JP3074030B2 - 流体式リターダ装置 - Google Patents
流体式リターダ装置Info
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- JP3074030B2 JP3074030B2 JP03082965A JP8296591A JP3074030B2 JP 3074030 B2 JP3074030 B2 JP 3074030B2 JP 03082965 A JP03082965 A JP 03082965A JP 8296591 A JP8296591 A JP 8296591A JP 3074030 B2 JP3074030 B2 JP 3074030B2
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- Japan
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- case
- rotor
- fixed
- stator
- bearing
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D57/00—Liquid-resistance brakes; Brakes using the internal friction of fluids or fluid-like media, e.g. powders
- F16D57/04—Liquid-resistance brakes; Brakes using the internal friction of fluids or fluid-like media, e.g. powders with blades causing a directed flow, e.g. Föttinger type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D67/00—Combinations of couplings and brakes; Combinations of clutches and brakes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケース内の作動流体と
ケース外の外気との間の回動しゆう動部を削減したコン
パクトな構造の流体式リターダ装置に関するものであ
る。
ケース外の外気との間の回動しゆう動部を削減したコン
パクトな構造の流体式リターダ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及びその課題】トラツク、バス等の大型車
両において、流体式リターダ装置を装着するものが知ら
れている。流体式リターダ装置は、降坂時、高速からの
減速時等に制動トルクを発生させ、ブレーキの温度上昇
によるフエードを防止し、車両の安全性及び摩擦材の耐
久性を向上させる。
両において、流体式リターダ装置を装着するものが知ら
れている。流体式リターダ装置は、降坂時、高速からの
減速時等に制動トルクを発生させ、ブレーキの温度上昇
によるフエードを防止し、車両の安全性及び摩擦材の耐
久性を向上させる。
【0003】従来の流体式リターダ装置として、例えば
特開昭63−306956号に開示されるものがある。
この流体式リターダ装置は、クラツチ装置をケースの外
部に配置すると共に、クラツチ装置を接続駆動する駆動
装置であるシリンダ装置をケースの外側に配置して構成
される。このような流体式リターダ装置は、プロペラシ
ヤフト等の車輪と共に回転する回転軸に固定されるロー
タと、車体側に回転不可能に固定されるステータとを備
え、ロータをクラツチ装置によつて回転軸側に接続固定
して、ステータとロータとの間の作動流体の速度エネル
ギによつて制動トルクを発生させる。このステータ及び
ロータを収容するケース内には、常時流体が充填されて
いる。
特開昭63−306956号に開示されるものがある。
この流体式リターダ装置は、クラツチ装置をケースの外
部に配置すると共に、クラツチ装置を接続駆動する駆動
装置であるシリンダ装置をケースの外側に配置して構成
される。このような流体式リターダ装置は、プロペラシ
ヤフト等の車輪と共に回転する回転軸に固定されるロー
タと、車体側に回転不可能に固定されるステータとを備
え、ロータをクラツチ装置によつて回転軸側に接続固定
して、ステータとロータとの間の作動流体の速度エネル
ギによつて制動トルクを発生させる。このステータ及び
ロータを収容するケース内には、常時流体が充填されて
いる。
【0004】しかして、この流体式リターダ装置によれ
ば、クラツチ装置をケースの外部に配置したため、ステ
ータ及びロータを収容するケースの内部スペースを削減
することはできるが、クラツチ装置の作動流体による冷
却作用が得られないのみならず、ケース内の作動流体と
ケース外の外気との間の回動しゆう動部を多く有し、流
体の漏洩を生じ易い。
ば、クラツチ装置をケースの外部に配置したため、ステ
ータ及びロータを収容するケースの内部スペースを削減
することはできるが、クラツチ装置の作動流体による冷
却作用が得られないのみならず、ケース内の作動流体と
ケース外の外気との間の回動しゆう動部を多く有し、流
体の漏洩を生じ易い。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その構成
は、車輪と共に回転する回転軸に相対回転不可能に固定
可能なロータと、ロータに対向して設けられ、車体側部
材に実質的に固定されるステータと、回転軸とロータと
を断接可能なクラツチ装置とを備え、クラツチ装置が、
ロータに固設され、複数枚のプレツシヤプレートを回転
軸の軸線方向に移動自在に支持すると共にケース側に回
転自在に支持される支持部材と、前記プレツシヤプレー
トの間に配置され、回転軸側部材に軸線方向の移動自在
に支持されるクラツチプレートとを有し、ロータ、ステ
ータ及びクラツチ装置が、作動流体を充填し、車体側部
材に固定するケースに収容される流体式リターダ装置で
あつて、周方向に間隔を置いてケースを液密かつしゆう
動自在に挿通して設けられ、支持部材の端部に位置する
プレツシヤプレートを押圧するプランジヤ部材と、ケー
スの外部に配置され、プランジヤ部材をケース内に向け
て押圧駆動し、クラツチ装置を接続させる駆動装置とを
備える流体式リターダ装置である。そして、ケース側に
内輪又は外輪を固着し、支持部材を外輪又は内輪に固着
する第1軸受と、支持部材の端部に位置するプレツシヤ
プレートに内輪又は外輪を固着し、外輪又は内輪にプラ
ンジヤ部材の内端部を結合する第2軸受とを備えること
ができる。
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その構成
は、車輪と共に回転する回転軸に相対回転不可能に固定
可能なロータと、ロータに対向して設けられ、車体側部
材に実質的に固定されるステータと、回転軸とロータと
を断接可能なクラツチ装置とを備え、クラツチ装置が、
ロータに固設され、複数枚のプレツシヤプレートを回転
軸の軸線方向に移動自在に支持すると共にケース側に回
転自在に支持される支持部材と、前記プレツシヤプレー
トの間に配置され、回転軸側部材に軸線方向の移動自在
に支持されるクラツチプレートとを有し、ロータ、ステ
ータ及びクラツチ装置が、作動流体を充填し、車体側部
材に固定するケースに収容される流体式リターダ装置で
あつて、周方向に間隔を置いてケースを液密かつしゆう
動自在に挿通して設けられ、支持部材の端部に位置する
プレツシヤプレートを押圧するプランジヤ部材と、ケー
スの外部に配置され、プランジヤ部材をケース内に向け
て押圧駆動し、クラツチ装置を接続させる駆動装置とを
備える流体式リターダ装置である。そして、ケース側に
内輪又は外輪を固着し、支持部材を外輪又は内輪に固着
する第1軸受と、支持部材の端部に位置するプレツシヤ
プレートに内輪又は外輪を固着し、外輪又は内輪にプラ
ンジヤ部材の内端部を結合する第2軸受とを備えること
ができる。
【0006】このような流体式リターダ装置は、車両の
走行中において、駆動装置を駆動してクラツチ装置を接
続作動して制動トルクを得る。すなわち、駆動装置の駆
動により、プランジヤ部材がケース内に向けて押圧駆動
され、端部に位置するプレツシヤプレートが押し込まれ
るので、各プレツシヤプレート間にクラツチプレートが
挟圧され、クラツチ装置が接続してクラツチプレート、
各プレツシヤプレート及び支持部材を介してロータが回
転を開始する。第1軸受を備える場合には、支持部材は
第1軸受によつて回転が支持される。また、第2軸受を
備える場合には、第2軸受を介して端部に位置するプレ
ツシヤプレートが押し込まれる。その結果、リターダ装
置の機能が発揮され、ロータによる攪拌によつて生ずる
作動流体の速度エネルギがステータに吸収される。この
ように、この流体式リターダ装置の作動は、ケース内に
プランジヤ部材のみが突入してなされる。
走行中において、駆動装置を駆動してクラツチ装置を接
続作動して制動トルクを得る。すなわち、駆動装置の駆
動により、プランジヤ部材がケース内に向けて押圧駆動
され、端部に位置するプレツシヤプレートが押し込まれ
るので、各プレツシヤプレート間にクラツチプレートが
挟圧され、クラツチ装置が接続してクラツチプレート、
各プレツシヤプレート及び支持部材を介してロータが回
転を開始する。第1軸受を備える場合には、支持部材は
第1軸受によつて回転が支持される。また、第2軸受を
備える場合には、第2軸受を介して端部に位置するプレ
ツシヤプレートが押し込まれる。その結果、リターダ装
置の機能が発揮され、ロータによる攪拌によつて生ずる
作動流体の速度エネルギがステータに吸収される。この
ように、この流体式リターダ装置の作動は、ケース内に
プランジヤ部材のみが突入してなされる。
【0007】しかして、ロータの自己ポンプ作用又は別
置ポンプによつてケース内に冷却を兼ねた作動流体が循
環する状態において、ロータの回転エネルギーがステー
タに良好に吸収され、作動流体に熱として伝えられて減
速作用が発生する。その際、作動流体によつてクラツチ
装置の冷却も図られる。なお、駆動装置は、ケースの外
部に装備するので、圧力空気等の作動流体の漏れによる
実害は生じない。
置ポンプによつてケース内に冷却を兼ねた作動流体が循
環する状態において、ロータの回転エネルギーがステー
タに良好に吸収され、作動流体に熱として伝えられて減
速作用が発生する。その際、作動流体によつてクラツチ
装置の冷却も図られる。なお、駆動装置は、ケースの外
部に装備するので、圧力空気等の作動流体の漏れによる
実害は生じない。
【0008】流体式リターダ装置の駆動停止に際して
は、駆動装置の駆動を解除し、プランジヤ部材を復帰さ
せる。第2軸受を備える場合には、駆動装置の駆動の解
除により、プランジヤ部材及び第2軸受が復帰する。こ
れにより、クラツチ装置が切断してロータの回転が停止
する。その結果、作動流体の速度エネルギがステータに
作用しなくなり、リターダ装置の作動が停止する。
は、駆動装置の駆動を解除し、プランジヤ部材を復帰さ
せる。第2軸受を備える場合には、駆動装置の駆動の解
除により、プランジヤ部材及び第2軸受が復帰する。こ
れにより、クラツチ装置が切断してロータの回転が停止
する。その結果、作動流体の速度エネルギがステータに
作用しなくなり、リターダ装置の作動が停止する。
【0009】以下、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1〜図4は、本発明の1実施例を示
す。流体式リターダ装置は、ロータ側ケース1とステー
タ側ケース2とを後記するステータ5の外向きフランジ
部5a及び図外のシールリングを介在させて複数個の六
角穴付きのボルト30a,30bによつて一体的に固着
したケース3を有する。このケース3は、図外のトラン
スミツシヨンリヤカバー等の車体側部材に固着されて非
回転である。ロータ側ケース1及びステータ側ケース2
の中心部には、トランスミツシヨン出力軸等の回転軸1
0が2組のシール部材31,32及び軸受33,34を
介在させて回転自在かつ液密に貫通している。この回転
軸10は、図外のプロペラシヤフト等を介して車輪に接
続され、車輪と共に回転するものであり、主回転軸10
aに副回転軸10bをセレーシヨン結合させ、ナツト1
0cにて固定してある。10d,10eはそれぞれシー
ルリングである。
して説明する。図1〜図4は、本発明の1実施例を示
す。流体式リターダ装置は、ロータ側ケース1とステー
タ側ケース2とを後記するステータ5の外向きフランジ
部5a及び図外のシールリングを介在させて複数個の六
角穴付きのボルト30a,30bによつて一体的に固着
したケース3を有する。このケース3は、図外のトラン
スミツシヨンリヤカバー等の車体側部材に固着されて非
回転である。ロータ側ケース1及びステータ側ケース2
の中心部には、トランスミツシヨン出力軸等の回転軸1
0が2組のシール部材31,32及び軸受33,34を
介在させて回転自在かつ液密に貫通している。この回転
軸10は、図外のプロペラシヤフト等を介して車輪に接
続され、車輪と共に回転するものであり、主回転軸10
aに副回転軸10bをセレーシヨン結合させ、ナツト1
0cにて固定してある。10d,10eはそれぞれシー
ルリングである。
【0010】このようにして回転軸10の周囲に、シー
ル部材31,32を介在するケース3にて区画され、常
時作動流体(油又は水)が充填充満されたリターダ室4
を画成している。このリターダ室4内には、ステータ側
ケース2の内側に位置させて、回転軸10を中心とする
放射状の羽根が形成されたステータ5が設けられると共
に、ロータ側ケース1の内側に位置させて、回転軸10
を中心とする放射状の羽根を有し、ステータ5と対向し
て回転軸10側の部材に相対回転不可能に固定可能なロ
ータ6が設けられる。しかして、ステータ5は、外向き
フランジ部5aによつてケース3と一体をなし、車体側
部材に実質的に回転不可能に固定されている。
ル部材31,32を介在するケース3にて区画され、常
時作動流体(油又は水)が充填充満されたリターダ室4
を画成している。このリターダ室4内には、ステータ側
ケース2の内側に位置させて、回転軸10を中心とする
放射状の羽根が形成されたステータ5が設けられると共
に、ロータ側ケース1の内側に位置させて、回転軸10
を中心とする放射状の羽根を有し、ステータ5と対向し
て回転軸10側の部材に相対回転不可能に固定可能なロ
ータ6が設けられる。しかして、ステータ5は、外向き
フランジ部5aによつてケース3と一体をなし、車体側
部材に実質的に回転不可能に固定されている。
【0011】また、このリターダ室4の上部に位置する
ステータ側ケース2に作動流体入口9aが設けられ、リ
ターダ室4の上部に位置するロータ側ケース1に作動流
体出口9bが設けられている。更に、ロータ6の内周部
には、図2に示すように円環状をなす複数枚のプレツシ
ヤプレート14a,14b,14cをスプライン結合さ
せて中心軸線方向のしゆう動自在に支持する筒状の支持
部材7が備えられ、この支持部材7は第1軸受12及び
第2軸受11を介してケース3に回転自在に支承され
る。すなわち、第1軸受12は、内輪12aをロータ側
ケース1の環状段面1aに圧入固定して設けられ、外輪
12bとの間に転動体12cを保持し、第2軸受11
は、内輪11aを端部に位置する可動のプレツシヤプレ
ート14aの環状段面14dに圧入固定して設けられ、
外輪11bとの間に転動体11cを保持している。そし
て、支持部材7の軸線方向の一端部は、軸線方向の移動
不可能なプレツシヤプレート15の第1筒状部15aに
圧入固着され、プレツシヤプレート15の第2筒状部1
5bには第1軸受12の外輪12bが圧入固定されてい
る。
ステータ側ケース2に作動流体入口9aが設けられ、リ
ターダ室4の上部に位置するロータ側ケース1に作動流
体出口9bが設けられている。更に、ロータ6の内周部
には、図2に示すように円環状をなす複数枚のプレツシ
ヤプレート14a,14b,14cをスプライン結合さ
せて中心軸線方向のしゆう動自在に支持する筒状の支持
部材7が備えられ、この支持部材7は第1軸受12及び
第2軸受11を介してケース3に回転自在に支承され
る。すなわち、第1軸受12は、内輪12aをロータ側
ケース1の環状段面1aに圧入固定して設けられ、外輪
12bとの間に転動体12cを保持し、第2軸受11
は、内輪11aを端部に位置する可動のプレツシヤプレ
ート14aの環状段面14dに圧入固定して設けられ、
外輪11bとの間に転動体11cを保持している。そし
て、支持部材7の軸線方向の一端部は、軸線方向の移動
不可能なプレツシヤプレート15の第1筒状部15aに
圧入固着され、プレツシヤプレート15の第2筒状部1
5bには第1軸受12の外輪12bが圧入固定されてい
る。
【0012】また、第2軸受11の外輪11bは、円環
状をなす接続部材20の環状段面20aに圧入固定さ
れ、接続部材20の外周部には、後記するプランジヤ部
材21が圧入固定されている。しかして、ロータ6を支
持する支持部材7は、その一端部がプレツシヤプレート
15及び第1軸受12を介してロータ側ケース1に回転
自在に積極的に支持され、その他端部が可動のプレツシ
ヤプレート14a、第2軸受11、接続部材20及びプ
ランジヤ部材21を介してステータ側ケース2に回転自
在に支持される。
状をなす接続部材20の環状段面20aに圧入固定さ
れ、接続部材20の外周部には、後記するプランジヤ部
材21が圧入固定されている。しかして、ロータ6を支
持する支持部材7は、その一端部がプレツシヤプレート
15及び第1軸受12を介してロータ側ケース1に回転
自在に積極的に支持され、その他端部が可動のプレツシ
ヤプレート14a、第2軸受11、接続部材20及びプ
ランジヤ部材21を介してステータ側ケース2に回転自
在に支持される。
【0013】一方、複数枚のクラツチプレート16は、
回転軸10のスプライン10gに軸線方向の移動自在に
配置され、各プレツシヤプレート14a,14b,14
c,15間に挟装されている。17はクラツチプレート
16の移動を規制するストツパリングである。この支持
部材7、プレツシヤプレート14a,14b,14c,
15、クラツチプレート16等によつて、回転軸10側
部材とロータ6とを断接可能なクラツチ装置13を構成
している。しかして、回転軸10と一体に回転するクラ
ツチプレート16に対し、プレツシヤプレート14a,
14b,14c,15を押し付けることにより、クラツ
チ装置13が接続され、非回転部であるケース3に第1
軸受12及び第2軸受11を介して回転自在に支持され
た筒状の支持部材7が回転するので、支持部材7と一体
のロータ6が回転軸10と一体回転する。
回転軸10のスプライン10gに軸線方向の移動自在に
配置され、各プレツシヤプレート14a,14b,14
c,15間に挟装されている。17はクラツチプレート
16の移動を規制するストツパリングである。この支持
部材7、プレツシヤプレート14a,14b,14c,
15、クラツチプレート16等によつて、回転軸10側
部材とロータ6とを断接可能なクラツチ装置13を構成
している。しかして、回転軸10と一体に回転するクラ
ツチプレート16に対し、プレツシヤプレート14a,
14b,14c,15を押し付けることにより、クラツ
チ装置13が接続され、非回転部であるケース3に第1
軸受12及び第2軸受11を介して回転自在に支持され
た筒状の支持部材7が回転するので、支持部材7と一体
のロータ6が回転軸10と一体回転する。
【0014】次に、クラツチ装置13を接続駆動するプ
ランジヤ部材21及び駆動装置22について説明する。
プランジヤ部材21は、周方向に間隔を置いてケース3
を液密かつしゆう動自在に挿通して設けられ、内端部が
接続部材20を介して第2軸受11の外輪11bに結合
される。23はプランジヤ部材21とステータ側ケース
2との間の液密を保持するシールリングである。なお、
プランジヤ部材21は、図4に示すように円環状をなす
接続部材20の周方向に3個以上配設されている。
ランジヤ部材21及び駆動装置22について説明する。
プランジヤ部材21は、周方向に間隔を置いてケース3
を液密かつしゆう動自在に挿通して設けられ、内端部が
接続部材20を介して第2軸受11の外輪11bに結合
される。23はプランジヤ部材21とステータ側ケース
2との間の液密を保持するシールリングである。なお、
プランジヤ部材21は、図4に示すように円環状をなす
接続部材20の周方向に3個以上配設されている。
【0015】また、駆動装置22は、ケース3つまりス
テータ側ケース2の外部に配置され、ステータ側ケース
2の外周部を覆うようにボルト30aによつてステータ
側ケース2に一体的に固着したカバー24と、ステータ
側ケース2とカバー24との間に配置されるピストン部
材25とを備える。ピストン部材25は、その内周部が
プランジヤ部材21の外端部に圧入固着され、筒状に突
出する環状段面25aがシール材26を介してカバー2
4の環状内周面24aにしゆう動自在に嵌合している。
また、ピストン部材25の外周部は、気密性及び可撓性
を有するダイヤフラム27の内周部が接着され、ダイヤ
フラム27の外周部は、ステータ側ケース2とカバー2
4との間に挟着されている。かくして、ステータ側ケー
ス2とカバー24との間には、ピストン部材25及びダ
イヤフラム27によつて内室28及び外室29が画成さ
れている。この外室29には、図外の切換バルブを介し
て圧力空気供給源が接続され、切換バルブの切り換え操
作によつて外室29に圧力空気を供給し、又はドレイン
することができるようになつている。
テータ側ケース2の外部に配置され、ステータ側ケース
2の外周部を覆うようにボルト30aによつてステータ
側ケース2に一体的に固着したカバー24と、ステータ
側ケース2とカバー24との間に配置されるピストン部
材25とを備える。ピストン部材25は、その内周部が
プランジヤ部材21の外端部に圧入固着され、筒状に突
出する環状段面25aがシール材26を介してカバー2
4の環状内周面24aにしゆう動自在に嵌合している。
また、ピストン部材25の外周部は、気密性及び可撓性
を有するダイヤフラム27の内周部が接着され、ダイヤ
フラム27の外周部は、ステータ側ケース2とカバー2
4との間に挟着されている。かくして、ステータ側ケー
ス2とカバー24との間には、ピストン部材25及びダ
イヤフラム27によつて内室28及び外室29が画成さ
れている。この外室29には、図外の切換バルブを介し
て圧力空気供給源が接続され、切換バルブの切り換え操
作によつて外室29に圧力空気を供給し、又はドレイン
することができるようになつている。
【0016】次に、流体式リターダ装置の作用について
詳しく説明する。車両の走行中において、図外のリター
ダスイツチをON作動し、駆動装置22を駆動してクラ
ツチ装置13を接続作動させる。すなわち、外室29に
外部から圧力空気を供給し、ピストン部材25を図1上
にて左方にしゆう動させ、プランジヤ部材21及び接続
部材20を押し込む。その際、ダイヤフラム27が変形
する。これにより、第2軸受11を介してプレツシヤプ
レート14aが押し込まれるので、各プレツシヤプレー
ト14a,14b,14c,15間にクラツチプレート
16が挟圧され、クラツチ装置13が接続してクラツチ
プレート16、各プレツシヤプレート14a,14b,
14c,15及び支持部材7を介してロータ6が回転を
開始する。その結果、リターダ装置の機能が発揮され、
ロータ6による攪拌によつて生ずる作動流体の速度エネ
ルギがステータ5に吸収される。このように、この流体
式リターダ装置の作動は、ケース3内にプランジヤ部材
21のみが突入してなされる。
詳しく説明する。車両の走行中において、図外のリター
ダスイツチをON作動し、駆動装置22を駆動してクラ
ツチ装置13を接続作動させる。すなわち、外室29に
外部から圧力空気を供給し、ピストン部材25を図1上
にて左方にしゆう動させ、プランジヤ部材21及び接続
部材20を押し込む。その際、ダイヤフラム27が変形
する。これにより、第2軸受11を介してプレツシヤプ
レート14aが押し込まれるので、各プレツシヤプレー
ト14a,14b,14c,15間にクラツチプレート
16が挟圧され、クラツチ装置13が接続してクラツチ
プレート16、各プレツシヤプレート14a,14b,
14c,15及び支持部材7を介してロータ6が回転を
開始する。その結果、リターダ装置の機能が発揮され、
ロータ6による攪拌によつて生ずる作動流体の速度エネ
ルギがステータ5に吸収される。このように、この流体
式リターダ装置の作動は、ケース3内にプランジヤ部材
21のみが突入してなされる。
【0017】すなわち、ロータ6の自己ポンプ作用又は
別置ポンプによつてリターダ室4内に冷却を兼ねた作動
流体が循環する状態において、ロータ6の回転エネルギ
ーがステータ5に良好に吸収され、作動流体に熱として
伝えられて減速作用が発生する。その際、作動流体によ
つてクラツチ装置13の冷却も図られる。なお、駆動装
置22は、ケース3の外部に装備するので、圧力空気の
漏れによる実害は生じない。
別置ポンプによつてリターダ室4内に冷却を兼ねた作動
流体が循環する状態において、ロータ6の回転エネルギ
ーがステータ5に良好に吸収され、作動流体に熱として
伝えられて減速作用が発生する。その際、作動流体によ
つてクラツチ装置13の冷却も図られる。なお、駆動装
置22は、ケース3の外部に装備するので、圧力空気の
漏れによる実害は生じない。
【0018】リターダスイツチをOFF作動し、外室2
9の圧力空気をドレインすれば、リターダ装置の駆動が
停止する。すなわち、ピストン部材25、プランジヤ部
材21、接続部材20及び第2軸受11が復帰し、クラ
ツチ装置13が切断されるので、ロータ6の回転が停止
する。これにより、作動流体の速度エネルギがステータ
5に作用しなくなり、リターダ装置の作動が停止する。
なお、ステータ側ケース2とピストン部材25との間に
圧縮ばねを介在させ、ピストン部材25の復帰を付勢す
れば、外室29に圧力空気を給排させてクラツチ装置1
3を確実に断接させることができる。
9の圧力空気をドレインすれば、リターダ装置の駆動が
停止する。すなわち、ピストン部材25、プランジヤ部
材21、接続部材20及び第2軸受11が復帰し、クラ
ツチ装置13が切断されるので、ロータ6の回転が停止
する。これにより、作動流体の速度エネルギがステータ
5に作用しなくなり、リターダ装置の作動が停止する。
なお、ステータ側ケース2とピストン部材25との間に
圧縮ばねを介在させ、ピストン部材25の復帰を付勢す
れば、外室29に圧力空気を給排させてクラツチ装置1
3を確実に断接させることができる。
【0019】ところで、第1軸受12は、支持部材7を
回転自在にケース3に支持すればよく、第1軸受12の
内輪12aを軸線方向の移動不可能にプレツシヤプレー
ト15に固着すると共に、外輪12bをロータ側ケース
1に固着することができる。また、第2軸受11の内輪
11aを接続部材20に固着すると共に、外輪11bを
端部に位置する可動のプレツシヤプレート14aに固着
しても、同様の作用を得ることができる。更に、接続部
材20を省略し、第2軸受11の内輪11a又は外輪1
1bを直接プランジヤ部材21に固着することもでき
る。
回転自在にケース3に支持すればよく、第1軸受12の
内輪12aを軸線方向の移動不可能にプレツシヤプレー
ト15に固着すると共に、外輪12bをロータ側ケース
1に固着することができる。また、第2軸受11の内輪
11aを接続部材20に固着すると共に、外輪11bを
端部に位置する可動のプレツシヤプレート14aに固着
しても、同様の作用を得ることができる。更に、接続部
材20を省略し、第2軸受11の内輪11a又は外輪1
1bを直接プランジヤ部材21に固着することもでき
る。
【0020】以上の説明によつて理解されるように、本
発明に係る流体式リターダ装置によれば、次の効果が得
られる。 (1)クラツチ装置をケースの内部に配置し、クラツチ
装置を断接駆動する駆動装置をケースの外部に配置した
ので、クラツチ装置の作動流体による冷却作用を得つ
つ、ステータ及びロータを収容するケースの内部スペー
スを削減することができる。 (2)クラツチ装置の接続作動に際し、ケース内にプラ
ンジヤ部材が突出するのみであるから、ケースの内容積
の変化が小さく、作動開始時に一時的に生ずる圧力上昇
を抑制することができる。その結果、流体式リターダ装
置によつて発生する制動トルクが安定的に得られる。
発明に係る流体式リターダ装置によれば、次の効果が得
られる。 (1)クラツチ装置をケースの内部に配置し、クラツチ
装置を断接駆動する駆動装置をケースの外部に配置した
ので、クラツチ装置の作動流体による冷却作用を得つ
つ、ステータ及びロータを収容するケースの内部スペー
スを削減することができる。 (2)クラツチ装置の接続作動に際し、ケース内にプラ
ンジヤ部材が突出するのみであるから、ケースの内容積
の変化が小さく、作動開始時に一時的に生ずる圧力上昇
を抑制することができる。その結果、流体式リターダ装
置によつて発生する制動トルクが安定的に得られる。
【0021】(3)ケース内の液密を保持する回動しゆ
う動部を減少して駆動装置をケースの外部に配置できる
ので、作動流体の漏洩を良好に防止することができる。 (4)駆動装置をケースの外部に配置するので、ケース
の内部に配置する場合と比較して、保守・点検が容易で
ある。
う動部を減少して駆動装置をケースの外部に配置できる
ので、作動流体の漏洩を良好に防止することができる。 (4)駆動装置をケースの外部に配置するので、ケース
の内部に配置する場合と比較して、保守・点検が容易で
ある。
【図1】 本発明の実施例に係る流体式リターダ装置の
半部を示す断面図。
半部を示す断面図。
【図2】 同じく実施例に係るクラツチ装置を拡大して
示す断面図。
示す断面図。
【図3】 同じく実施例に係る駆動装置を拡大して示す
断面図。
断面図。
【図4】 同じく実施例に係る接続部材の要部を示す
図。
図。
1:ロータ側ケース、2:ステータ側ケース、3:ケー
ス、4:リターダ室、5:ステータ、6:ロータ、7:
支持部材、9a:作動流体入口、9b:作動流体出口、
10:回転軸、11:第2軸受、11a:内輪、11
b:外輪、11c:転動体、12:第1軸受、12a:
内輪、12b:外輪、12c:転動体、13:クラツチ
装置、14a,14b,14c,15:プレツシヤプレ
ート、16:クラツチプレート、20:接続部材、2
1:プランジヤ部材、22:駆動装置、23:シールリ
ング、24:カバー、25:ピストン部材、26:シー
ル材、27:ダイヤフラム、28:内室、29:外室、
31,32:シール部材、33,34:軸受。
ス、4:リターダ室、5:ステータ、6:ロータ、7:
支持部材、9a:作動流体入口、9b:作動流体出口、
10:回転軸、11:第2軸受、11a:内輪、11
b:外輪、11c:転動体、12:第1軸受、12a:
内輪、12b:外輪、12c:転動体、13:クラツチ
装置、14a,14b,14c,15:プレツシヤプレ
ート、16:クラツチプレート、20:接続部材、2
1:プランジヤ部材、22:駆動装置、23:シールリ
ング、24:カバー、25:ピストン部材、26:シー
ル材、27:ダイヤフラム、28:内室、29:外室、
31,32:シール部材、33,34:軸受。
Claims (2)
- 【請求項1】 車輪と共に回転する回転軸に相対回転不
可能に固定可能なロータと、ロータに対向して設けら
れ、車体側部材に実質的に固定されるステータと、回転
軸とロータとを断接可能なクラツチ装置とを備え、クラ
ツチ装置が、ロータに固設され、複数枚のプレツシヤプ
レートを回転軸の軸線方向に移動自在に支持すると共に
ケース側に回転自在に支持される支持部材と、前記プレ
ツシヤプレートの間に配置され、回転軸側部材に軸線方
向の移動自在に支持されるクラツチプレートとを有し、
ロータ、ステータ及びクラツチ装置が、作動流体を充填
し、車体側部材に固定するケースに収容される流体式リ
ターダ装置であつて、周方向に間隔を置いてケースを液
密かつしゆう動自在に挿通して設けられ、支持部材の端
部に位置するプレツシヤプレートを押圧するプランジヤ
部材と、ケースの外部に配置され、プランジヤ部材をケ
ース内に向けて押圧駆動し、クラツチ装置を接続させる
駆動装置とを備えることを特徴とする流体式リターダ装
置。 - 【請求項2】 ケース側に内輪又は外輪を固着し、支持
部材を外輪又は内輪に固着する第1軸受と、支持部材の
端部に位置するプレツシヤプレートに内輪又は外輪を固
着し、外輪又は内輪にプランジヤ部材の内端部を結合す
る第2軸受とを備えることを特徴とする請求項1の流体
式リターダ装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03082965A JP3074030B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 流体式リターダ装置 |
US07/840,790 US5285872A (en) | 1991-03-25 | 1992-02-26 | Hydraulic retarder having a fluid filled casing with a rotor operating clutch disposed therein |
GB9204179A GB2254123B (en) | 1991-03-25 | 1992-02-27 | Hydraulic retarder |
DE4209372A DE4209372B4 (de) | 1991-03-25 | 1992-03-23 | Hydraulische Bremseinrichtung für Fahrzeuge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03082965A JP3074030B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 流体式リターダ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04293659A JPH04293659A (ja) | 1992-10-19 |
JP3074030B2 true JP3074030B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=13788941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03082965A Expired - Fee Related JP3074030B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 流体式リターダ装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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DE (1) | DE4209372B4 (ja) |
GB (1) | GB2254123B (ja) |
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DE19544189C2 (de) * | 1995-11-28 | 1997-04-24 | Voith Turbo Kg | Antriebseinheit |
GB9817741D0 (en) * | 1998-08-15 | 1998-10-14 | T & N Technology Ltd | Disc brake system |
DE10204927B4 (de) * | 2002-02-07 | 2005-04-07 | Autoliv Development Ab | Sicherheitsgurtaufroller mit schaltbarem Flüssigkeitsdämpfer |
DE102007001841A1 (de) * | 2007-01-12 | 2008-05-21 | Voith Patent Gmbh | Verfahren zur Hybridnachrüstung und Hybridantriebseinheit |
DE102011119990B4 (de) * | 2011-12-02 | 2015-10-29 | Voith Patent Gmbh | Hydrodynamische Komponente |
CN102424043B (zh) * | 2012-01-09 | 2013-07-31 | 谢陵波 | 一种同轴式液压缓速制动装置 |
DE102013208980B4 (de) | 2013-05-15 | 2024-10-17 | Voith Patent Gmbh | Retarderwelle |
CN104033512B (zh) * | 2014-06-20 | 2016-05-04 | 吉林大学 | 一种带摩擦闭锁和控制油路的可消除鼓风损失的液力缓速器 |
DE102015205417A1 (de) * | 2015-03-25 | 2016-09-29 | Zf Friedrichshafen Ag | Kupplungseinrichtung für einen hydrodynamischen Retarder |
CN105202074B (zh) * | 2015-09-21 | 2017-10-03 | 哈尔滨工业大学 | 一种带离合装置的并联式液力缓速器及其分离方法 |
CN106195064A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-07 | 陕西法士特齿轮有限责任公司 | 一种降低并联缓速器空转损失的分离装置 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US2226801A (en) * | 1937-04-06 | 1940-12-31 | Gen Electric | Hydraulic gear of the fottinger type |
US2442840A (en) * | 1942-07-09 | 1948-06-08 | Borg Warner | Torque converter with friction clutch |
US2707887A (en) * | 1949-03-30 | 1955-05-10 | Chrysler Corp | Hydrodynamic power transmission |
US2828840A (en) * | 1955-04-28 | 1958-04-01 | Gen Motors Corp | Liquid cooled friction brake |
US2865483A (en) * | 1955-11-25 | 1958-12-23 | Gen Motors Corp | Lockup clutch means for fluid torque converters and the like |
US3132530A (en) * | 1960-02-25 | 1964-05-12 | Ferodo Sa | Transmissions incorporating a hydraulic device with disengageable output shaft |
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SE318487B (ja) * | 1963-09-03 | 1969-12-08 | Eaton Yale & Towne | |
DE2025306A1 (de) * | 1970-05-23 | 1971-12-16 | Daimler Benz Ag, 7000 Stuttgart | Hydrodynamische Bremse fur Fahrzeuge, insbesondere für Kraftfahrzeuge |
US4066157A (en) * | 1976-08-06 | 1978-01-03 | Borg-Warner Corporation | Impeller disconnect and brake mechanism |
NL166768C (nl) * | 1978-07-14 | 1981-09-15 | Doornes Transmissie Bv | Drijfwerk, in het bijzonder voor een motorvoertuig. |
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GB2097895A (en) * | 1981-03-05 | 1982-11-10 | Srm Hydromekanik Ab | Cooling of hydrodynamic clutch-operated, brakes |
US4828079A (en) * | 1987-05-19 | 1989-05-09 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Hydraulic retarder with parking brake |
DE3837142A1 (de) * | 1987-11-05 | 1989-05-18 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Kraftfahrzeug mit einem einem zahnraederwechselgetriebe nachgeschalteten hydrodynamischen retarder |
US5121821A (en) * | 1991-09-09 | 1992-06-16 | General Motors Corporation | Fluid torque converter and flexplate coupling |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP03082965A patent/JP3074030B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-02-26 US US07/840,790 patent/US5285872A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-02-27 GB GB9204179A patent/GB2254123B/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-03-23 DE DE4209372A patent/DE4209372B4/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB9204179D0 (en) | 1992-04-08 |
DE4209372B4 (de) | 2004-08-26 |
GB2254123A (en) | 1992-09-30 |
DE4209372A1 (de) | 1992-10-15 |
GB2254123B (en) | 1994-09-14 |
US5285872A (en) | 1994-02-15 |
JPH04293659A (ja) | 1992-10-19 |
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