JPH0639285B2 - カード収納システム - Google Patents

カード収納システム

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JPH0639285B2
JPH0639285B2 JP23896288A JP23896288A JPH0639285B2 JP H0639285 B2 JPH0639285 B2 JP H0639285B2 JP 23896288 A JP23896288 A JP 23896288A JP 23896288 A JP23896288 A JP 23896288A JP H0639285 B2 JPH0639285 B2 JP H0639285B2
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cards
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pocket
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忠 平野
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカード収納システム、特に種類別に格納された
複数種類のカードを、加工順に並べて搬出するカード収
納システムに関するものである。
[従来の技術] 昨今、カード業界では提携カード(AffinityCard)構想
が強化され、多種少量カードの発行が増加してきた。こ
れに対応して、ミスなく短時間で素早いピツキングを可
能にし、抽出の省力化,実在カード枚数が正しく把握で
きる在庫管理,棚卸作業の負荷を軽減する等々、発行作
業の省力化が要求されている。しかし、まだ多種少量の
カードを自動的にピツキング加工順に並べて搬出する装
置は提案されるに至つていない。
[発明の解決しようとする課題] 本発明は、ミスなく短時間でカードをピツキングし、加
工順に並べて搬出する省力化されたカード収納システム
を提出する。
[課題を解決するための手段] この課題を解決するための本発明のカード収納システム
は、種類別にカードを格納するカード格納手段と、カー
ド加工の順序と枚数とに対応して、前記カード格納手段
からカードを搬出するカード搬出手段と、該カード搬出
手段により搬出されたカードが所定のカードであるか否
かを判別するカード判別手段とを備える。
特に、カード判別手段はカードイメージのマツチングを
行うイメージマツチング手段を備える。
[作用] かかる構成において、種類別にカード格納手段に格納さ
れたカードは、カード搬出手段によりカード加工の順序
と枚数とに対応して搬出され、カード判別手段において
該搬出されたカードが所定カードであるか否かが判別さ
れる。
[実施例] 以下添不画面に従つて、実施例のカード収納システム
(以下カードトランクシステムとも呼ぶ)を説明する。
第1図は本実施例のカード収納システムの構成を示すブ
ロツク図である。図中、1は種類別に複数のカードをそ
れぞれ格納するように作られたカード格納部、2はカー
ド格納部1から指定された種類別にカードを取り出すカ
ード取出し部、3は取り出されたカードをカード収納部
5に向けて搬送するカード搬送部、4はカード搬送中に
カードが所望のカードが否かを判別するカード判別部、
5は搬送されて来たカードを加工順に収納するカード収
納部である。本例ではカード取出し部2とカード搬送部
3とをまとめてカード搬出部20とも呼ぶ。
所望のカードの1枚がカード格納部1からカード取出し
部2より取り出されて、カード搬送部3によってカード
格納部5に搬送される。搬送中に搬送カードが所望のカ
ードか否かをカード判別部4でチエツクし、所望のカー
ドならばカード収納部5へ送る。所望のカードでない場
合は、エラーとしてこのカードをリジユクトし、再度カ
ードを取り出すかあるいは、装置を停止する。尚、エラ
ーの場合の手続きは限定されるものではない。
カード格納部1あるいはカード取出し部2,カード搬送
部3,カード判別部4及びカード収納部5は、インタフ
エース部6を通してカード搬出制御部30によつて制御
される。カード搬出制御部30は、処理・演算用のCP
U7と処理プログラムを格納するROM8と補助記憶用
のRAM9と制御データ、例えばカードの加工順序やそ
れぞれのカードの枚数等を入力する制御データ入力部1
0とから構成される。尚、図示されていないが、表示装
置やプリンタ等が接続されているのは当然である。
<第1実施例> 第2図に、本実施例のカード収納システムの外観図を示
す。それぞれの指示番号は第1図の同番号に対応する。
カード格納部1は、カードの種類別に横(X),縦
(Y)のXYマトリツクス状に並んでいる。本例では、
それぞれのポケツト1aには500枚の同種のカードが
格納され、ポケツト1aは縦12×横21の252個あ
り、最大252種類のカードを格納できる。カード取出
し部2はXYプロツタのようなXY方向にレール上を移
動して、所望のカードのポケツト1aの前に位置する。
カード搬送部3はY方向のレール内を下方にカードを搬
送するY方向搬送部3aと、下降したカードをX方向に
カード収納部5に搬送するX方向搬送部3bとから成
る。X方向搬送部3bの終りあたりにCCDによるイメ
ージ判定を行うカード判別部4がある。尚、本例ではC
CDによるイメージ判定を述べるが、予め磁気によるプ
リエンコードをしたカードを格納し、エンコードデータ
による判定を行つてもよい。又、カード判別部4の位置
はカードの搬送中にあれば何処でもよい。
カード判別部4で所望カードでない場合は、カード格納
部5の左端のリジユクトのポケツトに収納され、所望カ
ードである場合は他の4つのポケツトに順に収納され
る。カード搬出制御部30としてはパソコン40を使用
する。このパソコンには更にデータ入出力用のマグテー
プ・ユニツト等が接続されてもよい。
第3図には、更に具体的な本実施例のカード収納システ
ムの構成図を示す。本体制御部50は、処理・演算用C
PU51と処理プログラム格納用のROM52と補助記
憶用RAM53とパソコン40とのインタフエース用の
RS232CIF54とCCDによるイメージ判定部6
1とのインタフエース用のRS232CIF55と、本
体のカード取出し部2,カード搬送部3,カード収納部
5とを含むメカ部70を制御するメカ制御部56と電源
58とからなる。又、オプシヨンとしてMCR用インタ
フエースMCRIF57をも含む。
カード判別部4であるイメージ判定部60は、処理・演
算用CPU61と処理プログラム格納用ROM62と補
助記憶用RAM63とCCD及びランプを含むCCD部
64とCCD部64を制御するCCD制御部65と本体
制御部50とのインタフエース用FS232CIF66
とからなる。
第4図(a),(b),第5図,第6図に示した本実施
例のカード収納システムのフローチヤートに従つて、本
システムの動作を説明する。
まず、ステツプS1でパソコン40のフロツピ等、ある
いはマグテープ・ユニツトが付いている場合は該ユニツ
トから少なくともカードの主類と枚数とを含む制御デー
タを入力する。この制御データは例えばその日に発行す
るカードの加工順に作成され、このため搬出されたカー
ドは、そのままの順で次のエンボス等の加工工程に移動
されればよい。尚、本例では、カード収納部5に収納し
て、次の工程へ運搬されるように説明されているが、搬
出されたカードがそのまま次の工程に流れて加工されて
もよい。この場合は、カード収納システムとエンボス・
システムとが同期して制御される。これは後に第11
図,第12図に従つて説明される。
ステツプS2で、入力された制御データより取り出すべ
きカードが格納されたポケツト1aの位置を抽出する。
ステツプS3で、カード取出し部2を抽出された位置ま
で移動する。この動作はステツプS4で所望の位置に来
たかをチエツクしながら、ステツプS3,4を繰り返
す。
ここで、第5図にカード取出し部2の移動の更に詳細な
フローチヤートを示す。まず、ステツプS51でX
(横)方向への移動量を算出し、ステツプS52でX方
向の移動を行う。次に、ステツプS53でY(縦)方向
への移動量を算出し、ステツプS53でY方向の移動を
行う。尚、本例ではX方向への移動終了後にY方向への
移動を行つたが、これは反対であつても、又、同時に行
われてもよい。又、移動量は現時点の位置と目標の位置
との差により算出されるのがよい。
この移動は、例えば第7図に示す機構により行われる。
第7図はカード取出し部2の移動の仕組みの例を示した
もので、X方向の移動はステツプ・モータ79により、
歯車77b,軸78を通して歯車76bを回転させ、歯
車76a,77aとの間に張られたベルト76,77に
より行われる。尚、75a〜75Cは梁74とカード取
出し部2とのすべりをよくするためのベアリングであ
る。
一方、Y方向の移動は、ステツプ・モータ73の回転に
より、歯車72bを回転させ、歯車72aとの間に張ら
れたベルト72により、2本の支柱71上をスライドし
て行われる。第7図には図示していないが、カード取出
し部2には第8図(b)に示すように、ウレタン・ゴム
からなる吸着器21を移動するような構造物が設置され
ている。尚、本例ではステツプ・モータ73,79の回
転により移動量を制御しているが、位置の判定はこれに
限らず、各ポケツト1aに座標等を印してもよい。
以上のようなカード取出し部2の位置の移動により、所
望の位置に来た場合に、ステツプS5で現在位置のポケ
ツト1aからカードを1枚取り出す。カード取り出しの
動作は、例えば、第8図(b)のように行われる。前述
した吸着器21によりポケツト1a内のカード100a
を吸着し、カード100bの位置まで運搬する。カード
100bの位置で吸着器21の吸着をやめ、カード10
0bは第8図(a)に示されているようにローラ83と
ローラ84間に張られたベルト85と、矢印方向に図示
しないモータにより継続して回転しているローラ82
a,82b間に張られた2本のベルト81a,81bと
に挟まれて下方に降下する。
下方の搬送と水平方向の搬送との変更点での動作の機構
を第9図(a),(b)に示す。降下して来たカード1
00cは、ローラ91a,92aとローラ91b.92
b間に張られた2つのベルト91,92の間に挟まれ
て、カード100dのように右方向に移動する。ローラ
91a,91b,93は第9図(b)のローラ93aに
示すようにカード100cが降りて来るまでは、傾くこ
とによりカード100cが入り易くし、カード100e
の位置に来た時にローラ93bの位置に回転してカード
100eを挟む。
本例ではこの下方への降下と水平方向の搬送をステツプ
6の搬送処理と呼んでいる。
次にステツプS7では搬送の終り付近でカードの判別処
理を行う。第6図にはカード判別処理の更に詳細なフロ
ーチヤートを、第10図(a)にはカード判別部4のラ
ンプ64bとCCD64aが示されている。
まず、ステツプS61でCCD64aよりイメージを入
力し、例えばR,G,Bに分解する。ステツプS62で
A/D変換して標本化した後、ステツプS63でフイル
タリングやボカシ等の前処理を行う。ステツプS64で
は、例えばLPCラオルシユ・アダマール変換等により
入力されたイメージの特徴抽出を行い、ステツプS65
で予め記憶されたデータとの距離あるいはDP法等によ
るマツチングを行う。尚、マツチングはロゴにより行つ
てもいいが、現在は同じロゴを持つ異種のカードも数多
く存在するので、カードの裏から特定の文字を抽出して
行つた方がよい。又、本例では片面のみを見ているが、
両面を見てもよい。
ステツプS7の判別によるマツチングの正否をステツプ
S8でチエツクし、正しくない場合は、エラー処理をす
る。尚、本例のエラー処理はカード収納部5のリジエク
ト・ポケツトへの収納後、装置を停止し、ランプ及び音
によりエラーを知らせる。マツチングが正しい場合は、
ステツプS9に進んで、必要枚数が取り出されたかをチ
エツクし、まだの場合はステツプS5に戻つて、ステツ
プS5〜S9繰り返す。必要枚数が搬出された後はステ
ツプS10に進んで、制御データとして入力された全カ
ードか搬出されたかをチエツクし、まだの場合はステツ
プS2に戻つて、ステツプS2〜S10を繰り返す。
カード判別処理後のカードは、判別結果によりリジエク
ト・ポケツトか他の4つのポケツトに収納される。第1
0図(a)及び第10図(b)は、ポケツトへの収納の
機構を示す図である。ローラ95を支点としてローラ9
6が回転し、回転体99から突出した鉤98が搬送され
たカードをポケツトに収納する。第10図(b)でカー
ド100h→100i→100j→100kと移動して
ポケツト101に収納される。本例では1つのポケツト
しか示していないが、他のポケツトも同様の構造であ
り、カードの評判別結果に対応して所定ポケツトに収納
される。ポケツト101は次のエンボス処理等にそのま
ま利用できるものがようことは当然である。
尚、カードの種類の変更位置、あるいはリジエクト・カ
ードの発生位置に、所定色(例えば赤や黄色)及び厚さ
の異なるカードを挿入すれば更に効果が出る。これは、
カード格納部1のカード判別部4の近くのポケツト1a
に特殊カードを格納することにより簡単に出来る。
次に第4図(b)に示したフローチヤートは、カード格
納部1に残つたカードの在庫管理及びカード使用量等を
CRTに表示あるいはプリンタに記録するプログラムの
フローである。第4図(a)の搬出の終了後、あるいは
1日の搬出の終了後、ステツプS21でカード格納部1
の初期カード枚数を図示しない記憶部から読み込み、ス
テツプS22で搬出カード枚数を読み込む。ステツプS
23でその差からカードの残りの枚数を計算し、ステツ
プS24でカードの使用状態を所定のレイアウトで出力
する。
<第2実施例> 第13図に本実施例のカード収納システムの外観図を示
す。第1実施例がカード取り出し部2を搬出カードの位
置に移動したのに対して、本実施例ではカード格納部を
移動して所定のカードをカード取り出し部の位置に持つ
てくる。従つて、第1図の点線の矢印で示したように、
本実施例ではカード搬出制御部30はカード格納部の移
動をも制御する。
第13図で、201はカード格納部、202は取り出し
たカードの正否を判別するカード判別部、203は取り
出したカードを収納するカード収納部、204はカード
格納部201から取り出したカードをカード収納部まで
搬送するカード搬送部、205はカード格納部201内
の各ポケツトのカード残数をカウントする残数カウンタ
部、206なパソコンよりの命令により上記各部を制御
する制御部である。
第14図は本実施例のシステム構成図である。210は
パソコン、211はカード管理用のデータ、例えばカー
ド種類,必要枚数や残数等のデータを記憶するフロツピ
デイスク、212はプログラム格納用デイスク、213
は特殊な数値演算を行う数値演算プロセツサ、214は
カード判別のためのイメージ入力装置214aと接続す
るイメージ処理装置、215はパソコンと外観図では制
御部206で示す制御部220とをRS232c225
を介して接続するためのRS232cである。制御部2
20は、演算・処理用のCPU221とプログラム格納
用ROM222と、補助記憶用RAM223と、カード
の搬出→搬送→収納の過程でのメカ機構を制御するメカ
コントロールである。
ここでは、本実施例の特徴部分であるカード格納部20
1でのラツクの動きと、カードの取り出しについて詳細
に説明する。尚、他の部分は第1実施例と同様の働きを
する。
第15図(a)〜第15図(c)は、本実施例の制御手
順を示すフローチヤートである。第15図(a)の全体
の流れでは、ステツプS3′〜S5′が第1実施例の第
4図(a)と本実施例の異なるステツプである。尚、ス
テツプS2の位置データの抽出では、第1実施例がカー
ドポケツトの(X,Y)座標を抽出するのに対して、本
実施例ではカードポケツトのある(ラツク番号,ラツク
中のポケツト位置)として抽出する。本実施例で第16
図に示すようにカード格納部1が6つのラツク240a
〜fからなり、各ラツク中に横2ポケツト×縦3ポケツ
トの6ポケツトのある例について説明する。尚、本例は
一例であつて、ラツク数,ポケツト数に制限はない。
次にステツプS3′ではカード格納部201を移動し、
ステツプS4′で正しい位置かを判定し、正しい位置な
らステツプS5′に進んでカードの取り出し処理を行
う。第15図(b)はS3′〜S4′のカード格納部2
01の移動の手順を示すフローチヤートである。又、第
16図はカード格納部201の構成図であり、本図に従
つて移動の説明をする。
まずステツプS31で現在カード取り出し部にどのポケ
ツトが位置しているいかをセンサ242で読み、ステツ
プS32で次に取り出そうとするカードが格納されてい
るポケツトの位置を読み込んで、ステツプS33で現在
位置と目標位置とからラツク240a〜fの回転方向と
回転量を算出する。この算出量に対応して図示しないモ
ータにより歯車243a,bを回転させる。尚、ラツク
240a〜fは歯車243a,bに渡されたチエーン2
44に取付けられた2本の指示アーム245a,bによ
り、回転可能な指示軸246で支えられている。このた
め、ラツク240a〜fは第16図のように水平方向を
保つたままの回転が可能である。例えば、現在位置がラ
ツク240aの下段であり、次の位置がラツク240e
にあれば右回転、ラツク240cであれば左回転を行
う。
ステツプS35でセンサ242はラツクの側面に付けら
れた各ポケツト位置を示すコードを読み取り、ラツクが
目標位置であるか否かをチエツクし、目標位置に止まる
までステツプS34,S35の動作を繰り返し、目標位
置に止まるとリターンする。ここで、一般に大まかなラ
ツクの回転と微小なポケツト位置への回転とは異なるモ
ータ制御を行う方が目標位置までの移動時間の短縮のた
めには好ましい。これは、ラツクの重量がかなりあるた
めで、大まかな回転は歯車243a,bの回転量の制御
で、細かな回転はセンサ242からの位置情報に基づい
たフイードバツク制御で行う。
目標位置でラツクが停止したならば、ステツプS5′の
手順を更に詳細に示す、第15図(c)のカード取り出
しのフローチヤートに従つてカードを取り出す。この動
作を第17図(a),第17図(b)のカード取り出し
機構の図を参照しながら説明する。まず、ステツプS4
1で目標ポケツト位置がラツクの左右のどちらかを判別
し、右側ならばステツプS42で右側のポケツトを前方
のカード取り出し機構まで押し出す。左側の場合は、ス
テツプS43で左側を押しだす。第17図(a)は押し
出しの機構を示し、ソレノイド250a,bのビツクに
よりポケツトを押し出すロツド251a,bからなる。
本図は、左側ポケツトを押し出した状態を示している。
次にステツプS44でカード取り出しのため爪252を
ソレノイド253によりピツクして、先頭の1枚のカー
ドを取り出し、リターンする。第17図(b)はカード
取り出し機構の動作を示す図である。図中、カード10
0は100l→100m→100nとポケツトより取り
出される。すなわち、爪252aがソレノイド253の
ピツクにより252bの位置まで下ると、先頭の1枚の
カード100lが100mまで押し下げられる。この
時、カード100mの先端はモータ255により回転す
るローラ254a,bに挟まれ、更に下方に移動し、ロ
ーラから離れるとカード100nのように落下する。
以下、取り出されたカード100nは第18図(a),
(b)に示すようなベルトに乗つて搬送される。カード
取り出し機構から落下したカード100nはローラ26
3,264により回転するベルト266上に乗る。カー
ド100pはベルト266と平行してローラ261a,
263bにより回転するベルト265bにより挟まれ
て、100p→100q→100rと搬送される。第1
8図(a)から明らかなように、ベルト265aとベル
ト265bは、左側は広く右側は狭く設置されていて、
右側にベルトをはずれる位置まで来ると、カード100
rは常にほぼ同じ位置を通過し、カード判別部の判別ミ
スのないように工夫されている。
又、第16図のラツク240aの最上段の右側ポケツト
241aのように、カードを取り出した後にポケツトを
前面に押し出し、上面あるいは側面に設置されたセンサ
242aによりカードの残数をカウントして、在庫管理
を行うこともできる。
尚、本実施例では6ラツク/格納部、6ポケツト/ラツ
クのシステムについて説明したが、この規模はシステム
の用途に対応して変更されてもよい。
第11図,第12図は、第1実施例のカード収納システ
ムとカード加工システムを一体化したカード処理システ
ムの構成を示すブロツク図及びその外観図である。図
中、第1図のカード判別部4とカード収納部5との間の
エンボス加工等を行うカード加工部200を設け、カー
ド処理制御部30′でカード収納システムとカード加工
システムを一体に制御する。所望のカードの1枚がカー
ド格納部1からカード取出し部2より取り出されて、カ
ード搬送部3によつてカード格納部5に向つて搬送され
る。搬送中に搬送カードが所望のカードか否かをカード
判別部4でチエツクし、所望のカードならばカード加工
部200へ送る。所望のカードでない場合は、エラーと
してこのカードをリジユクトし、再度カードを取り出す
かあるいは、装置を停止する。カード加工部200での
加工か終了すると、カードはカード収納部5に収納され
る。
カード取出し部2,カード搬送部3,カード判別部4及
びカード収納部5に加えて、カード加工部200もイン
タフエース部6を通してカード処理制御部30′によつ
て制御される。カード処理制御部30′は、処理・演算
用のCPU7と処理プログラムを格納するROM8と補
助記憶用のRAM9と制御データ、例えばカードの加工
順序やそれぞれのカードの枚数等を入力する制御データ
入力部10とから構成される。このように構成すること
により、カード処理制御部30′によるカード収納シス
テムとカード加工システムとの統一された制御が可能に
なり、更に、処理時間を短縮し人為的ミスを防ぎ、且つ
カードの包括的処理ができる。
尚、本実施例では詳細に説明しなかったが、例えば格納
ポケツトのカードが無くなつた場合等は、各ポケツトの
表示ランプを設けて示せばよい。更に、フル・ランプを
設けてもよい。
又、第1実施例と第2実施例とを組み合わせたシステム
も考えられ、例えば横方向にポケツトがたくさん並んだ
システムの場合は、縦方向はラツクの回転、横方向はカ
ード取り出し部の水平移動で行う等の事が考えられる。
[発明の効果] 本発明により、ミスなく短時間でカードをピツキング
し、加工順に並べて搬出する省力化されたカード収納シ
ステムを提出できる。
又、搬出カードのチエツクをイメージにより行い、エン
コードの必要の無いカード収納システムを提出できる。
更に、在庫管理や使用明細等を自動的に行うカード収納
システムを提出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のカード収納システムの構成を示すブ
ロツク図、 第2図は第1実施例のカード収納システムの外観図、 第3図は具体的な第1実施例のカード収納システムの構
成図、 第4図(a)は第1実施例のカード搬出の動作を示すフ
ローチヤート、 第4図(b)は本実施例の在庫管理の動作を示すフロー
チヤート、 第5図はカード取出し部の移動のフローチヤート、 第6図はカード判別処理のフローチヤート、 第7図はカード取出し部の移動の機構例を示す図、 第8図(a),(b)はY方向のカード搬送の機構例を
示す図、 第9図(a),(b)Y方向からX方向への搬送の変更
の機構例を示す図、 第10図(a),(b)はカード収納部へのカードの収
納の機構例を示す図、 第11図はカード収納システムとカード加工システムと
を一体化させたカード処理システムの構成を示すブロツ
ク図、 第12図は第11図のカード処理システムの外観図、 第13図は第2実施例のカード収納システムの外観図、 第14図は具体的な第2実施例のカード収納システムの
構成図、 第15図(a)は第2実施例のカード搬出の動作を示す
フローチヤート、 第15図(b)はカード格納部の移動の手順を示すフロ
ーチヤート、 第15図(c)はカード取り出しの手順を示すフローチ
ヤート、 第16図は第2実施例のカード格納部の構成を示す図、 第17図(a),(b)は第2実施例のカード取り出し
部の構成を示す図、 第18図(a),(b)は第2実施例のカード搬送部の
構成を示す図である。 図中、1……カード格納部、1a……ポケツト、2……
カード取出し部、3……カード搬送部、3a……Y方向
搬送部、3b……X方向搬送部、4……カード判別部、
5……カード収納部、6……インタフエース部、7……
CPU、8……ROM、9……RAM、10……データ
入力部、20……カード搬出部、30……カード搬出制
御部、30′……カード処理制御部、40……パソコ
ン、50……本体制御部、51……CPU、52……R
OM、53……RAM、54,55……RS232CI
F、56……メカ制御部、57……MCRIF、60…
…イメージ判定部、61……CPU、62……ROM、
63……RAM、64……CCD部、65……CCD制
御部、66……FS232CIF、200……カード加
工部、201……カード格納部、240a〜f……ラツ
ク、241……ポケツトである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】種類別にカードを格納するカード格納手段
    と、カード加工の順序と枚数とに対応して、前記カード
    格納手段からカードを搬出するカード搬出手段と、該カ
    ード搬出手段により搬出されたカードが所定のカードで
    あるか否かを判別するカード判別手段とを備えることを
    特徴とするカード収納システム。
  2. 【請求項2】カード判別手段は、カードイメージのマツ
    チングを行うイメージマツチング手段を備えることを特
    徴とする請求項第1項記載のカード収納システム。
JP23896288A 1988-01-28 1988-09-26 カード収納システム Expired - Lifetime JPH0639285B2 (ja)

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EP89402170A EP0361989B2 (en) 1988-09-26 1989-07-28 Card trunk system
DE68925257T DE68925257T2 (de) 1988-09-26 1989-07-28 Kartenschranksystem

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