JPH05253390A - 一槽式洗濯機 - Google Patents

一槽式洗濯機

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JPH05253390A
JPH05253390A JP8662892A JP8662892A JPH05253390A JP H05253390 A JPH05253390 A JP H05253390A JP 8662892 A JP8662892 A JP 8662892A JP 8662892 A JP8662892 A JP 8662892A JP H05253390 A JPH05253390 A JP H05253390A
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JP
Japan
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tank
water tank
rotary shaft
fixed
tub
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Pending
Application number
JP8662892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Imagawa
和彦 今川
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP8662892A priority Critical patent/JPH05253390A/ja
Publication of JPH05253390A publication Critical patent/JPH05253390A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 減速機構を不要とし、モータの水槽下方への
突出量を少なくして水槽下方の空間を大きく確保し、こ
の空間を他の利用に供することを可能にし、また騒音や
振動が少なくなり故障を発生しにくくするようにした一
槽式洗濯機を提供する。また脱水槽や水槽の清掃が容易
にできるようにした一槽式洗濯機を提供する。 【構成】 水槽を貫通する回転軸に脱水槽を回転自在に
保持し、この回転軸の上端にパルセータを固定し、回転
軸の下端にブレーキディスクを固定して回転軸を制動可
能にする一方、脱水槽に一体に設けた環状部と、水槽に
設けられた固定子とでモ−タを形成する。またここでパ
ルセータおよび脱水槽を回転軸から着脱可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定した水槽内に、回
転自在に保持された洗濯槽兼用の脱水槽を回転駆動可能
とし、洗濯および脱水を行う一槽式洗濯機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】固定した水槽内で脱水槽を固定しながら
パルセータのみを回転させることにより洗濯を行い、ま
た脱水槽とパルセータとを一体に回転することにより遠
心脱水を行うようにした一槽式の洗濯機が公知である。
この種のもので、1つのモータで脱水槽とパルセータと
を駆動できるようにしたものも公知である。
【0003】例えばモータの出力軸の回転をプーリとベ
ルトからなる減速機構を介してパルセータに伝える一
方、同一のモータの回転を他の減速機構およびクラッチ
を介して脱水かごに伝えるものがある。この場合、洗濯
時にはクラッチを切りかつ脱水槽をブレーキで固定した
状態でパルセータのみを回転する。また脱水時にはクラ
ッチをつなぎパルセータと脱水槽とを等速で回転させる
ものである。
【0004】
【従来技術の問題点】しかしこの従来のものは、プーリ
やベルトなどの減速機構を有するばかりでなくモータが
水槽の下方に大きく突出することになり、水槽の下方の
空間を他の用途例えば乾燥機や洗濯物の収容などに利用
しにくいという問題があった。また減速機構があるため
に騒音、振動が発生し易く、構造が複雑になるため故障
の原因ともなり易い。さらに脱水槽やパルセータは取外
すことが困難なため、脱水槽の外面や水槽の内面の清掃
ができないという問題もあった。
【0005】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、減速機構を不要とし、モータの水槽下方へ
の突出量を少なくして水槽下方の空間を大きく確保し、
この空間を他の利用に供することを可能にし、また騒音
や振動が少なくなり故障を発生しにくくするようにした
一槽式洗濯機を提供することを第1の目的とする。また
脱水槽や水槽の清掃が容易にできるようにした一槽式洗
濯機を提供することを第2の目的とする。
【0006】
【発明の構成】本発明によればこの第1の目的は、水槽
内に回転自在に保持された洗濯槽兼用の脱水槽およびパ
ルセータを備える一槽式洗濯機において、前記水槽を貫
通し回転自在に保持された回転軸と、この回転軸に回転
自在に保持された脱水槽と、この回転軸の上端に固定さ
れ前記脱水槽内に位置するパルセ−タと、前記回転軸の
下端に固定されたブレ−キディスクと、前記水槽に固定
され前記ブレ−キディスクを挾持するブレ−キキャリパ
と、前記脱水槽に一体に設けた環状部と、前記水槽に設
けられた固定子とを備え、前記環状部と前記固定子とで
モ−タを形成することを特徴とする一槽式洗濯機により
達成される。
【0007】また第2の目的はパルセータおよび脱水槽
を回転軸から着脱可能にすることにより達成可能であ
る。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の側断面図、図2は
その要部拡大図である。この図で符号10は水槽であ
り、ケースあるいは基台12側にばね14によって弾性
支持されている。16は水槽10の底部の中心に回転自
在に保持された回転軸である。この回転軸16をこの水
槽10に保持する軸受18は、図2に示すように、上方
に開いた球面の一部で形成されたボ−ル転動面20を有
する外輪22と、このボ−ル転動面20と回転軸10側
の転動面24との間で転動するボ−ル26とを備える。
このため回転軸16はボ−ル転動面20の球面の中心A
付近を中心にして揺動可能である。
【0009】この軸受18の外輪22の下端付近には、
回転軸16に摺接するシ−ルリング28が装着され、こ
のシ−ルリング28と外輪22下端との間に可撓性を有
する防水カバ−30が装着されている。この結果回転軸
16の揺動を許容して、回転軸16と水槽10との間が
水密にシ−ルされる。なお図2で32はサ−クリップで
あり、水槽10の外軸22装着孔内面に取付けられ、外
軸22の下方への移動を規制している。
【0010】34は洗濯槽兼用の脱水槽である。この脱
水槽34は回転軸16に回転自在に保持されている。す
なわち前記軸受18とほぼ上下対称な構造を有する軸受
36によって、脱水槽34は回転軸34に対して相対的
に揺動可能となっている。なお脱水槽34は、この軸受
36の外輪38に上方から着脱自在となっている。すな
わち外輪38の外周を上に向って縮径する円錐面とし、
この円錐面と脱水槽34側とに設けたスプライン状の歯
40、42を互いに噛合させるようになっている。
【0011】回転軸10の上端にはパルセ−タ44が着
脱可能に固定されている。このパルセ−タ44にはその
上面に頭が臨むボルト46が貫通し、このボルト46を
回転軸16の上端面から螺入することにより固定され
る。なお回転軸16にはこのパルセ−タ44の下方に位
置するサ−クリップ48が装着されている。このサ−ク
リップ48は前記軸受36の外輪38が上方へ移動する
のを規制する。
【0012】回転軸16の下端にはブレ−キディスク5
0が固定されている。このブレ−キディスク50を挾持
するブレ−キシュ−(図示せず)を保持するブレ−キキ
ャリパ52は水槽10の底下面に図示されている。なお
ブレ−キディスク50は回転軸16に対して僅かに揺動
自在に取付けるのが望ましい。例えばブレ−キディスク
50と回転軸16とをスプライン結合する。
【0013】脱水槽34の外周面には、二次導体となる
アルミニュ−ム製の環状部54が固定されている。この
環状部54は後記する固定子56と共に誘導モ−タを形
成するものであり、この場合脱水槽34は鉄製として二
次鉄心とするのが望ましい。また脱水槽34全体をアル
ミニュ−ムなどで作り脱水槽34自身で環状部54を兼
ねさせることも可能である。
【0014】水槽10の内面には、この環状部54に対
向する固定子56が固定されている。この固定子56は
周方向に分割して複数個設けることにより、環状部54
と共にリニヤ誘導モ−タを形成することができる。また
リニヤステッピングモ−タやリニヤ同期モ−タとしても
よい。この場合環状部54の表面に歯車状の溝を設けた
り、磁石を固定したりするのは勿論である。さらに固定
子56を環状にして非リニヤのモ−タとしてもよい。
【0015】固定子56は全体を樹脂モ−ルドし、洗濯
水に浸漬して使用できるようにする。この場合には洗濯
中には固定子56の熱を洗濯水に伝えて温め、洗濯の効
果を高めることができる。また脱水時には空気を温めて
乾燥効果を得ることができる。
【0016】58は排水路、60は排水用電磁弁であ
る。62はコントロ−ラであり、固定子56の励磁電流
の位相、電流、電圧を制御して脱水槽34の回転を制御
すると共に、ブレ−キキャリパ52や排水用電磁弁60
等の制御を行う。
【0017】今洗濯を行う時には、コントロ−ラ62は
電磁弁60を閉じると共に、ブレ−キキャリパ52によ
りディスク50を挾持してパルセ−タ44を停止させ
る。そして固定子56を励磁して脱水槽34だけを回転
駆動する。パルセ−タ44は停止しているから脱水槽3
4との相対運動により、洗濯水が循環運動し洗濯が行わ
れる。すなわち従来装置では脱水槽(洗濯槽)を停止し
てパルセ−タだけを回転させるが、本発明ではこれを逆
にしたものである。
【0018】脱水時には電磁弁60を開き、ブレ−キキ
ャリパ52を開いてブレ−キを解除する。そして脱水槽
34を回転駆動すれば、脱水槽34と共にパルセ−タ4
4も回転し脱水が行われる。
【0019】また水槽10内を清掃する時には、ボルト
46を緩めてパルセ−タ44を取外し、さらに脱水槽3
4を上方へ抜き取る。この状態で水槽10内面を洗うこ
とができる。組立てる際はこの作業を逆に行えばよい。
従って水槽10内の清掃が容易に行える。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、水槽に
設けた回転軸に脱水槽を回転自在に保持する一方、パル
セ−タを固定子、回転軸にブレ−キを設け、さらに脱水
槽に取付けた環状部と水槽に設けた固定子とで誘導モ−
タを形成したものであるから、水槽の下方に減速機構や
モータ等が突出せずこの空間を他の用途に利用できるよ
うになる。例えば乾燥機を収容したり、洗濯物入れなど
に利用できる。また減速機構などが不用になるから騒音
や振動が少なくなり、構造が簡単になるから故障も発生
しにくくなる。
【0021】また請求項2の発明は、パルセータ(4
4)および脱水槽(34)を着脱できるので、水槽(1
0)内や脱水槽(34)の清掃が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側断面図
【図2】その要部拡大図
【符号の説明】
10 水槽 16 回転軸 34 脱水槽 44 パルセ−タ 54 環状部 56 固定子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽内に回転自在に保持された洗濯槽兼
    用の脱水槽およびパルセータを備える一槽式洗濯機にお
    いて、前記水槽を貫通し回転自在に保持された回転軸
    と、この回転軸に回転自在に保持された脱水槽と、この
    回転軸の上端に固定され前記脱水槽内に位置するパルセ
    −タと、前記回転軸の下端に固定されたブレ−キディス
    クと、前記水槽に固定され前記ブレ−キディスクを挾持
    するブレ−キキャリパと、前記脱水槽に一体に設けた環
    状部と、前記水槽に設けられた固定子とを備え、前記環
    状部と前記固定子とでモ−タを形成することを特徴とす
    る一槽式洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記パルセ−タおよび脱水槽は前記回転
    軸の前記パルセ−タ側の端から着脱可能となっている請
    求項1の一槽式洗濯機。
JP8662892A 1992-03-11 1992-03-11 一槽式洗濯機 Pending JPH05253390A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7677063B2 (en) 2004-11-04 2010-03-16 Lg Electronics Inc. Washing machine
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