JPH0360246B2 - - Google Patents
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- JPH0360246B2 JPH0360246B2 JP14731986A JP14731986A JPH0360246B2 JP H0360246 B2 JPH0360246 B2 JP H0360246B2 JP 14731986 A JP14731986 A JP 14731986A JP 14731986 A JP14731986 A JP 14731986A JP H0360246 B2 JPH0360246 B2 JP H0360246B2
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- bread
- baking
- temperature
- heater
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Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ヒータによりパンを焼成するパン焼
成装置に関する。
成装置に関する。
従来の技術
従来この種のパン焼成装置は第6図に示すよう
な構造になつていた。
な構造になつていた。
すなわち、焼成室1内にパン焼き型2と、この
パン焼き型2の上方に上ヒータ3、下方に下ヒー
タ4のヒータを有する構成でパン焼成時の設定制
御温度は1設定であつた。
パン焼き型2の上方に上ヒータ3、下方に下ヒー
タ4のヒータを有する構成でパン焼成時の設定制
御温度は1設定であつた。
また、従来の自動製パン機は、例えば特開昭56
−3028号公報に示されているように第7図のよう
な構造になつていた。
−3028号公報に示されているように第7図のよう
な構造になつていた。
すなわち、焼成室7の内側にパン焼き型8、外
側にヒータ9を設け、ヒータ9の加熱により焼成
室7全体を加熱して制御回路10により、一定の
温度を制御してパン11を焼くものであつた。
側にヒータ9を設け、ヒータ9の加熱により焼成
室7全体を加熱して制御回路10により、一定の
温度を制御してパン11を焼くものであつた。
発明が解決しようとする問題点
しかし、第6図のような構成では、上ヒータ
3、下ヒータ4のようにヒータが分割されて、部
品コストも高く、組立に多大の時間を必要とする
問題点があり、また、上ヒータ3がパン5天面に
近く、しかも、上ヒータ3は高温であるため、パ
ン5天面に焼きムラが発生するという問題点があ
つた。また、上ヒータ3と下ヒータ4とを別々に
通電制御あるいは手でスイツチを切換える必要が
ある問題点もあつた。また、パン5を焼成する時
には1設定制御温度で予熱が必要であり、その間
時間をとられ、非経済的であつた。
3、下ヒータ4のようにヒータが分割されて、部
品コストも高く、組立に多大の時間を必要とする
問題点があり、また、上ヒータ3がパン5天面に
近く、しかも、上ヒータ3は高温であるため、パ
ン5天面に焼きムラが発生するという問題点があ
つた。また、上ヒータ3と下ヒータ4とを別々に
通電制御あるいは手でスイツチを切換える必要が
ある問題点もあつた。また、パン5を焼成する時
には1設定制御温度で予熱が必要であり、その間
時間をとられ、非経済的であつた。
また、第7図に示す自動製パン機では、焼成室
7の外にヒータ9があり、パン焼成時は1設定温
度である為に、パン11の温度立上りが遅く、焼
成が長時間となりパンの皮も厚くなる問題があり
また、外かく12が高温になりやすく、断熱材1
3で被つても、手で触れると熱いという問題点が
あつた。またパン11の天面に熱源がないため
に、パン11天面が焼け不足で白色となり、焼き
色バランスの悪い問題点もあつた。さらに焼成室
7の外にヒータ9をマイカ等を介して巻いている
ため組立バラツキや長時間使用するうちに焼成室
7とヒータ9との熱接触度合が変わり、焼成にバ
ラツキの発生しやすいという問題点もあつた。
7の外にヒータ9があり、パン焼成時は1設定温
度である為に、パン11の温度立上りが遅く、焼
成が長時間となりパンの皮も厚くなる問題があり
また、外かく12が高温になりやすく、断熱材1
3で被つても、手で触れると熱いという問題点が
あつた。またパン11の天面に熱源がないため
に、パン11天面が焼け不足で白色となり、焼き
色バランスの悪い問題点もあつた。さらに焼成室
7の外にヒータ9をマイカ等を介して巻いている
ため組立バラツキや長時間使用するうちに焼成室
7とヒータ9との熱接触度合が変わり、焼成にバ
ラツキの発生しやすいという問題点もあつた。
問題点を解決するための手段
これらの問題点を解決するため本発明はパン焼
成開始後、一度焼成温度を最高温度にした後、こ
の最高温度よりも低い焼成温度により焼成するも
のである。
成開始後、一度焼成温度を最高温度にした後、こ
の最高温度よりも低い焼成温度により焼成するも
のである。
作 用
この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、パン焼成開始後の一度焼成温度を最高
温度にした後、この最高温度よりも低い焼成温度
により焼成することとしたことで、パン焼成の立
上りが速くなるとともに、最高温度に達するまで
にヒータの加熱により短時間にパンの天面に濃い
焼色がつき、同じく底面、側面に少しうすい焼色
がつき焼色バラツキの良いパンとなり、またパン
の天面が釜上げをして見た目においしいパンとな
るものである。しかしこの時には、パン内部は
100℃に達していない為、食した時、粉くさく生
であるが、その後の最高温度より低い温度のT2
による焼成でパンの表面の焼色はあまりつけずに
焼色バランスを保ち、パンのミミも厚く硬くしな
いでパンの内部に火を通す焼成となるものであ
る。
すなわち、パン焼成開始後の一度焼成温度を最高
温度にした後、この最高温度よりも低い焼成温度
により焼成することとしたことで、パン焼成の立
上りが速くなるとともに、最高温度に達するまで
にヒータの加熱により短時間にパンの天面に濃い
焼色がつき、同じく底面、側面に少しうすい焼色
がつき焼色バラツキの良いパンとなり、またパン
の天面が釜上げをして見た目においしいパンとな
るものである。しかしこの時には、パン内部は
100℃に達していない為、食した時、粉くさく生
であるが、その後の最高温度より低い温度のT2
による焼成でパンの表面の焼色はあまりつけずに
焼色バランスを保ち、パンのミミも厚く硬くしな
いでパンの内部に火を通す焼成となるものであ
る。
また、予熱を必要とせず、室温から成形発酵を
終了したパンを入れても、焼き色バランスの良
い、焼きムラの少ないパンを得られ、電力消費量
の少ない経済的なものとなる。
終了したパンを入れても、焼き色バランスの良
い、焼きムラの少ないパンを得られ、電力消費量
の少ない経済的なものとなる。
実施例
以下、本発明の実施例について第1図〜第5図
をもとに説明する。第1図において、本体13内
に焼成室14がネジどめ等で固定してあり、焼成
室14の上部には蓋15がトツプオープン式に着
脱自在になつている。焼成室14と蓋15により
形成される空間内にアルミニウム合金よりなるパ
ン焼き型16がありパン型台17の上に位置して
設けられている。ヒータ18はこの実施例では1
本のシーズヒータを折り曲げてコ字型状としてあ
り、パン焼き型16の側面と焼成室14の側面と
の間隔20に配置してあり、また間隔20、パン
焼き型16の長手方向側を大として、その寸法は
25〜45mmである。19は温度感知部でヒータ18
の電源端子がありヒータ18が下方に配置してい
ない焼成室14の側面に固定してあり、パン焼き
型16と接触して温度を感知して、回路21によ
り、モータ18の入力を制御して温度制御をして
いる。
をもとに説明する。第1図において、本体13内
に焼成室14がネジどめ等で固定してあり、焼成
室14の上部には蓋15がトツプオープン式に着
脱自在になつている。焼成室14と蓋15により
形成される空間内にアルミニウム合金よりなるパ
ン焼き型16がありパン型台17の上に位置して
設けられている。ヒータ18はこの実施例では1
本のシーズヒータを折り曲げてコ字型状としてあ
り、パン焼き型16の側面と焼成室14の側面と
の間隔20に配置してあり、また間隔20、パン
焼き型16の長手方向側を大として、その寸法は
25〜45mmである。19は温度感知部でヒータ18
の電源端子がありヒータ18が下方に配置してい
ない焼成室14の側面に固定してあり、パン焼き
型16と接触して温度を感知して、回路21によ
り、モータ18の入力を制御して温度制御をして
いる。
次に本実施例の動作を説明するとパン22の焼
成時にパン焼き型16の側面と焼成室14の側面
との間隔20にヒータ18を配置したことでパン
22の側面と底面はヒータ18のパン焼き型16
への直接輻射熱と雰囲気温度上昇とパン焼き型1
6の熱伝導により、焼きムラの少ない焼成とな
り、パン22の天面は間隔20にあるヒータ18
から発生する熱が蓋15等で皮射してパン22の
天面に届く間接輻射熱と間隔20をぬけていく熱
空気の流れによつて、パン22の天部の雰囲気温
度上昇する。このことにより間接的な焼成で、パ
ン22の天部の表面温度にバラツキが少なく焼け
ムラの少ない焼成となる。すなわち、パン22の
全面を均一に加熱し、焼け色バランスの良いもの
となる。また、ヒータ18が1本で部品数が少な
くヒータ18入力のスイツチあるいは制御する回
路も1コとなり、組立も非常に容易となりコスト
が大幅に低減すると共に、パン22の天面が関接
焼成の構成により、ヒータ18の温度を高温にす
ることが可能となり、立上りも早くなり、パン2
2の焼成時間を短縮できる特長もある。
成時にパン焼き型16の側面と焼成室14の側面
との間隔20にヒータ18を配置したことでパン
22の側面と底面はヒータ18のパン焼き型16
への直接輻射熱と雰囲気温度上昇とパン焼き型1
6の熱伝導により、焼きムラの少ない焼成とな
り、パン22の天面は間隔20にあるヒータ18
から発生する熱が蓋15等で皮射してパン22の
天面に届く間接輻射熱と間隔20をぬけていく熱
空気の流れによつて、パン22の天部の雰囲気温
度上昇する。このことにより間接的な焼成で、パ
ン22の天部の表面温度にバラツキが少なく焼け
ムラの少ない焼成となる。すなわち、パン22の
全面を均一に加熱し、焼け色バランスの良いもの
となる。また、ヒータ18が1本で部品数が少な
くヒータ18入力のスイツチあるいは制御する回
路も1コとなり、組立も非常に容易となりコスト
が大幅に低減すると共に、パン22の天面が関接
焼成の構成により、ヒータ18の温度を高温にす
ることが可能となり、立上りも早くなり、パン2
2の焼成時間を短縮できる特長もある。
さらに、第2図で示すようにパン22の焼成開
始時に予熱は不用であり、パン22の例えば成形
温度から開始したとすると、ヒータ18は全入力
で焼成を開始して温度感知部19の最高温度で設
定制御温度のT1まで達する。このT1の温度に達
するまでの間にパン22の天面に濃い焼色がつ
き、底面、側面には少し薄い焼色がつき焼色バラ
ンスの良いパンとなり、またパン22の天面が釜
上げをして見た目においしいパン22の形状とな
るものである。しかしこの濃度T1に達するまで
ではパン22の内部は十分に加熱されていないた
め、粉くさく、生であるが、その後の温度感知部
19の設定制御温度T1より低い温度感知部19
の設定制御温度T2でヒータ18をデユーテイー
入力し、焼成することで、パン22の表面にあま
り焼色をつけず焼色バランスを保つとともにパン
22のミミも厚く硬くしないで、パン22の内部
まで火を通す焼成とするものである。
始時に予熱は不用であり、パン22の例えば成形
温度から開始したとすると、ヒータ18は全入力
で焼成を開始して温度感知部19の最高温度で設
定制御温度のT1まで達する。このT1の温度に達
するまでの間にパン22の天面に濃い焼色がつ
き、底面、側面には少し薄い焼色がつき焼色バラ
ンスの良いパンとなり、またパン22の天面が釜
上げをして見た目においしいパン22の形状とな
るものである。しかしこの濃度T1に達するまで
ではパン22の内部は十分に加熱されていないた
め、粉くさく、生であるが、その後の温度感知部
19の設定制御温度T1より低い温度感知部19
の設定制御温度T2でヒータ18をデユーテイー
入力し、焼成することで、パン22の表面にあま
り焼色をつけず焼色バランスを保つとともにパン
22のミミも厚く硬くしないで、パン22の内部
まで火を通す焼成とするものである。
さらに製品に予熱をかけずに、室温から成形発
酵を終了したパンを入れても、上記のように設定
制御温度T1まで立上げる時間、すなわちヒータ
18の全入力の温度による輻射と焼成室14内の
雰囲気温度上昇と、設定制御温度T2による、低
温焼成との組合せにより、焼き色バランスが良
く、焼きムラの少ないパン22が得られ、消費電
力の少ない経済的なパン焼成装置となるものであ
る。
酵を終了したパンを入れても、上記のように設定
制御温度T1まで立上げる時間、すなわちヒータ
18の全入力の温度による輻射と焼成室14内の
雰囲気温度上昇と、設定制御温度T2による、低
温焼成との組合せにより、焼き色バランスが良
く、焼きムラの少ないパン22が得られ、消費電
力の少ない経済的なパン焼成装置となるものであ
る。
次に本発明の他の実施例について説明する。
第3図は第2の実施例を示しており、ヒータ2
3はシーズヒータを折り曲げてあり、大部分はパ
ン焼き型24の側面と焼成室25の側面との間隔
26の延長下方に配置してあり、その間隔26は
パン焼き型24の長手方向側を大としてあり、寸
法は25〜45mmである。
3はシーズヒータを折り曲げてあり、大部分はパ
ン焼き型24の側面と焼成室25の側面との間隔
26の延長下方に配置してあり、その間隔26は
パン焼き型24の長手方向側を大としてあり、寸
法は25〜45mmである。
またヒータ23は局部的には、パン焼き型24
の底面と焼成室25の底面との間に位置してあ
る。また、温度感知部27はヒータ23が下方に
配置していない位置でヒータ23の電源端子があ
る焼成室25側面に固定してあり、焼成室25内
の雰囲気温度を感知して回路28によりヒータ2
3の入力を温度感知部27での設定制御温度T1,
T2で制御して温度制御を行なう。ここでヒータ
23をパン焼き型24の側面下方に位置しても間
隔26により焼け色バランスの良い、焼けムラの
少ないパン29を焼成できるものである。
の底面と焼成室25の底面との間に位置してあ
る。また、温度感知部27はヒータ23が下方に
配置していない位置でヒータ23の電源端子があ
る焼成室25側面に固定してあり、焼成室25内
の雰囲気温度を感知して回路28によりヒータ2
3の入力を温度感知部27での設定制御温度T1,
T2で制御して温度制御を行なう。ここでヒータ
23をパン焼き型24の側面下方に位置しても間
隔26により焼け色バランスの良い、焼けムラの
少ないパン29を焼成できるものである。
第4図は第3の実施例を示しており、ヒータ3
0は内部にコイル状のヒータ線を有し、外表面は
ガラスまたはセラミツク等で形成されているガラ
ス管ヒータであり、焼成室31の側面と、パン焼
き型32の側面との間隔33に、パン焼き型32
の長手方向側に2本配置してあり、この間隔33
は25〜45mmである。温度感知部34はパン焼き型
32の底面に接触して温度感知して、ヒータ30
の入力を回路35で制御して温度制御している。
特にヒータ30、2本は電気的に直列に接続して
おり、この構成の場合ひとつの入力制御回路で温
度感知部34での設定制御温度、T1,T2で温度
制御を行なつて、しかも焼き色バランスの良い、
焼けムラの少ないパン36を提供できるものであ
る。
0は内部にコイル状のヒータ線を有し、外表面は
ガラスまたはセラミツク等で形成されているガラ
ス管ヒータであり、焼成室31の側面と、パン焼
き型32の側面との間隔33に、パン焼き型32
の長手方向側に2本配置してあり、この間隔33
は25〜45mmである。温度感知部34はパン焼き型
32の底面に接触して温度感知して、ヒータ30
の入力を回路35で制御して温度制御している。
特にヒータ30、2本は電気的に直列に接続して
おり、この構成の場合ひとつの入力制御回路で温
度感知部34での設定制御温度、T1,T2で温度
制御を行なつて、しかも焼き色バランスの良い、
焼けムラの少ないパン36を提供できるものであ
る。
次に本発明のパン焼成装置を使用した自動製パ
ン機について説明する。
ン機について説明する。
第5図は第4の実施例の自動製パン機を示して
おり、37は本体、38はシヤーシでモータ39
と焼製室40とパン型受台41が固定してある。
モータ39に小プーリ42が固定されベルト43
を介して大プーリ44、プーリ軸45、コネクタ
下46に動力が伝達される。焼成室40の内部に
は着脱自在な練り羽根47を設けたパン焼き型4
8があり、その底に固定されたパン型台49に羽
根軸50、コネクタ上51が軸支されていて、パ
ン型受台49と着脱自在に嵌合されている。
おり、37は本体、38はシヤーシでモータ39
と焼製室40とパン型受台41が固定してある。
モータ39に小プーリ42が固定されベルト43
を介して大プーリ44、プーリ軸45、コネクタ
下46に動力が伝達される。焼成室40の内部に
は着脱自在な練り羽根47を設けたパン焼き型4
8があり、その底に固定されたパン型台49に羽
根軸50、コネクタ上51が軸支されていて、パ
ン型受台49と着脱自在に嵌合されている。
また焼成室40の側面とパン焼き型48側面と
の間隔52にヒータ53を配置してあり、ヒータ
53の配置しない上方位置に温度感知部54が焼
成室40に固定している。この温度感知部54は
弾性的に支持されて、パン焼き型48の側面に圧
接している。
の間隔52にヒータ53を配置してあり、ヒータ
53の配置しない上方位置に温度感知部54が焼
成室40に固定している。この温度感知部54は
弾性的に支持されて、パン焼き型48の側面に圧
接している。
さらに焼成椎40の上に蓋下55、蓋上56が
あり、蓋受56にセツトされる水容器57は、弁
58とバネ59が取り付けてあり、ソレノイド6
0の動作で弁58が開き水容器57内の水は、パ
ン焼き型48内に入る。
あり、蓋受56にセツトされる水容器57は、弁
58とバネ59が取り付けてあり、ソレノイド6
0の動作で弁58が開き水容器57内の水は、パ
ン焼き型48内に入る。
次に本実施例の動作を説明すると、パン焼き型
48内に小麦粉、イースト、砂糖、塩等の材料を
入れて、回路61上部にあるパネル62を操作す
ると回路61動作により、まず、モータ39を回
転させ動力伝達により練り羽根47を回転して、
材料を撹拌すると供に、ソレノイド60を動作さ
せ、パン焼き型38内に給水を開始して練りを開
始する、練りが終了するとヒータ53を通電し
て、1次発酵、2次発酵、成形発酵と進む。この
発酵工程間には、モータ39を少し回転してガス
抜きを行なつている。成形発酵後、発酵したパン
63を焼成するとブザーがなり出来上りを知らせ
るという練りから焼成まで自動的に行う装置であ
る。
48内に小麦粉、イースト、砂糖、塩等の材料を
入れて、回路61上部にあるパネル62を操作す
ると回路61動作により、まず、モータ39を回
転させ動力伝達により練り羽根47を回転して、
材料を撹拌すると供に、ソレノイド60を動作さ
せ、パン焼き型38内に給水を開始して練りを開
始する、練りが終了するとヒータ53を通電し
て、1次発酵、2次発酵、成形発酵と進む。この
発酵工程間には、モータ39を少し回転してガス
抜きを行なつている。成形発酵後、発酵したパン
63を焼成するとブザーがなり出来上りを知らせ
るという練りから焼成まで自動的に行う装置であ
る。
ここで、パン焼き型48の側面と焼成室40の
側面との間隔52にヒータ53を配置したこと
と、焼成開始後の最高温度の設定制御温度T1と
その後の設定制御温度T2とでT1>T2としたこと
で、前実施例で説明したように、焼き色のバラン
スの良い焼きムラが少ないパン63が焼成でき
る。また、ヒータ53が焼成室40内にあり、ヒ
ートマスも小さいことで立上りが速く、短時間で
パンを焼成できしかも、本体37の温度が、上昇
しにくく、人が触れても安全という効果がある。
さらに、練りの材料撹拌時に、材料が散乱し、焼
成室40を汚すが、焼成室40内の空間にヒータ
53をほとんど浮かして固定している構成なので
掃除がしやすいと共に、散つた材料によるヒータ
への悪影響がなく、製品のバラツキ、経年変化等
による製パンのバラツキが少ないものである。
側面との間隔52にヒータ53を配置したこと
と、焼成開始後の最高温度の設定制御温度T1と
その後の設定制御温度T2とでT1>T2としたこと
で、前実施例で説明したように、焼き色のバラン
スの良い焼きムラが少ないパン63が焼成でき
る。また、ヒータ53が焼成室40内にあり、ヒ
ートマスも小さいことで立上りが速く、短時間で
パンを焼成できしかも、本体37の温度が、上昇
しにくく、人が触れても安全という効果がある。
さらに、練りの材料撹拌時に、材料が散乱し、焼
成室40を汚すが、焼成室40内の空間にヒータ
53をほとんど浮かして固定している構成なので
掃除がしやすいと共に、散つた材料によるヒータ
への悪影響がなく、製品のバラツキ、経年変化等
による製パンのバラツキが少ないものである。
また、パン焼き型48に接触する部品が少な
く、まわりが空間におおわれ、断熱材等もないた
めに、練り工程でのパン生地温度上昇が低くおさ
えられ、よく練られた良質のパンが得られる効果
がある。
く、まわりが空間におおわれ、断熱材等もないた
めに、練り工程でのパン生地温度上昇が低くおさ
えられ、よく練られた良質のパンが得られる効果
がある。
そして、発酵工程でも、間隔52にヒータ53
を配置したことで、焼成で説明したようにパン焼
き型48側面と底面を均一に加熱すると共に、熱
空気の対流により、パン焼き型48の上部も加熱
して、パン生地の発酵もムラなく均一におこなう
ことができるものである。
を配置したことで、焼成で説明したようにパン焼
き型48側面と底面を均一に加熱すると共に、熱
空気の対流により、パン焼き型48の上部も加熱
して、パン生地の発酵もムラなく均一におこなう
ことができるものである。
発明の効果
本発明は良成開始後、一度焼成温度を最高温度
とした後、この最高温度よりも低い焼成温度で焼
成することにより、パン焼成の立上りが速くなる
とともに、最高温度に達するまでにパンの天面に
濃い焼色、底面、側面に少しうすい焼色がつき焼
色バランスの良いパンとなり、またパンの天面が
釜上げをして見た目にもおいしいパンとなり、そ
の後低い温度で焼成することで外観を劣さずにパ
ン内部まで火を通す焼成となり、パンのミミが薄
く、パンの皮の柔らかいものとなる効果がある。
とした後、この最高温度よりも低い焼成温度で焼
成することにより、パン焼成の立上りが速くなる
とともに、最高温度に達するまでにパンの天面に
濃い焼色、底面、側面に少しうすい焼色がつき焼
色バランスの良いパンとなり、またパンの天面が
釜上げをして見た目にもおいしいパンとなり、そ
の後低い温度で焼成することで外観を劣さずにパ
ン内部まで火を通す焼成となり、パンのミミが薄
く、パンの皮の柔らかいものとなる効果がある。
また予熱を必要としないでも上記パンができ上
るために電力消費量の少ない経済的なものとなる
効果がある。
るために電力消費量の少ない経済的なものとなる
効果がある。
第1図A,Bは本発明の一実施例によるパン焼
成装置の断面図、第2図は同パン焼成装置の温度
特性図、第3図A,Bは本発明の第2の実施例に
よるパン焼成装置の断面図、第4図A,Bは本発
明の第3の実施例によるパン焼成装置の断面図、
第5図A,Bは本発明の第4の実施例によるパン
焼成装置を使用した自動製パン機の断面図、第6
図は従来のパン焼成装置の要部拡大図、第7図は
従来の自動製パン機の断面図である。 14,25,31,40……焼成室、16,2
4,32,48……パン焼き型、18,23,3
0,53……ヒータ、20,26,33,52…
…間隔。
成装置の断面図、第2図は同パン焼成装置の温度
特性図、第3図A,Bは本発明の第2の実施例に
よるパン焼成装置の断面図、第4図A,Bは本発
明の第3の実施例によるパン焼成装置の断面図、
第5図A,Bは本発明の第4の実施例によるパン
焼成装置を使用した自動製パン機の断面図、第6
図は従来のパン焼成装置の要部拡大図、第7図は
従来の自動製パン機の断面図である。 14,25,31,40……焼成室、16,2
4,32,48……パン焼き型、18,23,3
0,53……ヒータ、20,26,33,52…
…間隔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 パン焼き型とパン焼成用ヒータを内部に有す
る焼成室と、この焼成室の焼成温度を感知する感
知部と、前記ヒータを制御する制御手段とを有
し、前記制御手段は焼成開始後、一度焼成温度を
最高温度とした後、この最高温度よりも低い焼成
温度により焼成するパン焼成装置。 2 パン焼き型側面と焼成室側面との間隔、ある
いは、その延長下方に、パン焼き型を加熱するヒ
ータの大部分を配置した特許請求の範囲第1項記
載のパン焼成装置。 3 感知部あるいはそれを被うカバー部分がパン
焼き型と接触する特許請求の範囲第1項記載のパ
ン焼成装置。 4 ヒータ入力は最高温度までは、全入力それ以
降はデユーテイ入力とした特許請求の範囲第1項
記載のパン焼成装置。 5 パン焼き型の材質がアルミニウム合金よりな
る特許請求の範囲第1項記載のパン焼成装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61147319A JPS633823A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | パン焼成装置 |
CA000540160A CA1325917C (en) | 1986-06-20 | 1987-06-19 | Method of and apparatus for making bread |
DE8787108816T DE3784381T2 (de) | 1986-06-20 | 1987-06-19 | Verfahren und vorrichtung zur herstellung von brot. |
US07/064,253 US4885176A (en) | 1986-06-20 | 1987-06-19 | Method of making bread |
EP87108816A EP0249993B1 (en) | 1986-06-20 | 1987-06-19 | Method of and apparatus for making bread |
KR1019870006276A KR900006862B1 (ko) | 1986-01-30 | 1987-06-20 | 빵의 제조방법 및 그 제조장치 |
AU74597/87A AU578561B2 (en) | 1986-06-20 | 1987-06-22 | Automated bread manufacture |
US07/397,943 US4957040A (en) | 1986-06-20 | 1989-08-24 | Apparatus for making bread |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61147319A JPS633823A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | パン焼成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS633823A JPS633823A (ja) | 1988-01-08 |
JPH0360246B2 true JPH0360246B2 (ja) | 1991-09-13 |
Family
ID=15427495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61147319A Granted JPS633823A (ja) | 1986-01-30 | 1986-06-24 | パン焼成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS633823A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000344449A (ja) | 1999-06-02 | 2000-12-12 | Teijin Seiki Co Ltd | エレベータ用駆動装置 |
JP6179311B2 (ja) * | 2013-09-20 | 2017-08-16 | タイガー魔法瓶株式会社 | ホームベーカリー |
-
1986
- 1986-06-24 JP JP61147319A patent/JPS633823A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS633823A (ja) | 1988-01-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |