JPH0361859A - リポソーム分散液安定化剤 - Google Patents

リポソーム分散液安定化剤

Info

Publication number
JPH0361859A
JPH0361859A JP19662989A JP19662989A JPH0361859A JP H0361859 A JPH0361859 A JP H0361859A JP 19662989 A JP19662989 A JP 19662989A JP 19662989 A JP19662989 A JP 19662989A JP H0361859 A JPH0361859 A JP H0361859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stabilizer
reagent
antibody
liposome
ribosome
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19662989A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2780116B2 (ja
Inventor
Mamoru Umeda
梅田 衛
Junko Katsuragi
桂木 淳子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUSUI SEIYAKU KK
Nissui Pharmacetuical Co Ltd
Original Assignee
NITSUSUI SEIYAKU KK
Nissui Pharmacetuical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITSUSUI SEIYAKU KK, Nissui Pharmacetuical Co Ltd filed Critical NITSUSUI SEIYAKU KK
Priority to JP1196629A priority Critical patent/JP2780116B2/ja
Publication of JPH0361859A publication Critical patent/JPH0361859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2780116B2 publication Critical patent/JP2780116B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
    • A61K9/127Liposomes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/10Dispersions; Emulsions
    • A61K9/127Liposomes
    • A61K9/1271Non-conventional liposomes, e.g. PEGylated liposomes, liposomes coated with polymers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリボソーム分散液安定化剤及びこれを用いた安
定な免疫分析試薬に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
リボソームは、主として脂質よりなる二分子膜を有し、
その内部に水層を有する閉鎖小胞体である。このリボソ
ームは広く生体膜モデルとしてその物理化学的諸性質の
研究が進められている一方、その内水層に標識物質を保
持することが可能であるため、免疫測定法への利用も試
みられている。
本発明者らは、すでに表面に親水性の抗体又は抗原を固
定化し、内部に親水性の標識物質を封入したリボソーム
試薬を開発した(特開昭60−138465号、特開昭
62−10882号、特開昭62−10883号公報)
。この試薬を用いた免疫分析法は以下のようなものであ
る。すなわち、抗原又は、抗体が存在する試料中に前記
リボソーム試薬を加え、これに補体や二次抗体を加える
と抗原−抗体反応及びそれに伴なう補体の作用によって
リボソームが破壊され、封入されていた標識物質が流出
し、この流出した標識物質の量は試料中の被検物質の量
に比例するので、流出した標識物質を所定の分析方法に
より分析、定量することにより被検物質を定量すること
ができるというものである。
しかしながら、リボソームの構造は熱力学的には安定で
ない場合が多く、懸濁液として調製しても、保存中にリ
ボソーム同士凝集したり、リボソームに封入した標識物
質が漏出し、そのため、被検物質の定量分析に影響を与
えるという問題点があった。この問題を回避するため、
水系溶媒中に分散した状態で保存せず、凍結乾燥し保存
する方法が試みられているが、いまだ実用段階に至って
いない。
上記の如くリボソームを用いた免疫分析試薬はその不安
定さから商品化されておらず、その安定化が望まれてい
た。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記問題点を解決するために鋭意研究を
行なった結果、リボソームを用いた免疫分析試薬に特定
の化合物よりなる安定化剤を添加すれば、該試薬の保存
安定性が向上し、免疫分析が高い精度で行なえることを
見出し本発明を完成した。
すなわち本発明は多価アルコール、糖類、ゼラチン、塩
化リチウム、塩化セシウム及びポリオキシエチレン系界
面活性剤から選ばれる化合物を含有するリボソーム分散
液安定化剤及びリン脂質及びコレステロールを主要構成
成分とし、表面に抗原又は抗体が結合し、かつ内部に標
識物質が封入されているリボソームを含有するリボソー
ム分散液に上記安定化剤を配合したことを特徴とする免
疫分析試薬、並びに更に該リボソーム内部にも上記安定
化剤を封入したことを特徴とする免疫分析試薬を提供す
るものである。
本発明のリボソーム分散液安定化剤に用いる多価アルコ
ールとしてはグリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリ
ン、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール
、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、ポリエチレングリコール等を例示す
ることができる。
糖類としては例えばブドウ糖、ガラクトース、マンノー
ス、フルクトース、イノシトール、リボース、キシロー
ス等の単ti類;乳糖、ショ1、セロビオース、トレハ
ロース、マルトース等の二ill;マンナン、プルラン
、デキストラン等の多tl[が挙げられる。ポリオキシ
エチレン系界面活性剤としては、例えば次式(1)〜(
3)で表わされるものが、リボソームを溶解せず、しか
もリボソームの保存安定化作用が優れているため特に好
ましい。
(1)  HO(C2H3O)F(C2H40)、(C
2H3O)、H〔式中p、q及びrはそれぞれ正の数を
示し、p+r≧11であり、かつq≧15である〕(2
) (80(CJaO)x(Cs11i0)ylzNc
HzcHJ[(CslliO)y(CzHnO)−lx 〔式中、x、y及び2はそれぞれ正の数を示し、y≧5
であり、かつx+z≧30である〕〔式中、Rは直鎖ア
ルキル基を示し、nは30以上の数を示す〕 本発明安定化剤のリボソーム分散液への配合量は、特に
限定されないが、リボソーム外液がリボソーム内液と等
張もしくはやや高張となるように配合するのが好ましい
。ポリオキシエチレン系界面活性剤の場合は、特に好ま
しい配合量は0.001〜3.0%(w/v) (以下
単に%で示す)である。
また本発明安定化剤のリボソーム分散液への配合方法は
、 (1)  リボソーム分散液に本発明安定化剤を添加す
るか、(2)リボソーム内部に本発明安定化剤を封入せ
しめ、さらに調製後のリボソーム分散液にも本発明安定
化剤を添加する方法のいずれかが好ましい0本発明安定
化剤のうち、ポリエチレングリコール、デキストラン、
ゼラチン、ポリオキシエチレン系界面活性剤、塩化リチ
ウム及び塩化セシウムはリボソーム分散液に添加するだ
けで充分な安定化効果を奏する。
上記安定化剤を用いた免疫分析試薬は、自体公知の手段
例えば次の如くして製造することができる。
まず、先に特開昭60−138465号に開示された方
法に従い、脂質と架橋剤とを溶媒中で反応させて、リボ
ソーム上に固定化される抗体または抗原と結合し得る官
能基を脂質分子に導入する。次いで、得られた官能性脂
質とコレステロール及び必要であれば他の脂質とをフラ
スコに入れ、溶媒を加えて反応させた後、溶媒を留去し
、吸引乾燥する。
しかる後、壁面に薄膜が形成されたフラスコ内に所定の
標識物質の水溶液を加え、密栓をして振とうし、リボソ
ームの懸濁液を得る。ここで必要により標識物質の水溶
液に本発明安定化剤を添加すれば、リボソーム内に安定
化剤を導入することができる。この添加量は0.001
〜3%が好ましい。
一方、リボソーム表面に結合する抗体または抗原は、緩
衝液中で架橋剤と反応せしめて抗体又は抗原に架橋基を
導入し、必要により該架橋基を還元する試薬、例えばジ
チオスレイトール等を更に反応せしめて修飾抗体又は修
飾抗原とする。
次に、上記リボソーム懸濁液と修飾抗体又は修飾抗原と
を緩衝液中で例えば10〜25℃、15〜20時間反応
させてリボソーム表面に抗体又は抗原を固定化せしめる
0反応終了後、遠心洗浄を行なえば免疫分析試薬が得ら
れる。得られたリボソーム免疫分析試薬を、本発明安定
化剤を添加した緩衝液中に分散せしめれば、本発明の安
定化剤配合免疫分析試薬が得られる。なお、遠心洗浄の
際、使用する緩衝液中に本発明安定化剤を添加しておけ
ば、更に好ましい、また本発明免疫分析試薬のpHは6
〜8程度に調節することがリボソームの安定性の面から
好ましい。
このようにして得られた本発明リボソーム免疫分析試薬
は必要により適当な濃度に希釈し測定に供することがで
きる。
〔発明の効果〕
本発明の安定化剤をリボソーム免疫分析試薬に添加する
ことにより、該試薬の保存安定性を著しく向上させるこ
とができる。
〔実施例〕
次に本発明を実施例を挙げてさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1.ヒ) CRP測定用リボソーム試薬の調製■
 リボソームの調製 ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC;10
11M、100//l)、コレステロール(Chol 
; 10mM、 100μβ)、ジチオピリジル化ジパ
ルミトイルホスファチジルエタノールアミン(DTP−
DPPI! ;15M20μm) −1: 1 :0.
02 (モル比> (DTP−DPPEとはDPPEの
アミ〕基にアミド結合を介してジチオピリジル基を導入
したもの)をクロロホルムに溶解し、10111ナシ型
フラスコに仕込み、クロロホルムをエバポレーターで留
去し、フラスコ内壁に脂質薄膜を形成させた。この脂質
薄膜を1〜2時間、真空乾燥した後、標識物質として0
.1Mカルボキシフルオレセイン溶液(pH7,4)1
00μlを添加し、ポルテックスξキサ−で5〜10分
間激しく攪拌した。
次いで、過剰のカルボキシフルオレセインを遠心除去し
、カルボキシフルオレセイン封入リボソームを得た。こ
の際、遠心洗浄には、0.01MのHEPBS緩衝液(
0,15M  NaCj!含有、pH7,4)を用いた
。得られたリボソームは500μlのHEPES緩衝液
に懸濁せしめた。
■ リボソームの抗体感作 ヤギ抗CRP抗体CIgG分iN)を予め0.0IM■
EPES緩衝液で透析処理して得られる2、0■/sf
の抗体溶液に0.1aMとなるようにN−ヒドロキシス
クシンイミジル−3−(2−ピリジルジチオ)プロピオ
ネ−) (SPDP)のエタノール溶液を添加し、室温
で30分間反応させる。次いでセファデックスG−25
カラムを用いて過剰の5PDPと抗体を分離させるが、
この際に緩衝液を0.1 M酢酸緩衝液(0,15M 
 NaCj!含有、pH4,5)に交換すると共に分光
光度計により、波長280nmで抗体の溶出を確認した
こうして、ジチオピリジル基を導入した抗体溶液に5Q
+aMになるようにジチオスレイトール(DTT)を固
形のまま添加し、室温で30分間反応させる。
その後、反応溶液をセファデックスG−25カラムを用
いてゲル濾過し、過剰のDTTと抗体とを分離させるが
、この際、緩衝液をO,,01MのIIEPBS緩衝液
に交換すると共に分光光度計により波長280no+で
抗体の溶出を確認した。
次いで、得られたチオール化抗体溶液(1■/ml:5
00μlを■で調製したリボソーム懸濁液500μ℃に
添加して緩徐に15〜20時間撹拌し、抗体感作リボソ
ームを調製した。
■ リボソーム試薬への安定化剤の添加a、グルコース
の添加 ■において、リボソームに封入する標識物質たる0.1
 Mカルボキシフルオセイン溶液に代え、これに更にグ
ルコースを0.05 Mとなる様に加えた溶液を用いそ
の他は■■と同様にして抗体感作リボソームを調製した
このリボソームを、グルコース0.2Mを含む0、00
5 Mベロナール緩衝液で遠心洗浄し未反応の抗体を除
去した。次いで、IIIIIlの同緩衝液にリボソーム
を懸濁せしめ、さらに防腐剤として0.05%となるよ
うにNaN、を添加し本発明免疫分析試薬(本発明品a
)を得た。
b、ゼラチンの添加 ■で得られた抗体感作リボソームをゼラチン0.1%、
及び0.15 M NaC1を含む0.005 Mベロ
ナール緩衝液(pH7,5)で遠心洗浄し、未反応の抗
体を除去した。次いで同緩衝液1mj!にリボソームを
懸濁せしめ、さらに防腐剤として0.05%となるよう
にNaN zを添加し本発明免疫分析試薬(本発明品b
)を得た。
C0塩化リチウムの添加 ■で得られた抗体感作リボソームを塩化リチウム0.1
8 Mを含む0.005 Mベロナール緩衝液(pH7
,5)で遠心洗浄し、未反応の抗体を除去した0次いで
同緩衝液1calにり・ポソームを懸濁せしめ、さらに
防腐剤として0.05%となるようにNaN5を添加し
、本発明免疫分析試薬(本発明品C)を得た。
d、デキストランT−10(ファルマシア社製)■で得
られた抗体感作リボソームをデキストランT−100,
5%及び0.15 M NaCj!を含む0.005M
ベロナール緩衝液(pH7,5)で遠心洗浄し、未反応
の抗体を除去した。次いで同緩衝液1 mftにリボソ
ームを懸濁せしめ、さらに防腐剤として0.05%とな
るようにNaN、を添加し本発明免疫分析試薬(本発明
品d)を得た。
e、ポリエチレングリコール600の添加■で得られた
抗体感作リボソームをポリエチレングリコール6000
.5%及び0.15 M Ha(ftを含む0.005
 Mベロナール緩衝液(p)17.5)で遠心洗浄し、
未反応の抗体を除去した0次いで同緩衝液1 raft
にリボソームを懸濁せしめ、さらに防腐剤として0.0
5%となるようにNaN、を添加し本発明免疫分析試薬
(本発明品e)を得た。
r、ポリオキシエチレン系界面活性剤の添加■で得られ
た抗体感作リボソームをテトロニックTR−704(旭
電化製)0.2%及び0.15 MNaClを含む0.
005 Mベロナール緩衝液(pH7,5)で遠心洗浄
し、未反応の抗体を除去した0次いで同緩衝液1 n/
!にリボソームを懸濁せしめ、さらに防腐剤として0.
05%となるようにNapsを添加し本発明免疫分析試
薬(本発明品r)を得た。
g、安定化剤無添加 ■で得られた抗体感作リボソームを0.15MNaCj
!を含む0.005Mベロナール緩衝液(pH7,5)
で遠心洗浄し未反応の抗体を除去した。次いで同緩衝液
IJId!にリボソームを懸濁せしめ、さらに防腐剤と
して0.05%となるようにNaN5を添加し、免疫分
析試薬(対照品g)を得た。
試験例1 安定性試験 実施例1.■のa −gで得られた免疫分析試薬のそれ
ぞれ1 valを2 mllのスクリューキャップ付ガ
ラスビンに分注し、10℃の恒温室内に一年後まで保存
し、標識物質として封入したカルボキシフルオレセイン
のリボソームからの漏れを下記測定方法により測定した
。結果を第1表に示す。
測定方法: 調製直後、6ケ月及び1年保存後の各免疫分析試薬をと
り、それぞれの外液に用いた分散液と同一、tU威の緩
衝液で500倍に希釈した。このものを、螢光強度計(
コロナ社製)を用いて下記式により相対螢光強度を求め
た(励起490nm 、螢光530ns)。
相対螢光強度=[(F+−Fo)/(Pg−Fo)]x
lOO(X)第 FI :各免疫分析試薬の螢光強度 F2 :脱イオン水を添加してリボソームを破壊したも
のの螢光強度 Fo :各免疫分析試薬の外液に用いた分散液と同一組
成の緩衝液の螢光強度 表 リボソームからの標識物質の漏出 以上の結果より、安定化剤を添加した本発明免疫分析試
薬は対照品gと比べ、標識物質たるカルボキシフルオレ
セインの漏出が少なく、安定であることが判る。
試験例2   CRP検量線の作成 ゼラチン−ベロナール緩衝液(0,1%ゼラチン含有ベ
ロナール緩衝液、pH7,4)に0.5mM塩化マグネ
シウム及び0.15mM塩化カルシウムを添加した緩衝
液(以下rG[IB”Jという)で希釈したヒトCRP
抗原溶液(10〜300ng/mAり 25u Qと実
施例1で調製した各試薬(a−gの調製直後及び1年保
存後のもの)を500倍に希釈したちの25μlとを9
6穴マイクロプレートに分注し、37°Cにおいて30
分間反応させた。これに、二次抗体としてウサギ抗CR
P抗体(2+og/m l )を50倍に希釈したもの
及びG U B !”で希釈し、3〜5CI、。/ra
nとしたモルモット補体をそれぞれ25μlずつ添加し
、更に30分間反応せしめた。
次いで補体反応を停止させるため10mM EDTA含
有ベロナール緩衝液100ufを添加した。この螢光強
度を測定(励起490tv、螢光530nm)し、次式
により相対螢光強度を求めた。得られた検量線を第1図
〜第7図に示す。
相対螢光強度=[(Ft−F)/(Fy−F)IXlo
o  (%)F、:検体使用の螢光強度 F、:検体に変えlO%トリトンX−100を添加した
ものの螢光強度 F :検体に代えGUB”を添加したものの螢光強度 第1図〜第6図に示す本発明免疫分析試薬(a〜f)の
検量線は、調製後1年を経たものであっても変化は少な
く、一方、対照品(g)の検量線(第7図)は明らかに
感度の低下が認められた。
以上の結果より本発明免疫分析試薬は経時的に極めて安
定な試薬であることが判る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はそれぞれ本発明免疫分析試薬(a−f
)及び対照品(g)の調製直後及び1年保存後の検量線
を示す図面である。 −・−二 調製直後の検量線 −x−:1年保存後の検量線 以上 CRP濃度(ng/’mL ) 第2 図 CRP濃度(ng/ml ) 第 3 図 CRP濃度(ng/ mt ) CRP濃度(ng/mj ) 第 図 CRP濃度(ng/m1) CRP濃度(ng/m4)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多価アルコール、糖類、ゼラチン、塩化リチウム、
    塩化セシウム及びポリオキシエチレン系界面活性剤から
    選ばれる化合物を含有するリボソーム分散液安定化剤。 2、リン脂質及びコレステロールを主要構成成分とし、
    表面に抗原又は抗体が結合し、かつ内部に標識物質が封
    入されているリボソームを含有するリボソーム分散液に
    、請求項1記載の安定化剤を配合したことを特徴とする
    免疫分析試薬。 3、更にリボソーム内部に請求項1記載の安定化剤を封
    入したことを特徴とする請求項2記載の免疫分析試薬。
JP1196629A 1989-07-31 1989-07-31 リポソーム分散液安定化剤 Expired - Lifetime JP2780116B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1196629A JP2780116B2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 リポソーム分散液安定化剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1196629A JP2780116B2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 リポソーム分散液安定化剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0361859A true JPH0361859A (ja) 1991-03-18
JP2780116B2 JP2780116B2 (ja) 1998-07-30

Family

ID=16360943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1196629A Expired - Lifetime JP2780116B2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 リポソーム分散液安定化剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2780116B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993020934A1 (fr) * 1990-07-26 1993-10-28 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. Suspension aqueuse stable contenant des liposomes
US5376379A (en) * 1990-10-17 1994-12-27 Pierre Fabre Cosmetique Liposomes of thermal waters stabilized in a DNA gel
US5457865A (en) * 1993-07-23 1995-10-17 Nissin Kogyo Co., Ltd. Automatic boot mounting apparatus and method of automatically mounting a boot with the apparatus
JP2002145751A (ja) * 2000-11-02 2002-05-22 Yakult Honsha Co Ltd アスコルビン酸類を含む皮膚外用剤
EP1415648A1 (en) * 2001-07-13 2004-05-06 NanoCarrier Co., Ltd. Lyophilizing composition of drug-encapsulating polymer micelle and method for preparation thereof

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6153568A (ja) * 1984-08-06 1986-03-17 テクニコン、インストルメンツ、コーポレーシヨン リポソーム適合性界面活性剤
JPS62110155A (ja) * 1985-11-08 1987-05-21 Hitachi Ltd 免疫分析用試薬および免疫分析方法
JPS63179253A (ja) * 1987-01-20 1988-07-23 Nitsusui Seiyaku Kk 免疫分析用試薬

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6153568A (ja) * 1984-08-06 1986-03-17 テクニコン、インストルメンツ、コーポレーシヨン リポソーム適合性界面活性剤
JPS62110155A (ja) * 1985-11-08 1987-05-21 Hitachi Ltd 免疫分析用試薬および免疫分析方法
JPS63179253A (ja) * 1987-01-20 1988-07-23 Nitsusui Seiyaku Kk 免疫分析用試薬

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993020934A1 (fr) * 1990-07-26 1993-10-28 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. Suspension aqueuse stable contenant des liposomes
US5376379A (en) * 1990-10-17 1994-12-27 Pierre Fabre Cosmetique Liposomes of thermal waters stabilized in a DNA gel
US5457865A (en) * 1993-07-23 1995-10-17 Nissin Kogyo Co., Ltd. Automatic boot mounting apparatus and method of automatically mounting a boot with the apparatus
US5611131A (en) * 1993-07-23 1997-03-18 Nissin Kogyo Co., Ltd. Automatic boot mounting apparatus
JP2002145751A (ja) * 2000-11-02 2002-05-22 Yakult Honsha Co Ltd アスコルビン酸類を含む皮膚外用剤
EP1415648A1 (en) * 2001-07-13 2004-05-06 NanoCarrier Co., Ltd. Lyophilizing composition of drug-encapsulating polymer micelle and method for preparation thereof
EP1415648A4 (en) * 2001-07-13 2006-01-18 Nanocarrier Co Ltd COMPOSITION FOR LYOPHILIZING MEDICAMENT ENCAPSULATION POLYMERIC MICELLE AND METHOD FOR PREPARING THE SAME

Also Published As

Publication number Publication date
JP2780116B2 (ja) 1998-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4695554A (en) Sac or liposome containing dye (sulforhodamine) for immunoassay
US4978625A (en) Fluorescence immunoassay using water insoluble dyes
US4704355A (en) Assay utilizing ATP encapsulated within liposome particles
AU551950B2 (en) Immunoassay products and methods
CA1264662A (en) Immunoliposome assay - methods and products
Ahn-Yoon et al. Ganglioside–liposome immunoassay for the detection of botulinum toxin
JPH06100601B2 (ja) 免疫分析用試薬及びそれを用いた分析方法
JPH0361859A (ja) リポソーム分散液安定化剤
CN111521780A (zh) 一种丙型肝炎病毒抗原抗体联检的试剂盒及其应用
US5210040A (en) Process for coupling antibodies or antibody fragments to liposomes
Klegerman et al. Quantitative immunoblot assay for assessment of liposomal antibody conjugation efficiency
Monroe Novel liposome immunoassays for detecting antigens, antibodies, and haptens
EP0152847B1 (en) Stabilized enzyme conjugate composition
US5080833A (en) Immobilization of bioactive substance on lipid composition containing modified lipid compound
JP2527434B2 (ja) 測定用液体単一試薬
US4971916A (en) Liposome based homogeneous immunoassay for diagnostic tests
US4581222A (en) Membrane immune assay
JPH0346074B2 (ja)
EP0518319A2 (en) Liposome immunoassays for detection of antigens, antibodies and haptens
JPS63158461A (ja) 免疫分析用試薬
Agirre et al. Induction of aggregation and fusion of cholesterol-containing membrane vesicles by an anti-cholesterol monoclonal antibody
JPS63179253A (ja) 免疫分析用試薬
JPS6166963A (ja) 免疫分析用試薬
JPS63120256A (ja) 免疫分析用試薬
JPS61133864A (ja) ヒト−ガン胎児性抗原(cea)分析用試薬および分析方法