JPH0361559B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0361559B2 JPH0361559B2 JP61017391A JP1739186A JPH0361559B2 JP H0361559 B2 JPH0361559 B2 JP H0361559B2 JP 61017391 A JP61017391 A JP 61017391A JP 1739186 A JP1739186 A JP 1739186A JP H0361559 B2 JPH0361559 B2 JP H0361559B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- clutch
- flywheel
- cylinder
- hub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 2
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 7
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 230000036632 reaction speed Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/10—Brakes specially adapted for presses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は機械プレスに使用するフライホイール
に内装した湿式クラツチ・ブレーキ装置に関し、
ここで湿式とはクラツチ・ブレーキ装置が密封さ
れたオイルの中に装着されているものを言う。
に内装した湿式クラツチ・ブレーキ装置に関し、
ここで湿式とはクラツチ・ブレーキ装置が密封さ
れたオイルの中に装着されているものを言う。
(従来の技術)
機械プレスにおいて、クラツチ・ブレーキ装置
は運転動作を繰り返して行われるために発熱し、
ことにブレーキ装置の発熱はプレス機械が大型と
なると自然に冷却されるのを待つていることがで
きなくなる。そこで装置をオイルの中に封入し、
冷却油の中でクラツチ・ブレーキ装置を動作させ
ることが提案されている。
は運転動作を繰り返して行われるために発熱し、
ことにブレーキ装置の発熱はプレス機械が大型と
なると自然に冷却されるのを待つていることがで
きなくなる。そこで装置をオイルの中に封入し、
冷却油の中でクラツチ・ブレーキ装置を動作させ
ることが提案されている。
従来装置の一例として特広昭56−35996号公報
(第1先行例)、英国特許第1265267号(第2先行
例)の発明が知られており、これらの装置は冷却
油及び潤滑油を収容した密封ハウジングを備えた
湿式クラツチ・ブレーキ装置である。
(第1先行例)、英国特許第1265267号(第2先行
例)の発明が知られており、これらの装置は冷却
油及び潤滑油を収容した密封ハウジングを備えた
湿式クラツチ・ブレーキ装置である。
第1先行例ではクラツチ・ブレーキの切替手段
として、ロツド124(公報記載の符号であり、
以下同様である)をシヤフト38の一部分38a
に軸方向に挿通しており、上記ロツド124の一
方にリング106を他方にシリンダ116を設
け、中間に上記シヤフト38に固定されて移動し
ないリング88を介して上記リング106側にブ
レーキ76、上記シリンダ116側にクラツチ7
8を装着している。又、上記ロツド124はシヤ
フト部38aとシリンダ116との間にばね12
8が装着されており、通常はクラツチ78を開放
してブレーキ76を動作させている。
として、ロツド124(公報記載の符号であり、
以下同様である)をシヤフト38の一部分38a
に軸方向に挿通しており、上記ロツド124の一
方にリング106を他方にシリンダ116を設
け、中間に上記シヤフト38に固定されて移動し
ないリング88を介して上記リング106側にブ
レーキ76、上記シリンダ116側にクラツチ7
8を装着している。又、上記ロツド124はシヤ
フト部38aとシリンダ116との間にばね12
8が装着されており、通常はクラツチ78を開放
してブレーキ76を動作させている。
これはクラツチ・ブレーキの切り替えを確実な
ものにするために開発されたものであろうが、こ
れでは構造を複雑にしているばかりであり、又、
リング106,88などの部品を使用しているの
で装置全体が大型化するだけである。
ものにするために開発されたものであろうが、こ
れでは構造を複雑にしているばかりであり、又、
リング106,88などの部品を使用しているの
で装置全体が大型化するだけである。
又、第2の先行例ではクラツチ・ブレーキを切
り替え動作するシリンダ214(公報記載の符号
であり、以下同じ)内にシヤフト18に固定した
仕切り260であり、上記シリンダ214は該仕
切り260の外側で軸と平行に移動しているの
で、シリンダ室が大きくなること、上記仕切り2
60の両側へエアを供給するので構造が複雑とな
つている。この他、ブレーキ板168,170、
クラツチ板198,200は押さえるリング18
4,204が設けられているが、これらのリング
のために装置全体の重量が重くなり、装置を駆動
するのに多大のエネルギを必要としている。
り替え動作するシリンダ214(公報記載の符号
であり、以下同じ)内にシヤフト18に固定した
仕切り260であり、上記シリンダ214は該仕
切り260の外側で軸と平行に移動しているの
で、シリンダ室が大きくなること、上記仕切り2
60の両側へエアを供給するので構造が複雑とな
つている。この他、ブレーキ板168,170、
クラツチ板198,200は押さえるリング18
4,204が設けられているが、これらのリング
のために装置全体の重量が重くなり、装置を駆動
するのに多大のエネルギを必要としている。
前記した2つの先行例も含めて通常知られるク
ラツチ・ブレーキ装置においては、クラツチ・ブ
レーキを構成するそれぞれの摩擦板に押圧力を与
える力がクラツチ・ブレーキ構造ユニツトの内部
でバランスし、例えばフライホイールや軸などの
外部にスラストを生じないようになつている。
ラツチ・ブレーキ装置においては、クラツチ・ブ
レーキを構成するそれぞれの摩擦板に押圧力を与
える力がクラツチ・ブレーキ構造ユニツトの内部
でバランスし、例えばフライホイールや軸などの
外部にスラストを生じないようになつている。
しかしながら上記の各従来例では、被駆動部分
に振動モーメント(GD2)が発生し、又、クラツ
チ・ブレーキの反応速度も遅いといつた問題があ
る。
に振動モーメント(GD2)が発生し、又、クラツ
チ・ブレーキの反応速度も遅いといつた問題があ
る。
(発明が解決しようとする課題)
本発明が解決しようとする課題は、クラツチ及
びブレーキをフライホイールの中に形成した一つ
の室内にコンパクトに収納し、給油系統を簡略化
し構造が簡単な湿式クラツチ・ブレーキ装置を提
供することである。
びブレーキをフライホイールの中に形成した一つ
の室内にコンパクトに収納し、給油系統を簡略化
し構造が簡単な湿式クラツチ・ブレーキ装置を提
供することである。
(課題を解決するための手段)
本発明において課題を解決するための手段は、
プレス機械の機体に設けられたブラケツトに挿通
した回転軸、上記ブラケツトに回転自在に設けた
フライホイール、上記フライホイールに形成した
室、上記室を閉塞するカバー部材、上記室内で上
記ブラケツトに固定したブレーキハウジング、上
記フライホイールに固定したクラツチハウジン
グ、上記フライホイールの室内で上記回転軸に固
定したブレーキハブ及びクラツチハブ、上記ブレ
ーキハウジングに形成された内歯と上記ブレーキ
ハブに形成された外歯に交互に噛み合わせて重合
し一端が当該ブレーキハブに直接接合されている
複数枚の摩擦板によつて構成されるブレーキ部
材、上記クラツチハウジングに形成された内歯と
上記クラツチハブに形成された外歯に交互に噛み
合わせて重合し一端が上記カバー部材に直接接合
されている複数の摩擦板によつて構成されるクラ
ツチ部材、上記ブレーキ部材及び上記クラツチ部
材との間に設けられ一端が該クラツチ部材の摩擦
板と接合しかつ上記回転軸に対して軸方向に摺動
自在に設けられたシリンダ、該シリンダ内に収容
され一端が上記ブレーキ部材に結合されたピスト
ン、上記シリンダを上記ピストンに向つて付勢す
るため該シリンダと上記クラツチハブとの間に装
着したばね、上記シリンダと上記ピストンとの間
に圧力空気を供給するため一端が上記回転軸の軸
端に開口し他端が当該シリンダとピストンとの間
に開口する空気通路とを具備し、上記フライホイ
ールに形成された室はベアリング装着部などをシ
ール部材によつて密封すると共に当該室の内部に
冷却油を充填したことを特徴とするものである。
プレス機械の機体に設けられたブラケツトに挿通
した回転軸、上記ブラケツトに回転自在に設けた
フライホイール、上記フライホイールに形成した
室、上記室を閉塞するカバー部材、上記室内で上
記ブラケツトに固定したブレーキハウジング、上
記フライホイールに固定したクラツチハウジン
グ、上記フライホイールの室内で上記回転軸に固
定したブレーキハブ及びクラツチハブ、上記ブレ
ーキハウジングに形成された内歯と上記ブレーキ
ハブに形成された外歯に交互に噛み合わせて重合
し一端が当該ブレーキハブに直接接合されている
複数枚の摩擦板によつて構成されるブレーキ部
材、上記クラツチハウジングに形成された内歯と
上記クラツチハブに形成された外歯に交互に噛み
合わせて重合し一端が上記カバー部材に直接接合
されている複数の摩擦板によつて構成されるクラ
ツチ部材、上記ブレーキ部材及び上記クラツチ部
材との間に設けられ一端が該クラツチ部材の摩擦
板と接合しかつ上記回転軸に対して軸方向に摺動
自在に設けられたシリンダ、該シリンダ内に収容
され一端が上記ブレーキ部材に結合されたピスト
ン、上記シリンダを上記ピストンに向つて付勢す
るため該シリンダと上記クラツチハブとの間に装
着したばね、上記シリンダと上記ピストンとの間
に圧力空気を供給するため一端が上記回転軸の軸
端に開口し他端が当該シリンダとピストンとの間
に開口する空気通路とを具備し、上記フライホイ
ールに形成された室はベアリング装着部などをシ
ール部材によつて密封すると共に当該室の内部に
冷却油を充填したことを特徴とするものである。
(作用)
本発明はクラツチハブ及びブレーキハブのう
ち、押圧力を受ける部材(第1先行例でリング1
06,114、第2先行例でリング184,20
4に相当する部材)が省略できる。このため本発
明は被駆動部分の振動モーメント(GD2)を大幅
に減少させることができ、又、クラツチ・ブレー
キの反応速度を高めることができるものとなる。
さらにクラツチ及びブレーキ装置をフライホイー
ル内に収納しているので装置全体をコンパクトに
形成できるものとなり、プレス機械への装着並び
に保守、点検が容易となる。
ち、押圧力を受ける部材(第1先行例でリング1
06,114、第2先行例でリング184,20
4に相当する部材)が省略できる。このため本発
明は被駆動部分の振動モーメント(GD2)を大幅
に減少させることができ、又、クラツチ・ブレー
キの反応速度を高めることができるものとなる。
さらにクラツチ及びブレーキ装置をフライホイー
ル内に収納しているので装置全体をコンパクトに
形成できるものとなり、プレス機械への装着並び
に保守、点検が容易となる。
(実施例)
第1図は本発明に係るクラツチ・ブレーキ装置
を組み立てた全体の断面図である。図において、
プレス機械の一部である機体1に着脱自在に固定
したブラケツト24のボス部24aの内側にプレ
スラムを駆動するクランク軸となる回転軸2がベ
アリング25を介して、又、上記ボス部24aの
外側にはフライホイール3がベアリング26を介
してそれぞれ回転自在に設けられている。
を組み立てた全体の断面図である。図において、
プレス機械の一部である機体1に着脱自在に固定
したブラケツト24のボス部24aの内側にプレ
スラムを駆動するクランク軸となる回転軸2がベ
アリング25を介して、又、上記ボス部24aの
外側にはフライホイール3がベアリング26を介
してそれぞれ回転自在に設けられている。
上記フライホイール3は外周にベルト溝3aが
形成されており、上記機体1に設置したモータ
(図示せず)との間にベルトをかけて駆動される。
又、該フライホイール3には窪んだ室3bが設け
られており、この室3bの開口部分を閉塞するカ
バー部材4が上記フライホイール3に固定されて
空間を形成し、当該室3b内にブレーキ部材5及
びクラツチ部材6が装着される。
形成されており、上記機体1に設置したモータ
(図示せず)との間にベルトをかけて駆動される。
又、該フライホイール3には窪んだ室3bが設け
られており、この室3bの開口部分を閉塞するカ
バー部材4が上記フライホイール3に固定されて
空間を形成し、当該室3b内にブレーキ部材5及
びクラツチ部材6が装着される。
上記回転軸2は上記カバー部材4まで延設され
ており、上記フライホイール3の室3b内で当該
回転軸2にブレーキハブ7が固定されている。
又、該ブレーキハブ7の外周に複数枚の摩擦板8
が装着され、上記ブレーキハブ7の外歯と摩擦板
8の内歯が互いに噛合している。又、上記フライ
ホイール3の室3bの底壁と上記ブレーキハブ7
の間に介在させ、かつ上記ブラケツト24のボス
部24aに固定したブレーキハウジング9の周縁
を当該ブレーキハブ7の外歯と対向させ、該ブレ
ーキハウジング9に複数枚の摩擦板10を装着し
ている。なお、上記ブレーキハウジング9の内歯
と上記摩擦板10の外歯は互いに噛み合つてい
る。上記した2種類の摩擦板8,10は交互に挿
入されており、ブレーキハブ7、ブレーキハウジ
ング9及び摩擦板8,10の組み合わせ構造によ
りブレーキ部材5が構成されている。
ており、上記フライホイール3の室3b内で当該
回転軸2にブレーキハブ7が固定されている。
又、該ブレーキハブ7の外周に複数枚の摩擦板8
が装着され、上記ブレーキハブ7の外歯と摩擦板
8の内歯が互いに噛合している。又、上記フライ
ホイール3の室3bの底壁と上記ブレーキハブ7
の間に介在させ、かつ上記ブラケツト24のボス
部24aに固定したブレーキハウジング9の周縁
を当該ブレーキハブ7の外歯と対向させ、該ブレ
ーキハウジング9に複数枚の摩擦板10を装着し
ている。なお、上記ブレーキハウジング9の内歯
と上記摩擦板10の外歯は互いに噛み合つてい
る。上記した2種類の摩擦板8,10は交互に挿
入されており、ブレーキハブ7、ブレーキハウジ
ング9及び摩擦板8,10の組み合わせ構造によ
りブレーキ部材5が構成されている。
上記回転軸2には上記ブレーキハブ7に隣接し
てクラツチハブ11が固定され、該クラツチハブ
11の外周に複数枚の摩擦板12が装着されてお
り、又、当該クラツチハブ11の外周に対向し上
記フライホイール3に固定したクラツチハウジン
グ13に複数枚の摩擦板14が装着されており、
これら摩擦板12,14は交互に装着されてい
る。そして上記クラツチハブ11、クラツチハウ
ジング13、2種類の摩擦板12,14の組み合
わせ構造によりクラツチ部材6が構成されている
ことは上記ブレーキ部材5の場合と同様である。
てクラツチハブ11が固定され、該クラツチハブ
11の外周に複数枚の摩擦板12が装着されてお
り、又、当該クラツチハブ11の外周に対向し上
記フライホイール3に固定したクラツチハウジン
グ13に複数枚の摩擦板14が装着されており、
これら摩擦板12,14は交互に装着されてい
る。そして上記クラツチハブ11、クラツチハウ
ジング13、2種類の摩擦板12,14の組み合
わせ構造によりクラツチ部材6が構成されている
ことは上記ブレーキ部材5の場合と同様である。
上記ブレーキ部材5と上記クラツチ部材6との
間には周縁が該ブレーキ部材5及びクラツチ部材
6の摩擦板8,12と接触するシリンダ15が上
記回転軸2に対して摺動自在に設けられると共
に、該シリンダ15内に上記ブレーキハブ7と接
合させたピストン15aが収容されている。又、
上記クラツチハブ11と上記シリンダ15との間
にはスプリング16が装着されており、該スプリ
ング16の弾力によつて当該シリンダ15は上記
ブレーキ部材5に向つて付勢されている。なお、
上記スプリング16によりシリンダ15が付勢さ
れている状態では、該シリンダ15はクラツチ部
材6を押圧していない。
間には周縁が該ブレーキ部材5及びクラツチ部材
6の摩擦板8,12と接触するシリンダ15が上
記回転軸2に対して摺動自在に設けられると共
に、該シリンダ15内に上記ブレーキハブ7と接
合させたピストン15aが収容されている。又、
上記クラツチハブ11と上記シリンダ15との間
にはスプリング16が装着されており、該スプリ
ング16の弾力によつて当該シリンダ15は上記
ブレーキ部材5に向つて付勢されている。なお、
上記スプリング16によりシリンダ15が付勢さ
れている状態では、該シリンダ15はクラツチ部
材6を押圧していない。
上記クラツチハブ11と上記カバー部材4との
間にはベアリング27が装着されており、又、上
記回転軸2の軸端はベアリングのインナレース支
持部を兼ねるエンドプレート17が固定されてい
る。なお、該エンドプレート17は上記カバー部
材4にも固定されている。さらに又、このエンド
プレート17の中心部には給気管18がベアリン
グ28を介して回転自在に設けられる。そして、
上記給気管18と連通する空気通路19が上記回
転軸2の中心部に軸方向に沿つて設けられ、該空
気通路19は分岐管20を通つて上記シリンダ1
5及びピストン15aとの間に通じている。
間にはベアリング27が装着されており、又、上
記回転軸2の軸端はベアリングのインナレース支
持部を兼ねるエンドプレート17が固定されてい
る。なお、該エンドプレート17は上記カバー部
材4にも固定されている。さらに又、このエンド
プレート17の中心部には給気管18がベアリン
グ28を介して回転自在に設けられる。そして、
上記給気管18と連通する空気通路19が上記回
転軸2の中心部に軸方向に沿つて設けられ、該空
気通路19は分岐管20を通つて上記シリンダ1
5及びピストン15aとの間に通じている。
なお、図中21,22,23は何れもシール部
材であつて、21は上記回転軸2とブラケツト2
4との間のベアリング25のために設けられ、2
2はフライホイール3とブラケツト24との間の
ベアリング26のために設けられ、23はクラツ
チハブ11とカバー部材4との間のベアリング2
7のために設けられており、これら3つのシール
部材はフライホイールの室3bを密封し油漏れを
防止している。
材であつて、21は上記回転軸2とブラケツト2
4との間のベアリング25のために設けられ、2
2はフライホイール3とブラケツト24との間の
ベアリング26のために設けられ、23はクラツ
チハブ11とカバー部材4との間のベアリング2
7のために設けられており、これら3つのシール
部材はフライホイールの室3bを密封し油漏れを
防止している。
実施例は上記の構成であつて、給気管18から
シリンダ15に圧力空気が供給されていないとき
は、シリンダ15はスプリング16で付勢されて
ブレーキ部材5を押圧し、回転軸2はブレーキハ
ウジング9及びブラケツト24を介して機体1に
固定される。又、給気管18から圧力空気を供給
すると、シリンダ15はブレーキ部材5を開放
し、クラツチ部材6を押圧してこれを動作し、フ
ライホイール3の回転が摩擦板14,12及びク
ラツチハブ11を介して回転軸2に伝達される。
シリンダ15に圧力空気が供給されていないとき
は、シリンダ15はスプリング16で付勢されて
ブレーキ部材5を押圧し、回転軸2はブレーキハ
ウジング9及びブラケツト24を介して機体1に
固定される。又、給気管18から圧力空気を供給
すると、シリンダ15はブレーキ部材5を開放
し、クラツチ部材6を押圧してこれを動作し、フ
ライホイール3の回転が摩擦板14,12及びク
ラツチハブ11を介して回転軸2に伝達される。
従つて、プレス作業を行うときは、上記給気管
18から圧力空気を供給してクラツチ部材6を介
してフライホイール3と回転軸2とを直結させて
プレスラムを運転し、又、プレス作業を停止する
ときは、給気管18へ供給していた圧力空気の供
給の中断してブレーキ部材5を動作させて回転軸
2を停止する。
18から圧力空気を供給してクラツチ部材6を介
してフライホイール3と回転軸2とを直結させて
プレスラムを運転し、又、プレス作業を停止する
ときは、給気管18へ供給していた圧力空気の供
給の中断してブレーキ部材5を動作させて回転軸
2を停止する。
(発明の効果)
本発明は、クラツチの作動用押圧力を摩擦板を
介して直接カバー部材に伝え、一方、ブレーキ作
動用押圧力はブレーキ摩擦板から機体と一体に設
けたブラケツトに伝えられるようにしたから、従
来装置にみられたようなクラツチハブ、ブレーキ
ハブから押圧力を受ける部材が省略でき、これに
より被駆動部分の振動モーメントを大幅に減少さ
せることができる効果がある。
介して直接カバー部材に伝え、一方、ブレーキ作
動用押圧力はブレーキ摩擦板から機体と一体に設
けたブラケツトに伝えられるようにしたから、従
来装置にみられたようなクラツチハブ、ブレーキ
ハブから押圧力を受ける部材が省略でき、これに
より被駆動部分の振動モーメントを大幅に減少さ
せることができる効果がある。
又、同時にクラツチ・ブレーキの反応速度を高
めることができると共に、装置の全長が短くなる
ので全体をコンパクトに形成でき、プレス機械へ
の装着が容易となるものである。
めることができると共に、装置の全長が短くなる
ので全体をコンパクトに形成でき、プレス機械へ
の装着が容易となるものである。
第1図は本発明に係るクラツチ・ブレーキ装置
を組み立てた全体の断面図である。 1……機体、2……回転軸、3……フライホイ
ール、3b……室、4……カバー部材、5……ブ
レーキ部材、6……クラツチ部材、7……ブレー
キハブ、8,10……摩擦板、9……ブレーキハ
ウジング、11……クラツチハブ、12,14…
…摩擦板、13……クラツチハウジング、15…
…シリンダ、16……スプリング、18……給気
管。
を組み立てた全体の断面図である。 1……機体、2……回転軸、3……フライホイ
ール、3b……室、4……カバー部材、5……ブ
レーキ部材、6……クラツチ部材、7……ブレー
キハブ、8,10……摩擦板、9……ブレーキハ
ウジング、11……クラツチハブ、12,14…
…摩擦板、13……クラツチハウジング、15…
…シリンダ、16……スプリング、18……給気
管。
Claims (1)
- 1 プレス機械の機体に設けられたブラケツトに
挿通した回転軸、上記ブラケツトに回転自在に設
けたフライホイール、上記フライホイールに形成
した室、上記室を閉塞するカバー部材、上記室内
で上記ブラケツトに固定したブレーキハウジン
グ、上記フライホイールに固定したクラツチハウ
ジング、上記フライホイールの室内で上記回転軸
に固定したブレーキハブ及びクラツチハブ、上記
ブレーキハウジングに形成された内歯と上記ブレ
ーキハブに形成された外歯に交互に噛み合わせて
重合し一端が当該ブレーキハブに直接接合されて
いる複数枚の摩擦板によつて構成されるブレーキ
部材、上記クラツチハウジングに形成された内歯
と上記クラツチハブに形成された外歯に交互に噛
み合わせて重合し一端が上記カバー部材に直接接
合されている複数の摩擦板によつて構成されるク
ラツチ部材、上記ブレーキ部材及び上記クラツチ
部材との間に設けられ一端が該クラツチ部材の摩
擦板と接合しかつ上記回転軸に対して軸方向に摺
動自在に設けられたシリンダ、該シリンダ内に収
容され一端が上記ブレーキ部材に結合されたピス
トン、上記シリンダを上記ピストンに向つて付勢
するため該シリンダと上記クラツチハブとの間に
装着したばね、上記シリンダと上記ピストンとの
間に圧力空気を供給するため一端が上記回転軸の
軸端に開口し他端が当該シリンダとピストンとの
間に開口する空気通路とを具備し、上記フライホ
イールに形成された室はベアリング装着部などを
シール部材によつて密封すると共に当該室の内部
に冷却油を充填したことを特徴とするフライホイ
ールに内装した湿式クラツチ・ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1739186A JPS61165300A (ja) | 1986-01-29 | 1986-01-29 | フライホイールに内装した湿式クラツチ・ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1739186A JPS61165300A (ja) | 1986-01-29 | 1986-01-29 | フライホイールに内装した湿式クラツチ・ブレーキ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61165300A JPS61165300A (ja) | 1986-07-25 |
JPH0361559B2 true JPH0361559B2 (ja) | 1991-09-20 |
Family
ID=11942696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1739186A Granted JPS61165300A (ja) | 1986-01-29 | 1986-01-29 | フライホイールに内装した湿式クラツチ・ブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61165300A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103847127B (zh) * | 2012-12-03 | 2016-08-03 | 江苏沃得机电集团有限公司 | 气动干式浮动镶块式离合器制动器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5635996A (en) * | 1979-09-03 | 1981-04-08 | Yoshinobu Mitsui | Quick detection of microorganism |
-
1986
- 1986-01-29 JP JP1739186A patent/JPS61165300A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5635996A (en) * | 1979-09-03 | 1981-04-08 | Yoshinobu Mitsui | Quick detection of microorganism |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61165300A (ja) | 1986-07-25 |
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