JPH0361470B2 - - Google Patents

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JPH0361470B2
JPH0361470B2 JP57043478A JP4347882A JPH0361470B2 JP H0361470 B2 JPH0361470 B2 JP H0361470B2 JP 57043478 A JP57043478 A JP 57043478A JP 4347882 A JP4347882 A JP 4347882A JP H0361470 B2 JPH0361470 B2 JP H0361470B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
dehydration
stator
induction motor
basket
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57043478A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58159798A (ja
Inventor
Tooru Shimotake
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4347882A priority Critical patent/JPS58159798A/ja
Publication of JPS58159798A publication Critical patent/JPS58159798A/ja
Publication of JPH0361470B2 publication Critical patent/JPH0361470B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗濯後の衣類等を脱水するための遠
心脱水機に関するものである。
従来の技術 従来一般の遠心脱水機における制動機構として
は、脱水蓋の開閉により電気的に電磁マグネツト
を作動させ、制動手段を働かせるか、或は脱水蓋
の開閉力をフレキシブルワイヤー或はリンク機構
等によつて制動手段に伝達しこれを働かせるとい
つた方式があつた。例えば第4図に示す例があげ
られる。25は駆動部を構成する半径方向に空〓
を有する誘導モータを示し、ロータ25a、ロー
タ軸25b、ステータ鉄心25cおよびコイル2
5dを備える。26は脱水軸27とロータ軸25
bとを連結するカツプリングであり、その一部に
制動輪部26aが形成してある。28は脱水軸2
7とロータ軸25b間での漏電を防ぐために設け
た絶縁ブツシユ、29は誘導モータ25内への
水、塵等の進入を防止するために設けたモータカ
バー、30はサスペンシヨン、31は制動輪部2
6aに当接するように配設したブレーキシユー、
32はそのブレーキシユー31を保持するブレー
キレバーである。33は脱水受筒、34は前記脱
水受筒33のシール部、35は脱水蓋である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記した従来の遠心脱水機にお
いては、脱水蓋35の開閉動作を制動機構のブレ
ーキレバー32へ伝達するために、全自動洗濯機
では、電磁マグネツトをその伝達経路途中に介す
る必要があつたり、又、二槽式洗濯機の遠心脱水
機等では、フレキシブルワイヤーおよびその他の
各種部材を必要とするものである。又、脱水篭か
ら排出される水から駆動体を保護するための脱水
受筒33や防水のためのシール部34が必要であ
り構成が複雑でコスト的にも高くつくものであつ
た。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、
遠心脱水機の制動機構を大幅に簡略化し、かつ作
動上の信頼度を高めることを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するための本発明の第1の手段
として、脱水篭に脱水回転を与える駆動部を軸方
向空〓誘導モータで構成し、この種モータがその
通電時、ステータとロータ間の吸引力が強いとい
う点に鑑み、その非通電時において制動機能を付
与せしめるようにした。
さらに前記筐体底部には、排水用の溝部及び排
水孔を設け、前記脱水篭の周壁を下方に一体に延
設して、前記誘導モータを周側方向から覆う円筒
壁を設けるとともに、その下端が前記溝部近傍で
かつ前記駆動部及び前記筐体から離れた構成とし
た。
作 用 軸方向空〓誘導モータに通電がなされている時
は、ステータとロータは、間に設けたばねにより
互いに離れる方向に付勢し、脱水篭は回転可能と
なるものである。上記誘導モータに通電されてい
ないときは上記ばねの付勢力によつて上記ロータ
が軸方向に移動し、ブレーキライニングによる制
動がなされる。
又、上記誘導モータ回転時には回転脱水により
出る水は円筒壁により、駆動部へ入り込むことな
く溝部へ排出される。さらに、上記円筒壁が振動
により駆動部や筐体に接触することもないもので
ある。
実施例 以下に本発明の一実施例について、第1図〜第
3図を用いて説明する。1は遠心脱水機の脱水槽
を兼ねる筐体、2は脱水篭で、周壁に脱水用の孔
2aを多数有し、筐体1内に脱水回転可能に配し
てある。3は台枠で、筐体1の底部を構成し、外
周上面側を略環状の凹状として脱水液をうける溝
部3aとしている。4は前記溝部3aの内底部に
連絡して設けた排水穴で、機外に連通している。
5は脱水受けカバー、6は脱水蓋である。
ここで、上記脱水篭2は金属製もしくは合成樹
脂製であり、その周壁の下部には下方に一体に延
設して円筒壁2bを形成しており、この円筒壁2
bは後述する駆動部であるところのモータ周側方
向から覆い、下端は溝部3aの開口端に近接し、
かつ、台枠3の端部と筐体1の間で上記溝部3a
の上部に位置するように設けている。3bは台枠
3の中央部分に形成した貫通穴で、前記モータ通
電用のリード線7を貫通している。
Mは軸方向空〓誘導モータで、ステータ8、ロ
ータ9およびモータ軸10を備える。ステータ8
は鉄心8a、コイル8b等を、例えば不燃性熱硬
化型ポリエステル等の樹脂材料でモールド一体化
して構成する。
ロータ9はロータ鉄心9aをアルミニウムでダ
イカストモールドし、かつデイク状に形成したも
のであつて、その回転中心となるボス部には、一
例としてキー溝9b加工が施され、モータ軸10
に施したキー10aとの係合にて軸方向には摺動
自在に、かつ回転方向には常時係着状態で連結す
るように構成してある。
11,12はステータ8に設けたモータ軸受け
で、モータ軸10を回転自在に軸支する。13は
モータ軸10の上端と前記脱水篭2の底部とを連
結するためのカツプリング、14は駆動部を弾性
的に支持する複数個のサスペンシヨンである。
15はブレーキライニングであり、その摺動面
がステータ8に取付けられる固定板16の下面と
対向するように、ロータ9の上面にビス9dにて
固定されている。なお、ブレーキライニング15
を固定板16に固定し、その摺動面をロータ9の
上面に対向させても良い。
16aは固定板16の周縁部に形成した複数個
の空気孔で、ロータ9の回転時に、ロータ9の外
周に一体に形成したフイン9cによつて生じた風
がこの空気孔16aを通つて圧送され、この際の
空気の流動によつて、ステータ8、ロータ9が冷
却される。
17はばねで、モータ軸受11およびこれに当
接したスペーサ18を介してステータ8とロータ
9との間に介在しており、常時ロータ9をステー
タ8から引離す方向に押圧付勢し、この付勢力に
よつて、上記した固定板16の下面とブレーキラ
イニング15との当接がなされる。この状態は第
3図に示した通りである。そして、上記ステータ
8側に通電されると、その界磁力によつてロータ
9はステータ8側に軸方向にて吸引移動し回転す
る。すなわち、固定板16の下面とブレーキライ
ニング15との間にはすき間が生じる。
19はサスペンシヨン取付ねじで、固定板1
6、ステータ8およびサスペンシヨン14の三者
を、サスペンシヨン14支持用の支え具20に対
し、固定板16下面とブレーキライニング15と
のすき間調整用のバネ座金21を介して螺着固定
している。脱水蓋6は、脱水篭3の上方開口を開
閉自在としており、駆動部への通電状態におい
て、この脱水蓋6を開くことにより、蓋スイツチ
(図示せず)が開路して軸方向空〓誘導モータM
への通電がオフされる。この時、ロータ9はばね
17の力によつて、モータ軸10の長さ方向にて
ステータ8から離れる方向に移動し、ロータ9に
取付けられたブレーキライニング15の上面が固
定板16に当接し、回転中の脱水篭3には制動が
かかりその回転が停止する。又、逆に上記軸方向
空〓誘導モータMに通電された時には、ロータ9
は、ステータ8の鉄心8a、コイル8b等により
設定された界磁力により、そのロータ鉄心9aが
吸引され、これを同時に、ロータ9に取付けられ
たブレーキライニング15は固定板16から離れ
て制動を解除され、脱水運転が開始されることに
なる。
発明の効果 上記構成の説明から明らかなように、本発明の
遠心脱水機によれば、従来の蓋開閉動作を制動機
構に伝達するための機構を全く必要としないで脱
水回転系が簡素化でき、又、脱水篭に一体の円筒
壁内に駆動部を組込んだものであり、従来必要と
されていた脱水受筒およびシール部が不要とな
る。したがつて、構造的にスペースの節減と有効
活用を図ることが可能となるものである。
又、脱水篭の周壁を下方に一体に延設して誘導
モータを周側方向から覆う円筒壁を設けるととも
に、その下端が溝部近傍でかつ駆動部および筐体
から離れた構成としたことで、円筒壁を流れ落ち
る水は確実に溝部へ排出される。又脱水篭に衣類
等を偏心して投入した際にも、円筒壁が駆動部や
筐体の底部に接触することがなく、脱水運転にお
ける安定した立ち上げを実現できる。又製造する
に当たつては、省略し得る部材の材料コスト、製
作組立加工費の低減化を図ることが可能となる等
その工業的価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における遠心脱水機の
縦断面図、第2図はその駆動部の上面図、第3図
は同半断面状態の側面図、第4図は従来の遠心脱
水機の縦断面図である。 1……筐体、2……脱水篭、2b……円筒壁、
4……排水穴、M……軸方向空〓誘導モータ、8
……ステータ、9……ロータ、15……ブレーキ
ライニング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 脱水槽を兼ねる筐体と、この筐体内に脱水回
    転可能に配した脱水篭とを備え、前記脱水篭を脱
    水回転させる駆動部を軸方向空〓誘導モータにて
    構成し、この誘導モータは、ステータと、このス
    テータに設けた軸受によつて回転自在に軸支した
    モータ軸と、このモータ軸に対し軸方向に摺動自
    在で回転方向には連結されたロータと、前記ロー
    タ上部に固定するかもしくは摺動面をロータ上部
    に対向させたブレーキライニングを具備し、前記
    ステータとロータとの間にばねを配設し、上記誘
    導モータへの非通電時に、前記ばねの付勢力によ
    つて前記ロータが軸方向に移動して、前記ブレー
    キライニングによる制動がなされるように構成
    し、前記筐体底部には、排水用の溝部及び排水孔
    を設け、前記脱水篭の周壁を下方に一体に延設し
    て、前記誘導モータを周側方向から覆う円筒壁を
    設けるとともに、その下端が前記溝部近傍でかつ
    前記駆動部及び前記筐体から離れた構成とした遠
    心脱水機。
JP4347882A 1982-03-17 1982-03-17 遠心脱水機 Granted JPS58159798A (ja)

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JP4347882A JPS58159798A (ja) 1982-03-17 1982-03-17 遠心脱水機

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JP4347882A JPS58159798A (ja) 1982-03-17 1982-03-17 遠心脱水機

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Publication Number Publication Date
JPS58159798A JPS58159798A (ja) 1983-09-22
JPH0361470B2 true JPH0361470B2 (ja) 1991-09-19

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5613997A (en) * 1979-07-17 1981-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd Centrifugal hydroextractor
JPS5613998A (en) * 1979-07-17 1981-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd Centrifugal hydroextractor

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56136789U (ja) * 1980-03-19 1981-10-16
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JPS58159798A (ja) 1983-09-22

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