JPH0361052A - サーマルヘッドおよび熱記録装置 - Google Patents

サーマルヘッドおよび熱記録装置

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JPH0361052A
JPH0361052A JP1195686A JP19568689A JPH0361052A JP H0361052 A JPH0361052 A JP H0361052A JP 1195686 A JP1195686 A JP 1195686A JP 19568689 A JP19568689 A JP 19568689A JP H0361052 A JPH0361052 A JP H0361052A
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angle
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degrees
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井上 信浩
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば感、%記録装置に適用されるサーマル
ヘッドに関し、特に中間調画像の記録を行うのに適した
ものに関する。
(従来の技術) 第34図はvL来の一般的なサーマルヘッドの]画素分
を示す平面図である。同図において341は発熱抵抗体
であり、長方形をなしている。
この長方形の発熱抵抗体の一片および当該−片の対辺に
は、一対のリード電極342,343が接続されている
。そして、同図に示す構成のものが、例えばセラミック
スまたはアルミナなどからなる絶縁基板上に一次元的あ
るいは二次元的に複数配列されてサーマルヘッドか形成
されている。かくして上記一対のリード電極342,3
43に電圧を印加することによって発熱抵抗体34]が
発熱する。
ところで近頃、感卦記録装置なとて写真のように階調を
何した画像(山間誠両像)を記録する機会が多くなって
いる。
ところが前述した構成のサーマルヘッドでは、画点毎で
階調を変化させることができず、従って中間調画像の記
録を直接行うことは出来ない。そこで、前述したサーマ
ルヘッドて中間調記録を行う場合には、例えばデイサ広
′:5を用いて擬似的に中間調を表現している。しかし
、この擬似中間調表現方法はピクセル当りの画点分布を
上人することで擬似的に階調、を得る方法であり、例え
ばデイザ法ではn階調を得るためにn個の画点を必要と
し、解像度が低ドしてしまう。
そこで近年、1画点ごとに中間調記録を行うことができ
るサーマルヘッドか盛んに開発されている。第35図は
このようなサーマルヘッドの構成を示す平面図である。
これらの第35図に示される各サーマルヘッドは、いず
れも発熱抵抗体351.352,353,354の一部
分の幅を狭くしである。これにより、発熱抵抗体351
〜354中の幅が狭められた部分においては電流(エネ
ルギー)が集中することになり、発熱抵抗体351〜3
54中のエネルギー分布が局部的となる。そして、エネ
ルギーが集中する局部(以下、集中加熱部と称する)に
おいて発熱抵抗体35・1〜354が発熱する。なお、
第35図示の各サーマルヘッドにおいては、351a、
352’a。
353a、354aでそれぞれ示される部分が集中加熱
部である。
このようなサーマルヘッドては、比較的低い電圧を発熱
抵抗体351〜354に印加した場合には集中加熱部か
らの発熱によってのみ記録が行われる。そして、発熱抵
抗体351〜354への印加電比を上昇させるにつれて
、集中加熱部の周辺からも発熱するようになり、画点の
サイズが大きくなる。かくして、発熱抵抗体351〜3
54に印加する電圧を変化させることにより画点のサイ
ズを変化させることができ、画点毎で階調を変化させる
ことができる。
ところが、以上のような第35図示のサーマルヘッドは
、発熱抵抗体351〜354がいずれも複雑な形状をし
ており、製造に手間がかかる上、同一特性を得ることが
難しい。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように従来のサーマルヘッドでは、発熱抵抗体の
一部の幅を狭く設定することによって集中加熱部を形成
しているため、製造に手間がかかったり、同一特性を得
ることが難しいといった不具合があった。
本発明はこのような事情を4慮してなされたちのであり
、その目的とするところは、簡易な構造でありながら局
部的な発熱を生じさせることかでき、かつ良好な中間調
記録を行うことができるサーマルヘッドを堤供すること
にある。
[発明の構成コ (課題を角q決するための手段) 本発明は、第1囚に示すように発熱抵抗体1を、第1の
辺1aとこの第1の辺1aと交わる第2の辺1bとの長
さの比が1以下であり、かっ上記第1の辺1aと上記第
2の辺1bとがなす鋭角の角度θが45度以下である平
行四辺形状とし、この発熱抵抗体1の第1の辺1aと、
この第1の辺1aの対辺である第3の辺1cとにそれぞ
れリード電極2,3を接続した。
(作 用) このような手段を講じたことにより、リード電極2.3
に電圧を印加した欣の発熱抵抗体1巾での電流経路に注
目すると、例えば第1図に示すよう□に点A−C問およ
び点B−D間の距離2に比べて点A−D間の距離のほう
が短い。従って、点A−D間の抵抗値のほうが低く、多
くの電流が流れ、電流が発熱抵抗体1の中央部に集中す
ることになる。
また、第1の辺1aとこの第1の辺1aと交わる第2の
辺1bとの長さの比を1以下、かつ上記第1の辺1aと
上記第2の辺1bとがなす鋭角の角度θを45度以ドと
しであるため、発熱抵抗体1の中央部への電流の集中が
大きい。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例に係るサーマル
ヘッドに付き説明する。
第2図は本サーマルヘッドの構成を示す平面図である。
10は例えばセラミックスまたはアルミナからなる絶縁
基板である。この絶縁基板10上には、平行四辺形状を
なした複数の発熱抵抗体1が所定の間隔て平行に一次元
配列されている。さらに絶縁裁板10上には、各発熱抵
抗体1の両端部に接続した状態で複数のリード電極2,
3が一次元配列されている。なお、複数のリード電極2
と・うしはともに接続されており、J(通車極となって
いる。
このようなサーマルヘッドであると、リード′屯極2,
3に′電圧を印加した際に、発熱抵抗体1中の電流分車
は第3図に示すものとなる。なお、同図において、黒点
は測定j::’、、R1の向きはそのalす疋点におけ
る電流の向き、線の長さはその測疋点での電流の大きさ
をそれぞれ示している。
以下、発熱抵抗体1中の電流分布か拓3図示のようにな
ることを説明する。なお、発熱抵抗体1の抵抗値は、発
熱により変化しないと仮定する。
また、発熱抵抗体は例えば薄膜であり、着下の厚みを有
しているが、微少であるために光熱抵抗体1の厘みを無
視して二次元とみなす。
まず、上記仮定に基づくと、発熱抵抗体1内の電流分布
は定常電流場となる。定常電流場は磁束密度j(Bx、
By)か変化しないから、マクスウェルのh″程式り、 となる。また電rJ保/jの法則より、電流密度1(i
x、iy)は、 div   ノ − O・・・ (2)となる。またオ
ームの法ti11より伝導率σ、電WE(E x、  
E y)とすると、 j=aE            ・・・(3)か成り
立つ。
式(3)を式(2)へ代入すると、 d i v E= 0         −(4)とな
り、式(1)と式(2)からスカラー関数Vが存(Iニ
ジて、 E= −g r a d V        ・(5)
という関係かある。なお、この■は電位である。
そして、式(5)を式(4)へ代入すると、のラプラス
方程式になる。またエネルギー密度enは、 en=  jE=aE2         −(7)と
なる。よって式(6)を解き、式(5)より電界fを求
め、式(7)より発熱エネルギー分布を求めることかで
きる。
次に堝昇要素法を用いて式(6)を数値解Hrする。
ここで境昇ザ素法は、第4図に示すように、閉した系の
境昇を要素に分割し、予め決まっている境W条件を用い
て計算し、全ての要素の解を得る。
そして、系1ノ・1部の状態を木める。
これにより、第3図示の電流分布か得られる。
第3図から分かるように、電流は発熱抵抗体1の中央部
分に向かうに従って大きくなっている。
ここで、発熱抵抗体1内のある点での発熱量は、当該位
置ての電流量の2乗と発熱抵抗体1の抵抗値との債て表
される。すな4〕ち、発熱量は電流の2乗に比例する。
従って、発熱抵抗体1の中心部分において発熱量が大き
い。
ところで、画点の記録を行うには一定量以上の熱量か必
要である。従って、発熱抵抗体1・\の印加電比が小さ
い場合には第3図中に31aで示す範囲の発熱によって
画点が記録される。また印加電圧を11f加するにした
がい 同図に3.1 b 。
31cて示す範囲の発熱で画点か記録される。
し、かして、発熱抵抗体1に印加する電圧を変化させる
ことにより実質的な発貼面積を例えば第3図に31 a
、:31b、  3]、cで示すように可変させること
かでき、画点の大きさを変調することが−Cきる。
ところで、発熱抵抗体1中における電流分布は、発熱抵
抗体]の形状によって5?なり、最適な階調記録を行え
る形状がある。これは、発熱の集中がある程度以上に生
じる形状である。ここで、平行四辺形の形状を表す数値
としては第5図に示すように、−辺]aの長さLaと辺
1aと交わる辺1bの長さLbとの比gおよび、辺]a
と辺1bとがなす角(ここでは鋭角)の角度θとかある
そして上記最適な形状は、 比g (b/a)≦1.角11θ≦45皮である。
以下、発熱抵抗体1の最適な形状か以上のようになるこ
とを説明する。なおここでは、G3ファクシミリ装置に
適用されるサーマルヘッドを例示0 して説明する。
G3ファクシミリ装置では、主走査方向(発熱抵抗体1
の配列方向)の解像度が8ド・ソト/mmと規定されて
いるから、発熱抵抗体1の幅、すなわち長さLaは、 La512511m となり、発熱抵抗体1どうしのギャップを25μm取り
、かつ発熱抵抗体をできるかぎり大きくするとすれば、 La−100μmとなる。
ここで、 ■角度θが30度で、比gが「1」 rl、、 5J、  r2J。
■角度θが45度で、比gが「1」 rl、 5J、  r2J。
■角度0が601臭で、比gが「1」 rl、 5J、  r2J。
■角度θが75度で、比gが「1」 rl、 5J、  r2J。
の12種類の形状について、La−100μm1す1 一ド電極2の電位を24V、リード電極3の電位を0■
とし、第5図に示すように発?A Jlu抗体1の輪郭
を境界として前述した方法により電流分布を求めた結果
を第6図に示す。
ここで、第6図(a)(b)(C)は上述の■のそれぞ
れを、第6図(d)(e)(f)は上述の■のそれぞれ
を、第6図(g)(h)(i)は上述の■のそれぞれを
、第6図(j)(k)i)は上述の■のそれぞれを示し
ている。
また、発熱抵抗体1の水平方向(第5図参照)および対
角線方向(第5図参照)の電界jを求め、それをもとに
前述した式(7)により計算したエネルギー密度enを
伝導率σで割ったen/σを第7図乃至第12図に示す
ここで、第7図および第8図は、比gが「1」の場合の
水平方向および対角線方向、第9図および第10図は、
比gがrl、5Jの場合の水平方向および対角線方向、
第11図および第12図は、比gが「2」の場合の水平
方向および対角線方向をそれぞれ示している。
2 この第6図および、第7図乃至第12図より、角度θお
よび比gはともに小さいほど電流の中央集中が大きくな
ることが分かる。また、第7図乃至第12図において比
gに注目すると、比g=「2」のとき(第11図および
第12図)エネルギー分布はほぼ均一であり、エネルギ
ー集中がほとんど生じていないことが分かる。さらに、
比g= rl、5Jでは若干エネルギー集中が生じ、l
tg=r]Jでは顕著にエネルギー集中が/Lじること
か分かる。また、比g=rIJにおいて角度θに注目す
ると、第7図および第8図から分かるように、角度θが
45度以下のときにエネルギー集中が顕著となる。
これらの結果より、発熱抵抗体2の最適な形状が、比g
≦1.角度θ≦45度であることが推測される。
以上理論的に発熱抵抗体1の最適な形状に付き説明した
が、次に実験データを参照しながら説明する。
まず、サーマルヘッドを実隙に作成する場合、3 実現すべき解像度によって1つの発熱抵抗体の幅(主走
査方向)および高さ(副走査方向)が決まってしまう。
すなわち、例えばG3ファクシミリ装置では高い再現性
を期待して、主走査方向8ドツト/ 111%副走査方
向15.4ドツト/+ni+なる解像度が採用されてい
る。従って、G3ファクシミリ装置に適用されるサーマ
ルヘッドの発熱抵抗体1の高さhは、 h≧1/15.4        ・・・(8)となる
。すなわち、高さhはおよそ65μm以上必要である。
なお、発熱抵抗体1の幅、すなわち長さLaは、前述し
たように100μmである。
このように発熱抵抗体1の幅および高さが規定されると
、角度θによって記録性能が決定されることになる。こ
こで、発熱抵抗体1の幅および高さが規定された場合、
第13図(a)に示すように角度θが比較的大きいと、
熱集中が小さく、その記録特性が第13図(b)に示す
ように立ち上がりが急峻なものとなることが予測される
。また、第14図(a)に示すように角度θが比較的中
程4 度であると、熱集中か顕著となり、その記録特性が第1
4図(b)に示すように立ち上がりか緩やかなものとな
ることが予71111される。さらに、第15図(a)
に示すように角度θが比較的小さいと、発熱抵抗体1か
細長くなってしまうため、熱集中が小さく、その記録特
性が第15[1(b)に示すように立ち上かりが急峻な
ものとなることか予/11りされる。
II間調の記録においては、立ち上かりか緩やかな記録
特性であることか望ましく、従って、発熱抵抗体]の幅
および高さか規定されている場合には、上記予測より、
最適な角度θか存71:、することが予測される。
ところで、記録特性か立ち上がりが緩やかなものとなる
場合、第16図(a)、第17図(a)第18図(a)
にそれぞれ示すように、記録開始エネルギーEpから急
峻に立ち上かる従来の→ノ。
マルヘッド(発熱抵抗体が方形状)の記録特性に比べて
、効率か悪くなるタイプ、間しタイプ、良くなるタイプ
の3つのタイプか考えられる。これ5 らの3つのタイプのそれぞれでは、第16図(b)、釦
17図(b)  第18図(b)にそれぞれ示す等濃度
線か得られることが知られている。
なお、第16図(b)、礼17図(b)筆18図(b)
にそれぞれ示す等濃度線は、第16図(a)、第17図
(a)、第18図(a)にそれぞれ示す記録濃度りを、
記録エネルギーEと角度θとの関係で示した、 D=f (E、  θ)        ・・・(9)
なる式を、 E=g (D、  θ)        ・・・(10
)なる式に変換したちのである。
この第16図(b)、第17図(b)、第18図(b)
にそれぞれ示す等濃度線から、最適な角度Anを読み取
ることかできる。すなわち、最適な角度A nは、等濃
度線の間隔が広いところであり、第16図(b)では曲
線の谷の部分、第17図(b)では曲線の一番膨らんで
いる部分、第18図(b)では曲線の山の部分となる。
そこで、以上の事項に基づいて尖際のサーマル6 ヘッドにおける最適な角度を判定するために、L a 
= 100 am、 h = 70 amとし、角度θ
が「35度J、r38度」、41度J、r45度」。
「49度J、r54度」のそれぞれであるサーマルヘッ
ドを試作し、感熱記録方式および熱転写記録方式の双方
での記録特性を71+++定した。
この測定における評価条件を表1に、また測定結果を第
19図乃至第32図に示す。
] 7 ] q519図乃至知24図は感熱記録方式を用いた場合に
おける記録特性を示す図であり、第19図は角度θを「
35度」 第20図は角度θを「38度」、第21図は
角度θを「41度」、第22図は角度θを「45度」、
第23図は角度θを「49度」、第24園は角度θを「
54度」としたサーマルヘッドの記録特性をそれぞれ示
している。
第25図乃至第30図は熱転写記録方式を用いた場合に
おける記録特性を示す図であり、第25図は角度θを「
35度」、第26図は角度θを「38度」、第27図は
角度θを「41度」、第28図は角度θを「45度」、
第29図は角度θを「49度」、第30図は角度θを「
54度」としたサーマルヘッドの記録特性をそれぞれ示
している。
なお、第19図乃至第30図には、発熱抵抗体の形状が
方形状(角度θ=90度)である従来のサーマルヘッド
の同一条件での記録特性を併記しである。
 9 第31図および第32図は第19図乃至第30図に示す
記録特性に基づき、濃度りを0.1乃至0.9の範囲で
(1,1刻みてパラメータとして、記録エネルギーおよ
び角度θとの関係を示した等濃度線であり、第31図は
感熱記録方式によるもの、第32図は熱転写記録方式に
よるものを示す。
第19図乃至第30図に示した記録特性から分かるよう
に、本サーマルヘッドは発熱抵抗体が方形状である従来
のサーマルヘッドよりも記録効率が悪くなるタイプ(第
16図(a)に示されるタイプ)である。従って前述し
たように、第31図および第32図示の曲線のうちの山
の部分に対応する角度θが最適な角度Anである。これ
に基づき、第31園より角度Anを読み取ると、45度
である。
一方、熱転写記録方式においては、データをばらつかせ
る要因(例えば、押し付は圧力、発熱抵抗体のニップ仙
内の位置など)の影響か大きい。
このことと、本サーマルヘッドか前述した第16図(a
)に示されるタイプであることを考慮する0 と、第32図示の等濃度線は同図に破線で示す特性にな
ると4えられる。これによれば、第32図より、角度A
nが45度であることが分かる。
また、第31図および珀32図から、記録エネルギーが
低いはど各線の間隔が広くなっていることが分かる。こ
れは、低い濃度において多くの階調を割り振ることがで
きることを示しており、良好な中間調記録が行えること
を示す。
以上のように、発熱抵抗体1の最適な形状は、比g≦1
.角度θ≦45度となる。 ここで本サーマルヘッドで
は、発熱抵抗体1の角度θおよび高さh1比g1辺1a
、lbの長さLa、Lbの間には、 g = L b / L a         ・・・
(9)=sin  θ             ・・
・(10)の関係がある。式(9)を式(10)に代入
し、かつ長さLaを前述した通りr 100 Jとして
Lbを消去すると、 ] となる。この式(11)を、横軸に角度θ、縦軸に比g
1パラメータに高さhを取ると、第33図が得られる。
この図では、高さhが大きくなるにつれてその尚さhに
おける曲線は図中の右の方向に移動する。
ここで、本サーマルヘッドにおける発熱抵抗体1の最適
な形状の条件(比g≦1.角度θ≦45度)および、G
3ファクシミリ装置における規格より決定される条件(
高さh≦65μm)をすべて満足させるには、第33図
中に斜線で示される部分となる。
従って、G3ファクシミリ装置に適用されるサーマルヘ
ッドにおける発熱抵抗体1の最適な形状は、高さh =
 70 pm、角度θ=45度、比g=1となる。
かくして以上詳述したサーマルヘッドであれば、発熱抵
抗体の中央付近において集中発熱が生じ、階調記録を行
うことができる。また、発熱抵抗体2 1は゛[;行四辺形状となっているのでその作製は容易
である。また発熱抵抗体1の形状を、比g≦1角度θ≦
45度としているので、エネルギー束中が確実にz+=
じ、良好な中間調記録を↑jえる。
なお、本発明は上記実地例に限定されるものてはない。
例えば、上記実hlD例においては発熱抵抗体を一次元
配列するものとしているが、二次元配列としても良い。
また、上記失施例ではG3ファクシミリ装置に適用され
るサーマルヘッドを例示し、幅= 100 pm、高さ
h = 70 lIm、角度θ=45度、比g=1とし
ているか、本ザーマルヘッドが適用されるのはG3ファ
クシミリ装置には限定されず、従って上記各数値も他の
値とすることが可能である。このほか、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、発熱抵抗体を、第1の辺とこの第1の
辺と交わる第2の辺との長さの比か1以下であり、かつ
上記第1の辺と」二記第2の辺とがなす鋭角の角度θが
45度以下である平行四辺3 形状とし、この発熱抵抗体の第]の辺と、このコS1の
辺の対辺である第3の辺とにそれぞれリード電極を接続
するようにしたので、簡易な構造でありながらん部的な
光熱を生じさせることができ、かつ良好な中間調記録を
行うことができるサーマルヘッドとなる。
【図面の簡単な説明】
第1国は本発明によるサーマルヘッドの概略構成を示す
図、第2図乃至第33図は本発明の一実施例に係るサー
マルヘッドを説明する図であり、第2図は構成を示す平
面図、第3図は1つの発熱抵抗体における電流分布およ
び発熱状況を説明する図、第4図は境界要素法を説明す
る図、第5図は発熱抵抗体の形状を特定する種々の情報
を表す図、第6図は境昇要素広により得た発熱抵抗体中
の電流分布を示す図、第7図乃至第12図は計算により
算出されたエネルギー分布を示す図、第13図乃至第1
5図は発熱抵抗体の高さを一定としたときの角腹による
特性の女化を説明する図、第16図乃至第18図は予/
Ill]される記録特性およ4 び等濃度線を示す図、 第1 9図乃至掬30図は記 録特性の測定結果を示す図、 部 1図およ び ルヘラ ド作製の剋適条件を説明する区、第34園および第35
図は槌来技術を説明する囚である。 ・・・発熱抵抗体、 2゜ 3 ・・・ リ ド電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  第1の辺とこの第1の辺と交わる第2の辺との長さの
    比が1以下であり、かつ上記第1の辺と上記第2の辺と
    がなす鋭角の角度が45度以下である平行四辺形状をな
    した発熱抵抗体と、 この発熱抵抗体の上記第1の辺と、この第1の辺の対辺
    である第3の辺とにそれぞれ接続された一対のリード電
    極とを具備したことを特徴とするサーマルヘッド。
JP19568689A 1989-07-28 1989-07-28 サーマルヘッドおよび熱記録装置 Expired - Fee Related JP2825280B2 (ja)

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