JPH0360384B2 - - Google Patents
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- JPH0360384B2 JPH0360384B2 JP59155909A JP15590984A JPH0360384B2 JP H0360384 B2 JPH0360384 B2 JP H0360384B2 JP 59155909 A JP59155909 A JP 59155909A JP 15590984 A JP15590984 A JP 15590984A JP H0360384 B2 JPH0360384 B2 JP H0360384B2
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- JP
- Japan
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- joint
- conductor
- corrosion
- electrical resistance
- brazed
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- 230000007797 corrosion Effects 0.000 claims description 27
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 claims description 27
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N17/00—Investigating resistance of materials to the weather, to corrosion, or to light
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/02—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
- G01N27/04—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
- G01N27/041—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of a solid body
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- Environmental Sciences (AREA)
- Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は例えば電気機械のコイル導体等のロ
ウ付接合部の腐食状況を電気的に診断する方法に
関するものである。
ウ付接合部の腐食状況を電気的に診断する方法に
関するものである。
従来この種の方法としては、第１図に示す電圧
降下測定法があつた。図において、１はコイル導
体、２はロウ付接合部、３は直流電源、４は接触
子、５は電圧計である。
降下測定法があつた。図において、１はコイル導
体、２はロウ付接合部、３は直流電源、４は接触
子、５は電圧計である。
電圧降下測定法による診断は、直流電源３より
コイル導体１に直流を通電しロウ付接合部２前後
の位置の電位を接触子４により電圧計５に導びき
測定し、測定された電位の大小によりロウ付接合
部２の異常の有無を判定している。
コイル導体１に直流を通電しロウ付接合部２前後
の位置の電位を接触子４により電圧計５に導びき
測定し、測定された電位の大小によりロウ付接合
部２の異常の有無を判定している。
一般にロウ材の電気抵抗は銅に比して大きいが
ロウ付接合部２のロウ層の厚さは薄くロウ付接合
部２の電気抵抗は小さくなる。第２図および第８
図にロウ付接合部２を有するコイル導体１の電位
と測定位置の関係を示す。欠陥のないロウ付接合
部２の正味の電圧降下分は△V1であり、コイル
導体１を含めた電圧降下V0に比してかなり小さ
い。即ち、従来の電圧降下測定法では、ロウ付接
合部２が腐食等により欠陥が生じ電圧降下分が△
V2となつても見かけの電圧降下はV1であり、ロ
ウ付接合部２の腐食状況をV1，V0の比較で定量
的に評価することはできなかつた。
ロウ付接合部２のロウ層の厚さは薄くロウ付接合
部２の電気抵抗は小さくなる。第２図および第８
図にロウ付接合部２を有するコイル導体１の電位
と測定位置の関係を示す。欠陥のないロウ付接合
部２の正味の電圧降下分は△V1であり、コイル
導体１を含めた電圧降下V0に比してかなり小さ
い。即ち、従来の電圧降下測定法では、ロウ付接
合部２が腐食等により欠陥が生じ電圧降下分が△
V2となつても見かけの電圧降下はV1であり、ロ
ウ付接合部２の腐食状況をV1，V0の比較で定量
的に評価することはできなかつた。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、ロウ付接合部正味
の電気抵抗を求め、種々の段階に腐食が進展した
ロウ付接合部サンプルで得た接合部引張強度と接
合部電気抵抗の相関曲線特性を用いてロウ付接合
部の腐食状況を診断することにより、ロウ付接合
部の腐食状況を定量的に判定できる方法を提供す
ることを目的としている。
去するためになされたもので、ロウ付接合部正味
の電気抵抗を求め、種々の段階に腐食が進展した
ロウ付接合部サンプルで得た接合部引張強度と接
合部電気抵抗の相関曲線特性を用いてロウ付接合
部の腐食状況を診断することにより、ロウ付接合
部の腐食状況を定量的に判定できる方法を提供す
ることを目的としている。
以下、この発明の一実施例を図によつて説明す
る。第４図および第５図において、コイル導体１
は直流電源３により一定の直流Ｉが流されてい
る。VBはロウ付接合部２を含んだコイル導体１
の接触子４間距離Ｌでの電圧降下である。V0は
接触子４間距離Ｌでのコイル導体１のみの電圧降
下である。
る。第４図および第５図において、コイル導体１
は直流電源３により一定の直流Ｉが流されてい
る。VBはロウ付接合部２を含んだコイル導体１
の接触子４間距離Ｌでの電圧降下である。V0は
接触子４間距離Ｌでのコイル導体１のみの電圧降
下である。
ここで、△Ｖはロウ付接合部２の正味の電圧降
下で、 △Ｖ＝VB−V0 で求められる。従つて、ロウ付接合部２の正味の
電気抵抗は△Ｖ／Ｉである。
下で、 △Ｖ＝VB−V0 で求められる。従つて、ロウ付接合部２の正味の
電気抵抗は△Ｖ／Ｉである。
更に、コイル導体１の断面積Ｓを考慮した電気
抵抗（以下、単に電気抵抗と呼ぶ。）Ｒが、次式
により与えられる。
抵抗（以下、単に電気抵抗と呼ぶ。）Ｒが、次式
により与えられる。
Ｒ＝△Ｖ／Ｉ×Ｓ＝（VB−V0）／Ｉ×Ｓ ……(1)式
（Ω・mm2）
第６図は種々の段階に腐食が進展したロウ付接
合部サンプルより得た接合部引張強度と電気抵抗
Ｒとの相関曲線特性を示したものである。実際の
ロウ付接合部２ではロウ層の厚さ、腐食の状況に
より若干のバラツキを示し第６図の斜線で表わし
た領域をもつた相関曲線特性となる。但し、第６
図は、サンプル数約1000個で、総て銅系の導体を
用いて作成したグラフである。そして、例えば引
張強度が100〜80％であれば腐食の進行は小さく、
引張強度が80〜40％であれば腐食の進行は中程
度、引張強度が40％未満であれば腐食の進行が大
きいと判定できる。
合部サンプルより得た接合部引張強度と電気抵抗
Ｒとの相関曲線特性を示したものである。実際の
ロウ付接合部２ではロウ層の厚さ、腐食の状況に
より若干のバラツキを示し第６図の斜線で表わし
た領域をもつた相関曲線特性となる。但し、第６
図は、サンプル数約1000個で、総て銅系の導体を
用いて作成したグラフである。そして、例えば引
張強度が100〜80％であれば腐食の進行は小さく、
引張強度が80〜40％であれば腐食の進行は中程
度、引張強度が40％未満であれば腐食の進行が大
きいと判定できる。
次にこの発明によるロウ付接合部の腐食状況診
断手順について説明する。まず、コイル導体１に
ついてVB，V0を測定し、(1)式によりいロウ付接
合部２の電気抵抗Ｒを求める。次いで、第６図に
示した相関曲線特性を用いてロウ付接合部２の腐
食進行状況を診断する。例えば、ロウ付接合部２
の電気抵抗Ｒが100μΩ・mm2の場合、第６図の、
で示す範囲にまで腐食が進行し接合部強度が低
下していると判定できる。このようにロウ付接合
部２の腐食状況を定量的に判定でき、さらに電気
機械の予防保全管理を計画的に実施できる効果も
得られる。
断手順について説明する。まず、コイル導体１に
ついてVB，V0を測定し、(1)式によりいロウ付接
合部２の電気抵抗Ｒを求める。次いで、第６図に
示した相関曲線特性を用いてロウ付接合部２の腐
食進行状況を診断する。例えば、ロウ付接合部２
の電気抵抗Ｒが100μΩ・mm2の場合、第６図の、
で示す範囲にまで腐食が進行し接合部強度が低
下していると判定できる。このようにロウ付接合
部２の腐食状況を定量的に判定でき、さらに電気
機械の予防保全管理を計画的に実施できる効果も
得られる。
なお、上記実施例では、コイル導体１のロウ付
接合部２の腐食状況診断手順について示したが、
コイル導体１のロウ付作業自体の結果の良否の診
断についても、接合部引張強度と接合部電気抵抗
との相関曲線特性を得ることにより、上記実施例
と同様の効果を奏する。
接合部２の腐食状況診断手順について示したが、
コイル導体１のロウ付作業自体の結果の良否の診
断についても、接合部引張強度と接合部電気抵抗
との相関曲線特性を得ることにより、上記実施例
と同様の効果を奏する。
また、上記実施例では電気機械のコイル導体の
ロウ付接合部を対象に説明したが、その他の導体
のロウ付接合部の腐食状況診断にもこの発明を適
用し得ることは勿論のことであり、上記実施例と
同様の効果を奏する。
ロウ付接合部を対象に説明したが、その他の導体
のロウ付接合部の腐食状況診断にもこの発明を適
用し得ることは勿論のことであり、上記実施例と
同様の効果を奏する。
以上のようにこの発明によれば、導体のロウ付
接合部を含む部分と含まない部分の電気抵抗を測
定してロウ付接合部正味の電気抵抗を求め、この
接合部電気抵抗と導体の断面積との積を求め、
種々の段階に腐食が進展したロウ付接合部サンプ
ルから得た接合部引張強度と接合部電気抵抗及び
導体断面積の積との相関曲線特性を用いて、ロウ
付接合部の腐食状況を診断するようにしたので、
ロウ付接合部の腐食状況を引張強度として定量的
に判定することができる。また、接合部電気抵抗
と導体の断面積との積を用いて評価することによ
り、導体の断面積に関係なく腐食状況を判定でき
るという効果も奏する。
接合部を含む部分と含まない部分の電気抵抗を測
定してロウ付接合部正味の電気抵抗を求め、この
接合部電気抵抗と導体の断面積との積を求め、
種々の段階に腐食が進展したロウ付接合部サンプ
ルから得た接合部引張強度と接合部電気抵抗及び
導体断面積の積との相関曲線特性を用いて、ロウ
付接合部の腐食状況を診断するようにしたので、
ロウ付接合部の腐食状況を引張強度として定量的
に判定することができる。また、接合部電気抵抗
と導体の断面積との積を用いて評価することによ
り、導体の断面積に関係なく腐食状況を判定でき
るという効果も奏する。
第１図は従来のロウ付接合部の腐食診断方法を
示す構成図、第２図および第３図は従来の診断状
況を示す構成図および特性図、第４図および第５
図はこの発明の一実施例によるロウ付接合部の腐
食診断方法を示す構成図および特性図、第６図は
この発明に係る相関曲線特性図である。 図において、１はコイル導体、２はロウ付接合
部、３は直流電源、４は接触子である。なお、図
中同一符号は同一又は相当部分を示す。
示す構成図、第２図および第３図は従来の診断状
況を示す構成図および特性図、第４図および第５
図はこの発明の一実施例によるロウ付接合部の腐
食診断方法を示す構成図および特性図、第６図は
この発明に係る相関曲線特性図である。 図において、１はコイル導体、２はロウ付接合
部、３は直流電源、４は接触子である。なお、図
中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 導体のロウ付接合部の接合状況を診断する方
法において、 前記導体に一定の直流電流を通じ、前記ロウ付
接合部を含む前記導体の電気抵抗と前記ロウ付接
合部を含まない前記導体の電気抵抗との差から正
味の接合部電気抵抗を求め、 この接合部電気抵抗と前記導体の断面積との積
を求め、 種々の段階に腐食が進展したロウ付接合部サン
プルから得た接合部引張強度と接合部電気抵抗及
び導体断面積の積との相関曲線特性を用い、前記
ロウ付接合部の腐食状況を診断するようにしたこ
とを特徴とするロウ付接合部の腐食診断方法。 ２ 導体は電気機械のコイル導体であることを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載のロウ付接合
部の腐食診断方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15590984A JPS6131949A (ja) | 1984-07-24 | 1984-07-24 | ロウ付接合部の腐食診断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15590984A JPS6131949A (ja) | 1984-07-24 | 1984-07-24 | ロウ付接合部の腐食診断方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6131949A JPS6131949A (ja) | 1986-02-14 |
| JPH0360384B2 true JPH0360384B2 (ja) | 1991-09-13 |
Family
ID=15616160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15590984A Granted JPS6131949A (ja) | 1984-07-24 | 1984-07-24 | ロウ付接合部の腐食診断方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6131949A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017073162A1 (ja) * | 2015-10-28 | 2017-05-04 | 三菱重工業株式会社 | 接合部評価方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2479776B (en) * | 2010-04-22 | 2012-08-29 | Eads Uk Ltd | Testing joints between composite and metal parts |
| US8928339B2 (en) * | 2010-10-29 | 2015-01-06 | The Boeing Company | Methods and systems for automated measurement of electrical bonds |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS539876A (en) * | 1976-07-15 | 1978-01-28 | Mitsubishi Rayon Co | Method of manufacture of coated acrylic resin article |
-
1984
- 1984-07-24 JP JP15590984A patent/JPS6131949A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS539876A (en) * | 1976-07-15 | 1978-01-28 | Mitsubishi Rayon Co | Method of manufacture of coated acrylic resin article |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017073162A1 (ja) * | 2015-10-28 | 2017-05-04 | 三菱重工業株式会社 | 接合部評価方法 |
| JP2017083300A (ja) * | 2015-10-28 | 2017-05-18 | 三菱重工業株式会社 | 接合部評価方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6131949A (ja) | 1986-02-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |