JPH0362860B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0362860B2
JPH0362860B2 JP20513686A JP20513686A JPH0362860B2 JP H0362860 B2 JPH0362860 B2 JP H0362860B2 JP 20513686 A JP20513686 A JP 20513686A JP 20513686 A JP20513686 A JP 20513686A JP H0362860 B2 JPH0362860 B2 JP H0362860B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
shaped body
backup
attached
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20513686A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6363846A (ja
Inventor
Yoshishige Hamura
Mitsuo Noguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP20513686A priority Critical patent/JPS6363846A/ja
Publication of JPS6363846A publication Critical patent/JPS6363846A/ja
Publication of JPH0362860B2 publication Critical patent/JPH0362860B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ガラス板、石材等の板状体の取付け
壁体の補修方法に関するものである。
[従来の技術] ガラス板等の板状体の取付け工法の1つとし
て、バツクマリオン方式が知られている。この方
式はガラス板の縦方向の取付け部において取付け
部品が外部から見えないように、室内側の方立と
ガラス板とを耐候性と接着強度の大きいシーラン
ト、例えばシリコーンのようなシーラントで接着
し、この接着力でガラス板を十分高い接着強度を
もつて方立に取付けようとする工法である。第4
図は、かかるバツクマリオン方式の従来例を示し
たものであり、ガラス板20はバツクマリオン2
1にシリコーン等のシール材より形成されたシー
ル部22によりバツクアツプ材23を介して接着
され取付けられる。
かかる工法によるガラス板の取付け壁体構造の
場合、シール部22が劣化した場合、既存のシー
ル部22を除去してから新規のシーラントを充填
しなければならず、場合によつてはガラス板を外
さないと既存のシール材を除去できないような問
題点を有していた。
[問題点を解決するための手段] 本発明は前述の問題点を解決すべくなされたも
のであり、その要旨は、板状体をその端部付近の
室内側に配置された板状体支持体にシール部を介
して接着、取付けられた板状体の取付け壁体の補
修方法において、上記シール部の板状体支持体の
側部側の板状体との間にバツクアツプ用スペース
を設けておき、かかるバツクアツプスペースにシ
ール材を室内側から打設して上記板状体と板状体
支持体とを接着、取付けたことを特徴とする板状
体の取付け壁体の補修方法に関するものである。
次に、本発明を図面に従つて具体的に説明す
る。
第1〜3図において、本発明に係る板状体の取
付け壁体の横断面を示し、1はかかる壁体を構成
するガラス板、石材板等の板状体、2はバツクマ
リオンなどからなる板状体支持体、3はバツクア
ツプ材で、11は目地をシールするためのウエザ
ーシール、板状体1は板状体支持体2に、例えば
シリコンゴムのようなシーラントより形成された
シール部4により接着固定されている。シール部
4は板状体支持体2の側部側と板状体1との間に
バツクアツプ用のスペース5が設けられるよう
に、シール部4を板状体支持体2の側面6より内
側に設けるのが好ましい。板状体支持体2は図示
を省略したが建造物の一部を構成するスラブ、又
は板状体の上下枠等に取付けられ、室内側に板状
体の取付け端部付近に沿つて配置される。
第1図に示した板状体の取付け壁体に従つて本
発明を説明すると、板状体の取付け壁体が長期間
経過してシール材が劣化してある許容値を越えた
場合、既存のシール部4を残したままバツクアツ
プ用スペース5に新たなシーラントを室内側から
充填して第1次バツクアツプ用のシール部7を形
成する。更に、第1次バツクアツプ用のシール部
7が長期間経過して劣化し、接着力が低下したな
らば、例えば板状体支持体2の側面6にアングル
形状、その他適宜の形状のバツクアツプ用部材8
をビス止め等の適宜の取付け手段により取付けて
板状体1とバツクアツプ用部材8との間に第2次
バツクアツプ用のスペース9を形成し、シール部
4及び第1次バツクアツプ用のシール部7を残し
たまま、第2次バツクアツプ用のスペース9に新
たなシーラントを室内側から充填して第2次バツ
クアツプ用のシール部10を形成する。
なお、第2図のように、予め板状体支持体2の
側部側を板状体との間にバツクアツプ用のスペー
スが設けられていない場合には、板状体支持体2
の側面6にバツクアツプ用部材8をビス止め等の
適宜の取付け手段により取付けて板状体1とバツ
クアツプ用部材8との間にスペースを形成し、シ
ール部4を残したまま、第2次バツクアツプ用の
スペースに新たなシーラントを室内側から充填し
て第1次バツクアツプ用のシール部7を形成して
もよい。
なお、第1,2図に示した2枚の板状体を突き
合せた取付け壁体に限らず、第3図のようなタイ
プの取付け壁体に対しても同様に適用できる。
[作用効果] 従来の工法ではシール部が劣化した場合、この
シール部を除去し、場合によつては板状体を外さ
ないと新規なシーラントを打設してシール部を形
成することができないが、本発明によれば、最初
のシール部が劣化した場合でも、1次、更には2
次のバツクアツプが可能であり、既存のシール部
を除去せずに、又板状体を外すことなくできると
いう利点が発揮される。従つて、建造物を使用し
ながら補修できるという利点も発揮される。
例えば、最初のシール部のシーラントが10年間
耐久性を有すると、1次のバツクアツプで20年、
又、2次のバツクアツプで30年と、2倍、3倍の
耐久性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は、本発明に係る板状体の取付け壁
体の一部横断面概略図、第4図は従来例を示す一
部横断概略図を示す。 1……板状体、2……板状体支持体、3……バ
ツクアツプ材、4,7,10……シール部、5,
9……バツクアツプ用スペース、8……バツクア
ツプ用部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 板状体をその端部付近の室内側に配置された
    板状体支持体にシール部を介して接着、取付けら
    れた板状体の取付け壁体の補修方法において、上
    記シール部の板状体支持体の側部側の板状体との
    間にバツクアツプ用スペースを設けておき、かか
    るバツクアツプ用スペースにシール材を室内側か
    ら打設して上記板状体と板状体支持体とを接着、
    取付けたことを特徴とする板状体の取付け壁体の
    補修方法。 2 板状体支持体の側部にバツクアツプ用部材を
    取付けて板状体とバツクアツプ用部材間にバツク
    アツプ用スペースを設けたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の板状体の取付け壁体の補
    修方法。
JP20513686A 1986-09-02 1986-09-02 板状体の取付け壁体の補修方法 Granted JPS6363846A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20513686A JPS6363846A (ja) 1986-09-02 1986-09-02 板状体の取付け壁体の補修方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20513686A JPS6363846A (ja) 1986-09-02 1986-09-02 板状体の取付け壁体の補修方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6363846A JPS6363846A (ja) 1988-03-22
JPH0362860B2 true JPH0362860B2 (ja) 1991-09-27

Family

ID=16502018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20513686A Granted JPS6363846A (ja) 1986-09-02 1986-09-02 板状体の取付け壁体の補修方法

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2581987B2 (ja) * 1990-03-12 1997-02-19 清水建設株式会社 電磁遮蔽窓
JPH0747591Y2 (ja) * 1990-06-22 1995-11-01 セントラル硝子株式会社 枠付ガラス

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Publication number Publication date
JPS6363846A (ja) 1988-03-22

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