JPH0361234A - カードトランクシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はカードトランクシステム、特に種類別に格納さ
れた複数種類のカードを、加工順に並べて搬出するカー
ドトランクシステムに関するものである。

［従来の技術］ 昨今、カード業界では提携カード（ＡｆｆｉｎｉｔｙＣ
ａｒｄ）構想が強化され、多種少量カードの発行が増加
してきた。これに対応して、ミスなく短時間で素早いピ
ッキングを可能にし、抽出の省力化。

実在カード枚数が正しく把握できる在庫管理。

棚側作業の負荷を軽減する等々、発行作業の省力化が要
求されている。しかし、まだ多種少量のカードを自動的
にピッキング加工順に並べて搬出する装置は提案される
に至っていない。

［発明の解決しようとする課題］ 本発明は、ミスなく短時間でカードをピッキングし、加
工順に並べて搬出する省力化されたカードトランクシス
テムを提供する。

［課題を解決するための手段］ この課題を解決するため、本発明のカードトランクシス
テムは、種類別にカードを格納する複数のカードポケッ
トと該カードポケットを回転する回転手段とを複数組有
するカード格納手段と、カード加工の順序と枚数とに応
じて、前記カード格納手段の前記各組からカードを搬出
する複数のカード搬出手段と、前記複数組の回転手段の
並列回転及びある組の回転手段と他の組のカード搬出手
段との並列動作を制御する並列動作制御手段と、前記複
数のカード搬出手段からの搬出カードを同一の搬送経路
で搬送するカード搬送手段と、前記カード搬送中に、前
記カード搬出手段により搬出されたカードが所定のカー
ドであるか否かを判別するカード判別手段とを備える。

ここで、前記並列動作制御手段は、前記カード搬送手段
の搬送経路に設置された複数のカードセンサからの信号
に基づいて並列動作を制御する。

更に、前記回転手段の回転位置を指示する指示手段と、
該指示手段の指示に従って、前記並列動作制御手段と独
立して前記回転手段の回転を制御する回転制御手段と、
前記並列動作制御手段と前記回転制御手段とによる回転
制御を選択する回転制御選択手段とを備える。

［作用コ かかる構成において、種類別に複数のカードポケットと
該カードポケットを回転する回転手段とからなるカード
格納手段に格納されたカードは、複数のカード搬出手段
により並列回転及び並列動作でカード加工の順序と枚数
とに対応して搬出され、カード判別手段において該搬出
されたカードが所定カードであるか否かが判別されるた
め、ミスなく短時間でカードをピッキングし、加工順に
並べて搬出する。更に、指示手段の指示に従って、並列
動作制御手段と独立して回転手段の回転を制御する回転
制御手段を設けることにより、ポケットへのカード補充
及びシステムの保守の操作性を向上させる。

［実施例コ 以下添付図面に従って、実施例のカードトランクシステ
ムを説明する。

第１図は本実施例のカードトランクシステムの構成を示
すブロック図である。図中、１は種類別に複数のカード
をそれぞれ格納するように作られたカード格納部、２は
カード格納部１から指定された種類別にカードを取り出
すカード取出し部、３は取り出されたカードをカード収
納部５に向けて搬送するカード搬送部、４はカード搬送
中にカードが所望のカードが否かを判別するカード判別
部、５は搬送されて来たカードを加工順に収納するカー
ド収納部である。本例ではカード取出し部２とカード搬
送部３とをまとめてカード搬出部２０とも呼ぶ。

所望のカードの１枚がカード格納部１からカード取出し
部２より取り出されて、カード搬送部３によってカード
格納部５に搬送される。搬送中に搬送カードが所望のカ
ードか否かをカード判別部４でチエツクし、所望のカー
ドならばカード収納部５へ送る。所望のカードでない場
合は、エラーとしてこのカードをリジエクトし、再度カ
ードを取り出すかあるいは、装置を停止する。尚、エラ
ーの場合の手続きは限定されるものではない。

カード格納部１あるいはカード取出し部２゜カード搬送
部３．カード判別部４及びカード収納部５は、インタフ
ェース部６を通してカード搬出制御部３０によって制御
される。カード搬出制御部３０は、処理・演算用のＣＰ
Ｕ７と処理プログラムを格納するＲＯＭ８と補助記憶用
のＲＡＭ９と制御データ、例えばカードの加工順序やそ
れぞれのカードの枚数等を入力する制御データ入力部１
０とから構成される。尚、図示されていないが、表示装
置やプリンタ等が接続されているのは当然である。

第２図は、上記実施例のカードトランクシステムとカー
ド加ニジステムを一体化したカード処理システムの構成
を示すブロック図である。図中、第１図のカード判別部
４とカード収納部５との間にエンボス加工等を行うカー
ド加工部２００を設け、カード処理制御部３０′でカー
ド収納システムとカード加ニジステムを一体に制御する
。所望のカードの１枚がカード格納部１からカード取出
し部２より取り出されて、カード搬送部３によってカー
ド格納部５に向って搬送される。搬送中に搬送カードが
所望のカードか否かをカード判別部４でチエツクし、所
望のカードならばカード加工部２００へ送る。所望のカ
ードでない場合は、エラーとしてこのカードをリジエク
トし、再度カードを取り出すかあるいは、装置を停止す
る。カード加工部２００での加工か終了すると、カード
はカード収納部５に収納される。

カード取出し部２．カード搬送部３．カード判別部４及
びカード収納部５に加えて、カード加工部２００もイン
タフェース部６を通してカード処理制御部３０′によっ
て制御される。

カード処理制御部３０′は、処理・演算用のＣＰＵ７と
処理プログラムを格納するＲＯＭ８と補助記憶用のＲＡ
Ｍ９と制御データ、例えばカードの加工順序やそれぞれ
のカードの枚数等を入力する制御データ入力部１０とか
ら構成される。このように構成することにより、カード
処理制御部３０’によるカードトランクシステムとカー
ド加ニジステムとの統一された制御が可能になり、更に
、処理時間を短縮し人為的ミスを防ぎ、且つカードの包
括的処理ができる第３図は本実施例のカードトランクシ
ステムの外観図である。図中、３０１はシステム制御・
管理用のパーソナルコンピュータ、３２２〜３２５は最
大５００枚のカードを格納するポケットを３２個有する
ラック２つから成るトランクユニットであり、各トラン
クユニットにはそれぞれラックの回転とカード取り出し
の制御をする制御部３２２ａ〜３２５ａがある。３５０
は各トランクユニットに１つ備え付けられたローカル動
作のためのオペレーションパネル、３３２は５００枚の
カードを収納するスタッカ用ポケットを４個有する７ク
セブトスタツカ、３３２ａはイメージ処理によりリジェ
クトされたカードを収納するりジエクトスタツカ、３４
０はカード種別のための仕切カードを格納する仕切カー
ドホッパである。

第４図は本実施例の具体的なシステム構成を示す図であ
る。システムコントローラ３００としては、制御用のパ
ーソナルコンピュータ（ｐｃ）３０１と予め加工順に従
って作成されたカード搬出情報をシステムに読み込むた
めのフロッピーディスク３０２とプログラムやイメージ
データ等を格納しているハードディスク３０３と処理結
果や在庫管理表等を出力するプリンタ３０４とを備えて
いる。システムコントローラ３００のＰＣ３０１は、シ
ステムバスな介してイメージ処理部３１０のイメージ処
理装置３１１と、通信ケーブル（Ｒ３２３２ＣＩ／Ｆ）
を介してトランクユニット部３２０のトランクユニット
コントローラ３２１との情報交換を行う。前者はイメー
ジデータの授受を、後者はシステムコントひ−ラ３ｏ○
からトランクユニット部３２０への指令を伝達する。

イメージ処理部３１０は、イメージ判定を行うイメージ
処理装置３１１とカードの表面と裏面との両面のイメー
ジを入力するカメラ（ＣＯＤ）３１２．３１３とを備え
る。イメージ処理部３１０のイメージ処理装置３１１は
、パラレルバスを介してトランクユニット部３２０のト
ランクユニットコントローラ３２１及びスタッカ部３３
０のスタッカコントローラ３３１との情報交換を行い、
イメージ判定によりリジェクトされたカードをリジェク
トスタッカ３３２ａへ収納するための制御が行われる。

トランクユニット部３２０は、各トランクユニットの制
御部３２２ａ〜３２５ａを通信ケーブル（Ｒ３４２２）
を介して制御するトランクユニットコントローラ３２１
と前述の容量を持つトランクユニット３２２〜３２５と
から成っている。尚、トランクユニットの数は４つに限
らない。スタッカ部３３０はスタッカコントローラ３３
１と各５００枚収納の４段のスタッカ３３２とから成っ
ている。

第５図にイメージ処理部の構成図、第６図にトランクユ
ニットコントローラの構成図、第７図（ａ）、（ｂ）に
トランクユニットの制御部の構成図を示す。第６図に示
すように、本実施例ではトランクユニットコントローラ
３２１がスタッカコントローラ３３１をも兼ねており、
搬送系全体を制御している。トランクユニットで行われ
ている制御は、基本′的にはカードラックの３２個のポ
ケットの取り出し口迄の回転とカード取り出しとである
。この制御はトランクユニットコントローラ３２１から
オンラインで行われる外に、各トランクユニット前部に
設置されたオペレーションパネル３５０よりのローカル
オペレーションも可能である。

第７図（ｂ）はこのオペレーションパネル３５０を示し
、ロ一番号とポケット番号の１０位及び１位が表示され
る表示器３５４と、インクリメントスイッチ３５１と、
本トランクユニットの停止／解除のスイッチ３５２と、
前記ロ一番号ポケット番号とで示されるカードポケット
のマニュアル取り出し口への移動を実行するスタートキ
ー３５３とを有する。尚、ロ一番号とはスタッカ部より
順に１．２．・・・８と付されている番号であり、各ト
ランクユニットはロ一番号の異なる２つのラックを有す
ることと成る。本オペレーションパネル３５０の設置に
より、ポケットへのカードの補充や緊急時におけるカー
ドのマニュアル取り出し、あるいは故障修理時の操作の
迅速化が図られた。

第８図はスタッカ部３３０を詳細に示す図である。アク
セプトスタッカ３３２は５００枚収容のポケットを４段
持ち、カードは最上ポケットから順に下方のポケットへ
と収納され、１つのポケットが一杯になるとポケットは
上向に１段だけシフトされる。第８図にはりジェットス
タッカ３３２ａ、３００枚格納の仕切カードホッパ３４
０の外に、イメージリーグ（ＣＯＤカメラ）３１２，３
１３も図示されている。

第９図（ａ）は各トランクユニットに２つ備えられるカ
ードラックの機構を示す図である。

１つのカードラックは３２個のカードポケット３６０を
有し、このカードポケット３６０が駆動モータ３６２に
より駆動される歯車３６３ａ、３６３ｂと駆動チェーン
３６１とにより回転をして、カード取り出し部３７０に
所望のカードポゲット３６０を移動してカードを取り出
し、取り出されたカードは搬送系３８０により搬出され
る。

ここで、カード取り出し部３７０へのカードポケット３
６０の位置決めは、第９図（Ｃ）に示すように、カード
ポケット３６０の横面に取・り付けられたフード板３６
４ａ〜３６４ｃと、このコート板３６４ａ〜３６４ｃに
カードポケットのアドレス（例えば、バイナリでｏｏｏ
ｏｏ〜１１１１１　）としてあけられた穴をセンスする
めためのランプ３６５ａ〜３６５ｃ及び光センサ３６６
ａ〜３６６ｃとにより実現される。本実施例では現在位
置と次の位置との差をとり、ラックの回転方向を変えて
回転時間の短縮を図っている。そのために、コード板３
６４ａは上から下へのバイナリ値で右回転用、コード板
３６４ｂは下から上へのバイナリ値で左回転用として使
用し、コード板３６４ｃは予備である。更に、本実施例
では、在庫管理用としてポケット３６０内のカードエツ
ジの反射によりカード枚数をカウントするカードカウン
タ３９０を備えており、システムの稼動前に全ポケット
のカード残数なチエツク出来る。

次に第９図（ｂ）にその機構を詳細に示したカード取り
出し部３７０と搬送系３８０との動作を説明する。カー
ドポケット３６０に格納されたカード４００ａは、駆動
モータ３７４により駆動腕３７５ａ、３７５ｂを介して
Ｘ方向に前後移動するカード吸着器（３７１〜３７３か
ら構成される）により取り出される。取り出し時にカー
ド４００ａはカード４００ｂのようにたわませることに
より静電気等を原因とするカードの接着による２枚−度
の取り出しを防いでいる。カード吸着器は、弾力性を有
する樹脂から成る吸盤３７１と外気との遮断／導通を制
御する弁を内蔵する本体３７２とカードが搬送部に来た
時、すなわちカード４００Ｃの位置でのみ前記弁を導通
にするように駆動する電磁ソレノイド３７３とから構成
されている。このカード吸着器により吸着されたカード
はカード搬送系３８０に渡される。

カード吸着器からカードを搬送系３８０に移すのは、ロ
ーラ３８１ａ、３８１ｂとローラ３８２ａ、３８２ｂと
であり、ローラ３Ｂ２ａ。

３８２ｂはカード取り出し時にはカードポケット方向に
倒れてカードの取り出しを妨害しないように制御される
。搬送系３８０に移ったカードは、ローラ３８３ａ〜３
８３ｄにかけられたベルト３８５とローラ３８４ａ〜３
８４ｄとにはさまれて各トランクユニットから搬出され
る。各トランクユニットの搬送系は一列につながってい
て、後段のトランクユニットから搬出されたカードも共
通の搬送系を通過する。このため、各カードラックの搬
送系３８０の終りには、ランプ３８７と光センサ３８６
とから成るカードセンサが設けられていて、以下に述べ
るように、ローラ３８３ａ〜３８３ｄのスタート／スト
ップがトランクユニットコントローラ３２１により制御
され、搬送系３８０でのカードの衝突あるいはカードシ
ーケンスの混乱を防いでいる。

第１０図〜第１３図は本実施例のカードトランクシステ
ムの制御手順を示すフローチャートである。本システム
にはカード搬出に先だってカードを登録するカード登録
処理と実際にカードを搬出するカード搬出処理とがある
。カード登録処理では、カードポケット位置と格納され
たカード種別とそのカードの特徴パターンとが対応付け
られて登録される。−旦登録されたカードは、以下その
カード種別の番号により取り扱われる６カード搬出処理
は以後の加工処理に対応して予め作成されたカード搬出
情報に基づいて、登録されたカードポケットから所望の
カードを所望数だけ取り出し、イメージ処理部で登録さ
れた特徴パターンと比較されてカードの正否がチエツク
され、アクセプトスタッカに以後の加工処理順に搬出す
る工程である。

第１０図はカード登録におけるシステムコントローラの
処理手順を示すフローチャートである。

オペレータはパーソナルコンピュータ（ｐｃ）３０１に
より対話的に必要情報を入力する。

まず、ステップＳ５２でカード番号及び登録名（カード
の略名）を入力する。ステップＳ５３でこのカードの特
徴抽出領域を指示する。この指示がなければ、デフォル
ト領域が強制的にセットされる。ステップＳ５３の指示
が終了すると、ステップＳ５４で所定のローの所定ポケ
ット（例えば、ローＮ０．１のポケットＮ００１）に予
め格納された登録カードが搬出されて、ステップＳ５５
でイメージ処理部３１０により特徴パラメータが抽出さ
れる。ステップＳ５６で抽出した特徴パラメータと似た
パラメータが既に登録されているか否かがチエツクされ
、登録されていればイメージ処理部３１０でのチエツク
ミスの可能性が高くなるので、ステップＳ５３に戻って
特徴抽出領域を変更して再度特徴パラメータの抽出が行
われる。似たパラメータが無く特徴の明確なパラメータ
が得られるとステップＳ５７に進んで、以上のステップ
で入力されたカード情報が登録される。

次に、第１１図〜第１３図に示すフローチャートに従っ
て、カード搬出処理を説明する。第１１図はカード搬出
におけるシステムコントローラの処理手順を示すフロー
チャートである。

まず、ステップＳ６１で搬出情報を読み込む。

本例では搬出情報はフロッピーディスク３０２から読み
込まれる。ステップＳ６２でトランクユニットコントロ
ーラ３２１からの受信が有るか否かチエツクし、受信が
無ければ次にステップＳ６７で全ラックが動作状態であ
るか否かをチエツクし、動作してないラックが有ればス
テップＳ６８に進んでそのラックに対する最も古い搬出
情報を送信し、ステップ３６９でこの搬出情報に現在実
行中であることを示す実行フラグをセットする。全ラッ
クが動作状態であればステップＳ６２に戻る。

ステップＳ６２でトランクユニットコントローラ３２１
からの受信が有れば、ステップＳ６３で一種類カード搬
出の終了を意味する信号か否かをチエツクし、終了であ
ればステップＳ６４に進んで該当する搬出情報に終了を
示す終了フラグをセットする。ステップＳ６５では、次
に搬出されるカードの特徴パラメータをイメージ処理部
３１０に出力する。ステップ３６６で全搬出処理が終了
したかをチエツクし、終了でなければステップＳ６２に
戻り処理を繰り返す。

第１２図（ａ）、（ｂ）はカード搬出におけるトランク
ユニットコントローラの処理手順を示すフローチャート
である。

まず、ステップＳ７１，３７３或はＳ８７で、システム
コントローラ３００よりの搬出情報受信が有るか、トラ
ンクユニット３２２〜３２５からの返信が有るか、イメ
ージ処理部３１０からのりジエクト受信が有るかをチエ
ツクする。搬出情報受信が有ればステップＳ７２に進ん
で、トランクユニットへカードラックの移動指令を送信
する。リジェクト受信が有るとステップＳ８８に進んで
、リジェクト有りをトランクユニットに送信する。

トランクユニットからの返信があるとステップＳ７４に
進んで、ステップＳ７４．Ｓ８１或はＳ８４で、ラック
移動終了か、搬出の正常終了か、受信エラー有りかをチ
エツクする。ラック移動終了の場合はステップＳ７５に
進んで、該当するラックに対応して取出しＯＫフラグを
セットする。ステップＳ７６でこのカードが現在取出し
ＯＫの最先のカードか否かをチエツクし、最先ならばス
テップＳ７７でカード取り出し指令を出して実行フラグ
をセットする。一方最先カードでない場合はステップＳ
８０に進んで、最先カードの実行フラグがセットされて
いるか否かがチエツクされる。実行フラグがセットされ
ていなければ無もしない。実行フラグがセットされてい
る場合、あるいは前記ステップＳ７７で最先カードにカ
ード取り出し指令を出した後は、ステップＳ７８で次の
カードのＯＫフラグをチエツクし、ＯＫフラグが立って
いればステップＳ７９に進んで次のカードにもカード取
り出し指令を出し実行フラグをセットする。

搬出の正常終了ならばステップＳ８２に進んで、一種類
のカード搬出終了をホストのシステムコントローラ３０
０に通知し、ステップＳ８３でトランクユニットコント
ローラ３２１内の対応する搬出情報を削除する。受信エ
ラーならばステップＳ８５に進んで指令を再送する。受
信エラーでもない場合は、トランクユニットからの返信
は異常であるので、ステップＳ８６で該当するトランク
ユニットあるいはコントローラの動作停止を行なう。

第１３図は、カード搬出におけるトランクユニットの処
理手順を示すフローチャートである。尚、オフラインに
おけるオペレータパネルよりの入力も同じ処理手順に入
る。

まず、ステップＳ９１でトランクユニットコンｉ・ロー
ラ３２１からの指令の受信を待つ。受信があればステッ
プＳ９２に進んで、指令を記憶すると共に解析を行う。

ステップＳ９３或はＳ９７で解析結果がカードラックの
移動指令か、カード取り出し指令かをチエツクする。カ
ードラックの移動指令であればステップＳ９４に進んで
、指定カードポケットの取り出し口への移動を開始して
、ステップＳ９５で目的ポケットが取り出し口へ来るま
でステップＳ９４．Ｓ９５を繰り返す。

目的位置に来るとステップＳ９６に進んで、トランクユ
ニットコントローラ３２１へ移動終了を送信する。

カード取り出し指令の場合は、ステップＳ９８に進んで
、センサ部（第９図（ｂ）のランプ３８６、光センサ３
８７）にカードが有るか否かをチエツクし、有ればカー
ドの取り出しは行わない。センサ部にカードが無ければ
ステップＳ９９に進んで、１枚のカードの取り出しを行
い搬送系３８０に送り出す。ステップ５１００で指定さ
れた枚数の搬出が終ったか否かをチエツクし、まだなら
ばステップＳ９８に戻ってカード取り出しを繰り返す。

指定枚数の搬出が終るとステップ５１００からステップ
５１０１に進んで、リジェクト有りか否かをチエツクす
る。リジェクトが有ればステップＳ９８に戻ってリジェ
クト分のカードを再取り出しする。指定された枚数がリ
ジェクト無しに搬出されると、ステップ３１．０２で一
種類のカードの搬出終了をトランクユニットコントロー
ラ３２１に送信する。指令がカードラック移動でもカー
ド取り出しでもない場合は受信エラーなので、ステップ
５１０３で受信エラーをトランクユニットコントローラ
３２１に送信する。

尚、リジェクトはシステムコントローラ３００に報知す
るのみで再送を行わない処理でも良い。

本実施例では、仕切カードの挿入について詳細は述べて
いないが、例えばカードイメージの転送中に仕切カード
を挿入すれば良い。又、アクセプトスタッカ３３２の制
御やりジエクトスタツカ３３２ａへの収納についても自
明である。カードの種類の変更位置、あるいはりジエク
ト・カードの発生位置に挿入する仕切カードには、所定
色（例えば赤や黄色）及び厚さの異なるカードを使用す
れば更に効果が出る。

更に、本実施例ではカードカウンタ３９０による在庫管
理や表示画面への表示、プリンタへの出力等は詳細に示
されていないが、これらの制御も通常のパーソナルコン
ピュータが有する機能により実現可能である。すなわち
、搬出の終了後、あるいは１日の搬出の終了後、予め記
憶されているカード格納部１の初期カード枚数あるいは
残り枚数を図示しない記憶部から読み込み、搬出カード
枚数と差からカードの残り枚数を計算して、カードの使
用状態を所定のレイアウトで出力する。

又、本実施例では詳細に説明しなかったが、例えば格納
ポケットのカードが無くなった場合等は、各ポケットの
表示ランプを設けて示せばよい。更に、フル・ランプを
設けてもよい。

［発明の効果］ 本発明により、ミスなく短時間でカードをピッキングし
、加工順に並べて搬出する省力化されたカードトランク
システムを提供できる。

又、搬出カードのチエツクをイメージにより行い、エン
コードの必要の無いカードトランクシステムを提供でき
る。

又、在庫管理や使用明細等を自動的に行うカードトラン
クシステムを提供できる。

更に、ポケットへのカード補充及びシステムの保守の操
作性を向上させたるカードトランクシステムを提供でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例のカードトランクシステムの構成を示
すブロック図、 第２図はカードトランクシステムとカード加ニジステム
とを一体化させたカード処理システムの構成を示すブロ
ック図、 第３図は本実施例のカードトランクシステムの外観図、 第４図は具体的な本実施例のカードトランクシステムの
構成図、 第５図はイメージ処理部の構成図、 第６図はトランクユニットコントローラの構成図、 第７図（ａ）は各トランクユニットの制御部の構成図、 第７図（ｂ）は各トランクユニットのオペレーション・
パネルを示す図、 第８図はスタッカ部を詳細に示す図、 第９図（ａ）はカードポケットを移動する機構を示す図
、 第９図（ｂ）はカード取り出し及び搬送の機構を示す図
、 第９図（Ｃ）はカードポケットを識別する機構を示す図
、 第１０図は本実施例のカード登録におけるシステムコン
トローラの処理手順を示すフローチャート、 第１１図は本実施例のカード搬出に おけるシステムコントローラの処理手順を示すフローチ
ャート、 第１２図（ａ）、（ｂ）は本実施例のカード搬出におけ
るトランクユニットコントローラの処理手順を示すフロ
ーチャート、 第１３図は本実施例のカード搬出に おける各トランクユニットの処理手順を示すフローチャ
ートである。 図中、■・・・カード格納部、２・・・カード取出し部
、３・・・カード搬送部、４・・・カード判別部、５・
・・カード収納部、６・・・インタフェース部゛、７・
・・ＣＰＵ、８・・・ＲＯＭ、９・・・ＲＡＭ％　ｌ○
・・・データ入力部、２０・・・カード搬出部、３０・
・・カード搬出制御部、３０’・・・カード処理制御部
、２００・・・カード加工部、３００・・・システムコ
ントローラ、３０１・・・パーソナルコンピュータ、３
０２・・・フロッピーディスク、３０３・・・ハードデ
ィスク、３０４・・・プリンタ、３１０・・・イメージ
処理部、３１１・・・イメージ処理装置、３１２．３１
３・・・カメラ（ＣＣＤ）　、３２０・・・トランクユ
ニット１．３２１・・・トランクユニットコントローラ
、３２２〜３２５・・・トランクユニット、３２２ａ〜
３２５ａ・・・トランクユニットの制御部、３３０・・
・スタッカ部、３３１・・・スタッカコントローラ、３
３２・・・アクセプトスタッカ、３３２ａ・・・リジェ
クトスタッカ、３４０・・・仕切カードホッパ、３５０
・・・オペレーションパネルである。 第７図（ａ） ｊ１７＠１（ｂ） 第８図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）種類別にカードを格納する複数のカードポケット
   と該カードポケットを回転する回転手段とを複数組有す
   るカード格納手段と、 カード加工の順序と枚数とに応じて、前記カード格納手
   段の前記各組からカードを搬出する複数のカード搬出手
   段と、 前記複数組の回転手段の並列回転及びある組の回転手段
   と他の組のカード搬出手段との並列動作を制御する並列
   動作制御手段と、 前記複数のカード搬出手段からの搬出カードを同一の搬
   送経路で搬送するカード搬送手段と、前記カード搬送中
   に、前記カード搬出手段により搬出されたカードが所定
   のカードであるか否かを判別するカード判別手段とを備
   えることを特徴とするカードトランクシステム。
2. （２）前記並列動作制御手段は、前記カード搬送手段の
   搬送経路に設置された複数のカードセンサからの信号に
   基づいて並列動作を制御することを特徴とする請求項第
   １項記載のカードトランクシステム。
3. （３）前記回転手段の回転位置を指示する指示手段と、
   該指示手段の指示に従つて、前記並列動作制御手段と独
   立して前記回転手段の回転を制御する回転制御手段と、
   前記並列動作制御手段と前記回転制御手段とによる回転
   制御を選択する回転制御選択手段とを更に備えることを
   特徴とする請求項第１項記載のカードトランクシステム
   。