JPH0362930A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0362930A JPH0362930A JP19973789A JP19973789A JPH0362930A JP H0362930 A JPH0362930 A JP H0362930A JP 19973789 A JP19973789 A JP 19973789A JP 19973789 A JP19973789 A JP 19973789A JP H0362930 A JPH0362930 A JP H0362930A
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Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は半導体装置の製造方法に関し、特にGaAs
などの化合物半導体を用いた高出力マイクロ波帯用トラ
ンジスタあるいは集積回路を製造する方法の改良に関す
るものである。
などの化合物半導体を用いた高出力マイクロ波帯用トラ
ンジスタあるいは集積回路を製造する方法の改良に関す
るものである。
第3図は従来のGaAs高出力マイクロ波帯用のPH3
(プレーテッドヒートシンク)型電界効果トランジスタ
の断面構造を示し、図において1はGaAs結晶基板、
2aは該基板1上にバッファー層2bを介してエピタキ
シャル成長により形成された能動層、1aは該能動層2
a及びバ・ソファ−層2bを分割する素子分離層で、こ
の素子分離層2bにより隣接する素子領域が分離されて
いる。また上記素子領域内の能動層2a表面にはドレイ
ン電極3.ゲート電極4.及びソース電極5が形成され
、この素子領域内にはこれらの電極3〜5と上記能動層
2aとからトランジスタが形成されている。
(プレーテッドヒートシンク)型電界効果トランジスタ
の断面構造を示し、図において1はGaAs結晶基板、
2aは該基板1上にバッファー層2bを介してエピタキ
シャル成長により形成された能動層、1aは該能動層2
a及びバ・ソファ−層2bを分割する素子分離層で、こ
の素子分離層2bにより隣接する素子領域が分離されて
いる。また上記素子領域内の能動層2a表面にはドレイ
ン電極3.ゲート電極4.及びソース電極5が形成され
、この素子領域内にはこれらの電極3〜5と上記能動層
2aとからトランジスタが形成されている。
また7は上記GaAs結晶基板1裏面にメッキにより形
成された放熱用メッキi (PH3層)、6aは上記ソ
ース電極5直下の領域に形成されたバイアホールで、該
バイアホール6a内にはバイアホール金属6が充填され
ており、これにより基板1表面側のソース電極5と基板
1裏面側の放熱用メッキ層7とが電気的に接続されてい
る。
成された放熱用メッキi (PH3層)、6aは上記ソ
ース電極5直下の領域に形成されたバイアホールで、該
バイアホール6a内にはバイアホール金属6が充填され
ており、これにより基板1表面側のソース電極5と基板
1裏面側の放熱用メッキ層7とが電気的に接続されてい
る。
次に製造方法について簡単に説明する。
GaAs結晶基板1上にバッファー層2b及び能動層2
aをエピタキシャル成長により順次形威し、その後素子
骨M層1aを形成して素子領域を形成する。次に該素子
領域内の能動層2a上にドレイン、ゲート及びソース電
極3〜5をそれぞれ形成してトランジスタを形成する。
aをエピタキシャル成長により順次形威し、その後素子
骨M層1aを形成して素子領域を形成する。次に該素子
領域内の能動層2a上にドレイン、ゲート及びソース電
極3〜5をそれぞれ形成してトランジスタを形成する。
そして基板1の上記ソース電極5と対応する部分を選択
的にエツチングして該電極5に達するバイアホール6a
を形成し、基板1を薄く研磨した後、基板裏面全面にメ
ッキを施して厚い放熱用メッキ層7を形成する。
的にエツチングして該電極5に達するバイアホール6a
を形成し、基板1を薄く研磨した後、基板裏面全面にメ
ッキを施して厚い放熱用メッキ層7を形成する。
第4図は従来の他のGaAs高出力PH3型トランジス
タを示す断面構成図であり、図中第3図と同一符号は同
一または相当部分を示し、この素子はバイアホール6b
が基板表面側からのエツチングにより形成されている点
で第3図のものと異なっている。
タを示す断面構成図であり、図中第3図と同一符号は同
一または相当部分を示し、この素子はバイアホール6b
が基板表面側からのエツチングにより形成されている点
で第3図のものと異なっている。
このためバイアホール金属6の形成及び基板表面のソー
ス電極5と裏面側の放熱メッキ層7との接続方法が第3
図のものとは若干具なっている。
ス電極5と裏面側の放熱メッキ層7との接続方法が第3
図のものとは若干具なっている。
つまり第3図のように基板裏面側からのエツチングによ
りバイアホール6aを形成した後、基板の裏面全面にメ
ッキを施すのではなく、第4図に示すように基板表面か
ら予め所定深さのバイアホール6aを形成し、その開口
周縁及び内面に選択的にメッキを施してバイアホール金
属層6を形成した後、基板を研磨してバイアホール金属
層6の底部を露出させ、基板裏面全面にメッキ処理を施
してPH3層7を形成している。
りバイアホール6aを形成した後、基板の裏面全面にメ
ッキを施すのではなく、第4図に示すように基板表面か
ら予め所定深さのバイアホール6aを形成し、その開口
周縁及び内面に選択的にメッキを施してバイアホール金
属層6を形成した後、基板を研磨してバイアホール金属
層6の底部を露出させ、基板裏面全面にメッキ処理を施
してPH3層7を形成している。
このようなバイアホール付PH3型トランジスタでは、
マイクロ波帯での動作の高出力化に伴って、基板表面側
の素子の電極5と裏面側の放熱層7とを接続する接続線
路の抵抗、インダクタンスを極力小さくしなければなら
なず、またトランジスタのチャネル部での発熱を効率良
< PHSに流すため基板1を薄くすることや、PH3
層7のメッキ厚を厚くすることが必要となってくる。
マイクロ波帯での動作の高出力化に伴って、基板表面側
の素子の電極5と裏面側の放熱層7とを接続する接続線
路の抵抗、インダクタンスを極力小さくしなければなら
なず、またトランジスタのチャネル部での発熱を効率良
< PHSに流すため基板1を薄くすることや、PH3
層7のメッキ厚を厚くすることが必要となってくる。
このため従来装置では、50μ程度と厚いPH3層7上
に30μm程度と薄い基板l@載装した構造としている
。また上記能動層2a、バッファー層2b、及び電極3
〜5から成る電界効果型トランジスタは通常高出力を得
るため多数基板1内に組込まれているが、上記各電極の
うちソース電極5がバイアホール6aを介して基板裏面
側の高熱伝導率の厚い金属のPH3層7に最短距離で接
続されており、このためトランジスタ部での発熱がこの
PH3層7を通じてパッケージに放出されることとなり
、高い放熱効果を得られるようになっている。
に30μm程度と薄い基板l@載装した構造としている
。また上記能動層2a、バッファー層2b、及び電極3
〜5から成る電界効果型トランジスタは通常高出力を得
るため多数基板1内に組込まれているが、上記各電極の
うちソース電極5がバイアホール6aを介して基板裏面
側の高熱伝導率の厚い金属のPH3層7に最短距離で接
続されており、このためトランジスタ部での発熱がこの
PH3層7を通じてパッケージに放出されることとなり
、高い放熱効果を得られるようになっている。
ところが従来のPH3型トランジスタの製造方法では、
基板厚をさらに薄く、しかもウェハ面内で均一に加工す
ることがきわめて困難であり、特に基板厚を10.cz
m以下にすることは実用的ではなかった。
基板厚をさらに薄く、しかもウェハ面内で均一に加工す
ることがきわめて困難であり、特に基板厚を10.cz
m以下にすることは実用的ではなかった。
即ちこのように基板厚をlOum以下に薄くする加工で
は、基板加工面での厚さのばらつきやバイアホール形成
の際のエツチング深さのばらつきなどから、基板表面側
の電極と裏面側の電極(放熱用メッキ層)との接続が不
完全になったり、基板厚さのばらつきに起因して放熱効
果が劣下したり、さらには基板加工時トランジスタのチ
ャネル部を構成する能動N2a及びバッファー層2bが
破損したりすることがあり、歩留り上の大きな問題点、
つまり素子の特性や信頼性を確保することが困難である
という問題点があった。
は、基板加工面での厚さのばらつきやバイアホール形成
の際のエツチング深さのばらつきなどから、基板表面側
の電極と裏面側の電極(放熱用メッキ層)との接続が不
完全になったり、基板厚さのばらつきに起因して放熱効
果が劣下したり、さらには基板加工時トランジスタのチ
ャネル部を構成する能動N2a及びバッファー層2bが
破損したりすることがあり、歩留り上の大きな問題点、
つまり素子の特性や信頼性を確保することが困難である
という問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、基板を精度よくかつ極めて薄く加工すること
ができ、しかもバイアホール形成を容易に行うことがで
き、高周波特性及び放熱性を向上できる半導体装置の製
造方法を得ることを目的とする。
たもので、基板を精度よくかつ極めて薄く加工すること
ができ、しかもバイアホール形成を容易に行うことがで
き、高周波特性及び放熱性を向上できる半導体装置の製
造方法を得ることを目的とする。
この発明に係る半導体装置の製造方法は、基板表面に半
導体素子層を形成し、該基板裏面側に放熱用メッキ層を
形成する素子形成工程を、基板表面にエツチングの進行
を止めるエツチング阻止層を戒長し、その上に半導体素
子層を成長する第1の工程と、基板表面からのエツチン
グにより上記半導体素子層にバイアホールを形成し、そ
の内側に第1メッキ処理を施して金属層を形成する第2
の工程と、基板裏面からのエツチングにより該基板を薄
膜化し、該基板裏面に第2メッキ処理を施して放熱用メ
ッキ層を形成する第3の工程と、上記第1あるいは第2
メッキ処理の前に上記エツチング阻止層の除去を行う工
程とを有するものとしたものである。
導体素子層を形成し、該基板裏面側に放熱用メッキ層を
形成する素子形成工程を、基板表面にエツチングの進行
を止めるエツチング阻止層を戒長し、その上に半導体素
子層を成長する第1の工程と、基板表面からのエツチン
グにより上記半導体素子層にバイアホールを形成し、そ
の内側に第1メッキ処理を施して金属層を形成する第2
の工程と、基板裏面からのエツチングにより該基板を薄
膜化し、該基板裏面に第2メッキ処理を施して放熱用メ
ッキ層を形成する第3の工程と、上記第1あるいは第2
メッキ処理の前に上記エツチング阻止層の除去を行う工
程とを有するものとしたものである。
この発明においては、基板表面でのエピタキシャル成長
の際、基板表面に予めエツチング阻止層を形成した後、
その上に半導体素子層を形成し、その後基板表、裏両面
からエツチング処理を施すようにしたから、基板表面側
及び裏面側からのエツチング深さがエツチング阻止層に
より精度よくコントロールされることとなり、つまりバ
イアホールエツチング及び基板の薄膜化エツチングにお
けるばらつきが抑えられることとなり、これにより素子
の特性や信頼性を損なうことなく、放熱効果に優れた電
界効果型トランジスタを形成することができる。
の際、基板表面に予めエツチング阻止層を形成した後、
その上に半導体素子層を形成し、その後基板表、裏両面
からエツチング処理を施すようにしたから、基板表面側
及び裏面側からのエツチング深さがエツチング阻止層に
より精度よくコントロールされることとなり、つまりバ
イアホールエツチング及び基板の薄膜化エツチングにお
けるばらつきが抑えられることとなり、これにより素子
の特性や信頼性を損なうことなく、放熱効果に優れた電
界効果型トランジスタを形成することができる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例による半導体装置の製造方
法により製造した電界効果形ショットキートランジスタ
の断面構造を示し、図において1はGaAs結晶基板、
1aは該基板表面の隣接する素子領域を分離する素子層
MNで、ここでは上記GaAs結晶基板1はその上の素
子領域に対応する部分が選択的にエツチング除去された
構造となっている。2a、2bはそれぞれGaAs結晶
基板l上にエピタキシャル成長により形成された能動層
及びバッファー層で、これらは上記素子領域の半導体素
子層を構成しており、実質的にトランジスタチャネル部
の厚みが10μm以下となる程度の厚さを有している。
法により製造した電界効果形ショットキートランジスタ
の断面構造を示し、図において1はGaAs結晶基板、
1aは該基板表面の隣接する素子領域を分離する素子層
MNで、ここでは上記GaAs結晶基板1はその上の素
子領域に対応する部分が選択的にエツチング除去された
構造となっている。2a、2bはそれぞれGaAs結晶
基板l上にエピタキシャル成長により形成された能動層
及びバッファー層で、これらは上記素子領域の半導体素
子層を構成しており、実質的にトランジスタチャネル部
の厚みが10μm以下となる程度の厚さを有している。
また3〜5はそれぞれ上記能動層2a上に形成されたド
レイン電極、ゲート電極、及びソース電極で該能動層2
a及びバッファー層2bとともに高周波マイクロ波用の
電界効果型トランジスタを構成している。
レイン電極、ゲート電極、及びソース電極で該能動層2
a及びバッファー層2bとともに高周波マイクロ波用の
電界効果型トランジスタを構成している。
さらに7は上記GaAs結晶基板1の裏面側にメッキに
より形成された放熱用メッキ層(PH3N)で、ここで
は該放熱用メッキ層7は素子領域部分では上記半導体素
子層、つまりバッファー層2bに直接接触した構造とな
っている。6Cは上記ソース電極5近傍の領域に形成さ
れ、上記半導体素子層を貫通するバイアホールで、該バ
イアホール6C内面にはバイアホール金属層6が付着さ
れており、これにより基板1表面側のソース電極5と基
板1M面側の放熱用メッキ層7とが電気的に接続されて
いる。
より形成された放熱用メッキ層(PH3N)で、ここで
は該放熱用メッキ層7は素子領域部分では上記半導体素
子層、つまりバッファー層2bに直接接触した構造とな
っている。6Cは上記ソース電極5近傍の領域に形成さ
れ、上記半導体素子層を貫通するバイアホールで、該バ
イアホール6C内面にはバイアホール金属層6が付着さ
れており、これにより基板1表面側のソース電極5と基
板1M面側の放熱用メッキ層7とが電気的に接続されて
いる。
第2図は基板表面側にトランジスタを形成した後、半導
体素子層、つまり能動層2a及びバッファー層2bを貫
通するバイアホール6aを形成した状態を示しており、
ここで20は基板表面上で上記半導体素子層のエピタキ
シャル成長を行う際、該エピタキシャル成長の前に基板
表面に形成されるエツチング阻止層で、ここでは結晶基
板1の材料がGaAsであるので、該エツチング阻止層
2CにはAlGaAsなどのGaAsとのエツチング選
択比の高い材料を用いている。
体素子層、つまり能動層2a及びバッファー層2bを貫
通するバイアホール6aを形成した状態を示しており、
ここで20は基板表面上で上記半導体素子層のエピタキ
シャル成長を行う際、該エピタキシャル成長の前に基板
表面に形成されるエツチング阻止層で、ここでは結晶基
板1の材料がGaAsであるので、該エツチング阻止層
2CにはAlGaAsなどのGaAsとのエツチング選
択比の高い材料を用いている。
次に製造方法について第2図を用いて説明する。
まず、GaAs結晶基板1上にエツチング阻止層2Cを
形成し、その上にバッファー層2b及び能動層2aを順
次エピタキシャル成長により形成し、その後素子分離層
1aを形成して上記能動層2a及びバッファー層2bを
分割し、複数の素子領域を形成する。
形成し、その上にバッファー層2b及び能動層2aを順
次エピタキシャル成長により形成し、その後素子分離層
1aを形成して上記能動層2a及びバッファー層2bを
分割し、複数の素子領域を形成する。
次に該素子領域内の能動層2a上にドレイン。
ゲート及びソース電極3〜5を形成して電界効果形トラ
ンジスタを形成する。そして基板1表面の上記ソース電
極5近傍の電力・を基板表面側からエツチングしてエツ
チング阻止N2cに達するバイアホール6aを形成する
。
ンジスタを形成する。そして基板1表面の上記ソース電
極5近傍の電力・を基板表面側からエツチングしてエツ
チング阻止N2cに達するバイアホール6aを形成する
。
ここでのバイアホールエツチングは、エツチング阻止1
i12cが存在するため、該阻止層20表面で自動的に
停止することとなり、この結果エツチング深さは能動層
2a及びバッファー層2bのエピタキシャル成長厚に依
存することとなる。このためバイアホールエツチング深
さと底面形状が一定となり、バイアホール金属と基板裏
面のPH3との接続が容易となる。
i12cが存在するため、該阻止層20表面で自動的に
停止することとなり、この結果エツチング深さは能動層
2a及びバッファー層2bのエピタキシャル成長厚に依
存することとなる。このためバイアホールエツチング深
さと底面形状が一定となり、バイアホール金属と基板裏
面のPH3との接続が容易となる。
続いて基板1の上記素子領域に対応する部分を基板裏面
側からエツチングして除去し、露出したエツチング阻止
N2cを除去した後、基板裏面側にメッキを施して厚い
放熱用メッキ層7を形成する。
側からエツチングして除去し、露出したエツチング阻止
N2cを除去した後、基板裏面側にメッキを施して厚い
放熱用メッキ層7を形成する。
ここでの基板裏面側からのエツチング加工はフォトリソ
グラフィマスクにより行うが、この場合もエツチングは
上記エツチング阻止層2cによって自動的に停止するこ
ととなる。
グラフィマスクにより行うが、この場合もエツチングは
上記エツチング阻止層2cによって自動的に停止するこ
ととなる。
このように本実施例では、該基板表面にエツチング阻止
層2Cを成長し、その上に半導体素子層を形威し、その
後の基板表面及び裏面側からのエツチング時に上記エツ
チング阻止層をエツチングストッパーとして共用するよ
うにしたので、基板表面側からのバイアホールエツチン
グ及び基板裏面側からの基板領域のエツチングが該エツ
チング阻止層により自動的に停止することとなり、言い
換えると表面からのバイアホールエツチングの加工精度
を向上できるとともに、裏面からの基板エツチングを精
度高く止めることが可能となる。
層2Cを成長し、その上に半導体素子層を形威し、その
後の基板表面及び裏面側からのエツチング時に上記エツ
チング阻止層をエツチングストッパーとして共用するよ
うにしたので、基板表面側からのバイアホールエツチン
グ及び基板裏面側からの基板領域のエツチングが該エツ
チング阻止層により自動的に停止することとなり、言い
換えると表面からのバイアホールエツチングの加工精度
を向上できるとともに、裏面からの基板エツチングを精
度高く止めることが可能となる。
これにより上記半導体素子層内のトランジスタチャネル
部をできるだけ一定に1μ〜10μm程度まで薄くする
ことができ、トランジスタ部での発熱をPH3層へ効果
的に放熱することができる構造を実現することができる
とともに、ソースインダクタンス低減及び半導体素子層
からPH3層7までの熱抵抗の低減を図ることができる
。
部をできるだけ一定に1μ〜10μm程度まで薄くする
ことができ、トランジスタ部での発熱をPH3層へ効果
的に放熱することができる構造を実現することができる
とともに、ソースインダクタンス低減及び半導体素子層
からPH3層7までの熱抵抗の低減を図ることができる
。
なお、上記実施例では、バイアホール6cの形成、バイ
アホール金属層6の付着、基板エツチング、エツチング
阻止1i2cの除去及びPH3層7のメッキをこの順序
で行っているが、各処理の順序はこれに限るものではな
い。
アホール金属層6の付着、基板エツチング、エツチング
阻止1i2cの除去及びPH3層7のメッキをこの順序
で行っているが、各処理の順序はこれに限るものではな
い。
例えば、バイアホール6Cの形成後直ちにバイアホール
金属N6の付着を行わず、基板エツチングを行いさらに
PH3層7を形成し、その後エツチング阻止層2Cを除
去し、続いてバイアホール6C内面に金属層6を付着す
るようにしてもよい。
金属N6の付着を行わず、基板エツチングを行いさらに
PH3層7を形成し、その後エツチング阻止層2Cを除
去し、続いてバイアホール6C内面に金属層6を付着す
るようにしてもよい。
以上のようにこの発明に係る半導体装置の製造方法によ
れば、基板表面でのエピタキシャル成長の際、基板表面
に予めエツチング阻止層を成長した後、その上に半導体
素子層を成長するようにしたので、その後の基板表面側
及び裏面側からのエツチング時には該エツチング阻止層
がエツチングの進行を停止することとなって、バイアホ
ール形成及び極薄の半導体素子層の形成を精度高く安定
に行うことが可能となり、これにより半導体素子層から
PH3Nまでの熱抵抗及びソースインダクタンスが極め
て小さく、つまりマイクロ波帯における電力効率及び信
頼性が高く、高周波特性の優れたトランジスタあるいは
集積回路を歩留り良く製造することができる効果がある
。
れば、基板表面でのエピタキシャル成長の際、基板表面
に予めエツチング阻止層を成長した後、その上に半導体
素子層を成長するようにしたので、その後の基板表面側
及び裏面側からのエツチング時には該エツチング阻止層
がエツチングの進行を停止することとなって、バイアホ
ール形成及び極薄の半導体素子層の形成を精度高く安定
に行うことが可能となり、これにより半導体素子層から
PH3Nまでの熱抵抗及びソースインダクタンスが極め
て小さく、つまりマイクロ波帯における電力効率及び信
頼性が高く、高周波特性の優れたトランジスタあるいは
集積回路を歩留り良く製造することができる効果がある
。
第1図は本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
により製造した電界効果形ショットキートランジスタの
断面構成図、第2図は該トランジスタの製造方法を説明
するための断面拡大工程図、第3図及び第4図はそれぞ
れ従来のマイクロ波帯高出力PH3型トランジスタを説
明するための断面構成図である。 l・・・GaAs結晶基板、1a・・・素子分離層、2
a・・・能動層、2b・・・バッファー層、2c・・・
エツチング阻止層、3・・・ドレイン電極、・4・・・
ゲート電極、5・・・ソース電極、6・・・バイアホー
ル金属層、6a〜6C・・・バイアホール、7・・・P
H3層。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
により製造した電界効果形ショットキートランジスタの
断面構成図、第2図は該トランジスタの製造方法を説明
するための断面拡大工程図、第3図及び第4図はそれぞ
れ従来のマイクロ波帯高出力PH3型トランジスタを説
明するための断面構成図である。 l・・・GaAs結晶基板、1a・・・素子分離層、2
a・・・能動層、2b・・・バッファー層、2c・・・
エツチング阻止層、3・・・ドレイン電極、・4・・・
ゲート電極、5・・・ソース電極、6・・・バイアホー
ル金属層、6a〜6C・・・バイアホール、7・・・P
H3層。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)基板表面に半導体素子層を、該基板裏面側に放熱
用メッキ層を形成する素子形成工程を含む半導体装置の
製造方法において、 該素子形成工程は、 基板表面にエッチングの進行を止めるエッチング阻止層
を成長し、その上に半導体素子層を成長する第1の工程
と、 基板表面からのエッチングにより上記半導体素子層にバ
イアホールを形成し、その内面に第1メッキ処理を施し
て金属層を形成する第2の工程と、基板裏面からのエッ
チングにより該基板を薄膜化し、該基板裏面に第2メッ
キ処理を施して放熱用メッキ層を形成する第3の工程と
、 上記第1あるいは第2メッキ処理の前に上記エッチング
阻止層の除去を行う工程とを有することを特徴とする半
導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19973789A JP2833788B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19973789A JP2833788B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0362930A true JPH0362930A (ja) | 1991-03-19 |
JP2833788B2 JP2833788B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=16412793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19973789A Expired - Lifetime JP2833788B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2833788B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006523943A (ja) * | 2003-03-13 | 2006-10-19 | エピタクティックス・ピイティワイ・リミテッド | 金属基板に接着された半導体基板用のビア構造およびトレンチ構造 |
JP2007309623A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Maezawa Kasei Ind Co Ltd | 排水装置 |
JP2008072028A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Toshiba Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP19973789A patent/JP2833788B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007309623A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Maezawa Kasei Ind Co Ltd | 排水装置 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2833788B2 (ja) | 1998-12-09 |
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