JPH0362035A - 電子写真感光体の塗布方法 - Google Patents

電子写真感光体の塗布方法

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JPH0362035A
JPH0362035A JP19858189A JP19858189A JPH0362035A JP H0362035 A JPH0362035 A JP H0362035A JP 19858189 A JP19858189 A JP 19858189A JP 19858189 A JP19858189 A JP 19858189A JP H0362035 A JPH0362035 A JP H0362035A
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JP
Japan
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coating
substrate
fluid
film thickness
pot
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JP19858189A
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English (en)
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Youichi Kawamorita
陽一 川守田
Akira Yoshida
晃 吉田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、普通紙複写機、レーザービームプリンター 
〇RT fリンター、電子写真式製版システムなどの電
子写真分野にかける電子写真感光体の製造方法に関する
。さらに詳しくは、光導電材料を含有する塗布液中に基
体を浸漬させ、次いでこれを引上げて塗膜を形成する浸
漬塗布方法に関する。
〔従来の技術〕
電子写真感光体の光導電材料として近年種々の有機光導
電材料が開発され、該材料により種々の膜形成方法が提
案されている。蒸着法、カーテン塗布法、ブレード塗布
法、スプレー法、浸漬塗布法、スピンナー塗布法などが
知られているものの、有機光導電材料を含有する塗布液
の塗布には塗布コスト、成膜品質等に優れる浸漬塗布法
が最も一般的に用いられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら塗布液の性状はさまざまであり、特に非二
ニートン流動を示す顔料分散型の塗布液はせん断力(例
えば基体と塗布液間に生じる摩擦)の程度または外力(
例えば液の流れ、攪拌)の加わシ方によシ異なる粘性を
示すチキントロピー性を有している。この液の性質は均
一な膜厚、膜質を連続的に塗布することが求められる電
子写真感光体の場合には障害となる。即ちチキントロピ
ー性を有する塗布液を用いて浸漬塗布を行なった場合、
基体の浸漬及び引上げが外力として塗布液にせん断力を
加えることになるので、いくつもの基体を続けて塗布す
るような連続的な浸漬塗布では除々に粘度は低下するま
た低下した粘度は静置等の休止によシ除々にもとの粘度
に上昇することになる。浸漬塗布に釦ける塗膜膜厚を決
める要因は塗布液の組成が一定な場合、固型分、液粘度
、引上げ速度の3要因であシ、仮に同一固型分、同一引
上げ速度の場合液粘度が低下すると(例えば液温度が上
昇した)塗膜は薄くなる。
また、単一の電子写真感光体内にかいてもチキントロピ
ー性は次の様な膜厚の不均一を生じさせる。即ちチキン
トロピー性の強い塗布液を用いて浸漬塗布を行なった場
合、塗布開始直後は、基体によるせん断力が最も少ない
ことによう最も厚く塗布され、塗布下部になるに従って
それ1での浸漬が基体と塗布液間にせん断力を働かせ徐
々に膜厚が薄くなってし1つ。これらはニュートン流動
を示す溶液系では発生しにくいが、顔料分散型の塗布液
を用いることの多い電子写真感光体の塗布にかいては障
害となって>6、従来、経験的に塗布速度を変化させる
、溶剤を加える。良く攪拌する等の対策は講じられてい
たものの満足できるものではなかった。
従って1本発明の目的は、チキントロピー性を有する塗
布液を用いても塗−な膜厚で塗布することのできる電子
写真感光体の塗布方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に従って、光導電性材料を含有する塗布液中に基
体を浸漬し、次いで該基体を引上げて該基体上に該塗布
液の塗膜を形成することによる電子写真感光体の塗布方
法にかいて、該基体上に該塗布液を振動させた状態で塗
布することを特徴とする電子写真感光体の塗布方法が提
供される。
本発明では塗布液を加振装置によシ振動させることによ
り塗布液のチキソトロピー性を緩和している。
本発明では、連続塗布によう変動する塗布液の粘度を、
塗布液をあらかじめ加振装置によシ振動させることによ
シ最もせん断力が加わりた際の粘度に一定に維持し、連
続した塗布において更に休止後の塗布再開時にかいても
常に一定の条件で均一な膜厚の電子写真感光体の供給を
可能としている。
本発明の塗布方法を第1図を用いて説明する。
基体lは昇降装置2の上下によう塗布液ポット3に浸漬
され塗布される。塗布液は供給ボン7°4によシ塗布ポ
ット3と塗布液サービスタンク5の間を循環してかり、
塗布液サービスタンク5には加振装置6が取り付けられ
て>6循環と共に振動が与えられている。加振装置は塗
布液に振動を与えるものであれば、特に振動周波数等制
限されるものではないが、周波数10 kHz〜40 
kHz好ましくは15 kHz〜35kHzの発振器を
有する市販の超音波発振装置等が好適である。発振出力
は用いる液量に応じて200W〜2kWの範囲で選べば
良い。筐た、加振装置を取シ付ける場所も配管途中、塗
布ポット等制限はされないが、塗膜のムラを防ぐ為塗布
中に塗布膜にムラを生じさせる場所を避ければ良い。さ
らに加振によシ塗布液温の上昇が考えられる場合は、温
度調節機能を有した熱交換器を塗布ポット、塗布液サー
ビスタンク配管途中等に装着すればさらに好喧しい。こ
のようにして塗布された電子写真感光体は膜厚の上下方
向におけるムラがなく従って感度ムラによる画像ムラは
なく、連続した塗布又は休止後塗布再開時にも常に同一
な塗布条件によう均一な塗膜が得られるものである。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によう説明する。
実施例1 基体としてφ80Xt360mのアルミニウムシリンダ
ーを用意した。
一方、酸化アンチモン10%を含有する酸化スズを酸化
チタンに対して751ijk%になるように被覆した導
電性粉体100部(重量部、以下同様)をレゾール系フ
ェノール樹脂100部及びメタノール30部、メチルセ
ロノル1100部より成る溶液に加えボールミル装置で
良く分散し塗料とした。この塗料を基体上にスプレー塗
布し140℃で30分加熱硬化させ20μmの導電性下
引き層を設けた。
この上にポリアミド樹脂(6−66−610−124元
ナイロン共重合体)1部及び8−ナイロン樹脂(メトキ
シメチル化6ナイロンメトキシ化率約3013部をメタ
ノール50部、ブタノール40部から成る溶剤に溶解さ
せた塗布液にスプレー塗布してα5μmの中間層を設け
た。
次に下記構造式のシスアゾ顔料10部 (t、m、nは正の整数、数平均分子量3万、ブチラー
ル化度70以上)5部及びシクロヘキサノン200部を
1φガラスピーズを用いたサンドミル装置で2時間分散
した。この顔料分散液をメチルエチルケトン500〜7
00部で適宜希釈し、本発明による図1で示した加振装
置を有する浸漬塗布装置にて中間層上に塗布した。尚、
加振装置は市販の超音波発振器(出力600W、周波数
25±2kHz)を使用し塗布中は常時作動させた。こ
のようにして得られた電荷発生層の膜厚は乾燥後にかい
て140m97m  であった。
次いで下記構造式のスチリル化合物を10部及びビスフ
ェノール2型ポリカーボネイト(数平均分子f2200
0 )10部をモノクロロベンゼン100部に溶解した
。この溶液を前記電荷発生層上に塗布し100℃1時間
熱風乾燥して19μmの電荷輸送層を形成した。
このように作成した1木目の電子写真感光体を試料1、
連続して50本電荷発生層を塗布し50本自軍荷発生層
上に電荷輸送層を形成した電子写真感光体を試料2、試
料2の塗布後30分塗布を休止後再び塗布を開始させ1
木目の電子写真感光体を試料3、試料3より連続して5
0本0の電子写真感光体を試料4とした。
尚、評価はキャノン製複写機NP−3525にてハーフ
トーン画像の実焼を実施し画像上部(画像上部よp s
 cm )画像中央及び画像下部(画像下端よう5の)
のそれぞれを反射濃度計で濃度測定し、ムラとして評価
した。ハーフトーン濃度は複写機の絞す値で上下するが
、公正の為中央絞す値に固定した。評価結果は表1に示
す。
比較例1 実施例1にかいて加振装置を全く作動させないで塗布し
た以外は実施例1と同様にして試料を作威し評価した。
結果を表1に示す。な訃、比較試料1〜4は試料1〜4
と同様に選択した。
表 1 実施例2 実施例1と同様の基体を用意し導電性下引き層、中間層
を実施例1と同様に塗布した。
次ニ、下記構造式のシスアゾ顔料10部ホリビ二ルベン
デール樹脂 (t、m、nは正の整数、数分均分子量3,5万、ベン
プール化度80)5部、及びシクロヘキサノン200部
を1φガラスピーズを用いたサンドミル装置で4時間分
散した。この顔料分散液にメチルエチルケトン500〜
700部を適宜希釈し、第1図に示す加振装置を有する
浸漬塗布装置を用いて実施例1と同様に塗布し、乾燥後
膜厚200’19/m2の電荷発生層を形成した。
次いで、下記構造式のヒドラゾン化合物を10部及びビ
スフェノール2型ポリカーボネート(数平均分子量22
000 )10部をモノクロロベンゼン100部に溶解
した。
この溶液を上記電荷発生層上に塗布し100℃1時間熱
風乾燥して19μmの電荷輸送層を形成した。
このように作成し7’j1本目の電子写真感光体を試料
5、連続して50本電荷発生層を塗布し、50本自重荷
発生層上に電荷輸送層を形成した電子写真感光体を試料
6.試料6の塗布後30分塗布を休止後再び塗布を開始
させ1木目の電子写真感光体を試料7、試料6よシ連続
して50本日の電子写真感光体を試料8とした。評価方
法は実施例1と同様とし、結果を表2に示す。
比較例2 実施例2において加振装置を作動させないで電荷発生層
を塗布した以外は実施例2と全く同様に試料を作威し、
評価した。結果を表2に示す。なか、比較試料5〜8は
試料5〜8と同様に選択した。
表 2 実施例3 電荷発生材料として実施例1で示したジスアゾ顔料6部
及び下記構造式のトリスアゾ顔料4部の混合系を用いた
以外は実施例1と全く同様な電子写真感光体を実施例1
と全く同様な方法で作成し実部画像の評価をしたところ
画像ムラのない均一な膜厚の感光体が得られていること
がわかった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、連続して電子写真感光体を作成する場
合にかいても均一な膜厚を有する感光体が作成される。
従って、画像ムラのない電子写真感光体が得られ、かつ
−本の感光体の部分的なムラも小さくkさえることが可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の塗布方法に用いる加振装置を備えた
塗布装置である。 1・・・基体、2・・・昇降機、3・・・塗布ポット、
4・・・循環ポンダ、5・・・塗布液サービスタンク、
6・・・加振装置 (埋入

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光導電性材料を含有する塗布液中に基体を浸漬し、
    次いて該基体を引上げて該基体上に該塗布液の塗膜を形
    成することによる電子写真感光体の塗布方法において、
    該基体上に該塗布液を振動させた状態で塗布することを
    特徴とする電子写真感光体の塗布方法。 2、塗布液が超音波加振装置により振動させる請求項1
    記載の電子写真感光体の塗布方法。
JP19858189A 1989-07-31 1989-07-31 電子写真感光体の塗布方法 Pending JPH0362035A (ja)

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