JPH0361128A - ウオークイン機構を備えた二段折れリクライナー - Google Patents

ウオークイン機構を備えた二段折れリクライナー

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JPH0361128A
JPH0361128A JP19560789A JP19560789A JPH0361128A JP H0361128 A JPH0361128 A JP H0361128A JP 19560789 A JP19560789 A JP 19560789A JP 19560789 A JP19560789 A JP 19560789A JP H0361128 A JPH0361128 A JP H0361128A
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walk
shaft
seat
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Isao Ikegaya
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    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/22Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
    • B60N2/235Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms
    • B60N2/2356Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with internal pawls
    • B60N2/2358Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with internal pawls and provided with memory locks

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、自動車等における座席のシートバックを略
水平位置に前倒れさせてテーブル化わりに用いることが
できる二段折れリクライナーに、該リクライナーを前倒
れ動作と同時に座席が前方へ移動させるためのウオーク
イン機構を併設し、かつ、そのウオークイン動作を足踏
みペダルでも操作できるようにしたものである。
[従来の技術] 近時、車両の高級化や多様性に伴い、例えば、所謂ワン
ボックスカー内に設置された前、中、後部座席のうち、
とりわけ、中部座席をテーブル代わりに用いることがで
きるとともに、後部座席の着座者が乗降に際して便利な
ウオークイン機構を設けて中部座席を前方へ移動させる
ようにしたものが知られている(例えば、特開昭62−
29440号公報参照)。これは、リクライナーのシー
トパックを通常の着座状態よりも前方へ傾斜させ、かつ
、操作レバーを押すと、ノートパックを支持するアッパ
ーアームとロアーアームを連結するロックレバ−(キャ
ッチレバー)が回動して両者の係合を解除し、アッパー
アームをその軸着部を中心として回動自在な状態とする
ので、アッパーアームを水平状態に回動させてシートパ
ックの裏面をテーブル面として使用できるようにし、か
つ、シートスライド装置に載設した中部座席において、
リクライナーの後部にグリップを引き出し可能に取付け
、そのグリップをリクライナーのロック機構に連結し、
かつ、シートパックを前倒ししたとき作動するウオーク
インレバーにワイヤの一端部を連結し、そのワイヤの他
端部をシートスライド装置のロック機構と連結して構成
されているもので、後部座席の着座者が車両から降りる
際、グリップを引くとリクライナーのロック機構を解除
でき、シートパッククが前側に倒れる。そしてウオーク
インレバーが作動してシートスライドのロック装置を解
除し、シートスライド装置のばねで前方へ常に摺動付勢
されている中部座席がンートスライト装置に沿って前方
へ所定の距離移動するようにしたものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、」二足従来のウオークイン機構を備えた
りクライナーによれば、ウオークインレバーを回動させ
るアシストレバーは、スプリングのノjで押さえられて
いるため、スライドロックレバ−より強いものにしなけ
ればならないから、もしそうすれば、全体が大形化する
慣れがある。
また、ロックレバ−の上にウオークインレバーを設定す
るため、厚みが増大する惧れがある。
そこで、この発明は」二足事情に鑑みて、二段折れリク
ライナーとウオークイン機構をコンパクトに組み合わせ
ることを目的としてなされた。
[課題を解決するための手段] この発明は上記課題を解決するため、シートスライド装
置に載設されたシートクッションにベースプレートを固
定し、該ベースプレートに回動可能に軸支されたロアー
アームが歯部を介して操作レバーによりツース部材と係
脱可能、かつ、ロアーアームに回動可能に軸支されたア
ッパーアームカ操作レバーにより回動するキャッチレバ
ーを介してロアーアームと係脱可能に構成し、ロアーア
ームを前側へ所定の角度で傾斜させ、かつ、操作レバー
を下方へ押し下げるとアッパーアームが略水平位に回動
可能な二段折れリクライナーにおいて、前記操作レバー
に足踏みペダルを一体形成して前記ロアーアームと同軸
で回動可能に軸支するとともに、該操作レバーに連動す
る第1レバーを介して前記キャッチレバーを回動可能に
ロアーアームに軸支する一方、ロアーアームの前傾動作
に連動して回動するウオークインレバーをロアーアーム
と同軸で回動可能に軸支するとともに、ロアーアームの
前傾動作に連動して該ウオークインレバーを回転させる
第2レバーを設け、かつ、該ウオークインレバーとウオ
ークイン機構を連結してなるウオークイン機構を備えた
二段折れリクライナーを構成した。
[作用] この発明の上記構成によれば、リクライナーとして使用
するときは、操作レバーを回゛動操作してツース部材を
回動させると、ツース部材とロアーアームの歯部の係合
が解かれ、ロアーアームは回動可能になり、そこで、所
望の角度でシートパックを傾斜させた後、操作レバーを
離すと、再びツース部材とロアーアームの歯部が噛合し
てその傾斜角度を保持する。
また、後席乗員が降車するときは、足踏みペダルを踏む
と、前記同様にツース部材とロアーアームの噛合を解除
し、ロアーアームはそれを回動付勢するゼンマイばねの
力で前側へ傾斜し所定の角度で停止するとともに、第1
レバーによりウオークインレバーが回動してワイヤを所
定の長さ引き、座席をスライドレールに沿って前側へ移
動させる。
この状態からさらにテーブルとして利用するとき(ま、
操作レバーを押し下げると、第2レバーがキャッチレバ
ー回動させ、アッパーアームとの係合を解除し、したが
って、アッパーアームは回動可能な状態になるので、ア
ッパーアームを前側へ回動させて略水平位置にすれば、
テーブル化できる。
さらに、このようにテーブル化した状態から元の状態に
戻すには、アッパーアームを水平位置から後傾状態へ回
動させると、アッパーアームがキャッチレバーに係合し
てアッパーアームとロアーアームを一体化し、かつ、第
1レバーがウオークインレバーを再び回動させてウオー
クイン機構のロックを自動的に解除し、よって座席を後
方へ移動させることができ、そこで所定の位置まで移動
させ、ンートバックを着座できる状態に後傾させれば、
ウオークインレバーが元の状態に戻り、座席は固定する
[実施例] 次に、この発明の第1実施例を第1図から第5図に基づ
き説明する。第1図および第2図において、1はヘース
プレートで、座席のノートクッノヨンAに固定される。
2はロアーアームで、ベースプレート1に突設した軸3
に回動可能に軸支され、かつ、ベースプレートlに軸3
を中心とする所定半径の円周上に開設された弧状長孔4
に係合するピン5を介して所定の角度で回動規制されて
いる。
6はゼンマイばねで、軸3とベースプレート1に突設し
たピン5との間に弾装され、ロアーアーム2を常時反時
計方向へ回動何処している。8はンートバックBに固定
するアッパーアームで、ロアーアーム2に軸9を介して
回動可能に軸支され、下端部にロックピン10を突設し
である。11はキャッチレバーで、ロアーアーム、2に
軸12を介して回動可能に軸支され、アッパーアーム8
との間にスプリング13が弾装されて時計方向の回動付
勢がなされ、ア・ソバ−アーム8のロックピンIOと係
脱する係合部14が形成されるとともに、一体に延設し
たレバ一部15を有する。16は第2レバーとしてのオ
フレバーで、ロアーアーム2に軸17を介して回動可能
に軸支され、ロックピンlOに当接するカーブ状のガイ
ド部18と、ピン5の係合部を形成するレバ一部19.
19aを形成し、ばね20で反時計方向へ回動付勢され
ている。21はウオークインレバーで、軸3に回動可能
に軸支され、」一端部に前記レバ一部19と当接するレ
バ一部22が形成され、下端部にワイヤ23が連結され
ている。ワイヤ23は止金24でベースプレートlに係
止されたチューブ25に収納されてウオークイン機構C
に延伸している。26は操作レバーで、軸3に回動可能
に軸支され、端部にノブ27を取り付けるレバ一部28
が形成され、他端部に足踏ペダル29がそれぞれ一体形
成されている。30はリターンばねで、操作レバー26
とホルダープレート31との間に弾装され、操作レバー
26を図示反時計方向へ回動付勢している。32はツー
ス部材で、ベースプレー1・1とホルダープレート31
との間において軸33で回動可能に軸支され、ロアーア
ーム2の下端部に軸3を中心として所定半径の円周」−
に形成された歯部34と噛合する歯部35を備えている
。36はピンで、後述の揺動レバー43の一端部に突設
され、ホルダープレート31に開設した弧状長孔38を
貫通し、かつ、操作レバー26に穿設した長孔37に係
合している。39はカムで、軸40を介して回動可能に
ベースプレート1に軸支され、ツース部材32の凹部4
1に係合する一端部42が形成されている。43は揺動
レバーで、カム3つとエンボス部44を介して一体に連
結されたクランク形をし、軸40を介してカム39と一
体で回動可能であり、操作レバー26の長孔37に係合
するピン36が一端部突設されている。45は第1レバ
ーとしてのリンクレバーで、一端部が軸46を介して揺
動レバー43に連結され、他端部にはキャッチレバー1
1のレバ一部15と当接可能なピン47が突設されてい
る。48はリンクで、一端部がリンクレバー45に、他
端部がホルダープレート3Iにそれぞれ回動可能に軸支
されている。
なお、ロアーアーム2にCユキャッチレバー11の軸1
2をストッパーとして固定したダンパーハウジング50
が固定され、そのダンパーハウジング50にゴムなどの
弾性体からなるダンパー51が収納され、そのダンパー
51はアッパーアーム8の側面に圧接可能になっている
。そして、キャッチレバー11の軸12とロックピンI
Oの各中心を結ぶ線aと、ロックピン10とアッパーア
ーム2の軸9とを結ぶ線すとが交叉する角度は90度以
下として、キャッチレバー11の開く方向がロックピン
10の逃げる方向と同じにしである。
そして、ウオークイン機構Cは、第3図に示した上うに
、車両の床面に固定されるスライドレール52と、その
スライドレール52の可動側に固定されたブラケット5
3と、そのブラケット53に、ばね54で付勢してスラ
イドレール52の固定側底面に一定間隔で穿設したロッ
ク溝55に進退可能に設けたロックレバ−56とからな
り、そのロックレバ−56に前記ワイヤ23の他端部を
ブラケット57を介して連結したものである。58は解
除レバーである。
」二部第1実施例の作用につき説明すると、リフ1 ライニング操作は、第1図において、操作レバー26を
図示−上方へ所定の角度で」二限26aまで時計方向へ
回動させると、ピン36が揺動レバー43をその軸40
を中心として反時計方向へ回動させ、その揺動レバー4
3と一体で回動するカム39の一端部42がツース部+
132の凹部41に係合してツース部祠32をその軸3
3を中心として時計方向へ回動させ、よって歯部35,
34の噛合を解くから、ロアーアーム2は軸3を中心と
して回動可能な状態となり、ロアーアーム2を回動付勢
するゼンマイばね6の力でnIJ側へ倒れるようになっ
ているが、着座者がシートバック■3に背を当ててその
荷重がアッパーアーム8に掛かっているので、ロアーア
ーム2は前側へ倒れることはない。そして、そのばね6
の力に抗してアッパーアーム8を後方へ所望の角度で倒
し、操作レバー26を離して元の状態に戻すと、操作レ
バー26はばね30の力で反時計方向へ回動してピン3
6が揺動レバー43を時計方向へ回動させ、よってカム
39が時計方向へ回動してその一端部42がツ2 −ス部材32の凹部41から脱出し、これによりツース
部考A32が反時計方向へ回動してその歯部35がロア
ーアーム8の歯部34と噛合し、その設定した所望の傾
斜角度が維持される。このようにして、リクライニング
綱部は、着座に適する所定の傾斜角度I)から、後方へ
略水平の位置(フルフラット)Qまでの間で自由に設定
できる。
次に、後席乗員が降車するときは、第4図に示したよう
に、操作レバー26を上方へ回動させるか、操作レバー
26と一体の足踏みペダル29を後部座席の着座者が踏
み込むと、操作レバー26は、軸3を中心として時計方
向へ回動し、前記リクライニング操作と同様にして歯部
35,34の係合が解除され、ロアーアーム2は軸3を
中心として回動可能な状態となり、ゼンマイばね6の力
でロアーアーム2が前側へ傾斜し、ピン5が長孔4の左
端部に移動してロアーアーム2の傾動は停止する。そし
て、ロアーアーム2の前倒れ動作に連動してキャッチレ
バーIXのレバ一部X5がリンクレバー45のピン47
に当接し、キャッチレバーIIを軸12を中心として反
時計方向へわずかに回動させ、よって、係合部14とロ
ックピンlOとの係合が不完全ロック状態になる。また
、ロアーアーム2が前側へ傾斜すると、オフレバー16
のレバ一部I9がウオークインレバー21のレバ一部2
2に当接してそれを軸3を中心として反時計方向へ回動
させ、よってワイヤ23が所定の長さ引かれてウオーク
イン機構Cのロックが解除され、座席がスライドレール
に沿って前方へ移動する。
一方、この状態からシートバックBを前倒しし、かつ、
略水平位置にしてテーブルを形成する場合には、リンク
レバー45は、キャッチレバーIIのレバ一部15によ
り押され下方に移動させられた状態で停止しており、こ
れににり操作レバー26は上限26aに位置する。そこ
で、第5図に示したように、操作レバー26を中間位置
26bまで押し下げると、操作レバー26が軸3を中心
として所定の角度反時計方向へ回動し、揺動レバー43
が軸40を中心として時計方向へ回動してすンクレバー
45が」一方へ移動し、その−に端部にあるピン47が
キャッチレバー11のレバ一部15を押し、キャッチレ
バー11は軸I2を中心として反時計方向へ回動するか
ら、その係合部I4と不完全ロック状態にあるロックピ
ン10が外れ、アッパーアーム8は軸9を中心として回
動可能な状態になる。すなわち、ロアーアーム2の前倒
れ動作と連動してキャッチレバー11は、前記のように
、予めわずかに回動し、かつ、線a、bの交叉角度が9
0度以下であるので、ロックピンIOが係合部14から
逃げ易くなっているため、アッパーアーム8をダンパー
51に圧接させるノ〕が掛かったキャッチレバー11を
、操作レバー26で操作するのに必要な力は軽くて済む
。そこで、シートバックBを前方へ押し倒すと、アッパ
ーアーム8は軸9を中心として反時計方向へ回動し、ス
プリングI3を係止するピン13aがロアーアーム8の
凹部2aに係合し、かつ、そのスプリング13の力と相
まって前方へ略水平の位置(テーブル)Rを保持する。
5 そして、アッパーアーム8が上記のように回動すると、
第5図に示したように、ウオークインレ/<−21のレ
バ一部22を押しているオフレバーI6のガイド部18
からロックピン10が逃げるため、ばね20により軸1
7を中心として反時計方向へレバ一部19 aがピン5
に当たるまで回動し、レバ一部19がレバ一部22から
離れるので、ウオークインレバー21はワイヤ23を引
くばね54の力で軸3を中心として時計方向へ回動し、
よってウオークイン機構Cか再びロックされ、スライド
レール52.52にlQって前方へ移動した座席は固定
され、テーブル化したりクライナーがガタつくことなく
安定して保持される。
そして、上記のようにテーブル化したりクライナーを座
席化するためには、前記第5図の状態において、略水平
位置Rにあるアッパーアーム8をその軸9を中心として
時計方向へ回動させると、ロックピン10がオフレバー
I6のガイド部18に当接してオフレバー16をその軸
17を中心として時計方向へ回動させ、そのレバ一部I
9が再びウオークインレバー2Iのレバ一部22を押し
てウオークインレバー21を軸3を中心として反時計方
向へ回動させ、ワイヤ23を再び引いてウオークイン機
構Cのロックを解除するとともに、キャッチレバー11
の係合部14にロックピンlOが係合し、かつ、アッパ
ーアーム8の側部がダンパー51に当接するとともに、
ピン13aが凹部2aから移動してアッパーアーム8と
ロアーアーム2とは一体的に連結される。そこで、座席
をスライドレール52,52に沿って後方へ移動させる
とともに、シートバックBをゼンマイばね6の力に抗し
て所望の角度で後方へ押し倒すと、前述のリクライニン
グ操作と同様にしてツース部材32とロアーアーム2の
歯部35,34が噛合し、Pの位置でシートバックBの
傾斜角度が保持されるのである。
次に、この発明の第2実施例を第6図から第8図に基づ
き説明する。第6図および第7図において、101はベ
ースプレートで座席のシートクソンタンAに固定される
。+02はロアーアームで、ベースプレート101に突
設した軸+03に回動可能に軸支され、かつ、ベースプ
レート101に軸103を中心とする所定半径の円周」
―に開設された弧状長孔104に係合するピン105を
介して所定の角度で回動規制されている。106はゼン
マイばねで、軸103とベースプレート101に突設し
たピン105との間に弾装され、ロアーアーム102を
常時反時計方向へ回動イ」勢している。108はシート
バックBに固定するアッパーアームで、ロアーアーム1
02に軸109を介して回動可能に軸支され、下端部に
ロックピン110を突設しである。IIIはキャッチレ
バーで、ロアーアーム102に軸+12を介して回動可
能に軸支され、軸109との間にスプリング113か弾
装されて時計方向の回動付勢がなされ、アッパーアーム
+08のロックピン+10と係脱する係合部114が形
成されるとともに、一体に延設したレバ一部115を有
する。レバ一部+15にはピン116が突設され、この
ピン1lGiJロアーアーム102に軸+12を中心と
して穿設された円弧状の長孔117に係合し、ロアーア
ーム102が前倒れしたときベースプレート101にエ
ンボス加工されたストッパー118と当接できる。
119は第2レバーとしてのプレートレバーで、アッパ
ーアーム+08のロックピン+10と同軸で、所定の角
度を以て所定長さで連結されている。
120はストッパーで、アッパーアーム108に突設さ
れ、アッパーアーム108が前倒れした場合にロアーア
ーム+02の側部に当接できる。121はウオークイン
レバーで、軸103に回動可能に軸支され、上端部に前
記プレートレバー119と当接するレバ一部122が形
成され、下端部にワイヤ123が連結されている。ワイ
ヤ123は止金+24でベースプレート101に係止さ
れたチューブ+25に収納されてウオークイン機構Cに
延伸している。126は操作レバーで、軸3に回動可能
に軸支され、一端部にノブ127を取り付けるレバ一部
128が形成され、他端部に足踏ペダル+29がそれぞ
れ一体形成されている。
+30はリターンばねて、操作レバー126とホルダー
プレート131との間に弾装され、操作レバー126を
図示反時計方向へ回動付勢している。
132はツース部材で、ベースプレート+01とホルダ
ープレート131との間1こおいて軸133て回動可能
に軸支され、ロアーア−1\102の下端部に軸103
を中心として所定半径の円周」−に形成された歯部13
4と噛合する歯部135を備えている。136はピンで
、後述のザブレバー143の一端部に突設され、ホルダ
ープレート131に開設した弧状長孔138を貫通し、
かつ、操作レバー126に穿設した長孔137に係合し
ている。139はカムで、軸140を介して回動可能に
ベースプレート101に軸支され、ツース部材132の
凹部141に係合する一端部+42が形成されている。
143はザブ1ツバ−で、カムI39とエンボス部14
4を介して一体に連結されたクランク形をし、軸140
を介してカム+39と一体で回動可能であり、前記ピン
136が一端部に突設されている。146は第1レバー
としての揺動レバーで、一端部がツース部材132と同
軸で回動可能に軸支され、他端部にはキャッチレバー1
1.1のピン116と当接可能な形状に形成されている
。148は長孔で、揺動レバー146に穿設され、かつ
、操作レバー112に突設した突起部149を係合して
連動可能である。
なお、ロアーアーム+02にはキャッチレバーI11の
軸+12をストッパーとして固定したダンパーハウジン
グ150が固定され、そのダンパーハウジング150に
ゴムなどの弾性体からなるダンパー151が収納され、
そのダンパー15Iはアッパーアーム108のロゾクピ
ン110に圧接可能になっている。
そして、ウオークイン機構Cは、前記第1実施例の第3
図に示した構成と同じである。
上記第2実施例の作用につき説明すると、リクライニン
グ操作は、第6図中、操作レバー+26を図示上方へ所
定の角度で上限126aまで時計方向へ回動させると、
ピン+36がサブレバーI43をその軸140を中心と
して反時計方向へ回動させ、そのサブレバー143と一
体で回動するカム139の一端部142がツース部44
132の凹部141に係合してツース部+A’ + 3
2をその軸133を中心として時計方向へ同動させ、よ
って歯部135,134の噛合を解くから、ロアーアー
ム+02は軸+03を中心として回動可能な状態となり
、ロアーアーム+02を回動イ;]勢するゼンマイばね
106の力で前側へ倒れるようになっているが、着座者
がシートバックBに背を当ててその荷重がアッパーアー
ム10Hに掛かっているので、ロアーアーム2は前側へ
倒れること(よない。
そして、そのばね106の力に抗してアッパーアーム+
08を後方へ所望の角度で倒し、操作レバー126を離
して元の状態に戻すと、操作レバー+26はばね130
の力で反「j3]方向へ回動してピン136がサブレバ
ー143を時計方向へ回動させ、よって力fx + 3
9かII;’i計力方向回動してその一端部142がツ
ース部材132の凹部14+から脱出し、これによりツ
ース部材+32が反時計方向へ回動してその歯部135
がロアーアーム102の歯部134と噛合し、その設定
した所望の傾斜f(1度が維持される。このようにして
、リクライニング綱部は、着座に適する所定の傾斜角度
Pから、後方へ略水平の位置(フルフラット)Qまでの
間で自由に設定できる。
次に、後席乗員が降車するときは、第8図に実線で示し
たように、操作レバー126を上方へ回動させるか、操
作レバー126と一体の足踏みペダル+29を後部座席
の着座者が踏み込むと、操作レバー126は、軸103
を中心として時計方向へ回動し、前記リクライニング操
作と同様にして歯部135.134の係合が解除され、
ロアーアーム102は軸103を中心として回動可能な
状態となり、ゼンマイばね106の力でロアーアーム2
が前倒れし、ピン105が長孔104の左端部に移動し
てロアーアーム102の傾動は停止する。ロアーアーム
+02が前倒れすると、プレートレバー119がウオー
クインレバー+21のレバ一部+22に当接してそれを
軸103を中心として反時計方向へ回動させ、よってワ
イヤ123が所定の長さ引かれてウオークイン機構Cの
ロッ3 りが解除され、座席がスライドレール52に沿って前方
へ移動する。
一方、この状態からシートバックBを前倒しし、かつ、
略水平位置にしてテーブルを形成する場合には、揺動レ
バー146はキャッチレバーII+のピン+16に押さ
れ反時計方向へ回動したままの状態となり、これにより
、操作レバー+261J:」二限126aに位置し、ま
た、キャッチレバー111のピン116がストッパー1
18に当接してキャッチレバーIIIを反時計方向へ若
干同動させ、ロックピン110との係合をハーフロック
状態としている。そこで、第8図に仮想線で示したよう
に、操作レバー126を中間位置+26bまで押し下げ
ると、操作レバー126が軸103を中心として所定の
角度反時計方向へ回動すると同時に、揺動レバー146
が時計方向へ回動し、キャッチレバーI11のピン+1
6を押し、キ4トソヂレバ−111は軸!12を中心と
して反時計方向へ回動する。そこで、係合部114から
ロックビン110が完全に外れ、アッパーアームl08
(ま4 軸109を中心として回動可能な状態Zこなる。したが
って、シートバックBを前方へ押し倒すと、アッパーア
ーム108は軸+09を中心として反時計方向へ回動し
、ストッパー120がロアーアーム+02の側面に当接
して停止するとともに、スプリング+13の力で11q
方へ略水平の位置(テーブル)Rを保持する。
そして、アッパーアーム108が上記のように回動する
と、第8図に仮想線で示した上うに、プレートレ/(−
119とウオークインレバー12+のレバ一部122と
の係合が解かれるので、ウオークインレバー12+はワ
イヤ123を引くばね58の力て袖103を中心として
時計方向へ回動し、よってウオークイン機構Cが再びロ
ックされ、スライドレール52に沿って前方へ移動した
座席は固定され、テーブル化したりクライナーがガタつ
くことなく安定して保持される。
そして、上記のようにテーブル化したりクライナーを座
席化するためには、前記第8図に仮想線図示の状態にお
いて、略水平位置Rにあ゛るアッパーアーム108をそ
のlimb I O9を中心として時計方向へ回動させ
ると、ロックビン+10がキャッチレ/<−Illの係
合部114に係合してアッパーアーム108とロアーア
ーム+02が一体化する。ついで、ロアーア−1、+ 
02を軸103を中心として時計方向へ回動させると、
プレートレバー119がウオークインレバー+21のレ
バ一部122を反時計方向へ回動させ、ウオークイン機
構Cのロックを解除する。したがって、シートバックB
は起立した状態で座席は後方へ移動させることができる
。そこで、座席をスライドレール52に沿って後方へ移
動さU−るとともに、ンートバックBをゼンマイばね!
06の力に抗して所望の角度で後方へ押し倒すと、第6
図に示し、かつ、前述のリクライニング操作と同様にし
てツース部飼132とロアーアーム+02の歯部135
 134が噛合し、Pの位置でシートバックBの傾斜角
度が保持される。
[発明の効果] 以上記載したこの発明によれば、ノートバックを略水平
状態に1111倒ししてテーブルとして利用てきるリク
ライナーと、該リクライナーに連動して座席をシートス
ライド装置に沿って移動させるウオークイン機構とを組
み合わせ、しかも、テーブルにした状態で座席か再びン
ートスライド装置と確実にロックされて固定できろよう
にしたので、車両走行中であってもテーブルがガタつく
ことなく安定して保持できるのは勿論のこと、操作レバ
ーと足踏みペダルを一体形成するとともに、その回転中
心をロアーアームの回転中心と同軸で構成したので、足
踏みペダルを付加するりクライナーの構成が簡略化し、
かつ、操作レバーの回転中心が従来例と比べ、後方寄り
になるのでノブの位置までの長さを大きくでき、カムの
回転より少ない操作で済むため、操作力の上で有利とな
る。また、キャッチレバーの回転中心をロアーアームの
回転中心とは別にしたのて、キャッチレバーの設計白山
度が拡大される、等の効果を奏する。
4 図面の簡!l′l、な説明 第1図(」この発明の第1大鉋例を示4′正面IXI、
第2図は右側面図、第3図(jウオークイン機構の斜視
図、第4図及び第5図はテーブル化する(’+用説明図
、第6図はこの発明の第2実施例を示A−τ「′面図、
第7図はその右側面図、第8図(まテーブル化する作用
説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シートスライド装置に載設されたシートクッショ
    ンにベースプレートを固定し、該ベースプレートに回動
    可能に軸支されたロアーアームが歯部を介して操作レバ
    ーによりツース部材と係脱可能、かつ、ロアーアームに
    回動可能に軸支されたアッパーアームが操作レバーによ
    り回動するキヤッチレバーを介してロアーアームと係脱
    可能に構成し、ロアーアームを前側へ所定の角度で傾斜
    させ、かつ、操作レバーを下方へ押し下げるとアッパー
    アームが略水平位に回動可能な二段折れリクライナーに
    おいて、前記操作レバーに足踏みペダルを一体形成して
    前記ロアーアームと同軸で回動可能に軸支するとともに
    、該操作レバーに連動する第1レバーを介して前記キヤ
    ッチレバーを回動可能にロアーアームに軸支する一方、
    ロアーアームの前傾動作に連動して回動するウオークイ
    ンレバーをロアーアームと同軸で回動可能に軸支すると
    ともに、ロアーアームの前傾動作に連動して該ウオーク
    インレバーを回転させる第2レバーを設け、かつ、該ウ
    オークインレバーとウオークイン機構を連結したことを
    特徴とするウオークイン機構を備えた二段折れリクライ
    ナー。
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