JPH036258Y2 - - Google Patents

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JPH036258Y2
JPH036258Y2 JP2849485U JP2849485U JPH036258Y2 JP H036258 Y2 JPH036258 Y2 JP H036258Y2 JP 2849485 U JP2849485 U JP 2849485U JP 2849485 U JP2849485 U JP 2849485U JP H036258 Y2 JPH036258 Y2 JP H036258Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電気ケトル、電気ポツトなどに空焼防
止装置を備えた電気湯沸器に関するものである。
(従来の技術) 従来の電気湯沸器は第3図に示す如く容器21
外底部に発熱体50を設け、この発熱体50下部
に温度検出器60を密着して設け空焼を防止して
いた。また発熱体を容器内に設けたものにあつて
は容器外底部に温度ヒユーズによつて空焼を防止
していた。
(考案が解決しようとする問題点) このため前者にあつては真空遮断層11を有す
る容器21とした場合、容器21底部の殆どを一
重構造としなければならず、容器21の保温性の
低下と、発熱体50が片面しか利用出来ないため
に加熱効率が悪かつた。また後者にあつては容器
底部の一重構造部分が少なくなつて保温性、加熱
効率の面では前者より良いが空焼時の温度ヒユー
ズの交換に手間がかかり、且つ、発熱体の変色が
生じることがあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の欠点を除くためになされたもの
であり、保温力を損なわず、加熱効率も良く、且
つ、温度ヒユーズの不必要な電気湯沸器を得るに
ある。そのために容器内に副発熱部と主発熱部を
有する発熱体を設け、この中の副発熱部を温度検
出器と熱的に結合し、更に副発熱部を主発熱部よ
り上部に位置するようにしたものである。
(作用) このようにすることによつて容器底部の一重構
造部分を少なくするとともに空焼の検出をより確
実に行うものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
本考案の構成は第1図及び第2図に示す通りで
ある。図において1は真空断熱層で、二重構造の
容器2に設けたものである。3は凸部で、容器2
の底部中央に例えば円錐台状に内側に突出して形
成してあり、端部の周囲に延設してなるフランジ
4とともに容器2の一重の底部となる部位であ
る。5は発熱体で容器2内部に設けたものであ
り、例えばシーズヒーターよりなり、横L字形の
長辺部よりなる副発熱部51の先端に傾斜部52
を介して副発熱部51に平行に延設してなる主発
熱部53を設けたものである。発熱体5は、副発
熱部51を前記凸部3上面に密着させて設けると
ともに副発熱部51より下側に位置する主発熱部
53を容器2の真空断熱層1部分の内底面との近
接部位に設けてある。8は温度検出器で、凸部3
内面に密着して設けてあり副発熱部51と熱的に
結合し、発熱体5空焼時に副発熱部51の温度を
検出して発熱体5への通電を停止するもとになる
ものである。
以下、本実施例の動作について述べる。
まず容器2内に水が全くない場合、温度検出器
8は副発熱部51の温度を検出し、予め設定され
た温度で発熱体5への通電を停止する信号を発す
る。
第2図に示す如く水9が主発熱部53を浸す位
の水位の場合、副発熱部51は水9の沸点よりは
るかに高温となる。従つて温度検出器8は副発熱
部51の温度を検出して上記同様発熱体5への通
電を停止する信号を発する。
更に水が両発熱部51,53以上ある場合は、
水は主発熱部53、副発熱部51により加熱され
蒸発して水位が主発熱部53を浸す位の水位にま
で減少すれば、以下は上記と同様の動作をなすも
のである。
(考案の効果) 以上、本考案による如く、容器内に設けた副発
熱部と主発熱部を有する発熱体の副発熱部に温度
検出器を熱的に結合するとともに副発熱部を主発
熱部の上部に位置させたことにより、容器底部の
一重構造部分が少なくなるとともに空焼時の温度
検出も確実になつて保温力を損なわず、加熱効率
もよくなり、且つ、温度ヒユーズも不要な電気湯
沸器を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気湯沸器の
断面図、第2図は同要部断面図、第3図は従来の
電気湯沸器を示す断面図である。 2……容器、5……発熱体、51……副発熱
部、53……主発熱部、8……温度検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 飲料を収納する容器内に発熱体を設けてなるも
    のにおいて、発熱体5に副発熱部51と主発熱部
    53を設けるとともに容器2外に副発熱部51と
    熱的に結合する温度検出器8を設け、かつ副発熱
    部51を主発熱部53より上部に位置させたこと
    を特徴とする電気湯沸器。
JP2849485U 1985-02-28 1985-02-28 Expired JPH036258Y2 (ja)

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JPS61143515U JPS61143515U (ja) 1986-09-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5724310B2 (ja) * 2010-11-15 2015-05-27 タイガー魔法瓶株式会社 電気ケトル
JP6197166B2 (ja) * 2013-08-19 2017-09-20 タイガー魔法瓶株式会社 電気湯沸器

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JPS61143515U (ja) 1986-09-04

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