつ水
密性良く装着される。こうして端部に強固に装着
された管端装着部材1の外筒11の外周面及び連
結環13の外面に接着剤を塗布し、継手3に挿入
する。
この継手3は特別に製造されたものではなく、
市販されているDV継手やVU継手でよい。
つまり、継手3の受口部31の内奥部の内径寸
法が管端装着部材1の外径とほぼ同じでありさえ
すればよい。
この際、リブ付き管2の外径寸法がその公差範
囲の中央値より大きい場合、即ち、第3図aに図
示されているように管端装着部材1の外筒11が
「ハ」の字形状に拡径する場合には、継手3に無
理矢理挿入することにより、その拡径部が受口部
31にくい込むように押圧すると共に、その分だ
け外筒11がリブ付き管2の外周面をより一層押
圧することになるので、その接続強度は益々強固
なものとなる。
本考案の管端装着部材1は叙上の如く第1図乃
至第3図に図示した形状のものばかりではなく、
第4図に図示したように外筒及び内筒のくびれが
断面円弧であつてもよく、また第5図に図示した
ようにそれぞれのくびれの程度が連結環の幅寸法
の半分以上であつて、その間隙の断面形状が略乙
字形状のものであつてもよい。
(考案の効果) 本考案の管端装着部材は除上の如く構成されて
いるので、装着されるべき管体が外径寸法の公差
が大きい場合、つまり外径寸法にバラツキが有る
場合でも、また内外面のいずれか一方若しくはそ
の両方が平坦でない場合でも、その管体の端部壁
面を接着剤を介して強力に挟圧把持することがで
き、そのためかかる管体を市販の管継手を用いて
容易接続配管することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図は本考案の管端装着部材の一
実施例の使用態様を一部切欠き断面で示した正面
図、第2図は本考案の管端装着部材の構成を説明
するための説明図、第4図及び第5図は本考案の
管端装着部材の別の実施例をす断面図、第6図は
従来技術を一部切欠き断面で示す正面図である。 1……管端装着部材、11……外筒、12……
内筒、13……連結環、2……リブ付き管、3…
…継手。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 管体の端部外周面に掛止される外筒と、その
    内周面に掛止される内筒と、該外筒と該内筒と
    を連結し上記管体の端面を被覆する連結環とが
    一体に結合されてなる合成樹脂製の環状部材で
    あつて、 外径公差範囲内の中央外径値を有する管体の
    管壁の中央径と前記連結環の中央径とがほぼ等
    しく、 かつ、前記連結環の内幅寸法が前記管体の外
    径公差寸法と壁厚寸法との和にほぼ等しく、 かつ、前記外筒が内筒側に向かつてくびれ、
    前記内筒が外筒側に向かつてくびれ、 かつ、各くびれ頂点の径方向の間隔が前記管
    体の壁厚寸法と外径公差寸法との差に等しいか
    それより小なる ことを特徴する管端装着部材。 2 外筒及び内筒のくびれが断面「く」の字形状
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載の管
    端装着部材。 3 外筒及び内筒のくびれが断面円弧である実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の管端装着部
    材。
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